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2019年4月13日00時08分 〜
記事 [政治・選挙・NHK259] 辺野古よりもっといい代替地が見つかった!  
辺野古よりもっといい代替地が見つかった!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_116.html
2019/04/12 23:06 半歩前へ

▼辺野古よりもっといい代替地が見つかった!

 普天間飛行場移設先の代替地。辺野古よりも、もっといい代替地が見つかった。

 私はこっちの方がいいと思う。これはいい、グッドアイディアだ。ネットにこんな情報が出ていた。

*********************

 沖縄県民投票の結果を無視して、辺野古での新基地建設に突き進む安倍政権。政府は、普天間飛行場の移設先として「辺野古移転が唯一の解決策」と繰り返してきたものの、その根拠が明確に示されたことは、じつは1度もない。

 政府が求める普天間飛行場移設先の代替案として、いまネット上で話題の場所がある。

 安倍首相の地元、山口県下関市の人工島、「長州出島」だ。

 長州出島は、下関市の西方約1キロの日本海上にある、完成面積約147haの人工島(辺野古の埋め立て面積は約160ha)。

 1995年度に第T期整備工事が始まり、2009年3月から一部使用が始まっている。長州出島プロジェクトは、誰あろう安倍首相の父である安倍晋太郎氏(1991年没)の肝入りで始まった大型公共事業。

 約765億円投入された巨大プロジェクトにもかかわらず、運用開始から10年たった現在も、利用状況ははかばかしくない。

 にもかかわらず、クルーズ船を呼び込むためとする岸壁延伸工事や巨大アクセス道の整備などが進み、税金が吸い込まれるだけのブラックボックスと化しているのは、公共事業推進(バラマキ)の“先進地”山口県の面目躍如か。

 長州出島が普天間飛行場の移設先に推されているのは、なにも「安倍首相のお膝元だから」「辺野古の埋め立て面積とほぼ同じだから」という理由だけではない。

 人工島が作られた場所が、抑止力の置き場としてあまりにも絶妙なのだ。

 まず、海兵隊を輸送する強襲揚陸艦の母港である佐世保基地(米海軍)や海兵隊岩国基地も近く、長州出島に駐留すれば国内全域がオスプレイの作戦行動圏内に入る。

 中国や朝鮮半島有事に対応可能なだけでなく、ロシアに対する抑止力にもなりうる――中国脅威論を背景に米軍基地の沖縄固定化を主張する「にわか地政学論者」も納得せざるを得ない。

 1粒で2度も3度もおいしい圧巻の実効性を備えた移設候補地なのだ。

 もし普天間基地を長州出島に移設することができないとするのならば、政府は、そして安倍首相は沖縄県民が納得する反論を示すべきだろう。  (以上 NetIB News)



普天間飛行場の移設先は、安倍首相の地元「下関市長州出島」が最適〜地政学的にも納得の場所と話題
https://www.data-max.co.jp/article/28147
2019年02月28日 17:54 Net IB News

※キャプチャー























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 忖度道路めぐり安倍首相の直接指示を証明する新事実が! 面会した議員が「総理から早期建設を、とのお言葉」(リテラ)
忖度道路めぐり安倍首相の直接指示を証明する新事実が! 面会した議員が「総理から早期建設を、とのお言葉」
https://lite-ra.com/2019/04/post-4656.html
2019.04.12 忖度道路めぐり安倍の直接指示の新事実が リテラ

    
    自由民主党HPより


「私が忖度した」と安倍首相と麻生太郎財務相の地元への利益誘導を認めた塚田一郎国交副大臣につづき、「復興以上に大事なのは議員」と発言した桜田義孝五輪相と、安倍政権の「辞任ドミノ」が起きている。

 あまりにも当たり前すぎるだろう。桜田五輪相については大臣就任以前から「(慰安婦は)職業としての娼婦、ビジネスだ」などと堂々発言した人物であり、大臣としての資質などまるでゼロのネトウヨ議員でしかない。それを総裁選で安倍首相のバックアップに回った二階派への論功行賞人事で大臣に抜擢したのだ。安倍首相は「さまざまな批判があることも真摯に受け止めなければならない」などと耳タコフレーズを口にしているが、反省などまったくしていないのは明らかだ。きっといつものごとく、適当にいなしておけば、そのうち話題が消え去ってしまうだろうとタカをくくっているのだろう。
 
 しかし、もうひとつの問題、「安倍案件」として浮上した忖度道路問題に関しては、そのまま収束なんていうことは絶対にありえない。ここにきて、安倍首相自身が直接指示していた、という証言者までが出てきたからだ。

 それは、吉田博美・自民党参院幹事長が塚田国交副大臣に対して「塚田、わかってる? これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ」「俺が何で来たかわかるか」と迫って忖度を引き出した際、その場に同席していた福岡県選出の大家敏志・参院議員だ。

 大家議員は昨年10月25日、やはり吉田自民参院幹事長とともに安倍首相と首相官邸で面会。いま「忖度道路」と呼ばれている「下関北九州道路」について陳情をおこなったことを自身のFacebookおよびブログに、こう記述していた。

〈山口県下関市のご出身である安倍総理からは「早期建設に向けた活動をしっかりと取り組むように」とお言葉を頂きました。〉

 この安倍首相の発言は、当時の西日本新聞朝刊にも記載されており、本サイトはそのことをいち早く指摘していたが、当事者である大家議員が自分のメディアで当時、そのことを開陳していたのだ。

 これは、安倍首相が陳情どころか「直接指示」していたという事実が確定的になったということだろう。

 しかも、大家議員は昨年12月9日にも、重大発言をしていることが判明した。北九州市でおこなわれた講演のなかで「総理と副総理の地元なので、2人がやるとぐちゃぐちゃ言われるから、参議院の吉田博美幹事長を引っ張り出した」と明言していたのだ。実際、この発言の約10日後の12月20日に大家・吉田両氏は塚田国交副大臣と面会していたわけで、これは、表立って動けない安倍・麻生の名代として吉田氏が圧力をかけていたことを認める発言と言っていいだろう。

 いや、安倍首相の指示は、今回、これらの事実が明らかになる以前からはっきりしている。4日の参院決算委員会で指摘されたように、安倍首相は下関や北九州にゆかりのある自民・公明党の国会議員有志によって結成された「関門会」のメンバーとして、2016年3月31日付けの石井啓一国交相に「下関北九州道路の早期実現に向けての要望書」を提出しているのだ。要望書の提出者欄にしっかりと〈安倍晋三〉と名前が記載されていた。

 さらに、この要望書には〈去る二月二十四日、安倍総理を囲み懇談会を開催させていただいたところ、その際、「第二関門橋」の早期建設促進の件が話題となり、「関門会」の総意として要請活動を行うこととなった〉と、安倍首相を囲んだ会で、要請活動が決まったことが明記されていたのだ。

■直接指示の証拠がこれだけ出揃っても、本格追及できないマスコミ

 こんなあからさまな「総理案件」の要望書が提出されて、石井国交相が無視したとは考えられるはずがない。

 事実、塚田国交副大臣の発言どおり、実際に国直轄の調査計画に引き上げられ、先月29日には今年度から調査費は国が全額負担することが公表され、4000万円を計上。そして、国直轄で調査をおこなう道路の候補は全国で108路線もありながら、今年度に事業として予算を認められたのは下関北九州道路のみだったことも、池田豊人・国交省道路局長の答弁によってあきらかになっている。

 そこに加えて、今回の大家議員のブログやFacebookと発言である。もはや言い逃れできるような状況ではないはずだが、安倍首相は相変わらず「知らぬ存ぜぬ」をつらぬき、きょうおこなわれた参院本会議でも、「そもそも内閣総理大臣は要望や陳情をおこなう立場にはなく、また、石井国土交通大臣も『総理から指示があったとはまったく思っていない』と答弁しており、私が国交省の判断に影響を与えるようなことはなかったと承知しております。そのため私の指示で新たな調査をおこなうことは考えておりません」と強弁している。

 身内の「石井国交相が指示はなかったと言っている」などと言ってもなんの証拠にもならないのに、たったそれだけで「新たな調査はしない」と決定してしまう──。森友・加計問題をはじめとする「忖度」案件と同様、こうして疑惑の目を潰してしまおうとしているのだ。

 しかも、信じられないのが、これだけの証拠がそろいながら、まだ本格追及の姿勢を見せないマスコミだ。いったいどこまで、この政権の腐敗と不正を放置するつもりなのか。これでは、不正をやりたい放題の独裁国家と変わりがないだろう。

(編集部)




























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK259] “アベノミクス童貞”はアホノミクス同様に世に浸透するかも 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
   


“アベノミクス童貞”はアホノミクス同様に世に浸透するかも 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251662
2019/04/12 日刊ゲンダイ


格差拡大で“アベノミクス童貞”がさらに増えそうだ(C)日刊ゲンダイ

「アベノミクス童貞」(日刊ゲンダイ4月9日号)

 これは8日売り、4月9日号の日刊ゲンダイの記事の見出し「アベノミクス童貞急増中」からの言葉。

 経済学者の浜矩子先生が作った「アホノミクス」に続き、この言葉、世に浸透するかもよ。語呂もよく、1回聞くと忘れられないもん。

 ……と、ちゃかしてもいられないくらい深刻なんだけど。

 記事によれば、東大の大学チームが8日、〈異性とのセックス経験がない成人が急増し、男性は収入が低いほど“童貞率”が高いことが分かった〉と英医学誌に発表したんだそうな。

〈10年のデータを詳細に分析したところ、25〜39歳の男性では、正規雇用に比べ、非正規雇用と時短勤務の人の未経験率は3・82倍、無職では7・87倍に。収入が低いほど未経験率が高いのは歴然だ〉

 といい、最後に記者が〈格差拡大で“アベノミクス童貞”がさらに増えそうだ〉と心配している。

 逆に女性は、鈴木大介さんの書いた「最貧困女子」や中村淳彦さんの「東京貧困女子。―彼女たちはなぜ躓いたのか」を読めば、売春や性風俗で日銭を稼がなきゃ生きていけない女性がいることが問題だ。

 普通に毎日8時間働いて帰宅し、缶ビールを飲みながらテレビを見て、腕を伸ばしたら愛する人の肩を抱ける――というような小さい幸せも夜見るような夢になってしまう人たちがいるって、かなり深刻なことじゃないの?

 そう思うけど、7日投開票の統一地方選前半の結果を見たら、投票率の悪いこと。

 かならず投票に行く一定の人は、今の世の中で良いと思っている人で、現状に不満がある人は投票に行かない。これじゃなんにも変わらない。

 自分がアベノミクス童貞や貧困女子じゃなくても、こういった話を聞いて辛くならない? 辛いという人間的な感情を持ってる人は投票に行こう。



室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。






収入&格差拡大で童貞急増…東大のチームが英医学誌に発表
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/251424
2019/04/08 日刊ゲンダイ


格差拡大が“草食”の原因(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 異性とのセックス経験がない成人が急増し、男性は収入が低いほど“童貞率”が高いことが分かったという。東京大学のチームが8日、英医学誌に発表した。18〜39歳の男女の未経験率は2000年前後までは低下していたが、その後は上昇。男性の1992年の未経験率は20%で、15年は25.8%と4人に1人に増加した。

 10年のデータを詳細に分析したところ、25〜39歳の男性では、正規雇用に比べ、非正規雇用と時短勤務の人の未経験率は3.82倍、無職では7.87倍に。収入が低いほど未経験率が高いのは歴然だ。欧米と比べ、日本の男性の未経験率は数倍以上高いことも分かった。

 上田ピーター・東大客員研究員は「収入や雇用形態の影響で不本意ながら“経験”していない面がある」と分析。格差拡大で“アベノミクス童貞”がさらに増えそうだ。





























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 《経団連会長の「原発提言」は、国際市場から脱落した日本原子力産業…》と炎上・閉鎖のあつまれ!げんしりょくむら原発板リンク






たった4日で炎上・閉鎖の日本原子力産業協会のウェブサイト「あつまれ!げんしりょくむら」のホーム画面



原発板リンク



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/588.html
記事 [政治・選挙・NHK259] 安倍政権を支える3本柱に異変が起きている!  
安倍政権を支える3本柱に異変が起きている!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_114.html
2019/04/12 21:23 半歩前へ

安倍政権を支える3本柱に異変が起きている!

 いよいよ、おいでなすったか。

 安倍政権を支える3本柱に異変が起きている。統一地方選挙でひずみが随所に垣間見えた。

 そんなさ中に放言大臣、桜田義孝が被災地復興より自民議員の当選の方が大事だとホンネを吐いた。

 ついに政権の足元に亀裂が生じた。

 3本柱は安倍政権を支え切れるのか?

 「政権中枢、力学変化の兆し=菅氏に存在感、揺らぐ麻生・二階氏 統一選」との見出しを付けて、時事通信が解説した。

**************************

 統一地方選前半の結果を受け、安倍政権中枢の力学に変化の兆しが出てきた。

 後ろ盾となった首長選などをめぐり、菅義偉官房長官は勝利して存在感を高める一方、敗北を喫した麻生太郎副総理兼財務相と二階俊博自民党幹事長は求心力が揺らいでいる。安倍晋三首相を支える3氏の明暗は、今後の政権運営に影響を与えそうだ。

 「私自身は全く考えていない」。菅氏は10日の記者会見で、党内外から「ポスト安倍」の一人に挙げる声が出始めたことへの感想を問われ、こう語った。

 菅氏は北海道知事選で、新人の擁立などに積極的に関与。6日には北海道入りし支持を訴え、知事選で唯一の与野党対決を約65万票の大差で制した。首相は「野党が強い地域でこれだけの差が出るとは」と喜んだという。

 大阪府知事・市長のダブル選で地域政党「大阪維新の会」が勝利したことも、菅氏にとってプラスに働きそうだ。菅氏は、新市長に当選した維新の松井一郎代表と近く、引き続き国会運営などで協力を期待できるからだ。

 これに対し、麻生氏は福岡県知事選で強引な新人の擁立が党内の分裂を招き、現職に100万票近い大差で惨敗した。

 投開票日の直前に麻生派の塚田一郎参院議員が「ソンタク発言」で国土交通副大臣を辞任したことも、劣勢に追い打ちをかけた。

 麻生氏は「誠にふがいなく、力不足だった」と陳謝。党県連最高顧問を辞任する意向も示した。党内には「麻生氏はやり過ぎだ」(関係者)と不満の声がくすぶる。

 二階氏は大阪ダブル選の期間中、3度も現地入りしたが及ばなかった。さらに、お膝元の和歌山県議選でも、元秘書の現職が共産党新人に敗れた。党内からは、影響力の衰えを指摘する声が上がった。  (以上 時事通信)



















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK259] まったく懲りない「原子力ムラ」“開き直りサイト”が大炎上(日刊ゲンダイ) :原発板リンク 
まったく懲りない「原子力ムラ」“開き直りサイト”が大炎上(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/361.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK259] (#政界ファイル)小沢氏が又市氏に岩手選挙区の共闘再調整打診(朝日)野党統一候補の擁立作業を白紙に戻すよう打診
(#政界ファイル)小沢氏が又市氏に岩手選挙区の共闘再調整打診

2019年4月13日05時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S13976571.html

 自由党の小沢一郎代表は12日夜、東京都内で社民党の又市征治党首と会談し、夏の参院選に向けた野党共闘について協議した。小沢氏は岩手選挙区(改選数1)での野党統一候補の擁立作業を白紙に戻すよう打診、来週に改めて要請する意向を伝えたが、又市氏は「地元の決定を覆すのは難しい」と難色を示しているという。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 組織もカネもない若者よ、SNSで政治家を目指そう。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/04/sns.html
4月 13, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<Facebookは友達が2500人以上いました。

しかし異業種交流会などで無作為に友達を集めていたため、エンゲージメントは低い状態。

1投稿に付くいいねの数は80から100程でした。

しかもFacebookのアルゴリズムは「新たな出会い」よりも「コミュニケーション」を重視する方向に変わっています。

そのため、角田さんを知らない人のタイムラインに情報が拡散していくのは厳しい状況でした。

Twitterのアカウント自体は以前からありましたが、選挙に特化した運用を始めたのは半年ほど前でした。

フォロワー数は200人程度で、そのほとんどが相互フォロー状態です。

そのため新たにアクティブなフォロワーを獲得するのは非常に難しい状況。

Instagramはフォロワーが700人程度。

角田さんが女性ということもあり、濃いつながりのフォロワーは多かったです。

しかし選挙で投票してくれるか否かについては、微妙なフォロワーが多い状況でした。

公式サイトはスマホのレスポンシブ対応をしていなかったので、急ぎ選挙に向けてレスポンシブに変更。

しかし、内容の濃い記事が多く投稿されているとは言えず検索で上位表示するのは厳しい状況でした。

アメブロはマメに更新していたので、なんとか上位表示に使えそうなレベル。

これら既存の媒体に加えて無料で使えるものとして、

・YouTubeチャンネル
・LINE@
・TikTok

を用意しました。

SNSメディアの効果測定

実際にどれくらいエンゲージメントが期待できるか?

