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2019年7月05日00時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK262] ナチス突撃隊張りの足立康吏衆院議員の野党攻撃、維新は結社の自由、政党の存在を否定するのか(ちきゅう座)
2019年 7月 4日
<広原盛明(ひろはら もりあき):都市計画・まちづくり研究者>

−大阪維新のこれから(9)−

 いまどきこんな極右体質の国会議員がいるかと思うと、背筋が寒くなり身体中に戦慄が走る。2019年6月25日、衆院本会議における維新代表・足立康吏議員の発言が耳から離れない。足立議員は安倍内閣不信任案決議に反対する理由として、「共産党と同じ行動をとるのが死んでも嫌だからだ」と臆面もなく述べたのである。「死んでも嫌」という表現は、相手の存在そのものを否定する主張すなわち「共存の否定=民主主義の否定」につながる。共に生きるのが嫌であれば、自分が死ぬか、相手が死ぬか(殺すか)のどちらかを選ぶしかない。憲法で保障された基本的人権としての思想信条の自由、結社の自由を根本から否定する恐ろしい考え方だ。

 足立議員といえば、これまでも野党各派に対して聞くに堪えないような罵詈雑言を数知れず繰り返してきた悪名高い人物だ。2016年当時、野党第1党だった民進党に対しては「民進党はあほでバカでどうしようもない政党」「民進党はウソつき」「最大の違憲集団こそ民進党」などと議場で数回にわたって放言し、ブログでは「民進党に国会の議席は不要」とまで書き込む有様だ。なにしろ野党側からは年4回も連続して懲罰動議を出されるという、憲政史上比類のない「新記録」をつくった人物なのである。

 不思議なことに、足立議員に対しては野党側から繰り返し懲罰動議が出されているにもかかわらず、その取り扱いを協議する(与党主導の)衆院議院運営委員会では結論が出されないままで放置されている。このため動議は懲罰委員会にかからず、足立議員は登院停止や資格停止などの処分もなく、責任も問われないままノウノウと問題行動を繰り返す状況が続いている。つまり、足立議員は与党に庇護されることで(飼われることで)、野党攻撃の「鉄砲玉」としていとも効果的に利用されているのである。

 足立議員の攻撃は、朝日新聞などリベラルなメディアにも向けられている。朝日新聞は、2017年11月11日の社説で文部科学省の審議会が加計学園の獣医学部の新設を認める答申をしたことに関し、「『総理のご意向』をめぐる疑いが晴れたことにはまったくならない」と指摘した。これに対し足立議員は、ツイッターにこの社説を引用した上で「朝日新聞、死ね!」とのドギツイ言葉を投げつけ、おまけに「拡散歓迎」との書き込みまで付け加えたのである。ことあるたびに「死ぬ」「死ね」を連発する足立議員は、物事の決着を相手の抹殺によって付けようとする衝動に駆られるのであろう。行き着くところは、ナチスドイツの「ホロコースト」の道に通じるのではないか。

 アメリカのトランプ大統領も、自らの言動に批判的なニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、CNNテレビなどのメディアを「フェイク」と決めつけることで知られる。取材拒否を始め、あらゆる手段を使ってその影響力を削ごうとする。安倍首相も、読売、産経、フジテレビなど右派メディアを重用する点では「親密な友人」と変わりない。まして、足立議員のような無鉄砲な人物がいれば、これを利用しない手はないと考えるのがごく自然だろう。だから、足立議員は懲罰委員会にも掛けられずに泳がされ、安心して野党攻撃の「鉄砲玉」としての役割を果たすことができるのである。

 維新は6月27日、次期参院選の公約を発表した。毎日新聞(6月28日)を除いて内容を報じたメディアは見当たらないが、私はその中の「憲法改正」に関する項目を読んでゾッとした。その内容は以下の通りだ(抜粋)。
 「9条議論の前提として、旧日本兵らのための国立追悼施設の整備や米中央情報局(CIA)のようなインテリジェンス機関を創設。各党に具体的改正項目の提案を促し、衆参両院の憲法審査会をリードする」

 「旧日本兵のための国立追悼施設の整備」及び「米中央情報局(CIA)のような諜報機関の創設」を維新がことさらに参院選公約として掲げたことは、維新の目指す国家像を明らかにするうえで重大な意味を含んでいる。端的に言えば、それは「靖国神社の国立化」であり、「特高警察の拡大強化」にほかならない。軍事支配体制のためのイデオロギー拠点施設として国立追悼施設をつくり、実行部隊としてCIAのような謀略諜報機関を創設するとの方針なのだ。ナチスドイツでいえば、国民生活の隅々までナチズムを浸透させた情報宣伝局と秘密警察(ゲシュタポ)を併せ持ったような体制を整備しようというのである。

 維新は目下参院選に向け、大阪以外の地域で候補者擁立に精力的に動いている。北海道では「新党大地」の鈴木宗男代表、東京では「都民ファースト」出身の元都議、神奈川では「希望の党」前代表の松沢参院議員など、とにかく票を稼げる候補者は所属を問わず大歓迎というわけだ。その背景には、維新は大阪では猛威を振るっていても、全国的には広がらないという焦りがある。なぜなら大阪を除く国政選挙の比例代表の得票数は、2012年衆院選の1080万票が17年衆院選では僅か5分の1の245万票へ激減したからである(毎日新聞2019年6月22日)。

 だからこそ、維新は大阪ダブル選挙の勢いを駆って次期参院選で一気に勢力を挽回する戦略をとらざるを得ない。それが足立議員を代表に立てての野党攻撃を主とする内閣不信任案決議反対の発言であり、参院選における突出した極右的政策の打ち出しとなって表れている。「日本のこころ」や「希望の党」など極右政党が軒並み退場した現在、その支持層を維新が一手に集めるには足立議員のような「鉄砲玉」が必要であり、自民党より右の政策が有効だと判断しているためであろう。

維新幹部の吉村大阪府知事は6月28日、大阪府庁で記者団に対し「特に憲法改正は強く訴え、議論をリードしていきたい。今の自民党に任せていたら全然進まないので、参議院選挙ではこの点を訴え、憲法改正を強烈に引っ張っていく役割を果たしたい」と述べた(NHKウェブニュース)。吉村知事も足立議員と同じく極右体質の政治家であり、外見は異なっていても根はつながっている間柄だ。参院選では両者は並び立って活躍するだろう。だが、審判を下すのは全国の有権者だ。選挙結果の行方を注視したい。(つづく)

初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion8783:190704〕

http://chikyuza.net/archives/95043
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 《参院選の争点》“戦後最悪”の安倍政権が、なぜ一強に見えるのか(週刊女性)
《参院選の争点》“戦後最悪”の安倍政権が、なぜ一強に見えるのか
https://www.jprime.jp/articles/-/15501
2019/7/4 週刊女性2019年7月16日号


普天間飛行場周辺では河川から基準値超の有害物質が


 先月26日の国会閉会と同時に事実上の選挙戦がスタート。誰に入れても変わらないという声が聞こえてくるけれど、たとえ政治に興味がなくても無関係ではいられないのが現実。そのツケは庶民にこそ降りかかるのだから。まずは、安倍政権の政治と暮らしへの影響を検証していこう。

参院選の争点は“戦後最悪”の安倍政権

 7月21日に投開票の参議院選挙が間近に迫っている。2012年12月に安倍晋三氏が内閣総理大臣に返り咲いて以来、3回目の参院選だ。

 選挙直前になって、「年金を支給されても老後は2000万円が必要」という金融審議会の報告書をめぐり批判が殺到、終盤国会は紛糾した。

 テレビの情報番組でコメンテーターも務めているジャーナリスト・青木理さんは「参院選は、政権の中間評価。争点は安倍政権です」と前置きをしたうえで、こう批判する。

「いまの安倍政権は、戦後最悪の政権だと僕は思う。年金制度ひとつをとってみても、いずれこうなることはわかっていたのに、問題を直視せずにやり過ごそうとしている。無責任です」

 年金制度は経済成長を前提にしている。成長が見込めなくなれば当然行き詰まる。

「戦後は右肩上がりの時代が長く続きましたが、バブル経済をピークに、その時代が終わりました。本来は産業構造などの抜本的な改革が必要だったのに、できませんでした。バブル期には、世界の時価総額ランキングのトップ10に日本企業の姿がいくつもありましたが、いまは見る影もない。

 アベノミクスなどと言いますが、現実には金融緩和をしただけで、財政や社会保障制度の改革もできていません。そのさわりが年金問題です。このままいけば、貧困で生活できない高齢者が増えていきます。少子化対策もできていませんから、年金制度で老後を維持できず、生活保護世帯が増大しかねません」

 公文書の扱いやデータの改竄も問題になった。

「森友学園問題では政権に不利になるからといって、財務省が決裁文書を改竄しました。厚生労働省も、毎月勤労統計のデータがずさんで、働き方改革の法案を通したいから都合のいいデータを集めたりもしました。

 防衛省も、(新型ミサイル防衛システムの)イージス・アショアの配備にあたり、調査データの誤りが発覚しましたが、グーグルアースで測定していたことがわかっています。専門家集団として政治に客観的データを示すのが官僚の役目なのに、一強政権の下で官僚組織が腐り始めています。これは極めて深刻な事態です」

 こうして問題が噴出しながらも、安倍総理の在職期間は伊藤博文を抜いて歴代3位。参院選を乗り切り、政権を維持できれば、11月には憲政史上最長になる可能性もある。

「いまは選挙で政権にお灸をすえるような流れにはありません。皮肉を込めて言えば、安倍氏の唯一のすごさは運がいいところ。1回目の政権は失敗しましたが、戦後初の本格的政権交代となった民主党政権が自滅し、野党は相変わらずバラバラの状態。自民党内に対抗する派閥もなくなった。周囲が埋没しているので結果的に一強に見えるのです」

バラバラの野党が政権の強行を後押し

 他勢力が埋没しているから、というのは、世論調査でもわかる。支持率は高いが、積極的支持ではない。

「内閣支持率を見ると、30〜50%の間ですが、その半分は“ほかにいないから”との理由です。これは選挙制度の問題が大きい。衆議院は小選挙区比例代表制ですが、獲得票が3割もあれば、過半数を超える議席数を占められます。

 つまり3割の民意で政治の行方が決められてしまうということ。しかも小選挙区制は政権交代可能な2大政党の存在が前提となる制度ですが、野党がバラバラで、対抗勢力がないのです」

 まとまれない野党が政権の強行を後押しする。沖縄では名護市辺野古の新基地建設をめぐり、政府による埋め立て土砂投入が昨年12月から続く。辺野古反対を掲げた故・翁長雄志前知事の遺志を継ぎ、玉城デニー知事が新基地を造らせないとの公約で誕生。今年2月の県民投票でも7割強が反対している。

 しかし安倍総理は、6月24日の「慰霊の日」の挨拶で「負担軽減に向けて結果を出す」と言いつつも辺野古への基地建設を強行、普天間飛行場(宜野湾市)の移設にあたって「辺野古ありき」の姿勢を崩さない。

「本当に辺野古に基地を造れるのでしょうか。軟弱地盤の土壌改良工事が必要になりますが、かつて経験のない深さに7・7万本もの杭を打ち込む工事は前代未聞です。工事計画の変更にあたっては知事の許可が欠かせないため、玉城知事の在任期間では埋め立てられないのではないか。

 となると(知事の任期である)'22年までは不可能で、そのときに日米の政権がどうなっているのかわからない。それでも推し進めようとするのは、政権による究極の嫌がらせではないでしょうか」

 こうした現状に対し、メディアの担う役割は大きい。

「政権に疑問をぶつけていくのはメディアの役割です。地方紙の多くは、安保法制の強行などを批判していましたし、イージス・アショアの問題を最初に指摘したのは秋田魁新聞でした。しかし中央では複数の大手紙が政権の応援団になっていて、系列化されているテレビ局の社員までがそれを忖度しています」

 参院選後も与党の勢力が3分の2を維持すれば、安倍首相の悲願である憲法改正の可能性も出てくる。実際、自民党は参院選の公約に「改憲の早期実現」を掲げている。

「実際の改憲はそう簡単ではないでしょう。9条に自衛隊を書き込むといいますが、(改憲に慎重な)公明党をどう説得するか。仮に発議まで持っていっても、国民投票で過半数の賛成が必要です。最近の世論調査では憲法改正に賛成が多数ですが、“現政権下で”との条件をつけると反対が上回ります。現政権の改憲を不安視する人が多く、払拭するのは容易でありません」

 対抗勢力となるべき野党には何を求めればいいのか。

「野党がバラバラでは自民党に勝てません。例えば、前川喜平氏のような著名人が新党を作るサプライズか、最低でも立憲民主から共産までひとつにまとまれば可能性が出てくるかもしれませんが現状は難しい。前回の衆院選では、野党の票を全部合わせると自民党よりも得票数が多かった。本当は一強ではないはずです」

(取材・文/渋井哲也)

《PROFILE》
青木理青木理














http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/710.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 生活苦しい57%、平均所得4年ぶり減の衝撃。厚労省調査が示す現実(まぐまぐニュース)
生活苦しい57%、平均所得4年ぶり減の衝撃。厚労省調査が示す現実
https://www.mag2.com/p/news/404503
2019.07.03 gyouza(まぐまぐ編集部) 




厚生労働省が2日に発表した、毎年一部の世帯を抽出して所得の状況を調べる「国民生活基礎調査」で、1世帯当たりの平均所得が2017年に「約551万円」と4年ぶりに前年を下回り、「生活が苦しい」と感じている世帯が全体の57%に上ったことが分かったと、NHKニュース毎日新聞などが伝えている。金融庁が先月発表した「老後2000万円」問題のデータを裏付ける形となった。






今回、厚労省が発表した「国民生活基礎調査」によると、2017年の1世帯当たりの平均所得は551万円6000円。全世帯の所得の平均は2016年の560万2000円から8万6000円減(-1.5%)となったことが判明した。さらに、平均所得金額以下の世帯は、全体の「62.4%」にも上っている。なお、中央値はさらに下がって「423万円」だ。


所得金額階級別世帯数の相対度数分布 image by: 厚労省2018年「国民生活基礎調査」

世帯主の年齢別平均所得額は、最高が「50〜59歳」で782万4000円、次は「40〜49歳」の702万2000円、そして「30〜39歳」の574万1000円の順となっている。最も低かった年代は「29歳以下」の376万1000円だった。


世帯主の年齢階級別にみた1世帯当たり-世帯人員1人当たり平均所得金額 image by: 厚労省2018年「国民生活基礎調査」

現実はさらに厳しい。生活意識は「大変苦しい」が24.4%、「やや苦しい」が33.3%で合計57.7%にも上った。一方、「普通」が38.1%、「ややゆとりがある」「ゆとりがある」の合計は4.3%しかなかった。特に児童のいる世帯では「大変苦しい」が27.4%、「苦しい」が34.6%で合計62.1%と高く、2017年から3.4ポイントも増えたという。高齢者世帯も「苦しい」が57.7%と2017年と比べて1.9ポイントも増えたとしている。

金融庁が先月発表した「老後2000万円」問題も記憶に新しい中、今度は厚労省から日本人の過酷な生活実態が浮き彫りになった形だ。このタイミングで、先の金融庁の報告をまとめた担当局長の退任も発表されている。



7月にある参院選の争点から「社会保障」「消費増税」の問題を避けている与党だが、生活に直結している問題だけに有権者たちの関心は高い。ツイッター上でも、今回の厚労省調査の衝撃的な発表に関して、さまざまな意見や情報が投稿されている。

Twitter上の反応



























※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:NHKニュース毎日新聞

Photo by: shutterstock.com


















http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK262] もう国家に意味はない。安倍一強を支える「無関心」という恐怖  高野孟(まぐまぐニュース)
もう国家に意味はない。安倍一強を支える「無関心」という恐怖
https://www.mag2.com/p/news/404532
2019.07.04 高野孟『高野孟のTHE JOURNAL』 まぐまぐニュース




衆参両院選の可能性が囁かれ続けたものの、結局7月21日投開票の参院選のみとなった令和初の国政選挙。その参院選、一時期は自民党の圧勝とも言われましたが、状況は刻一刻と変化しているようです。ジャーナリストの高野孟さんは自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』でその展望を占うとともに、巷間語られている「安倍一強」を支えているものについて考察しています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2019年7月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

「衆参同日選ごっこ」も封じられて参院選単独実施へ──追い詰められているのは安倍なのにそれほど負けない?

河野洋平=元衆院議長は26日に東京都内で講演し、安倍晋三首相や政権幹部が「首相の解散権を少しもてあそんでいるのではないか」と述べ、首相による恣意的な解散が「政治の劣化の一因となり、政治に対する信頼をどんどん低めている」と指摘した。

の通りで(日刊ゲンダイコラム=前号FLASH欄を参照)、内政・外交にことごとく行き詰まって参院選の“目玉”を作り出せなかった安倍首相が、苦し紛れの最後の手段として検討したのが衆参同日選の可能性だったが、自民党や官邸周りから思わせぶりなことを言わせて自分でも扇子でちょっと風を煽って見せるような不真面目さはむしろ顰蹙(ひんしゅく)を買うに十分で、結局は「衆参両方で敗れ、政権を失う危険すらある」という公明党の山口那津男代表の懸念を払拭するに至らず、断念せざるを得なかった。

同日選というのは、1+1=3かそれ以上の出力エネルギーが必要な仕業で、自民党が打って一丸、火の玉となって公明党をも引き摺って行くのでなければ到底できない。安倍首相にもはやそれだけの迫力も求心力も残っていないことを、かえって証明する茶番劇となってしまった。

7月21日投開票で確定

これで7月4日公示、21日投開票という参院選の日程が確定した。今後あれこれの予測が出て来るが、今のところまとまった形で出しているのは「サンデー毎日」6月23日号「完全予測・参院選124 議席」である松田馨、野上忠興、角谷浩一が各党の獲得議席数を予想しているが、例えば自公の与党計の当選数は69、70、68とほとんど差がない。

今回改選となるのは現定数242の半分の121だが、18年の法改正により3議席増となるので改選数は124、それを非改選の121と合わせると選挙後の新定数は245、従って過半数は123、改憲発議に必要な2/3は164となる。選挙前と後で定数が違って混乱しやすいので、まずこの基本的なラインを覚えておく必要がある。

それを踏まえて3人の専門家の予測を見ると、自民は改選66→当選54〜56、非改選と合わせて138〜140。公明は改選11→当選14、非改選と合わせて28。従って自公の与党計は非改選と合わせて138〜140である。

第1に、自民党は現在122で、辛うじて単独過半数を制しているけれども、これを引き続き維持するには、改選66に対して1議席増やして67を獲得(して非改選56と合わせて123に)しなければならない。ところが3人の予測は54〜56で、過半数維持は全く絶望的。

第2に、3人の予測では自公合計は68〜70なので、非改選70と合わせて138〜140となる。自公合計で過半数を割るという衆参完全ネジレ状態に陥る可能性はほとんどない。逆に野党からすれば、そこまで追い込んで安倍政権の瓦解を早めることが最大限の目標となる。

第3に、自公合計でマックス140では2/3の164には到底届かず、維新の14〜16を足してもマックス156にしかならないので、これまでの維新や希望の党やその他を掻き集めれば参議院でも何とか2/3に届くという状況は失われる。希望の党は現有2を失って消滅する可能性が大きい。

第3に、自公合計でマックス140では2/3の164には到底届かず、維新の14〜16を足してもマックス156にしかならないので、これまでの維新や希望の党やその他を掻き集めれば参議院でも何とか2/3に届くという状況は失われる。希望の党は現有2を失って消滅する可能性が大きい。

アイデンティティー喪失でも居座り?

自民党は予め勝敗ラインを「自公合わせて過半数」という思い切り低いところに引いているので、その線を越えさえすれば「勝った」と強弁するのだろうが、2/3が到底手の届かないことになれば、向こう3年間、つまり安倍首相の自民党総裁任期である21年9月を超えて22年7月の参院選までは改憲を発議することができない。まさに改憲を最大使命とする安倍首相としてはアイデンティティー喪失の危機であり、「敗北」以外の何物でもない。当然、それでもなお総理総裁に留まるのは何のためであるかを党内にも国民にも説明しなければならなくなる。

それが辛いので、参院選を通じて「憲法を議論する党か、議論しない党かの選択を迫る」と呼号し「改憲の安倍」の体面を保とうとしているがその言葉に迫力はなく、有権者の関心を引き寄せることは難しい。

安倍首相の周辺からは、「いや自公維で2/3に届かなくても、かえって他の野党の協力を得やすくなる」という声も上がっているが、これは強がりというもの。「他の野党」とは言うまでもなく国民民主党のことで、同党内に改憲に同調したがる輩がいることは確かであるけれども、この参院選を野党共闘の一角で戦って、議席を減らしながらも何とか現有24に近い議席を確保しようとしている同党が、選挙後にいきなり丸ごと安倍改憲の旗に駆け寄るということはありえず、せいぜい何人かがこぼれて行くという程度だろう。

仮に自公合計が140、維新が14、国民民主が24として、全部を足せば178になるが、そうはならない。自公維で154なので国民民主から10人こぼれてくれれば164になるということなのだろうが、それでも、安倍首相がどうしても9条に手を着けようとすれば公明28は脱落するからまた計算が合わなくなる(公明は広義での改憲勢力ではあるが、9条改憲勢力ではない)。

従って、この選挙を通じて安倍首相が改憲策動を巡らせる余地はほとんどなくなることになる。

問題は「無党派」ではなく「無関心」

普通であれば、改憲の旗印を半ば失った安倍首相はダッチロール状態で墜落してもおかしくはないが、必ずそうなるとは限らない。むしろ、実質的な敗北にもかかわらず、まだダラダラと政権に居座り続ける可能性のほうが大きい。それを決定づけるのは、野党がどれほど健闘して、自公で過半数を割らせるのは難しくても、それに近いところまで押し込んでいくかどうかによる。

その場合の野党にとっても大きな壁は、「安倍一強」を支えているのは実は「無関心」であるという恐ろしい意識構造である。五木寛之は、「サンデー毎日」5月26日号の中沢新一との対談で、「なぜ安倍政権がこれほど長続きしているかというと、もう国家に意味がないからです。政権が信用されているのではなく、人々の関心がそこにないということではないか」と述べている。

また高村薫は4月30日付「朝日新聞」で、「大人も子どもも日夜スマホで他者とつながり、休みなく情報を求めて指を動かし続ける。そうして現れては消える世界と戯れている間、私たちはほとんど何も考えていない。スマホは、出口が見えない社会でものを考える苦しさを忘れさせる、強力な麻酔になっている」と指摘した。

大宅壮一が始まったばかりのテレビ放送について、「紙芝居以下の白痴番組が毎日ずらりと列んでいる。ラジオ、テレビという最も進歩したマスコミ機関によって『一億白痴化運動』が展開されている」と喝破したのは1957年のことで、それは人々が画面から溢れ出てくる映像をひたすら受動的に眺めるばかりで、人間らしい想像力や思考力をどんどん低下させていくという意味だった。それから半世紀以上が過ぎてスマホの時代が来て、もっと狭い画面の中に魂を吸い取られてしまうような若者が増えていく中で、仮想世界と戯れるばかりでほとんど何も考えようとはしないという恐ろしい傾向はさらに深まった。それが実は「安倍一強」を支えているのだとすると、これを打ち破るのは並大抵のことではない。

image by: 自由民主党 − Home | Facebook

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2019年7月1日号の一部抜粋です。初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分税込864円)。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 露骨な国民騙しの美辞麗句 安倍自民の公約は嘘ばかり<下>仰天、参院選パンフに北方領土問題解決とは(日刊ゲンダイ)


露骨な国民騙しの美辞麗句 安倍自民の公約は嘘ばかり<下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257553
2019/07/04 日刊ゲンダイ 文字起こし


プーチン大統領にいいようにあしらわれている(C)Sputnik/ロイター

仰天、参院選パンフに北方領土問題解決とは

 外交公約もイカサマのオンパレードだ。

 トランプ大統領から、「日米安保条約は不平等だ。この6カ月間、安倍首相にも伝えてきた」と、日米関係を変更すべきだと訴えられても、「日米同盟は強固だ」と有権者に訴えているのだからもう漫画である。しかも、トランプとは「無二の親友」のはずなのに、先月30日に行われた「米朝電撃会談」について一切、事前に知らされなかったのだから話にならない。「盟友」ならば、真っ先に伝えられるのではないか。

 一体、どこが「強固な同盟」なのか。なのに、NHKを筆頭とする応援団メディアは「世界のリーダー」などと持ち上げているのだから、どうかしている。

 仰天なのは、参院選の公約に堂々と「ロシアとは領土問題を解決し、日ロ平和条約の締結を目指します」と掲げていることだ。北方領土の返還交渉が行き詰まったことは、子供だって知っているのに、この詐欺師政権は、堂々と嘘をつけば国民を騙せると考えているのだから信じがたい。

「北方領土の返還交渉は、日本の完敗でした。昨年11月の日ロ首脳会談以降、日本は一方的に譲歩を重ねてきた。『4島返還』や『固有の領土』という従来の主張を封印してしまった。

 その一方、ロシア側は『4島をロシア領と認めない限り交渉しない』などと、どんどんハードルを上げていった。結局、4島どころか2島も返らず、経済支援をさせられただけでした。これほど国益を損ねた外交があったのでしょうか。いったん2島返還で譲歩したため、もう4島返還を訴えることもできなくなってしまった。安倍首相は国民に説明し、謝罪すべきですよ。ところが、この期に及んで『日ロ交渉を加速』を公約に掲げているのだから、神経を疑いますよ」(筑波大教授の中村逸郎氏=ロシア政治)

 ペテン首相は選挙中も、トコトン外交で“やっている感”を演出するつもりだ。


得票狙いなのは明らか(C)共同通信社

韓国叩きで得票をもくろむ卑しさ

 安倍政権の薄汚さがよくわかったのが、わざわざ参院選の直前に、韓国に対する「輸出規制」を打ち出したことだ。

 半導体製造に使われる化学製品3品目について、韓国への輸出規制を強めると発表。と同時に、安全保障上、問題のない国として輸出手続きを簡略化する「ホワイト国」のリストから、韓国を外すことも明らかにした。

 この3品目の供給を断たれたら半導体の製造は不可能。半導体が基幹産業である韓国には大打撃だ。

 さすがに今回の日本の対応には、国際社会から批判の声が上がっている。WTOのルールにも反しかねないから当たり前だ。

 しかも、G20サミット議長国として「自由で公平かつ無差別な貿易」を宣言にまとめた2日後に発表したのだから、国際社会が不信の目を向けるのも当然というものだ。

 この時期に「韓国叩き」に走った理由は、“得票狙い”が目当てなのは明らかだ。

 経済アナリストの菊池英博氏はこう言う。

「日本経済にとって、韓国に対する輸出規制は、メリットは何もありません。マイナスばかりです。将来的には韓国企業が供給元を日本企業から変える可能性がある。それでも安倍政権が、韓国イジメを始めたのは、参院選で票を集めるためでしょう。2017年の衆院選の時、安倍政権は北朝鮮の脅威を煽り、“国難突破解散”と名付けて大勝した。麻生大臣は『北朝鮮のおかげで勝てた』と正直に話しています。でも、米朝会談が行われ、もう“北風”は使えない。そこで、今回は、ネトウヨを中心に広がる“嫌韓感情”に火をつけるつもりなのでしょう。安倍支持者は、中国叩き、韓国イジメをすると喜びますからね。それもこれも、安倍政権には他に訴える材料がないからです。年金2000万円問題、消費増税から国民の目をそらす狙いもあるでしょう」

 安倍政権の露骨な「国民騙し」「争点隠し」は、いずれ有権者から批判を浴び、裏目に出る可能性もあるのではないか。







 



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK262] <れいわ新選組、秋葉原で始動!>蓮池透氏「どこが外交の安倍だ!肝心な朝鮮に行け!金正恩氏に向けてツイートしろ!」












【れいわ新選組】2019年7月4日 参議院選挙1日目 IN秋葉原

※20:17〜 蓮池透候補演説 再生開始位置設定済み
各候補の演説をご覧ください



※20:17〜 文字起こし


山本太郎代表
続いてご紹介いたしますのは、れいわ新選組公認候補、比例代表で出馬でございます。

蓮池透さんです。

蓮池透候補
皆さん、こんばんは!

