★阿修羅♪ > アーカイブ > 2020年5月 > 28日00時05分 〜
 
 
2020年5月28日00時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK272] 安倍応援団・つるの剛士がこの状況で「安倍首相にお疲れ様を言いませんか?」 ならば首相が本当に疲れるほど働いていたか徹底検証(リテラ)
安倍応援団・つるの剛士がこの状況で「安倍首相にお疲れ様を言いませんか?」 ならば首相が本当に疲れるほど働いていたか徹底検証
https://lite-ra.com/2020/05/post-5442.html
2020.05.27  つるの剛士「安倍首相にお疲れ様を言いませんか?」の的外れ擁護 リテラ

    
    つるの剛士Twitter


 毎日新聞につづき朝日新聞の世論調査でも内閣支持率が20%台に突入し、いよいよ「危険水域」に足を踏み入れた安倍政権。新型コロナ対応の後手ぶりはもちろん、そこに黒川弘務・前東京高検検事長の問題が噴出したことを考えれば、当然の結果だろう。

 だが、こうした世論に焦っているのは安倍首相本人だけではない。安倍応援団も同じだ。なかでも露骨だったのが、安倍首相の会見がおこなわれた25日に投稿された、つるの剛士のこんなつぶやきだ。

〈国民の皆さんで安倍首相にお疲れ様、ご苦労様を言いませんか?
震災の時、テレビに出てくる度お疲れ顔になっていた枝野さんに“お疲れ様です!寝てください!”と労った時のように。
政治家の皆様も同じ人間。人です。
未曾有で大変な時こそ、皆んなで励まし労い合いませんか?
今頑張ってる全ての人に。〉

 何を言い出すかと思えば、“お疲れの安倍首相を労おう!”って……。だが、どうして痛みばかり押し付けられている国民が、後手後手の新型コロナ対策しか打ち出せていない安倍首相に「お疲れ様」「ご苦労様」と言わなければいけないのか。

 安倍首相は新型コロナ対応に追われているはずのこの数カ月間、公邸に泊まり込むのではなく基本的に私邸に戻っており、土日もちょろっと官邸・公邸に顔を出すだけでほとんどの時間を自宅で過ごしている。例のコラボ便乗星野源動画でも自ら示したように、休日には犬を撫でて茶を飲みテレビをザッピングするという優雅な生活を送っているのである。

だいたい、東日本大震災と原発事故対応で当時の枝野幸男官房長官に対して「枝野寝ろ」の声がネット上で起こったのは、昼夜問わず1日に何度も会見を開いていたからだ。だが、安倍首相が新型コロナ対応でこれまで会見をおこなったのは、たったの8回。つるのがこの投稿をおこなった25日の会見後も、安倍首相は記者からの質問をシャットアウトするために入れているとしか思えない対策本部の会合に18分出席すると、20時32分には富ヶ谷の私邸に帰宅。翌26日は9時52分に官邸入りしている。新型コロナに全力で当たるために公邸に泊まりきりだというならまだしも、私邸にしっかり帰宅している総理大臣のどこが「お疲れ様」なのか。それを、医療従事者なども含めた「今頑張ってる全ての人」のなかに安倍首相を入れろ、とつるのは言うのである。

 いや、さらに言えば、総理大臣としてリーダーシップを発揮すべきだった初動はもっと酷かった。国内初の感染者の死亡と、中国と接点のない国内感染者が新たに発表された2月13日には、対策本部での会合などをさっさと済ますと、東京・丸の内のパレスホテル東京でおこなわれた精神科医らでつくる安倍首相の後援会「晋精会」の会合で挨拶。その後は平河町の中国料理店「赤坂四川飯店」へ向かい、細田博之元幹事長、麻生副総理兼財務相とともに細田派・麻生派の衆院当選3回生議員、いわゆる「魔の3回生」らとの懇親会に出席し、私邸に戻ってしまった。

 また、「ダイヤモンド・プリンセス」号に乗船し、感染が確認されていた80代の日本人男女2名が死亡した2月20日には、約2分間、記者のぶら下がりに応じて哀悼の意を表して官邸を後にすると、その足で六本木に直行。鉄板焼き店の「花郷 六本木店」で、安倍応援団の金美齢氏や自民党の城内実、池田佳隆、石川昭政、長尾敬、簗和生、山田賢司各衆院議員、小野田紀美参院議員ら“ネトウヨ議員”と宴会をおこなった。

■ネトウヨサイト「政治知新」も「過労死ラインを超えて国事に奔走する安倍総理!!」

 極め付きは、2月27日に突然ぶち上げた一斉休校要請の際の言動だ。休校にともなう親の休業補償策もないままのこの決定には批判が殺到し、29日に新型コロナ関連ではじめて安倍首相は記者会見を開いたが、その重要な会見の前日、安倍首相は安倍応援団である百田尚樹氏と有本香氏を公邸に招待して会食。場当たり対応で社会を混乱させている最中だというのに、感染症の専門家からレクチャーを受けるでも、教育現場の生の声を聞こうとするでもなく、声だけがでかい無教養なネトウヨ論客と会っていたのである。

 私邸に帰ろうが、やることをしっかりやっていればそれでいい。だが、打ち出したことといえばアベノマスクくらいで、PCR検査体制の強化も給付金の早急な支給もいまだ実現していない。その一方でちゃっかり“安倍政権の守護神”である黒川検事長の違法な定年延長を後付けで正当化し、時の政権が検察人事に介入することを合法化する法案を強行採決しようとしていたのだから、国民が怒るのはごく当たり前の流れだったのだ。

 なのに、「安倍首相にお疲れ様、ご苦労様を言いませんか?」とは、さっぱり意味がわからない。むしろ、「もっと働け安倍晋三」と言いたいくらいだ。

 しかし、この期に及んで「安倍首相を労おう!」などととんでもないことを言い出しているのは、つるのだけではない。じつは、つるのがこんなことを言い出した同日には、日本経済新聞が〈安倍晋三首相の連続執務日数が24日、120日となった〉と報道。これを受けて、ネトウヨまとめサイトの「政治知新」は、こんなタイトルのまとめ記事を配信し、ネトウヨが必死に拡散していたからだ。

「安倍総理、120日連続勤務!1月26日から1日の休みも取っていなかった!過労死ラインを超えて国事に奔走する安倍総理!!そして、政権批判ばかりの芸能人がいつ国民の為に働いたの?」

 ちょろっと官邸・公邸に顔を出した日まで勤務日にカウントしているだけなのに、「過労死ラインを超えて国事に奔走」とは……。このまとめ記事を配信している「政治知新」は本サイトの既報の通り、菅義偉官房長官ほか自民党との関係が囁かれているサイトなのだが(参照→https://lite-ra.com/2019/04/post-4661.html)、それを真に受けて拡散しているネトウヨも見えている世界が違うとしか言いようがない。