FacebookライブとInstagramライブを複数回行い、リアルタイム配信して事前にテストしてみました。

するとリアルタイムで視聴する人は最大で4名程度。

この時点でSNSは選挙戦において主軸にしないことを決めました。

ネット選挙戦術は「検索」に特化

SNSが集票装置として期待できない以上、検索経由で角田さんを知らない人に知ってもらい投票してもらうしかありませんでした。

繰り返しますが、組織票はまったく期待できません。

当選するためには、「誰に投票すればよいかわからない有権者」を根こそぎ集める必要がありました。

そこで選挙戦の基幹戦術を以下のように定めます。

「愛媛県議会議員選挙」などのキーワードを入れて検索する有権者のスマホに、可能な限り角田さんを露出する

他の陣営が所有するメディアをくまなく調べたところ…

愛媛県議会議員選挙に立候補するにもかかわらず、ホームページのタイトルや見出しには「愛媛県議会議員選挙」などのキーワードがほとんど入っていませんでした。

そのため立候補者個人のホームページが「愛媛県議会議員選挙」の検索結果に出てくる可能性は極めて低かったのです。

組織票で投票する人は、わざわざスマホで「愛媛県議会議員選挙」と検索しません。

誰に入れるかすでに決まっているわけですから。

スマホに「愛媛県議会議員選挙」と入力する人は、誰に投票するか決めていない人です。
だからスマホで、誰が立候補しているのか調べます。

さらに言えば、スマホに「愛媛県議会議員選挙」と入力する人は、選挙に行く意思がある人ともいえます。

ちなみに、「愛媛県議会議員選挙」関連の言葉で検索するユーザーは数千人規模で存在することが数字ではっきりと証明されています。

有権者に必要な情報が届いていない

選挙前に新聞やテレビは「選挙の争点」に注目し報道します。

愛媛の豪雨災害や中予分水についてなど。

しかし、ここでよく考えてみてほしいのです。

選挙の争点の前に、どんな人が立候補しているのか?

大多数の有権者は知りません。

そして上辺だけの経歴ではなく、「立候補者がどんな人生を歩んできたか?」が伝われば、当選後どんな政策を推し進めるのか予想がつきますよね?

有権者が選挙でもっとも必要とする情報。

それは「なぜ立候補したのか?なぜ政治家を志したのか?」

有権者のWhyに対する、立候補者の答えなのです。

角田智恵は有権者のWhyに無尽蔵に答えることができる、唯一の立候補者でした。

自分がDVの被害者だから、愛媛で自分と同じ思いをしている人の負担を減らす

有権者のWhyに対する答えは、角田さんが今まで生きてきた人生そのものだったのです。

結果、角田陣営が集めるべき有権者を、

・「愛媛県議会議員選挙」などとスマホに入力する選挙に行く意思がある人で、誰に投票するか決めていない人
・Whyを求めて検索したネット上の有権者
と定めました。

DV被害者の負担を減らすことに共感しない有権者は、投票しないのでは?

多くの方がそう思うかもしれませんが、わたしは違うと思います。

有権者が誰に投票するか決める要素。

それは有権者のWhyに答えようとしている「姿勢」があるか否かであると。

角田さんが立候補した理由は、政治の力でDV問題を解決したい。

それさえ伝われば、有権者は投票してくれるとわたしは思いました。

そして実際に結果が出たのだと確信しています。

「愛媛県議会議員選挙」の検索結果はどうなったか?

当初「愛媛県議会議員選挙」の検索結果に、公式サイトやツイッターを軸に角田さんのメディアが登場するようにしかけていました。

ところが、検索結果にYouTube動画が大量に出てくるようになったのです。

愛媛県議会議員選挙が行われる9日間、選挙に関連する検索キーワードの需要は一気に大きくなります。

そこでGoogleはその傾向を察知し、選挙というリアルタイム性の強い需要に対して極力フレッシュな情報を検索結果で返そうとするのではないか?

リアルタイム性の強い需要に答えるのは、ニュースに代表される「動画」ではないか?

そんな仮説を立てて、角田さんの情報をYouTube動画で発信するように大きく方針を変更しました。

街頭演説の1時間後には、YouTubeにテロップ入りの動画が上がっている状態にしました。

結果「愛媛県議会議員選挙」に関連する検索結果には、必ずといってよいほどに角田さんの顔が登場することになります。

YouTubeインサイトの数字も急増したのです。

「トップニュース」の活用

YouTubeなど無料で活用できるメディアだけでは、さすがに露出の限界があります。

そこで選挙ドットコムさんの「ボネクタ」を活用することにしました。

その際、量産していたYouTube動画をボネクタに埋め込み頻繁に更新したところ…

「愛媛県議会議員選挙」等の検索結果で、「トップニュース」扱いで角田さんの投稿が表示されるようになりました。

検索結果の1ページ目を大きく占領する「トップニュース」は、角田さんの存在を際立たせることに。

結果的にボネクタ上にある角田さんのプロフィールが1万人以上の有権者に見てもらえました。

そして最終的に「愛媛県議会議員選挙」等のキーワードで検索すると、

・YouTube
・ボネクタ
・公式サイト
・アメブロ
・Twitter

角田さんが所有する上記のメディアのどれかが必ず出現する状態に持っていくことができたのです。

若年層対策に「TikTok」を活用

若年層は、まず検索で選挙のことなど調べない。

仮説を立てました。

そこで、角田さんが所有するInstagramやTwitterが育っていなかったこともあり、若年層にリーチするメディアとして「TikTok」を活用しました。

しかし運用当初はまったく反応がありません。

ところが女性・母親・介護職が抱える問題を紙に書いて読み上げる動画を作成し、1日複数回投稿するようにしたところ反応が激増。

動画を1つ投稿するたびに5000回〜8000回再生されるようになりました。

TikTokに選挙の投稿をすることに対する反応はとてもひどく、ほとんどがネガティブな反応でした。

しかし粘り強く投稿することで、3割程度の人から好意的なコメントをいただけるようになりました。

TikTokを見た何人が投票をしたのか、追う術はありません。

しかし若い人がアクティブに活動しているSNSに選挙の情報を発信することに意味はあると、わたしは思います。

当選後に角田さんが街頭演説をしていると、遠くにいる高校生の集団から「かくださーん、おめでとう!TikTokフォローしてるよー!」と声をかけられました。

今回の選挙に投票はしていないかもしれませんが、未来に種を蒔くことができたと思います>(以上「選挙ドットコム」より引用)


 先日実施された統一地方選挙前半戦で、お金も組織もないパトの女性が愛媛県会議員に当選した、という実話が「選挙ドットコム」に掲載されている。その「実話」に驚きを持ったのは県会議員は市会議員よりも一段と敷居の高い、組織票を前提とした選挙というのが常識だったからだ。

 その実話に登場するのは資金もなく組織もないパートの女性は「DV被害に遭っている本人だからこそ、DV被害に遭っているすべての人に政治の世界から援助の手を差し伸べることが出来る」との思いから愛媛県会議員への立候補を思い立ったという。

 選挙でSNSを利用するのは禁止されていない。従来は組織のない候補が自身を有権者に知ってもらうにはチラシのポスティングしかなかった。だから運動員を大量動員できる組織が必要だった。しかし現代は若者なら誰でも何らかのSNSを利用している。

 つまり組織はなくともネットで誰かと繋がっているのが現代だ。むしろ若者たちは「労組」や「企業」や「後援会」といった組織に帰属することを嫌う傾向すらある。

 既成社会で大きな顔をしている政治家の多くは世襲か政治秘書上がりだ。それは国会議員だけではない。地方選挙でも次第に世襲化と議員秘書上がりの波は押し寄せている。

 だから自民党系の地方議員が多い。「労組」といった組織を持たない「改革」派の候補者が出にくい素地が地方にはある。もちろん、そうした候補者が国会議員に当選するのは至難の業だ。

 だから政治が閉塞間に満ちている。新しい人材が供給されていないのが現状だ。そしてマスメディアも世襲議員候補や組織議員候補を「本命」として扱い、組織を持たない候補を「泡沫」扱いする。

 しかしSNSで劇的に選挙が変わる。誰でも発信力と共感される「公約」があれば「いいね」とフォローする仲間が増える。

 選挙ドットコムで紹介された愛媛県の女性は全面的にSNSを利用して選挙に当選したが、ある程度の資金を使ってチラシ戦術も得来ない、さらにSNSも使って自民党公認の候補との一騎打ちを勝って見事山口県会議員に当選した例が柳井市にもある。

 当選した女性は36歳の弁護士で、急逝した前県知事の姪、敗れたのは元県知事の甥で60歳の男性だった。旧来の選挙通の目で見れば甥の方に圧倒的な「分」があった。甥の選挙事務所には自民党国会議員や市長や多くの市会議員がつめかけた。

 一方の姪の選挙事務所はごく少数の市会議員の他は無名の若い男女が顔を出すくらいで、当選には程遠いと思われた。しかし若い男女はSNSを駆使していた。そのSNSのネットワークが票を掘り起こし、選挙通の選挙予想とは逆の結果になった。

 若者よ、選挙に関心を持とう。そして自分たちの手で自分たちの「代表者」を政治の場へ送ろう。

 経済学の常識ではデフレ化の経済から脱却するには総需要の喚起しかありえない。そのために手っ取り早い手段は消費税を減税かゼロにすれば良い。こういう主張に対しては財源がない、という反論が直ちに帰って来るが、経済成長すれば税収が増えるのは過去が実証している。だから消費減税を訴える候補がたくさん出て当選すれば、政治は変わる。

 他にも派遣業法の緩和から規制に転じさせて、正規社員を増やす政治を行うことも可能だ。それでは日本企業が世界から後れを取る、という反論が聞こえるが、派遣を増やして日本経済は成長しているのか。その反対ではないか。正規社員の減少は非婚化を促し、少子化を促進して、結果として日本を衰退させる。

 そうした論理を理解する若者たちが立ち上がって、財務官僚たちに毒された既成の政治家たちを落選させなければ日本を国民の手に取り戻すことは出来ない。「国民の生活が第一」の政治こそ、若者たちは求めるべきだ。そのために必要なのは世襲議員でも組織議員でもない。ネットで繋がり日本の現状を正しく理解し、行動する若者たちだ。明日の日本で暮らすのは若者たちだ、老人たちではない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 「閣僚辞任ドミノ」が続き、「次は、麻生太郎副総理兼財務相か、片山さつき内閣府特命担当相か」という声が自民党内で大真面目に
「閣僚辞任ドミノ」が続き、「次は、麻生太郎副総理兼財務相か、片山さつき内閣府特命担当相か」という声が自民党内で大真面目に囁かれ、安倍晋三政権は崩壊の危機状態
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/c775668573ab9fa55ed0c8c03732adee
2019年04月13日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「閣僚の辞任ドミノ」が続く勢いを見ており、安倍晋三政権が、崩壊の危機状態にある。そのなかで、「次は、麻生太郎副総理兼財務相か、片山さつき内閣府特命担当相(地方創生、規制改革、男女共同参画)か」という声が、自民党内で大真面目に囁かれている。「ポスト安倍」の座を狙っていた麻生太郎副総理兼財務相は、天皇陛下と小沢一郎代表に委ねられている「MSA資金」運用益の分配(シェア)手続きに不始末があり、天皇陛下から顰蹙を買い、米国のペンス副大統領から、「早く辞めろ」と要求されて、いまや「ポスト安倍」は絶望的。天皇陛下ご譲位・新天皇ご即位を機に、3権の長である・大島理森衆院議長が勇退の意向を示しているので、その後任に麻生太郎副総理兼財務相を祭り上げようという動きがあるけれど、「いまやその任に非ず」という声もある。末妹のェ仁親王妃信子様、その子・彬子女王様、瑶子女王様という皇族がありながら、麻生千賀子夫人とは近年離婚し、再婚しており、再婚相手にいささか問題があると言われているので、「ポスト安倍」としては相応しくない。菅義偉官房長官が5月9日から12日までの日程で訪米し、ペンス米副大統領と会談して帰国後、6月の参院選挙を控えて、政局が大きく激変する可能性がある。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK259] たけし、天皇の祝賀会で、ボケをかましつつ感動的な祝辞+ゆずの歌も夫妻の道のりに合ってたかも(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28191833/
2019-04-13 04:09

【フィギュア国別対抗・・・宇野昌磨がフリーで、世界初となる3アクセルー4トゥループのコンビに挑戦するも、惜しくも4Tで転倒。(前日の練習では降りていたのにな〜。)来季は、5回転に挑戦することも示唆していた。
 また田中刑事は、宇野に触発され、苦手だった4トゥループに成功。前日は4サルコーに成功しており、大きな進歩が見られた。・・・ただ男子は今季、羽生、宇野に続いて、世界の表彰台に乗れるような点数を出せる選手が育っておらず。早期の育成が望まれる。(・・)
<あと、国別の常連だったサットンこと宮原知子が出場していないのがチョット寂しい。(ノ_-。)>

 そして、テニスのハッサン2世G(250)では、75位のダニエル太郎がズベレフ兄などを破り、何とベスト8に進出。準々決勝で、元6位、現27位のシモンに2時間を超える激戦の末、4−6,5−7で負けてしまったけど。得意のクレーシーズン、いい形でスタートを切れた。"^_^"
 ちなみに6位の錦織圭は、米国で少し休養&クレーの練習をしていたのだけど。14日から始まるモンテカルロM(1000)に出場するため、昨日、現地入りした。クレーもガンバ!o(^-^)o】

* * * * *

 で、今回は、テニス・コートでお互いを意識し、今でもテニス・デートを楽しまれている今上天皇・皇后夫妻に関わる話を・・・。"^_^"

 10日、天皇陛下の即位30年を祝う超党派の「奉祝国会議員連盟」などが共催した祭典「感謝の集い」が、東京・隼町の国立劇場で開かれ、国会議員や文化人など1800人が出席したという。

<ちなみに、安倍首相や麻生副総理などの超保守系だけでなく、立民党の枝野代表や菅直人氏らも役員に名を連ねていた。さすがに共産党の議員がいなかったかな。^^;>
 
 祭典は宮城県出身のクラリネット奏者、伊藤圭さんらの演奏で始まり、続く式典では、安倍晋三首相や映画監督の北野武さん、ノーベル医学生理学賞受賞者の山中伸弥京都大教授らが祝辞を述べた。(10周年の時に演奏したYOSHIKIもゲストで来ていた。)

 その後、歌手のMISIAさんや松任谷由実さん、ゆずが祝賀コンサートを行い、天皇、皇后両陛下の詠まれたお歌に音楽プロデューサーの松任谷正隆さんが作曲した奉祝曲も歌われた。(^^♪