皆様のお声のお陰で立候補することができました。

本当にありがとうございます。

であるからには皆さんのために一生懸命、尽くすことをこの場でお誓い申し上げます。

私、蓮池薫ではございません。透です。

今、政治を行っている人たち。山本太郎除いて、次の選挙ばかり気にしている政治屋ばっ
かりです。

そういう人たちが掲げている消費税10%、皆さん、容認するんですか?

さっき山本代表が言ったように、凍結は解ける。

停止じゃ駄目!

見送りも駄目!

消費税は廃止しか、ないんです!

それから、「憲法を変える!」

総理総裁がそんなことを言って、いいんですか!

おかしいでしょう、これ。

そして、今、政府はやっている政策っていうのは年金にしろ、少子高齢化にしろ、棚上
げ、先送り、そればかりですよ。

その場しのぎの政策しかやってない。

本当の政治家というのは、次の時代をどうするのか、それを考え、そのためには何をやっ
ていくのか、ということを考えなきゃいけないんです。

我々は、それを目指しています。

このままじゃ、私も含め皆さんの生活が日に貧してしまう。

この恐れが私の体中で、頭の中も、いっぱいでございます。

私、弟が北朝鮮に拉致され。

実は私、東京電力で32年間、原子力をやってきました。

弟は拉致され、働いていた原発が爆発する。

こんな数奇な運命を背負ってしまいましたが、もう一度、チャレンジします。

そこで、私はれいわ新選組の緊急政策にも上っております。

原発禁止、その担当として、原発禁止担当として申し上げます。

そもそも、原発、いらない!

これは感情論でもない。

イデオロギーでもない。

冷静に、理性的に考えて原発はいらないんです。と感情的に言っておりますけれども、
ちょっと考えれば、すぐわかる話です。

核のゴミ捨て場がない。

世界一厳しい基準、真っ赤!な嘘ですよ。

こんなもん対処療法の張りぼて基準なんですよ。

避難計画、ふざけんじゃない!

机上の空論、絵空ごとですよ。

避難なかできません。

私、今、原発から3キロメートルのところに住んでますが、絶対避難なかできません。

この、今、考えただけでも3つ、スリーアウトチェンジです。

さらに、私は原子力村にいました。

これから、この原子力村の内幕をどんどん暴露していきます。

ところが、今、国は何をしているか!

安倍政権のアベノミクスって最近言わなくなったけど、第3の矢、原発の海外輸出、成長
戦略の柱だって言ってました。

矢が飛ぶところか、折れているんじゃないですか!

世界の趨勢はもう原発止める方向に行ってるんです。

それに逆行をしているのは、この日本という国だけです。

私はドイツのマスコミの人に質問されました。

「なぜ、東京電力は原発を再稼働するんですか?」

非常に素朴な質問でしたけれども、それは的を射た質問だと思います。

そして、なぜか、今の政府、東京電力は福島の事故がなかったことにしようとしている。

あれだけ莫大な代償を支払い、悲劇な悲劇的な事故だったことを忘れ無くそうとしてい
る。

しかし、事故は記憶はなくせたとしても、放射能は消せないんです。

復興のアピールのために福島を使うなってことですよ。

安富候補の言葉を借りれば、これは国による国民の皆さんへのハラスメントです。

原発、やってはいけませんが、私の地元ではとんでもないことが起きています。

一部の権益、既得権者だけが持っている、その欲望だけのために。

原発は郷土の宝。

原発は人類を救う。

いったい何十年前の話だと。

そういうことが今、起きつつあります。

皆さん、東京電力は今、新潟で福島から避難されている方が2500人もいらっしゃる中で、
「私たち頑張ります」、プロ意識とか言っています。

そして災害の強い発電所を造りますって言ってる。

あんた方が災害起こしておいて、どういうことだと。

じゃあ、首都圏、関東、福島でそのCMをオンエアしてみろと。

この前、大きな地震がありました。

東京電力何やったかというと、1号機から7号機まである。

その緊急時のファックスで、7つ、「異常あり異常あり異常あり」、〇付けてファックス
したんですよ。

そういうとんでもないことをやっている。

でも、みんな声を上げない。

当たり前のことを言えない。

これは本当に息苦しい。

こんな息苦しい社会は、もう真っ平御免です。

安倍外交について、ひとこと言いたい。

どこが安倍外交だ。

どこが外交の安倍だ!

行く先々でトラブルを起こして、金ばらまいてるだけじゃないですか。

肝心な朝鮮に行けつんですよ!

自民党支持者の皆さんは、いつまで森加計、森加計、言ってんだって言ってますが、私に
言わせれば、安倍首相!、いつまで拉致、拉致、言ってんだ。

とっくに解決しなきゃいけない問題じゃないですか。

家族は、もう歳とってる。

向こうにいる人も歳をとってますよ。

もし本当にそんな気があるんだったら、ご自分でもアカンと思ってんだから、
金正恩氏に向けてツイートしろ!

今、この皆さんと、みんなの幸せを考える。

山本太郎代表、我々のれいわ新選組の8つの政策によって、息苦しい、生きづらい世の中を打破しよう、そういう、いわゆる「れいわムーブメント」が起きているような、起きてます。

仲間内だけで喜んでじゃねーよっておっしゃる方がいるかもしれませんが、だったらそのムーブメントをもっともっと広げてください!

所帯が10人のインディーズかもしれない。

マイナーかもしれない。

インディーズだってブレイクできるんだ。

一発ヒットを出して、メジャーにもなれますよ。

そのスタートだと思ってください。

頑張ります。

よろしくお願いします。

山本太郎代表
ありがとうございました。

蓮池透さんでした。

元東京電力社員原子力部門のプロフェッショナル。

そのプロフェッショナルが原発はヤバイと言ってんですから、ほんと止めなきゃヤバイですよね。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍首相は完全に「蚊帳の外」だった板門店の米朝首脳会談 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
 


安倍首相は完全に「蚊帳の外」だった板門店の米朝首脳会談 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257564
2019/07/05 日刊ゲンダイ


金正恩委員長、トランプ大統領、文在寅大統領が並ぶ場面も(C)ロイター

 安倍外交のちぐはぐさが顕著である。イランを訪問し、安倍首相は最高指導者ハメネイ師との会談後「平和への信念を伺うことができた」と述べたが、直後にイランによる米国無人機の撃墜事件が起きた。そして今度は、北朝鮮で日本政府の想定以上のスピードで米朝関係が動いた。6月30日に朝鮮半島の南北軍事境界線の板門店で行われた、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の会談である。トランプ大統領は現職の米大統領として初めて北朝鮮側に越境した。

 会談は、トランプ大統領が「韓国にいる間、北朝鮮の金委員長がこのツイートを見るなら、私は非武装地帯で握手してハローという用意がある」と投稿したツイートに対し、金委員長が応じて急きょ、開催になったといわれている。しかし、韓国東亜日報はそれ以前に板門店での首脳会談開催が協議されてきていたと報じている。

 問題は、安倍首相がこの米朝会談について、完全に「蚊帳の外」に置かれていたことだ。

 安倍首相は大阪で開かれたG20期間中、韓国の文在寅大統領との会談をかたくなに断っていたが、おそらく、文大統領は板門店の米朝首脳会談の可能性を把握していたはずだ。

 板門店の会談では、トランプ大統領、金委員長、文大統領の3人が一緒に並ぶ場面もあった。安倍首相が文大統領と会談しなかったことは、いかに日本政府、安倍首相の外交感覚が鈍いものだったか、を示している。

 3度目の米朝首脳会談とはいえ、単に写真撮影をしただけで意味がなかったという批判的な見方も存在する中、今後、米朝関係がどうなるか。

 トランプ陣営に具体的な方針があると報じたニューヨーク・タイムズ紙によると、@北朝鮮に核開発の凍結を求めるAそのため、寧辺、さらに他の核開発施設の破壊を求めるB米国は見返りとして経済制裁を緩める――という。ただ、これらの方針については、これまでボルトン大統領補佐官やポンペオ国務長官のほか、ティラーソン前国務長官が反対してきた。にもかかわらず、トランプ大統領が固執する理由は明確だ。「北朝鮮に緊張緩和をもたらした大統領」として、2020年の大統領選挙で再選を図ることだ。

 イラン問題、北朝鮮問題と安倍外交は見当違いの方向を走っている。それは安倍首相の周辺に的確な情勢判断をできる人の不在を意味している。




孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。











http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍政権について何を書いても「正論」になってしまうという現実(現代ビジネス)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190705-00065654-gendaibiz-pol&p=1

7/5(金) 7:30配信


写真:現代ビジネス


 参議院選挙を前に、政治学者・中島岳志氏が『自民党 価値とリスクのマトリクス』(スタンド・ブックス)を上梓した。今、自民党の本質はどこにあるのか? ライター・武田砂鉄氏との対談前編では、自民党政治家の言葉を深く読み解いた。後編は『ViVi』と自民党のコラボの話題からノンフィクションが成立しない時代というトピックまで――。

安倍首相は空虚…? 徹底分析で見えた「意外な実像」

 (構成:山本ぽてと、写真:杉山和行)

中島氏は『自民党』で政治家の発言を徹底的に分析し「実像」に迫った


建設的な議論になる手前で

 武田:実は今日、『ViVi』(※)のコピーをもってきました。

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※2019年6月10日、講談社の女性誌『ViVi』がWEB上で自民党の広告記事を掲載したことが話題になった。この対談は6月12日に行われた。
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 中島:さすがです。

 武田:現代ビジネスは講談社の媒体ですから、避けるべきではないと思いまして。講談社は今回の広告について「政治的な背景や意図はまったくございません」とコメントを発表した。実に奇妙なコメントです。政党と組んだ広告企画には、政治的な背景と意図があります。「違法じゃないのだから、野党もやればいい」との意見もありますが、支配的な権力と潤沢な資金を持っている与党が、こうして女性誌とタッグを組んだ事実は、「ならば他党もやればいいのに」との意見で終わらせられることではない。

 加えて、モデルの口から語られたのは「外国の方やお年寄りにもっともっと親切な対応をすべき」「他人の価値観を理解し、尊敬し合えることができたらどんなにいいだろう」といった、自民党が進めている政治とは逆行する内容でした。彼女たちの言葉に党として応答することはせずに、「#自民党2019」を最後にくっつけるだけ。この気持ち悪さを放置し、慣れてしまってはいけない。

 中島:このような広告的な手法は、『ViVi』に始まったことではありません。少し前には、菅官房長官を「令和おじさん」と呼ぶようなイメージ作りもありました。甘利明をゆるキャラにしようとしたことも。さらに遡れば、安保法制の時にお母さんと子どもの絵を使って、印象操作をした。同じことが連綿と続いています。広告的な手法によって政治が行われ、実際に政治が動いている状況です。

 武田:『自民党』の本についての対談相手に、こうして、自分のような、ジャンルを問わずにあれこれ書いているライターが引っ張りだされるのが今っぽいと思っています。

 『ViVi』の広告のような「よさげ」な感じを読み解く作業って、政治学者が政治を、憲法学者が憲法を、というように専門家が出てくる段階にない。建設的に政策を問う以前に、まずは彼らが作り上げる空気・雰囲気を掴まないといけない。そんなことばかりが続きます。

 中島:武田さんのようなお仕事と双方向であるべきだと思っています。政治思想的な議論ではなく、広告的な仕掛けをしてくる政治家に対して、政治学者である僕になにが出来るのか。政治思想で語れないなら、政治家の発言を根掘り葉掘り調べて、「理論」ではなく「実像」に迫ってみる。この人はなにを実現したい人なのか。そもそも実現したいことがあるのか。ないのであれば、将来なにをしそうか。政治家が書いた本だけではなく、インタビュー、選挙区の地元紙、業界団体の雑誌まで徹底的に読み『自民党』を書きました。

 文献を集めるのは、学者の得意な仕事です。言葉を保存し、実像に迫る。これが広告的手法に対抗できる、ひとつの方法だと思っています。

「胸に刻む」ってなにするの?

 武田:安倍首相の著作リストをみると、「大きく出たな!」と思わせるタイトルが並んでいます。『日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ』『美しい国』『この国を守る決意』などなど。この書籍のタイトルの方向性は、日頃、彼の口から聞こえてくる言葉の性質を表している。「大きく出たな!」と感じることがほとんどです。

 中島:大きな言葉しかない人ですよね。だから広告的なものと親和性が高い。

 武田:なぜこんなに論拠のない大きな言葉を連呼することができるのか。彼の言葉をその都度検証しなければ、その存在自体が空疎なまま膨らんでいく。

 自著『日本の気配』で分析しましたが、彼は「胸に刻む」という言葉を好んで使います。とにかく胸に刻むんです。胸に刻むって、なにかを実行する言葉ではありません。誰でも言えます。今、自分が、「中島さんの言葉を胸に刻みました」と言う。ここから何かの行動が起きるわけでもない。でも力強く繰り返し「胸に刻む」と言うと、なにかやってくれるんじゃないかと期待が生じる。極めて便利な言葉です。この手の言葉を許していくと、スケールは大きくなるけれども、実務としてなにかが行われるわけではない状態が続くことになる。

 かつて、この政権のことを「『THE虎舞竜』内閣」と書いたことがあります。虎舞竜は「ロード」という曲を14章まで作り、一体、いつこの「ロード」が終わるのかわからない状態が続く。安倍もいまだに「この道しかない」や「道半ば」と言い、この道がどこまで続くかわからない。「ロード」がどこまでも延びていくんです。

 でも、「この道しかない」と言うと、少なくない人が「この道しかないのか」と思ってしまう。その時に「えっ、この道って、どの道なんですか?」「舗装しないと、この道路通れなくないですか?」といちいちツッコまないと、「この道」が「道半ば」のまま用意され続ける。

 こうやって現政権について原稿を書く時、ある程度茶化しながら書こうと思っても、あとで読み返すと「ヤバい、正しいことしか書いていない」と驚く。皮肉が効かずにたちまち正論になってしまうほど、あちらが次々と異物を提示してくる。

 中島:そうなんですよ。政治のことを扱うと、今はものすごく正論を吐かざるを得なくなっている。

 武田:「正論ばっか言ってんじゃねー」と批判されるのですが、えっ、正論って言っちゃいけないの? と思うこともあります。


「麻生節」と言うメディア、「アマリです……」を許さない有権者

 武田:自民党の人たちは、あらゆる事案が起きたときに、事案に向き合うのではなく「どう早めに忘れさせるか」を考えていますよね。統計不正の件も、ゴールデンウィークの10連休でうやむやにしようとした。実際に私たちは、それで忘れてしまったわけです。

 かつて、安保法制の際も、シルバーウィークを挟んで忘れさせようとしてきた。「そんなんで忘れると思うなよ!」と怒っていましたが、本当に忘れてしまった。こういった、彼らのとっての成功体験が続いている。

 失言や暴言が出ると、まずメディアが問題視します。すると必ず支持者が「一部を切り取るな」という言葉をぶつけて、次に当人が「真意ではなかった」と言い出す。明らかに薄められない発言であっても、強引に薄めようする。で、なぜか今、自由気ままに薄めることが可能になっている状況にある。

 中島:麻生氏の「老後2000万円」発言も、時間が経てば、忘れ去られてしまうでしょうね。そうして選挙戦に入り、論点の違うことを言い続ける……それで乗りろうとしています。

 武田:メディアは、麻生氏の暴言に食らいついて批判し続けるわけではなく「麻生節」と書いてしまうわけです。彼の言葉がいかに不適切なものであったのかを検証しなければいけないのに、「節」や「キャラ」に変換してしまう。つまり、「いつもの麻生さんが出ちゃった。ダメな人だな。でも、もう、仕方ないよね」という反応。麻生氏からしたら「しめしめ、『麻生節』だなんて、自分のキャラで消費してくれた」と喜んでいるはず。

 今回の「老後2000万円」の件でさえ、「麻生節」と言われるようになるかもしれない。その時に、いつまでしぶとく「麻生さんおかしいですよ」と言い続けられるか。忘れ去られないためには、中島さんの本のように、言葉の意味を考え、保存して、ほじくり返し続けないといけません。

 中島:この本で取り上げた政治家に何人か会ったのですが、やはりちょっとイヤな顔をしていました。過去のそんなところまで、ほじられるのかと。過去の発言の矛盾を指摘されるので、政治家からするとイヤですよね。でもやっぱり僕たちはイヤがることをやらないといけない。野党の国会質問でも、表面的にラリーをするのではなく、過去の表現を徹底的に洗って、「これは誰の言葉ですか」と聞きながら攻めていくと崩れやすいのではないか。

 武田:そうですね。安倍首相がその昔に書いた本には、沖縄の基地軽減のこともきっちりと書いている。「もう何年も前から基地軽減って書いてましたよね。変わっていませんね。それどころか……」と問うべきです。

 今はむしろ、メディアより有権者のほうがチェック機能を果たしているのではないかと思う時があります。甘利明氏がTwitterを始め、芸人のヒロシのネタをまねて、「アマリです……」とつぶやく動画をアップしました。それに対してTwitter上では「その前にすることがあるのでは」「説明責任を果たせ」と金銭授受疑惑へのツッコミが続いた。あの件、忘れていませんからね、と繰り返し告げるのは効果的な方法だと思います。

現代ビジネス

安倍政権について何を書いても「正論」になってしまうという現実


「政治家を見るときには、この人はどこに欲望があるのかを考えます」(中島氏)


極秘インタビューよりも本人に迫れる?

 武田:少し前、山口敬之『総理』(幻冬舎)という本が話題になりました。読んでみると、その中身を要約すれば「オレ、政権の中枢とめっちゃ仲良し」です。安倍さんにこんなことを頼まれて、麻生さんに言付けしたんだよ、などと。それってジャーナリズムでもなんでもない。

 でも、「めっちゃ仲良し」というのが、一部の物書きの誇りになってしまった。事物に対して評価するためには、距離があってしかるべきです。「めっちゃ仲良し」が格付けのように機能している状況を考え直さなければいけません。

 中島:そうなんです。極秘インタビューをしないと、対象に近づけないわけではない。政治家の書いたものや発言を読んでいくと「私は選挙区に安倍さんを連れてきましたよ」と地元の業界紙にアピールしたり、当選するためにリップサービスをしたりしている。政治家のイヤらしい部分がわかり、実像も見えてきます。世の中に活字として出ているものを、徹底的に読み込んでいけば、本人以上に本人に迫れるところがある。

 武田:自分はナンシー関が好きなんです。ナンシー関は芸能人になるべく会わないようにしていたと言います。テレビの前にいて、テレビの前で思ったことを書き、批評として際立ったものになっていた。いま芸能人について書かれているものを読むと、「楽屋ではああいうことを言っていた」「あの芸人さんはあの人と仲良くて、よく飲みにいっているらしい」という事情通のテキストが目立つ。

 自分も芸能人についてよく書きますが、そんな楽屋事情はどうでもいい。テレビの前で見ていて、なぜ一瞬目が泳いだのか、なぜあの時だけ無表情だったのか、なぜ誰それとは会話しなかったのか、テレビを見ているだけでたくさんの情報があります。仲良くならなくても、彼らの喋っているインタビューや本から、抽出できるものは沢山あるんです。

 政治の世界でも全く同じことが言える。「オレは麻生さんや安倍さんと近いから」と書き始めるものより、彼らがテキストとしてなにを残したのか、テレビでどういう振る舞いをしたのか、そこに迫っていくほうが彼らの輪郭をきめ細やかに抽出できるんじゃないか。でもいま、それをやると「知らないくせに言うな」となってしまう。距離の近いほうが偉い、そういう人が書いた分析だから正しい、という価値観が優先されてしまう。

 中島:テキストだけでも、豊饒な情報があります。では、テキストからなにを読み解けばいいのか。私はこの人のどこに欲望があるのかを考えます。

 政治家はとても面倒な仕事です。ほとんど休みがなく、週末には選挙区に帰って宴会に参加し、有力者に酒を注いで回る。陳情もたくさんやってきます。どう考えても、進んでやりたいとは思えないですよね。それでもやりたいと思うのは、名誉欲以外になにがあるのか。政治家を見るときには、この人はどこに欲望があるのかを考えます。その欲望が、強みになることもあれば、暴走することもある。

 例えば元官房長官の野中広務氏(1925〜2018年)は、幼い時から差別されてきた自身の経験があった。なぜ政治家をやっているのかが自明だった人でした。問題を解決するためには、汚い手も使う。それでもハンセン病の元患者さんのような社会的弱者の人たちには優しかった。そういった部分から「何のために政治家をやっている人なのか」をつかむことができる。

現代の政治家と立ち上がらない物語

 中島:でも率直に言うと、今の政治家にはそんな背景が薄くなっている気がします。

 武田:過去の政治家のノンフィクションを振り返ると、立花隆「田中角栄研究」(1974年)や、岩瀬達哉『われ万死に値す―ドキュメント竹下登』(1999年、新潮社)など、政治家1人についてまるごと1冊で語るものがありましたよね。

 一方で中島さんの今回の本では1冊に政治家9人分が収録されていますが、正直なところ「もうこれで十分だな」と感じました。今は1人につき1冊も必要ない。彼らについて重厚に書こうとする人もいないし、読みたい人もなかなかいない。2〜30年前なら9冊必要だったのに、いまは1冊で十分になってしまったのが、時代を象徴していると思います。

 中島:魚住昭『野中広務 差別と権力』(講談社)を読んでも、野中氏の出自である部落の問題に触れ、彼の芯をたどることができますよね。でも今の政治家では、書けないのだと思います。書いても読ませるものにならない。読ませるものになるためには、その人が矛盾を変えていて葛藤したり、差別されたりした歴史や出自があるとか、物語が必要ですよね。でも今の政治家にはほとんどないですよね。

 武田:ないですよね。

 中島:だから昔のようなノンフィクションは成立しなくなっている。政治家についての重厚なノンフィクションは、最近ほとんど書かれていません。

 武田:佐野眞一氏が橋下徹氏を書いた、「ハシシタ・奴の本性」(2012年『週刊朝日』に掲載)はその差別的な表現が原因となり1回で連載が終わりましたが、そのまま続けていたらどうなったのか。今までのやり方で、ルーツを探り、彼と接してきた人を洗い出し……という手法で人物を追おうとしても、濃密な考察が出てきたのだろうかと。だからこそ、初期設定であんな失敗をした可能性もある。

 一方で佐野氏の孫正義評伝『あんぽん』(2012年、小学館)は広く読まれたわけです。孫正義氏がどんなルーツを持っていたのかを取材していくうちに、壮大な物語が立ち上がってくる。このように物語が立ち上がってくる政治家は少ないのではないかと。

 中島:そう考えると「ハシシタ」の打ち切りは、佐野眞一的ノンフィクションの終焉を象徴するような事件だったのかもしれません。

 武田:人物を探求するという手法で、今の政治家をターゲットにすることに無理があるのでしょう。今年、講談社ノンフィクション賞が「本田靖春ノンフィクション賞」という名称に変わるそうです。その一方で、昨年、講談社の刊行物で売れに売れたのはケント・ギルバート氏の本であり、今年は、『ViVi』が自民党とコラボ広告を出した。かつて本田靖春氏が出した時評集『今の世の中どうなってるの』(文藝春秋)に「自民党を信任した人たちに問う」とのタイトルのコラムがあり、そこには「生活保守主義もよいけれど、あなた方はそれと引き換えに、危険な賭けに荷担しているのです。そうは思いませんか」とありました。どう受け止めるのでしょう。


イヤな奴になるしかない!