■つのだひろはアベノマスクを「お国がくださった大切なマスク」「仏壇に供えておきます」

 だが、もっとすごいのは、歌手のつのだ☆ひろだろう。つのだは24日未明、アベノマスクについて、自身のFacebookにこんな投稿をおこなっているのだ。

〈ありがたいことに我が家にもマスクが届きました。僕は洗えるマスクを何枚も買っていたので、これは使わずに仏壇に供えておきます。お国が僕に下さった大切なマスクです。物の溢れた現在の大人にはこのマスクが有り難くないないらしい。文句を言っている人たちは国家が個人のためにこの騒ぎの中、デザインを発注し、梱包を依頼し、配達をお願いして家まで届けてくれたことの有り難さを考えてください。〉(原文ママ)

「お国が下さった大切なマスク」「仏壇に供えておきます」……。もういろいろとパワーワードが並びすぎて圧倒されるばかりだが、まず、「国家が個人のためにまでマスクを届けてくれたことの有り難さ」と言うものの、そのマスクがいまだに届いていない人が大勢いるのだが……。

 しかも、つのだは「文句を言っている人たち」に対し、〈政治や国の手法に文句があるなら、あなたが選挙に立って、選ばれて、国民のために働けば良いじゃないですか?〉などと国民主権を無視するような話をおっぱじめ、さらにこう畳み掛けるのだ。

〈それに安倍首相の足を引っ張っている方々で外交上信用されている人いますか?この国を理想形にできる方いますか??〉
〈反対ばかりしていないで共に前進しよう。まずは前に進んでみないと良いも悪いもわかりませんよ!〉

いや、いくら時間が経ってもマスクも給付金も届かず、検査体制は一向に整わず、安倍首相は「この国を理想形にでき」てなど、まったくもってないのだが。しかも、安倍首相が国民の健康と生命を第一に考えているのであれば、検査体制の強化も、支援策の拡充も、こんな遅れに遅れる事態には陥っていなかったことは間違いない事実だ。

そして、芸能人を含めた国民が批判の声をあげ、怒りをぶつけてきたからこそ、安倍首相は10万円の現金給付や、事業者への家賃支援、文化・芸術分野への支援といった支援策の拡充に乗り出さざるを得なくなり、検察庁法改正案も今国会での採決見送りにいたった。多くの国民が安倍首相の詐術や愚かさに気がつき、その結果、政治を動かしたのだ。だが、そんななかでもまだ“安倍首相に感謝しろ”と安倍応援団は訴えるのである。もはやこれは宗教か、と言うしかない。

(編集部)




















http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/845.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 「カイロ大学卒業は本当」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 カイロ大学が詳細証言(プレジデント Digital)
「カイロ大学卒業は本当」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑
カイロ大学が詳細証言
プレジデント Digital 2020/05/27 19:00
https://president.jp/articles/-/35768

多くのメディアは「小池圧勝」を予測
 4年前の夏、東京・池袋は興奮と歓喜に包まれていた。20年を超える国会議員のキャリアを投げ捨て、東京都知事選に飛び込んだ小池百合子知事の姿は「ジャンヌ・ダルク」と重なり、その支援の輪が広がりを見せていったのだ。対立候補を応援する石原慎太郎元都知事が浴びせた「大年増の厚化粧」発言などは女性を凍り付かせ、小池氏の圧勝に結びついた。

(中略)
カイロ大学はいずれも「卒業」と回答

 上田氏が触れた「メディア等」とは、ノンフィクション作家の石井妙子氏が18年7月に著した『小池百合子 「虚飾の履歴書」』(文藝春秋社)や、それに連なる週刊文春の記事などを指す。上田氏は、石井氏の大学学部の先輩にあたり、取材協力もしてきたと本人が明かしている。都知事選を直前に控え、今回は、それらの記事とカイロ大学関係者を含む多くの関係者への取材で得た証言を比較、検証してみたい。告示まで1カ月を切ったとはいえ、「カイロ大学卒業」が万が一にも虚偽であれば重大である一方、選挙公報に記載されている通り卒業しているならば、それ以上の追及は意味がなく、むしろ選挙妨害に抵触しかねないと判断したからだ。
(後略、全5ページの一部のみを転載しました。 詳しくはリンクで)

http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/846.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 今度はマイナンバー 卑しい政権が10万円給付で火事場泥棒 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)



今度はマイナンバー 卑しい政権が10万円給付で火事場泥棒 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273674
2020/05/27 日刊ゲンダイ


10万円給付のために、マイナンバーの手続きに訪れた住民らで混雑する東京都品川区役所のロビー(C)共同通信社

 私たちの預貯金の口座番号と、“マイナンバー”とがヒモ付けられる日が近づきそうだ。高市早苗総務相が22日、その義務化を急ぐための法整備を進める意向を示した。

 各金融機関はすでに一昨年から、本人の同意があればヒモ付けできるようになっていた。近い将来の義務化も計画はされていたから、法整備自体は特に不思議ではない。ただ、なぜ今なのか。いかにも早すぎる。

 要は10万円給付金の申請をめぐり、全国の市区町村窓口が3密パニックに陥った。オンライン申請の際に暗証番号を忘れたり、間違えて入力する人が続出した結果だ。ならばと己の不始末を棚に上げ、いっそ政府に個人の資産を100%把握させてもらえれば、次の機会にはすんなり支払ってあげられなくもないと思うのですが、どう? てな感じのコマーシャル。

 火事場ドロ常習犯と言うべきか。今回の醜態は明らかに、申請方法を郵送とオンラインの2本立てにしたのが悪い。取得率16%のカードの利用に慣れた人などいるはずもない。混乱は当然で、肝心のシステムまでがダウンしまくったのだから。初めから郵送一本にしておけば済む話を。どうせ郵便組を後回しにして、カードの“利便性”とやらのPRに直結させる算段だったのだろう。

 “マイナンバー”導入に当たっては、国民側のメリットとやらもさんざん聞かされたけれども、どれも二の次、三の次。最大の目的は私たちの一挙手一投足を見張り、操って、支配する監視体制のマスターキーとすることでしかありはしない。あてがわれた付番を自分の存在証明とわきまえろなどとは不遜の極みだ。私がやむなく官製用語を使わざるを得ない場合に“”で挟み、実態は「スティグマ(奴隷の刻印)」番号だと補足するゆえんである。