<ゆずの「栄光の架け橋」は、五輪テーマ用に、アスリートをイメージして作られた曲なのだけど。歌詞をきいていたら、戦後の皇室を変えようとして努力して来た今上天皇夫妻の歩んで来た道とか、初めて民間から嫁いで、周辺の皇族や女官から嫌がらせをうけたり、一部マスコミに叩かれたりして、心身のストレスによって何度も体調を崩すことになった美智子妃の苦悩や努力とも重なるような感じがして、いい選曲だったと思う。(・・)・・・ゆずの、あの日の丸の歌は、何だったんでしょうね。^^;>

* * * * * 

 mewがたまたまTVを見た時は、ちょうど北野たけし(愛をもって呼び捨て)が祝辞を述べていたところをやっていて。

「何だ〜。たけしも、やっぱ、こういうのに呼ばれたら、紋付袴で出て来て、まじめに祝辞とか述べちゃうのね〜」と思ってたら、出だしからマイクに頭をぶつけるお約束のボケから始まって、「あらら〜」と。(・o・)

『ステージに満ちた厳かな空気も何のその。イニシャル「T」の紋付き袴(はかま)で登場したたけしの祝辞は、お辞儀した頭をマイクにぶつける“お約束”でスタート。「祝辞。衆議院…あ、こっちじゃない」と別の文書を読み上げ、さらに、紙を逆さにして読み上げるボケを重ねた。(スポニチ19年4月11日)』

 しかも、祝辞の中にも、ちょこちょこアブナめのギャグがはいっていたので(「両陛下がごらんになった映画が、不届き者を2人も出した『アウトレイジ3』でないことを祈るばかり」だとか)、mewも「え?これって、天皇夫妻の目の前でやってるの?」とチョット驚いちゃったとこがあったのだけど。(@@)

 幸い(?)、天皇夫妻は、会場には臨席していなかったとのこと。(~_~;)

<逆に言えば、本人がいないのに、こんな風に祝賀の会をやって、祝辞を述べたり、歌ったりしたりするのも不思議な感じもするけどね。>

 ただ、あとから録画されたものなどを見る可能性が大きいと思うし。それを考えると、おふざけの部分をやるのには、かなりの勇気と覚悟が要ったのではないかと思うけど。「それでこそ、たけしだよね!」と、むしろ嬉しくなったりして。

 しかも、ボケ以外の祝辞の中身が、こちらも「さすが、たけし」という感じで、まさにmewが(おそらく多くの国民も)思っていることを、上手い言葉遣いで表現してくれていて。感動でじ〜んと来た人も結構いるのではないかと察する。(**)

* * * * *

 ちなみに、立川志らくも、こんな感想を述べていた。

『志らく、たけしの爆笑祝辞に「こんなふざけた素晴らしい大人はいない」

 落語家の立川志らくが11日、TBS系「ひるおび!」で、10日に行われた「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」で、タレントのビートたけしが行った爆笑祝辞に「こんなふざけた素晴らしい大人はいない」と絶賛した。

 番組では感謝の集いで、たけしがボケ倒した祝辞を報じた新聞記事を紹介。たけしは、冒頭からお辞儀でマイクに額をゴツン。その後、陛下がお茶会で、たけしの映画を見ていると仰って下さったことに「不思議な感動を覚えた」としながらも「不届き者を2人も出した『アウトレイジ3』でないことを祈るばかりです」などと繰り広げ、会場は笑いに包まれた。

 これに志らくは「誰があのスピーチを聞いたって、怒る人はいないんですよ。だって、たけしさんの陛下に対する愛が詰まっているから」と感想。「だからちょっとぐらいふざけたって、なんでこんなところでふざけてるんだって目くじら立てる人はいない。そこにちゃんと愛があるから。それが大事」と繰り返した。

 前日に、桜田五輪大臣が失言で辞任したが「政治家の失言なんかリップサービスで言うけど、愛も何もないから怒る」と語り「だから素晴らしい祝辞だと思う」と絶賛。天皇陛下こそ会場にはいらっしゃらなかったが、安倍総理など、そうそうたる顔ぶれが並んだ中での祝辞だっただけに「そこでボケ倒すって、こんなふざけた素晴らしい大人はいない」と関心していた。(デイリースポーツ19年4月11日)』

 というわけで、ここに全文をアップしておこう。

『北野武さん祝辞全文「映画、身体のこと…不思議な感動」 陛下即位30周年式典

 お祝いの言葉。天皇皇后両陛下におかれましては、ご即位から30年の長きにわたり、国民の安寧と幸せ、世界の平和を祈り、国民に寄り添っていただき、深く感謝いたします。

 私は、ちょうど60年前の今日、当時12歳だったその日、母に連れられて日の丸の旗を持ち、大勢の群衆の中にいました。波立つように遠くの方から歓声が聞こえ、旗が振られ、お二人が乗った馬車が近づいてくるのがわかりました。母は私の頭を押さえ、「頭を下げろ、決して上げるんじゃない」。ボコボコ殴りながら、「バチが当たるぞ」と言いました。

 私は母の言うとおり、見たい気持ちを抑え、頭を下げていました。そうしないと、バチが当たって、急におじいさんになっていたり、石になってしまうのではないかと思ったからです。そういうわけで、お姿を拝見することはかないませんでしたが、お二人が目の前を通り過ぎていくのははっきりと感じることができました。

 私が初めて両陛下のお姿と接したのは、平成28年のお茶会の時でした。なぜか呼ばれた私に、両陛下は「交通事故の体の具合はどうですか。あなたの監督した映画を見ています。どうかお体を気をつけてください。がんばってください」と声をかけていただきました。このとき、両陛下が私の映画のことや、体のことまで知っていたんだと驚き、不思議な感動に包まれました。

 ただ今考えてみれば、両陛下がごらんになった映画が、不届き者を2人も出した「アウトレイジ3」でないことを祈るばかりです。

 また、お土産でいただいた銀のケースに入っているコンペイトーは、今やわが家の家宝になっており、訪ねてきた友人に、ひとつ800円で売っております。

 5月からは元号が令和に変わります。私がかつていたオフィス北野も新社長につまみ枝豆を迎え、社名を変えて「オフィス冷遇」にして、タレントには厳しく当たり、変な情をかけないことと決めました。

 私は自分が司会を務めた番組で、私たちがニュースなどで目にする公務以外にも陛下は1月1日の四方拝をはじめ、毎日のように国民のために儀式や祈りをささげ、多忙な毎日を過ごされていることを知りました。皇后陛下におかれましては「皇室は祈りでありたい」とおっしゃいました。お言葉の通り、両陛下は私たちのために日々祈り、寄り添ってくださっていました。私は感激するとともに、今感謝の気持ちでいっぱいです。

 平成は平和な時代であった一方、災害が次々日本を襲った時代でもあります。そのたびにニュースには天皇、皇后両陛下が被災地をご訪問され、被災者に寄り添う姿が映し出されました。

 平成28年8月、陛下は次のように述べられております。「私はこれまで、天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えてきましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えてきました」。国民の近くにいらっしゃり、祈る存在であること。そのお姿に私たちは救われ、勇気と感動をいただきました。

 改めて平成という時代に感謝いたします。私たち国民に寄り添っていただける天皇皇后両陛下のいらっしゃる日本という国に生を受けたことを幸せに思います。ありがとうございました。(産経新聞19年4月10日』

 そして、皇太子夫妻の時から、常に平和を祈り、被災者や病気や障害などを持つ人も含め、国民に寄り添う気持ちを大切にして、ハードな公務を果たしてくれた今上天皇、美智子皇后夫妻には、改めて感謝をしたいと思うmewなのだった。(@@) 

  THANKS



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記事 [政治・選挙・NHK259] 立憲民主党・枝野にどんな未来があるのか/政界地獄耳(日刊スポーツ)
立憲民主党・枝野にどんな未来があるのか/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201904130000126.html
2019年4月13日8時41分 日刊スポーツ


★ネットには立憲民主党代表・枝野幸男の変節についての批判があふれる。野党共闘への徹底的な無関心は「国民の声と違う」という声が多い。ネット番組でアナウンサーの吉田照美が「(立憲は)どんどん支持率が下がっている。野党共闘しない限り安倍1強は崩せない。なぜ相変わらずああなのか」と問うと弁護士・倉持麟太郎は「60人くらいの野党第1党を維持するためだけではないのか」と答えている。

★急がず、立憲の足固めをして時間をかけて政権構想を練り、追随するなら受け入れるが協力や連立には興味がないということならば、やはり枝野の独裁的発想は断ざれるべきだ。まして、野党第1党の役割は、たとえ性急な展開が望めなくとも政権を倒すことを第一義にする宿命を持ち合わせる。つまりなんとしても、野党協力してでも政権を倒すというべき性質のものではないのか。当然、その孤高の、いや独り善がりの政権奪取方法が最良の選択と信じているとしても、吉田が指摘するように読売新聞の今月の世論調査では立憲の支持率はわずか3%。国民民主党もかなり頼りないものの発足当初よりは目的や役割が明確化したといえるが、立憲は国民の期待と乖離(かいり)しているといえる。

★ところが統一地方選挙前半戦では立憲は躍進、国民は不振にあえいだ。野党関係者は「元は一緒の党だから野党勢力としては変わらないが、表層的には立憲が勝ったと見えるが国民は無所属も多く実態は簡単には見えない」。別の野党関係者は「今の立憲は相変わらず個人政党という意味では昔のみんなの党のようなもの。だが目指す政党は昔の社会党だ。それは政策より野党第1党を維持して、万年野党として自民党とうまくやっていく方式。国対も法案修正などの駆け引きができ、一定の発言力は保てる。国民にはやってるふりを見せられる」。少し意地の悪い言い方だが、まさに倉持の説明とも合致するといえる。国民の期待より政治の現実を選択した枝野にどんな未来があるのか。(K)※敬称略













http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 実家の一人暮らしの60代母親が別人のように嫌韓的発言を… 高齢者はなぜネトウヨにはまるのか(日刊ゲンダイ)
   


実家の一人暮らしの60代母親が別人のように嫌韓的発言を… 高齢者はなぜネトウヨにはまるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251667
2019/04/12 日刊ゲンダイ


ヘイトに反対する人たちも…(C)共同通信社

「実家の母が(ネトウヨブログにあおられて)、たくさんの弁護士さんを懲戒請求してしまったようなんです。どうしたらいいか……」

 ある40代の男性会社員Aさんからそんな連絡を受けたのは昨年夏のことだった。電話で何度かやりとりした後、直接会って話を聞いた。

 Aさんの母親は60代半ばで、数年前に退職するまで地元の役所に勤めていた。当時はごく普通の穏やかな“働く女性”だったという。10年ほど前に離婚し、自宅で一人暮らしをしている。

「これといった趣味もなく、定年後は家に引きこもりぎみでした。寂しさをまぎらわすためにネットにハマってしまったのかもしれません」

 そこで、ネトウヨに人気のブログ「余命三年時事日記」に出合ってしまったようなのだ。母親の“変化”にAさんも気づいてはいた。

「たまに実家に帰ると母がテレビを見ながら『この朝鮮人が……』とか嫌韓的なことをブツブツ言っていたんです。それまで聞いたことのない言葉遣いだったので、気になっていたんですが」

 ネトウヨブログに扇動され約1000人の中高年が見ず知らずの弁護士に懲戒請求する事態が起きていることは前回、書いた。いわれのない請求をされた弁護士の一部が請求者を損害賠償で訴える動きが出たことで、テレビや新聞などでも大量懲戒請求事件が取り上げられるようになる。

 Aさんは、悪い予感がした。「まさか、うちの母も……」。久しぶりに実家に帰ってみると案の定、テーブルの上には懲戒請求の受領書が山のように積まれていた。数えると150通近くある。母親はすでに150人近い弁護士を懲戒請求してしまっていたのだ。

 これは典型的な高齢者懲戒請求事例といえる。一人暮らしで話す相手がいない。パソコンに向かう時間もたっぷりある。毎日ネトウヨブログに接することで、マスコミがけっして伝えることのない“真実”が書いてあると思い込むようになる。同居者がいないため、弁護士会から届く大量の受領書も怪しまれない。Aさんの母親は「日本のために闘っている」「やらないとやられる」などと口走り、説得にはまったく耳を貸さない。弁護士に訴えられて裁判に負けると多額の賠償金を支払わなければならなくなると説明しても「この家を売ってでも闘う」と話にならないという。

 こんなことが自分の会社に知られたらどうなるだろうとも心配する。話を聞いて気の毒でならなかったが、私にもどうすることもできなかった。Aさんとはその後も連絡を取り合っているが状況は一向に変わらない。

 まさか「親がネトウヨになったら」と心配する時代が来ようとは……。



三宅雪子 ルポライター
1965年3月5日、米国ワシントン生まれ。玉川学園女子短期大学、共立女子大学を卒業後、民放テレビ局に21年間勤務。元衆議院議員。 父は三宅和助元シンガポール大使、祖父は石田博英元官房長官。著書に「福祉と私 〜『支えあう社会』を国政の場から〜






























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 山本太郎は政治家になるべくしてなった、と談四楼! 
山本太郎は政治家になるべくしてなった、と談四楼!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_121.html
2019/04/13 半歩前へ

▼山本太郎は政治家になるべくしてなった、と談四楼!

 安倍暴走政府に敢然と立ち向かう硬骨漢がここにもいる。

 噺家、立川談四楼である。 感性の鋭い人だ。
 
 談四楼の言葉は生きている。

 研ぎ澄まされた感性がないと、なかなかこんな文章は書けない。

 そして彼が言った。

 「山本太郎は政治家になるべくしてなった」!

 この一言に尽きる!  ↓

*********************

 山本太郎の「れいわ新選組」は、令和の私物化を目論んだ安倍さんへの痛烈な皮肉だ。

 「新選組は権力に付いたが」との記者の問いには「最大の権力者は国民、その国民を守ります」ときた。

 だからキャッチコピーの「あなたを幸せにしたいんだ」が生きるんだね。

 山本太郎は政治家になるべくしてなったんだ。



































http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 「あつまれ!げんしりょくむら」は炎上で閉鎖されたが…SNS拡散狙う原子力ムラの“ふざけたPR”は他にも :原発板リンク 
「あつまれ!げんしりょくむら」は炎上で閉鎖されたが…SNS拡散狙う原子力ムラの“ふざけたPR”は他にも(リテラ)

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/367.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 差別扇動の前世田谷年金事務所長への処分が決定、しかし軽すぎる (読む・考える・書く)
http://vergil.hateblo.jp/entry/2019/04/13/125024

差別扇動の前世田谷年金事務所長への処分が決定、しかし軽すぎる

2019-04-13

世田谷年金事務所長のヘイトは謝罪や更迭で済む問題ではない
http://vergil.hateblo.jp/entry/2019/03/29/101037

上記記事で取り上げた、ネット上でさんざん差別扇動や誹謗中傷を繰り返したあげく、身バレして逃亡した「大物ネトウヨ」葛西幸久。発覚時点で「とりあえず更迭」とされていたこの男への正式な処分を日本年金機構が発表した。

日本年金機構プレスリリース(4/11):
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/press/2019/201904/2019041101.files/20190411.pdf

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Press Release報道関係者各位職員の制裁について日本年金機構は、本日付で、下記職員を制裁処分といたしました。当該職員は、世田谷年金事務所長在任中、勤務時間中も含め、私的なSNS(ツイッター)アカウントにおいて不適切な投稿を繰り返していました。※当該職員による機構が保有する個人情報の不正利用・流出及び不適切な事務処理は認められませんでした。このような事態が生じたことは、誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。今般の不祥事を重く受け止め、全職員に対して、綱紀粛正の注意喚起を行うとともに、研修等の取り組みを通じて再発防止の徹底を図り、職員の規範意識の向上に努めてまいります。

1被処分者
 機構本部人事部付(前世田谷年金事務所長)50代男性

2制裁内容
 停職2月
 ※なお、停職期間経過後の復職時において、人事上の措置として降格を行うこととしている
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停職2ヶ月+降格処分というのだが、やらかしたことの重大性、またセンシティブな個人情報を扱う職務にあったことから見たら軽すぎる。普通に考えて懲戒免職が相当だし、少なくとも、二度と年金関連情報にアクセスできる仕事をさせてはならないだろう。

