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2020年2月26日00時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK270] <不気味な「再感染」続出>新型コロナは変異、劇症化しているのか 「2回目」は心停止で「突然死」の恐れも(日刊ゲンダイ)
 

 





「再感染」が続出 新型コロナは変異、劇症化しているのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/269518
2020/02/25 日刊ゲンダイ


医療施設を視察した習近平総書記(工場で防護服で働く従業員=左) (C)新華社/共同通信イメージズ

 とどまるところを知らない新型肺炎の拡大。安倍政権は感染防止に躍起だが、ここへきて新たな問題が噴出している。恐れていたコロナウイルスの「変異」「劇症化」の可能性が指摘されているのだ。

  ◇  ◇  ◇

 タイの医療専門ニュースメディア「タイ・メディカル・ニュース」電子版は23日付で、中国当局の情報として湖北省と四川省で、現在までに“再感染”した例が72件あったと報じている。先月31日にも、中国国家衛生健康委員会が「一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」と発表。警戒を呼び掛けていた。

 通常は、一度かかった感染症が治癒すれば体内に抗体ができ、2度感染するリスクは低くなるとされる。なのに、再感染が何件も出てきているのは、ウイルスが突然変異したからではないか、との見方が出ているのだ。

 前出の「タイ・メディカル・ニュース」は、世界屈指の医学部がある米国のジョンズ・ホプキンズ大学が公表しているコロナウイルスについての解説文を基に「再感染は、突然変異が原因の可能性がある」と報じている。

 一度治っても、再度感染することがあるのか。ハーバード大学院卒で医学博士の左門新氏は「『再感染』したのか、『再燃』したのか、区別が付けづらい」と前置きした上でこう語った。

「今回、せきや発熱などの症状が治まったかに見えて、再び悪化するケースが見られます。通常、特定のウイルスに対抗する抗体は3〜4週間で体内に生成され、抗体ができると、その後は再感染の可能性は低くなります。ただ、抗体が生成されるまでに完治した場合、再度感染することも考えられる。突然変異については、現時点では考えにくいでしょう。変異したかどうかはPCR検査で分かるので変異後のウイルス感染者が出てきてもおかしくありませんが、今のところそうした症例は確認できません。変異か否か判断するために必要な検査結果が、まだ十分に蓄積されていないのではないでしょうか」

「2回目」は心停止で「突然死」の恐れも

 いずれにせよヤバいのは、再感染した場合は重症化する恐れがあることだ。「突然死」する可能性まで指摘されている。「タイ・メディカル・ニュース」に加え、米「ニューヨーク・ポスト」と台湾のニュースサイトは、新型コロナの「震源地」である中国・武漢市で治療にあたる医者のコメントとして、「(新型コロナに)2回感染する可能性は高い。1回目の感染から免疫によって回復しても、服用した薬が心臓に負担をかけ、2回目に感染した際に抗体が機能するどころか病状を悪化させてしまい、心不全によって突然亡くなってしまう」と報じているのだ。

 今回の新型コロナはまだまだ正体が見えない。発生当初、厚労省は「ヒトからヒトへの感染は確認されていない」と、ノンキだったが、後に「ヒト・ヒト感染」することが分かった。「飛沫・接触」のみといわれていた感染経路についても、より危険な「エアロゾル」感染の可能性まで浮上している。今後、ウイルスが変異しても何ら不思議ではない。もし、一度かかってしまったら、「2回目」にはくれぐれも要注意だ。

【写真ギャラリー】「ダイヤモンド・プリンセス」号から下船はじまる









http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/115.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 感染拡大主因としての安倍内閣お粗末対応(植草一秀の『知られざる真実』) 
感染拡大主因としての安倍内閣お粗末対応
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-1e5cb3.html
2020年2月25日 植草一秀の『知られざる真実』


新型コロナウイルスの感染拡大に対して安倍内閣が対策基本方針を決定した。

菅義偉官房長官が

「ある意味、先手先手の対応だ」

と述べたと伝えられているが、ぶんぶくちゃがま、おへそでお茶が沸いてしまうコメントだ。

クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスは2月1日に沖縄県那覇港に寄港。

検疫と入国手続きを終えた。

その後、2月4日に横浜に帰港。

安倍内閣は実施済みの検疫を取り消して、再度検疫を行った。

その際、乗客、乗員全員に対するPCR検査を実施しなかった。

検査も実施せず、狭い船内に乗員・乗客を監禁して、船内での感染を拡大させた。

疾病の症状を示す高齢者に対して、下船させて医療機関での医療を受けさせることをせず船内で病状を悪化させた。

すでに4名の乗客が亡くなられている。

完全な人災である。

安倍内閣は2月25日に対策基本方針を決定したが、検査については、

「感染症法に基づいて医師の届け出で感染の疑いがある人を把握し、ウイルス検査を行う」

とした。

「民間の検査機関を含めて、ウイルス検査の機能向上を図る」

としたものの、感染の疑いを持つ人に対する広範な検査実施の方針を示さなかった。

ダイヤモンド・プリンセスの場合も、必要な検査を迅速に実施しないことが諸悪の根源になった。

検査を実施して感染が確認されることを恐れているとしか見えない。

安倍内閣に媚びを売るメディアは、韓国の感染者数が拡大していることを嬉々として報じる。

報道の基本姿勢があまりにも低レベルだ。

クルーズ船の乗客が4人も亡くなられた責任は安倍内閣の対応にある。

この問題の責任を厳しく問うのがメディアの役割である。

ウイルスに感染した疑いがあり、医療機関でPCR検査を求めても、医療機関が対応しない。

安倍内閣が可能な限り検査を実施しないよう圧力をかけているのだと推察される。

民間機関の能力をフル活用して感染を確認するPCR検査能力を拡充することが対策基本方針の出発点に置かれるべきだ。

クルーズ船から23名の乗員・乗客を検査なしに下船させた。

陰性の検査結果を得た乗客を下船させ、公共交通機関を利用して帰宅させた。

その乗客の感染が明らかになった。

お粗末極まりない対応を示し続ける安倍内閣。

感染が疑われる人に対してPCR検査を実施しないのだから、正確な感染者数を把握しようがない。

実態上の感染者数は、公表数値の100倍以上になっていると理解しておくべきだろう。

このレベルの感染が広がっているとすると、今後の感染拡大に最大の警戒が必要になる。

安倍内閣はすでに2月23日、新型コロナウイルスの国内での感染が拡大していることを認め、感染者が急増する危険がある「感染拡大の移行期」であることを発表している。

国内で感染経路が判明していない、いわゆる「市中感染」とみられるケースが増加していることが指摘されている。

感染者数は急増する恐れが高い。

それにもかかわらず、安倍内閣は広範な検査を実施せず、検査体制の拡充に極めて消極的だ。

正確な感染者数を把握することを恐れているのだろう。

しかし、このことが逆に感染を拡大させる原因になる。

感染者が市中に放置されるからだ。市中感染が広がる場合、一定の期間、感染者数は急増する。

まもなく3月を迎える。

これから感染者数が急増するなら、感染者数のピークは本夏頃になる可能性が高い。

五輪開催中止について現実的な検討が求められる。




http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/116.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 逃げ時です 安倍政権辞任出来レース ヨ〜イ! 
逃げ時です 安倍政権辞任出来レース ヨ〜イ!
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51981419.html
2020年02月26日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


@サクラ雪隠詰め
Aアベノミクス破綻
B東京5輪進も地獄(開催即中止なら割に合わない新コロナ東京で全世界へ責任)
CGDP二けた▼
D新コロナ(忍術誤魔化し)
E石破ならバトンが落ちる
F石破なら官房機密費剥がされる

これから墜落カンウントダウンがなり始めます

@〜Fは あうんの助けが必要です

安倍政権は後ろで「竹中平蔵ロクデモナ〜イ」がコントロール
しています 

***

竹中監督がマウンドに向かう時がきたようです
トカゲの安倍切です 

シッポ切って隠ぺいするには
岸田氏あたり(知らん顔できる人間)でしょう

オリンピック中止まで引きずれば
竹中平蔵氏は逃げれなくなります

オリンピックや色々の関係者に手切れ金バラマイテ逃げて
岸田は「知らん」で闇に消えるのです

石破氏には いじめられたウラミが煮えたぎっており
安倍氏を「この野郎!よくも 忌々しい」となります

***

もうそろそろ 「内示」の頃です
逃げきれなくなりますから


関連記事
<なんだ、こりゃ!具体策なし!>新型コロナウイルス 政府 対策基本方針を決定<対応は地方自治体、企業、個人に丸投げ>
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/109.html

NYダウ連日の急落 879ドル安、新型コロナ警戒一段と(日経新聞)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/206.html





http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/117.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 強行突破でいいのか 国民が怯える「呪われた五輪」の不安 旧日本軍さながら、被害を小さく見せる発想(日刊ゲンダイ)
 


強行突破でいいのか 国民が怯える「呪われた五輪」の不安
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269511
2020/02/25 日刊ゲンダイ


新型肺炎の拡大はとどまるところを知らない…(C)日刊ゲンダイ

 新型コロナに関する政府説明の信憑性が、また崩れた。大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した栃木県在住の60代女性の感染が確認された。

 女性は船内検査で「陰性」となり、政府は「新型コロナウイルスに感染している恐れはないことが明らか」とのお墨付きまで与えた。公共交通機関を使った帰宅も許したが、下船後の感染が判明すると大慌て。

 保健所には他の下船した乗客約980人にも下船後14日間は毎日、検温や体調を聞き取る電話連絡を入れるように要請し、症状がない人にも公共交通機関の利用を避けるよう求めた。相変わらずの朝令暮改、後手後手対応の繰り返しである。

 女性の船内検査の実施は下船5日前の14日。21日に発熱し、22日に再検査で陽性と認められた。WHOによると、ウイルスの潜伏期間は最長12・5日。船内検査が感染直後で体内のウイルスの量が少なかったにせよ、感染が検査後にせよ、政府が船内隔離の感染防護策を施した5日以降に感染した疑いは濃厚だ。

 船内のズサンな感染管理については、感染症専門医で神戸大の岩田健太郎教授の告発を受け、船内に入った別の複数の医療関係者からも懸念の声が上がっている。検査の結果待ちの乗客たちがデッキを歩き回り、人との接触が多い乗員への感染予防指導も徹底されていなかったという。

 実際、5日以降に業務のため乗船した内閣府や厚労省の職員が次々と感染。船内検査では陰性で感染者との濃厚接触がなかった豪州の乗客2人もチャーター機で帰国後、陽性が確認された。専門家の多くは船内での2次、3次感染の発生を指摘しており、乗員・乗客のいた各国政府もその指摘を念頭に対応を急ぐ。

 米、英、イスラエル、台湾は帰国した乗客に下船日を起算日とし、14日間の隔離措置をとる。乗員の感染が判明したインドネシアの保健省幹部は「船内の感染率は中国・武漢を超え、新たな震源地になった」と指摘。帰国後の経過観察期間を従来の倍の28日間に延長する。

 世界中の政府が船内隔離後の集団感染を確信しているのに、その可能性をかたくなに否定しているのは当事国の日本政府のみ。23日の会見で加藤厚労相は、女性が5日以降に船内で感染した可能性について「判断材料を持ち合わせていない」とシラばっくれた。


安倍マリオ(2016年リオ五輪の閉会式での安倍首相)/(C)日刊ゲンダイ

旧日本軍さながらの被害を小さく見せる発想

 感染防止策が不十分な船内に乗客や乗員をとどめ置き、政府職員を出入りさせたことで感染が拡大したのは明白なのに、安倍政権はその誤りを一切、認めようとしない。これでは、ようやく下船し、日常生活に戻れた乗船客も気の毒だ。