 無能だけが現政権の宿痾ではない。性根が卑しすぎるから、統計や公文書の偽造だの、大災害や国民の不幸に付け込む火事場ドロばかりを繰り返し続けて恥じないのだ。

 今国会だけでも、検察官の定年延長法案しかり、年金支給年齢引き上げ法案しかり、監視システムから一時も逃れられない“スーパーシティ”法案しかり、辺野古新基地建設や岩国基地での動きしかり。黙っていれば「緊急事態条項」創設を突破口とする憲法改正か。

 安倍首相が「私が国家です」と言い放ったのは昨年2月の国会だった。こんな政権に監視され、支配されることは、人間にとって耐えがたい屈辱なのだと、今こそ知ろう。



斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。








http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/847.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 国家財政使用特許権を裏で必ず「抜く」どこも末期政権 
国家財政使用特許権を裏で必ず「抜く」どこも末期政権
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51984658.html
2020年05月28日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


川内博史議員
持続化給付金は、電通、パソナ、トランス・コスモスが設立した一般社団法人サービスデザイン推進協議会が、ほぼ100%の事業を受託。
1件当たりの手数料が5万円で法外な事務委託費ではないか。
しかも会社住所に行くと誰もいない。ほぼ丸投げで電通に再委託

利権の巣窟
@オリンピックも裏談合 裏金で
A辺野古も地図にでたらめ裏鉛筆で
B森友・加計も裏友達に
C桜も 仲間が便乗 ツケマワシ
Dマスクも幽霊会社 今度の給付金も裏抜き

***

既に 実態は
@チャウシスクAヒトラーBマルコスC韓国歴代
Dそして5月28日の日本の裏グループ

もうここまで来ました

*********

その原因は ハゲタカに変容したのです

@権利という麻薬を常用すれば 精神が錯乱し
肉食動物に変化するのです
A更に変化を繰り返し貧乏人憎悪します
B被害妄想を攻撃手段にし 民主主義の仮面で隠します
C邪魔者は消せ!これが合言葉となります
ユダヤ人抹殺も 朝鮮人大震災嬲り殺し 細菌注入 朝鮮学校憎悪
も 勝利の快感を得る為です

自民党良識派も共産党も 裏では朝鮮=中国に対しての
攻撃快感を持つDNAを自制しません
から
悪魔の雪だるまは転がり続けるのです もうすぐ破滅します



関連記事
トラブル続出 コロナ「持続化給付金」を769億円で受注したのは“幽霊法人"だった(文春オンライン)
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/841.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/848.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 小泉今日子が国会議員になる日 湧き上がる政界進出待望論(日刊ゲンダイ)



小泉今日子が国会議員になる日 湧き上がる政界進出待望論
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/273682
2020/05/27 日刊ゲンダイ


小泉今日子(C)日刊ゲンダイ

 SNSで政治的発言を続ける女優、小泉今日子(54)が時の人だ。

 小泉は自ら設立し代表を務める制作会社「明後日」のツイッターで、25日には東京高検の黒川弘務検事長の処分に関する安倍首相の記事を貼り、「こんなにたくさんの嘘をついたら、本人の精神だって辛いはずだ。政治家だって人間だもの」と批判。そして「#さよなら安倍総理」「#赤木さんの再調査を求めます」「#赤木さんを忘れない」とのハッシュタグをツイートした。

 学校法人「森友学園」の国有地売却問題を担当、自殺した財務省近畿財務局の赤木俊夫さん(当時54)についても触れ、再調査と安倍の責任追及を求めたのである。小泉を長く取材するスポーツ紙芸能デスクが言う。

「アベノマスクこと、政府配布の布マスクにカビ付着や変色、虫の混入が見つかったと報じられたときも『汚らしい嘘や狡は絶対に許されない』と投稿し驚きましたけど、さらに強まっている印象です。もともと小泉は歯に衣着せぬタイプですが、ここまで大っぴらに、政権批判をするようになるとは。コロナ禍で仕事を失うも補償も受けられず呆然とする芸能人は小泉の意見に深くうなずいているはずです」

 大手芸能プロ「バーニング」からの独立を発表した2018年2月には、交際を噂されていた俳優の豊原功補(54)との関係について「一部の週刊誌などで報道されている通り恋愛関係でもあります」と堂々と不倫を認め、芸能界を超えて議論を巻き起こした。ネットでは「相手のご家族の気持ちを考えていないと感じられ残念」との意見が一般から多数上がり、逆風も吹き荒れたが、殺到する報道陣に「自分の罪は自分で背負っていきます」と胸を張ってみせた。気の強さ、意思の強さはファンならずとも有名だ。

 芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。

「歌手であれ女優であれ、小泉さんは自分のやりたいように考えて、それを実行されてきました。ただ自分勝手にしていたのではなく、常に事務所と相談し、きちんと調整した上で進めていく。今回も同じように、何か自分の思いを通す生き方を貫こうとしているようにも見えます。批判を浴びることも承知の上でしょう」

日本の“明後日”の希望

 そんな破天荒な小泉の生き方は「世間の常識の二歩先を行く」とのタイトルで特集されたこともある。では小泉、今回の政権批判の先に何を思っているのだろうか。前出の城下氏の見方はこうだ。

「きちんと自分でモノを言えるポジションとして政界進出を小泉さんが見据えている可能性はある。やるならば国政でしょう。徐々にその活動を強めているところなのかも知れません」

 世論が大きなうねりとなって検察庁法改正案が国会で採決見送りになったことについて、「小さな石をたくさん投げたら山が少し動いた。が、浮き足立ってはいけない。冷静に誰が何を言い、どんな行動を取るのか見守りたい」(19日)ともつぶやいていた。小泉が政治的な言葉を発信する意味は小さくはないし、その言葉に勇気づけられている人は芸能人だけではない。キョンキョンが国会議員になる日――。それは日本の“明後日”の希望だ。








http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 諫言<本澤二郎の「日本の風景」(3698)<河井事件関連で自民党本部・安倍事務所・官邸の家宅捜索を!>
諫言<本澤二郎の「日本の風景」(3698)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/24942955.html
2020年05月28日 jlj0011のblog


<稲田信夫検事総長・森雅子法務相は賭博厳禁宣言を!>

 今回の黒川弘務の賭けマージャン・常習とばくの罪は、誠に重いものがある。日本人すべての生殺与奪の権限を有している、検察庁のNO2の犯罪事件の発覚は、この国の悪しき特性を内外に知らしめた点も重視すべきだろう。国民の怒りはすさまじい。

 稲田信夫検事総長と森雅子法相は、急ぎ法務検察として賭博厳禁宣言を発して、公僕の代表者として、国民に詫びなければならない。それが未だになされていない。衝撃を受けている善良な国民は少なくない。

 刑法185条違反者を厳罰にするという御触れを出す。江戸時代でもやっていたことであろう。法律を遵守する役人の違法・犯罪行為は、もってのほかである。「大岡裁きならクロカワは縛り首だ」との声も聞こえてきている。