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ヘイトツイートの世田谷年金事務所長、停職2ヶ月復職後降格の処分。
懲戒免職じゃないとは。
年金機構は、個人情報がそうとう自由に調べることができてしまう職務内容や肩書きの人間が、あれほどの差別と誹謗中傷ツイートを行ったことの重みを理解していると言いがたいのでは。
— 東京さば子 (@tokyo_sabako) 2019年4月11日
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世田谷年金事務所前所長、何故「懲戒免職」ではないのか理解に苦しみます。こういう悪質なヘイトを甘い処分で済ませるから、累犯が後を絶たないのではないでしょうか?民間なら一発懲戒になる案件です。日本年金機構は仲間内に甘すぎると思いますね。
— プラトン (@akiofan9192a) 2019年4月11日
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また、機構は「個人情報の不正利用・流出及び不適切な事務処理」はなかったと言っているが、身内による内部調査などでは信用ならない。第三者による厳正な調査を行い、調査内容の詳細を公表すべきだ。

さらに問題なのは、「研修等の取り組みを通じて再発防止の徹底を図」るという部分。具体的にどんな研修をするのかと思ったら、「SNSの使い方」だというのだ。

差別的ツイートの年金事務所前所長、停職2カ月の処分
https://www.asahi.com/articles/ASM4C5QGNM4CUTFK019.html

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機構は「誠に遺憾。全職員にSNSの使い方について研修を実施し、再発防止に努める」としている。
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問題は「SNSの使い方」などではない。やるべきなのは、差別は決して許されないことを教える人権研修だ。

こんな大甘処分と的外れな対策では到底再発防止にはならないだろう。機構の危機感のなさと人権感覚の欠如を示すものだと言わざるを得ない。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/599.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 日本成長率18年0.8 19年1.0 20年0.5% 世界最低 
日本成長率18年0.8 19年1.0 20年0.5% 世界最低
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51968737.html
2019年04月13日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


4月11日にジェトロがまとめ発表したのが
IMFの世界経済見通し、実質GDP成長率の弱さが鮮明に

一覧表で世界の見通しが表示された

2019経済成長率予測は
日本 1.0% 米国 2.3% 中国 6.3% インド7.3% アジア5国 5.1%
*インドネシア・フィリピン・タイ・ベトナム・マレーシアがアジア5国

上昇下降率比較
日本は▼0.1 米国は▼0.2 中国△0.1 インド▼0.2 アジア0.0

***

一覧表一発検索の中身では
ロシア イタリアを含め 主要20国が表現され

2020年予測では
日本は20国で最低となる(ブービーがイタリア)
さらに怖ろしいのは オリンピックのあとの荒城の月だ


日本のマスコミ&新聞&NHKは 
近頃 世界最低と報道すれば
アベノミクス(ハゲタカとの不倫)がまずくなるので
ホホカムリの知らん顔をする

小沢氏が福田氏が
自民党と喧嘩別れしたり ちゃぶ台返ししたりした根源はここだ
(小沢&福田はハゲタカとの喧嘩別れだった)

日本が成長率予測▼0.1%もまずい
消費税増税が予測原因だから





http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 安倍政治の支持者は4人に1人しかいない現実(植草一秀の『知られざる真実』)
安倍政治の支持者は4人に1人しかいない現実
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-972cf2.html
2019年4月13日 植草一秀の『知られざる真実』


安倍政治を存続させるべきか、それとも退場を迫るべきか。

2019政治決戦に向けて、主権者は真剣に検討するべきである。

安倍政治YESという主権者も存在するだろう。

しかし、安倍政治NOと考える主権者も多数存在する。

主権者はその意思を選挙の投票行動に示す必要がある。

日本は議会制民主主義を採用しているから、主権者は代表者を議会に送り出すことによって、自らの意思を政治に反映させることができる。

その際、重要なことは、選挙制度を踏まえた対応を示すことだ。

これを踏まえないと選挙での投票が意味を発揮しないことになる。

安倍政治の特徴は以下のものだ。

原発を推進する

戦争遂行体制を整える

経済の弱肉強食を促進する

TPPプラスを推進する

辺野古米軍基地建設を強行する

主権者がこの政策路線の是非で完全に二分されている。

安倍政治を支持する主権者は、選挙結果を踏まえれば主権者全体の約4分の1である。

安倍自民党を支持する主権者は主権者全体の約18%。

主権者の5人、あるいは6人に1人でしかない。

公明党支持者と自民党支持者を合計して、主権者の4人に1人がいまの安倍政治を支持していると見られる。

この数値は国政選挙の比例代表選挙結果から算出されるもので信ぴょう性が高い。

マスメディアが内閣支持率を公表しているが、ここでは安倍内閣支持率が4割を超えているとすることが多いが信用できない。

メディアの世論調査には法令の規制がないから、どのような調査をして、どのような集計をしているのか分からない。

選挙結果の数値の方がはるかに信頼度が高いと言える。

選挙で非自公に投票している主権者は、自公への投票者を上回る。

この主権者の投票が一つに束ねられれば選挙における議席獲得状況は一変する。

しかし、現実には非自公陣営が複数の候補者を擁立するために議席を獲得できず、主権者の4人に1人しか投票を振り向けていない自公勢力が国会議席の7割近くを占有するという事態が生じている。

上述の安倍政治の基本路線は、国会における多数議席を背景に強行されているものである。

ところが、主権者全体の7割近くは、この路線に反対であるかも知れない。

主権者の約半分が投票権を放棄してしまっているので、選挙に行かない5割の主権者の考えがはっきりしない。

民主主義を正常に機能させるには、この5割の主権者が選挙に参加することがまずは重要だ。

日本の財政状況を見ると、中央政府から国債費を除いて1年間に140兆円もの資金が放出されていることが分かる。

社会保障支出が90兆円、各種政策支出が30兆円、地方自治体への交付金が20兆円だ。

社会保障支出の太宗は医療費、年金、介護であり、大多数の主権者への支出ということになるが、残りの50兆円の資金の大半が政策支出になる。

この政策支出が巨大な利権を生み出している。

生活保護費の支給には簡単に応じない政府が、企業への補助金や、各種政策支出には巨大な財政資金を放出する。

下関北九州道路などもその一例だ。

山口県と福岡県をつなぐ陸路が二本も確保されているのに、さらにもう一本の道路を建設しようというものだ。

建設されても、ほとんど車が通らない閑古鳥道路になることは目に見えている。

それでもこうした巨大な財政支出が実行される可能性があるのは、この支出が巨大利権支出だからだ。

政府と癒着して財政利権を獲得しようとする者は、どんなことをしてでも選挙に足を運ぶ。

他方、利権とかかわりのない主権者は選挙を軽視して選挙に足を運ばないことが多い。

利権に群がる4分の1の主権者は、どんなことをしてでも選挙に足を運び、利権に関わらない主権者の投票が複数の候補者に分散されると、利権に群がる4分の1の主権者が擁立する候補者が国会議席の7割を占有してしまう。

その結果、日本の政治が私物化されてしまうのだ。

この現状を抜本的に変革する必要がある。

それが新しい時代の日本を切り拓く原動力になる。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK259] <世界にウソをつき、その対策をいい加減にしてきた!>水産物禁輸WTO逆転敗訴のすべての責任は安倍失政にある  天木直人
 










水産物禁輸WTO逆転敗訴のすべての責任は安倍失政にある
http://kenpo9.com/archives/5830
2019-04-13 天木直人のブログ


 WTOの上級委員会が11日(日本時間12日未明)、韓国による福島県ら8県産の水産物輸入禁止措置について、一審の判断を破棄して、禁輸措置を容認する逆転を下した。

 この判定の日本に対する悪影響ははかり知れないほど大きい。

 だからこそすべてのメディアがトップニュースで報じている。

 なぜ逆転敗訴したのか。

 その理由と責任のすべて安倍首相にある。

 安倍首相の最大の責任は、原発事故はアンダーコントロールされていると世界にウソをつき、その対策をいい加減にして来たことだ。

 実際のところ、放射線汚染水はたまる一方で、海に放出するしかない。

 こんな状態を放置しながら、どうして海産物禁輸は不当だ世界に主張できるというのか。

 安倍首相の二つ目の失策は、韓国の禁輸がけしからんと怒ってWTOに提訴した事だ。

 健康に少しでも不安が残る食品を規制するのは国民の命を守る政府として当然の対応だ。

 それにもかかわらず、WTOという貿易問題に関する紛争パネルに訴えた。

 WTOパネルの委員がまともなら、どうして、「韓国のとった措置が日本を不公正に差別した過度の貿易制的だ」と判定できるのか。

 そんな判定を下した第一審が間違っていたのだ。

 そして、三番目の安倍首相の失敗は対韓外交である。

 間違った歴史認識と過度の韓国に対する右翼的な敵対政策こそ、日本としてとってはならない政策だ。

 それを、首相自身が率先して旗を振って来た。

 これほど愚かな事は無い。

 これでは、韓国政府としても禁輸を解除しようにもできない。

 繰り返していう。

 今度のWTO逆転敗訴のすべての責任は安倍首相にある。

 それなのに、「首相官邸も激怒している。誰かが責任を取らされるのでは」(政府関係者)などとささやかれているという(共同)。

 冗談だろう。

 激怒すべきは福島など8県の漁業関係者だ。

 責任を取らされるべきは安倍首相だ。

 安倍政権に代わる新たな政権によって、福島原発事故からの復興策と、行き詰まってしまった対韓国外交を根本的に変えなければいけないということである(了)



日本の水産物、禁輸容認 韓国が逆転勝訴 WTO上級委
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13975075.html
2019年4月12日05時00分 朝日新聞 後段文字起こし

 韓国が東京電力福島第一原発事故の被災地などから水産物の輸入を全て禁止していることについて、世界貿易機関(WTO)の紛争を処理する上級委員会は11日、判決に当たる報告書を公表した。韓国に是正を勧告した第一審を大幅に修正して禁輸を容認し、事実上、日本の逆転敗訴となった。これで韓国の禁輸はしばらく続くとみられる。勝訴を追い風にほかの国・地域にも輸入規制の緩和を求める予定だった日本の戦略が狂う可能性が高い。

 日本政府関係者によると、上級委の報告書は、第一審の紛争処理小委員会による判断の主要部分が「誤りだった」と認定。その上で、福島など8県の全水産物の禁輸を「恣意(しい)的で不当な差別」として是正を求めた判断の主要部分を覆したという。上級委が第一審の判断を変えるのは異例だ。

 WTOの紛争処理は二審制のため、これで禁輸を容認したWTOの判断が確定するとみられる。ある政府関係者は「日本にとって残念な結果」と話した。

 韓国は2013年9月、同原発から汚染水が流出しているとして輸入規制を強化した。青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の8県の水産物については輸入禁止の対象を一部から全てに拡大した。

 これに対し日本は15年8月、「科学的な根拠が無い規制だ」とWTOに提訴。18年2月、紛争処理小委員会では日本が勝訴したが、韓国が「国民の健康保護と安全のため」として上級委に上訴していた。今回の上級委の報告書は30日以内に正式に採択される見込みだ。

 農林水産省によると、原発事故後、一時54カ国・地域が日本産食品の輸入を規制した。撤廃が進む一方、いまも23カ国・地域で規制が続く。政府は、規制緩和の見通しを示さず、逆に規制を大幅に強化した韓国を提訴したが、ほかは訴えていない。政府は、今回の上級委の報告で勝訴を確定した上で、ほかの国・地域とも規制撤廃に向けた交渉を加速させていく戦略を描いていた。(大日向寛文)

韓国による日本食品輸入規制をめぐる動き

 2011年3月 東日本大震災で東京電力福島第一原子力発電所の事故が発生

 13年5月ごろ 原発事故を理由とした輸入規制が韓国を含む54カ国・地域に拡大

 9月 韓国が輸入規制を強化。8県産の全水産物を禁止に

 15年6月 日韓の二国間協議が平行線に

 8月 日本がWTOに提訴

 18年2月 WTO紛争処理小委員会(一審)で、日本が勝訴

 4月 韓国が上級委員会(二審)に上訴

 19年4月 上級委員会が報告書を公表


























関連記事
<こいつら、バカだ!>WTO逆転敗訴 安全性を立証しようとの日本政府の狙い裏目に 
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http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/602.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 巧妙に仕組まれたドラマ並みにねじれていた大阪W選の構図 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)
 


巧妙に仕組まれたドラマ並みにねじれていた大阪W選の構図 それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251775
2019/04/13 日刊ゲンダイ


投票結果を受けて会見をする、大阪維新の会代表・松井一郎(左)と、吉村洋文政調会長(右)/(C)日刊ゲンダイ

 ここのところネットでまとめて動画を見る機会があった。「トリック」というテレビドラマシリーズは、主人公が超能力者や霊能者のインチキを見破っていくという話だが、ロジカルにトリックを指摘するという体裁になっているので、ストーリーの細かい破綻が目立つ。それで見ているのがしんどくなり、第4話あたりでやめてしまった。

 一方、「民王」は総理大臣の父親とバカ息子の頭の中が陰謀により入れ替わってしまうというドラマで、とても面白いので一気に見た。最初から設定がぶっとんでいるので、物語が破綻することはない。荒唐無稽な話にツッコミを入れるほうがおかしい。

 大阪のダブル選挙で発生していたことはこれではないか?

 大阪市の解体を当の大阪市民に選択させる。「都構想反対派はデマを流している」と言いながら、「大阪市はなくならない」とデマを流す。しまいにはデマサイトのデマを候補者がツイッターで拡散させる。最初の時点からして設定がぶっとんでいるので、ツッコミも機能しない。確信犯的に嘘をついている連中に「嘘だ」と指摘しても「だからどうした」と言われるだけ。

 物語の伏線も「民王」並みにねじれている。

 橋下徹、松井一郎、吉村洋文と、安倍晋三、菅義偉はべたべたにつながっている。結局、柳本顕、小西禎一を潰したかったのは官邸だ。朝日新聞によると、大阪維新の会の勝利で官邸には安堵感が広がったとのこと。本当に薄汚い連中である。自民党幹事長の二階俊博は「意識的に(選挙を)サボタージュするというようなことがあったとすれば、それはけしからんことです」と官邸を牽制したが、二階の動きも十分に怪しかった。特に市長選は接戦が報じられていたにもかかわらず、二階と安倍、大阪府連は連名で「自由民主党、公明党以外の政党に対する推薦、支援要請は、これを行わず、仮に自公以外の政党より、両候補に対し、推薦等行いたい旨、申し出のあった場合は、これを完全に放棄する」との基本方針を打ち出し、共闘ムードをぶちこわした。

 本気で選挙に勝つつもりなら、全野党が共闘すべき理由を丁寧に説明すべきだったのに連中は逆の道を選んだ。

 なかなか巧妙に仕組まれたこのトリック、だまされた人は少なくないだろう。



適菜収 作家
1975年生まれ。早大で西洋文学を学び、ニーチェを専攻。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書多数。近著に「もう、きみには頼まない 安倍晋三への退場勧告」。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 塚田「忖度」副大臣がバラした、「安倍・麻生道路」復活の実態  新恭(まぐまぐニュース)
塚田「忖度」副大臣がバラした、「安倍・麻生道路」復活の実態
https://www.mag2.com/p/news/394397
2019.04.12 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース




麻生太郎副総理が推す福岡県知事選候補の激励会で、安倍政権のタブーともいわれる「忖度」という言葉を二度も口にし、責任を取る形で国交省副大臣の職を辞した自民党の塚田一郎参院議員。その影響もあってか知事選は麻生氏が敵視する対立候補の圧勝となりましたが、そもそも小川元副大臣が「忖度した」という「下関北九州道路」はどのような経緯をたどり現状に至っているのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で元全国紙社会部記者の新 恭さんが詳しく解説するとともに、塚田氏に対して「よくぞ政策決定の実態を白状してくれた」と大いなる皮肉を込めた賛辞を送っています。