 中島:そもそもノンフィクションが成立しない時代ですよね。あれだけ話題になった「秋葉原通り魔事件」も僕しか書いていませんし。

 武田:ノンフィクション作家ではない人間がこの事件を書いたことが、非常に現代的だとの意見も見かけました。

 中島:昔のノンフィクションで描かれていたものとは違い、もっと空虚なものを書かざるを得ないんです。佐野眞一氏は人物に昭和や満州を重ねたがるけど、加藤にそんなものはない。人物を探っていっても、人物の人生観を支える重要なエピソードがない。

 政治家も同様です。今の政治家は、なにか芯があって政治をやっているわけではない。ただ政治家をやっている。たぶん、丸山穂高氏を掘ってもなにもないでしょう。

 武田:ないでしょうね。

 中島:かつてのノンフィクションの手法からはこぼれてしまうので、違うアプローチが必要です。そんな時代に、どうやってリアリティを描くのかは難しい。僕が秋葉原事件で拾おうとしたのは「空虚」です。そして、卑小なこと。今は空虚な政治家がこの国を操っている。

 武田:彼らはその空虚さに対して、コンプレックスを持っているんでしょうか。「なんも見えてこないですね」と指摘されても「うまいことやらせてもらっているんで」と答えるのでしょうか。それが怖い。コンプレックスがあるのなら、本を読んで勉強したり、人と対話を重ねたりしますよね。でも、安倍首相は年末に読書予定の本として『日本国紀』の写真をアップしたわけです。

 本棚が並んでいるような場所で写真を取ったりもしないし、頑張って世界文学全集を並べるようなこともしない。でも今、本棚の前で真面目に勉強をしている政治家って、活躍させてもらえなそうですもんね。

 安倍首相を礼賛してきた幻冬舎・見城徹氏の読書論『読書という荒野』を読むと、高橋和巳や中上健次に影響を受けたとある。今そちらがやっていることって、ご自身の読書体験にぶつけると矛盾が抽出されないのだろうかと思うのだけど、そんなことはどうでもよく、「この人、めちゃくちゃ本を読んでいて頭がいいな」と思われたいだけなのかもしれない。

 中島:これもコスプレなんでしょうね。「リベラルアーツコスプレ」のようなもの。

 武田:コスプレでもうまく立ち回って、お金が稼げて、経済を回しているのはこっちですよ、と言われたらなんて答えたらいいのでしょうか。

 中島:小手先でやっていくと、大きな危機に陥ったときに大変なことになります。実際に今だって問題を先送りにしているだけで、うまくいっているわけではない。どこかでガタがくるのは目に見えている。貧困や格差に苦しんでいる人が大勢いて、この夏もクーラーのボタンを押せなくて熱中症になる。そうした現状を拡大させていることに、目が届いていないんじゃないか。

 武田:来年にはオリンピックがあり、2025年には大阪万博があり、その後にリニア新幹線が開通する。政治を司る人たちが大きな主語を使うタイミングが定期的に用意されていく。貧困や格差にじっくり向き合わなくても、大きな言葉で「さぁ次のパーティーですよ!」とごまかせる状況がここ10年は続いていきます。

 オリンピックの招致スローガンが「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ。」だと知り、ずっこけました。この意味のない言葉で、帰宅困難地域にしろ、汚染水の問題にしろ、覆われてしまった。今回は「復興五輪」なので福島のJヴィレッジから聖火リレーをスタートさせるという。ブラックジョークが夢物語として広がっていく。

 言葉を書く人も、そういう空気に引っ張られていくでしょうから、いい感じのことを書く人が増えていくのでしょう。イヤになっちゃいます。それでもイヤな奴になって、言い続けていくしかないのでしょう。

 (了)

現代ビジネス編集部



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍自公政権の「大嘘」に騙されてはならない。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_63.html
7月 05, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<4日公示された参院選(21日投開票)で、首相官邸は参院選の「勝敗ライン」引き下げに躍起だ。獲得目標議席について、自民党は「与党で改選過半数の63」とするが、首相や菅義偉官房長官は、非改選(70議席)を含めた全体(245議席)の過半数の「53」を掲げ、食い違う。

 首相が勝敗ラインに初めて言及したのは6月22日。ネット番組で「与党で過半数」と表明した。「定義」には触れなかった。一方、二階俊博・党幹事長は2日後の24日に毎日新聞などのインタビューで「63議席」と明言。「もっと勝てると思っている」とも語った>(以上「毎日新聞」より引用)


 参議院選が告示された。政治を国民の手に取り戻す唯一の機会が選挙だ。これを逃すと、あとは政治家や官僚たちのやりたい放題だ。

 国民は安倍自公政権と安倍ヨイショのマスメディアに騙されてはならない。安倍自公政権は「景気が良くなったから税収が増えた」などと大嘘を吐いている。景気が良くならなくても一定の税収を上げられる消費税が大きく寄与しての60兆円超えだという税収の内訳をどのマスメディアも報道していない。

 かつて税収が60兆円を超えた1990年当時は主として所得税と法人税で60兆円を超えた。その二税は直接税といって、個人所得や企業利益が増えれば税収も増える、という構造だった。

 それでは財務省にとって景気と税収が連動して財源が安定化しないから、という理屈で消費税を導入し所得税の累進税率を緩和して富裕層を優遇し、法人税を「国際化」という名目で減税して企業経営者や株主優遇策を推進した。その結果、国民は貧困化し格差が拡大した。

 そうした分析はコレッぼっちも示さないで、公明代表などは「景気が良くなったから税収が増えた」などと能天気な発言をしている。そして安倍氏に到っては雇用が拡大して所得が増えたから税収も増えたと税制構造を全く理解していないことを露呈としている。

 しかし、そうしたことが解る国民が何パーセントいるのだろうか。消費税が所得税にも勝るほど税収の一角を占めるほどの大きな税の柱になっていることは、この国の税収に貧困層からも毟り取られていることに他ならない。

 嘘に騙されてはならない。社会保障の財源のために消費増税分を充てる、という屁理屈を何度聞いたことだろうか。現実は税収に占める社会保障支出割合は22%台から21%台に減少している、という事実を一体何社のマスメディアが国民に伝えているだろうか。何社のテレビニュースで解説者が国民に伝えているだろうか。

 そうしたニュースを国民に報せないで、国民をせっせと「イザナギ超え」の好景気などと洗脳してきた。結果として洗脳された国民が「国も大借金をしているのだから、国民も消費増税で負担するのも仕方ない」などと財務省や安倍自公政権が安倍ヨイショ・マスメディアの洗脳の成果を街頭インタビューで披歴している。

 騙されてはならない。消費税は景気に関係なく「安定的」に国民からカネを毟り取る税金だ。貧困層ほど過酷な税金だ。富裕層にとって消費税が10%になろうが生活苦に陥ることはない。しかし貧困層にとっては死活問題だ。

 消費税に支えられた税収60兆円だという現実をしっかりと認識して、消費増税反対の声をしっかりと選挙で表明しなければならない。カルト宗教が政権に参画している日本は世界の笑いものだ。決して騙されてはならない、日本を国民の手に取り戻すために「安倍自公亡国政権」を終わらせなければならない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 日本会議に突き上げられて安倍晋三首相は、憲法改正に固執する態度を取ってきたため、キッシンジャー博士に「最も危険な男」と警戒され、「一度も会ってもらえない状態」が続く(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/cb5def4bcd1728f35ca057f1305d22d3
2019年07月05日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 第25回参院選挙が7月4日公示された。安倍晋三首相は(自民党総裁)は福島市内で第一声を挙げた。しかし、第2次〜第4次の7年に及ぶ、長期政権に疲れたのか、顔色は悪く、いつ倒れてもおかしくない生気のない表情で、いつもながらの代わり映えのしない演説を行った。このなかで、憲法に「自衛隊」を明記する憲法改正について、「議論する政党を選ぶのか。議員としての責任を果たさず、審議を全くしない政党を選ぶのか。それを決める選挙だ」と訴えた。大日本帝国が大東亜戦争に敗れて、1945年9月2日、東京湾上で無条件降伏文書に調印した際、裏で日米英3国協定を結んで、「100年間、植民地」とされた。ところが、かねてより天皇陛下(現在の上皇陛下)が、「そろそろよろしいんじゃないでしょうか」と依頼され、2016年6月27日、日米英3国協定が破棄され、日本は戦後70年にして晴れて独立国になることができた。その直後、米共和党の重鎮キッシンジャー博士は、日本に憲法の解釈改憲による集団的自衛権行使を認める『安全保障法制制定』のために総理をやらせた安倍晋三首相と面会し、「憲法改正はするな」とクギを刺し安倍晋三首相もそれに応じて頷いていた。ところが、2016年11月18日、安倍首相はトランプタワーに出向いて大統領選に勝利したトランプと面会し、その場で「憲法改正」の意向を示し、隣の部屋から密かに様子を見ていたキッシンジャー博士を激怒させた。安倍晋三首相は「最も危険な男」と警戒されてしまった。極右集団「日本会議」に突き上げられて安倍晋三首相は、憲法改正に固執する態度を取ってきたため、以後、キッシンジャー博士の勘気を蒙っていて、「一度も会ってもらえない状態」が続いている。これは、上皇陛下のごく近くにいる吉備太秦の情報である。国民有権者は、参院議員選挙の最中、このことを決して忘れてはならない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/718.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 消費税・年金100万人集会だ!<本澤二郎の「日本の風景」(3365)<消費税10%で日本経済の底が抜ける!>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12490289259.html
2019-07-05 00:38:12 honji-789のブログ

<改憲争点化に有権者は無関心=アベ改憲は空振り確実>

 この6年有余、口を開けば改憲を口走っていた財閥傀儡政権の安倍晋三首相は、今回の参院選挙でも同じ口をとがらせている。しかし、主権者である国民の深刻すぎる関心事は、消費税と年金の二つである。改憲争点化は不可能である。野党がぶち上げるかもしれない消費税・年金の100万人大集会に関心が集まっている。野党がやらなければ、山本太郎の「れいわ新選組」が敢行するかもしれない。100万人集会が、山を動かす秘策なのだ。

<消費税10%で日本経済の底が抜ける!>

 10月に自公内閣が強行する10%消費税で、日本経済は100%底が抜ける。多少の経済事情に通じている御仁のすべてが、安倍側近を含めての予測である。

 偽りの景気予測を垂れ流すことで政権を維持してきたアベ自公内閣は、これの強行で消費は減速するどころか、窒息状態に落ち込むだろう。日本のような不況下の物価高のもとでの10%課税は、途方もない民衆の負担となる。

 庶民のわずかな財布の紐は、それでも強く締められて開くことはない。「味噌汁と納豆と梅干」の家庭が一般化するだろう。野菜・果物が高い日本である。肉にも手が届かなくなるだろう。

 栄養不足で、体力が衰えるだろうから、勤労の成果も落ち込んでしまう。その可能性は大きい。

 父親が死んだら、奥の金庫から6億円の福沢諭吉が見つかったというアベ家、年金など知らないとうそぶく麻生家には、10%課税は無縁だろうが、庶民大衆の家計被害は、計り知れない。貧乏物語が次々と日本列島で聞こえてくるだろう。

<年金で暮らせない老後に悲鳴上げる国民>

 ざっくりと眺めて、余裕のある生活者は、財閥とその周辺と高給取りの公務員などで、彼らにとって、必ずしも深刻ではないかもしれない。特に夫婦で教師の年金は、べらぼうに高額だから、10%消費税はどこ吹く風で影響はない。

 しかし、このような恵まれた富裕層は、国民全体からみると、10%に届かないだろう。90%の国民は、10%消費税のもとで買い物をする力が、確実になくなってしまう。

 99%の老人世帯は、株というギャンブルに投機している年金基金の先細りにおびえている現状である。毎月6万円の年金生活者は、高物価と介護に耐えられはしない。一斉に生活保護へと駆け込むと、今度は生活保護制度が崩壊することになる。

 「2000万円を投資で稼げ」と叫んだ金融庁だが、別の役所では「3000万円ないと安心できない」という。専門家の中には「5000万円ないと95歳まで生きられない」という。

 ということは、金のない日本人はさっさと消えろ、といっていることになる。アベ自公内閣は、不作為の殺人内閣と言われかねないだろう。

 彼らの関心は、もっぱら武器弾薬の購入である。中国や北朝鮮から攻撃される?という大嘘を撒き散らしての、財閥のための超軍拡予算を継続してきた。

<大軍縮予算と財閥富裕層課税強化で問題解決>

 7月4日の公示日の党首演説で、空母「出雲」をやめる、F35は買わない、イージスアショアはキャンセルする、などというまともな大軍縮を公約に掲げる政党も党首がいない。実に、不思議な選挙である。

 7月3日の党首討論会では、野党の一部から富裕層への課税強化策は聞こえたが、さりとて財閥の内部留保金・500兆円に課税するという正論は、ついぞ聞こえてこなかった。

 戦前でも軍縮論が存在したが、この平和な21世紀に軍縮論が聞こえない。おかしくはないのか。

<100万人集会結集が野党の必勝作戦>

 何度でも野党に働きかけよう。スマホやネットを駆使する若者・労働者・夫人・老人は、消費税・年金100万人集会を呼びかけ、具体化させようではないか。

 実現すれば、戦後最悪の自公政権を撃破することができる。100%実現できるだろう。叫べ、叫べ!街頭に100万人の日本国民が飛び出して、声を上げれば日本は変わる。間違いなく変わる。

2019年7月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK262] れいわが思い切った戦略。山本は比例3番手に。自民仕様ズッコの特定枠を障害者候補に逆利用(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28443887/
2019年 07月 05日

【テニス全英OP・・・7位の錦織圭は2回戦で55位のノリー(23・英)と対戦。地元ナンバー2の若手との試合はセンターコートで組まれたため、観客の声援に飲まれないかチョット心配になったけど。錦織は全体的に好調さをキープしており、落ち着いた試合運びで、6−4,6−4,6−0で勝利。4年連続で3回戦に進んだ。

 錦織と同じ山では、第9シードで昨年ベスト4だったイズナーが2回戦で敗退した。あと隣の山では、実質TOP10(?)のバブリンカも2回戦で負けて、4〜6位を含め上位陣が次々と姿を消しているのだけど。TOP3は堅調だ。(@@)】

* * * * *

 『れいわから創価学会員が出馬。安倍改憲への協力に反対+国交副大臣、大地震後も赤坂クラブで』の続報を・・・。

 山本太郎氏率いる「れいわ新撰組」は、3日、参院選公認候補として、全身の筋力が低下する筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者である介護事業会社副社長の船後靖彦氏と、社会教育指導員の渡辺照子氏を擁立すると発表した。

 山本氏自身も含め、これで同党は当初の目標通り、今度の参院選で10人の候補者を擁立したことになる。(**)

 しかも、山本氏はここで思い切った作戦をとった。(++)

 山本氏は13年の参院選では、東京選挙区から出馬して当選。今回も東京選挙区から出れば、当選する可能性は大きいと見られていた。

 しかし、山本氏は今回、比例区に回り、東京選挙区には先日の記事で取り上げた沖縄の創価学会員の野原善正氏を出馬させると発表したのである。(・o・)

 まあ、山本氏が全国比例に回るのも一つの手だと。その場合、1〜2議席は獲得できるのではないかという見方も出ていたのであるが。

 何と山本氏は、先日、擁立した木村英子氏と船後靖彦氏の重度障害を持つ2人の候補者を、優先的に当選が決まる「特定枠」に登録。自分は3番目の候補者になる方法を選んだのだ。^^;

* * * * *

 参院の比例区は非拘束名簿式で、投票用紙には政党名、または候補者名を書くことができる。そして、本来であれば、より多くの記名投票を得た候補者から当選が決まって行くことになっているのであるが・・・。 

 詳しいことは後述するが、自民党は自党の都合のため、今回から「特定枠」なる制度を開始。各党が特定枠に届出をした候補者は、記名投票の数に関係なく、優先的に当選が決まることになったのだ。(-_-)

 ということは、れいわの場合、もし山本太郎氏が多数の記名投票を得たとしても、特定枠にはいった2名の候補者が1番め、2番めに当選が決まることになるわけで・・・。

 もしれいわが3人が当選できるぐらいの票数を得られなければ、山本氏は落選することになってしまう。_(。。)_

<比例で3人が当選するには、300万票ぐらい必要だと見られている。>

 野党はこの制度に反対したこともあって、どこもこの特定枠を利用せず。こんなズッコな(節操のない?)制度を利用するのは、自民党だけかと思っていたのだが。

 れいわが、敢えてこの制度を利用したことには、「ほ〜、こういう逆利用の仕方をするのか」とチョット感心させられる面もあったが。正直を言って、かなり驚いてしまったところがあった。(@@)

 う〜ん。れいわのこの戦略はどうなのだろう。(~_~;)

 mewは、山本氏は東京、比例、どちらで出ても構わないと思っていたのだが。もし山本氏が比例に回る場合、まさか創価学会員の野原氏を、東京選挙区で出すとは思っていなかった。(゚Д゚)

 野原氏は、もともと沖縄の人だし。東京選挙区では、公明党の山口代表が出馬しているので、(山口氏は党TOPだし、ハト派の婦人部にも人気があるし)創価学会員の方を得にくいと考えていたからだ。(・・)

 それよりは、全国区の比例で出馬した方が、野原氏自身、またれいわとしても、沖縄をはじめとして全国各地の学会員や、反原発、辺野古反対、改憲反対などの有権者の票を集めやすいのではないかと思っていたのである。(++)<全国の学会員の心を揺さぶりたかったしね〜。>

* * * * *

 それに、れいわの今後の活動のことを考えたら、やはり山本氏はできるだけ確実に当選できるようにした方がいいと思っていた。

 それゆえ、もし比例で出るなら、当然にして、1位当選できる形で出馬すると思い込んでいたし。チョット賭けに出て冒険したとしても、2番手にはつけていた方がよかったのではないかと。今でも、3番手は思い切り過ぎたのでじゃないかと思ってしまう部分がある。(~_~;)

 まあ、自分を3番手に置くことで、れいわへの関心を集めたり、ある種の危機感を抱かせたりして、投票へのモチベーションを上げることができるかも知れないし。

 また大型の車椅子を使用し、介助者のサポートを必要とする重度障害者の候補が当選した場合、国会は彼らが議場はもちろん、議員が使用する様々な場所をバリアフリー化したり、介助その他のサポートの制度をととのえたりする必要があるわけで。それは、日本の国会に新たな歴史の1ページを開かせることになるし。

 国会議員はもちろん、一般国民の様々な障害者への意識や理解にもつながるだろう。(・・)

 ただ、このような方法をとったことが、結果としてプラスになるのかどうか。<国会や国民の意識向上なんかも含めると、単に何人当選したかだけで、評価はできないと思うのだけど。>

 プラスの要素が増えるように、応援したいと思う。(**)

* * * * * 

『政治団体「れいわ新選組」代表の山本太郎参院議員(44)=東京選挙区=は3日、東京都内で記者会見し、参院選(4日公示、21日投開票)比例代表で優先的に当選する「特定枠」に、介助が欠かせない重度身体障害者の舩後(ふなご)靖彦氏(61)と木村英子氏(54)を擁立する方針を明らかにした。両氏が当選した場合、国会内の幅広いバリアフリー化が求められることになるとみられる。

 また、山本氏は、自身については、東京選挙区からではなく比例代表で立候補すると表明した。同区には新人で創価学会員の野原善正氏(59)を擁立する。山本氏は「山本が議員を続けるためには2人を当選させたうえで自分も票を獲得しなければいけない」と強調。自身の知名度を生かして票を掘り起こし、複数当選を目指す考えだ。

 舩後氏は全身の筋力が低下する難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」患者。商社マンだった41歳の時に発症し、現在は自力でほとんど体を動かせないという。特殊な意思伝達装置などを使いながら看護・介護サービス会社の副社長を務める。3日の記者会見で出馬の理由を問われると、介助者を通じて「私の信条は人に尽くすことだからだ」と述べた。

 また、木村氏は生後8カ月で脳性まひを患い、両足や左手がほとんど動かず、車椅子生活を送っている。ヘルパーなどの助けを借りながら行政に障害者支援の強化を求める活動に取り組んできた。

 舩後、木村両氏は、現状の国会では、議場での登壇や記名投票、議事堂内の移動は困難。さらに舩後氏は意思疎通に特殊な機器が必要であるなど、両氏が当選した場合は、移動手段や質疑方法など幅広い検討が求められそうだ。【宮原健太、田辺佑介】(毎日新聞19年7月4日)』

 ただ、れいわが「特定枠」を利用したことで、自民党が自党のために強引に設けた「特定枠」なるとんでもない制度について、多くの国民が知るきっかけになるかも知れない。(・・)

 自民党は、一票の格差に関して「違憲状態」とする最高裁の判決を受けて、格差の倍率を調整するために何と参議院の定数を6人増やすことに。しかも、人口の少ない島根と鳥取、徳島と高知が2県で一つの選挙区とされる「合区」にされたことで、一方県から立候補できなくなった議員が確実に当選できるようにするため、比例区で出馬した場合に(記名投票で上位になれなくても)優先的に当選できる「特定枠」を設けたのである。<数の力で強引に法改正したことは言うまでもない。>

 尚、産経は「ほかの6党は比例票の上積みに得策でないと判断」したと書いているが。それ以前に、ほかの6党は、こんな自民党の都合のためにずっこな制度を用いることに問題を感じたので、利用しないのでないのだ!(`´)<で、れいわは、そんなズッコな制度をうまく逆利用してみせたと言えるだろう。>

『新設の比例特定枠、主要政党では自民のみ 選挙運動に制約も

 今回の参院選から新設され、比例代表で各党が優先的に当選させたい候補者を事前に指定する「特定枠」について、主要7政党のうち利用したのは自民党だけだった。公職選挙法上、特定枠候補は選挙運動に大幅な制約があり、ほかの6党は比例票の上積みに得策でないと判断したようだ。(中略)

 参院選の比例代表は、有権者が政党か候補者の名前を書いて投票する。これまでは政党の得票に応じて配分される議席の中で、候補者が個人名の票数を競う「非拘束名簿式」だった。

 特定枠候補はこれと切り離して上位に扱う。個人票は所属政党の票とみなし、票数に関係なく名簿順に当選が決まる。いわば政党の獲得議席のうち、特定枠候補の分は「指定席」で、残りの「自由席」をめぐり特定枠以外の候補者がしのぎを削る仕組みだ。

 特定枠に上限数はないが、事務所設置や演説会、選挙カーの使用、ポスターやビラの掲示・配布など比例候補としての選挙運動はできない。ただ、電子メールでの投票呼びかけは政党の運動とみなし、認められる。

 特定枠は、参院定数を6増する改正公職選挙法に盛り込まれた。自民党が「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区対象県で公認を得られない現職を救済する狙いで国会に法案を提出し、昨年7月、与党の賛成多数で成立した。立憲民主党や共産党などの野党は衆参両院の特別委員会の審議で「自民党の党利党略だ」と批判し、委員長の不信任動議を出すなど成立に抵抗した。(清宮真一)(産経新聞19年7月4日)』

<面白いことに、特定枠の候補者は「選挙事務所の設置、自動車などの使用、文書図画の頒布や掲示、個人演説会は認めない」とされており、一般的な選挙運動を行うことができない。自民党の特定枠にはいる予定の候補は、もともと知名度が低いし、現実問題として、全国的な選挙運動を行なうのも難しい。そこで、(選挙区を譲って比例に回ってくれたお礼も兼ねて?)最初から選挙運動を禁じてしまうことで、余計なお金や労力をかけず、確実に当選できるようなルールにしたんだよね。(-_-;)>

 どうかメディアは、何故、このような「特定枠」制度が作られたのか、きちんとわかりやすく国民に説明して欲しいと思う。(・・)

 また、山本太郎氏やれいわの候補者たちが、彼らの主張をしっかりと国民に訴えて行けるように、国民が色々なことに気付いたり、考えたりするきっかけになるようにと願っているmewなのだった。(@@)

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK262] いい話しかしないのは怪しい/政界地獄耳(日刊スポーツ)
いい話しかしないのは怪しい/政界地獄耳
2019年7月5日7時54分 日刊スポーツ


★参院選挙が4日公示され、21日の投開票に向け17日間の選挙戦が始まった。当初は安倍政治6年間の通信簿の様相だった。各社の世論調査は軒並み内閣支持率の高さを誇り経済、外交、内政と長期政権の強みを発揮し、首相・安倍晋三は自民党総裁4選をうかがおうかという勢いだった。自民党が言うように安倍政治6年で安定した「数字」があることはわかる。統計を改ざんしていない限り事実だろう。ところがこの政権はその基礎数字までいじって粉飾した過去があるので、その数字を信頼するまでも一苦労する。

★そしてその数字が正しかったとしても自慢話だけするのではなく、厳しい数字に立ち向かう姿勢を見せてほしい。なぜなら社会はいいことばかりではないことを国民は知っているからだ。いい話しかしないのはあやしいと思うのは当然だ。厚生労働省が2日公表した18年国民生活基礎調査によれば生活意識で「生活が苦しい」と回答した世帯が「55・8%」と前年より1・9ポイント増えた。このうち「大変苦しい」と答えたのは24・4%で前年より0・6ポイント上回った。働き方改革で残業代が減り、生活を圧迫。給与は上がらず、今年は消費税のアップで来年の数字はさらに厳しくなると予測される。

★金融庁諮問会議の年金2000万円必要問題の時と同じだが、この現実を受け止めず認めなかったり、無視したりしている限り、アベノミクス効果だけをうたう自民党の説明も国民は受け入れられない。与党が政権に不利な数字と向き合い好転させていく処方を示せば、国民は評価するはずだ。強気一辺倒の政権の弱さは受け止める力だ。(K)※敬称略





http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍出戻り総理に無検査モモを食べさせる福島(めげ猫「タマ」の日記) :原発板リンク 
安倍出戻り総理に無検査モモを食べさせる福島(めげ猫「タマ」の日記)

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/700.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 山本太郎さんは消費税をなくして年金も減らすの?   : ため息しか出てこない 山本太郎の政策
  
  
  
  
[私のコメント]
  
     
     
■ ため息しか出てこない、山本太郎のトンデモ主張  海外ファンドによる国債空売りで 日本はハイパーインフレ→破綻となる可能性が高い
 
  
> 選挙が近づいてきて、政治家のみなさんがバラ色の約束をするようになりました。中でもわかりやすいのは、山本太郎さんの「消費税の廃止」という公約ですが、8%の消費税をやめると18兆円の財源がなくなります。

> 山本さんは国債で埋めればいいといっています。
> 国債を将来返すときは、増税しなければなりません。家の中でいうと、お父さんがお金を使ってしまって、お母さんに返すお金がないので、子どものおこづかいを取り上げるようなものです。
  
> 永久に増税しない方法もあります。日銀がお札を印刷して国債を買うのです。

>日本でいま流通しているお札は約100兆円ですから、18兆円もお札が出てくるとインフレになるんじゃないでしょうか?