<国民に対しても「博打厳禁」「厳しい捜査」宣言を!>

 合わせて、この機会に民族性ともいえる博打狂をなくすための、厳しい姿勢を、国民にも示す必要があろう。

 ギャンブルに詳しい人物の話によると、年金が支払われるその日には、お年寄りを中心にパチンコ店、競艇、競馬、競輪がにぎわう。下駄ばきでパチンコ店に飛び込む人たちも。これら博打狂の家庭は、ほぼ間違いなく家庭崩壊が起きている。競艇は安倍のスポンサーの笹川・日本財団ではないか。

 そこに今度は、官房長官の菅など自民党幹部は、次なるギャンブルとしてカジノ建設に狂奔している、すでに国会議員一人が逮捕された。上は国会議員から、下は老人まで、ばくちに興じる日本にするというのだ。健全な教育など論外と言わぬばかりだ。

 博打が日本文化となっている真実を、今回の黒川事件は世界にも発信したものだ。そういえば、年金を株ギャンブルに投入する、日本銀行もまたそれに率先するという狂気乱舞の日本は、それ故に破綻寸前である。

 日本に財政家が存在すればの話だが、2020年の国家予算101兆円、コロナ不況対策に200兆円という空前絶後の対応に、一瞬にして気が狂うだろう。それでいて6月には国会議員や役人には、莫大なボーナス支給というのだから、この国の為政者は主権者を弾き飛ばして恥じない。暗黒社会へと突入している。

 せめて法の番人である法務検察は、組織を上げて賭博罪撃滅宣言を、一般国民に対しても公約、綱紀粛正の実を上げてもらう。

 安倍晋三や菅義偉らに期待しても無駄なのだから、せめてこの国の屋台骨になっている、余人をもって代えがたい稲田に奮起してもらうしかない。しっかりと基盤を固めて、その後にクロカワ事件の責任を取ってもらいたい。国民の期待でもある。

<生ぬるいや暴力団捜査を猛省、徹底取り締まり強化宣言を!>

 この機会に検事総長に忘れないで欲しいことがある。賭け事はやくざの本業である。もう一つが魅力的な女性を強姦、性奴隷にして性ビジネスで荒稼ぎをしている。これまた前世紀の日本の文化が継続している。

 筆者は、2014年4月28日君津中央病院で非業の人生を終えた戦争遺児の「木更津レイプ殺人事件」を追及するという幸運?に恵まれて、それまではいい加減にやり過ごしてきた、日本のやくざ文化をしかっりと学んでしまった。

 やくざ文化の背景には、やくざ暴力団に対する警察・検察の、甘過ぎる捜査姿勢・体質にある、と断定できる。悲しくも恥ずべき捜査当局の実態を知って、驚愕する日々を送ってきた。そこに黒川事件の発覚である。

 やくざ文化を容認するどころか、同じ土壌に這い上がって、賭け事をしている検事の存在に対して、国民は腰を抜かし、本当に驚いている。「コロナのお陰だ」とジョークを飛ばせる余裕はない。

 フィリピンのドゥテルテ大統領を見習ってほしい。抵抗するやくざには、容赦なく、成敗する実力行使を惜しんではならない。やくざにおびえる言論人や公務員、議員の日本であってはならない。黒川事件を好機ととらえての、本来の検察へと、大きく格上げしてもらいたい。

<河井事件関連で自民党本部・安倍事務所・官邸の家宅捜索を!>

 「稲田検事総長は余人をもって代えがたい」と信じ込んでいる市民を知っている。筆者もその一人かもしれない。

 そこで、目下進行中の河井事件の捜査である。1・5億円投入の巨額買収選挙の使途は、まだ2000万円程度しか判明していない。他には、未だに公明党創価学会に流れたであろう事情通なら、常識である資金の捜査が、明らかになっていない。

 事情通は「広島の公明党創価学会への工作資金の行方だけではない。信濃町の本部にも流れている」と指摘している。「菅の官房機密費」にもメスを入れる必要がある、とも。以上の指摘は正しい。

 安倍秘書4人の事情聴取はこれからだろう。すでに自民党本部の金庫番周辺の捜査を開始している、と報道されている。実際は党本部の1・5億円のほかにも、大金が流れている。おそらく実際に使われた資金の総額は、3億円以上かもしれない。

 これの捜査の指揮を執る稲田検事総長に今辞められては、支障をきたすだろう、結果、日本国民が迷惑する。稲田こそが、余人をもって代えがたい大事な期待される人物といえる。

<桜事件でホテルニューオータニの家宅捜索を!>

 まだある。桜事件である。

 1月の学者らの告発に対して「代理告発ゆえに受理しなかった」という意外な事実が明らかとなった。おかしい東京地検である。黒川がらみだったのか。嫌疑のあるところ、告訴告発は無用である。警察・検察は率先して捜査を開始する責務がある。

 今回は600人以上の弁護士らの告発である。

 ホテルニューオータニの家宅捜索も、急ぎ実施する必要がある。当面、国民は稲田検察に大きな期待をかけて、捜査の行方を注視している。

 稲田が、法の下の平等の正義で捜査をすれば、彼こそが次代の日本のリーダーになるだろう。期待をもって見守るというのが、多くの国民の現在の思いかもしれない。

2020年5月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 問題は記者個人ではない マスメディアと権力の癒着構造だ ファクトチェック・ニッポン!(日刊ゲンダイ)



問題は記者個人ではない マスメディアと権力の癒着構造だ ファクトチェック・ニッポン!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273684
2020/05/27 日刊ゲンダイ


左から、朝日新聞東京本社と産経新聞東京本社(C)日刊ゲンダイ

「あとは文春砲か……」

 2月末に元特捜部主任検事の前田恒彦氏がそうつぶやいた。黒川弘務検事長の無理筋な定年延長が閣議決定し、検事総長就任がほぼ間違いないという時期だった。もちろん、前田氏がそのネタを仕込んでいたということではない。「文春が狙っているだろう」という読みだった。

 図らずもその通りになった形だが、その着弾地は前田氏の想像を上回るものだろう。日本の「権力機構」に衝撃を与える報道だった。国会審議を無理やり乗り切って黒川検事総長の誕生を実現しようとした内閣への傷は、致命傷になり得るものだ。また、それに唯々諾々と従った準司法機関としての検察。そもそも検察に改革が必要なことは間違いない。

 その最たるものが地検特捜部だ。自らの捜査を自らでチェックして起訴するというこの組織は、例えばアメリカで説明しても理解を得られなかった。「あり得ない。誰も捜査をチェックできないではないか」となる。捜査も起訴もできる捜査機関では暴走が起こるのは当然のことだが、その議論は十分ではない。