 24日付の朝日新聞は「自分が感染源になることだけは避けたい」「いつか発症するんじゃないか不安」「まわりの人も不安に思うのはもっとも」と下船した人々の声を伝えていた。彼らが肩身の狭い思いを強いられているのも、全ては安倍政権の無為無策のせいなのである。

 そればかりか、国の職員の感染後も、船内で一緒に業務にあたった厚労省職員の多くはウイルス検査を受けずに職場に復帰。陽性者が多く出た場合の業務への影響などを懸念したそうだ。省内や他省庁への感染拡大への懸念を無視する“暴挙”が報じられると、慌てて検査の実施を決めたが、乗客の最も近くで活動した医師や看護師は検査対象から外したままだ。

 確かに検査を受けさせなければ、感染者の数は増えない。検査への消極性は感染者数を低く抑える狙いがあるのではないのか。改ざんも隠蔽も朝飯前の政権だけに、そこまで疑う必要がある。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言った。 

「3万以上の一般人がウイルス検査を済ませた韓国に対し、この国は1000人以下。検査対象は重症者に限られ、不安を覚える一般の人々は拒まれてしまう。どう考えても日本の対応は諸外国に比べて、おかしい。今年は安倍首相にとって念願のオリンピックイヤー。既に破綻した水際対策を含め、トップダウンの場当たり対応は本をただせば東京五輪が念頭にあるのでしょう。五輪成功、それに伴うインバウンド需要と、国民の命の安全を常にはかりにかけているとしか思えません。その上、この政権の特徴は都合の悪いことに耳を貸さず、遠ざけること。見せかけのクルーズ船の感染終息を急ぎ、感染者数を小さく見せるため、適切な助言を与える専門家を排除している可能性は高い。恐らく対策本部も『これはマズイ』と言えない雰囲気が漂っているに違いありません」

 五輪成功のため、感染終息に焦るほど、弥縫策のボロが出て、かえって海外の信頼を失う始末。「急がば回れ」の故事など念頭になく、五輪に暗雲を引き寄せるとは実に皮肉な展開である。

「おもてなし」に削られる庶民の日常

 五輪招致の成功から7年。思えばリオ五輪の閉会式でマリオに扮した安倍のために、どれだけ国民の生活は五輪に振り回され、犠牲にされてきたことか。

「復興五輪」とは名ばかりで、公共事業は五輪優先。工事や人員は東京に集中し、東日本大震災や豪雨災害の復興は後回し。共謀罪や築地市場移転まで五輪にかこつけて押し通し、再開発で立ち退きや閉店を余儀なくされた飲食店など個人商店は数多い。

 今や都心の各駅構内は五輪に間に合わせるかのように改装ラッシュ。エスカレーターや階段の一部が使えず、ただでさえ狭い通路の混雑は激しさを増す。感染防止のために人ごみを避けろと言われても、人為的に人だまりを作り出されたら、どうしようもない。

 来月末には五輪開催を足掛かりとした航空需要拡大を見込み、羽田空港の新ルート運用が本格化する。

 ジャンボジェット機が都心の上空を急角度で降下。品川区の大井町駅付近では地上330メートルと高層ビルをかすめるように着陸していく。低空飛行による騒音や危険性など、お構いなし。まさに感染対策にも通じる「そこのけそこのけ五輪が通る」の狂騒曲で、日常生活が「おもてなし」に削られる思いだ。

「安倍首相は『2020年に憲法改正の施行を目指す』と豪語するなど、五輪開催を散々、政治利用してきただけに、もはや後には引けない心境なのでしょう。表面を取り繕うだけで嘘を重ね、ゴマカすのは毎度のことですが、新型コロナは国民の命に関わる。五輪成功のため、国民に真相を伝えず、被害を小さく見せたいという発想は戦前の軍部と変わりません。『私はマスクをしないで最後まで頑張る』などと発言した五輪組織委の森喜朗会長を含め、軍部と同じ精神論がまかり通るようになれば、おしまいです」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 無理に無理を重ねて五輪開催の強行突破を狙う政権の姿は、いつか見た歴史の光景と酷似。それでなくても今大会には「呪われた五輪だ」という不安がつきまとう。

 経費は招致段階の3倍増、3兆円を超える勢い。国立競技場の「ザハ案」白紙撤回、旧エンブレム盗作騒動、土壇場でのマラソン・競歩コースの札幌変更など誤算続き。くすぶる裏金捜査もいつ火を噴くかも分からない。極め付きが今回のコロナ騒動で、消費税増税の影響も加わり景気は悪化。観光地やホテルは閑散としている。

「そもそも安倍首相の原発汚染水『アンダーコントロール(制御下にあり)』演説で招致に成功した大会です。あの成功体験を忘れられず、再び首相がウイルスも『アンダーコントロール』と言い張りかねないから、国民も怯えているのです。そんな強弁を許せば世界の非難を浴び、五輪を危機に追いやるだけです」(五野井郁夫氏=前出)

 もはや神頼み政権に感染対策を任せている限り、全てが杞憂に終わることを祈るしかない。

【写真ギャラリー】「ダイヤモンド・プリンセス」号から下船はじまる







 



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/118.html

記事 [政治・選挙・NHK270] ウソウソウソ…恥を知らない“無敵の人”に監視される我々 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)
 


ウソウソウソ…恥を知らない“無敵の人”に監視される我々 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269519
2020/02/26 日刊ゲンダイ


居直るのが正義と本気で信じ込んでいる(衆院予算委で答弁する安倍首相)/(C)日刊ゲンダイ

 最近、公衆電話が着信拒否されるケースが増えた。つながっても相手のスマートフォンに「非通知」だの「不明」と表示され、警戒されて、やはり出てもらえない場合が多い。公衆電話の無効化が加速している。事実上のスマホ携帯義務化である。

 私はスマホなど持たない主義だ。便利なあまり全能感にとらわれる醜態はさらしたくないし、通話や移動の履歴を記録され続けるのも真っ平だからだが、そうした発想も生き方も全否定される時代にされてしまったらしい。 

 がんじがらめの世の中である。街を歩けば監視カメラ網に追尾され、キャッシュレスでポイント還元を受けたら、いつ、どこで、何を買ったかのデータが蓄積・解析されていく。いや、政府にしてみれば、そもそも私たちなど単なる12桁の番号でしかありはしないのだった。

「時代の流れ」だと人は言う。時にそう割り切ってしまいたくなる自分自身に気づいて驚く。政治権力と巨大資本に一挙手一投足を見張られ、操られるだけの人生を呪いつつも甘受して、すべてに無気力になった老人のイメージと己を重ねたり……。

 一方、その政治権力の側はどうか。国会は今日もアベシンゾーのウソ八百劇場だ。「桜を見る会」も検察人事もデタラメ三昧で、追及されてもただ、ただ、ウソ、ウソ、ウソ。

 この政権の桁外れな無能は、コロナウイルスに対する無為無策でも実証された。支配欲だけを肥大化させたボンクラ集団が、憲法だ戦争だと分不相応の妄想を抱くから恐ろしい。「身の丈に合わせろ」とは本来、彼らのためにある言葉なのだ。

 恥というものを知らない。心の底から軽蔑されていることが理解できない。居直るのが正義と本気で信じ込んでいる幼児性。いわゆる“無敵の人”とは、アベのことだ。

 いったい何が起こっているのか。彼我の差は何を意味するのか。

 片や、アリの這い出る隙もない監視社会で、生産性と消費の虜としてのみ生かされる私たち。一方では道義心のかけらもなく、一切のチェック機能を封殺し、世襲した権力を弄ぶとっつぁん小僧ども。両者が被支配と支配の関係にあり、そのまた上に米国が君臨しているのが日本の現実だ。監視社会の目的はこの構図の徹底なのだと知ろう。

 このままなら未来は、肥だめのようなディストピア以外にあり得ない。日本社会のありかた、そこに生きる人間の自由が、今度こそ一から問い直されなければならない。



斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。








http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/119.html

記事 [政治・選挙・NHK270] ネットを駆使した情報操作と検査に関所を設ける事は政策の一貫、だから好敵手からも『先手先手だと思いますよ。しっかりやっている』と支持を。国民目線とは少し異なる政権政党としての職務をきっちり全うしております。


以下はおそらく安倍首相が考えているであろうと思われる心の内……


私達が実行している対策は、政権政党として目標達成のために日々努力を重ねております。 なので普段は衝突しがちな彼も私を支持してくれております。





えっ、これのどこが?って表面上はそう見えるかもしれませんが、





検査を受けるということに政府直属の関所を設け、絶対検査件数を抑制して、



さらには現場の総責任者には「分からない」と答えさせ、



あくまで私達の対応は、私達の目標に対するものであるので、下々の方々には検査についての不便性をお感じいただくいて辛抱してもらっています。



でも、お身内さんからの要請には迅速対応で臨んでおります。



政治家として、メリットばかりの対応をしております。 



そして肝心なもう一方の政策の柱は



お隣の為政者と比べるとあたかも私達は”仕事”してないように見えますが、




きっちり会食の場を設けて、



下々の国民の皆さんへの気配りという名の情報操作も行い、



とか、



とか、



といった危うく拡散されてしまいそうな事実に対する毀損の呟きや、それらへのRTやいいねクリックのお仕事も依頼済みであり、ワタチは目標達成のため、日々身を粉にして働いております。




身内であるはずの、一部のこういう不届き者には冷や飯を食わすことで対応は完璧です。



これで自民党も政権も安泰、



他の全てを差し置いても、五輪の開催が私達政権政党の当面の絶対死守目標であるので、権力闘争を繰り広げている菅ちゃんも私を応援してくれています。



考え方の根本を保身という自己中心から他者への思いやりを優先する利他に置き換えることさえできれば、ひょっとしたらアベさんはそれこそ歴史に名を刻む偉大な為政者となっていたかもしれないのでしょうが、それは天地がひっくり返ってもムリなお話でしょう。




ツイート以外はオリジナル



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/120.html
記事 [政治・選挙・NHK270] 安倍政府の新型コロナウィルス感染に対する対策のヌルさに驚く。 (日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/02/blog-post_89.html
2月 25, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<政府は25日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・安倍晋三首相)の会合を首相官邸で開き、国内でさらに感染が拡大する事態に備えた総合的な基本方針を決定した。感染経路がつながっている患者集団を意味する「患者クラスター」(小規模患者集団)から感染が広がることがないよう、その地域で広く外出を控えるよう、協力を求めるのが柱。一般の医療機関でも感染が疑われる人を受け入れ、重症者を優先的に診察する医療機関を整備する。

 首相は会合で「今が感染の流行を早期に終息させるために極めて重要な時期だ。患者の増加スピードを可能な限り抑制し、国内での流行を抑えることが重要だ。地域の感染拡大の防止に向け、より踏み込んだ対応を行う」と述べた。

 首相は、患者クラスターが発生している自治体に専門家による対策チームを派遣するなどの支援を行う考えを表明した。企業や団体に、発熱症状のある職員への休暇取得や時差出勤、テレワークを進めることも求めた。

 基本方針では「大規模な感染拡大が認められている地域があるわけではない。感染の流行を早期に終息させるためには、クラスターからクラスターを生み出すことを防止することが極めて重要」と明記した。せきやくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあることを指摘し、インフルエンザより重症化のリスクが高いとの見解を盛り込んだ。

 具体策として、患者が継続的に増えている地域では、濃厚接触者に対する健康観察は縮小し、広く外出を控えるよう協力を求める。一般の医療機関でも、診療時間や動線を分けるなどの感染対策を講じた上で感染が疑われる人を受け入れる。症状が軽度の場合は、自宅療養を原則とした。