> 山本さんは「ハイパーインフレは先進国では起こらない」といっていますが、それは彼のような政治家が政権をとらなかったからです。
頭のおかしい独裁者が政権をとった途上国では、ハイパーインフレはよく起こります。

> れいわ新選組が政権をとって、山本首相が「借金は返さない」と宣言したら、国債が暴落して物価が上がり、ハイパーインフレになるでしょう。
  
  
  
ため息しか出てきませんね。
山本太郎が言っているのは、円と日本国債の価値を大幅に下落させるもの。
海外ファンドは一斉に国債の空売りをしかけて、日本はハイパーインフレとなるでしょう。

その場合、年金の支給額は減らないでしょうが、その実質価値は大幅に減ることになる。
地獄のような未来となります。
  
  
  
[記事本文]
  
  
選挙が近づいてきて、政治家のみなさんがバラ色の約束をするようになりました。中でもわかりやすいのは、山本太郎さんの「消費税の廃止」という公約ですが、8%の消費税をやめると18兆円の財源がなくなります。

国民年金(と基礎年金)の財源は半分、消費税から出るので、消費税をなくすと年金が減ります。年金について彼は何も語りませんが、年金財政の赤字をどうやって埋めるつもりなんでしょうか?


山本さんは国債で埋めればいいといっています。彼の話では「国の借金はあなたの借金ではなく資産だから問題ない」そうです。これはまちがいではありません。

国債は政府が日本国民から借りるお金ですから、国としては得も損もしません。日本を一つの家庭と考えると、お父さんがお母さんからお金を借りても、家の中でお金が動くだけです。

でも国債を将来返すときは、増税しなければなりません。家の中でいうと、お父さんがお金を使ってしまって、お母さんに返すお金がないので、子どものおこづかいを取り上げるようなものです。

このときも家としては得も損もしませんが、お父さんは消費でき、お母さんは貸したお金に金利をつけて返してもらえるのに、子どもはおこづかいが減るだけです。つまり納税者は税金を取られるだけで消費できないので、消費は減ります。これが将来の納税者の負担です。

山本さんの支持者も、今は消費税がなくなると得しますが、将来は年金をもらえなくなります。山本さんも所得税の累進税率を強化し、法人税を累進課税(!)にするといっています。これは結局同じことですね。つまり彼は、今の消費税を将来の税金に置き換えているだけなのです。

「インフレ税」で年金給付は減る

永久に増税しない方法もあります。日銀がお札を印刷して国債を買うのです。お札を印刷できる国では、借金を返せないということはありません。消費税が18兆円足りなくなったら、1万円札を18億枚印刷すれば赤字は埋められます。

でも日本でいま流通しているお札は約100兆円ですから、18兆円もお札が出てくるとインフレになるんじゃないでしょうか?

大丈夫です。ハイパーインフレになりそうだったら、印刷をやめるのです。それで足りない財源は緊急に増税すればいいのです。でもインフレになってから増税するといって、すぐできるんでしょうか?

山本さんは「ハイパーインフレは先進国では起こらない」といっていますが、それは彼のような政治家が政権をとらなかったからです。頭のおかしい独裁者が政権をとった途上国では、ハイパーインフレはよく起こります。

れいわ新選組が政権をとって、山本首相が「借金は返さない」と宣言したら、国債が暴落して物価が上がり、ハイパーインフレになるでしょう。物価が2倍になったら、みなさんの銀行預金の値打ちは半分になり、国の借金も半分になります。

インフレは税金と同じなので、インフレ税と呼ばれることがあります。実質的な年金の価値は「年金給付額÷物価」で決まるので、給付額が同じでも物価が上がると実質的な給付は減ります。

これは政治的に手をつけられない年金給付を減らす最後の手段です。預金に課税するので格差は縮小しますが、医療や介護や生活保護などの社会保障も切り下げられます。

要するに老後までの人生を考えると、いま払う税金を減らしてもどこかで負担は発生するのです。山本さんの世代には、それがまだ見えていないだけです。それが彼が年金の話をしない理由でしょう。

どっちみち彼は年金をもらう年齢まで政治家を続ける気はないから、若い有権者に夢を見せて今年当選すればいいと思ってるんでしょう。それは選挙の戦術としては合理的です。そういう政治家が参議院東京選挙区で当選するのが、日本の民主主義なのです。

http://agora-web.jp/archives/2039913.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 今からでも遅くない、野党は「統一公約」を国民に示せ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_99.html
7月 05, 2019 日々雑感(My impressions daily)

 今からでも遅くない、野党は「統一公約」を国民に示すべきだ。消費税を5%に減税することと原発停止と最低年金の底上げの三点で良い。

 まず消費税の5%減税は自公政権ですら食料品に対する軽減税でクレジットカードを使用すれば5ポイント(つまり5%)還元する(軽減する)といっている。ポイントだの還元などというのは安倍流の言い換えに過ぎない。詰まるところ5%減税だ。

 それをすべての消費に関して5%とするだけだ。それにより消費が活性化すれば景気は必ず上向く。景気を上向かせなければ国民は貧困化するだけだ。

 世界の平均成長率3.3%と比較して、日本経済が相対的に衰退していて、国民生活が良くなるわけがない。そして経済成長なくして増税など以ての外だ。

 原発は環境どころではない、日本そのものを破壊している。全国の原発に貯蔵されているしわぅ済み核燃料を安全な所に集めて管理しなければ、南海トラフ大震災などが起きた場合に、総電源喪失が再び起きないとも限らない。

 福一原発の悪夢が伊方で起きれば四国のみならず九州も瀬戸内海も放射能汚染される。それは日本の破滅に他ならない。そうした事態が予想される原発稼働を続ける日本の政府と、それを許可した日本の司法はイカレている。

 そして年金の最低支給額の底上げは必須だ。生活保護費以下の年金しかもらえない国民年金の掛け金収納率が低下しているのは当然ではないか。暮らせない年金を支給していて、老後に2000万円貯めろとは何たる言い分だろうか。

 暮らしに足らないのなら足りるようにすべきではないか。最低年金を引き上げて、最高年金を引き下げれば大方解決するのではないか。それでも足らなければ年間400万円以上支給している国会議員年金を廃止すれば良い。

 安倍氏が世界漫遊記でバラ撒いた冗費を削ってでも、国民年金の満額支給額を生活保護費以上に引き上げるべきだ。暮らせる年金を支給してこその社会保障ではないか。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK262] <安倍辞めろ!ヤジが怖い小心者!>安倍首相また「ステルス」日程明かさず福島で第一声(日刊スポーツ) 






安倍首相また「ステルス」日程明かさず福島で第一声
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907050000060.html
2019年7月5日7時41分 日刊スポーツ

第25回参院選は4日、公示された。改選124議席に、370人が立候補を届け出た。在職日数の歴代1位をうかがう安倍政権に対する、事実上の審判。安倍晋三首相(自民党総裁)ら各党党首や候補者は、第一声を行った。

安倍首相は、官邸で大雨に関する閣僚会議を終えた後、国政選挙で4度目となる福島県での第一声。福島市の果樹園で、参院選遊説のスタートを切った。

福島は32ある与野党一騎打ちの1人区でも、激戦区の1つ。首相は、東日本大震災からの復興や風評被害の払拭(ふっしょく)を誓い、震災時に自民党が野党だったことに触れて「福島は政権奪還の原点だ」と強調した。政権の経済政策の実績を連ね、旧民主党政権時代と比較して酷評する定番の主張を繰り返し「大切なことは財源をもって実行していくことだ。あの時代に後戻りすることはできないんです」とも訴えた。

首相はこの日、福島、宮城両県を回ったが、党のホームページ(HP)では首相の日程だけが公表されない「ステルス作戦」となった。17年の衆院解散から公示までの遊説も日程が公表されず、隠密ぶりに波紋を広げたが、さすがに公示後は公開された。遊説日程が非公表だと、支援者以外、一般の有権者は首相の主張を聞くことができない。

17年夏の東京・秋葉原で首相に激しいヤジが飛んだ前例があり、日程公開への警戒があるとみられるが、選挙戦開始後も総裁遊説の日程が公表されないのは、異例だ。党側は、具体的な会場やHPへの掲載も含めて「決まっていない」としている。【中山知子】







都議選前日ようやく表に姿を現した安倍総理を待っていたのは「やめろ!」「帰れ!」の嵐!





http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK262] <宮城>世襲一家に挑む 地元ラジオ局美人アナに野党集結(日刊ゲンダイ)


【宮城】世襲一家に挑む 地元ラジオ局美人アナに野党集結
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257485
2019/07/04 日刊ゲンダイ


知名度バツグンの石垣のりこ氏(C)日刊ゲンダイ

【宮城】(改選数1)

▲▲愛知 治郎50自現
△△石垣のりこ44立新

 改選定数が1に減り、与野党初の一騎打ち。自民は現職の和田政宗が比例に回り、祖父が外相、父が元防衛庁長官という強固な地盤を持つ愛知が4選を目指している。

 そんな世襲一家に挑むのが、地元ラジオ局「エフエム仙台」のアナウンサーの立憲、石垣。仙台市出身で宮城教育大卒。同局の番組パーソナリティーとして多くの番組に出演したほか、エッセーの執筆も手掛けるなど、地元の知名度は高い。

「出馬を打診された時は、消防ホースで水をぶっかけられたような驚きでしたが、政治に対する危機意識を強く感じていたのも事実。今の国会を見ていると、いろいろなことがはぐらかされ、隠され、強引に法案が通される。このままでは本当にマズイ。そう思っていました」(石垣)

 5日間思い悩んだ揚げ句、立候補を決意した石垣。出遅れ感は否めなかったものの、アナ出身らしい軽妙な話術と笑顔で有権者らを魅了。共産や国民民主をはじめ、旧民進党系の地方議員らでつくる団体や野党支援の「市民連合」などが続々と支援を表明。「野党共闘」の動きが拡大している。

 とはいえ、全県に支援組織を持つ現職を破るのは簡単ではない。

「投票率を約5割とみると、50万票が勝敗ライン。愛知は野党統一候補と初のガチンコ選挙になる上、支援組織の高齢、弱体化は否めない。石垣にも十分チャンスはあります」(宮城県政記者)

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。上段は政治評論家・野上忠興氏、下段は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。











http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/726.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 日本企業の意向を無視して韓国との関係悪化を図る安倍政権(櫻井ジャーナル) 
日本企業の意向を無視して韓国との関係悪化を図る安倍政権
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201907040000/
2019.07.04 櫻井ジャーナル


 安倍晋三政権は韓国への輸出規制強化策として、半導体の製造に必要な材料3品目、フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の輸出許可手続きを厳密にしはじめたという。さらに、輸出先として信頼できる国のリストから韓国を外す手続きを進めている。韓国の元徴用工を巡る問題に絡んでいると考える人が少なくない。

 元徴用工の問題が注目されるようになったのは昨年(2018年10月、韓国の大法院(最高裁)が新日鉄住金に対して元徴用工へ損害賠償合計4億ウォンを支払うように命じる判決をだしてからだろう。

 安倍政権は朴正熙政権下の1965年に締結した日韓請求権協定でこの問題は「完全かつ最終的に解決している」という立場。それを大法院は否定したのだが、日本の外務省も国会でこの協定は日韓両国が国家として持っている外交保護権を相互に放棄したということであり、個人の請求権そのものを消滅させたものではないとしてきた。

 この問題に関係している日本企業はこうした展開になることは予想していたはず。そこで訴えられた企業は和解の姿勢を見せていた。今後のビジネスを考えても、それが得策だと判断したのだろう。

 ところが、2013年7月にソウル高裁が新日鉄住金に賠償を命じた後に同社が判決を受け入れるかどうかを検討し始めると、安倍政権は判決を受け入れないようにと圧力をかけたと報じられている。主導したのは菅義偉官房長官らだという。

 こうした姿勢を政府にとらせているのは日本の財界、つまり経団連、経済同友会、日本商工会議所、日韓経済協会だとされているが、アメリカからの指示、あるいは命令がないとは思えない。アメリカの支配層は東アジアが団結することを恐れている。その団結を壊す役割を担ってきたのが日本、そして一時期の朝鮮。

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、韓国は中国やロシアと経済的な結びつきを強めている。その結びつきの背景になるビジョンを描いているのはロシアのウラジミル・プーチン政権。2011年夏にはドミトリ・メドベージェフ首相がシベリアで朝鮮の最高指導者だった金正日と会い、110億ドル近くあったソ連時代の負債の90%を棒引きにし、鉱物資源の開発などに10億ドルを投資すると提案しているが、これもそうしたビジョンの一環だった。

 朝鮮がロシアのプランに同意すれば、シベリア横断鉄道を延長させ、朝鮮半島を縦断、釜山までつなげることが可能。鉄道と並行してパイプラインの建設も想定されていたはずだ。このプランは現在も進行中で、中国のBRI(帯路構想)と結びついている。

 BRIは最近まで一帯一路と呼ばれていた。「陸のシルクロード」と「海のシルクロード」でユーラシア大陸の東と西をつなぐという構想で、国家主席に就任した習近平が打ち出したという。

 2014年にバラク・オバマ政権がウクライナでネオ・ナチを使ったクーデターを実行、EUとロシアを分断しようとしたが、ロシアは目を東へ向け、中国もロシアと手を組む。

 中国は1980年から新自由主義を導入、80年代後半にそうした経済政策を修正して天安門事件につながるが、それでもウクライナでのクーデターまで中国とアメリカの関係は揺るがないとアメリカの支配層は考えていた。

 エリート予備軍の若者をアメリカへ留学させて洗脳していたことに加え、中国人はカネ儲けしか考えていないという偏見があったようだが、アメリカの属国になることを中国政府は拒否したのである。

 一方、ロシアからの提案を受け入れた金正日は2011年12月に急死、その後、朝鮮はミサイル発射実験や核兵器の開発をアピールして東アジアの軍事的な緊張を高めることになる。朝鮮半島に鉄道やパイプラインを建設するというロシアのプランはアメリカ主導の「制裁」で難しくなった。朝鮮の言動は中国やロシアを軍事的に恫喝したいアメリカ支配層にとって都合が良かった。

 その朝鮮が2018年4月27日に方針を変更する。韓国の文在寅大統領と金正恩朝鮮労働党委員長が板門店で会談したのだ。その後、朝鮮とアメリカとの首脳会談が行われるが、これはロシア、中国、韓国、そして朝鮮の4カ国が進めようとしている経済交流の促進にアメリカを絡めようという4カ国側の意向が反映されているように見える。

 オバマ政権はロシアに経済戦争を仕掛け、軍事的な恫喝を強めていたが、ドナルド・トランプ政権は中国に経済戦争を仕掛け、軍事的な恫喝を進めている。

 昨年12月1日にはバンクーバーの空港で中国の大手通信機器メーカー、ファーウェイ・テクノロジーズ(華為)のCFO(最高財務責任者)で同社を創業した任正非の娘でもある孟晩舟をカナダ当局が逮捕している。その時、アメリカのドナルド・トランプ大統領は中国の習近平国家主席と貿易問題について話し合っていた最中だった。トランプは逮捕を事前に知らされていなかったという。

 しかし、先月末にトランプはファーウェイに絡んだ規制を緩和させる動きを見せた。この方針に反発する人物がホワイトハウスの中にもいるだろう。そのタイミングでの安倍政権による韓国への輸出規制強化。日本とアメリカの関係を象徴しているようだ。





http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/727.html

記事 [政治・選挙・NHK262] <れいわ新選組、圧巻の始動!>山本太郎「あなたの代わりにガチンコで国会でやる!決して裏切らない!どうか国会の中に!」





【参議院選挙2019】れいわ新選組代表 山本太郎街頭演説 IN秋葉原


れいわ新選組

山本太郎が議員になろうと思ったら先ず舩後さん

そして木村さんが上がった後、200万票以上の得票

つまり300万票を積まないと私が上がれない

あなたの代わりにガチンコで国会の中でやる

決して裏切らない

あなたのコントロールの効くアイコンたちを

どうか国会の中に

永田町の中に折り込んでください

れいわ新選組です

れいわ新選組です

れいわ新選組です

れいわ新選組です

れいわ新選組です

れいわ新選組です

れいわ新選組ます

れいわ新選組です







【動画&文字起こし全文】れいわ新選組街頭演説会 19.7.4 東京・JR秋葉原駅電気街口前
http://v.reiwa-shinsengumi.com/activity/328/
2019年7月5日 投稿者: れいわ新選組



【れいわ新選組街頭演説会】2019年7月4日 参議院選挙1日目 東京・JR秋葉原駅電気街口前


山本太郎:
秋葉原駅周辺、ご通行中の皆さん大きな音を立ててごめんなさい。

もう、今日から選挙始まってるってことは、かなりあっちこっちで、大きな音を立てている選挙カーからは、もうよくよくご存じのことと思います。大きな音を立てて申し訳ございません。

参議院議員、元か? 前か? 山本太郎です。よろしくお願いします。



山本太郎、2013年に東京選挙区から、66万人を超える方々に票をいただき、国会へ送っていただきました。その後、小沢一郎さんとともに、自由党という政党で共同代表をやらせていただきました。

けれども、この春、4月に1人で旗揚げをしました。

れいわ新選組。れいわ新選組という団体です。最初は1人でした。でも、今日から始まった選挙では、9人。全部で10人で戦えるという体制ができました。

選挙にはお金がかかります。東京選挙区から出る、例えばそういうときにも、入場料だけで300万円もかかってしまう。そして全国比例で戦う、ということになったら、これ、10人のチームをつくらなきゃならない。

この場合、全国比例10人の場合には、1人あたりの入場料600万円。10人比例だったら6000万円。入場料だけですよ。

これがいったい何を意味するか? 

俺たちの縄張りに入ってくるな。新規参入お断りの話なんですよ。

普通の人が選挙に参加できないなんて、おかしいと思いませんか? 

皆さん。

ひと握りの人間たちしか、リーチできないのが、政治なのであるならば、世の中変わっていくはずもないじゃないですかってことですよ。

そこに真っ向勝負を仕掛けたいと思いました。かかる費用をどうやって賄うか。これは多くの方々から、本当に、本当に絞り出すような1000円、500円、そういったお金をいただきました。

その金額、2億2000万円を現在超えています。本当にありがとうございます。

じゃあ、山本太郎率いる、れいわ新選組。どんな社会をつくりたいのかってことですよ。

簡単に言うと、死にたくなるような社会、やめようって話なんですね。

自分が生きてていいって思える社会、つくりましょうよ。

自分が存在しててもいいって思えるような社会、つくりましょうよ。

それが本当は、政治の仕事じゃないですか?

今はどうですか?

年間で2万人以上の人たちが自殺して、年間に50万人以上の人たちが自殺未遂をする。

この数に現れていない人たちを見れば、どれだけの人たちが、本当に追い込まれ続けているのか、こんな社会、やめるためには政治を変えるしかない。そこに風穴を開けるのが、れいわ新選組だと宣言いたします。

あまりにも苦しすぎる生活、これをまず変えなきゃなんない。

自分に自信が持てないのは、自分が生きてていいんだと思えないのは、あまりにも苦しい生活、やっと今月、乗り切ったっていう生活を、まず底上げする必要がある。それには何が必要か?

消費税は、増税でもなく、凍結でもなく、減税しかないですよね。廃止にしてしまえ、ってことなんですよ。

財源どうすんだ? よく聞かれる話。消費税が始まる前はどうやって金取ってた? 所得税と法人税からですよ。逆に消費税が出てきてから、そのふたつの税金はどうなったか? 
どんどん税率が安くなってった。

要は、金持ちを、もっと金持ちにするために、大企業を、もっと儲けさせるために、その尻拭いとして、あなたに払わせる消費税が上がっていったんですよ。社会保障になんて一部しか使われてません。

こんな不平等な税制のもとでは、本当に皆んな壊されてしまう。

現在、税金の滞納。税金の滞納の中で、6割を占めるのが消費税。中小・零細、このままいったら壊れますよ。消費税凍結? ぬるいこと言ってんな、野党! そう思いませんか?

まずは本物の野党になるために、私たち、れいわ新選組が、本物の野党になるために、皆さんのお力をお貸しいただきたい。



山本太郎、東京選挙区から出ていましたが、今度は全国から出ます。

どうか力を貸していただきたい。全国で1人を勝たせるためには100万票必要。2人勝たせるためには200万票必要。ハードルが高いですか? いや、私はやれると思ってます。皆さん次第。一緒にやりませんか?

マレーシアだって消費税廃止にしましたよ。どうしてできたんですか? マレーシアの人々がそれを望み、行動をし、政治を動かした。日本人にできないわけ、ありませんよね? やってみましょうよ。やりましょうよ。

増税が必要? だったら、まずは一番持ってるところからいただくのが、筋だろって話なんですよ。

あるところから取れ。ないところから取るな。当たり前でしょう。

この後、その他の財源も、詳しくお話される方が、私たちのメンバーの中にはいらっしゃいますが、まずここで、山本太郎が、東京選挙区から全国に、選挙区を移りました。

じゃあ、この東京選挙区は、誰が立ってくれるのか? 選挙は、面白くないと、意味ありませんよ。多くの方々に興味を持っていただくために、ガチンコの大人の喧嘩を、この17日間の喧嘩を、皆さんに、一緒になって楽しんでいただきながら、大きく横に拡げていただきたい。

東京選挙区で立ってくれたのは、沖縄の創価学会、その壮年部にいらっしゃる方です。
いいですか? こちらに。野原ヨシマサさん。

現在の創価学会の執行部、あまりにもおかしすぎないか?

平和と福祉の党と言われていた公明党。だけど、それ全部、置き去りにしてでも、権力の小さな飴玉を手に入れたい。その数々のおこないによって、本当にこの国は大きく壊れていっています。

それに対して勇気をもって、創価学会員として声を上げてくださった、そのような方が、野原ヨシマサさんです。野原ヨシマサさんの直接のメッセージ、皆さんに聞いていただきたいと思います。


東京選挙区から、野原ヨシマサ!

野原ヨシマサ:
皆さん、こんにちは。

このたび、れいわ新選組から公認候補として立候補することになりました、沖縄の野原ヨシマサと申します。今日はこの場をお借りしまして、私が今、強く感じていることを述べさせていただきます。



まず最初に、なぜ、沖縄出身の私が、東京選挙区から出馬したか、ということについて、ご説明申し上げます。それは、辺野古新基地建設の問題について、東京都民の方々にも、もっと強い意識を持ってもらいたいと思ったからです。

日本全国のたった0.6%の面積しかない沖縄に、今70%近くの米軍基地が集中をしております。もうすでに70%近くの基地があるにもかかわらず、自公政権は、新たに辺野古に新基地をつくることを強行しております。しかも、今年の2月におこなわれた、沖縄県民投票の際には、72%もの反対票があるにもかかわらず、このような有り様です。

日米安保条約のプラス面を強調する方々は、そのマイナス面を一手に引き受けている沖縄の現状を、もっと、真剣に考えてもらいたいと思っております。もうそろそろ米軍基地の受け入れ先をですね、沖縄以外の都道府県に、平等に負担してもらうための考えや議論が、もうそろそろ出てきても、いい頃じゃないでしょうか?

いつまで、他人の不幸の上に、自分の幸せを築くつもりでしょうか?

ここで、創価学会の私が尊敬申し上げます、創価学会の池田(大作)名誉会長が、沖縄に贈られた随筆の一節を紹介させていただきます。



沖縄から見ると「日本の正体」が良く見える。

今も続く人権無視の重圧。

日本はどこまで紅涙(こうるい)の沖縄を踏みつけにすれば気がすむのか。

多数のエゴで弱い立場の人を犠牲にするのが民主主義なのか。

人の犠牲のうえに安逸(あんいつ)を貪るのは人間として恥であり、罪ではないのか。

20世紀どこよりも苦しんだ沖縄を、21世紀にどこよりも幸せにするために、全身全霊を傾けなければ日本に正義はない、民主主義もない。

繁栄が続くこともないだろう。

差別する者はその不正義の報いを必ず受けるからだ。

どうですか? 皆さん。本当に、心に刺さる内容ですよね。

東京都民の皆さん、また全国の皆さん、沖縄の痛みを他人の痛みとしてではなく、自分の痛みとして真剣に考えてくれますことを、切に希望いたします。

次に、私は沖縄創価学会壮年部員でもあります。

24歳のときに日蓮仏法に巡りあい、創価学会に入信し、今年で35年になります。ここで、現在の公明党の政治姿勢と、その公明党を支える創価学会の社会的姿勢について、今、私が感じていることを述べさせてください。

そもそも、公明党の立党の精神は、大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく、というのが原点であったはずです。しかし、公明党は自民党と連立政権を組んで以来、20年余りの間に、権力の旨味にどっぷりと浸かってしまって、今やそのような民衆救済の精神をすっかり忘れ去ってしまった感じがしますが、皆さん、いかがでしょうか?