塚田副大臣が手柄自慢で白状した安倍・麻生道路復活の真相

さすがの麻生太郎氏も、福岡県知事選の散々な開票結果が出た夜は、人並みに神妙な面持ちだった。

「残念ながら当選させられず誠にふがいなく、われわれの力不足だった。あらためて心からおわび申し上げる」

森友疑惑の公文書改ざん事件では、佐川元理財局長に責任をなすりつけて財務省から放り出し、他人事のように涼しい顔をしていたが、ことが選挙となると、福岡県連の最高顧問として、普通に責任を感じるらしい。

つまるところ、この選挙、候補者でもない麻生氏が独り相撲でぼろ負けした印象だ。前回選挙で支援した現職の小川洋氏によほどムカつくことがあったのか、新人の対抗馬を立てたのだが、ものの見事にコケてしまった。

自民党の調査で小川氏の優位は明らかだった。それでも、山崎拓、古賀誠氏らかつての自民党実力者が引退し九州政界で「一強」とおだてられる麻生氏は自分の力を過信して、知事のすげ替えに動いた。

1月14日、地元での国政報告会で、3選をめざす小川知事を、高島宗一郎福岡市長と比較して「何もやっていない。県内で伸びているのは福岡市だけだろうが」と、激しい口調で批判し、その後、安倍首相に直談判して元厚生労働官僚、武内和久氏の推薦をとりつけた。

二階幹事長の頭越しに話を進める傲慢さに、麻生シンパが多いとされる県連の内部でさえ反発が強まる。山崎、古賀といったOBも小川陣営についた。自民党は分裂選挙に突入し、武内氏の人気は一向に盛り上がらない。そんななかで、事件は起きた。

4月1日、「自民党推薦候補 激励集会」に現れた国交副大臣、塚田一郎氏はおそらく滑らかな弁舌がウリなのだろう。話がとても分かりやすい。

「麻生太郎命、一筋でやってきた。筋金入りの麻生派です」

「かわいい弟分の大家敏志参院議員(麻生派)の要請があり、おやじ(麻生氏)の顔が浮かんで足を運びました」

まるで任侠映画のセリフのように応援演説は始まった。集まっているのは麻生氏の支持者が大半だ。「おやじ」と慕えば、反応がいいに決まってる。聴衆を喜ばせたい一心で、塚田氏の気分は高揚した。

麻生氏のために、どんな手柄を立てたか。その証明にもってこいの話があった。福岡政財界が悲願とする「下関北九州道路」建設の件だ。昨年12月20日のこと。

「大家敏志さんがですね 私のもう一人逆らえない吉田博美さんという参議院の幹事長と一緒に 私の副大臣室にアポをとって来られました。『地元の要望がある』。これが下関北九州道路です」

大家議員は福岡選出の参院議員、吉田氏は自民党参院の幹事長をつとめる実力者だ。

「コンクリートから人っていうとんでもない内閣があったでしょ。民主党の悪政権ができて、こういう事業は全部フリーズしちゃったんです。下関と北九州ですよ、みなさんよく考えてください。下関は誰の地盤ですか。安倍晋三総理ですよ。麻生副総理の地元でもある北九州への道路の事業が止まっているわけですよ」

何でも民主党政権のせいにする安倍首相の脳回路をコピーしたかのようだが、「下関北九州道路」の凍結は、自民党福田政権が2008年に決めたものだ。

テンポの良い塚田節はクライマックスへ。

「吉田幹事長が私の顔を見て『塚田、わかってる?これは総理の地元と副総理の地元の事業なんだよ』と。『俺がなんで来たと思うか』と言うんですね。私すごく物わかりが良いんです。すぐ忖度します。『わかりました』と。そりゃ総理とか副総理がそんなこと言えません」

なるほどこうやって実力者のために気を利かせる者たちが出世するのか。逆らえない人物に頼まれたら、国民全体の奉仕者たる立場を捨て、個別の政治的利益に手を貸す。それを恥と思わないどころか、得意満面に披露する。

それにしても、なぜわざわざ「忖度」という、安倍・麻生両氏にとって忌まわしい言葉を二度も使ったのだろうか。一度目は「私すごく物わかりが良いんです。すぐ忖度します」。

二度目はこれだ。「森友とかいろいろ言われていますけど、でも私は忖度します」

単なるウケ狙いとも思えない。「私は忖度します」は、麻生氏に忖度しない誰かへのあてつけではないか。だとすれば、敵対する県知事候補、小川洋氏を意識しているに違いない。

麻生氏が前回知事選で支援した小川氏を毛嫌いし始めたきっかけは2016年の衆院福岡6区補欠選挙からだとされる。

鳩山邦夫元総務相の次男、鳩山二郎氏と、党県連会長の長男、蔵内謙氏の自民党系2人が立候補し、分裂選挙に突入した。鳩山氏は菅義偉官房長官らの派閥横断グループ「きさらぎ会」が支援、蔵内氏には麻生太郎氏がついた。副総理と官房長官が敵味方に分かれる“代理戦争”の様相を呈した。

この選挙で、小川知事が、蔵内氏への応援要請を断ったことから、蔵内陣営の選対本部長をつとめていた麻生氏の逆鱗に触れたという。

それだけではない。何かにつけ、麻生氏の言うことをやすやすと聞かないのが気に召さなかったらしい。要するに麻生氏は度を越したわがまま者なのだ。

塚田氏は、そんな麻生氏の扱い方を心得ている。言われる前に、麻生氏の意向を察して動くこと。2000年にさくら銀行を退職したあと、麻生氏の秘書をつとめた経験から会得したものだろう。

下関北九州道路を熱望する九州財界と麻生太郎氏は切っても切れない関係にある。麻生グループを率いる実弟、麻生泰氏は九州経済連合会会長であり、昨年12月16日に開かれた「下関北九州道路整備促進の会」で「安倍総理が安定した力を持っている時に、この橋の計画を決定したい」と意気込みを語った。

それから4日後のことである。塚田国交副大臣のもとを大家、吉田両議員が訪れたのは。

塚田氏は4月1日の「自民党推薦候補 激励集会」で、両議員の要請についての国交省の対応をこう語った。

「この事業を再スタートするためには、いったん国で調査を引き取らせていただくことになりまして、これを今回の新年度の予算に国で直轄の調査計画に引き上げました」

4,000万円の調査費計上によって、福田政権下の2008年に凍結された下関北九州道路建設計画は息を吹き返した。

塚田氏はよくぞ政策決定の実態を白状してくれたものだ。タテマエとウソだらけの政治家発言より、リアリティがあって、よほど面白い。

塚田氏はつまるところ究極の愚か者であり、正直者でもあった。その会場には支持者だけでなくマスコミの記者が混じっていることを知らないわけでもなかっただろう。

弁舌自慢の政治家はしばしばこの落とし穴にはまる。「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国」と神道政治連盟国会議員懇談会で発言し内閣支持率を下げた森喜朗元首相もその一人だ。

塚田氏の場合は、統一地方選のさなかだっただけに、「忖度」発言が麻生氏の推す武内候補に与えた悪影響は少なくなかっただろう。

麻生氏の忠臣として手柄を立てたつもりが、国交副大臣辞任に追い込まれ、奈落の底へ。主従ともにお粗末な一幕を演じたものである。

image by: つかだ一郎 − Home | Facebook

新恭(あらたきょう) この著者の記事一覧
記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。
















関連記事
忖度道路めぐり安倍首相の直接指示を証明する新事実が! 面会した議員が「総理から早期建設を、とのお言葉」(リテラ)
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http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 早稲田大学入学式に見る皆がこぞって枠の中に入りたがる時代(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/04/post-a162ce.html
2019.04.13


皆が黒一色のリクルートスーツの異様な光景。



これは早稲田大学の入学式の光景だそう。

入社式かと見まがうほど、みなが右向け右の没個性。

ロボットを見ているかのようだ。


(ニュースQ3)大学入学式、スーツ「黒一色」なぜ 
        4/12(金) 5:30配信 有料   朝日新聞デジタル

>4月から新年度。大学の入学式では、慣れないスーツに身を包んだ新入生が顔をほころばせる。ただなぜか、スーツは「黒一色」だ。

>7日午前、日本武道館であった明治大の入学式は4千人近い1年生が並んだ
圧倒的多数は黒か濃紺のスーツで、薄いグレーのスーツと青色の民族衣装の女子学生が1人ずついた程度だった。

>「悪目立ちするのは嫌」

>「一人違う格好をするのはかっこいいけど、ベージュとか着る勇気はないです」


昔はバンカラと言われた早稲田が、これだけ無個性の学生で満ち溢れている。

自由な校風が売りだった早稲田でさえもここまで来ている。

この委縮した発想はなんなんだろう。

もう、ベージュでさえ、着る勇気がないそうだ。

一番若さを発揮する時期に、「ベージュ」を悪目立ちするという発想は老人の集団の様で不気味だ。

一番若さを発揮する時期に、公式の場で、これだけ萎縮してしまっている今の若い世代が保守思考と言うのも頷ける。

お上に対して畏怖の念があるのか、権威主義であり、皆が枠の中に入りたがる、。

これじゃ、自由な発想など考えにもないだろう。

新元号を政府が発表すれば、こぞって老人も若者の右へ倣えのお祭り騒ぎ。

「令和」が何を意味するか考える事もせず、「令和」響きが良いよね。と大歓迎。

5年先の新札発行を、安倍政権が今、発表すれば称賛の嵐。

そして今日は、芸能人が右向け右で安倍首相の「桜を見る会」に参加している。

権力者にとって都合のよい国が出来上がりつつある。

それも、国民の方から進んで日本と言う狭い枠の中に入っていくようでは、本当にこの国に未来はあるのだろうか。

一方では、上野千鶴子の東大入学式の祝辞が、若い世代を勇気づけるような素晴らしい祝辞だったのに、肝心の若い世代が老人のように縮こまっている。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/605.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 「本音は辺野古不要」小沢一郎氏が語る、米軍の意外な真意とは?〈AERA〉
「本音は辺野古不要」小沢一郎氏が語る、米軍の意外な真意とは?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190409-00000035-sasahi-pol
AERA dot. 4/10(水) 11:30配信 AERA 2019年4月15日号


「米軍内部も、辺野古新基地は不要というのが本音だ」と話す小沢一郎・自由党代表。辺野古にこだわる政権の姿勢を「利権以外の何ものでもない」と批判する=3月25日、東京都内(撮影/今村拓馬)


 県民投票で示された「辺野古反対」の民意実現を目指す玉城デニー知事。カギを握るのが、「政治の師」であり、現在は野党共闘を主導する小沢一郎氏だ。

*  *  *
 故翁長知事の「遺言」で、後継者として玉城デニー氏に白羽の矢が立ったのは昨年8月。当時、沖縄3区選出の自由党衆院議員だった玉城知事が、知事選立候補を表明する直前に相談したのは、「政治の師」と仰ぐ党の小沢一郎代表だった。

「翁長さんの遺志を継いで出馬する以上は勝たなければならない」。小沢代表はそう助言。「オール沖縄」を構成する各党の支持を取り付けた時点で、あとは知名度とキャラクターの魅力で「勝てる」との手応えはあったという。小沢代表は当時の思いをこう振り返る。

「沖縄の革新政党は強いが、保守の浮動票を取りこまないと知事選には勝てない。それができる立場の人物はデニー君しかいない。翁長さんが後継指名したのも無理はない」

 就任から半年を迎えた玉城知事を「誠心誠意、全力でやっている」と評価する。しかし、現政権が交渉相手では「辺野古」に対する「ゼロ回答」は続くと見る。

「安倍政権ではだめ。政権を代える以外にない。ただ、沖縄の人たちにトラウマがあるのもわかります」

 2009年の政権交代で誕生した民主党の鳩山由紀夫首相は、普天間飛行場の移設先として「最低でも県外」を掲げたものの挫折。結局、沖縄県内の「辺野古」に回帰した。鳩山政権の失敗の本質はどこにあったのか。当時、閣外にいた小沢代表は「詳細な経緯は知らない」と断った上でこう話す。

「自民党政権同様、民主党政権でも米政府との間で真の普天間問題の解決に向けた対話ができなかった、ということだと思います」

 小沢代表は今、野党共闘を主導している。政権交代が実現すれば、民主党政権も自民党政権も破れなかった「壁」を突破できるのか。

「同じ過ちは繰り返しません。もう一度、政権交代すれば辺野古は停止し、普天間も返してもらう。それには国内だけで議論していてもダメ。米政府と話し合わないとらちがあきません」

 小沢代表が米国との協議によって「解決可能」と見通すのは、米軍内部の本音を耳にしているからだという。

 そもそも米政府が、地元の反対を押し切り、日米同盟全体に打撃となりかねない政治的リスクを負ってまで、普天間代替施設としての要件を満たさない空港をつくろうなんて思うわけがない──。辺野古新基地に対して、小沢代表はかねてそんな疑問を抱いていたという。

「軍の強い要求があって、米政府も何も言えないのかなと思っていたら、政府も軍も辺野古に新しい基地など要求していない、と内部関係者から聞いたので驚きました。現政権下では公式に認めないでしょうが、米軍内部も『辺野古新基地は不要』というのが本音です」

 その上で、小沢代表は玉城知事にこうアドバイスする。

「何らかの形で米政府の本音を探る手立てを考えるべきだと思います。米政府中枢とつながらないといけない」

 しかし、米国内部で不要論が出ているなら、政府はなぜ新基地建設を止められないのか。

「利権以外の何ものでもない、と考えています。原発はもうやめた方がいいと専門家を含む多くの人が発言していますが、止められないのと同じ構図です」

 沖縄県は、例のない深度の軟弱地盤改良などで、辺野古の総事業費が2兆5500億円以上に膨らむと試算している。

「埋め立て用土砂の確保や地盤改良でコストが膨らめば業者だけでなく、官僚も防衛省の予算増を求める根拠になるため都合がいいのです。まさに政官産学が密接に絡む利権。結局、負担を負わされるのは国民です」

 小沢代表は民主党代表だった07年に「軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンスは第七艦隊で十分だ」と発言した。これは沖縄県が求める「海兵隊の県外・国外移転」と通底する要素もある。小沢代表は今もこの考えに変わりはないのか。

「全く変わりません。中国や朝鮮半島情勢を見れば、米軍のプレゼンスは極東に必要です。ただし、抑止力と米国の政治的プレゼンスの維持をシンボリックに言うと、第七艦隊で十分だということです。あとは、有事の際の展開能力さえ維持しておけばいい。本当のいくさのための部隊が平時からすべて日本に駐留していないといけないという理屈はない、と言っているのです」

 政府は「沖縄の海兵隊は抑止力のために必要」と説明している。小沢代表はこれを「嘘だ」と一蹴する。

「世界中で、在外米軍の撤退が潮流になっています。沖縄の海兵隊の実戦部隊も大幅削減されます。これは、有事に即応展開できればいいという米政府の考えの反映です」

 小沢代表は自公政権の対抗軸として、どのような安保政策をイメージしているのか。

「日米関係は最も大事な二国間関係です」。小沢代表はそう強調した上でこう言う。

「安倍首相はトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦しましたが、こうした太鼓持ちのような外交では通用しません。日米同盟は対等であって主従の関係ではありません。軍事力を対等にというのではなく、国どうし、首脳どうしが対等な関係でなければならないのです」

 さらにこう指摘する。

「安倍首相は日米関係を盾にとって軍事大国への道を歩もうとしています。集団的自衛権の行使を容認し、国際紛争に自衛隊を派遣できるよう道筋を付けました。国際連合憲章は、国際紛争には国際社会で一致して対応することを掲げ、日本国憲法はその理念を踏襲しています。軍事力は国連としての発動に限定しなければ歯止めなき軍拡競争になり、第2次世界大戦前の状態に戻ってしまいます」

 政権交代の実現に大事な要素は、受け皿となる政治勢力を結集できるかの一点に尽きる。その帰趨が、沖縄と「辺野古」の将来にも直結する。(編集部・渡辺豪)



















http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 軍人が天皇を巧みに利用したせいで米国の思うつぼにはまる 保阪正康 日本史縦横無尽(日刊ゲンダイ)
   