 症状がない高齢者や持病をもつ人への治療は、感染防止の観点から、電話による診療で処方箋を発行するなど、極力、医療機関を受診しなくてもよい態勢を構築する。

 このほか、集中治療が必要な重症者を優先的に受け入れる医療機関をあらかじめ決めるなど、医療機関の役割分担を進めることや、入院できる病床や人工呼吸器の確保を盛り込んだ>(以上「産経新聞」より引用)


 「軽い症状」の人は自宅待機せよ、とはいかなることだろうか。そうしなければ病院へ駆けつける人が増えてパニックになる、というのが政府の見解のようだが、自宅待機で「新型コロナウィルス感染」か否かが判明しなければ、新型コロナウィルス感染患者の数が「抑制できる」と踏んでのこととしか思えない。

 つまり患者の拡大か抑え込みかの山がこの1~2週間だろう、と推測しているようだが、患者が自宅待機していれば「抑え込み成功」という結果になる、とでもいうのだろうか。しかし実態は感染患者が素人判断で「軽症」として、自宅で重篤化し新型コロナウィルスを濃厚接触者などに感染させているかも知れないのだ。

 どうすれば良いか。それは疑いのある者はすべて直ちに検査して、新型コロナウィルス感染と判断された患者は隔離すべきだ。正式なマイナス病室がないなら病棟を丸ごとマイナス化して、新型コロナウィルスを封じ込むことにすれば良いだろう。

 検査キットが全国の委員や病院にまだ配備されていないとすれば、それこそ政府の無能・無策といわざるを得ない。一体中国で新型コロナウィルス感染が報道されてから一月余り、政府は何をしていたのだろうか。

 武漢のある湖北省と温州市のある浙江省の空路だけは閉鎖したものの、全ての対中国の空路や海路を閉鎖しないまま、現在も現実的に効果のない「水際作戦」を続けている政府は無能といわざるを得ない。

 新たな新型コロナウィルス感染患者が中国から入国しているかも知れない状態を放置したまま、国内感染を問題にしても抑え込むのは出来ない相談だ。政府の対応は極めて不完全で、国民の健康と命を脅かすものでしかない。

 感染症対策の出来る病院や病室のキャパが少ないことは従来から指摘されていた。それを放置していたのは厚労省と政府の怠慢だ。国民の命を守るためとして、日本の防衛の役にも立たないイージス・アショアを二基も建設するよりも、感染症対策の病院船の一艘でも建造する方が国民の命を救うためになる。

 なぜ、こうした自明の理を実行しないで、ポンコツ戦闘機を爆買いしたりするのか、安倍氏の価値観は常人にとって理解不能だ。そして「軽症」の者は自宅待機せよ、とは噴飯ものだ。自宅待機するにせよ、新型コロナウィルスに感染しているのか否かを本人と周りの者が知っていなければ話にならない。

 政府対応のヌルさには呆れる。すべてのイベントの中止と不要不急の集会の中止を勧告すべきだ。そして国立大学の入試を強行するなら、試験会場の入り口で手の消毒とマスクの配賦くらいは政府・文科省の責任で行うべきだ。未だに政府がマスクを入手していないとは言わせない。それくらいの備蓄なくして「国民の命と財産を守る」と口にしないことだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/121.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 「晩節をけがすな」―安倍晋三首相は、歴代首相のなかで最長期にわたって在職し続けようとしており、何の実績もなく、政権の座に恋々として、見苦しい(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6818925bfe1bdab9de08301aca5aca9e
2020年02月25日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 いまの学校教育では、受験に出ない「近現代史」が深く教えられていない。この意味で、大東亜戦争(第二次世界大戦)後は、ほとんどネグレクトされている。このため2月24日午後9時〜11時25分に放映された(テレビ東京開局55周年ドラマ)「アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜」「ニッポンは必ず独立する…占領軍と真っ向勝負!娘と平和愛する68歳の人たらし 今夜明かされる「7人の若者」との奮闘記」(吉田茂=笑福亭鶴瓶。白洲次郎=生田斗真)は大変面白かった。

 観終わって感じたことは、ドラマの最後に、サンフランシスコ講和条約と日米安保条約を締結した後、吉田茂が「首相をすぐに辞めず、吉田学校のみなに推されて、首相の座に居座ろうとしたとき、白洲次郎に「晩節をけがすな」と言われたことだ。いまの安倍晋三首相は、歴代首相のなかで最長期にわたって在職し続けようとしている。これは実に見苦しい。何の実績もなく、レガシーと言えるものも何も残していないのに、政権の座に恋々として、恥の上塗りをし続けている。

 以下は、上皇陛下の最側近である吉備太秦の見解である。



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/122.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 桜の前夜祭の領収書が新聞に出るも、疑問が+招待客の条件、チェックされず。北海道の反社も参加(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28863695/
2020-02-26 05:37

 コロナ+αの記事をほぼほぼ書き上げていたのに、誤って消してしまった。(ノ_-。)

 というわけで、今回はアップする機会を逃していた「桜を見る会」に関する話を・・・。

 桜を見る会の前夜祭に関しては、多くの議員や識者が言っているように、安倍首相がホテルから明細書を、参加者から領収書を集めて国会に提示し、、自分の説明は正しいと証明すれば終わることなのだが。

 安倍首相は、明細書などはホテルの営業の秘密に関わるので出せないと。領収書は、新聞に載っているので、それを見ればいいと言って、自ら積極的に真相解明しようとしないのである。(-_-;)

<ANAホテルは「営業の秘密と言っていない」と反論していらしいけど。>
 
 mewは昨年の秋か暮れごろに、ネットに上げられたニューオータニの領収書を見たのだけど。中には「\5,000」にカンマが打たれていない(\5000になっている)ものもあったり、全体に粗雑な感じで、とても一流ホテルが作成した物には見えず。
 それで、多くの野党議員、メディアや識者は、今でも「領収書を提示しろ」と要求しているのである。(・・)

https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E5%89%8D%E5%A4%9C%E7%A5%AD+%E9%A0%98%E5%8F%8E%E6%9B%B8
* * * * *

 で、今年にはいって、2月17日に立民党の辻元清美氏が、ANAインターコンチネンタル東京から受けた回答を、衆院予算委員会で、安倍首相に突きつけて、話題になったのだが。
  
 領収書に関して、安倍首相はこれまで何度も「宛名は空欄だった」と説明していたのだが。辻元氏が、ホテル側は「宛名が空欄のものはない」と言っていたと述べると、後になってから「空欄ではなく、上様と書いたものがあるかも知れない」と説明を変えて来た。

 その後、産経新聞が21日、ANAインターコンチネンタル東京が、安倍首相の「桜を見る会」前夜祭で参加者が受け取ったという領収書の写真を掲載。

 一部の保守メディアやネトウヨが、「安倍首相の説明を裏付けるものだ」と騒いでいるのだが。この領収書がまた、怪しいのである。(@@)<それで、他のメディアがまともに取り上げていないのではないかと思う。^^;>

<産経新聞の写真と記事は、https://www.sankei.com/politics/news/200221/plt2002210031-n1.htmlに。>

 まず、日付が不明確だし。(4月なのか、11月なのかわからない感じ。)通し番号があると言っても、もう何枚か他の参加者の領収書がないと、バラの領収書なのか、番号が通っているのか「???」だし。<夕食懇談会っていう但し書きも、これ見よがしってつけたような感じだし。>
 
 領収書も発行者が、(上にANA INTER CONTINENTALと書かれているものの)パノラマ・ホテルズ・ワン東京事業所になっているのも、不思議なのである。(~_~;)

<この会社は2015年まで、ANAインターコン東京を運営していたという話もあるのだけど。今は万座のホテルのみを経営している。>

 もしかしたら、安倍首相は「ANAの領収書も、新聞に載っている」と言うかも知れないが。野党は、参加者がのべ何千人もいるのだから、彼らに協力してもらって、「現物を提示すべきだ」との要求を続けるべきだと思う。(**)

 「桜を見る会」に招待する推薦者について、朝日新聞がこんな記事を出していた。(++)

『桜「政治枠」招待者、功績チェックせず 政府関係者証言

桜を見る会の招待者をめぐる首相答弁と証言の食い違い

 「桜を見る会」で安倍晋三首相の事務所が推薦するなどした「政治枠」の招待者について、首相は国会で「内閣府で最終的にチェックしている」と答弁してきたが、事実上なされていなかったと複数の政府関係者が朝日新聞の取材に証言した。功績・功労の有無などの確認は推薦する側の責任だと認識していた。首相答弁の整合性が問われる。

地元有権者に招待状が届くまで

 政府は招待の趣旨を「首相が各界で功績・功労のあった方々を招き、慰労し、懇談する内閣の公的行事」(菅義偉官房長官)と説明。昨年の招待者約1万5千人のうち「政治枠」の推薦内訳は、首相と妻の昭恵氏が約1千人、麻生太郎副総理と菅氏らが約1千人、自民党関係者が約6千人などとされる。内閣官房内閣総務官室が取りまとめ、内閣府人事課が各省庁の推薦と合わせ、「招待者名簿」を作成する。

 首相の地元事務所は1〜2月、「内閣府主催『桜を見る会』参加申し込み」と題した用紙を後援会関係者らに配布。用紙には、氏名や住所、職業・役職などの記入欄はあるが、「功績・功労」の記入欄はない。さらに「コピーしてご利用ください」との記述があり、際限なく参加者を募れる仕組みがうかがえる。

 国会などで「公的行事の私物化」との批判を浴びた首相は、招待者について「事務所でふさわしいと考えているものが、(招待)基準に合っているかどうかは、内閣府で最終的にチェックしている」と反論してきた。

■「内閣府はチェックしていない」

 ところが、会の事務の実情を知る複数の政府関係者は、功績・功労の有無など招待に適している人物かどうか、複数回参加していないかなどの確認は「推薦側がすべきもの」と口をそろえた。取材に応じた一人は「内閣府ではきちんとしたチェックなんかしていない」と証言。名簿作成に中心的に携わる職員は、内閣府人事課では2人だけだといい、「名前などにざっと目を通す程度しかできない。きちんとしたダブりチェックなんかもしないから、前年の名簿がなくても何の支障もない」と実態を明かす。(朝日新聞20年2月21日)』

『桜招待「事務所に言えば行ける感じ」 首相の私物化露呈

(前略)朝日新聞が複数の政府関係者や首相の地元である山口県下関市で取材したところ、「桜を見る会」の招待作業の実態が浮き彫りになった。参加者が大幅に増えた背景には、税金を使った会の事実上の「私物化」がある。とどまらぬ疑惑は、政権の体質も表している。

桜「政治枠」招待者、功績チェックせず 政府関係者証言

 「知り合いが桜を見る会に行って、『桜、きれいかったど』とか聞いたから、一回行かにゃいかんと思って参加することにした。安倍事務所側に申し込んだら行けた」

 市内で会社を経営する男性は、2019年春の会に招待された経緯をこう打ち明けた。周囲には、趣味の同好会グループの仲間に誘われて参加した人もいて、「私も含めて功績があって招待されたのではない」と言い切る。「安倍事務所に言えば枠があって、行きたいと言えば行ける感じだった。友達同士のグループで旅行気分やね」

 朝日新聞は2月上旬、下関市内の複数の安倍首相支援者らに取材した。多くが「箝口令(かんこうれい)が敷かれている」などと口を閉ざす中、22人が取材に応じた。(以下、有料。朝日新聞20年2月22日)』