公明党が、安保法制に賛成した結果 、海外派兵ができるようになりました。また、現代版の治安維持法といわれている共謀罪にも賛成しました。立党以来、平和福祉を掲げてきた公明党が、このような戦争を肯定するような法案を通し、また民衆を弾圧するような法案を通すということは、どう考えても筋が通らないと思いますが、皆さん、いかがでしょうか?

自民党の歯止め役になるはずだった公明党が、今や自民党と一緒になって暴走しております。非常に危ないことです。絶対に止めないといけません。

また、今の公明党は、池田(大作)先生の平和思想とは、まったく真逆の方向に進んでおります。本当に、本当に、危ないことです。ファシズム前夜の様相を呈しております。これも絶対に止めないといけません。

さらに、公明党の最大の支持母体である創価学会は、このような間違った方向に進んでいる公明党を、あいも変わらず支援をしております。

組織の打ち出しに従うことが、また幹部の指示に従うことが、信仰であるかのように勘違いをしているとしか思えません。

私は、日蓮仏法の信仰者ですが、宗教は人を幸せにする宗教であれば、どんな宗教でも良いと思っております。しかし、今の公明党を支援する創価学会の宗教が、本当に人を幸せにする宗教といえるでしょうか? 誰しも個人の幸せを願い、宗教を求めますが、宗教のもうひとつの大きな役割は、社会とどう関わっていくかということに尽きると思います。

しかし、今の公明党の支援する創価学会は、あ、創価学会の社会への関わり方は、本当にこれでいいといえるのでしょうか? キャスティングボードを握っている公明党が、もし野党の側にいたならば、今頃、安保法制も共謀罪も成立していないはずです。そうですよね、皆さん。



アメリカ公民権運動のリーダーであるキング牧師は、次のように述べております。

「最大の悲劇は悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である」とおっしゃっております。

まさに、意味深長な言い回しをされております。

ここで私は、良識ある学会員の皆さまに訴えたい。学会員の皆さま、いつまで善人の沈黙を続けるつもりでしょうか? 間違っているものは間違っている、おかしいものはおかしいと、勇気をもって、大きな声で反対するというのが、本当に筋の通った信仰者としての行動だと思いますよ、皆さん。いかがですか?

公明党はもう一度、平和福祉というヒューマニズムの原点に戻ってもらいたい。

また、創価学会はもう一度、日蓮仏法のヒューマニズムの精神に戻ってもらいたい。

ファシズム前夜の様相を呈している、現今の社会を変革するために、またこの世から、悲惨と不幸のにじゅをなくすために、私、野原ヨシマサは山本太郎をリーダーとする、れいわ新選組の仲間たちと力を合わせ頑張っていきたいと思います。

東京都民の有権者の皆さま、どうかどうか、新選組に厚い厚いご支持、ご声援をよろしくお願いいたします。絶対に世の中、変えていきます。よろしくお願いいたします。

山本太郎:
東京選挙区から立候補。れいわ新選組公認候補、野原ヨシマサ、野原ヨシマサ。

これ、本当に、普通ありえない話ですよ。公明党の代表が立つ東京選挙区に、そこに異を唱える創価学会員が立候補。大人の喧嘩をしようじゃないか。選挙をもっと面白くしようじゃないか。

聞いてますかぁ〜、山口なっちゃん。

このゲームを、この選挙をもっと面白くするためには、あなたが、そしてあなたの周りに「野原ヨシマサ」と書いていただくしかありません。公明党の票を削り、そして無関心の人にも、「どこにも入れるとこねぇな」って人とかいるんだったら、ぜひ。野原ヨシマサ、野原ヨシマサ、野原ヨシマサしかございませ〜ん。

選挙をもっとおもしろくしよう〜! のはら〜ヨシマサ〜。

野原ヨシマサ:
ありがとうございます。皆さん、よろしくお願いします。ガチンコ勝負でいきます。応援よろしくお願いいたします。どうも。ご清聴、ありがとうございました。

山本太郎:
茶番だらけの政治の中に、ね、わざわざ立候補するって本当に素晴らしい方です。ありがとうございます。

東京選挙区は、必ずこの人に。野原ヨシマサさんでした、ありがとうございます。

ありがとうございます。山本太郎です。小沢一郎さんとともにやって参りましたが、ひとりで旗揚げをいたしました。れいわ新選組、れいわ新選組という団体です。私1人しか国会議員がおらず、あとの9人の方々は国会議員ではありません。けども、非常に魅力的なメンバーが揃はっております。

10人。10人のチームで戦って参ります。選挙区は、野原ヨシマサさん、東京から出ます。

他9名、山本太郎を含む他、含む9名は全国比例。全国のどなた、どこにお住まいの方でも、それぞれのお名前を書いていただけます。もしも、まだ投票先決まってない方、あなたの「推し」を見つけていただきたい。よろしくお願いいたします。

続いてご紹介いたしますのは、れいわ新選組公認候補、比例代表で出馬でございます。
はすいけ透さんです。

はすいけ透:
皆さん、こんばんは。

皆さまのご厚意のおかげで、立候補することができました。本当にありがとうございます。

であるからには、皆さんのために一生懸命尽くすことを、この場でお誓い申し上げます。私、はすいけ薫ではございません。(はすいけ)透です。



今、政治をおこなっている人たち、山本太郎を除いて、次の選挙ばかり気にしている、政治屋ばっかりです。そういう人たちが掲げている消費税10%、皆さん、容認するんですか? さっき山本(太郎)代表が言ったように、凍結は溶ける。停止じゃ駄目。見送りも駄目。はい、消費税は廃止しかないんです。

それから「憲法を変える」? 総理総裁がそんなことを言っていいんですか? おかしいでしょ、これ。

そして、今、政府がやってる政策ってのは、年金にしろ、少子高齢化にしろ、棚上げ、先送り、そればかりですよ。その場しのぎの政策しかやってない。本当の政治家というのは、次の時代をどうするのか、それを考え、そのためには今、何をやっていくのか、ということを考えなきゃいけないんです。

我々は、それを目指しています。このままじゃ、私も含め、皆さんの生活が危機に瀕してしまう。この恐れが、私のからだ中で、頭の中もいっぱいでございます。



私、弟が北朝鮮に拉致され、実は私、東京電力で32年間、原子力をやってきました。弟が拉致され、働いていた原発が爆発する、こんな数奇な運命を背負ってしまいましたが、もう一度、チャレンジします。

そこで、私はれいわ新選組の緊急政策にもあがっております、原発禁止。その担当として、原発禁止担当として、申し上げます。

そもそも原発いらない。これは感情論でもない。イデオロギーでもない。冷静に、理性的に考えて、原発はいらないんです。と、感情的に言っておりますけれども、ちょっと考えれば、すぐわかる話です。核のゴミ捨て場がない。世界一厳しい基準? 真っ赤な嘘ですよ、これ。こんなもん、対症療法の、張りボテ基準なんですよ。避難計画? ふざけんじゃない。机上の空論、絵空事ですよ。避難なんかできません。

私、今、原発から3kmの所に住んでますが、絶対、避難なんかできません。これを今、考えただけでも、3つ、スリーアウトチェンジです。

さらに、私は原子力村にいました。これから、この原子力村の内幕をどんどん暴露していきます。

ところが、今、国は何をしているか。

安倍政権のアベノミクスって、最近、言わなくなったけど、第3の矢、原発の海外輸出、成長戦略の柱だっていってました。矢が飛ぶどころか、折れてんじゃないですか。

世界の趨勢は、もう原発やめる方向にいってるんです。それに逆行してるのが、この日本という国だけです。私はドイツの、マスコミの人に質問されました。

「なぜ東京電力は原発を再稼働するんですか?」

非常に素朴な質問でしたけれども、それは的を射た質問だと思います。そして、なぜか、今の政府、東京電力は福島の事故が、なかったことにしようとしている。あれだけ莫大な代償を支払い、悲劇的な事故だったことを、忘れ、なくそうとしている。

しかし、事故は、記憶を失くせたとしても、放射能は消せないんです。復興のアピールのために、福島を使うなってことですよ。やすとみ(歩)候補の言葉を借りれば、これは「国による、国民の皆さんへのハラスメント」です。原発、やってはいけませんが、私の地元(新潟)では、とんでもないことが起きてます。一部の既得権者だけが持っている、その欲望だけのために「原発は郷土の宝、原発は人類を救う」。一体、何十年前の話だと? そういうことが、今、起きつつあります。

皆さん、東京電力は今、新潟で福島から避難されている方が2500人もいらっしゃる中で、「私たち、がんばります」「プロ意識」とか言ってます。そして、「災害に強い発電所をつくります」って言ってます。あんた方が災害起こしといて、どういうことだ、と。じゃあ、首都圏、関東、福島で、そのCMをオンエアしてみろと。

この前、大きな地震がありました。東京電力、何やったかというと、(柏崎刈羽原子力発電所には)1号機から7号機まである、その緊急時のFAXで、7つ「異常あり」「異常あり」「異常あり」……丸を付けてFAXしたんですよ。そういうとんでもないことをやっている。
でも皆、声を上げない。当たり前のことを言えない。これは本当に息苦しい。

こんな息苦しい社会は、もうまっぴらごめんです。



安倍外交について、ひと言いいたい。

どこが安倍外交だ! どこが外交の安倍だ! 行く先々でトラブル起こして、金、バラ撒いてるだけじゃないですか。肝心な朝鮮行けっつんですよ! 自民党支持者の皆さんは、「いつまでモリカケ、モリカケ言ってんだ」って言ってますが、私に言わせりゃ、「安倍首相、いつまで拉致、拉致言ってんだ!」

とっくに解決しなきゃいけない問題じゃないですか。

家族は、もう歳とってる。向こうにいる人も歳をとってますよ。もし本当にその気があるんだったら、ご自分でもアカウント持ってんだから、金正恩氏に向けて、ツイートしろ!

今、この皆さんと、皆んなの幸せを考える山本太郎代表、我々のれいわ新選組の8つの政策によって、息苦しい、生きづらい世の中を打破しよう。そういう、いわゆる「れいわムーブメント」が起きているような、起きてます。「仲間うちだけで、喜んでんじゃねーよ」っておっしゃる方がいるかもしれませんが、だったら、そのムーブメントを、もっと、もっと拡げてください。

所帯が10人の、いわばインディーズかもしれない。マイナーかもしれない。インディーズだってブレイクできるんだ。一発ヒットを出して、メジャーにもなれますよ。そのスタートだと思ってください。

がんばります。よろしくお願いします。ありがとうございます。



山本太郎:
(はすいけ透候補に)そのまま、そのまま。

ありがとうございました。はすいけ透さんでした。元東京電力社員、原子力部門のプロフェッショナル。そのプロフェッショナルが、「原発はヤバい」っつってんですから、本当、止めなきゃヤバいですよ。

ね? 南海トラフがそのうち来るっつってんですよ。九州の太平洋側から伊豆半島の手前まで、南海トラフ? で、これによって被害総額どれくらいになるかってことを、土木学会発表してますよね。

経済的、経済的損失1400兆(円)を超えると。20年間のあいだに。

それだけ大きな損害を受けるような大地震に対して、耐えられるわけないだろうって話なんですよ。エネルギーは今、火力なんだよって。天然ガスで回していきながら、自然エネルギーをどんどん拡げていく。

ベースロードっていうんだったら、今、実際に回っている天然ガス。ここに対して環境負荷が少なくなるような投資、研究に対して投資をしていくってことを、れいわ新選組は提案をしてきたいと思います。

ありがとうございます。

続きまして、やすとみ歩さんです。

やすとみ歩:
こんばんは、やすとみ歩です。ようやく立候補した、と言っていいそうですが。



(観衆)そうだよー。

やすとみ歩:
やったー!

私は、東京大学東洋文化研究所の教授の、やすとみ歩と申します。よろしくお願いします。有給休暇をとって、立候補させていただいております。国立大学の教員は、有給休暇をとって立候補できるように、法制度が変わりました。これは法人化のときにできたんですが、今でも特殊法人の方とかは立候補できません。

なぜ、こんな改正がおこなわれたのかというと、私はやはり国立大学の教員が、政治にもっと参加しろという、そういう国民の意思のですね、表れだと思っています。
しかし残念なことに、これまで国政選挙であるとか、重要な選挙には、ほんと数人の先生しか参加していません。

しかしですね。特に地方社会においては、人材の不足は著しくって、私はもっと国立大学の教員は国民の税金もらって勉強してるんだから、社会参加の一環としてですね、もっと政治に関与すべきであると、立候補しなきゃいけないと思っています。

そのことをですね、もっと国立大学の教員、国公立大学の教員の方にも、意識してもらおうと思って、今回、立候補したというのが、ひとつの理由です。

でも、それ以上に、私にとって最も重要な理由は、子どもを守ろう、ということを、皆さまにお伝えしたいという、その思いで立候補いたしました。

子どもを守るというのは、子どもを学校に行かせることではありません。

子どもを守るというのは、児相を拡張することでもありません。

子どもを守るというのは、子どもを守るということです。

子どもの、まず身体を守る。虐待されたり、食べる物に困ったり、寝るところがない、そんな子どもが、この国には、1人でもいては、いけません。そして、子どもの魂を守らないといけません。

どうか皆さん、子どもを馬鹿にしないでください。

子どもを叱らないでください。

子どもを、しつけないでください。

こんなくだらない世の中をつくった大人が、子どもを叱ったりする権利なんかありません。

子どもの言うことを聞いてください。

子どもの願いを叶えましょう。

大人は核兵器を持ちたいとか、空母を持ちたいとか、原発をつくりたいとか、わけのわからない願いを抱きますが、子どもはそんな馬鹿なことは考えません。

子どもたちの願いを叶えることは、簡単です。

大人が、子どもの言うことを馬鹿にしないで、子どもに本当に欲しいものは何か、何が本当に必要なのか、きちんと聞いて、それを実現すればいいんです。 私たちの社会の力をもってすれば、子どもたちの願いを今すぐ叶えることは、可能です。

無理に学校に行かせる必要なんか、ありません。子どもたちが、本当にやりたいことは、なんなのか、本当に必要としてることは、なんなのか、聞きましょう。それを叶えていくのが、大人の務めです。



私たちは今、国民国家という奇妙な社会の中に暮らしています。 そこでの政治の目標は、今でも、富国強兵です。しかし、国民国家は、もはや100年くらい前から機能しなくなりつつあります。

私たちは、その国民国家が機能しなくなった、なりつつある時代の中に生きています。

ですから、何もかもが、変なんです。その変な世界を、一生懸命、汗水たらして維持しているので、虚しいんです。政治は、富国強兵を目標とすべきではありません。政治は、子どもを守るということを、その根本原理とすべきです。

ハチの社会だってアリの社会だって、その目的は子どもを守ることです。人類社会だって、子どもを守ることが、その目的であるはずです。実際、富国強兵を掲げた国民国家は、幼児死亡率を大幅に低下させることに成功しました。これは、私は、人類の最も大きな成果だと思っています。

しかし今、それを続ける必要は、もう、ないんです。幼児死亡率を極限まで低下させた今、私たちがやらないといけないことは、ひとりひとりの子どもたちの魂を守り、その力を、のびのびと発揮できるように、守り抜くくことであって、たくさんの、自分自身に自信を持った、自分は世界に受け入れられると考え、友達をつくれる、そういう大人が現れてこないと、この社会は崩壊してしまいます。

今すぐ、子どもたちを守りましょう。私たちのように人の言うことを聞き、自分には価値がないと考え、それを満たしてもらうために、必死にしがみつくような人間はもう要らないんです。子どもたちが、誰ひとり泣くことがない、涙を流すことがない社会を、今すぐつくりましょう。

それは、私たちの考え方ひとつだと思います。そして、それが政治の判断の、すべての原理である。そのように私は考えております。このことをお伝えするために、この選挙戦を、この選挙期間を使ってですね、皆さまにお伝えしていきたいと思います。ありがとうございました。



山本太郎:
はい、やすとみ歩さんです。東京大学教授。生きづらい社会を生きやすくする、そんなこと、できるわけないだろと思ってる人、やすとみさんを見ればわかるだろう。皆んな、解放されるんだ! それを国政でやっていく。これは、大きな変化をもたらします。ぜひ、力をお貸しいただきたい。やすとみ歩さんでした!

ありがとうございます。山本太郎と申します。小沢一郎さんとともにやって参りましたが、ひとりで旗揚げをしました。れいわ新選組、れいわ新選組、国会議員は私1人。しかし、他に素敵な仲間たちが今、一緒に戦ってくれています。

東京からは1人、選挙区で立ってくれました。野原、野原さん、そして他9名は全国の比例で戦うことになっています。今、順次、その立候補の、立候補をしてくださった方々をご紹介しております。

続いての方、皆さんも重なる部分、多いかもしれません。今やもう労働者は搾取されまくる時代、替えのきく部品のように使われる時代、労働者から直接、搾取するだけではなくて、今やもう個人事業主に仕立てあげた上で搾取するという、非常に狡猾なやり方が続いている、その被害者でもある方です。

三井よしふみさん、よろしくお願いします。

三井よしふみ:
皆さん、こんばんは。今、ご紹介いただいた、三井よしふみです。残念ながら、たすきの字が違ってました。今日はつけれません。



(観衆)明日からで大丈夫。

三井よしふみ:
ありがとうございます。もしも、名前忘れたら、れいわ新選組のホームページ、見てくださいね。私が化粧してよく写った写真ありますから、それで、ちょっと名前を思い出してください。

山本太郎さん、山本さん、太郎さんのほうから、どっかの選挙区で、コンビニ問題言われたけど、わかんないんだっていうことが言われまして、じゃあ、私に聞いたら? っていうことで、私、コンビニ問題の話をするために、山本さん、太郎さんに会いました。

15分くらい話してるときに「それをそのまま世間に訴えて、立候補してください」って言われて、私、飛び上がっちゃいましたね。6月27日ですよ。いやー、それは受けれませんでしたね、最初は。そんな、私みたいな人間が出れるんですか? と。

ところが考えてみれば、私、コンビニやって、この問題に触れて10年以上たってます。その間、本当のコンビニの姿を見続けてきました。仲間も何人か死んでおります。本当に。

もしも、私が世間に訴えるんだったら、私の名前なんかどうでもいい、まず、この、強い者が弱い者いじめる社会に、一石を投じるんだったら、この世界に飛び込もうと思いました。

私は、非常に恵まれた生活をしていました。大学もちゃんと出れるし、高度成長期だ、学歴社会だ、塾行ったってうちの親が金出してくれてた。大学出て、銀行に入りました。都市銀行。私、国際部に行きたいっていったら、そのまま海外行かしてくれました。ロンドン行きました。また、国際部戻りました。ニューヨーク行きました。戻りました。じゃあ、次、インドネシア行きました。15年以上、海外生活してました。

その間、私は、背広を着た人しか会ってなかったんですね。私、50過ぎたときに、また日本に戻ってきたときに、今、年金問題いってますけど、銀行員やってて、年金じゃ暮らせないな、ってのはもうわかってました。

それであれば、やっぱり定年のない仕事をやろうと思ってみてたら、「あなたも250万円でコンビニオーナー」ってのに、インターネットで見たんですよ。あれ、安いなと思ったんですよね。私もコンビニオーナーの募集のとこに行きました。そのとき、気づきゃよかったんですよね。

千葉、私、自宅は千葉ですから。千葉のホテルでやってるんですけど、どういうわけか、説明、聞いているの私ら夫婦しか、いないんですね。ちょっとおかしいな、と思ったけど、さすが彼らプロフェッショナルです。言葉巧みに私の住所見た瞬間、「いや、ご縁がありますね。近くに店ができるんですよ」って。我々も「えー」って。で、同じ銀行やってる人もやってます。本当に私の住んでるところの店が、その人は、三井銀行の人なんですよ。で、私は住友銀行でしたけど。合併もするし、まあ、縁があるかなと思ってやりました。

そのときに、私、コンビニやって初めてわかったんですよ。

コンビニ来るとお客さん、汗だらけ、泥だらけで働いてる人たちがコンビニの1番のお客さんなんですね。

背広で働いてる時はわかんなかった。

時代、世の中、こんな広いなってのも私、気づきました。

で、コンビニをやって、ちょっと、あと1分しかないんすか、本当に?

で、24時間の問題に契約する時にものすごい疑問を思いました。

時間がないんでここだけ言いたいです。

今、24時間問題ありますよね。

この実態、ただね、労働が長いってわけじゃないんです。

私がもう本部から言われて、収益出したければ人件費減らしてくださいって言われたから、私のかみさんと二人で本当に昼夜両方分け合いながら深夜もやりながらやりました、約1ヶ月間。

その時すごい恐怖を覚えた経験があるんです。

朝出たり夜出たりして、とにかく店が終わったら家に帰ってできるだけ寝る。

寝て目覚めた時、ふっと目覚めた時、薄暗いんですよ。

一瞬時計を見て、これ朝なのか夜なのかとかって本当思いました。

それだけ24時間やってる人たちは、自分がどうなってるかどんどんわかんなくなるんですよ。

で、僕らのコンビニの仲間で、本当にうつ病になってる人多いんです。

私はその時たまたまコンビニの問題を一緒に考える仲間がいたんで、彼らと相談することによって目が覚めました。

やっぱり自分で24時間やるのはやめよう。

だから従業員にやってもらおう。

で、従業員にやってもらう以上、従業員を大事にしたいと思って、従業員の給与を下げることはやりたくないんですが、皆んな気付いてくださいね。募集で出ている時給、コンビニは最低賃金しか出せないんですよ。

私これからね、全国もありますから、そこに少しずつこの仕組みをお伝えしていきます。



(山本)どうして出せないのか、最低賃金が。教えてください

なぜかっていうとこの仕組み、アメリカから持ってきたって言ってますよね。真っ赤な嘘ですよ。

私アメリカのコンビニの組織の幹部が日本に来て教えてもらいました。

何で日本はこんなに利益が出ない仕事をやらせてるんだ、言われましたよ。

「三井さん、僕らはアメリカでマイノリティだけど、三井さんって、もしかして移民?」って言われましたよ。

「いや違う、日本人だ」っつったら、「なんで日本の国は日本人をいじめるんだ」って言われました。

全然違います。本部だけは儲かる仕組みになってます。これもお伝えしときます。

で、言いたいのは、この国は一般の人が本当に努力して成り立ってる国だってことを、皆んなちょっと忘れてないですか?

とにかくね、支えあって生きてるんですよ。

コンビニ利用していただいてありがとうございます。

でもそこにいる人にも心を配ってください。

本当は言いたいこといっぱいあるんですけど、最後にひとつだけいいですか?

ガチで戦うって言いましたよね、山本さん。

いいですか、コンビニ問題ね、これから聞いてくださいよ。

いろんな議員がコンビニ問題、私やってます、やってますって言うと思いますよ。

奴らは代わりで言ってるだけだ。

俺は当事者だぞ。

どんな奴よりも100倍、俺はこの問題を知ってる。

だから必ず、この問題を国会に持っていくんで、皆さん、れいわ新選組に入れてください。

そしたら私も受かるから。

よろしくお願いします。

山本太郎:
三井よしふみさん。

本当にエリート街道からコンビニに、そしてそこから人生の転落を味わった。

あまりにも酷い搾取の構造。

力を貸してください。

三井よしふみさんでした、ありがとうございます。

ありがとうございます。

本当に人間をね、使い捨ての部品みたいにしてんじゃないよってことですよ。

そこに心がなかったら壊れるに決まってるだろって。

壊れたあとのこの国を誰が守るんだってことですよ。

皆んなで声上げていきましょう。

何よりも当事者が直接その問題に一番詳しい、専門家です。

そういった人たちを1人でも多く、国会に送り込みたい。

それがれいわ新選組、代表の山本太郎です。

小沢一郎さんとともにやって参りましたが、独り立ち、10人の仲間とともにこの参議院選挙を戦っていきます。

皆さんのご寄附で、皆さんのご寄附で大政党と同じような戦いがしたい。

そのようなプロジェクトで2億円以上集まりました。

皆さんのおかげです。

本当に素敵な仲間が今、ここに登壇し皆さんにメッセージしてくださってます。お時間がある方、引き続き、耳を傾けていただきたいと思います。

続いての方、環境問題のスペシャリストです。私、参議院議員、山本太郎が国会の中で質問した時にも色々と力を貸してくださいました。色々な知見を私に授けてくださいました。辻村ちひろさん。

辻村ちひろ:
こんにちは、こんばんは、だ。すいません、まだ昼間でした、頭の中が。皆さんずっと立ちっぱなしで大変じゃないですか?

大丈夫ですか?

疲れてませんか?

熱いおじさんたちばかりで。

すいません、もう少しお付き合いください。



私は環境保護 NGO に勤めてます。そこで日本の自然保護問題をずっと扱ってきました。ずっとたたかってます。何故か?環境問題ってマイナーなんです。生きていく為に必要ないと思われてます。

ですけど、 じっくり考えてみてください。皆さんが食べるお米はどこから取れますか?皆さんが食べる野菜はどうやって取れますか?それは全部自然から恵みを頂いてるんです。だから、自然をないがしろにするという事は皆さんの生活をないがしろにする事になるんです。僕はそう思って自然保護やってきてます。

前回も喋らせて頂いた時に言ったのは、自然保護ってイメージとして皆さん、多分、奥地の山とか、我々の住んでるところと関係ない自然を守ってる人たちだと思ってませんか?
違います。自然保護っていうのは人と自然との繋がりを守ることなんです。皆さんの生活を守ることなんです。なので、私はこの仕事をずっとやっています。

で、残念なのは国会にも行きました。太郎さんにも協力していただきました。参考人にも呼ばれました。でも参考意見なんです。

頑張って欲しい環境省。弱いんです。すごく弱いんです。でも環境省が悪いんじゃないの。環境省にそういう強さがないんです。例えば公共事業、環境影響評価あります。最後に認可出すのは国交省とか、経産省なんです。環境省出せよって話なんですよね。そうすれば環境を守られるんですね。だから、僕は環境省を強くしたい。そのためには法律を作んなきゃいけない。そういう思いで仕事してる時にこの話をいただいて立候補を決めました。

ぜひ皆さんもうひとつ考えて欲しい。今、世界中がつながってます。いろんなところから食べ物が来てます。地球一個分の暮らしじゃ収奪は変わらない。世界の他の国から僕たちは奪って食べてます。だから、日本一個分の暮らしをしませんか?