 安倍政権の検察庁法改正案が、検察の暴走を止めるためと主張する識者が多い。これは明確に誤りだ。この法案は検察改革ではない。この政権は、暴走する捜査機関を改革せずに、手なずける道を選んだ。暴走する捜査機関を内閣が掌握することで日本社会を時の政権が完全にコントロールする道を選んだものだ。それがこの法案の趣旨だ。それは今後も形を変えて出てくるだろう。注意が必要だ。

 ただ、この黒川スキャンダル報道が衝撃を与えたものがマスメディアであることも間違いない。産経新聞の記者2人と、朝日新聞の元記者で社員1人が賭けマージャンの相手だった。新聞社、法務省のいずれの調べでも、3人は黒川氏を入れて3年間にわたって常習的に賭けマージャンをやっていたという。

 両新聞社とも、これを個人の問題で終わらそうとしているようだが、それは無理な話だ。これは、権力との癒着という日本のマスメディアが構造的に持っている負の側面だからだ。新聞もテレビも、記者はまず権力と近づくことに懸命になる。そこに情報があるからだ。その際の権力が政治だけでないことは、今回の事例が語っている。それは表向き、記者が自主的に行っているように見えるが、そうではない。社がそれを奨励しているからに他ならない。女性記者が取材先からのセクハラ被害に苦しみ続けるのも、その構造の結果だ。

 要は、癒着をして得た情報は記事にしないという決別の宣言をするか否かだ。朝日新聞は文春報道の翌日、「政権の『無法』の果てに」とする社説を掲げた。違和感のある社説だった。もちろん、政権の無法を批判することは重要だ。しかしまずは、自社の社員が検事長と賭けマージャンをしていた事実を掘り下げ、メディアと権力との癒着構造との決別を宣言する社説をこそ掲載するべきだろう。それができない以上、マスメディアは権力監視などという言葉は使ってはいけない。

※コラムへの感想や意見は以下のアドレスへ。
 tateiwa@infact.press



立岩陽一郎
ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。








http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 「ご飯論法」一点の安倍はもう限界/政界地獄耳(日刊スポーツ)
「ご飯論法」一点の安倍はもう限界/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202005280000059.html
2020年5月28日9時16分 日刊スポーツ


★自民党支持者や自民党議員でも、26日午後の参院厚生労働委員会での首相・安倍晋三の答弁を聞いていれば、正面から質問に答えず、同じ答弁のメモを読み続け、いわゆる「ご飯論法」で論点をずらしてちゃんと答弁しているかに装う手法にいら立ち、うんざりするはずだ。この手法の答弁を8年間繰り返してきたと思うと、いくら何でも不誠実な答弁というだけでなく、首相は答弁漏れどころか、答弁できる状態ではないのではないかと心配になる。誠実に丁寧に答えていると本当に思っているなら、また、その通りだと思う支持者は長い時間かけて、政治答弁とはそういうものだと刷り込まれてしまったのではないか。

★同委員会では立憲・国民、新緑風会・社民会派の石橋通宏の問いに「賭けマージャンがどのような罪にあたるかは法務省に聞いて欲しい」「賭博罪かどうかは法務省が判断する」とし、訓告とした処分の決定過程にも「法務省が検事総長に訓告が相当と伝え、検事総長も訓告が相当だと判断して処分した。私はそれを了承しただけ」と述べ、すべて法務省での決定と言い張った。石橋も「法務省にすべて責任をなすりつけている」と幾度も問いただしたが答弁は同じだった。

★石橋は質問を変え、「(当時、東京高検検事長だった)黒川弘務を『余人をもって代えがたい』として公務の運営に著しい支障が生じるからと、定年延長の閣議決定を1月にしたのなら、今はどんな重大な公務の支障があるのか」と問うたが、合理的な説明はついぞなかった。何かを守るため、何かを隠すため、どこかでウソをつくなどのほころびは、大きくなると取り返しがつかないほどの穴に広がってしまう。政治的な潮時というより、首相は既に限界なのではないか。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK272] ポスト安倍に西村康稔氏が急浮上 支持率急落で主流派焦り(日刊ゲンダイ)



ポスト安倍に西村康稔氏が急浮上 支持率急落で主流派焦り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273735
2020/05/28 日刊ゲンダイ


西村康稔経済再生担当相(C)日刊ゲンダイ

 支持率急落に焦った安倍官邸は、今回も“逃げ恥”作戦でしのぐつもりだ。26日付の読売新聞が緊急事態宣言の全面解除を前倒しした背景について、「解除、急いだ首相」と、こう書いていた。

<検察庁法改正案や国民への一律10万円給付などを巡る混乱で、政権への世論の風当たりが強まっており、自粛期間を少しでも縮め、国民の不満を和らげたいとの思いもあった>

 解除を早めたのは、国民生活や日本経済への悪影響を懸念したからではない。科学的知見より、自己保身を優先したというわけだ。新型コロナ対策は待ったなしで、やるべきことは山積みだが、通常国会の会期も延長せず、予定通り6月17日で閉じる方針だという。

「通年国会で対応すべき国家的危機なのに、2次補正を成立させたら、サッサと閉じてしまうというのは、自己保身以外の何物でもありません。在宅時間が増え、国会中継や政治ニュースに接した国民から、自粛生活でたまった不満のはけ口にされているという被害者意識があるのではないか」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 これまでも、国会でさまざまな問題が追及され、会期末には支持率が下落しても、国会を閉じれば支持率が回復してきた。その経験則もあるのだろう。

「ただ、国民はすぐに忘れるという楽観論が今回も通用するかどうか。緊急事態宣言を解除しても、新型コロナの感染リスクは消えないし、政治に殺される不安と隣り合わせなのだから、国会を閉じても国民の政権チェックは続くと思います」(山田厚俊氏)

 直近の世論調査では内閣支持率が30%を割り込み、内閣支持率と政党支持率を足して50%を割ったら退陣という「青木の法則」が目前だ。さらに与党議員が衝撃を受けているのは、不支持率の高さ。毎日新聞(24日)の調査では不支持率64%、朝日新聞(25日)は52%だった。国民の6割以上が不支持を表明している政権が持つわけがない。


安倍首相の周辺は、どうしても石破元幹事長に政権を譲りたくない(C)日刊ゲンダイ

傀儡政権でコントロール

 与党内でも、新型コロナがいったん収束したら安倍首相は退陣という声が上がっている。既に次を見据えて、官僚の“石破詣で”も始まっているという。

「どうしても石破元幹事長にだけは政権を譲りたくない安倍総理の周辺は、次の総裁に西村コロナ担当相を担ぐことを考えている。ポスト安倍といわれていた岸田政調会長や加藤厚労相がコロナ対応で軒並み株を落とす中で唯一、知名度だけは高めたのが西村氏だからです。所属派閥は安倍総理と同じ清和会で、経産省出身でもあり、総理周辺の官邸官僚も『軽量級の西村ならコントロールしやすい』と歓迎しています」(官邸関係者)