 これに対して、菅官房長官は以下のように反論したのだが。さすがに首相が説明していたように、「功労、功績がある人たちだとは言い切れなかったようだ。^^;

『菅氏「氏名や役職などをチェック」 桜招待の「政治枠」

 「桜を見る会」の「政治枠」招待者の功績・功労の有無などが事実上チェックされていなかったと、複数の政府関係者が朝日新聞の取材に証言したことについて、菅義偉官房長官は25日の記者会見で、「氏名や役職などの情報に基づき、必要なチェックを行っている」と述べ、問題はないとの見解を示した。

 菅氏は会見で、報道された政府関係者の証言について「全く承知していない」と回答。その上で「内閣府と内閣官房が一定のチェックを行っていると承知している」と話した。また「過去に推薦されても招待されなかった例があったと報告を受けている」とも述べ、チェック機能が働いていると強調した。一方、功績・功労の有無や参加歴については触れなかった。

 複数の政府関係者は朝日新聞の取材に対し、安倍晋三首相の事務所が推薦するなどした「政治枠」の招待者について、「内閣府ではきちんとしたチェックなんてしていない」などと証言。「内閣府で最終的にチェックしている」とした首相の答弁との食い違いが指摘されている。〔朝日新聞20年2月25日)』

 ちなみに、北海道のマルチ会社元会長も桜を見る会に参加して、前夜祭で安倍首相夫妻と写真を撮影していたとのこと。元社長は、この写真を会員の勧誘に使っていたという。(・o・)

『<北海道>マルチ会社元会長 総理夫人のSNSにも登場

 マルチ商法だとして、行政処分を受けた札幌の会社が安倍総理夫妻と映った写真を会員の勧誘に使っていた疑惑。この会社の元会長が安倍総理の妻・昭恵夫人のSNSにも登場していたことが新たにわかりました。

 安倍総理と昭恵夫人とともに映る男性。悪質なマルチ商法だとして行政処分を受けた札幌・中央区の暗号資産(仮想通貨)販売会社、「48(よつば)ホールディングス」の淡路明人元会長だ。2016年4月の桜を見る会の前夜祭で撮られたものとみられる。こちらは昭恵夫人のフェイスブック。2016年4月に投稿した前夜祭の写真と比べると、総理夫妻の服装が一致する。

 無所属 山井和則衆院議員「安倍総理の青いネクタイ、昭恵夫人の桃色の衣装、この写真誰が見ても一緒ですよね。このマルチの社長(のち会長)が前夜祭と桜を見る会に来られたことはお認めになりますか?」

 安倍総理「正直申し上げて、たくさんの人々と写真を撮ります。私自身は正直申し上げて妻も当該人物とは存じ上げておりませんし、個人的な関係はないということは改めてはっきりと申し上げておきたい。顔にも正直、見覚えはまったくない」

 顔にも見覚えがないという安倍総理。しかし、昭恵夫人のフェイスブックを見ると2016年8月に投稿された安倍総理の地元、山口県の花火大会の写真にも、総理夫妻とともに淡路氏が写っているのが確認できる。会員によると、こうした写真は会員どうしのLINEなどで出回り、勧誘にも使われていた。また、48ホールディングスの社内にも淡路氏と安倍総理との写真が飾られていたという。(HTB北海道テレビ放送20年2月18日)』

 桜を見る会についても、まだまだ突っ込みどころがたくさんあるわけで。野党は、国民の声を反映して新型肺炎対策の諸問題をメインにしながらも、桜、検察定年延長などの問題などもうまく織り交ぜて、質問して欲しいと。安倍陣営の目論見に乗って、ここで「桜」の問題追及を緩めることがないようにして欲しいと願っているmewなのである。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/123.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 日本危機は続く<本澤二郎の「日本の風景」(3606)<すべては五輪隠し!感染数字を公表しない加藤・橋本の岡山コンビ>
日本危機は続く<本澤二郎の「日本の風景」(3606)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/23694160.html
2020年02月26日 jlj0011のblog


<安倍・自公内閣が招き寄せる新型コロナウイルス対策>

 知らなかった、では済まないだろう。先ほどの清和会OBの報告によると「大観光地の大阪と京都の感染者1人というのは怪しい。要するに、理由はチェック体制がないためだ。検査をしていない。病院が感染者を排除しているのかもしれない」という。指摘されて驚いてしまった。

 プリンセス号でも判明したことだが、全員の検査をしなかった。逃げるような検査に世界各国は、怒り狂ってチャーター機を日本に送り込んだ。

<検査をしない日本と検査する韓国の落差>

 昨日の政府の対策でも医療機関が、逃げまくるような施策を打ち出した。原因は、中国でも証明されたものだが、真っ先に医療関係者が感染するためだ。

 医師が逃げているのである。医師が感染から防御出来ないわけだから、お話にならない。検査をしないことで、感染者の数字を低く抑えこもうという策略だろうが、これは本末転倒である。

 嘘か真かネットに913人と3万6000人という数字が流布している。前者が日本、後者が韓国である。コロナウイルス検査をした数字であるらしい。

 韓国人は、今一斉に中国の山東省へと逃げている。彼らにとって安全の場所というのだ。韓国で爆発的に感染者が増えた理由は、日本に比べてチェック体制が完備している、そのためなのだ。

<すべては五輪隠し!感染数字を公表しない加藤・橋本の岡山コンビ>

 既に日本の医療大国という神話は崩壊している。安倍のために汗をかきたくない関係者も少なくないだろうが、何事もこの国の優先順序は、東京五輪を強行することだけなのだ。

 Hitlerまがいの独裁者の、嘘と買収で勝ち取った、東北復興を犠牲にした五輪を、何が何でも強行するというのだ。無恥無知の心臓は、過ち・犯罪を繰り返してきているが、疫病は再発もあるし、二次感染も。安倍配下の加藤ー橋本ラインの厚労省も、組織としての健全機能を喪失している。

 国民は人込みを避ける、徹底節約で10%消費税の罠にはまらない、これしか危機をやり過ごす方法はない。

2020年2月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/873.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/124.html

記事 [政治・選挙・NHK270] <ようやく、第一歩…>国内のスポーツ・文化イベント、2週間自粛要請へ 首相 



国内のスポーツ・文化イベント、2週間自粛要請へ 首相
https://digital.asahi.com/articles/ASN2V45C8N2VULFA00L.html
2020年2月26日 12時56分 朝日新聞


新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で発言する安倍晋三首相(中央)=2020年2月26日午後0時31分、首相官邸、岩下毅撮影


新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 安倍晋三首相は26日、国内のスポーツ・文化イベントの開催を2週間自粛するよう要請する考えを示した。要請に強制力はないが、政府の専門家会議が24日に「これから1〜2週間が(感染の)急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」とする見解を示したことを受けた。

 開催するかどうかの最終判断は主催者に委ねられるが、首相が要請することで、感染拡大の防止に向けた政府の強い姿勢を示した。




http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/125.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 安倍政権のコロナ基本方針に絶句! 検査受けられない体制は続行、休業・休校しても補償なし、安倍首相は会見もせず懇親会へ(リテラ)
安倍政権のコロナ基本方針に絶句! 検査受けられない体制は続行、休業・休校しても補償なし、安倍首相は会見もせず懇親会へ
https://lite-ra.com/2020/02/post-5276.html
2020.02.26 安倍政権のコロナ基本方針に絶句!検査受けられない体制は続行 リテラ

    
    首相官邸ホームページより


 もう呆れ果てるほかない。昨日25日、安倍首相が本部長を務める「新型コロナウイルス感染症対策本部」が感染対策の基本方針を決定したが、国民をはじめ自治体や企業に責任を丸投げする内容だったからだ。

 まず政府は、今後は「重症者対策を中心とした医療提供体制等の必要な体制を整える準備期間」だとした上で、「国民が一丸となって新型コロナウイルス感染症対策をさらに進めていくため」に、国民にこう呼びかけた。

「感染の不安から適切な相談をせずに医療機関を受診すること、感染しやすい環境に行くことを避けて」

「手洗い、せきエチケット等を徹底」

「風邪症状があれば外出を控え、やむを得ず外出される場合にはマスクを着用して」

 はっきり言って、「いまそれ?」とツッコまざるを得ない。専門家会議は「これから1〜2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」と言うが、一体これのどこが「瀬戸際」の対応だというのか。政府はこの期に及んでも、小学生でもわかっているようなことしか打ち出さなかったのだ。

 だが、もっとも開いた口が塞がらなかったのは、今後の感染状況の把握や医療体制についてだ。

 政府はこれまで、感染を疑う人が「帰国者・接触者相談センター」に相談できる目安を、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いたり、強い倦怠感や息苦しさがある場合とし、基礎疾患がある人や妊婦はこれらが2日以上つづいた場合としてきた。だが、こうした条件をクリアしているにもかかわらず、相談センターに連絡しても病院への受診を勧められるだけで、病院や保健所に相談しても「検査はできない」と断られたという人の悲痛な訴えがSNS上では溢れている。

 こうした事態を受け、政府もさすがに今回の基本方針で、このような「たらい回し」を防止する方針を打ち出すはずだ──そう多くの人が願っていたはずだが、しかし、政府は事ここに至っても、何の対応策も出さなかったのだ。

 基本方針の「(2)国内での感染状況の把握」を読むと、今後の方針として、〈地域で患者数が継続的に増えている状況では、入院を要する肺炎患者の治療に必要な確定診断のための PCR検査に移行しつつ、国内での流行状況等を 把握するためのサーベイランスの仕組みを整備する〉とあるだけ。

 これはあまりにも酷すぎるだろう。そもそも、患者集団が発生している地域以外、どうしたらいいのか何も言及しておらず、一体どうすればいいのかさっぱりわからない。さらに患者集団が発生している地域でも軽症者は状態が変化するまで受診できないのであれば、そのあいだに感染を広げる可能性もあるし、受診段階で重症になっている場合も十分考えられる。

 実際、24日に感染者として発表され、重症で入院中と報じられた神奈川県の50代男性は、14日に38度の高熱を出し、17日に医療機関を受診、19日に別の医療機関で肺炎と診断されたものの「37.5度以上の発熱が4日以上」という基準を満たしていなかったためにPCR検査をせずに自宅で療養していたという。だがその結果、発熱や呼吸苦などが続き、PCR検査を受けて感染が確認されたのが24日。このときすでに男性は重症化していたのである(毎日新聞24日付)。

 ようするに、重症化しなければ検査・治療が受けられないという政府の方針では、さらに重症者を増やしてしまうとしか考えられないのだ。

■民間の検査を渋り、中国から無償提供された1万2500人分のPCR検査キットを放置

 新型コロナの感染が疑われながらも検査を受けさせてもらえないという声がここまで高まっているというのに、いまだに何ら手立てを打たない政府──。しかも、その検査拡大を渋る理由も無茶苦茶だ。

 加藤勝信厚労相は17日の会見で、18日以降は1日3830件のPCR検査が可能だと述べていたが、実態はPCR検査の実施数は25日12時時点で、たったののべ1017人だ(チャーター便帰国者やクルーズ船乗船者をのぞく)。なぜこんなに少ないのかを昨日25日の衆院予算委員会分科会で問われた加藤厚労相は、この数字には感染が確認された人の濃厚接触者への検査実施数が含まれていないと説明し、総数を数字で示してほしいと求められても「正直言って(地方衛生研究所から)全部即日(報告が)上がってきているわけではない」と答弁。さらに民間検査会社を活用すれば1日万単位の検査が可能になるとも言われているが、民間の活用をこう渋ったのだ。