これからそういう社会を作りませんか?

そうする事で例えば自然を破壊するダム、石木ダムを作らなくても済み、下流域で普通の暮らしをしている人たちを守る事に繋がります。 普通に暮らしたいと思う弱い立場の人の暮らしをいつまで利便性のために都会の人たちが奪っていいのかってことなんです。そういう社会を変えませんか?

本気で弱い人たちがちゃんと暮らせる世の中にしませんか?

ぜひその為に力を貸してください。僕まだ無名です。辻村ちひろといいます。れいわ新選組、ぜひ力をください。本当に本気で喧嘩してきます。ぜひよろしくお願いします。ありがとうございました。

辻村ちひろでした。



山本太郎:
ありがとうございます。辻村ちひろさん。環境問題のプロフェッショナル。どうかあなたの力を貸して頂きたいと思います。ありがとうございます。公共事業は「質だ」、そういう話だったと思います。ありがとうございます。山本太郎と申します。選挙が始まりました。7月21日に投票日を迎える、重々ご存じのことだと思います。どうか国会の中にややこしい集団を拡げさせて頂きたいそういう事なんですよ。与野党でもたれあってる時もあるんですよ。緊張感がないたたかいが多いという時には、これ緊張感持たせるためには空気読まずに突き進んでいくようなグループが必要なんですよ。それがれいわ新選組です。

テーブルの下で手をつなぐなんてことがあったら、全部、皆さんに知らせますからね、何々党が、何々党とって。

ありがとうございます。あ、ありがとうございます。

救急車大丈夫ですかね。あ、曲がりますか?オッケーですね。ありがとうございます。

参議院議員山本太郎が1人で旗揚げ、れいわ新選組、10人の仲間と戦っていきます。

この10人の仲間で戦っていけるのは、本当に、今日の1000円、来週まで持たせなきゃいけない1万円、そういうお金を本当に、なけなしのお金を皆さん、本当に絞り出してくださっている。


お金が出せないっていう方の中には、缶チューハイ、缶チューハイ1本渡してくださった方がいらっしゃいます、演説の後に。

何かこれシチュエーション的に聞いたら面白いでしょ?

でも、そうじゃないんですよ。

何かって言うと、私が街宣やってる時に、ロストジェネレーションの話したんですよ。
私と同世代、ロストジェネレーション。

この人たちを救わなきゃ嘘だろって。

国が第三次ベビーブームを起こすっていうような施策を打って、この人たちを底上げしなきゃならなかったのに、そこを見捨てたんですよ。

それによってどうなったって。

全ての年代の中で、給料が下がり続けてるのそこじゃないかよって。

あまりにもあり得ない、切り捨てられた世代、ロストジェネレーションを救えということを言っていたら、それに共鳴してくれた方が、「私の周り、本当にギリギリなんです。助けてください」って、私に言ってきたんです。

で、缶チューハイ1本渡して、「どうかこれ飲んでください」って。

おそらく私、その缶チューハイ、その人の、その日の唯一の楽しみだったかもしれない、だから貰えないっつったんですよ。

「いや、でも、もらってくれ」って。

グッときますよ。

100万円くれた人にもグッとくる、1000円くれた人にもグッとくる。

缶チューハイをくれた人にも、グッとくる。

お金や物じゃなくても、あなたの力をボランティアでも貸していただきたい。

受付そちら側にあります。

マンパワー、貸してください。

チラシを折る、証紙を貼る、そんなことでも、やれることいっぱいあります。

全国で、ガチで選挙やってんです。大政党とガチで喧嘩するんです。

力を貸してください。



素敵な仲間たち、10人の紹介をおこなってる途中でした。

財源は、税金しかないんだろ?

そう思われてる方、とんでもない。

もうひとつの財源について、鮮やかに皆さんに教えてくださる候補者です。

大西つねきさんです。

大西つねき:
皆さんこんばんは。

その話、するんですか? ここで。

ですよね。



はい、えーとですね、今日選挙初日ですね。

これからの、今日、入れて17日間、で、もう既にこれだけの人が集まってくれてる。

本当に僕はね、大きな動きが起きだしてると思ってます。

で、これ何かと言うと、真実が明らかになる、そういう動きです。

要するに、今まで嘘ばっかり、原発がアンダーコントロールとか、もう本当に嘘ばっかりを述べてきた。

だけど、そうじゃないと。

もう本当に、我々は真実を求めてる。

だから、それが、真実を求める人たちの動きっていうのは止まりません。

で、真実が少しずつ明らかになって、それを大きな声で言う人たちが出てきたら、もう我慢なりません。

この動きっていうのは必ず大きくなります。

17日間の間に、どんどん、どんどん、どんどん、どんどん膨れて、ものすごい数になります。

今、れいわ新選(組)、山本代表が、330万(票)から350万取らないと落ちるぞみたいなこと言われてます。

落とすわけにいきませんよね。

で、300とか350万で止まってる話じゃないんですよ。

これ、500、600。本当にね、10%、それを超えるくらい取れる。

なんでかっていうと、もう、ほとんどの人たちは、飽き飽きしてんですよ、嘘ばっかりの政治に。

で、大きな声で本当のことを言う。で、本当のことを言って、そうだな、と、皆んな薄々気がついてるんですよ。ただ、それを言い出せないだけ。それを大きな声で言う。

ガチで、本当に真剣に喧嘩をする大人たちがいれば、おそらく若い人たちは、もう、あっという間にそこに飛びついてくるというかね、それがもう、本当だという風に言えるようになると思います。そうすると、変わってくる。

その中でもね、一番大きな嘘、財源がないっていう嘘なんですね。この話、長くはしませんよ。

嘘なんですよ。本当に。財務省のとんでもない嘘が、ずーっと続いてきてる。その嘘をぶち壊すために、僕はここにいます。れいわ新選(組)の中に。

「いつでもかかってこい!」です。

財源がないっていうんだったら、俺の前に来てこい。どうやって財源がないのか、説明してみろと、僕が説明し返してやると、財源あるんだという、そのための者です。

ということで、これから17日間もあればですね、その嘘がバレバレになるには充分な時間です。その嘘がバレバレになったときには、今までの与党も野党も、まったく、どうしようもないってのがわかります。野党だって、まったく同じ、穴のムジナだってことですね。

そうすれば、これは本当に、新しい時代の幕開け。新しい勢力と古い勢力がせめぎあって、新しい勢力が新しい時代をつくっていく。それが、れいわ新選組だということは、多くの人が気づくでしょう。



そのときにはもう、ここ、いっぱいになって、500万票、600万票、最後には我々10人全員当選するっていうこともあるでしょう。

それを起こすのは、皆さんひとりひとりの力で、我々に必要なのは、真実を伝える力です。皆さんひとりひとり、持ってます。SNSでもなんでも使って、どんどん拡散してください。真実は隠せません。以上です。

山本太郎:
ありがとうございました。大西つねきさん。

皆んな、騙されちゃいけない。財務省に洗脳されてる場合じゃない。財源はある。

「財源がないっていう奴、俺に説明してみろ」

大西つねきでした。ありがとうございまーす。

ありがとうございます。参議院議員、山本太郎、小沢一郎さんと共にやって参りましたが、ひとりで旗揚げをしました。

既存の政党に対して、ガチンコで喧嘩を挑んでいきたいと思います。今、政治に足らないのは緊張感です。

そこに対して本当のことしか言わない人たちを集めました。10人です。れいわ新選組、順次、候補者のご紹介をしております。続いて 渡辺てる子さん、お願いします。

(観衆)てるちゃーん、てるちゃーん、がんばれー

渡辺てる子:
皆さん、こんばんは。私は、渡辺てる子と申します。元派遣労働者、そしてシングルマザーです。

いわゆる、名もなく、貧しく、そして美しくない、ド庶民です。



そこ、笑うとこですか? ごめんなさい。

私、シングルマザーなんですけど、ホームレス、5年間やってました。子どもふたり、12月、1月、冬の寒いときに生まれてしまいました。泊まるお金がないから、新生児を抱っこして野宿しました。日本って、お金がないと、死んでしまう国なんです。私は、たまたま生き延びることができました。だけど、生活保護をもらえず、おむすび1個が食べたいという書き置きを残して、餓死をした人もいますよね。

こんな日本に誰がした。黙ってられるか。ね、永田町赤坂で2千万の飲食代使ってるやつら、もう生かしちゃおけないよ 。

皆さん、ここにいる皆さんさ、お金の使いどころが困って、余って、余って、お金が腐ってるっていう人います? いないですよね。皆んな、爪に火を灯すようにして、お金を節約して、がんばって働いて、なんとか生き延びている人たちばっかりじゃないですか。
だけど、皆さんの、この、いてもたってもいられない、そのパワーが、ものすごく感じるんですよ。

今、日本では、若者に希望がない。年金ももらえない。給料も上がらない。だから結婚もできない。自殺も多いです。こんな日本に誰がした。私たち大人の責任なんです。そういう政治を許してきた私たち大人が、それを変えなきゃいけないんですよ。変えるのは今、たった今。

2019年7月4日、このアキバで、皆さんが立ってるこの地面が、民主主義の出発点だ。

我々が、当事者が、ド庶民が、働く者が、貧乏人が、今の日本を変えなくて誰が変える?
変えるのは、あなた、あなた、あなた。皆んな、皆んな主人公。皆んながヒーロー、皆んなが、ヒロインですよ。

皆んな、皆んなね、黙ってちゃね、損するよ。皆んなね、平等なのはね、1回死んじゃうってことでしょ。じゃ、1回死ぬまでに、やりたいことやらなかったら、悔いが残るじゃないですか?



我慢しながら生きてるなんて、こんなダサいことないよね。お金がなくたって、言いたいことは言えますよ、今の日本は。言いたいこと言えなくなるような日本にしないために、皆んな、言いたいこと、言い合いましょう。

私だってできるんです、ホームレスやった私だって、できるんです、皆んなもできます。皆んな、主人公、皆んなで変えよう、今、こっから変えよう。できるよね、できるよね。絶対できる、できる、できる、できる。

私は今、この場で、本当にもう仕事もないし、収入もないし、それにね、母親が90歳でボケちゃってるんですよ。もうね、貧困のデパート、総合商社。ま、それがね、強みです。

マイナスを強みに変える、貧乏人のド根性見せてやりましょう。よろしく。

山本太郎:
スター誕生です、渡辺てる子さん。貧乏人のド根性を見せてやれ。

そう、当事者が国会に行くこと、その中で発言をし、形にしていくことが何よりも大切。渡辺てる子。

(観衆)てる子、てる子、てる子

ありがとうございます。

いやあ、いいですね、国会で「てるちゃん節」聞きたいなあ、ねえ。

いろんな楽しみありますよ、今回のメンバーが国会の中に入っていたとしたら、大西さんが財務大臣に突きつけたりとかね、いろいろありますよ。他ね、あの野原さんが、創価学会員の野原さんが、創価学会の大臣に対して突きつけるみたいなことも。こんなに政治が面白くなることってあるんかな。

あなた次第です、力を貸してください。ありがとうございます。

そして本日、もう1人、立候補者、来てくれています、この方です。

木村英子さんです。

すいません、前列の方、よろしければ、少しお座りいただけると、後ろの方にもご覧いただけると思います。

木村英子さん、重度の障がいを負った方です。生後まもなく転落をしてしまい、そこからは重度の障がい者になってしまった。施設から出たのは19歳になってから、そんな木村さんです。

すいません、業務連絡があります。お願いがあります、足元に点字ブロックがございましたら、ぜひ避けていただきたいと思います、ご協力ありがとうございます。

そしてですね、チラシ、今、配っております。お時間がない方、冷やかしで結構です。れいわ新選組のチラシ、今、配られてる方、頭上にあげていただけますか? 頭上に、今、配ってくださってるボランティアの皆さん、ありがとうございます。冷やかしで結構です、あなたの1票をぜひ、無駄にしないでいただきたい。

その選ぶひとつとして、どんなこと言ってんのか、チラシでご確認ください。

それでは、木村英子さんです。

木村英子:
初めまして、木村英子といいます。

私は生後8ヶ月のときに障がいを負って、施設と養護学校で18歳まで過ごしました。私が今、ここにこうしているのは、本当に奇跡なんです。なぜなら19歳で自立する前、施設にいることが当たり前で、一生施設で生きることが私の道筋でした。けれど、施設でずっと死ぬまで生きるのは、耐えられないので、19歳で自立しました。



そして、そのときに電車の切符の買い方もわからない。車道と歩道の区別もわからない。

そんな私が人の前で立って、こうして皆さんの前に話をしているなんて、まるで、なんか奇跡でしかありません。

で、その私の手を引いて、ここに連れてきてくれたのは山本太郎さんです。 以前、私は山本太郎さんにこう言いました。

「障がい者は、地域で生きるとき、介護保障がなくて皆んな困っています。介護保険と障がい福祉が統合されそうになって、皆んな、生活が困っています。だから太郎さん、国会で障がい福祉の改善をお願いします」と。そしたら太郎さんはこう言いました。

「私は障がい者のことはわからない。だけど、当事者の人と、あなたと一緒に国会に行って、当事者の声を言ってください」と。

こんな謙虚な人は、こんな謙虚な政治家に会ったのは、私は初めてです。太郎さんとだったら、この障がい者の厳しい現状を変えていけると思って、一緒に戦おうと思いました。

太郎さんは、本当に困った人のために全力で闘う人です。どうか一緒に太郎さんを、そしてれいわ新選組を、皆さん応援してください。よろしくお願いします。



山本太郎:
ありがとうございます。最初に木村英子さんにお会いしたときは、私もどう接していいかわかんなかったんですよ。だって、今まで接したことがないから、最初は腫れ物に触るような思いでした。皆さんはどうですかね? 周囲にそういう方、たくさんいらっしゃいますか? どうしてこんなことになってしまうのか。

重度の障がい者がベッド型の車椅子で、町の中で見かけたときに、まるでUFOを見るような目で見られたっていう声も聞いてます。これは完全に分けられたからですよね。健常者と障がい者を分けられたから。もっと小さいときの、教育のときにしっかりと、一緒にいるっていう時間があれば、本当はそんな腫れ物に触るような交流じゃなくてもいいはずなんですよね。障がい者は施設に入れられて、そこから地域に帰ってきた。地域に帰ってきてもずっとバリアフリーといいながら、バリアの中に居続けてるんだってことを、教えてくれたのが木村英子さんでした。

今回、特定枠という枠があります。特定枠という枠があります。それは何か?自民党が勝手に合区にしましたよね。四国とか、島根とか。2人の代表が出せるとこ、1人しか出せないっていう。そんなことになってしまったんで、特定枠をつくって、優先的に議員を上がらせられるっていう形にしたんですね。

で、今回この選挙、れいわ新選組、全国比例特定枠を使うことに決めました。木村英子さんは特定枠の第2位。そして特定枠の第1位は、難病ALS患者のふなごさんです。

ふなごやすひこさん。体は動かないけど頭脳明晰。精神活動はできるのに、この方、見た目にはわからないけれども、副社長されてるんですよ。いろんな、いろんな寝たきりの方、そして重度の障がい者の方々。そういう人たちの声をほとんど聞かずに、どうしていくかを勝手に決めてしまってんですよ。当事者の声なくして、勝手に当事者のことを決めるなんて、ないですよね。

私はすべての当事者が700通り、国会にいるっていう世界のほうが、よほど多様性のある社会がつくれると思うんです。皆さんいかがですか?

れいわ新選組、山本太郎が議員になろうと思ったら、まず、ふなごさん、そして木村さんが上がった後、200万票以上の得票、つまり300万票を積まないと、私が上がれない。そしてそれ以上、票が積んでいかないと皆んな、上がれないんです。力を貸していただきたい。あなたひとりの票でもありがたい。でも、それだけじゃ勝てない。横に拡げてくれませんか?横に拡げていただきたい。

政治を面白くしましょう。世の中変わるきっかけつくりましょう。あなたの代わりにガチンコで国会の中でやる。決して裏切らない。あなたのコントロールの効くアイコンたちを、どうか国会の中に、永田町の中に送り込んでください。れいわ新選組です。ふなごやすひこ、木村英子、はすいけ透、やすとみ歩、こっち来てください、皆さん。三井よしふみ、辻村ちひろ、大西つねき、渡辺てる子、そして山本太郎の10人です。ありがとうございます。





























http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 消費税増税を望むのは、老人と公務員
◆一定の増税賛成層◆
参院選が4日公示されて17日間の選挙戦に突入した。NHKニュースを見ていると、街頭インタビューの中で1人のお年寄りのご婦人が、候補者に望む事として消費税の増税を挙げていた。

消費税増税の延期や凍結あるいは減税の言い間違いではないかと思ったが、確かに増税と言っており、筆者は軽いショックを受けた。

しかし考えてみれば、政府が増税の理由として年金財源の確保も謳っているのだから、年金受給世代としては全員がそう思っている訳ではないだろうが、増税を望むのも正直な気持ちなのだろう。

一方の若い単身者や子育て世代は、政府は消費税増税分を幼保無償化財源に使う事も謳っているが、それ程直結して考えてはいないようだ。

さて、その他で消費税増税を願っているのは、先ずは国地方の公務員が挙げられるだろう。何も統計を取った訳ではないが、何しろ自分の食い扶持がそこから出ているのだから、安定財源の確保を願うのは人情としては自然だ。

特に増税を主導する財務省主計局は、たとえ増税による景気後退で全体の税収が減っても、増税それ自体を成就させる事が「中興の祖」として主計局を頂点とした財務省内で尊敬を集め、よりよい天下り先も確保されるという仕組みとなっているのだから、エリートとしての情熱とエネルギーの全てを注ぎ込み増税に邁進して止むことが無い。

その他に消費税増税を望むのは、バーターで法人税減税を確保したい大企業の経営者、所得税累進課税の税率UPや社会保険料の高額負担でこれ以上取られたくない上級サラリーマン他の高額所得者、及びこれらを取り囲む政界、学会等が挙げられよう。

◆自助に舵を切れ!◆
逆に言えば、世論調査で消費財増税反対の方が多いという結果が出ている事を考えれば、まことにザックリ言えばそれ以外の層は、概ね消費税増税に反対と言ってよいのではなかろうか。

EU等では消費税率は日本よりもっと高いが、ただでさえ金を使わない働きアリのような日本人には、消費に対してペナルティ的に働く消費税は相性が悪い。消費税率は下げこそすれ、これ以上上げれば消費の萎縮効果たるや悲惨な結果を日本経済に及ぼすと筆者は考える。

さてしかし、もし消費税を上げないとすると、将来の年金支給等の社会保障財源はどう賄うのか?

自助に舵を切れ、と筆者は言いたい。

年金支給年齢は、今よりも限りなく後倒しにする選択を可能とし、代わりにその場合累進的に支給額を増やし、死ぬまであるいはその数年前まで働ける社会を構築し、年金を「うっかり長生きしてしまったが、運悪く働けなくなってしまった場合の文字通りの保険」として位置付け、貰わずに死ぬのが理想という位にする。

その前に、公務員平均給与は基本的に2割減とする。なお人員配置も見直すが、全体的に人員が不足しているなら平均給与を3割減とし、1割増員してもよい。
<参照:◆増税と社会構造変革◆ http://blog.livedoor.jp/ksato123/archives/54888520.html

また、例えば官庁は企業に対して各種経済統計調査を行っているが、財務省、経産省、総務省等、またその各部局から同じような調査を全部合わせれば10を超える勢い掛けている。これらは基準を統一して一括調査とし、データベース化すれば官民共に可成りの効率化となる。このような重複は他にもあるだろうから、行政全般では相当なものになるだろう。

自公は消費増税断行でこの参院選を突っ切るつもりだ。一方の野党は、消費税増税延期、凍結、減税、廃止まで、また代替財源も様々で百花繚乱だ。

また自民の候補者の中にも消費税増税反対を主張して臨む者もいる。その意気はよいが、ならば消費税増税凍結の議員立法提出を公約に掲げればよいが、さもなくば単なるポーズと取らざるを得ない。

安倍総理は、外交、経済で、他党や党内のライバルが政権を担った場合を少し想像すれば、比較してよくやっていると言えるだろう。

しかし、今回の消費税増税は頂けない。政権の末節を汚しきっと後悔することになる。
総理にギリギリでの改心を促すためにも、国民は明確な意志を示し、手痛い打撃を加えねばならない。


佐藤総研 http://blog.livedoor.jp/ksato123/
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 「金正恩委員長と向き合って」壊れた機械みたいな安倍首相 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
     


「金正恩委員長と向き合って」壊れた機械みたいな安倍首相 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257571
2019/07/05 日刊ゲンダイ


トランプ米大統領(央)には袖にされ、文韓国大統領(右)が橋渡し役。“外交”の安倍首相は…/(C)ロイター

「最後は金正恩委員長と向き合って解決しなければいけない、そう思っております」(安倍晋三首相)

 これは30日の夜に行われた「ニコニコ生放送」党首討論での安倍首相の発言。この局面で、またその言葉を出してくるのね。壊れた機械みたいだわ。

 思い出した安倍発言を書いてみる。2013年「拉致問題の解決なくして北朝鮮の未来はない」、2016年「拉致問題は安倍内閣で解決するとの立場にいささかも変わりはない」、2017年「拉致問題は最重要課題だ」「必要なのは対話ではない。圧力なのです」〜ほんでもってここ北朝鮮がミサイル実験するたびJアラートをばんばん鳴らし、国民の不安を利用し選挙に突入。「国難突破解散」とかいってたな。

 2018年に安倍首相は韓国を訪問し、日韓米、力を合わせようということになった。しかし、徴用工裁判問題がおきる。2019年ついこの間のサミットでは、韓国の文大統領が日韓首脳会談に意欲を見せたのに、議長国である安倍さんは完全に無視。それを安倍応援メディアがヨイショした。

「最後は金正恩委員長と向き合って解決しなければいけない、そう思っております」(安倍晋三首相)

 これは30日の夜に行われた「ニコニコ生放送」党首討論での安倍首相の発言。この局面で、またその言葉を出してくるのね。壊れた機械みたいだわ。

 思い出した安倍発言を書いてみる。2013年「拉致問題の解決なくして北朝鮮の未来はない」、2016年「拉致問題は安倍内閣で解決するとの立場にいささかも変わりはない」、2017年「拉致問題は最重要課題だ」「必要なのは対話ではない。圧力なのです」〜ほんでもってここ北朝鮮がミサイル実験するたびJアラートをばんばん鳴らし、国民の不安を利用し選挙に突入。「国難突破解散」とかいってたな。

 2018年に安倍首相は韓国を訪問し、日韓米、力を合わせようということになった。しかし、徴用工裁判問題がおきる。2019年ついこの間のサミットでは、韓国の文大統領が日韓首脳会談に意欲を見せたのに、議長国である安倍さんは完全に無視。それを安倍応援メディアがヨイショした。

 G20で文大統領が孤立と嗤(わら)った「安倍応援団」メディアはどした? 孤立していたのはやっぱ安倍さん、そう書かないの?



室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。



「金委員長と向き合い解決」 安倍総理が改めて決意
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190701-00000001-ann-pol
7/1(月) 1:19配信 ANN ※音声だ出ません。

 安倍総理大臣ですが、北朝鮮の拉致問題に関して「最後は金正恩委員長と向き合って解決をしなければいけない」と改めて決意を話し、日朝首脳会談の実現を目指す考えを示しました。

 安倍総理大臣:「きょうも米朝首脳会談が行われました。トランプ大統領からも私の考え方を金正恩委員長に伝えて頂いた。最後は、金正恩委員長と向き合って解決をしなければいけない」

 また、河野外務大臣はアメリカのポンペオ国務長官と電話で会談し、北朝鮮を巡る今後の対応方針のすり合わせをしました。河野大臣は今回の会談を「米朝交渉再開への大きなきっかけになった」と評価し、「朝鮮半島の非核化に向けた大きな後押しになることを期待したい」と話しました。











































http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/730.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 我儘な安倍の第一声は「憲法の審議を全くしない政党を選ぶのか!」誰も頼んでいないし(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/07/post-3bebc9.html
2019.07.05


我儘な僕ちゃんには困ったものだ。

参議院選挙の初遊説は、相も変わらず福島だった。

今年は果樹園。

桃を食べる安倍首相、去年はおにぎりだった。




いつものように食べ方が汚さそう。

そこでの第一声が、「憲法の審議を全くしない政党を選ぶのか」と声高に叫んでいたが、多くの国民は憲法の審議をしてくれとは思っていない。

私は始め、「審議を逃げ回る野党」と言う言葉を耳にして、え?野党が審議を逃げ回る?それ与党の事じゃないの?とよくよく聞くと、「憲法審査会の審議を逃げる野党」と言う事だった。

本人は至って大真面目でやる気満々だが優先順位から行くと滅茶滅茶低い。

拉致問題もダメ、北方領土もダメ、経済も少しも良くならずで、なにも売りが無くなったのか憲法改正に向けてスピードを上げて来た。

なんかピントがずれているんだよな。。。。。

参院選第一声詳報 安倍晋三首相、自民党総裁 憲法「審議を全くしない政党を選ぶのか」
                7/4(木) 13:57配信  産経新聞

>参院選が公示された4日午前、安倍晋三首相(自民党総裁)は福島市内の果樹園で第一声を挙げた。首相は与野党の憲法改正議論を踏まえ「議論する政党を選ぶのか。議員としての責任を果たさず、審議を全くしない政党を選ぶのか。それを決める選挙だ」と訴えた。

各党はなんで、安倍64歳児の意向に合わせなければいけないの?