 西村氏は2009年の総裁選に出馬した経験もあり、本人もまんざらではないという。だが、そんな傀儡政権の画策など国民不在も甚だしい。安倍一味を一掃しなければ、この国は何も変わらない。







http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 親・米国CIAの文春がまたも大スクープ:安倍政権は、コロナ禍の混乱に乗じて、「持続化給付金」事業をユウレイ法人に769億円で丸投げしていたとは絶句!(新ベンチャー革命)
親・米国CIAの文春がまたも大スクープ:安倍政権は、コロナ禍の混乱に乗じて、「持続化給付金」事業をユウレイ法人に769億円で丸投げしていたとは絶句!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/6504736.html
新ベンチャー革命2020年5月28日 No.2661


1.コロナ禍に乗じて、あの安倍政権は2兆3000億円もの国家事業「持続化給付金」を769億円で外部(ユウレイ法人)に丸投げしていた

 長期政権となった今の安倍政権はまさに、犯罪的利権集団と化しています。

 悪評のアベノマスクへの466億円の国費投入の内訳は国民にとって、依然不明であり、疑惑だらけですが、安倍一派はアベノマスクを利用して、コロナ禍のドサクサに紛れて膨大なウラガネをつくっていると疑われます。

 この疑惑すら解明されていないのに、早くも次の疑惑が浮上していることを、またまた、あの週刊文春が報じています、それは、コロナ禍を利用して2兆3000億円もの予算がついた国の新事業「持続化給付金」が、あろうことか、国民の知らぬ間に、769億円にて外部のユウレイ法人に丸投げされていたという事実です(注1)。

 この委託先ユウレイ法人(一般社団法人サービスデザイン推進協議会)の黒幕は、ワイロ疑惑にまみれる東京オリンピック事業を請け負った企業である、あの電通のようです。

2.安倍氏を筆頭に、今の自民の連中は、あらゆるものを自分たちの利権につなげる銭ゲバ集団でしかない

 コロナ禍に苦しむ国民の不幸につけこんで、コロナ禍対策の特別予算を次々と政府は組んでいますが、利権集団・安倍自民は、ハイエナのように、利権をあさる醜い集団と化しています。この現状は、まさに火事場ドロボーという言葉がピッタリです。

 こんな連中をいまだに支持する国民は、彼らからおこぼれをいただこうとする下賤な人たちか、ネットから情報を取らない情弱の人たちくらいでしょう。

 いまだに安倍自民を支持している国民にショックを与える意味で、野党は、国会にて、是非とも、今回、文春が報じた「持続化給付金」の利権構造の闇を追及すべきです。

 そうすれば、安倍自民の支持率はさらに下落するはずです。

3.安倍自民政権に不都合な内部情報が文春に漏れるということは、政府にマトモな官僚が潜んでいるからか

 日本政府の官僚全員が、悪党とは思いませんが、上記、「持続化給付金」事業の闇は、国民にはまったく見えないわけです。

 にもかかわらず、文春を通じて、安倍政権の秘密が漏れるといいうことは、政府内に、まだマトモな官僚が潜んでいることを意味します。

 マトモな官僚にとって、文春は絶好のリーク先となります。

 文春は過去、数々のスクープを飛ばしてきた実績があり、最近では、国民も、文春のスクープに期待するようになっています。

 なぜ、文春のみがスクープを飛ばせるかと言えば、週刊文春を発刊する文藝春秋は、70年代のロッキード事件以来、戦後日本を闇支配してきた米国戦争屋CIAジャパンハンドラーに協力してきた過去があり(注2)、悪徳・安倍自民も文春だけは手が出せないからでしょう。

 今の国民にとって、皮肉にも、親・米国CIAの文春のみが、頼りになっています。

注1:阿修羅“トラブル続出 コロナ「持続化給付金」を769億円で受注したのは“幽霊法人"だった(文春オンライン)”2020年5月27日
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/841.html

注2:本ブログNo.2660『今の安倍氏を窮地に追い込んでいる文春砲の黒幕は何者か』2020年5月27日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/6499154.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK272] パチンコ店 全国で85店が倒産や閉店 新型コロナの休業要請 経営悪化 :経済板リンク 
パチンコ店 全国で85店が倒産や閉店 新型コロナの休業要請 経営悪化  

http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/469.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/855.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 安倍は森友と桜の2大疑惑が同時に司法の手にかかり断末魔 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)



安倍は森友と桜の2大疑惑が同時に司法の手にかかり断末魔 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273738
2020/05/27 17:00 更新日:2020/05/28 13:50 日刊ゲンダイ


安倍首相を取り囲む疑惑(左は森友疑惑で自殺に追い込まれた赤木さんの遺書〈共同〉と桜を見る会、右は河井克行案里夫妻と辞職した黒川弘務検事長)/(C)日刊ゲンダイ

 安倍晋三首相は、賭けマージャンの黒川弘務前検事長を「訓告」処分で済ませて、この問題にサッサと終止符を打とうとしているが、そうは問屋が卸さない。

 第1に、「森友学園」の国有地売却問題を担当していた近畿財務局職員の赤木俊夫さんが、佐川宣寿元国税庁長官の指示で文書の改ざんを強要され自殺に追い込まれたとして、赤木さんの妻が佐川と国に約1億1000万円の損害賠償を求めた裁判が、大阪地裁で始まる。彼女のアピールに対しては、署名運動サイト「Change.org」で35万人近い人々が支援を表明していて、裁判所もいくら何でも門前払いのような真似はできない。佐川の安倍への忖度が赤木さんを死に追いやったという構図が浮き彫りにされることだろう。

 第2に、このタイミングで、「桜を見る会」前日の安倍後援会主催のパーティーが公職選挙法および政治資金規正法違反にあたるとして、600人以上の弁護士・法学者が集団で刑事告訴した。

 さらに第3に、河井克行前法相とその妻・案里参院議員の選挙違反事件は、広島地検に大阪・東京両地検からも応援が入る異例ともいえる大掛かりな捜査が進められ、すでに十分すぎるほどの自白や物証を得ているもようで、検察側としては国会会期中であっても逮捕許諾請求をするか在宅起訴にとどめるかはともかく、早期に起訴に持ち込む構えである。

 事実上の自民党候補同士の接戦となったこの選挙では、案里側に1億5000万円という破格の資金が投じられ、それが大々的な買収の原資となったわけだが、焦点のひとつは、この金が誰の指示でつぎ込まれたかということ。検察側には、対抗馬の岸田派のベテラン溝手顕正を安倍が忌み嫌っていたこと、安倍秘書の名刺を持った運動員が大動員されて溝手票を案里側にひっくり返して歩いたことなどから、安倍の関与を疑う見方が根強い。