「(民間と公的機関の)役割分担をどういうかたちでしていくのかを整理せずにやると、これは逆に混乱を生むんじゃないのか。私の懸念は最大そこ」

 いまだに役割分担の整理もできていないって、一体いままで何をやってきたんだと言いたくなるが、その上、昨日の分科会では、中国から国立感染症研究所に対して無償提供された1万2500人分のPCR検査キットが、性能的にも問題ないと同研究所から厚労省にも報告されているというのに活かされていないことが判明。加藤厚労相は「もともとある供給力と調整していきたい」などと答弁したが、感染拡大地である中国からの善意さえ無駄にしようとしているのである。

 しかも、加藤厚労相は昨日、ようやく検査の保険適用に言及したが、これもじつは「保険適用に向けて準備を進める」というだけ。一刻も早くPCR検査を保険適用にし、民間の医療機関で検査がおこなえるようにすべきなのに、加藤厚労相は「(民間医療機関などで)どんどん引き受けてもらえる状況ができれば(適用を)考えていい」などと述べたのだ。

 こうした加藤厚労相の態度や基本方針を見るかぎり、本サイトで言及してきたように、政府は「感染者の数字」を増やしたくないために、あえて検査を拡大させないようにしているとしか考えられない。昨日放送された『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)では、新型コロナの感染が疑われる症状でありながら、この期に及んで渡航歴や感染者との接触歴の有無によって検査を断られたケースが紹介されたあと、池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は「医者人生30年間、今回ほど怖いことはない。検査できない。検査できないから診断できない。診断できないから治療もできない。何もはじまらない」と危機感をあらわにしたが、こうした状況を政府は自己保身のために野放しにしているのである。

■安倍首相は会見を加藤厚労相に丸投げ、国民に「集まりは控えろ」の一方で自分は懇親会へ

 いや、これはPCR検査の問題だけではない。今回決定した基本方針では、企業に対して発熱などの症状がある社員には休暇の取得を勧めることを呼びかけたが、その休業基準を示さなかったどころか、企業や社員に対する休業補償のためにどれほどの予算措置をおこなうかなどの具体的な話には、まったく踏み込まなかったのだ。

 また、萩生田光一文科相は「市町村単位で複数の感染者が出ている場合、思い切って、市、町の学校ごと休むことも選択肢に入れてほしい」などと述べたが、休校措置がとられた際の保護者に対する支援策や補償策は示されていない。

「瀬戸際」だと言うのに、補償策も出さずに国民や企業、自治体に責任を丸投げする……。これはあきらかに政府の責任放棄であり、これで感染の収束などできるはずがない。

 そして、それは国のトップの態度からもはっきりしている。日本と同じく感染が拡大している韓国の文在寅大統領は昨日、感染が広がる大邱市を訪問し、「政府は軍、警察までも投入して民間医療関係者の支援を含めた総力支援態勢を取っている。きょう夕方からは首相が中央災難(災害)安全対策本部長としてここに常駐し、現場の陣頭指揮を執る」と宣言(聯合ニュース25日付)。一方、安倍首相は対策本部で基本方針の決定をおこなったが、記者会見も開かずに加藤厚労相に対応を任せきりにし、17時すぎからは都内のザ・キャピトルホテル東急の宴会場で開かれた自民党と各種団体の懇談会に出席して挨拶をおこなっている。

 国民に「不要不急の集まりは控えろ」「飲み会や立食パーティを控えろ」と言いながら、自分は宴会場での懇談会にノコノコ出かけて挨拶する──。この男に、もはや何を期待しろというのだろうか。

(編集部)
















http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/126.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 危険!これでは日本の病院が中国人に占拠される! 
危険!これでは日本の病院が中国人に占拠される!
https://kot8asb9070.at.webry.info/202002/article_177.html
2020年02月26日 半歩前へ

 パンデミック(爆発的感染の拡大)を起こさないために、いかにして新型ウイルスの拡散を防ぐかと国民は真剣に考えている。

 そんな中で安倍政府はいまだに中国人の入国を許している。その上、ゴテイネイに「日本の医療機関はこちら」とご案内。

 こんなことをすれば、日本中の病院に中国人が殺到して日本の患者は締め出される。通常患者まで妨げられる。

 中国人は「中国にいるより日本の方が医療も整っているので安心」と武漢の富裕層や共産党幹部の家族ら”上級階層”までが、他都市の住民に成りすまして次々、来日しているという。

 ロシアや北朝鮮のように中国人の入国を「全面禁止」にしないと国内感染は止められない。

 ふざけた安倍政府の対応に、ネットは「日本人が高熱で自宅待機してる間に中国人が病院を占拠するだろ!」「(日本は)中国人には至れり尽くせりの国だな」と怒りの声であふれている。

********************

日経が驚きの事実を紹介した。

 観光庁は21日から、中国語で医療機関を紹介できるコールセンターの案内について、中国からの訪日客のスマートフォンに自動で配信する。

 新型ウイルスの感染拡大を受けた取り組みで日本への渡航が禁止されていないビジネス客や個人の旅行客が主な対象になる。

 体調が悪化した場合の早めの受診を促し、日本国内での感染拡大を防ぐ。

 コールセンターは日本政府観光局(JNTO)が運営しており、訪日客からの相談に24時間、365日対応。

 中国からの訪日客の積極的な利用につなげるにはコールセンターの認知度そのものを上げる必要がある。そのため観光庁は中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」を活用した情報発信を始める。

詳しくはここをクリック
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55873560Q0A220C2EE8000/



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/127.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 安倍氏率いる自民党も日本政府も、新型コロナウイルス感染者・死亡者の政府統計を可能な限り少なくみせたいだけ:それでも、安倍自民を支持できるのか!(新ベンチャー革命)
安倍氏率いる自民党も日本政府も、新型コロナウイルス感染者・死亡者の政府統計を可能な限り少なくみせたいだけ:それでも、安倍自民を支持できるのか!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5890183.html
新ベンチャー革命2020年2月26日 No.2604


1.今の日本政府は、新型コロナウイルス感染者数を可能な限り少なくカウントしようとしている

 今の日本は、新型コロナウイルス禍で、大騒動となっていますが、韓国と比べて、日本が大きく異なるのは、PCR検査を極端に制限している点です。

 このような事例は、筆者個人もこれまで聞いたことがありません。

 今、世界規模にて、この伝染病の感染者数の数字が公表されていますが、日本政府は、この数字を何としても、増やしたくないようです。

 そして、このウイルスで死亡者が出ても、PCR検査をしないで、肺炎で死んだことにしようとするつもりです。

 なぜ、こんな狂気の沙汰を日本政府がやろうとするのでしょうか。

多くの国民は、日本政府が、東京五輪中止を絶対に回避したいからではないかと勘繰っています。

 もしそうなら、まったく本末転倒の発想です、到底、許されません。

2.安倍政権下の日本政府はなぜ、健全な人道主義を捨てたのか

 戦後日本は、医療に関して、人道主義を貫いてきましたが、安倍政権は、この人道主義をアッサリ、捨て去ったのです。

 本ブログの見方では、安倍政権は単に、米国を真似ているだけではないかと観ています。

 さて、今の米国では、インフルエンザが猛威を振るっており、感染者数は2600万人、死者1万4000人だそうです(注1)。

 この中には、新型コロナウイルス伝染病患者も含まれている可能性があるようですが、米国政府は、このウイルス用のPCR検査を実施していないので、実態はわからないのです。

 このような米国の現状を横目で見て、安倍政権下の日本政府は、トランプ政権下の米国政府に右へ倣えの方針をとっているのではないでしょうか。

3.それでも、安倍自民支持者はなお、彼らを支持するのか

 今の日本では、安倍自民が政権をとっていますが、安倍内閣支持率は依然として30%台とされています。

 未だに、安倍内閣を支持している国民は、上記のような、安倍政権下の日本政府による国民軽視の方針を支持できるのでしょうか。

 今の安倍政権の姿勢は、戦前の軍国日本における国民軽視思想(棄民思想)と何ら変わりません。

 今の安倍政権は、新型コロナウイルスで、いくら感染者が出ようと、いくら死者が出ようと、政府の統計上は、新型コロナウイルス感染者数を可能な限り、低く抑えることを最優先しているのは明らかです。

 さらに言えば、この伝染病で死ぬ人の多くは高齢者ですから、そう言う人には、早く死んでもらって、年金支払いコストを下げたいわけです。

 いまだに、安倍自民や安倍内閣を支持する国民は、上記のような彼らの戦前型の棄民思想にNO!を突きつけるべきです。

注1:CNN“全米でインフルエンザの猛威続く 死者1.4万人、感染者2600万人”2020年2月19日
https://www.cnn.co.jp/usa/35149610.html




http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/128.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 《防護服を着ないと病院内でエアロゾル感染してしまう。なのでPCR検査はできないw。そして感染は広がっていく… update4》最悪の選択しか出来ない安倍政権


防護服を着ないと病院内でエアロゾル感染してしまう。なのでPCR検査はできないw。そして感染は広がっていく… update4 弁財天
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/covid19-pcr

311の不信感があるので大本営発表の数字は信用できないw、ゲラゲラ

ワクチンも特効薬も施設もないのだから検査でCOVID19陽性になっても、その後の体制がない…。 これって311の後の風景ですな。デジャブ。なにかのPoCなのか?w ガレキを燃やしたときの論理みたいに国民全員を感染させるのか?w Jビレッジに大量に廃棄した防護服を再利用するのか?w



















なるほど、政府は全てわかっててPCR検査をしたくない、というかできないのか。


たとえ陽性が確認されても、日本全国どこにも想定できる人数を収容できるエアロゾル感染防御対策のための独立した空調設備をもつような医療施設もないだろうし、また医療施設に患者を受け入れたとしても、今できることは症状への対症療法しかなく、それだけ多くの患者らに対するそれを行えるだけの専門医療スタッフもいないでしょう。 これらは既に中国で起こった事態であり、感染者数の拡大を抑え込むための強権も日本では発動できるはずもなく、それらを全部政権は把握しているからこその現状なのかもしれない可能性もあるのではないでしょうか。


そういう意味で弁財天ブログさんも311への政府対応とおんなじっておっしゃってるのね。


絶対検査数の抑制と、裏で進行している事実を隠蔽したり感染拡大の矮小化を行ったりするネットや他のメディアを介しての情報操作ぐらいしか、今の安倍政権にはできないのが現状なのではないのでしょうか。


結局、それは韓国政府やイタリア政府が採用している民主主義政権下でできる範囲内での最大の強行策に比べると、それは国民にとって最悪の事態を招く、絶対に選択してはいけない政策でしかないでしょう。




その絶対検査数の抑制とネットでの情報操作関連記事


ネットを駆使した情報操作と検査に関所を設ける事は政策の一貫、だから好敵手からも『先手先手だと思いますよ。しっかりやっている』と支持を。国民目線とは少し異なる政権政党としての職務をきっちり全うしております。
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/120.html




http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/129.html
記事 [政治・選挙・NHK270] 政府・厚労省は国民に「新型コロナウィルスと丸腰で自宅で戦え」というのか。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/02/blog-post_26.html
2月 26, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<徳島県藍住町に住む60代の女性1人が四国で初めて新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。女性は集団感染が確認されたクルーズ船の乗客で、船内の検査では陰性だったため下船していました。これまでに発熱などの症状は出ていないということです。
徳島県によりますと女性は集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に夫とともに乗船し、船内で行われたウイルス検査では陰性だったため、今月20日に下船しました。

マスクを着けてシャトルバスと電車、航空機を乗り継ぎ、徳島空港に到着したあと、自家用車で帰宅し、その後、自宅から外出していないということです。

これまでに発熱などの症状は出ていませんが、女性の希望を受けてあらためて検査を行った結果、25日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