憲法審議・憲法審議と言うが、国民側から見たら憲法審議より、予算委員会を開くべきだった。

中継の無い他の委員会は、政権与党が何を考えているか分かりにくいが、予算委員会はテレビで取り上げるから、与党が日本の行く末をどう考えているのか国民に分かりやすい。

野党が審議をしてくれと何度要請しても、安倍政権は110日以上も逃げ回って来たのに、選挙演説でなぜ安倍首相に「憲法の審議を全くしない政党を選ぶのか」と言われなければいけないのか。

自分達のしてきた所業を棚に上げて、何を言っているのだろう。
恥を知らない連中だ。


自分達の都合のよい事ばっかりペラペラ自慢をするが、自民党政権で日本が良くなったのか。

アベノミクスは成功したというが、どこが!

北方領土、拉致問題はどうなったのか。。。


記者クラブ主催の党首討論の席上で、記者に北方領土問題がまったく進んでいないと聞かれた安倍首相が、

>例えば何か威勢の良い言葉を発していれば領土問題が解決するのかと言う事であれば、それはまったく逆なんです。
静かな環境の中で交渉を続けていく必要があります。


ありゃあ。。。。静かな環境の中でになってしまったよ。

安倍首相は、参議院予算委員会の席上でも、「北方領土問題を解決して平和条約を締結する立場に変わりはない」とか、「プーチン大統領と私の手で終止符を打ちたいとの考え方の下に交渉を進める」とか、私にはものすごい威勢の良い言葉に聞こえたが。。

外遊した先々でも、威勢の良い言葉ばかりを連ねて日本メディアに報道させていたのはどこの誰なんだろう(笑)

安倍首相の場合、その場その場で都合が悪くなると過去の発言が無かったことになる。

公文書やデータ改ざん、破棄、ねつ造、隠蔽、しかも開示要求をしても真っ黒けに塗りつぶした文書を開示してくるが、よほど都合の悪い事が政権内で行われているのだろうと想像してしまうし、麻生財務相はいつもふんぞり返った態度で記者を小馬鹿にするし、菅官房長官は、何を聞かれても「当たらない。問題ない」で質問をシャットアウト。

これでも支持する人がいるというなら、その人は相当マゾ体質なんだろうし、日本の国の未来に何ら責任を持たない人なんだろう。

それにしても予算員会を逃げ回ってきた安倍政権が、喫緊の課題でもないのに「憲法改正の審議を逃げ回る野党」とよく言えるよな。。

恥を知らない連中だから、野党の悪口だけは言えるのだろうけど。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/731.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍政治を是とするか非とするかを問う参院選(植草一秀の『知られざる真実』)
安倍政治を是とするか非とするかを問う参院選
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-a6dbd8.html
2019年7月 5日 植草一秀の『知られざる真実』


参議院議員通常選挙が始動した。

政党要件を確保していない政治勢力はテレビメディアの討論等に呼ばれない。

極めて大きなハンディキャップを負う。

政党要件を持たない政治勢力はネットワークを拡大して情報を拡散するしかない。

安倍首相は風格も見識もなく小心だから、選挙の勝敗ラインを著しく低く設定した。

敗北しても辞任せずに済ませるためだ。

公開討論会でも常識と良識と知識の欠如をいかんなく発揮している。

日本国民として、この人が行政のトップに居ることをとても恥ずかしいと思う者が多数であろう。

メディアは安倍一強と宣伝するが、選挙の現実は安倍一強でも何でもない。

2014年も2017年も衆院総選挙で安倍自民に投票した主権者は全体の17%しかいない。

主権者全体の5人に1人、6人に1人しか安倍自民に投票していないのだ。

公明党と合わせて、主権者全体の約25%が自公に投票している。

自公以外に投票している主権者は、自公への投票者よりも多い。

しかし、選挙制度の特性によって、自公が国会議席の3分の2を占有してしまっている。

そして、政治を私物化しているのだ。

その安倍政治が何をしているのかと言えば、

消費税増税を強行して国民の暮らしを最悪の状況に陥れている。

憲法を無視した違憲立法を繰り返し、日本を「戦争をする国」に変えている。フクシマ原発事故の処理もできていないのに、全国の原発再稼働を推進している。

この安倍政治を是とするのか、非とするのか。

これが参院選の争点だ。

安倍政治を非とする主権者が何をすればよいか。

絶対にやらねばならないことが二つある。

第一は、必ず選挙に行くこと。

選挙に行かないと、自分の意思は政治に反映されない。

必ず選挙に行くことが第一だ。

第二は、勝利の可能性のある反安倍自公の候補者に投票すること。

これが大事だ。

選挙区によっては、これはと思う候補者がいないこともある。

しかし、それを理由に投票をやめてしまうと、自公が有利になる。

これはと思う候補者でなくても、自公の候補者を勝たせるよりはましだ。

参院選の勝敗は32ある1人区の結果に大きく左右される。

32の選挙区では反安倍自公陣営がなんとか候補者を一人にした。

これはと思う候補者でないことも多いだろう。

しかし、ここは、安倍政治を終焉させることを優先して、反安倍自公の候補者に投票を集中させよう。

比例代表では、自分の考えをもっとも代弁している政党に投票しよう。

投票率が5割だと、自公が俄然有利になる。

しかし、投票率が7割まで上がると自公は真っ青になる。

投票率の上昇は、反安倍自公の主権者が動くことを意味するからだ。

第2次安倍内閣が発足して6年半が経過したが、国民の暮らしはまったく良くなっていない。

経済運営の実績は実質GDPの成長率で測られる。

民主党政権時代の成長率が+1.7%、安倍内閣の下での成長率が+1.3%だ(前期比年率成長率の単純平均値)。

安倍内閣は雇用が改善したと自画自賛するが、これは単なる人数の問題だ。

経済が超低迷しているなかで企業の利益だけは倍増した。

このことは、労働者の取り分が大きく減ったことを意味する。

労働者一人当たりの実質賃金は5%も減った。

雇用の人数が増えただけで、労働者の暮らしは著しく悪化したのだ。

この安倍政治を変えるために、必ず選挙に行こう。

そして、一人一人が持っている清き一票を必ず反安倍陣営に投じよう。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 玉城知事の平和宣言を全文読んでしっかり記録にとどめたい・・・「圧倒的多数の県民が辺野古埋め立てに反対」 −玉城沖縄県知事が明快に宣言=沖縄慰霊の日− (ちきゅう座)
2019年 7月 5日
<坂井定雄(さかいさだお):龍谷大学名誉教授>

 6月23日恒例の2019年慰霊の日に、玉城沖縄県知事は「圧倒的多数の県民が辺野古埋め立てに反対している」と明確に宣言した。この演説は全文を通して、「戦後の廃墟と混乱を乗り越え、人権と自治を取り戻すべく米軍占領下を生き抜いた私たちウチナーンチュ」の戦後史と現在を明快に示した。NHKが全文を中継し、夜七時のニュースでも詳しく報道したのに比べ、朝日新聞は1面3段、2面4段、26面4段と紙面を割いたが、玉城知事の平和宣言の紹介は要旨だった。安倍首相のあいさつでは、今年も「辺野古」には触れなかった。他紙、他チャンネルの報道にはあまり目を通していないが、玉城知事の平和宣言を全文読んでいただきたいし、しっかり記録にとどめたいので、以下に再録します

http://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/07/201906292024523e8.jpg
平和宣言する玉城デニー知事=23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園


玉城デニー知事の平和宣言(2019年慰霊の日)【全文】 

 戦火の嵐吹きすさび、灰燼(かいじん)に帰(き)した「わした島ウチナー」。
 県民は、想像を絶する極限状況の中で、戦争の不条理と残酷さを身をもって体験しました。
 あれから74年。忌(い)まわしい記憶に心を閉ざした戦争体験者の重い口から、後世に伝えようと語り継がれる証言などに触れるたび、人間が人間でなくなる戦争は、二度と起こしてはならないと、決意を新たにするのです。

 戦後の廃墟(はいきょ)と混乱を乗り越え、人権と自治を取り戻すべく米軍占領下を生き抜いた私達ウチナーンチュ。その涙と汗で得たものが、社会を支え希望の世紀を拓くたくましい営みをつないできました。
 現在、沖縄は、県民ならびに多くの関係者の御尽力により、一歩一歩着実に発展を遂げつつあります。
 しかし、沖縄県には、戦後74年が経過してもなお、日本の国土面積の約0.6パーセントに、約70.3パーセントの米軍専用施設が集中しています。広大な米軍基地は、今や沖縄の発展可能性をフリーズさせていると言わざるを得ません。

 復帰から47年の間、県民は、絶え間なく続いている米軍基地に起因する事件・事故、騒音等の環境問題など過重な基地負担による生命の不安を強いられています。今年4月には、在沖海兵隊所属の米海軍兵による悲しく痛ましい事件が発生しました。
 県民の願いである米軍基地の整理縮小を図るとともに県民生活に大きな影響を及ぼしている日米地位協定の見直しは、日米両政府が責任を持って対処すべき重要な課題です。
 国民の皆様には、米軍基地の問題は、沖縄だけの問題ではなく、我が国の外交や安全保障、人権、環境保護など日本
国民全体が自ら当事者であるとの認識を持っていただきたいと願っています。

 我が県においては、日米地位協定の見直し及び基地の整理縮小が問われた1996年の県民投票から23年を経過して、今年2月、辺野古埋立ての賛否を問う県民投票が実施されました。その結果、圧倒的多数の県民が辺野古埋立てに反対していることが、明確に示されました。
 それにもかかわらず、県民投票の結果を無視して工事を強行する政府の対応は、民主主義の正当な手続を経て導き出された民意を尊重せず、なおかつ地方自治をも蔑(ないがし)ろにするものであります。

 政府におかれては、沖縄県民の大多数の民意に寄り添い、辺野古が唯一との固定観念にとらわれず、沖縄県との対話による解決を強く要望いたします。
 私たちは、普天間飛行場の一日も早い危険性の除去と、辺野古移設断念を強く求め、県民の皆様、県外、国外の皆様と民主主義の尊厳を大切にする思いを共有し、対話によってこの問題を解決してまいります。

 時代が「平成」から「令和」へと移り変わる中、世界に目を向けると、依然として、民族や宗教の対立などから、地域紛争やテロの脅威にさらされている国や地域があります。貧困、難民、飢餓、地球規模の環境問題など、生命と人間の基本的人権を脅かす多くの課題が存在しています。
 他方、朝鮮半島を巡っては、南北の首脳会談や米朝首脳会談による問題解決へのプロセスなど、対話による平和構築の動きもみられます。
 真の恒久平和を実現するためには、世界の人々が更に相互理解に努め、一層協力・調和していかなければなりません。

 沖縄は、かつてアジアの国々との友好的な交流や交易を謳(うた)う「万国津梁(ばんこくしんりょう)」の精神に基づき、洗練された文化を築いた琉球王国時代の歴史を有しています。

 平和を愛する「守禮(しゅれい)の邦(くに)」として、独特の文化とアイデンティティーを連綿(れんめん)と育んできました。
 私たちは、先人達から脈々と受け継いだ、人を大切にする琉球文化を礎(いしずえ)に、平和を希求する沖縄のチムグクルを世界に発信するとともに、平和の大切さを正しく次世代に伝えていくことで、一層、国際社会とともに恒久平和の実現に貢献する役割を果たしてまいります。

 本日、慰霊の日に当たり、国籍や人種の別なく、犠牲になられた全ての御霊(みたま)に心から哀悼(あいとう)の誠(まこと)を捧げるとともに、全ての人の尊厳を守り誰一人取り残すことのない多様性と寛容性にあふれる平和な社会を実現するため、全身全霊で取り組んでいく決意をここに宣言します。

 御元祖(うぐゎんす)から譲(ゆじ)り受(う)きてぃ、太平(てーふぃー)(平和)世(ゆー)願(にげー)い愛(かな)さしっちゃる肝心(ちむぐくる)、肝清(ちむぢゅら)さる沖縄人(うちなーんちゅ)ぬ精神(たまし)や子孫(くゎんまが)んかい受(う)き取(とぅ)らさねーないびらん。
 幾世(いちぬゆー)までぃん悲惨(あわりくり)さる戦争(いくさ)ぬねーらん、心安(くくるや)しく暮(く)らさりーる世界(しけー)んでぃし、皆(んな)さーに構築(ちゅくてぃ)いかんとーないびらん。
 わした沖縄(うちなー)御万人(うまんちゅ)と共(とぅむ)に努(ちとぅ)み尽(ち)くち行(い)ちゅる思(うむ)いやいびーん。

We must pass down Okinawa’s warm heart we call “Chimugukuru” and its spirit of peace, inherited from our ancestors, to our children and grandchildren.
We will endeavor to forge a world of everlasting peace.
I am determined to work together with the people of Okinawa.

                          令和元年6月23日

                           沖縄県知事 玉城 デニー

  ※方言及び英語の訳
    先人から受け継いだ、平和を愛する沖縄のチムグクル(こころ)を後世(子や
    孫)に伝えなければなりません。
    いつまでも平和で安心した世界をみんなで築いていかなければなりません。
    沖縄県民の皆さんと共に努力していくことを決意します。


初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion8784:190705〕

http://chikyuza.net/archives/95046
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK262] <参院選>政治のウソ暴く「れいわ新選組」 聴衆「イエスもこうやって現れたんじゃないのかな」(田中龍作ジャーナル)
【参院選】政治のウソ暴く「れいわ新選組」 聴衆「イエスもこうやって現れたんじゃないのかな」
http://tanakaryusaku.jp/2019/07/00020432
2019年7月5日 01:05 田中龍作ジャーナル


街頭演説は辻説法の様相を見せる。山本太郎が放つ言葉の力だろう。=4日、秋葉原 撮影:田中龍作=

 ディープな当事者たちの出馬で世の支配層を恐々とさせているのが、山本太郎率いる れいわ新選組 だ−

 参院選挙が公示された4日、届け出を済ませた れいわ新選組 の候補者10人のうち、難病ALS患者の候補をのぞく9人の候補が、秋葉原の街宣会場に顔を揃えた。

 秋葉原駅頭には多くの有権者が詰めかけた。業界団体や労働貴族の動員ではない。永田町や新聞テレビでまかり通るウソのため、生活を脅かされている人々だ。

 「原発のウソ」「公明党・創価学会のウソ」…当事者候補たちが暴露する度に聴衆は沸いた。

 最も拍手と歓声が大きくなるのは、消費税のウソが暴露された時だ。

 山本太郎が鬼の形相で唸るように言う―

 「消費税は増税でもなく凍結でもなく、減税しかないですよね。廃止にしてしまえってことなんです」

 「財源どうすんだ?って話。消費税が始まるまではどうやっていた? 所得税と法人税から取っていたんです。消費税が出て来てからその2つの税金はどうなったか。どんどん税率が安くなった。要は金持ちをもっと金持ちにするために、大企業を儲けさせるために、尻拭いとしてあなたに払わせる消費税が上がっていった」

 「消費税。社会保障になんて一部にしか使われていません(山本太郎事務所は消費増税分のうち84%が使途不明であることを突き止めている)」

 「こんな不平等な税制の下では本当にみんな殺されてしまう。消費税凍結、ぬるいこと言ってるな野党、そう思いませんか」。


大西つねき候補。選挙期間中、全国各地を回って財政のウソを暴く。=4日、秋葉原 撮影:田中龍作=

 JPモルガン銀行の為替ディーラーだった大西つねき候補は、経済に明るい―

 「大きな動きが起き出している。真実があきらかになる動き。真実を求める人達の動きは止らない。ほとんどの人達はウソばっかりの政治に飽き飽きしている」

 「いちばん大きなウソは財源がないという話。財務省のとんでもないウソがずっと続いてきている。そのウソをぶちこわすために僕はここにいます。17日間もあればウソがバレバレになるには十分な時間です」

 「いままでの与党も野党も、全くどうしようもないというのが分かります。そうすればこれは新しい時代の幕開け」。

 演説後、大西は田中の質問に「消費税のウソが一番大きい。あそこを明らかにすれば、ガタガタになる」と話した。

 聴衆に聞いた。

 前回(5月9日)の秋葉原街宣で耳を傾けていた女性(20代)は、今回も足を運んだ。「(れいわ新選組は)ウソがないからいい」とスッキリした表情で語った。

 文筆業の男性(50代)は「自公は言葉を弄してる。枝野も一緒。自公と共通するものがある。山本太郎の言葉の力は凄いね。イエスも2千年前こうやって現れたのじゃないのかな」。(敬称略)


多士済済の当事者候補たち。=4日、秋葉原 撮影:田中龍作=

  〜終わり〜

  ◇
山本太郎という希望を失ってはなりません―

「虐げられし者よ立ち上がれ」。山本太郎の革命を田中龍作は最後まで見届けます。





























http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 韓国への経済制裁発動――日本政府は、冷戦体制下の「大いなる勘違い」に気づくべきだ(ちきゅう座)
2019年 7月 3日
<矢沢国光(やざわくにてる):ちきゅう座会員>


 日本政府は、7月1日、韓国に対する半導体材料の輸出規制を決定した。徴用工問題での経済制裁である。

 だが、日本政府の経済制裁発動は、慰安婦問題以来の、一貫した「大きな勘違い」にもとずいている。

 日本政府の勘違いとは何か?「歴史問題は解決された」という勘違いである。

 日本と韓国のあいだの「歴史問題」――日本という国家が、朝鮮半島の住民に対して数十年にわたって植民地支配したという歴史的犯罪行為をどう償うかという問題――は、解決されたのではなく、「棚上げされた」だけだったのだ。

 なぜ「棚上げされた」のか?冷戦体制への移行に伴って、アメリカが「米日韓」の軍事同盟の構築を必要としたからだ。東条内閣の商工大臣・岸信介は、巣鴨プリズンから釈放されて、戦後日本の指導者として復活した。復活させたのは、冷戦体制の構築に日本を必要としたアメリカである。朝鮮戦争では、米軍は在日基地を前線基地として韓国軍とともに戦った。日韓は、ともにアメリカの極東安全保障体制に組み込まれた。こうして、日本の韓国に対する「歴史問題」は、棚上げされた。

 日本は、韓国への植民地支配を本気で謝罪していない。謝罪しなくても、アメリカの東アジア体制の一翼を担うことが許されたからだ。

 韓国は、日本の植民地支配への糾弾を貫徹できなかった。朴正熙軍事政権が日本からの経済支援によって北朝鮮に対抗しうる経済的軍事的体制を作ることを優先させたからだ。アメリカも、「歴史問題」の解決よりも、米日韓が結束して対ソ対中の軍事体制――冷戦体制――を構築する方を優先した。

 被害者が加害者に対してより徹底した謝罪を求めるとき、加害者が「謝罪はもう済んだ、つべこべ言うな」と、脅迫まがいの言動をするのは、ふつうはあり得ない。冷戦体制下で例外的に「歴史問題の棚上げ」という特殊事情があり、しかもその特殊事情のあったことを忘れてしまった日本政府だけが「ふつうはありえない」言動を平気で行っている。恥ずかしいかぎりだ。

 だが、いまや冷戦体制そのものが過去のものとなった。

 アメリカ自身が「世界の警察官をやめる」と公言している。オバマ大統領と、オバマきらいのトランプ大統領も、この点では、一致している。

 トランプ・金正恩の米朝トップ会談が3度実現し、世界で唯一残っている「冷戦による分断国家」は、分断の解消に向けて舵を切った。

 トランプは「日米安全保障条約の解消」を口にするようになった。ソ連・東欧体制崩壊から30年経ったいま、「冷戦体制」はヨーロッパでも東南アジアでも解消し、中東で液状化し、唯一残った東アジアでも解体しつつある。

 「歴史問題は解決した」という前提で韓国に経済制裁を発動した日本政府の言動は、冷戦体制の崩壊という事態の進行によって、その前提が崩れる。大いなる「勘違い」が立ちゆかなくなる。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/

〔opinion8781:190703〕

http://chikyuza.net/archives/95025
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 一強国会が壊した民主主義 強行の日常、深まらない議論(朝日新聞)
朝日新聞デジタル 2019年7月1日23時03分 斉藤太郎、内山修

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190701002410_commL.jpg
参院法務委員会で出入国管理法改正案が採決される際、委員長席でもみ合う与野党の議員=2018年12月8日未明、国会内

 参院選で改選されるのは2013年に当選した議員たちだ。その歩みは再登板した安倍晋三首相の政権6年半とほぼ重なる。13年参院選では自民党が大勝し衆参ねじれが解消、国会は政権の意向がそのまま反映される「一強国会」へ歩み始めた。与野党の圧倒的な議席差のもと、国会は何を得て、何を失ったのか。

 委員会での法案の反対討論の目安は3分。だがその演説は30分に迫っていた。

 「ルールを守れ!」。昨年6月の参院内閣委。与党議員の声を無視して、山本太郎氏は環太平洋経済連携協定(TPP11)関連法への反対討論を続けた。

 山本氏は当時、自由党共同代表。「一人牛歩」「焼香パフォーマンス」といった議場の行動で「トリックスター」の異名を取る。しびれを切らした与党議員が「討論終局の動議を提出する」と言い出した。

 「ダメだ」。立憲民主党の白真勲氏は動議の提出を制しつつ「選挙に勝つしかないんだよ」と山本氏に演説をやめるよう諭した。動議が可決されれば、多数派が野党の発言を強制的に終わらせる前例となるからだ。

 山本氏はうつむいて「確かにそうですね」とつぶやき、演説を終えた。関連法は与党などの賛成多数で委員会可決、本会議でも可決され、成立した。

■強引な議事進行、日常に

 憲法は国会を「国権の最高機関」「国の唯一の立法機関」と定める。最後は多数決になるため、選挙で勝った多数派が主導権を握るが、議論によって法律の必要性や問題点を明らかにし、必要なら法案を修正したり、撤回させたりするのが国会の大切な機能だ。

 少数政党の主張が尊重される理由はそこにある。国民の支持があれば、法案に反対するための審議の引き延ばしなど「議事妨害」はある程度容認されてきた。

 もし野党が、法案を審議する委……こちらは有料会員限定記事です。残り:1279文字/全文:1998文字

https://www.asahi.com/articles/ASM6N40W6M6NUTFK00H.html?iref=pc_rellink
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 韓国の「反日」は亡国の域に達してしまったようだ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/07/blog-post_62.html
7月 05, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<韓国大統領府は4日、国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、日本政府による韓国向け半導体素材の輸出規制強化を「世界貿易機関(WTO)の規範や国際法に明白に違反した報復」と断定。日本の措置撤回に向け、対応策をとっていくことを決めた。

 大統領府によると、対応策にはWTOへの提訴のほか、国際社会に喚起するため「日本の措置の不当性と自由貿易主義への違反」を主要国に説明することが含まれている。「報復」と既定したのは「安倍晋三首相がメディアとのインタビューでそう明らかにしたためだ」と主張している。

 また、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政相は同日のラジオのインタビューで、いわゆる徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じた韓国最高裁判決への「明白な経済報復、国際法違反であり、撤回しなければ相応の措置を必ず取る」と断言した。

 対韓輸出規制強化が4日から発動されたことで、韓国社会には動揺が広がっている。メディアの報道の大半は、輸出規制強化に割かれている。中央日報など複数の韓国紙は、日本の措置が緒に着いたばかりであることを識者の意見を紹介して報道。「日本が今後切る報復カードは190種類に及ぶ」(同紙社説)と危機感を前面に出した。自動車業界など、半導体以外の製造業にも悪影響が及ぶ可能性を懸念する報道も多い。

 安倍首相は3日、党首討論会で「相手が約束を守らない中で優遇措置はとれない。禁輸措置ではなく優遇措置の撤回で、WTO違反ではない」と述べた。このため「報復を認めた」とする報道も目立った。

 ネット上では日本企業のリストとともに、日本製品の不買運動の呼び掛けが拡散。日本旅行中止をうながす書き込みも出ている>(以上「産経新聞」より引用)


 韓国経済副首相兼企画財政相は同日のラジオのインタビューで、いわゆる徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じた韓国最高裁判決への「明白な経済報復、国際法違反であり、撤回しなければ相応の措置を必ず取る」と断言した、という。なぜ韓国人は一方的に相手を批判し続けるのだろうか。

 日本側の論理も検討した上で、反論するのなら解るが、一方的な集団ヒステリーを牽引するかのような政府首脳の発言には驚く。それでは最後まで行き着き、日韓は国交断行にならざるを得ない。

 韓国は日本との国交が閉ざされることが何を意味するのか理解しているのだろうか。との有事の際には日本が韓国の兵站ともなり軍事基地ともなるのは承知の上だろうか。そうした日本の後方支援なくして韓国は北朝鮮と戦えない。

 それとも実態が何もない南北融和がこのまま進むとでもファンタジーの中で夢見ているのだろうか。韓国は北朝鮮と肝心かなめの政治体制をどうするのかを話し合っていない。金正恩独裁体制で南北を統一するのか、それとも韓国並みの自由と民主主義社会で統一するのか、具体的な話は何も出来ていない。

 南北融和はまだまだファンタジーの世界だ。だから南北の現実は「休戦状態」にある。いつでも戦争再開する状態にあることを忘れてはならない。

 そうした国家の状態で、後方支援を頼まざるを得ない日本と敵対するとは狂気の沙汰だ。少なくとも日本と国交断絶して韓国の未来はない。そうした大局観の判断が出来る政府要人は皆無なのだろうか。それともそうした現実を見据えた政治家は不人気で国民やマスメディアによって弾劾されるのだろうか。

 いずれにせよ、二国間の条約を無視して国際慣行を破ったのは韓国だ。日本から「すべての」賠償金をせしめたのを黙っていたのは韓国政府の問題であって、日本の問題ではない。すでに北朝鮮分の賠償金も支払い済みだということをここで明言しておく。

 それも金正恩氏が知らないから日本に賠償請求できる、と北朝鮮当局者が考えているとしたら相当にお目出度い。日本国民は朝鮮半島にはウンザリしている。いまこそ百年以上も前に福沢諭吉が記した「脱東亜論」を実践すべきとの声が高まっている。そうした日本国内の世論に対して、韓国政府は真剣に事態の収束を考えるべきではないのか。



http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 安倍首相また“ステルス遊説”支持者にしか日程詳細明かさず(日刊ゲンダイ)
   