軍人が天皇を巧みに利用したせいで米国の思うつぼにはまる 保阪正康 日本史縦横無尽
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251776
2019/04/13 日刊ゲンダイ


蒋介石(C)共同通信社

 戦争終結に関する腹案は冒頭で「方針」と掲げ2項を上げている。その中に「蒋政権の屈服を促進し独伊と提携して先つ英の屈服を図り米の継戦意思を喪失せしむるに勉む」との一節がある。具体的には日独伊で英を屈服させる一方で、米の戦意を喪失せしむる。その上で日本が蒋介石政府を屈服させるために、独自に何をなすかが書かれていた。蒋介石政府を屈服させる方法として「在支租界の把握」「南洋華僑の利導」などが謳われている。これは現実には考えられない抽象的な内容であった。

 腹案を作成した高級課員の石井と藤井は、いろいろな内容を並べておけば大本営政府連絡会議や御前会議が細目を検討し、より具体的に細目が決まるだろうと考えていた。2人のような下僚は東條英機や杉山元ら最高指導部の思惑や情報を知らない。命令に従って思いつくままに「勝利」の姿を夢想して見せたのであった。

 ところが昭和16年11月15日の大本営政府連絡会議で、石井らが作った夢想気味の案は何の討議もされず、あっさりと原案のまま決まった。国策になったのである。驚いたのは起案者の2人だ。石井は私に「びっくりしましたよ。我々が幾分楽観的にまとめた案が通ったのですから」とつぶやいた(昭和50年代の初めである)。

 これだけのことを含んで、もう一度開戦に至る道筋を検証してみよう。軍事指導者は戦争への道を歩むのに必死で、戦をどのように収めるかを真剣に考えていなかった。外交交渉では中国からの撤兵に反対で、アメリカにあれこれ言いたてたが、交渉を前向きに進める気はない。日本は石油がないから戦争という手段に訴えなければならないと言いつつ、裏では大手商社が密かに進めている石油輸入策を嗅ぎつけ、将校がその社に乗り込んで「国策の妨害をするな」と怒鳴りつけている。何が何でも戦争するぞというわけだ。むろん、軍事指導部のこうした動きは天皇には一切知らされていない。

 終戦に関する腹案とて、この段階では天皇に知らされていない。自分たちに都合の良い事実を意図的に知らせるだけだから、軍人たちは巧みに天皇を利用したということになる。こうして11月26日にアメリカ側から、ハルノートを突きつけられ、日本の軍部は待ってましたとばかりに戦争に踏みきるのである。今にして思えば、ヨーロッパ戦線に参戦したいアメリカの思うつぼにはまってしまったのである。 

(つづく)



保阪正康 作家
1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。











http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 立憲枝野代表、菅氏発言に謝罪。この機会に野党で安倍政権に対抗してくれ。(かっちの言い分)
立憲枝野代表、菅氏発言に謝罪。この機会に野党で安倍政権に対抗してくれ。
https://31634308.at.webry.info/201904/article_12.html

一昨日、以下のタイトルで菅立憲最高顧問の発言について批判した。うぬぼれも甚だしいと。
『菅立憲最高顧問のいう純血主義では野党第一党が野党共闘を阻む。』
https://31634308.at.webry.info/201904/article_10.html
いやしくも、立憲を代表している最高顧問である。自分は立憲の考えを述べたのだろう思っていた。あまりにうぬぼれていないか?と書いた。自分自身は、別に国民民主のことを熱烈支持している訳ではない。ただ、一点、今の安倍政権を終わらせたいという思いだけだ。政権交代が出来ないのなら、自民の安倍以外の政治家でもいいと思っている。歴代の首相で最低と思っているからだ。その意味で、まずは安倍政権を終わらせる野党勢力を期待している。政権を取れないのなら、今のように与党の絶対多数をまずは打破するしかない。

今日、枝野代表が、「国民民主党は解散すべきだとツイッターに投稿した立民の菅直人元首相を口頭で厳重注意し、10日に国民の玉木雄一郎代表に謝罪したと明らかにした。」という。さすがに、枝野代表も管氏の発言は酷いと思ったのだろう。さらに「政党がどう行動するかはそれぞれの政党の判断だ。改めて国民民主党におわびし、こうしたことを繰り返さないようにしたい」と語った。菅氏は、枝野氏に対し「迷惑をかけて申し訳ない」と話したという。
菅氏の行いは、昔の同じ仲間だった小沢氏を批判した行いと同じである。敵は、別のところにいることを忘れている。野党同士で潰しあいをしても仕方がない。国民とって、安倍政権の悪政の大きさから見れば、野党の差異などは同じである。野党は束になって安倍政権に対抗してほしいのだ。枝野さん、お願いしますよ。


枝野氏、菅元首相を注意

https://www.sankei.com/politics/news/190413/plt1904130008-n1.html
 立憲民主党の枝野幸男代表は13日、国民民主党は解散すべきだとツイッターに投稿した立民の菅直人元首相を口頭で厳重注意し、10日に国民の玉木雄一郎代表に謝罪したと明らかにした。金沢市で記者団に「政党がどう行動するかはそれぞれの政党の判断だ。改めて国民民主党におわびし、こうしたことを繰り返さないようにしたい」と語った。
 菅氏は、枝野氏に対し「迷惑をかけて申し訳ない」と話したという。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/608.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 立憲への風がやんだ 「亥年」の統一地方選 (朝日新聞社 WEBRONZA)

立憲への風がやんだ 「亥年」の統一地方選
北海道知事選の惨敗から見えた「結党ストーリー」の終焉
 
山下剛 朝日新聞記者
 
WEBRONZA 2019年04月11日より、無料公開部分を以下転載。

 
■立憲民主惨敗、北海道で、大阪で
 
 気がつけば、風がやんでいた。

 1年半前の衆院選で野党第一党の民進党が分裂。ちりぢりになった野党勢力の中で唯一、期待されていたのは、野党第一党に躍り出た立憲の「勢い」だった。

 しかし、4月7日に投開票された統一地方選の前半戦、11道府県知事選のうち唯一、与野党対決の構図になった北海道知事選で、自民党、公明党、新党大地が推薦した前夕張市長の鈴木直道氏(38)が、立憲民主党など野党5党が推薦した元衆院議員の石川知裕氏(45)に圧勝したのだ。

 かつて「民主王国」と呼ばれ、いまでも立憲の国会議員が多い北海道でも、互角の戦いに持ち込むことさえできなかった。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019041000002_1.jpeg
(キャプション)北海道知事選に立候補する石川知裕氏(右)とともに街頭演説をする立憲民主党の枝野幸男代表=2019年3月15日、北海道北斗市
 
 北海道知事選だけではない。

 同じ7日に投開票された41道府県議選と17政令指定市議選で、立憲は計217人が当選した。この数字は、国民民主党の116人を大きく上回っている。しかし、両党の当選者を合わせても、4年前の民主党の391人を下回っている。

 大阪維新の会が大阪府知事・市長のダブル選挙を制した大阪では、立憲は府議選で1議席にとどまり、市議選では0議席。惨敗と言ってもいい。

 地方議員は、国政選挙の際に候補者を実動部隊として支える存在でもある。その数は、その党の勢いを示すバロメーターとも言える。

 今年は、統一地方選と参院選が重なる12年に一度の「亥年」だ。12年前の「亥年」、2007年の参院選で自民党は歴史的大敗を喫したが、その直前の統一地方選の道府県議選と政令指定市議選で、自民党が議席を減らした一方、民主党は議席を大きく積み増していた。

 今回の統一地方選の結果から、今夏の参院選はどう見通せるのか。北海道知事選から読み解いてみたい。

■菅官房長官に近い自公候補に「北海道独立」で対抗したが…

 知事選には、鈴木氏と石川氏が立候補し、無所属の新人同士の一騎打ちとなった。開票結果は以下の通りだ。

鈴木直道 1621171票(得票率63%)
石川知裕  963942票(得票率37%)
投票総数 2613522人(投票率58.34%)

 石川氏は、いうまでもなく小沢一郎・自由党代表の元秘書だ。2007年に繰り上げ当選で民主党の衆院議員になったが、2010年に小沢氏の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で逮捕された。最高裁まで争ったものの、有罪判決を受けている。

 この事件の記憶が有権者の判断に影響しなかったとは考えにくい。

 とはいえ、故・中川昭一氏(自民)の強固な地盤だった北海道11区を掘り起こしてきただけあって、演説も巧み。地場産品や地域課題を採り上げながら政策を訴え、「相手候補はイケメン。私には子どもが2人いる。イケメンよりイクメンで」と笑いを取りつつPRした。

 掲げたのは、「北海道独立宣言」。「戦うときには戦う知事でないといけない」と訴えた。北海道民のアイデンティティを刺激しつつ、自民、公明の与党が推薦し、菅義偉官房長官との近さも指摘された鈴木氏との違いを強調するものだ。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019041000002_2.jpeg
(キャプション)北海道知事選の鈴木直道候補(右)の応援に訪れた菅義偉官房長官=2019年4月6日、札幌市中央区
 
 「イデオロギーよりアイデンティティ」を掲げ、「オール沖縄」で与党系候補を破った昨年9月の沖縄県知事選が念頭にあったに違いない。公示日前日には玉城デニー沖縄県知事も石川氏の応援に入った。

 こうした動きに、鈴木氏は「国の力は頼らなくてもいいという意見もあるようだが、違うと思う。いまこそ国と北海道と市町村が一体となって、難局を乗り越える時代だ」と反論に追われた。「独立宣言」を争点化することに成功したのだ。

 では、何が欠けていたのか。
 
 
■小沢氏の「川上戦術」を継いだのは?

 それは、「川上戦術」だ。

 先に触れた前の亥年の2007年参院選。このとき当時民主党代表だった小沢氏がヘリやチャーター機を駆使してまで徹底して回ったのは、それまで自民の地盤で、民主の候補がほとんど回ることのなかった山間部や離島だった。

 川上の山間部で演説会を開けば、その評判が川下の都市部へと広がっていく――。川上戦術とは、そんな選挙戦術だ。

 財政再建団体に転落した北海道夕張市の財政問題に道筋をつけたという看板がある鈴木氏と違って、石川氏は政治資金事件のせいでマイナスイメージを抱いていた有権者も少なくない。その印象を覆すには、川上戦術しかなかったはずだ。

 ところが今回の北海道知事選で、この戦術を採ったのは小沢氏の元秘書の石川氏ではなく、皮肉にも鈴木氏だった。

 選挙戦終盤の4日。大票田の札幌市にいる石川氏を尻目に、鈴木氏は富良野町、美瑛町、旭川市などを回った。この日までに4000数百`を走行し、179市町村のうち149市町村を回って3万5千人に会って握手をした、という。そして、こう訴えた。

「『うちの町に知事候補が来たのは20何年ぶり』と言われた。『うちの町に来る時間があったら、札幌で演説した方が多くの人に会えるんだから』と。しかし、多くの人に会えるからと言って札幌で毎日訴えたら、その政治家の根っこが透けてみえる」
 

■色あせた立憲民主の「結党ストーリー」

 誰しも一度、成功すると、その成功体験からなかなか抜け出せないものだ。立憲民主党の枝野幸男代表にとっての成功体験は、 ・・・ログインして読む
(残り:約1024文字/本文:約3321文字)
 
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019041000002.html?page=1
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 頑張っても報われない人がいる不公正な社会を正す必要性〜上野千鶴子の東大入学式祝辞(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28193464/
2019-04-13 16:04

もう一つ、祝辞の記事を・・・

 社会学者の上野千鶴子氏(東大名誉教授)が、12日に開かれた東京大学の入学式で行なった祝辞だ。(・・)

 上野氏は、冒頭から「(入学制が受かった)選抜試験が公正なものであることをあなたたちは疑っておられないと思います。もし不公正であれば、怒りが湧くでしょう」と医科大の不正入試の話を持ち出して、東大入学者を含め、女子の比率が低いこと、様々な意味での女子差別があることをアピール。

 あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来ただろうが、それは周囲の環境が恵まれていたからだと。

 世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひとたちや、がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいる。

 それゆえ「あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください」と

「恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください」と訴えた。(・・)

* * * * *

 チョット長いけど、これからの社会にとって大事な話だと思うので、ここに全文アップしておきたい。<できればコピーして、全ての官僚や議員に送りたいぐらいの気持ちだ。(地方の自治体、議会の人にもね。^^;>

 東大関係者に限らず、老若男女がそれぞれの立場で、これからの社会のあり方、自分のあり方を考えて行く上で、いいヒントを提供できるのではないかと思う。

『上野千鶴子さんの祝辞全文は、以下の通り。

ご入学おめでとうございます。あなたたちは激烈な競争を勝ち抜いてこの場に来ることができました。

その選抜試験が公正なものであることをあなたたちは疑っておられないと思います。もし不公正であれば、怒りが湧くでしょう。

が、しかし、昨年、東京医科大不正入試問題が発覚し、女子学生と浪人生に差別があることが判明しました。

文科省が全国81の医科大・医学部の全数調査を実施したところ、女子学生の入りにくさ、すなわち女子学生の合格率に対する男子学生の合格率は平均1.2倍と出ました。

問題の東医大は1.29、最高が順天堂大の1.67、上位には昭和大、日本大、慶応大などの私学が並んでいます。1.0よりも低い、すなわち女子学生の方が入りやすい大学には鳥取大、島根大、徳島大、弘前大などの地方国立大医学部が並んでいます。

ちなみに東京大学理科3類は1.03、平均よりは低いですが1.0よりは高い、この数字をどう読み解けばよいでしょうか。統計は大事です、それをもとに考察が成り立つのですから。

女子学生が男子学生より合格しにくいのは、男子受験生の成績の方がよいからでしょうか?

全国医学部調査結果を公表した文科省の担当者が、こんなコメントを述べています。「男子優位の学部、学科は他に見当たらず、理工系も文系も女子が優位な場合が多い」。

ということは、医学部を除く他学部では、女子の入りにくさは1以下であること、医学部が1を越えていることには、なんらかの説明が要ることを意味します。

事実、各種のデータが、女子受験生の偏差値の方が男子受験生より高いことを証明しています。

まず第1に女子学生は浪人を避けるために余裕を持って受験先を決める傾向があります。

第2に東京大学入学者の女性比率は長期にわたって「2割の壁」を越えません。今年度に至っては18.1%と前年度を下回りました。

統計的には偏差値の正規分布に男女差はありませんから、男子学生以上に優秀な女子学生が東大を受験していることになります。

第3に、4年制大学進学率そのものに性別によるギャップがあります。2016年度の学校基本調査によれば4年制大学進学率は男子55.6%、女子48.2%と7ポイントもの差があります。

この差は成績の差ではありません。「息子は大学まで、娘は短大まで」でよいと考える親の性差別の結果です。

最近ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんが日本を訪れて「女子教育」の必要性を訴えました。それはパキスタンにとっては重要だが、日本には無関係でしょうか。

「どうせ女の子だし」「しょせん女の子だから」と水をかけ、足を引っ張ることを、aspirationのcooling down、すなわち意欲の冷却効果と言います。

マララさんのお父さんは、「どうやって娘を育てたか」と訊かれて、「娘の翼を折らないようにしてきた」と答えました。そのとおり、多くの娘たちは、子どもなら誰でも持っている翼を折られてきたのです。

そうやって東大に頑張って進学した男女学生を待っているのは、どんな環境でしょうか。

他大学との合コン(合同コンパ)で東大の男子学生はもてます。

東大の女子学生からはこんな話を聞きました。「キミ、どこの大学?」と訊かれたら、「東京、の、大学...」と答えるのだそうです。なぜかといえば「東大」といえば、ひかれるから、だそうです。

なぜ男子学生は東大生であることに誇りが持てるのに、女子学生は答えに躊躇するのでしょうか。

なぜなら、男性の価値と成績のよさは一致しているのに、女性の価値と成績のよさとのあいだには、ねじれがあるからです。

女子は子どものときから「かわいい」ことを期待されます。ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?

愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。だから女子は、自分が成績がいいことや、東大生であることを隠そうとするのです。

東大工学部と大学院の男子学生5人が、私大の女子学生を集団で性的に凌辱した事件がありました。加害者の男子学生は3人が退学、2人が停学処分を受けました。

この事件をモデルにして姫野カオルコさんという作家が『彼女は頭が悪いから』という小説を書き、昨年それをテーマに学内でシンポジウムが開かれました。

「彼女は頭が悪いから」というのは、取り調べの過程で、実際に加害者の男子学生が口にしたコトバだそうです。この作品を読めば、東大の男子学生が社会からどんな目で見られているかがわかります。

東大には今でも東大女子が実質的に入れず、他大学の女子のみに参加を認める男子サークルがあると聞きました。

わたしが学生だった半世紀前にも同じようなサークルがありました。それが半世紀後の今日も続いているとは驚きです。

この3月に東京大学男女共同参画担当理事・副学長名で、女子学生排除は「東大憲章」が唱える平等の理念に反すると警告を発しました。

これまであなたたちが過ごしてきた学校は、タテマエ平等の社会でした。偏差値競争に男女別はありません。

ですが、大学に入る時点ですでに隠れた性差別が始まっています。社会に出れば、もっとあからさまな性差別が横行しています。東京大学もまた、残念ながらその例のひとつです。

学部においておよそ20%の女子学生比率は、大学院になると修士課程で25%、博士課程で30.7%になります。

その先、研究職となると、助教の女性比率は18.2、准教授で11.6、教授職で7.8%と低下します。これは国会議員の女性比率より低い数字です。

女性学部長・研究科長は15人のうち1人、歴代総長には女性はいません。

こういうことを研究する学問が40年前に生まれました。女性学という学問です。のちにジェンダー研究と呼ばれるようになりました。

私が学生だったころ、女性学という学問はこの世にありませんでした。なかったから、作りました。

女性学は大学の外で生まれて、大学の中に参入しました。4半世紀前、私が東京大学に赴任したとき、私は文学部で3人目の女性教員でした。そして女性学を教壇で教える立場に立ちました。

女性学を始めてみたら、世の中は解かれていない謎だらけでした。

どうして男は仕事で女は家事、って決まっているの?主婦ってなあに、何する人?ナプキンやタンポンがなかった時代には、月経用品は何を使っていたの?日本の歴史に同性愛者はいたの?

...誰も調べたことがなかったから、先行研究というものがありません。ですから何をやってもその分野のパイオニア、第1人者になれたのです。

今日東京大学では、主婦の研究でも、少女マンガの研究でもセクシュアリティの研究でも学位がとれますが、それは私たちが新しい分野に取り組んで、闘ってきたからです。そして私を突き動かしてきたのは、あくことなき好奇心と、社会の不公正に対する怒りでした。

学問にもベンチャーがあります。衰退していく学問に対して、あたらしく勃興していく学問があります。

女性学はベンチャーでした。女性学にかぎらず、環境学、情報学、障害学などさまざまな新しい分野が生まれました。時代の変化がそれを求めたからです。

言っておきますが、東京大学は変化と多様性に拓かれた大学です。わたしのような者を採用し、この場に立たせたことがその証です。

東大には、国立大学初の在日韓国人教授、姜尚中さんもいましたし、国立大学初の高卒の教授、安藤忠雄さんもいました。また盲ろうあ三重の障害者である教授、福島智さんもいらっしゃいます。

あなたたちは選抜されてここに来ました。東大生ひとりあたりにかかる国費負担は年間500万円と言われています。これから4年間すばらしい教育学習環境があなたたちを待っています。

そのすばらしさは、ここで教えた経験のある私が請け合います。

あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。

ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。

そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。

あなたたちが今日「がんばったら報われる」思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。

世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。

恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。

そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。

女性学を生んだのはフェミニズムという女性運動ですが、フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。

あなた方を待ち受けているのは、これまでのセオリーが当てはまらない、予測不可能な未知の世界です。

これまであなた方は正解のある知を求めてきました。

これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界です。

学内に多様性がなぜ必要かと言えば、新しい価値とはシステムとシステムのあいだ、異文化が摩擦するところに生まれるからです。

学内にとどまる必要はありません。東大には海外留学や国際交流、国内の地域課題の解決に関わる活動をサポートする仕組みもあります。未知を求めて、よその世界にも飛び出してください。

異文化を怖れる必要はありません。人間が生きているところでなら、どこでも生きていけます。

あなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。

大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。

知を生み出す知を、メタ知識といいます。そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。

ようこそ、東京大学へ。』

平成は昭和よりはずっと女性や外国人、病気、障害などを持つ人たちが生活しやすくなったとは思うけど。次の時代は、本当の意味でお互いに理解し合って、共生して行ける社会が作られるといいな〜と思うmewなのだった。(@@)

  THANKS



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記事 [政治・選挙・NHK259] 野党は結束すべし 小沢一郎議員の知恵を借りよ
 前半の統一地方選挙の結果が出て一週間が経つ。私は地元の野党議員に投票したが一人当選、一人落選であった。結果は与党強しである。ある選挙区では候補者が乱立し、余程の政治通でなければ、誰に投票すればよいのか分からない状況であった。
 参議院選挙が近づいてきているという状況でありながら、菅直人の国民民主党への解散発言(共闘ではなく、これでは挑発である,玉木代表の激怒は当然のこと)、大阪12区の補欠選挙での候補者の乱立、山本太郎議員のれいわ新選組党の立ち上げ、参院選岩手選挙区の候補者調整難航など野党のまとまりのなさしか感じ取れない。今回の山本太郎議員の行動に関しては拙速だと批判せざるをえない。山本太郎議員が日本の政治問題に最も鋭く斬り込んでいる点には敬意を表する。しかし、このタイミングでの新党立ち上げは政治手腕としてどうかと疑問に思う。政治は理想では動かない。生活という民衆の醜い部分とも向き合わないといけない。野党が乱立すれば、次の参議院選挙の結果がどうなるのか、いやでも分かる。政治は理念では動かない。私たちの生活も理念では動かない。明治維新も理念では動いていない。背後に巨大国際金融勢力があってこそ成し遂げられた。ロシア革命も同じだ。大阪維新の会が選挙で強いのは竹中平蔵・パソナ・裏社会が巨大な行政業務の民営化で甘い汁を吸おうとして支援しているからだ。これに対して、君側の奸と金の亡者の財閥を排除しようと理想に燃えた戦前の昭和維新が、なぜ失敗したのか、我々は学ぶ必要がある。

 政治には途方もない金が必要であり、政権交代ともなれば、1億円、2億円ではどうにもならない。山本議員のような知名度がある議員が果たして何人いるのだろうか。志はいいが選挙には金が必要であり、落選した議員の面倒を誰が見るのか。私たちが10万円寄付しても水の泡となって消える。かつて、天木直人が新党から立候補した時、大きな期待を抱いて私は献金をして投票をしたが、それが今となってはどうなったであろうか。

 現実的には、まずは参議院選挙で野党が一致結束しなければならない。前回の衆議院選挙でも普通に野党が一致協力していれば勝てた。それが前原・前民進党代表が小池というカリスマ性のある政治家と新党の希望の党という甘い誘惑に乗って、第一野党を壊滅させて惨敗した。
 安倍・麻生の政治体制はかつてないほど強力で、我々の想像以上のものだ。だからこそ、かつてない長期政権になっている。しかし、これを絶対に倒せないかというとそうでもない。そのことが見通せているのが小沢一郎という代議士だ。

 小沢議員はなんと主張しているのか。それは一にも二にも野党が結集することだ。そうすれば、今すぐにでも政権交代が成し遂げられると主張しているのだ。しかし、現状はどうだ。

 大半の民衆は悲しいことに政治に関心を持っていない。しかし、その現状も考えて野党が結集して分かりやすい政治を作ることも知恵である。政権奪取後の民主党には反省点が多いが、政権奪取前の民主党には見習うべき点は多々ある。少なくとも、曲がりなりにも一つの党としてまとまり、マニフェストという分かりやすい形で国民に政策を提示できたことは画期的であった。菅と野田が明白なマニフェストの違反をしなければ、2大政党制ができ、他国のように緩やかではあるが政治改革が進んだであろう。今や自公の一強で、このままだと、死に票ばかりが増えて、我々の政治への要求が無駄に終わり、与党が利して既得権益者が得をする。

 野党議員に私たちはもっと結束を訴えなければならない。理想国家など急にはできないし、そんな国家は存在しない。優先順位を作って、重要な点を優先させるべきだ。なんども言うが野党議員は、政治家として最も優れた見識と展望を持つ小沢一郎議員の意見に耳を傾けるべきだ。その気になれば今すぐにでもできることであり、これこそ政治改革への近道だ。
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記事 [政治・選挙・NHK259] 日本のモノ造りの「匠」がクローバル化に乗って世界基準の「いい加減」になっている。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/04/blog-post_13.html
4月 13, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<昨夏に発覚したスズキの排ガス・燃費の検査不正は、ブレーキなど安全性能にかかわる検査データの改ざんや無資格検査に広がり、組織的な隠蔽(いんぺい)や、検査で不合格にすべき車を合格にしていたことも明らかになる異例の事態に発展した。悪質性が高い不正の数々が明らかになり、ブランドイメージの悪化は避けられない。経営責任が厳しく問われそうだ。

<b> スズキ、ずさんな検査実態 現場、不正の認識すらなし<br><br> スズキ、200万台リコール 費用800億円見込む</b>

 「報告書の内容を危機感をもって厳粛に受け止めている」。鈴木俊宏社長は12日の記者会見中に3度頭を下げ、厳しい表情を崩さなかった。自動車メーカーの検査不正は2017年秋以降、日産自動車やスバルで相次いで発覚。無資格検査や排ガス・燃費データの改ざん、安全性能の検査不正など内容は多岐にわたるが、スズキも日産やスバルで発覚したのと同様の不正に手を染めていたことが露呈した。しかも、2社に比べて悪質性が高い不正が明らかになった。

 スズキは国土交通省の調査に対し、無資格検査は「なかった」と説明していたが、国内3工場が組んで無資格検査を隠蔽していた。不正の証拠となる資料を破棄し、改ざんした資料を作っていた。検査員になるための試験中に試験官が解答を教えていたことも判明した>(以上「朝日新聞」より引用)


 モノ造り日本の根幹を揺るがす事態だ。検査の不正発覚はスズキだけではない。名の通った日本を代表する他企業でも起きている。

 世界に冠たる日本のモノ造りの根幹が揺らいでいる。モノ造りの「匠」が大量退職して、「匠」を継承すべき技術者や検査員が「匠」の心構えも継承していないことが明らかになっている。

 「匠」の技が継承されなくなったのは派遣業法が緩和されて、製造現場に派遣社員が導入されるようになったことと無関係ではないだろう。日本のモノ造りは諸外国並みの「いい加減」に成り下がったようだ。

 小泉・竹中「構造改革」以来、自公政権の「伝統」となった「構造改革」は日本を根底から破壊している。現在では「異次元金融緩和」で資本主義の根幹を担っている銀行までが危なくなっている。

 新卒者は銀行への就職を躊躇っているという。日本を代表する都銀までも大幅なリストラが普通になり、地銀では窓口教務や外交までも派遣社員に置き換わっている。金融機関の「専門職」が碌に養成されないで、日本の金融機関が日本企業を支え発展させることは出来ない。

 日銀のマイナス金利策は金融機関をジワジワと破壊している。つまり安倍自公政権は金融とモノ造りの現場から日本を破壊し衰退させている。その元凶は「構造改革」という名の「グローバル化」だ。日本の「匠」も世界並に「いい加減」になりつつある。スズキの企業風土の劣化にその現象を見る。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK259] チンピラ大臣更迭の真相 本質は「復興五輪」という偽善 「寄り添う」というペテン(日刊ゲンダイ)
 


桜井更迭の本質は安倍内閣「復興に寄り添う」というペテン
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251877
2019/04/13 日刊ゲンダイ 文字起こし ※タイトルは紙面による


2013年9月、ブエノスアイレスで開かれたIOC総会で東京のプレゼンテーションをする安倍首相(C)ロイター=共同

 安倍首相は14日、福島県を訪問。廃炉作業が続く福島第1原発を視察する予定だ。2013年の五輪招致演説で、福島原発の汚染水について「アンダーコントロール(管理下にある)」と大嘘をついた手前、来年に控えた東京五輪に向けて再び廃炉作業の進み具合をアピールする狙いがあるようだ。

 五輪欲しさに飛び出た大嘘を上塗りするため、廃炉作業中の原発に近づくとは、随分と体を張ったペテン師だが、なるほど、これで桜田五輪相の更迭も納得だ。この週末に福島訪問の日程が入っていたことも、安倍が「復興以上に」の問題発言から、たった2時間足らずで、あっさり辞めさせた理由に違いない。

 明らかに資質に欠け、失言・言い間違い連発のポンコツ大臣をあれだけ擁護してきたのに、次元を超えた暴言で自らの被災地訪問の邪魔になれば、有無を言わせずクビを切る。この国のトップの我が身かわいさ、自己都合重視の冷酷さには改めてゾッとさせられる。

 ポンコツ大臣の更迭を受けて野党は、大臣失格の大マヌケを入閣させた安倍の任命責任を追及すると言うが、矛先を間違っていないか。糾弾すべきは「復興五輪」を掲げながら、「復興以上に」五輪最優先という安倍の冷酷さである。

 ポンコツ大臣の更迭は、復興軽視、五輪優先、派閥重視で政権安定という度し難いほど手前勝手な冷血政権の本性が、にじみ出ただけだ。

「復興以上」に我が身大事の冷酷首相

 そもそも、この政権は「復興五輪」とやらに、どこまで本気なのか。復興相も五輪相も毎年のようにコロコロと交代。実態は派閥均衡人事の調整弁や入閣待機組の処遇ポストの色合いの強い軽量大臣だ。そのため、存在感に乏しく、今の復興相の名前を言える国民は本人や支援者以外、皆無に等しいだろう。 その上、桜田に加え、17年4月には当時の今村雅弘復興相が東日本大震災を巡り、「東北で良かった」などと発言し、辞任に追い込まれた。「復興五輪」を掲げる政権の閣僚のうち、よりによって復興と五輪の両大臣が被災地を逆なでする発言でクビになるとは、どんなブラックジョークなのか。「全閣僚が復興相のつもりで取り組むように」という安倍の言葉はむなしく響く。

 大体、桜田のようなポンコツ政治家が大臣になれたのも、安倍の論功行賞・派閥優遇人事のなせるワザ。昨秋の自民党総裁選で党員票が55%にとどまる中、安倍が3選を果たせたのは派閥の支援がロコツに影響する国会議員票を8割以上固めたおかげだ。とりわけ二階派と麻生派の支援に頼るところが大きく、直後の内閣改造では論功行賞で両派を最重視。そのシンボルこそ、二階派で未入閣の待機組だった桜田の大臣起用である。

「当初から起用が不安視された桜田氏を『復興五輪』を担わせるポストにつけ、度重なるミスに目をつぶり、かばい続けた全ての責任は安倍首相にあります。政権基盤を支える二階派に恩義を感じ、勝手に配慮したのも、首相の我が身かわいさゆえです。いつでも桜田氏のクビは切れたのに、遅きに失したのは派閥重視で政権を安定させる狙いはもちろん、『適材適所』と言いながら、愚かな大臣を任命した自分の失敗を認めたくなかったからでしょう。国のトップにあるまじき、とことん手前勝手な人物です」(政治評論家・森田実氏)

 復興以上に大事なのは安倍自身――。それがポンコツ大臣更迭の真相である。


今も1300人がプレハブ暮らし(岩手県釜石市の仮設住宅)/(C)共同通信社

被災者に目もくれず東京五輪開催で復興妨害

「被災地の皆さまのお気持ちに寄り添いながら、復興に全力を傾けていく」――。安倍は桜田の更迭直後、記者団にそう語ったが、本当に被災地に寄り添っていれば既に行動で示し、形に見える成果が出ているはずで、わざわざ言い訳がましく「寄り添う」なんて言う必要はない。