このため、きょうから感染症対策の専門の病室がある徳島県内の医療機関に入院する予定だということです。一方、女性の夫は検査の結果、陰性だったということです。

四国で新型コロナウイルスに感染した人が確認されたのは初めてです。
徳島県の飯泉知事は25日夜、記者会見し、「手洗いやマスクなどの感染予防策を徹底したうえで体調に異変がある場合には医療機関を直接、受診するのではなく24時間対応の電話窓口に相談してほしい」と呼びかけました>(以上「NHK NEWS WEBB」より引用)


 大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から「陰性」として下船し、故郷の徳島県へ帰っていた60代女性が新型コロナウィルスに感染していたことが判ったという。四国から初の新型コロナウィルス感染患者だそうだ。

 彼女が徳島県へ帰るのに公共交通機関を利用していたことが判明している。帰宅後は自宅から出掛けていないというが、濃厚接触者を含めて接触したと思われる人たちの検査が必要ではないか。

 政府・厚労省の大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員・乗客に対する対応は間違っていた。なぜ早急に全員の検査を実施して、新型コロナウィルス感染患者と判明した者を速やかに下船させて病院に隔離すべきだった。

 そして陰性だった乗客・乗員は完成しているオリンピック選手村などに収容して、経過観察すべきだった。そうすれば感染地獄のような事態を招かないで済んだはずだ。

 徳島県の飯泉知事は25日夜、記者会見し「手洗いやマスクなどの感染予防策を徹底したうえで体調に異変がある場合には医療機関を直接、受診するのではなく24時間対応の電話窓口に相談してほしい」と「政府の対応指針」通りに呼びかけた、という。

 これまで政府・厚労省が推進して来た「予防医療」という観念と相反する「体調に異変がある場合には医療機関を直接、受診するのではなく24時間対応の電話窓口に相談してほしい」という姿勢が「新型コロナウィルス感染」の拡大を防ぐ方法として正しいのだろうか。それとも単に検査キットがなく、検査能力が一日当たり千体ほどにも満たないために、やむを得ずそうした措置を取らざるを得ないのだろうか。

 「発熱や倦怠感など容体がおかしいにも拘らず、四日ほどは自宅などで経過観察」してから電話窓口に相談する、というのは感染症対策としては間違っている。感染拡大を抑え込む手法としても、有効とはいえない。ましてや国民の健康と命を守る手法としては明らかに間違いだ。それは重篤な患者を増やすことでしかない。軽症の内にこそ検査を行って感染症治療を行うべきだ。

 治療薬がないから病院に入院しても同じだ、というコメンテータや評論家がいるが自宅には「人工呼吸器」はもちろん、普通には「酸素ボンベ」など常備していない。そして感染拡大を防ぐには物理的な「隔離」こそが有効なのは論を俟たない。

 なぜ大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から陰性として下船させた乗員・乗客をオリンピック村などの大規模宿泊施設に二週間程度滞在させて、経過観察しなかったのだろうか。もはやこの夏の東京オリンピック開催は不可能だ。

 この状態で開催を強行しても、選手や役員を東京に派遣する国は極めて少数ではないか。新型コロナウィルス感染のピークが三月末で、夏までには下火になるだろう、というのは政府に忖度した「専門家」の発言に過ぎない。今後は自宅待機した「軽症」感染患者がスーパー・スプレッダーとなって集団感染する事態が全国各地で起きるだろう。その前例は韓国で起きている。

 政府・厚労省の大甘でヌルイ対応方針がこの夏開催予定の東京オリンピックを不可能にするだろう。そして多くの国民が感染する事態を招くだろう。

 感染力ではこれまで経験したインフルエンザとは比較にならない。そして潜伏期間内でも感染力を持つというのも、これまでのインフルエンザには見られなかった現象だ。インフルエンザでは治癒してから五日程度の隔離だったのとは、同じコロナウィルスでも今回の新型コロナウィルス感染は治癒後の隔離期間が二週間と明らかに異なる。それでもワンシーズンのインフルエンザ患者数よりも少ない患者数で終息する、とする根拠は何だろうか。

 さらに温かくなれば新型コロナウィルス感染は収まる、と麻生氏などが発言したようだが、温暖の地のシンガポールやタイでも新型コロナウィルス感染が起きている事態をどう説明するのか。だから夏前に終息する、というのは願望に過ぎない。

 私たちは新型コロナウィルス感染に武器を持たないで「自己責任」で自宅で戦えと政府・厚労省によって宣告された。身を守るべき最低限のマスクスら市中の店頭から姿を消している。これほど感染症対策で無能な政府・厚労省を私たちが持っていることに深く失望する。その責任の一端は政府・厚労省の尻を叩かないマスメディアにも大いにある。



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/130.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 首相官邸では、ここ1〜2週間でコロナが収まらなかったら、東京オリンピックは中止となり、その責任をとって安倍晋三首相は退陣という流れになり、「ポスト安倍」は?(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/8fe837314033c80ee282714ac7fac12e
2020年02月26日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 これは、首相官邸内部からのトップ情報である。情報源によれば、「首相官邸では、ここ1〜2週間でコロナが収まらなかったら、東京オリンピックは中止となり、その責任をとって安倍晋三首相は退陣という流れになってきている。新型コロナウイルスに対する日本の検査体制は、検査数が韓国の20分の1にすぎない。そうすることで感染者数を意図的に押さえて隠蔽してきた。ところが、実態はそうした人為的な操作では押さえきれないほど深刻に広がってきており、米国が韓国に3段階ある警戒レベルのうち最も高い「不要不急の渡航は中止せよ」に引き上げたが、日本に対しても同じレベルに引き上げられれば、完全にオリンピックは開催できない流れになる」という。安倍晋三首相が退陣の危機状態に上たてに陥っていることは、上皇陛下の側近である吉備太秦もキャッチしており、「ポスト安倍」を担う新政権構想をめぐり、自民党内が、騒然となっている。これに対して、吉備太秦は、世界恒久の平和と繫栄を築く「新機軸」(第3次世界大戦の回避・世界の全原発440基廃炉・地球環境の改善・AIの産業化)を実現できる政治家をバック・アップ、上皇陛下を戴く世界支配層「ゴールドマン・ファミリーズ・グループ」が担っている「MSA資金」の運用益をふんだんに提供して、新政権を支えていくことを決めている。



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/131.html

記事 [政治・選挙・NHK270] れいわ「国会休会とコロナ対策予算を」 与野党国対委員長に申し入れ(田中龍作ジャーナル)
れいわ「国会休会とコロナ対策予算を」 与野党国対委員長に申し入れ
https://tanakaryusaku.jp/2020/02/00022459
2020年2月26日 16:24 田中龍作ジャーナル


要望書を森山国対委員長に手渡す舩後議員。=26日、自民党国対委員長室 撮影:田中龍作=

 れいわ新選組がきょう、国会の「自然休会」と新型コロナ対策のための大規模な補正予算の編成を、与野党の国対委員長に申し入れた(与党:自民党 / 野党:共同会派)。

 れいわを代表して舩後靖彦議員が立憲と自民の国対委員長室を訪れ要望書を手渡した。内容は以下ー

クルーズ船対応の現場に出向いた政府関係者が、国会や役所への登院・出勤を通常と変わらぬ形で行っていると疑われる現状に関し、危機管理上あり得ない状況と言わざるを得ません。

国会は、私たちれいわ新選組の重度障害議員、難病議員に限らず、
与野党の高齢の議員も多く活動する場です。

しかし、現在のあまりにも不完全な防疫、対処策では、
国会でさえも、私たちは命の危険を感じずにはいられない場所となってしまっています。

この状況に改善の兆しが見えるまでは、れいわ新選組の2議員は、
永田町周辺への出入りを見合わせなければならない状態です。

ご承知のとおり、この問題は永田町周辺に限った話ではなく、現状の対応のままでは、国内において新型コロナウィルスの爆発的な感染拡大を阻止することが難しいと考えます。

この状況が推移すれば、先々、多くの国民の健康が阻害される恐れが高まるのはもちろんのこと、
国内経済においても悲劇的な痛手を負うことは避けられないと考えます。



森山国対委員長。舩後議員側が求めた握手に応じた。=26日、自民党国対委員長室 撮影:田中龍作=

 要望書を受け取った自民党の森山裕国対委員長は「休会の件は承っている。補正予算は与野党で協議したい」と答えた。

 田中は自民党の国対委員長室に入って撮影できた。ところが立憲では門前払いを食らった。日頃、立憲批判を繰り返しているからだろう。田中の身から出たサビともいえる。

 自然休会とは両院の議決によらず国会を休会にすること。2011年の東日本大震災と福島原発事故の際も衆参両院議長の合意により自然休会となった。

 2011年を上回る大災害となりそうなのに、国会の動きは危機感を欠くと言わざるを得ない。

     〜終わり〜



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/132.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 何日も経ってようやく出てきたアホすぎる「基本方針」(まるこ姫の独り言)
何日も経ってようやく出てきたアホすぎる「基本方針」
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/02/post-3f2a9c.html
2020.02.26 まるこ姫の独り言 ※画像補足


なに、このドタバタ感は一人前だが、ほとんど前に進まない対策。

政府の後手後手の対応により、コロナウイルスは、全国津々浦々まで感染拡大してしまった。

今頃になって、政府は「基本方針」とやらを出してきたが、こののんきな浮世離れした方針は。


>動画→可能な限り増加抑制へ…コロナ「基本方針」
     2/25(火) 16:40配信  日テレ News24

>政府は、「現時点では、まだ大規模な感染拡大が認められているわけではない」とした上で、「患者の増加のスピードを可能な限り抑制する」ことなどを目標とした「基本方針」を決定した。

>また、地域で患者が大幅に増えた場合は、一般の医療機関でも感染が疑われる患者を受け入れるとし、症状が軽い人は、まずは自宅で療養するよう求めている。


加藤厚労相は「感染の不安から、適切な相談を行わずに医療機関を受診することがないようにしていただきたい」と言っているが、適切な相談をしても検査を受けられないのはどういうことなのか。

感染しているかどうか早急に検査を受させて判定をして貰えば、陰性でも陽性でもその人は納得するし、周りの人に感染させるリスクも低く抑えることができるのに、この国では検査さえ、厳しい壁があってそれを乗り越えられない人は検査をしてもらえない。

一般の人が、容易に検査を受けられない状態にしておいて、日本は感染者数が韓国より低いというのも、変な話だ。

韓国は大統領が陣頭指揮をしているそうじゃないか。

国上げて検査体制を推進している。


そりゃあ、検査が簡単に受けらるようにすれば、おのずと感染者数も増える。

それだけ国が国民のためを思っているともいえる。

この国の感染者数が抑えられているのは、簡単に検査を受けられないからだ。

3000人規模の検査ができるようになったと加藤厚労相は豪語していたが、肝心の検査が受けられないようでは、「仏作って魂入れず」と同じで何の役にも立たない。

Yahoo!コメントで、
>今後 コロナの検査や治療には、負担をしてもらうという事だけか。

とあったが、検査費用は国の負担じゃないのか。

今度のウィルスは、戦争にも匹敵するような有事の場合なのに個人負担なのか。

武漢から法人を救出する際のチャーター機代を個人負担として請求したくらいの国だから、検査費用も個人負担は当たり前と言う事か。

コロナ対策は後手後手なのに、国民から金を取ることだけは先手先手と言われても仕方がないのではないか。

本当にこの国は国民に対しての愛がない。

とにかく安倍政権は、国民に金を出すのをものすごく渋る政権だ。

他国は、何千億円もの税金をかけた対策を取っているのに、この国では何十億円単位。

自分達には税金を湯水のように使っているのに、国民への出し惜しみが過ぎる。

100歩譲って個人負担だとしても、保険適用はすぐにでもするべきだ。

いつまでも保険適用にしないから、検査がたらいまわしにされて、すぐにでも検査を受けなければいけない人まで除外されてきたのではないか。

どうしてこんな政権が支持されてきたのか不思議で仕方がない。

それにしても基本方針が、「軽症者は自宅で療養」はいかにも情けない。

単なる風邪だったら自宅で療養で完治するだろうが、検査もなく軽症者と決めつけるのはどうなのか。

本当に感染していたら、その間もウイルスを野放しになるとは考えないのか。

先手先手は口ばかりで、実際には何をしたいのか分からない。




http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/133.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 安倍内閣が検査を忌避する「特殊な事情」(植草一秀の『知られざる真実』) 
安倍内閣が検査を忌避する「特殊な事情」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-e10815.html
2020年2月26日 植草一秀の『知られざる真実』