 こうして、安倍がこの数年間、ひたすら嘘とごまかしで逃れようとしてきた森友と桜の2大疑惑が、司法の手にかかることになった上、案里の選挙違反の張本人であるとの嫌疑も降りかかってくるわけで、これはいよいよ断末魔の様相である。特に案里の件は、もしここで止めたら「何だ、黒川が失脚してもやっぱり検察は安倍に忖度するのか」といわれるので、検察は意地でも事件にするだろう。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。










http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK272] <電通とパソナが絡む「幽霊法人」 東京新聞が1面トップ報道!>中小企業給付 遅れ続出 運営団体 実態不透明 電通など設立 769億円で受注 

※2020年5月28日 東京新聞 各紙面、クリック拡大




※記事が配信されていませんので紙面でご覧ください

関連記事
トラブル続出 コロナ「持続化給付金」を769億円で受注したのは“幽霊法人"だった(文春オンライン)
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/841.html










http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/857.html

記事 [政治・選挙・NHK272] Re: 「カイロ大学卒業は嘘」・「カイロ大学卒業は本当」に共通のコメント
両方に、「そんなの大学に問い合わせれば分かる」というコメントがあります。

 残念ながら、問い合わせても、絶対に答えてくれません。
 というのは日本国内の話なので、どこの国でも同じかは分かりませんが、第三者に情報は漏らさないのは、ほぼ各国共通の建前でしょう。
 警察などからの問い合わせの場合、本来は令状(つまり裁判所の命令)がない限り個人情報は漏らさないのが建前ですが、かなりの大学はウラで答えてしまっています。 しかしそれは普通おおやけになりません。

 ですから、プレジデントが「詳細証言」というのも、口頭での回答であって、文書での回答ではありませんね(または私的な書簡かも)。

 もう一つ。
 外国の大学の「卒業証明」をいくつか見たことがある(留学生の入学資格を判定するためです)のですが、中国は「ゴム印」ですし、ドイツでも、「学部長」の手書きだったのでビックリしました。

http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 河井前法相夫妻の事件で自民党本部に捜査のメス 「安倍官邸が黒川問題で余計なことしたから…」と恨み節〈週刊朝日〉
河井前法相夫妻の事件で自民党本部に捜査のメス 「安倍官邸が黒川問題で余計なことしたから…」と恨み節
https://news.yahoo.co.jp/articles/30bed79833bc790e8987897d7500f9afa51c29e0
AERA dot. 5/27(水) 16:32配信 週刊朝日オンライン限定記事


捜査が大詰めを迎えた河井前法相夫妻の事件(C)朝日新聞社


麻雀問題で失脚した黒川弘務氏(右)と検事総長候補とされる林真琴・新東京高検検事長(左)


「守護神の黒川氏(弘務・前東京高検検事長)がいなくなってヤバいと思っていたら、それが現実になってきた…」

 こう深刻な表情で語るのは自民党の幹部。

 広島地検と東京地検特捜部が捜査を進めている河井案里参院議員と衆院議員で夫の河井克行前法相の公職選挙法違反事件(買収)。

 昨年7月の参院選で河井夫妻が地元の県議や市議、首長らに現金を配ったが、その原資となったとされるのは、自民党党本部から河井陣営に支出された1億5千万円もの選挙資金だ。なんと、そこに検察のメスが入るというのである。

「先週、河井夫妻の事件で党本部の職員や元職員や参院選にかかわった選挙関係者ら数人が検察に事情聴取された。河井夫妻が広島で現金をばらまいたことが、捜査されていると思っていたので、話を聞いてビックリだよ」(前出・自民党幹部)

 河井夫妻が参院選でばらまいた現金は、約2000万円とも報じられている。広島の自民党の地方議員がこう振り返る。

「案里氏の陣営のカネの使い方はすごかった。広島県内の全戸に政見のビラを郵送する、自動音声の電話をかけることを何度もしていた。1億5千万円どころじゃない、すごいカネの使い方だった」

 広島、東京地検から事情聴取された河井夫妻は現金をばら撒いたことについては、事情聴取でも否定していないという。

「河井夫妻は現金を配ったのは、買収ではなく統一地方選などの陣中見舞い、当選祝いといっている。当然、カネをばらまくとなれば、原資が必要だ。河井夫妻の銀行口座、政治資金などからばら撒いた金額に見合う額の出入金の形跡がうかがえない。その原資の捜査は不可欠だ。自民党党本部のスタッフにも事情を聞いた」(捜査関係者)

 そしてウグイス嬢に法定の2倍、3万円の日当を払ったとして逮捕・起訴された案里氏の公設秘書、立道浩被告の公判が5月26日、広島地裁で行われた。被告人質問で立道被告は逮捕当初、克行氏が案里氏の参院選で遊説や会計管理をしていたことを認めず、河井夫妻を庇っていたことがわかった。

 検察側は証拠となっている今年3月23日に作成された立道被告の供述調書を読み上げながら、こう質問した。

「案里議員に政治家として頑張ってほしいと思い、克行議員につながる話を(検察側に)して克行議員が選挙違反を犯したということになれば、連座制で案里議員が失職する可能性があるので庇ったと理由を言っていませんでしたか?」

「そのような話はしました」

 こう法廷で述べた立道被告。また克行氏の機嫌を損ねて、案里氏の公設秘書をクビになると収入がなくなることを心配したこと。当初、克行氏のかかわりを否定していながら、最後に立道被告が認めた理由がこう明かされた。

「収入が途絶えてもかまわない、家族の為に河井克行議員と縁を切ろうと真実を(検察に)話しました」

 前秘書の証言でますます窮地に陥った河井夫妻。

 一方で”官邸の守護神”とされながらも賭け麻雀問題で、辞任した東京高検の前検事長、黒川氏の後任に林真琴・前名古屋高検検事長が就いた。

「林検事長はもともと稲田伸夫検事総長が推していた後継者。今夏に就任から2年目を迎える稲田検事総長は退任し、林氏が7月末には後釜に座るのはほぼ既定路線だ。河井夫妻の事件は稲田総長が最後の花道として絶対にやると固い決意をしている。河井夫妻を2度逮捕して、取り調べる期間が約40日となる。稲田氏の退任時期から逆算すると、6月10日前後がXデーとなるのではないか」(検察幹部)