「沖縄の皆さんの心に寄り添う」と言いながら、県民投票で示した「辺野古ノー」の民意をガン無視し、新基地建設を強行しているのと一緒。被災地に全く寄り添っていない現実の後ろめたさが言わせたセリフだろう。コラムニストの小田嶋隆氏はこう指摘する。

「『寄り添う』とは気持ちを表す情緒的な言葉で、昭恵夫人が頻繁に使う『祈ります』と同じ。極端に言えば、被災地に何もしなくても『寄り添う』ことはできるわけで、『おまえを第一に考えているよ』と口先だけで女性をだます男のようです。首相ならば『被災地の復興に責任を持つ』とキッパリと語るべきだし、復興を本気で重視するならば被災地で復興五輪を開催すればいい。なぜ東京開催に固執するのか、不思議でなりません」

 実際、東京五輪の開催で被災地には大きな弊害が生じている。競技場や選手村の建設によって人手は不足し、資材は高騰。作業員も資材も東京に奪われ、復興の足かせとなっているのだ。

 例えば、大震災でほぼ全世帯が被災した岩手県陸前高田市。新たな市街地の土地区画整理事業の柱である宅地のカサ上げ造成工事は資材と作業員不足が響き、本来なら今年3月末の完成予定が遅れに遅れ、2年も延期せざるを得なかった。

 事業規模は被災3県で最大級。総事業費約1600億円は、五輪のメイン会場となる新国立競技場の建設費に匹敵する。新国立は厳しい工期をものともせず、五輪開催に間に合わせるべく今年11月末に予定通り完成する見込みだが、同じ予算規模の被災地の復興事業は遅々として進まない。

 この状況を放置して五輪優先、復興軽視の安倍政権は「被災地の事業は遅れたって構わない」と宣言したも同然だ。

聖火の展示なんてクソの役にも立たない

 復興事業の長期化に伴う自宅再建の遅れや経済的事情を理由に、震災から9年目の春を迎えても被災者の避難生活は続く。岩手、宮城、福島の被災3県では4月以降も粗末なプレハブなどの応急仮設住宅で1400人以上が暮らす見通しだ。

 それなのに、安倍政権は復興・創生期間が終わる来年度までに宮城・岩手両県で仮設住宅を全て解消、被災者を追い出す方針だから、血も涙もない。冷血政権の手にかかれば、五輪開催時に仮設住宅でテレビ観戦すらできず、路頭をさまよう人々だって出かねない。

 冷血政権は、福島第1原発の周辺地域の避難指示を住民の合意もないまま、次々と解除。解除地域の住民は原則1年が過ぎると、賠償金を打ち切られてしまう。未曽有の原発事故を起こした東電の救済のため、避難解除で被災者の賠償をケチっているのだ。

 この政権には恐らく被災者の姿など眼中にないのだ。「被災地に寄り添う」なんてペテンに過ぎず、「復興五輪」も目に余る小手先だけのおためごかしである。

「復興支援の一環で聖火リレーに先立って『復興の火』として宮城、岩手、福島の順に聖火を展示。聖火リレーの出発地を原発事故対応の拠点だった福島の『Jヴィレッジ』に決めましたが、実にバカげた話です。聖火の展示なんて一瞬は盛り上がっても何ら復興の役には立たない。安倍政権は結局、復興をネタに五輪を宣伝し、民心を集める口実に利用したいだけなのです」(小田嶋隆氏=前出)

 前出の森田実氏はこう言った。

「口先だけでうまいことを言ったり、うわべだけ愛想よく取り繕うことを『巧言令色』と言いますが、新元号に『令』の字を選んだ政権の姿は、まさにその言葉通り。被災地への冷たさは絶対に許されません」

 醜悪な政権の手による偽善に満ちた復興五輪を開催する意義など、どこにも存在しない。










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記事 [政治・選挙・NHK259] <大阪12区補選>「安倍政権倒す狼煙を」 森友追及の野党論客討ち入り(田中龍作ジャーナル)
【大阪12区補選】「安倍政権倒す狼煙を」 森友追及の野党論客討ち入り
http://tanakaryusaku.jp/2019/04/00019955
2019年4月13日 17:44 田中龍作ジャーナル


福島前衆院議員(右)は自腹で茨城から宮本の応援に駆け付けた。=13日、寝屋川市 撮影:田中龍作=

 選挙演説会場は衆参予算委員会と化した。一昨年春、森友疑惑で安倍内閣をとことん追い詰めたメンバーが顔を揃え、「疑惑を許してはならない」と有権者に訴えた。

 司会は、森友疑惑の隅々までを知る辰巳孝太郎(共産)。応援弁士は追及の名手、森ゆうこ(自由)。何より候補者本人が爆弾質問で財務省や官邸を震えあがらせた宮本岳志(無所属)である。

 スペシャルゲストは前衆院議員の福島伸享だ。

 「ワタクチやワタクチの妻が関与していたら、それはもう総理大臣も国会議員も辞めますよ」(衆院予算委員会、2017年2月17日)。安倍首相の迷答弁を引き出したのが福島である。

 この答弁をきっかけに財務省は公文書改竄に手を染めるようになった。身から出たサビとはいえ安倍も窮地に追い込まれた。福島は森友国会の急先鋒となったのである。

 モリカケ隠し解散となった、この年の秋の総選挙で福島は落選の憂き目に遭う。自民党と創価学会が全力をあげて福島を落としにかかったのである。菅義偉官房長官と昵懇である原田稔会長自らが幾度も現地入りして学会員にネジを巻いたという。

 福島にとって大阪12区補選は自分のリベンジでもある―

 「一緒に追及やった宮本さんが国会のバッジを外して本気になって無所属で挑戦する、絶対これ捨てておくわけにいかない。私は日本共産党とは真反対の保守なんですよ。皆さんが大嫌いな日本会議にも入っていました。今日私は『逆賊を討つ』その思いでやってまいりました」

 「安倍さんに森羅万象を御願いしましたか?憲法のどこに森羅万象を担当すると書いてありますか? おまけに安倍昭恵夫人は自分のことを国母だと言ってる」

 「今この国で起きてるのは民主主義の危機とか政党制の危機なんていう生易しいものではありません。このまま行ったら日本は安倍王朝になっちゃいますよ」・・・福島は党派や思想の違いを超えて宮本と危機感を共有していた。


森ゆうこ議員「お友達でなくなったとたん牢屋にぶち込まれる。恐ろしい世界じゃないですか。今だけカネだけ自分だけ、そして安倍総理のお友達だけ得をする。これが忖度政治なんです」。=13日、寝屋川市 撮影:田中龍作=

 候補者本人の宮本も応えた―

 「野党共闘は安倍政権を倒すだけの共闘じゃありません。反対だけの共闘じゃないです。じゃ倒したあとどうするか。新しい希望ある政治を開くための共闘ではないでしょうか?ウソと隠ぺい、改ざんの政治から真正直な政治、国民に見て頂けるガラス張りの政治に入れ替わる」

 「この大阪12区から沖縄3区と並んで安倍政権を倒す、希望ある政治を開く新たな狼煙を打ち上げたい」

 大阪12区は言わずと知れた自民・北川一族の王国である。宮本候補は基礎票において劣勢は否めない。

 だが何が起きるか分からないのが選挙だ。7日に投開票があった和歌山県議会議員選挙の御坊市選挙区(議席1名)では、二階俊博・自民党のお膝元でありながら、共産党の新人候補が自民党の現職候補を破っている。

 大阪12区補選は、誰が当選するかではなく、森友疑惑をウヤムヤにしてきた自公維政治を有権者が許すかどうかを問う選挙だ。(敬称略)


森友疑惑追及の立役者たちが揃い踏みした。=13日、寝屋川市 撮影:田中龍作=

 〜終わり〜




























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記事 [政治・選挙・NHK259] 安倍首相が「桜を見る会」に『虎ノ門ニュース』ご一行を堂々招待! 百田尚樹、有本香、ケントらネトウヨ文化人に囲まれご満悦 
安倍首相が「桜を見る会」に『虎ノ門ニュース』ご一行を堂々招待! 百田尚樹、有本香、ケントらネトウヨ文化人に囲まれご満悦
https://lite-ra.com/2019/04/post-4658.html
2019.04.13 安倍首相が「桜を見る会」に『虎ノ門ニュース』一行を堂々招待 リテラ

    
    首相官邸ホームページより


 また今年も安倍首相が主催する「桜を見る会」が開催された。今年は、カズレーザーや小峠英二、ミッツ・マングローブ、IKKO、五木ひろし、石坂浩二、デヴィ夫人、市川猿之助などといった芸能人を含む約1万8200人が参加。7日に放送された『Abema的ニュースショー』(AbemaTV)で千原ジュニアが「桜を見る会」に誘われながら辞退したことを明かし「知らんおっさんと見たないわと思って断った」と話したことが話題となったが、一方、ジュニアの兄で安倍応援団芸人として知られる千原せいじはしっかり出席。

 そして、安倍首相は今年も、ももいろクローバーZとともに浮かれてポーズをとったり、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーと撮った写真をさっそくInstagramにアップするはしゃっぎっぷり。新元号に触れた上で「きょう咲き誇っているこの花のように、みなさんひとりひとりがそれぞれの花を咲き誇らせることができる、そういう時代を一緒につくっていこう」と挨拶。新元号の私物化をきょうも見せつけた。

 しかし、いま安倍首相は浮かれるような状況状態にはない。塚田一郎・前国交副大臣の「忖度」発言や桜田義孝・前五輪相の「復興以上に大事なのは議員」発言による「辞任ドミノ」のほか、航空自衛隊三沢基地の最新鋭ステルス戦闘機F35Aの世界初となる墜落事故が起こったばかり。いまだ操縦士の安否が確認されていない上、基地周辺に暮らす住民からは不安視する声も出ているというのに、芸能人と花見などしている場合ではないはずだ。

 毎度のことながら、無責任であることを取り繕おうともしない安倍首相の思い上がりぶりには反吐が出るが、きょうの「桜を見る会」では、もうひとつ、唖然とするような光景が繰り広げられた。

 というのも、じつはきょうの「桜を見る会」の招待客のなかに、あのフェイクデマ拡散ネトウヨ番組の面々が含まれていたからだ。そう。『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)の出演陣たちである。

 たとえば、テレビ朝日が午前中のニュースで報じた映像を見ると、安倍首相と昭恵夫人を取り囲んでいたのは、百田尚樹に有本香という世紀の欠陥本『日本国紀』(幻冬舎)のコンビに、ケント・ギルバート、竹田恒泰、上念司、石平太郎、須田慎一郎、大高未貴、藤井厳喜、武田邦彦らといった『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)のメンバーたちだった。

 また、ほかにも番組司会者である居島一平や、あの『殉愛』(幻冬舎)にも登場する、同番組のプロデューサーを務めるDHCテレビジョンの山田晃社長の姿まで……。

 さらに、『虎ノ門ニュース』出演陣が投稿した写真のなかには、『日本国紀』『殉愛』という二大事故本の版元である幻冬舎の見城徹社長の姿も確認できた。

 しかも、安倍首相はこのネトウヨ文化人オールスターズを歓待。石平のTwitterへの投稿によると、〈総理は我ら虎ノ門ファミリーの一人一人に声をかけて握手して下さった〉といい、有本はこんなツイートしている。

〈安倍総理主催『桜を観る会』に虎ノ門ファミリーで参加。「文化人・芸能人」の列前を歩いて私たちの前に来られた総理が「ここから雰囲気が違いますね〜。虎ノ門の皆さんが一番『左』に陣取っておられるのが面白い」といきなりの突っ込み。竹田恒泰さんが「我々から見たら一番右ですが」と即応酬。〉

 まったく気持ち悪すぎる会話だが、ようするに、安倍首相は自身の猛烈な擁護を繰り返すネトウヨ番組や、安倍応援本を多数送り出してきた出版社の社長といった“お仲間”を堂々と招待。手厚くもてなしていたのである。

■ヘイトデマ垂れ流すネトウヨ番組の面々に囲まれご満悦の安倍首相

 そもそも『虎ノ門ニュース』は、例の沖縄ヘイトデマで知られる『ニュース女子』と同じDHCテレビが制作するネット番組であり、展開されるトークは、ネトウヨワールド全開の陰謀論や、もはや“安倍教”と呼ぶべき政権の徹底擁護ばかり。

 だが、そんなネット番組に、安倍首相は総裁選を控えた昨年9月6日、ついにVTR出演。同日未明には最大震度7を記録した北海道胆振東部地震が発生したというのに安倍首相の出演VTRは放送延期にもならず、安倍首相によるトランプ大統領やプーチン大統領との仲良し自慢が展開された。

 しかも、安倍首相は“番組を観たことがあるか”と問われると、「密かにありますね」と告白。インタビュー収録には別曜日レギュラーの百田も「スタッフ」として参加し、安倍首相も百田の姿を見つけると顔をほころばせながら手を挙げて挨拶するなど、“安倍応援団”に囲まれて終始ご満悦。最後には再び番組に出演することを約束したほどだった。

 総理大臣が自分の応援団であるネトウヨ文化人たちのネット番組に嬉々として出演する──。この事実だけで愕然とさせられるが、結局、安倍首相はこうした輩に慰撫されたくてたまらないのだ。

 いや、安倍首相を慰撫する“喜び組”の応援団のほうも同じだ。百田は桜田義孝前五輪相の辞任について〈自民党はアホが出世するシステムなのか、それともこんなアホでもマシな部類なのか!〉と投稿したが、歴史修正主義をばらまき、権力者に媚びを売ってベッタリの関係を築き、時にNHK経営委員に引き立てられ、時に著書を宣伝してもらってご満悦の百田のような存在こそ「アホが出世するシステム」なのではないのか。

 ともかく、安倍首相は相次ぐ大臣の暴言辞任に「批判を真摯に受け止める」などと言いながら、実際はお仲間に囲まれて癒やされることしか考えていない。このどうしようもない「アホが引き立てられるシステム」を、きょうはまざまざと見せつけられたのである。

(編集部)











































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記事 [政治・選挙・NHK259] 衆院2補選、自民が苦戦 大阪12区は維新先行 沖縄3区は野党支援、屋良朝博氏優位 
衆院2補選、自民が苦戦 大阪12区は維新先行
https://this.kiji.is/489722165329888353
2019/4/13 18:39 共同通信


衆院沖縄3区補欠選挙の告示で張り出された候補者ポスター=9日、沖縄県うるま市

 共同通信社は12、13両日、衆院大阪12区、沖縄3区の補欠選挙に関する電話世論調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。大阪12区は日本維新の会の新人藤田文武氏(38)が他の3候補に先行する。沖縄3区は無所属新人で野党の支援を受ける屋良朝博氏(56)が、自民党新人の島尻安伊子氏(54)の優位に立つ。両選挙区で自民党候補が苦戦している。

 どちらも3割以上の有権者が投票先を決めておらず、情勢は今後変化する可能性がある。





























http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/616.html

記事 [政治・選挙・NHK259] 緊急!この件について知っている人、教えて!  
緊急!この件について知っている人、教えて!
https://85280384.at.webry.info/201904/article_127.html
2019/04/13 22:12 半歩前へ

▼緊急!この件について知っている人、教えて!

 共同通信の最新世論調査は「衆院補選大阪12区でも維新優勢!」と伝えた。

 野党は共産党からでなく無所属で出馬した宮本武を支援することで合意した。苦戦が伝えられている。

 大阪補選は7月参院選挙で野党共闘が出来るかどうかの試金石。野党にとっては極めて重要な戦いである。負けるようなことがあってはならない。

 立憲民主党の枝野幸男は大阪に入ったのか? 沖縄補選の応援には顔を出したのか? 玉木はどうなんだ? 行ったのか? 行かなかったのか?

 この件について知っている人、教えて。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/617.html

   

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