TBS「News23」で上昌広・医療ガバナンス研究所理事長が的確なコメントを提示した。

詳細を水島宏明氏が紹介してくれているのでご参照賜りたい。

https://bit.ly/3ccejf2

新型コロナウイルス感染拡大に対して、真っ先に全力を投入するべきことは検査体制の拡充である。

この点について、上氏は次のように指摘した。

「軽い症状の人がふだん通り働いて周囲に(ウイルスを)まき散らす。

したがって、そういう方々に正確に診断することは本当に大切なこと。」

「高齢の持病をもった方で亡くなっている。

弱い患者さんがわかっている。

そういう人には早く診断して、早く治療しないといけない。

最近になって、効く薬がわかってきている。

どうして入院を要する肺炎まで待たなきゃいけないのか。

これは医療倫理にかかわる問題。

常識ではありえない。」

極めて当たり前の、当然のことを理路整然と指摘した。

コロナウイルス感染は国内で確実に拡大している。

安倍内閣はPCR検査に巨大な障壁を設置して、検査による感染者数確認を阻止している。

しかし、そのことによって感染拡大阻止が阻止されている。

自分の利益しか考えない悪魔のような内閣である。

小川彩佳キャスターが、日韓の検査累計数の差について事実を説明した。

1日あたり100件が最大の日本と1万人が最大の韓国の相違が存在する。

韓国の累計検査数は2月25日16時時点で40304件。

日本の累計検査数は913件(厚労省は一部、地方の数字が反映されていないと説明)。

この点について、上氏は

「PCR検査というのは古い検査で実は非常に簡単。

ウイルス感染を診断するのに必須の検査。

韓国と比べてここまで少ないというのは何かウラがあるというのか・・・。

厚生労働省がよほど(検査を)やりやくないのだなあというニュアンスを感じる。」

「民間の検査会社は国内に約100社あって、全体で900くらいラボを持っている。

その1つで100個検査をすると、1日で9万件、検査できる。

本当にプロの人たちで精度の管理もしっかりしている。

そういうところに頼めば本当に簡単に検査ができる。

それをなぜしないのか。

やはり特殊な事情があるのだと思う。」

「中国の場合は、スイスの製薬企業が即座に検査に入って無償で試薬を提供した。

それを使ってやったから大量に検査ができた。」

日本はできるのにやらない。

上氏はこう述べた。

「一つは予算の問題と、もう一つは感染者を多く見せたくないんじゃないかというウラがあるような気がする。」

安倍内閣が2月25日に決定した対策基本方針では、検査について、

「感染症法に基づいて医師の届け出で感染の疑いがある人を把握し、ウイルス検査を行う」

とした。

この点について上氏は、

「これはもうメチャクチャ」

「政府の基本方針」の「入院を要する肺炎患者の確定診断のためのPCR検査に移行」では、迅速で正確な診断は不可能になる。

安倍内閣は発表される感染者数を少なく見せることだけを優先し、早期発見・早期治療が必要な高齢者の感染拡大を先送りし、これらの人々を死に追いやるとともに、軽症の感染者を野放しにして感染拡大を推進している。

狂気の内閣と言うほかない。

私たちは世界の人々に対して、安倍内閣が感染者数を隠ぺいし、国内での感染拡大を推進している事実を告発する必要がある。



http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/134.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 東京オリンピック開催判断「期限は5月下旬」IOC委員 新型コロナ感染拡大で(毎日)
東京オリンピック開催判断「期限は5月下旬」IOC委員 新型コロナ感染拡大で
毎日新聞2020年2月25日 23時06分(最終更新 2月26日 17時46分)
https://mainichi.jp/articles/20200225/k00/00m/040/272000c

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員(77)=カナダ=が、東京オリンピックを開催するかどうかの判断の期限は5月下旬になるとの見方を示した。AP通信のインタビューに答えた。順延や開催地変更は難しいとも指摘した。パウンド氏は3カ月たっても事態が収束していない場合、「おそらく中止を検討するだろう」と述べた。

 開催時期を秋にした場合、欧米の人気プロスポーツとシーズンが重なる。五輪は巨額の放映権料がかかっており、順延は現実的ではない。また、開幕まで150日を切っており、「場所を移動することは困難」との見解を話した。

 パウンド氏は1978年からIOC委員を務めており、国際映像を制作して全世界に供給するためIOCが設立した五輪放送サービス(OBS)や世界反ドーピング機関(WADA)の委員長の経験もある。【小林悠太】
http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/135.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 新型肺炎、ついに永田町の国会議員秘書が感染との情報も…安倍政権が情報隠蔽か(Business Journal)
新型肺炎、ついに永田町の国会議員秘書が感染との情報も…安倍政権が情報隠蔽か
https://biz-journal.jp/2020/02/post_143721.html
2020.02.26 文=神澤志万/国会議員秘書 Business Journal


加藤勝信厚生労働大臣(写真:AFP/アフロ)


 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 3連休明けの2月25日、ついに国会にも新型コロナウイルスの感染者が出てしまったようです。具体的には明らかにされていませんが、「衆議院議員の秘書」といわれており、誰なのか臆測が飛び交っています。

 すでに、議員会館勤務の秘書たちがきちんと出勤しているかを確認している人が増えているそうです。秘書たちは「もしかすると、感染を隠すために無理して出勤させて、感染者を特定されないようにしているかもね」と話していますが、それではますます感染が拡大してしまいます。また、そのためか、議員会館の各階エレベータホールに、やっと消毒液のボトルが置かれるようになりました。

 厚生労働副大臣や政務官、その秘書や職員たちがクルーズ船の対応にあたっていたのですから、このような事態は想定できました。「危機管理がなっていないな……」と残念な気持ちになります。

 しかも、自治体には「陽性反応が出た人たちの情報は隠さずに公開すべき」という指針を出しておきながら、感染したとされる秘書の情報については、26日午前中の時点でも明らかにされていません。感染者との接触が疑われる職員や秘書は自宅待機をすべきなのに、なぜ隠しているのでしょうか。一部では、「加藤勝信厚労相の秘書だからじゃないの?」という臆測も広がっています。ちなみに、加藤大臣の事務所がある衆議院第二議員会館11階には菅義偉官房長官の事務所もあります。

 いずれにしても、政府が正しい情報を公開しないとデマも増えてしまい、みんなが安心して生活できない事態を招いてしまうと思います。

■不倫疑惑の大坪審議官はスイーツ三昧?

 新型コロナウイルス感染の対応について、日本政府には国際的な批判が高まっています。米CNNなどは、「日本の厚労省のコロナウイルス対策が失敗したので、しばらくは日本を訪れないほうがいい」と報道していました。今はどの観光地もガラガラのようで、経済的にも大打撃です。

 2月17日には、大型クルーズ船内で連絡調整などの業務にあたっていた厚労省の50代の男性職員の感染が報道されましたね。「税金不倫疑惑」で何かとお騒がせの厚労省の大坪寛子官房審議官もクルーズ船の担当ですが、彼女は近くのホテルに滞在して贅沢なスイーツをほおばっていたそうです。危機感がなさすぎですし、「コネクティングルーム不倫疑惑」についてもまったく反省していないところに、国会女子たちはみんなあきれています。

 しかも、船内にいた職員たちには検査も自宅待機もさせずに職場に戻していたそうで、とても驚きました。医療関係者にも感染が拡大し、下船後に陽性反応が出た人も増えているのですから、国民のみなさんは不安しかないと思います。

 新型コロナウイルスについては、まだ治療法が確立されていないので、手洗い、うがい、マスク着用などの基本的な方法しか感染を防ぐ手段がないのも問題です。あとは、十分な睡眠や栄養をとって「免疫力」を下げないことも重要だといわれていますが、現代人にはハードルが高いですよね。

 一方で、検査を受けられる機関が少ないことも問題になっています。2月24日の政府の専門家会議で「これからの1〜2週間が、急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際」とされましたが、医療の現場は機能していないのが現状です。

 特に批判されているのが、保健所の対応のまずさ。政府は「感染が疑われたら、病院ではなく保健所へ相談を」と呼びかけているのに、保健所は土日祝日がお休みです。しかも、国民からの相談には「(発生源とされている)武漢に出入りしたか、すでに感染がわかっている人と濃厚接触した人以外は、検査は受け付けない」と言っているそうです。電話をする人は不安なのですから、もう少し親切な対応をお願いしたいです。せめて、症状を細かく聞いた上で、病院へ行くように指示するか、検査を受け付けるかぐらいはしてほしいですね。

 このような状況でも続いている衆議院予算委員会では、野党が「対応のお粗末さ」を追及していますが、解決策までは提示できていません。みなさんも、なんとなく体調が悪いと感じたら、休みを取って完治するまで無理をしないことが大切です。なかなかそうもいかないお仕事もあるかもしれませんが、今は日本全体が体力を温存したほうがいい時期なので、思い切って休むこと、周囲の人にもそうすすめること、それが自分にとっても周りの人にとっても最善の選択です。

 観光地のみなさんも、観光客が減ってしまったこの時期を充電期間だと思って、日頃は忙しくてできなかったメンテナンスやクリーニングをして心身共にリフレッシュし、また忙しくなる時期に備えられたらいいですね。

 新型コロナウイルスに感染してお亡くなりになってしまった方々へ、心より哀悼の意を表します。そして、これ以上感染が拡大しないよう、秘書たちも対策のお手伝いをこれまで以上にがんばりたいと思います。

(文=神澤志万/国会議員秘書)




http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/136.html

記事 [政治・選挙・NHK270] 「桜」疑惑で下関市議が証言「ホテルと契約していない」(週刊金曜日)
「桜」疑惑で下関市議が証言「ホテルと契約していない」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200225-00010000-kinyobi-soci
2/25(火) 12:31配信 週刊金曜日 2020年2月21日号


山口県下関市東大和町にある安倍晋三事務所。(撮影/片岡伸行)


昨年の「桜を見る会」前夜祭をめぐる安倍首相の「契約主体は参加者個人」との答弁について、前夜祭に参加した地元・下関市の複数の市議が、本誌の取材に対し、これを否定する証言をした。全国の弁護士による「追及する法律家の会」も結成され、首相の法的責任追及の声がさらに高まる。

 誰もが耳を疑った「主催は後援会だが、ホテルとの契約主体は参加者個人」との安倍晋三首相の答弁(1月31日・衆院予算委員会)。2019年4月12日夜に東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた「桜を見る会」前夜祭のことだ。

 この前夜祭は安倍晋三後援会の主催だが、会費5000円のやりとりをめぐって、その収支が政治資金収支報告書に記載がないため、「法違反ではないか」と野党議員から追及を受けた。これに対し安倍首相は「後援会主催」であることは認めたものの、ホテル側と前夜祭の契約をした「主体」は「参加者個人になる」と答弁したのだ。「契約主体」が安倍後援会であった場合、政治資金収支報告書への記載がなければ法違反に問われる可能性があるためだ。