安倍首相また“ステルス遊説”支持者にしか日程詳細明かさず
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257668
2019/07/05 日刊ゲンダイ


公示日は「福島あづま果樹園」で第一声(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相が一昨年の衆院選に続き、また遊説日程隠しに走っている。4日の参院選公示日、安倍首相は福島市の果樹園で第一声をあげ、その後、4カ所を回ったが、自民党本部は日程を一切公表しなかった。

 安倍首相は5日に新潟入りするが、その日程も非公表。自民党のホームページでは、二階幹事長ら11人もの幹部の詳細な遊説日程が並んでいるのに、総裁(首相)は載っていない。一方で、遊説先の新潟県連は支持者向けに安倍首相の来訪を告知しており、地元紙に場所や時間を明記した広告も出している。

 安倍首相の遊説については、17年夏の都議選の秋葉原で「辞めろ」コールなど激しいヤジが飛んだことがきっかけで、その年の秋の衆院選から日程隠しが始まった。また、今回もステルス作戦。一部の支持者に対してしか演説できない人物がこの国の首相って、どうなのか。


自民党・安倍晋三総裁街頭第一声

































http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/738.html

記事 [政治・選挙・NHK262] あれま、なんと韓国で植村隆氏の「後援会」結成 有名大元総長ら参加、法廷闘争支援
あれま、なんと韓国で植村隆氏の「後援会」結成 有名大元総長ら参加、法廷闘争支援
(新ニュース&記事速報−1)
https://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum2/Asahishinbunno-Nippongun-ianfuno-kyouseirenkoutoiu-gohoudouno-shisshitushade-moto-asahishinbunkisha-uemuratakashi-genkokuga-sakuraiyoshikoshirawo-meiyokisonde-uttaeta-saiban/wforum.cgi?mode=read&no=1&reno=no&oya=1&page=0#1

参照先 : https://www.sankei.com/world/news/190704/wor1907040020-n1.html
初期の慰安婦報道に携わった元朝日新聞記者、植村隆氏の後援会が、韓国で結成されたことが4日、分かった。有名大学の総長経験者や大手新聞社の元幹部らがメンバーに名を連ね、金銭面などで植村氏を支援していくという。

 関係者によると、「植村隆と活動を共にする会」は6月下旬に結成。梨花女子大の元総長や左派紙ハンギョレの元論説主幹、市民団体幹部ら12人で結成された。植村氏は自身の記事を「捏造(ねつぞう)」と指摘した記事などで名誉を傷つけられたとして複数の訴訟を起こしており、同会は訴訟費用のカンパを呼びかける。また、植村氏が現在発行元の社長を務める「週刊金曜日」の定期購読や広告出稿で植村氏を支えていくという。

 同会の総務担当者は植村氏が一連の訴訟で敗訴していることについて「日本社会の右傾化が影響しているのではないか」と主張。「日本の良心ある市民運動と連帯し、植村氏を助けたい」と述べた。植村氏は産経新聞の取材に対し、「後援会の結成については承知していないが、韓国での多くの支援には感謝している」と話した。

 朝日新聞記者だった植村氏は平成3年8月、韓国人元慰安婦とされる女性の証言を初めて掲載した。東京地裁は6月26日、植村氏が文芸春秋などを提訴した名誉毀損(きそん)訴訟の判決で、女性には日本軍に強制連行されたとの認識がなかったのに、「戦場に連行された」との事実と異なる記事を書いたと認定。植村氏の請求を棄却した。(時吉達也)

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以下は本サイト記載の関連ニュースや記事です。

     2015年2月に元朝日新聞記者の植村隆氏に櫻井よし子氏らが提訴されたのを受けた、第1回口
     頭弁論後の日本記者クラブでの櫻井よし子氏の記者会見です。

*2016/04/24 慰安婦報道論評記事で植村隆元朝日記者が、桜井よし子氏・ワック・新潮社・ダイヤモンド
       社に対し、名誉毀損をめぐる損害賠償訴訟 

櫻井よしこ氏会見詳報

(1) 「法廷闘争は言論の自由から考えて非常におかしい」(産経新聞)
   http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20160424-ianpuhoudou-ronpyoukijide-uemurayakashi-moto-
asahikishaga-saakuraiyoshikoshi-wakku-shinchosha-diamondsha-nitaishi-meiyokisonde-teiso-
hikoku-sakuraiyoshikoshi-kaiken-1.htm

                                    
(2) 「金学順さんが40円で売られたことは事実」(産経新聞)」
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20160424-ianpuhoudou-ronpyoukijide-uemurayakashi-moto-
asahikishaga-saakuraiyoshikoshi-wakku-shinchosha-diamondsha-nitaishi-meiyokisonde-teiso-
hikoku-sakuraiyoshikoshi-kaiken-2.htm

                                            
(3)「産経は訂正していますよね。最後までしなかったのは朝日と植村さん(産経新聞)
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20160424-ianpuhoudou-ronpyoukijide-uemurayakashi-moto-
asahikishaga-saakuraiyoshikoshi-wakku-shinchosha-diamondsha-nitaishi-meiyokisonde-teiso-
hikoku-sakuraiyoshikoshi-kaiken-3.htm


(4)「暴言とか言葉による暴力を否定しなかったことはありません」(産経新聞)
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20160424-ianpuhoudou-ronpyoukijide-uemurayakashi-moto-
asahikishaga-saakuraiyoshikoshi-wakku-shinchosha-diamondsha-nitaishi-meiyokisonde-teiso-
hikoku-sakuraiyoshikoshi-kaiken-4.htm
  

(5)執拗に食い下がる北海道新聞記者に… (産経新聞)         
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20160424-ianpuhoudou-ronpyoukijide-uemurayakashi-moto-
asahikishaga-saakuraiyoshikoshi-wakku-shinchosha-diamondsha-nitaishi-meiyokisonde-teiso-
hikoku-sakuraiyoshikoshi-kaiken-5.htm 

*2015/02/23 恫喝に等しいスラップ訴訟成立か:170人の大弁護団抱える植村訴訟の争点 現代史家・秦郁
彦                        産経新聞
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/doukatuni-hitoshii-surappu-soshou-seirituka-170nin-no-
daibengodan-kakaeru-uemurasoshouno-souten-gendaishika-hata-ikuhiko.htm


*2015/02/11 元朝日記者の植村隆氏、櫻井よし子氏らを提訴 慰安婦記事「捏造ではない」?? (SO
CIETY) かいけつ

  http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/20160424-uemuratakashi-moto-ashikishaga-sakurai-
yoshikoshirawo-teiso-ianpukiji-netuzoudehanai-
quesuchon.htm                               

*2015/01/11 元朝日新聞記者 植村隆 慰安婦の強制連行捏造に加担した福島瑞穂ら反日弁護士に担がれ
逆切れ提訴、その訴状で、宇都宮健二と170人のお仲間の名前まで公表した模様    
Zakzak
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/motoasahishinbunkisha-uemuratakashi-ianfuno-
kyouseirenkouni-katanshita-fukushimamizuhora---------------170ninno-onakamano-
namaaemade-kouhyoushita-moyou.htm

2ちゃんねる関連記事  >元朝日の植村隆氏「私は捏造記者ではない。
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1420956534/

      不当なバッシングに屈するわけにいかない!? 弁護団は170人★4


*2015/01/09 弁護士の圧力団体と言える自由法曹団に乗っかり、朝日新聞元記者 植村隆が週刊文春を提
訴 これそのまんま恐喝じみた韓国人式提訴だろw 実にキモイ提訴だ 怪傑-時事ドットコ

 http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/bengoshino-aturyoku-dantaito-ieru-jiyuhousoudanni-
nokkari------------------jitini-kimoi-teisoda.htm 


*2015/01/09 元朝日記者が文春など提訴=「慰安婦捏造」は名誉毀損−東京地裁     時事ドットコム
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/motoasahikishano-uemura-takasiga-bunshunadowo-
teiso-ianpunetuzouha-meiyokison-tokyo-tisai.htm


    2ちゃんねる関連記事 >元朝日新聞記者の植村隆氏が週刊文春を提訴★3
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1420854101/
  
                  >元朝日新聞記者の植村隆氏が週刊文春を提訴★4
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1420934034/-100

下記内容の阿修羅への投稿とレス  国には憲法改正をハリボテにしない為にも、植村隆や福島瑞穂・高木健一・戸塚悦郎弁護士などを国に対する名誉毀損で提訴・起訴してもらいたい これができないようなら、憲法改正などやる意味がないだろう。


*2015/01/09 慰安婦の強制連行報道で切羽詰まった元朝日新聞記者、植村隆氏が西岡力氏などを逆提訴
       170人の代理人(弁護士)を使い個別に攻撃する裁判闘争を選択    産経新聞
      http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/ianpuno-kyouseirenkou-houdoude-sappa-tumatta-
      moto-asahishinbun-kisha-uemura-takashisiga------------saiban-tousouwo-sentakuhe.htm
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK262] ALS当事者の舩後靖彦さん木村英子さん 突貫工事です 
ALS当事者の舩後靖彦さん木村英子さん 突貫工事です
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51972440.html
2019年07月05日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


れいわ新選組 特別枠 @舩後さんA木村さん

参議院選挙に当選したと仮定しなければなりません
のが 参議院の立場です
車いす対応までだったではすまされません

NHKがパラリンピック宣伝放送で日本国民は すばらしく
理解度が進みました

お二人だけでなく 車いす必然候補も
あの乙武氏も よし俺も
と 続々です

***

健常者議員は 言われる前には打算で動き
言われてからでは遅いのです
もうすぐ当選します

@関係議会職員は介護 看護のプロが必要です
A改修設計も未経験健常者では間に合いません 
B当選予定者の下にすぐいき 必要情報を得てください
C議員宿舎もです 
Dすぐに議長は対策本部を立ち上げてください これからも一杯当選しますよ
E本当にきちゃいますよ どうすんですか ぼ〜とするんですか





























http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/740.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 2千万円ためるより1票で政府を変える方が簡単。(かっちの言い分)
2千万円ためるより1票で政府を変える方が簡単
https://31634308.at.webry.info/201907/article_5.html?1562329580

参議院選挙が始まった。マスコミに出てくのは自民や主要野党である。れいわに肩入れしてあげたくなるが、れいわの候補者は全くメジャーなマスコミ(TV)には出て来ない。全国の比例区の国民にどれだけ浸透するか心配である。サイは振られた以上、がんばってもらうしかない。

TVの各社が選挙の争点は何かと市民に問うたら、かなりの人が年金問題を取り上げていた。この年金問題は、自民だ、立憲だのイデオロギーの話と全く別問題である。国民の誰もが関わる共通問題で、争点として根が深し広がりがある。つまり、国民共通の問題であり、共通の懸念材料である。

社民の福島議員が、ズバリこの本質を突いた意見を述べた。年金不足分2000万円を貯めるより、投票の1票で体制を変える方が簡単であることは確かである。福島氏はマクロ経済スライドを基礎年金部分に掛けるのは中止すべきではないかと述べている。基礎年金部分はどこかというと、国民年金の部分である。現状でも月6万円前後のものが、スライド化することにより5万円、4万円になる可能性がある。生活費というより、もうこずかい程度の額である。これで暮らせと言われても無理というものだ。麻生大臣は2000万円の数字は、勝手に金融庁の役人が配慮もなく掲載しものだと述べた。その挙句に、そのお役員は定年延長もなく辞めざるを得なくなった。当たり前のことを書いたのに、不安を煽ったと責められクビされた。まるで、森友事件の近畿財務局の職員が責任を負わされたことと同じである。

もうこんな嘘つき政府を変えるには、あなたの1票でしかない。同じ思いの1票が集まれば政治を変えられる。

社民・福島氏「2千万ためるより1票で変える方が簡単」
2019年7月5日
https://www.asahi.com/articles/ASM7554GJM75UTFK015.html
福島瑞穂・社民党副党首(発言録)
 老後2千万円が必要という金融庁の報告書に、私、本当に怒りました。長生きすると2千万円必要、死ぬまで働け、年金をあてにするな。おまけに投資せよ、というものです。自己責任、自己責任、自己責任。こんなの政治の放棄ではないでしょうか。自己責任でやれるなら、政府は要らないですよ。安心できる年金と、雇用の立て直しこそ、政治がやるべきではないでしょうか。
 「マクロ経済スライド」を基礎年金部分にかけるのは中止すべきではないですか。貴重な年金積立金を株に投入するのも変えるべきではないですか。参院で「立憲野党」が過半数をとれば安倍政権は退陣をします。国民の生活をみない安倍政治よ、さようなら。政治を私物化する「俺様政治」の安倍政治よ、さようなら。そして、みんなの政治よ、こんにちは。2千万円ためるより、1票で変えるほうが簡単です。(千葉県内での街頭演説で)

http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 「れいわ新選組」! あっちは150人、こっちは1000人! 


「れいわ新選組」! あっちは150人、こっちは1000人! 
https://85280384.at.webry.info/201907/article_28.html
2019年07月05日 半歩前へ

 ネットに、山本太郎の「れいわ新選組」は既存政党を喰いつくす、との投稿を見つけた。現場を取材したフリーライターが書いた記事だ。

 JR新宿駅前広場での選挙演説。

 「れいわ新選組」に集まった聴衆はざっと1000人。

 対する政権党の自民党はたったの150人。

 山本太郎の訴えと皆さんの後押しでここまで来た。

 みんなでやればできるということを証明した。しかし参院選挙はこれではダメだ。

 この1000倍、1万倍の支持を獲得しなければならない。

 「れいわ新選組」の名前はまだ、まだ、知られていない。

 みなさん、「れいわ新選組」の拡散を頼むよ!

**********************

これがその記事である。

 山本太郎の「れいわ新選組」は既存政党を喰いつくす

 山本太郎氏が率いる「れいわ新選組」の進撃が止まらない。

 7月2日午後7時から新宿駅西口で行った街頭演説会には約1000名が集まった。

 山本氏は同場所で6月19日にも演説会を開いたが、それよりも確実に聴衆の数は増えている。

 自民党は同日、同じ場所で街宣を行った。参議院選に東京都選挙区から出馬予定の丸川珠代元環境大臣と比例区から出馬予定の丸山和也氏の他、非改選の中川雅治元環境大臣や青山繁晴氏、朝日健太郎氏が参加。

 G20で大役を終えたばかりの世耕弘成経産大臣や党女性局長の三原じゅん子氏も応援に駆け、豪華な面々が顔を揃えた。

 ところが集まった人たちはせいぜい150名。

 山本氏の演説会にはるかに及ばない。そればかりではない。空気が違うのだ。

詳しくはここをクリック
https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20190703-00132640/



















http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 大臣経験者が落選危機 参院選注目の女性候補22人当落予想(日刊ゲンダイ)



大臣経験者が落選危機 参院選注目の女性候補22人当落予想
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257666
2019/07/05 日刊ゲンダイ


塩村文夏候補(左)と亀石倫子候補(C)日刊ゲンダイ

 4日公示された参院選(21日投開票)。女性の候補者は104人で全体に占める割合は過去最高の28.1%となった。各党ともかつてほどの“タレント候補”擁立合戦にはなっていないが、あの気になる女性候補は当選できるのか? 政治評論家の野上忠興氏と政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏の分析を参考に、日刊ゲンダイが注目の22人の当落を予想した(別表)。

  ◇  ◇  ◇

「老後資金2000万円不足問題」や「陸上イージス調査ミス」などで1人区では自民党に大逆風が吹いている。宮城、秋田、山形、福島はいずれも野党統一候補が優勢で、3期目を目指す大臣経験者の森氏に赤信号がともった。

 東京では自民の丸川氏と共産の吉良氏が当選圏内。セクハラやじ被害で有名になった塩村氏も議席を獲得できそうだ。

「れいわ新選組の山本太郎代表が比例に回ったことで、当選枠6つの東京選挙区には1議席の余裕ができた。この女性3人は最終議席争いから脱出しました」(野上忠興氏)

 最高裁で違法性が認められたGPS捜査裁判の主任弁護人を務め一躍脚光を浴びた亀石氏は、維新が強い大阪という土地柄で苦戦中。地元テレビの人気アナで元衆院議員の永江氏は、3年前の参院選で落選した屈辱を晴らせそうだ。


(左から)斉藤里恵候補、市井紗耶香候補、白沢みき候補(C)日刊ゲンダイ

■女性が増えそうな立憲

 比例で注目は12〜13議席を獲得できそうな立憲民主党。組織票を稼げる連合系の候補者は5人なので、残りは7〜8議席。立憲の比例候補の中で圧倒的知名度の市井氏は当確だ。筆談ホステスの斉藤氏やTOKYO MXテレビで朝の番組の顔だった白沢氏にも、イスが回ってくる可能性が高い。

「昨年5月に候補者数をできるだけ男女均等になるよう促す法律が成立したこともあり、立憲は積極的に女性候補の面接を重ねてきていました。結果、党全体の候補者の45%が女性という高い比率になったことは評価していい。女性議員は自民党では媚びないと出世できない。野党なら女性を前面に出す戦いを挑める」(鈴木哲夫氏)

 この国の最大のテーマである少子化や介護の問題には、確かにもっと女性の視点が必要だ。 






http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK262] 百田尚樹VS維新・足立康史の醜すぎるツイッターバトル! さんざん持ち上げてきた大阪都構想をつぶすと言い出す百田の無節操(リテラ)
百田尚樹VS維新・足立康史の醜すぎるツイッターバトル! さんざん持ち上げてきた大阪都構想をつぶすと言い出す百田の無節操
https://lite-ra.com/2019/07/post-4819.html
2019.07.05 百田尚樹VS維新・足立康史の醜すぎるバトルで百田の無節操が露呈 リテラ

    
    「月刊Hanada」7月号、8月号で連続で対談していた2人だが…


〈フォロワーの皆さん、昨夜は実におぞましい姿をお見せしてしまいました。まるでチンピラでしたね。お恥ずかしい。これまでツイッターで乱暴な言葉遣いは何度もしてきましたが、全部芸です。しかし昨日はマジでした。まだまだ修行が足りないなと反省です。しばらくツイッターを謹慎します〉

 4日、自身のTwitterで「謹慎」を宣言した作家の百田尚樹氏、普段はどんなにデマやヘイトを批判されても謝らないあの百田センセイが「反省です」と口にするとは、いったい、なにがあったのか。

 すでにネット上では広く知られているが、原因は、百田センセイと日本維新の会の“暴言王”足立康史衆院議員の“Twitterでの喧嘩”だ。

 発端は例の『日本国紀』(幻冬舎)の編集を手がけた百田氏の“盟友”・有本香氏と、大阪維新の会法律顧問・橋下徹元大阪市長との間で勃発したバトル。そこに橋下氏側から足立議員が、有本サン側から百田センセイがしゃしゃり出てきて、世にも醜い罵倒合戦へと発展したのである。

 正直、その議論自体はポジショントークみたいなものなのだが、流れを簡単におさらいしておこう。

 そもそも、維新は今回の参院選のマニフェストのひとつに「9条議論の前提として国立追悼施設の整備やインテリジェンスの創設」を掲げているのだが、これに対して有本サンが〈基本的知識を備えないまま、安易な策(この場合は追悼施設建設)を繰り出すのが維新の問題点〉と批判したのが先月29日のこと。そこへ橋下氏が〈少なくても僕が代表の時、靖国の歴史くらいは十分に勉強している〉と噛み付いて論争に。

 この言い争いのなかで、橋下氏の影から足立サンがしゃしゃってくる。それを、有本氏が〈「僕、問題解決のためこんなに仕事してます」アピールしようとする政治家〉と批判、橋下氏が〈「私たち、こんなにかっこよく正論を言っているでしょ!」アピールしようとする言論人〉と揶揄を仕返すと、後ろから百田センセイ出てきて〈その言い方は何ですか、橋下さん。討論の最中に、あまりにも人をバカにした言い方ではないですか?〉などと詰め寄るのだが、すると、今度は足立サンが上から目線でこうからかう。

〈百田さん、あまりにも人をバカにした言い方をしてきたのは、有本さん。橋下さんは、同じレベルまで降りていっただけ。まあ、本を売らないといけないのは分かりますが、私も、有権者の負託に応えなければなりません。口が悪いのはお互いさまです。何卒よろしくお願い申し上げます!〉(足立)

 足立サンの言う「本を売らなければいけないのは分かりますが」というのは、おそらく有本サンが発端のツイートで“維新は靖国問題を分かってない!『日本国紀』を読め!”という趣旨の宣伝まがいのこともツイートしていたことに対してだろう。

 とかく“人は本当のコトを指摘されるのが一番頭にくる”というが、有本サンがイライラした感じでツイートを返すと、足立サンは〈下品だっただけ〉〈有本さんの一連のツイートは、本当に失礼。内容ゼロ〉と煽りまくる。そして、これを見た百田センセイがプッツンしたというわけだ。

■持ち上げまくっていた「大阪都構想」を「つぶす」と言い出す百田尚樹の無節操

〈本を売らないといけないのは分かりますがって…… なんやねん、その言い方は。おちょくってるんか。謝れよ。ケンカやったら買うたるで。〉

〈しょうもないツイートしてるヒマあるんやったら、俺に何か言うて来い。きっちり謝まらへんのやったら、絶対に許さんぞ、このボケ。国会議員や思て、調子に乗っ取ったらえらい目にあうぞ。〉(百田)

 百田センセイはその後も〈ケンカやったら、何でもやるで。何やったら、殴り合いでもええで〉〈もう謝らんでええわ。まあ、いろいろ覚悟しとけや〉などと連発。もはや暴力団まがいだが、さらには維新がかかげる大阪都構想を「つぶす」と言い出した。

〈ここまで私をコケにする足立康史みたいなクソがのさばっている党は応援できないし、大阪都構想も支持できない。松井さんと吉村さんには悪いが、はっきり反対に回らせてもらう。〉

〈それに大阪にも住んでいないから都構想は生活に何の関係もない。〉

〈有本さん、もうこのガキ、謝っても許すな。ワシも許さん。こんなアホひとりを制御できない党もあかんやろ。松井さんと吉村さんには本当に申し訳ないが、来年の大阪都構想はつぶさせてもらうわ。〉(百田)

 いや、ちょっと待ってくれ(笑)。キレてるのは分かるが、百田センセイといえば、これまで“維新の味方”として大阪都構想を支持してきたのではなかったか。実際、4月の大阪W選挙でも維新の松井一郎市長と吉村洋文知事を応援するツイートを連投。自民党が俳優の辰巳琢郎に府知事選出馬を要請すると、〈もし、出馬したら、大馬鹿者ということを証明したことになるね〉〈即座に断らないところが、コジキ根性丸出しやね〉との罵倒を繰り返していた。

 つい先日も、極右雑誌「月刊Hanada」(飛鳥新社)の7月号、8月号と連続で松井市長と対談している。百田センセイは、W選挙で維新が勝利して「本当によかった」「大阪府民と大阪市民の答え、つまり民意」「自分には子も孫もいないけれども、自分たちが死んだあとも大阪に住んでいる若い人たちのことを考えて維新に投票してくれる。その気持ちは本当に嬉しいですね」(7月号)と絶賛し、「私は以前から、大阪都構想に大賛成してきました」(8月号)と都構想も持ち上げていた。

 それが、ちょっと“暴言王”足立サンに喧嘩を売られただけで、「大阪都構想をつぶす」ときた。しかも「大阪に住んでないから生活に関係ない」などと嘯いている。ようするにこのオッサン、最初っから政策なんて考えずに維新を応援していただけ。それをツイッターで自ら暴露してしまったというわけである。

■“裁判で負けても絶対謝らない”百田尚樹が謝罪? 安倍官邸と維新の蜜月が関係か

 一応、解説しておくと、維新は国政では安倍政権の“改憲補完勢力”で官邸と橋下氏・松井市長の関係は親密。だからこそ、安倍応援団の百田センセイは(とくに大阪では)維新の肩を持ってきたのだろう。まったく、底が知れるというか何と言うか……。

 そんな百田センセイだが、冒頭で紹介したように、4日にはこうしたTwitterでの発言を「反省」し、「謹慎する」と宣言した。いつもはデマに決定的な証拠を突きつけられようが、裁判で負けようが一切頭を下げない百田センセイが、今回は急にしおらしくなったのはなぜなのだろうか。

 実は、この罵倒合戦のさなか、百田センセイが「都構想をつぶす」などと言い始めるのと前後して、松井市長がTwitterで〈足立さん、橋下氏、百田氏、有本氏の靖国議論は主義主張の異なる現代人が英霊の魂にいかに報いればいいのか?という視点で本気で議論されており僕は大変勉強になりました。民間人である有本さんに、内容ゼロは失礼です〉とツイート。足立議員にしっかり謝罪するよう促すなど、必死にフォローにまわっていた。

 お怒りの百田センセイにヘコヘコとする松井市長も松井市長だが、こうした流れを考えると、やはり何かしらの手打ちでもあったのだろうか。あるいは、“改憲補完勢力”である維新との良好な関係を維持したい官邸筋から、百田センセイに矛をおさめるよう要請でも下ったのだろうか。

 いずれにしても、この「橋下・足立vs有本・百田」の醜いツイッターバトルによって明らかになったのは、百田尚樹というオッサンが、実際には政策など何にも考えないまま、維新を応援していたということだ。いや、それは実のところ、安倍首相に対してもそうなのかもしれない。

 ちなみに、百田センセイは4日に「ツイッター謹慎」を宣言した2時間後、ごく当たり前のようにツイートを再開した。さすがの“嘘つき”だが、「都構想つぶす」発言はともかく、足立議員に対してはいまだにご立腹な模様。表向き沈静化をはかろうとも、しこりは残り続けるだろう。本サイトとしては、このまま永遠にやりあってくれていっこうにかまわないのだが。

(編集部)






























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