 しかし、実際そんなことがありうるのか。

【「首相の人間性を疑う」】
「下関の人たちはみんな、あの首相答弁にびっくり仰天です。自分たちは(桜を見る会に)招待され、お呼ばれした側。後援会の案内を見て参加を申し込み、費用を支払って出かけて行っただけ。招待された人たちが個人個人でホテルと契約するはずがないじゃありませんか。『私たち、ホテルと契約なんかしていませんよ』と参加者の人は話しています」

 そう語るのは、下関市議会議員を20年以上務める現職の田辺よし子市議だ。昨年12月19日に衆院本館内で行なわれた「桜を見る会」追及本部第17回ヒアリングに参加し、「下関の人たちは首相の説明に、まったく納得していない」などと地元の状況を報告した。

 その田辺市議をして、今回の安倍首相の答弁については「追い詰められたらここまで言うのかと、人間性を疑う」と言わしめる。

 田辺市議は下関市議会(定員34人)の中の少数会派「市民連合」(3人)に所属。いわゆる「安倍派」でもなければ山口県第4選挙区にある自民党下関支部に所属しているわけでもないので、当然ながら、自身は「桜を見る会」にも「前夜祭」にも参加していない。

 では、実際に前夜祭に参加した地元の市議は今回の安倍首相の答弁についてどう思っているのか。首相の言うように「ホテルとの契約主体は参加者個人」というのは事実であったのかどうか。当事者への取材を試みた。

【契約や交渉「してません」】
 地元ではすでに「桜を見る会」については「箝口令」が敷かれているらしく、関係者の口は一様に重い。まして「桜を見る会」に参加した後援会員や自民党員であればなおさらガードは固い。

 その中で、「匿名」を条件に昨年の「桜を見る会」と「前夜祭」に参加したという2人の下関市議が電話取材に答えてくれた。

――安倍首相が「ホテルとの契約主体は参加者個人」と答弁しましたが、前夜祭に参加された際、あなたはホテル側と何らかの契約をしましたか?

 筆者の質問に対し、A市議はこう答えた。

「ホテル側とはなんの契約もしていない」

――会場の予約とか、出される飲食物の内容や会費の金額、欠席となった場合の負担割合などをめぐってホテル側からなにか説明を受けたり、交渉したりした事実はありますか?

「交渉もなにもしていませんよ。すべて後援会任せですから」

 同じ質問に対して、B市議はこう答えた。

「ホテルとは契約も交渉もしていません。みんなそうでしょ。安倍事務所に申し込んだんだから。申込書には『ホテルとの契約は各自で』などと書かれていませんし、そんなのは常識でしょう」

 その「常識」では考えられない安倍首相の答弁についてどう思うかと聞くと、B市議は「それはノーコメント」と答え、「ただ」としてこう続けた。

「事実を書いてもらうことが大事。だから、あなたの質問にお答えしたまで」

 A市議やB市議が特定されてしまうと差し障りがあるので匿名としたが、証言の信用性を担保するためにこれだけは明記しておく。自民党下関支部には安倍晋三衆議院議員と林芳正参議院議員、古田圭一衆議院議員の3人の国会議員が所属しているが、前述の市議のうち1人は安倍派、もう1人は林派である。

【全国の弁護士が決起】
「法の支配のもとで日々業務を行なっている法律家として、為政者の違法行為疑惑を前に座視するわけにはいかない。立憲主義と法の支配が回復するよう安倍首相の法的責任を追及していく」

 2月13日に東京・永田町の参議院議員会館内で開かれた「『桜を見る会』を追及する法律家の会」の結成集会で、呼びかけ人を代表し泉澤章弁護士は結成の趣旨をそう述べた。1月半ばすぎから会結成が準備され、同日までに全国各地の弁護士70人が呼びかけ人に名を連ねた。当初の26人を合わせ呼びかけ人総数は100人近くに。

 結成集会では、先行して「『桜を見る会』を追及する弁護士の会・宮城」を発足させた小野寺義象弁護士、1月14日に安倍首相を「背任罪」の疑いで刑事告発した学者・弁護士グループの澤藤統一郎弁護士、長野県諏訪地域を中心にした「『桜』私物化!怒り満開 市民の会」の毛利正道弁護士がそれぞれ報告に立ったが、このうち問題の首相答弁について、小野寺弁護士はこう指摘した。

「収支報告をめぐりホテルニューオータニを引っ張り込み、あげく〈契約主体は参加者〉などと政治家が後援会員に責任転嫁するなど大問題だ。この論が破綻していることは明らかだが、そのように主張し続けるなら政治資金規正法の犯罪構成要件該当性の認定にとって、〈契約主体〉の確定が重要な争点になる」

 宮城や長野では稲田伸夫検事総長と松本光弘警察庁長官宛てに「徹底的捜査と刑事責任追及を求める署名」活動を展開している。

 集会には黒岩宇洋衆議院議員、山井和則衆議院議員、田村智子参議院議員ら「桜」追及本部メンバーも出席。「首相の法違反が問われている。法律家の方々と手を携え、徹底的に責任を追及し、法の支配を取り戻したい」などと述べた。「法律家の会」は今後、全国で賛同人を千人単位に増やし、3月をめどに刑事告発をめざす。

 今年の桜は例年より早く開花する見込みというが、列島各地の弁護士たちの「桜」疑惑への怒りは早くも“満開”になりつつある。  

(片岡伸行・記者、2020年2月21日号)



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記事 [政治・選挙・NHK270] 新型コロナ検査、韓国は1日4万件、日本は3千件台…検査拡大を阻む政府内の利益代表者(Business Journal)
新型コロナ検査、韓国は1日4万件、日本は3千件台…検査拡大を阻む政府内の利益代表者
https://biz-journal.jp/2020/02/post_143795.html
2020.02.26 文=編集部 Business Journal


厚生労働省(新華社/アフロ)


 日本は新型コロナウイルス感染症の爆発的な増加を防ぐことができるのか。重要な分水嶺に差し掛かりつつある。政府は25日、新型ウイルス対策本部(本部長・安倍晋三首相)の会議を首相官邸で開き、対策の基本方針を取りまとめた。「水際対策」から「感染者集団が次の集団を生み出すことの防止」に対策の重点を移すというのだが、その検査体制に関して医療関係者から疑問の声が上がっている。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の対応から今日まで、一連の政府決定の不可解さの原因はなんなのかについて探る。

■なぜ検査は拡大できないのか

 25日の政府方針では、患者が大幅に増えた場合は、一般医療機関で患者を受け入れ、軽症の人は自宅療養とすることも決めた。だが、そもそも感染したかどうかがわからなければ、患者は働き続けるだろうし、家の外にも出るだろう。ビジネスパーソンが特定の病気で休暇を申請するには、医師の診断や検査結果が必要だからだ。昨年の消費税増税以降、生活は苦しくなるばかりなのに欠勤したり、明確な理由なしに貴重な有給休暇を使ったりしたくはないだろう。

 だが、感染を確認するための「PCR検査」は、国立感染症研究所(感染研)と大学付属病院などの大病院に限られ、軽々に受診はできそうにない。

 医療ガバナンス研究所上昌広理事長は次のように現状の問題点を指摘する。

「疑問なのは、なぜ政府は検査体制を拡大しないのかということです。

 対策本部の専門家会議では、小さな病院では設備の状況などからPCR検査の実施が難しいとしています。しかし、小さな診療所でも患者さんから検体をとって民間の検査会社に送れば、次の日には結果が出ます。日本国内の民間検査機関は100社あって、900のラボがあります。1日10万件単位で検査ができるはずです。本来であればこの一連の流れを保険適用にすればよいだけなのです。

 なぜ韓国で1日4万件、中国でも数万件の検査を実施しているのに、日本では最大3800件なのでしょう。答えは簡単です。一部の利益代表が政府の専門家会議にいて、自らの組織に一連の検査事業を囲い込もうとしているからです。感染研と大学病院で検査すれば補助金がもらえます。つまり、これは公共事業なのです」

■不可解な政策決定は誰が行っているのか

 与党や複数の政府関係者の話を総合すると、加藤勝信厚労相は政府のスポークスマンで、良い意味でも悪い意味でも方針の策定などにはほとんど関与できていないようだ。

 具体的な対策に関しては、感染研と新型コロナウイルス感染症対策専門家会議に丸投げの状態で、「首相官邸側では首相補佐官の和泉洋人氏、木原稔氏、そして『週刊文春』などで取り上げられている大坪寛子厚労省大臣官房審議官(危機管理、科学技術イノベーションなど担当)らが動いています。大坪審議官はダイヤモンド・プリンセスにも乗船していました」(政府関係者)

 ここで政府の対策本部の専門家会議のメンバーを見てみよう。座長は脇田隆宇感染研所長、副座長は独立行政法人地域医療機能推進機構理事長の尾身茂氏、構成員に川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦氏、日本医師会常任理事の釜萢敏氏、東京慈恵医科大学感染症制御科教授の吉田正樹氏ら10人が名を連ねる。

 より詳細に各人の経歴を説明すると、座長の感染研所長の脇田氏は名古屋大医学部卒、副座長の尾身氏は厚労省を経て名誉世界保健機構(WHO)西太平洋地域事務局長、内閣府の「新型インフルエンザ等対策有識者会議」会長を務めた。岡部氏は元感染研感染症情報センター長で東京慈恵医大卒、吉田氏は同大教授だ。そして、大坪氏も東京慈恵医大卒で感染研血液・安全性研究部の研究員だった。釜萢氏のバックボーンの日本医師会は自民党の後援組織である日本医師連盟の母体だ。

 東京慈恵医大は公衆衛生分野の研究でリードしているし、感染研の関係者が今回の問題で全面に出てくるのは道理ではある。とはいえ、人員構成が偏っているようにも見える。

■「37.5度以上の発熱で4日何もしなければお年寄りは死ぬ」

 前出の上氏は次のように語る。

「これまで、国内のワクチンは感染研の指揮のもと国内4団体でつくられていて、先進的な技術や知見を持つメガファーマーは関与できませんでした。また輸入品を入れないよう厳しく統制しています。2009年の新型インフルエンザ問題の際も国内でワクチンを作れなかったのも、感染研のガバナンスによるところが大きいです。一部の団体の思惑が排除できない中、合理的に政策決定が下されているのか疑問です。

 政府が打ち出した『37.5度以上の発熱が4日以上続いた場合』という検査対象者の方針も、医療従事者から疑問が噴出しています。思い付きではないでしょうか。疫学的な根拠はまったくありません。そもそもインフルエンザかどうかもわからない状態で、お年寄りが発熱して、解熱剤もタミフルも投与せず4日も経過観察をしたら亡くなってしまいます」

 政府の感染症対策の杜撰さが発覚する起点になったクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での状況について、自衛隊関係者は次のように話す。

「船内はいろいろな機関が入り乱れていたそうです。そんな中、どこの所属かは言えませんが、とにかく自衛官ではない方が『エボラ(出血熱)じゃないし、風邪みたいなものだし大騒ぎしなくても大丈夫だよ』などと軽口を言っていたようです。どんな文脈で言ったのかはわかりません。

 現場は文字通り懸命に働いています。患者さんも懸命に病気と闘っています。言いたいのはそれだけです」

 不必要に恐怖を煽る必要はない。だが今の政府上層部には自然の猛威に対する謙虚さと誠実さ、真摯さが欠けてはいないだろうか。

(文=編集部)



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