 前出の自民党幹部は、こう頭を抱えた。

「これだけ派手にカネをばらまいていれば、河井夫妻はアウト。党内でも仕方ないというのが、大半の声だ。だが、党本部で出した1億5千万円の支出先までも、めくれてしまうと安倍政権がアウトだ。次の選挙も危うくなる。とりわけ怖いのが、自民党本部に検察の強制捜査が入ることだよ。ここまで検察を怒らせた元凶は、黒川氏の定年延長だよ。安倍官邸が余計なことをしなければ、こんな大ごとにはならなかった……」

 6月に来る「Xデー」が見ものだ。

(本誌取材班)



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 林新東京高検検事長は「野武士」。アベ政治の不正を正すことを期待。(かっちの言い分)
林新東京高検検事長は「野武士」。アベ政治の不正を正すことを期待。
https://31634308.at.webry.info/202005/article_23.html?1590667013

黒川東京高検検事長の辞職に伴い、後任に本命の林氏がなった。今まで、政府が拒んでいた人物である。なぜ拒むかというと、黒川よりは御し難いと見ているということである。この点アベ官邸は非常にわかり易い。自分に歯向かう、批判的な人物は徹底的に排除するが、自分になびく、自分の仲間、利益がある場合、徹底的に厚遇する。その目ざといアベ官邸が林氏を徹底して拒否していたことからアベ官邸にとって林氏は天敵ぐらいに思っているかもしれない。

林氏は「野武士」と言われていたそうである。つまり、黒川とは対照的にあまりたち回りが上手くないようである。特に政治家への忖度はあまりないと思われる。

その林氏は、就任会見で「今回の件で損なわれた国民の信頼を取り戻すのが新検事長の責務だ」と述べた。また、約30分の会見で「国民の信頼」という言葉を約20回も使い、検察にとって国民の信頼が不可欠であることを強調した。黒川氏の不祥事を謝罪した上で、信頼回復への意欲を示したという。国民の信頼を20回も使ったことは、今回の黒川による検察信頼の失墜だけではなく、暗にアベ官邸による検事長定年の延長によるゴタゴタも含まれていると思われる。

さらに林氏は、検察は「政治と一定の距離を保つべきだ」と述べている。また「近くなると政治と癒着する形になるからではなく、国民から何か癒着があるのではないかと公正らしさが疑われるためだ」と述べた。明らかに、黒川前検事長就任の言葉と違う。野武士という愚直さを信じれば、黒川のように政治べったりにならないと思われる。

では、林氏に何を期待するかというと、弁護士600人以上で告発したアベの桜を見る会の不正の調査である。この案件は東京地検が扱う。その上位が東京高検である。この構図で強烈に思い出すのが、陸山会事件を指揮した東京地検特捜部の佐久間部長、東京高検の谷川次席を思い出す。この時は石川議員、秘書らを過酷に取り調べた。この捜査は全く当て外れで、実際は政治資金規正法で期ズレ修正で済むものであった。この検察の失敗により、検察の信頼が一気に低下した。

今回の桜の件は、検察はホテルニューオオタニに入り、決済帳簿を見れば一発でわかる。アベの筆頭秘書の今井の父がニューオオタニの役員をやっているという。これなどは検察が入って調べれば、直ぐにわかる。アベの嘘もすぐに明らかになる。

東京地検から河井夫婦の捜査に支援するために出向いている。当然、上位検察の林高検検事長が指導する立場にある。6月上旬には逮捕申請が出るとも言われている。この仕事が済めば稲田検事総長は林氏に禅譲するのではないかと思う。林氏への期待はかなり大きい。
検察の名誉挽回は林氏の指導が大きな効果をもっている。


新東京高検検事長の林氏「政治と一定の距離保つべきだ」
https://www.asahi.com/articles/ASN5W5S42N5WUTIL01T.html?iref=comtop_8_03

 賭けマージャン問題で辞職した東京高検の黒川弘務・前検事長(63)の後任に26日付で就いた林真琴氏(62)が27日、就任会見を開いた。黒川氏の不祥事について「誠に不適切で国民の信頼を揺るがす深刻な事態。国民に改めておわびする」と謝罪した。その上で「検察の刑罰権行使には、国民の信頼が不可欠。信頼を取り戻すことに努めたい」と述べた。
 一方、黒川氏の定年延長を認めた今年1月の政府の閣議決定や、検察幹部がポストにとどまれる規定を盛り込んだ検察庁法改正案については「所感を述べる立場にない」とした。
 一連の問題で、国民からの注目が集まった検察と政治との距離については、「一定の距離を保って職務を遂行すべきだ。距離感が近くなると政治と癒着する形になるからではなく、国民から何か癒着があるのではないかと公正らしさが疑われるためだ」と述べた。
 林氏は黒川氏と同期で、1983年に検事任官。黒川氏と同様、捜査畑よりも法務省での勤務が長く、2014年からの法務省刑事局長時代には、「共謀罪」法などの立法に携わった。
 黒川氏の辞職は「非常に残念な思いがある」とした上で、「信頼を揺るがす事態だ」と指摘。検察内外で、稲田伸夫検事総長(63)の後任との声があることについては「お答えする立場にない」とした。

http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 検察官の胸のバッジが泣いてないか。
https://okita2212.blogspot.com/2020/05/blog-post_28.html
5月 28, 2020 日々雑感(My impressions daily)

<緊急事態宣言下の賭けマージャンで辞職した黒川弘務前東京高検検事長の「訓告」の処分をめぐり、前例に照らして適切だったか疑問視する声が出ている。同じレートの賭けマージャンで、より重い懲戒処分を受けた自衛官の例が判明したためだが、菅義偉官房長官は27日の記者会見で「法務省が適切に判断した」と述べ、問題ないとの認識を示した。

 自衛官のケースは、国民民主党の後藤祐一氏が26日の衆院法務委員会で取り上げた。防衛省の答弁によると、陸上自衛隊の駐屯地内で賭けマージャンをしていた隊員9人が2017年に停職の懲戒処分を受けた。黒川氏と同様に1000点を100円に換算する「点ピン」と呼ばれる賭けレートだった。

 訓告は法務省の内規に基づくもので、国家公務員法の懲戒処分に当たらない。森雅子法相は黒川氏の処分に際し先例を調べたものの、他省庁の例は把握し切れていなかったと認めた。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は27日、「自衛官は厳しい処分を受け、検事長は事実上の無罪放免だ」と野党共同会派の会合で語り、政府の判断は不公平だと強調。こうした指摘に、菅氏は会見で「国家公務員の人事上の処分は、それぞれの所属省庁で個別事案に応じて適切に判断している」と反論した>(以上「時事通信」より引用)


 菅氏は会見で「国家公務員の人事上の処分は、それぞれの所属省庁で個別事案に応じて適切に判断している」と表明したそうだ。自衛官が駐屯地内で「賭けマージャン」をした場合は「停職」の懲戒処分で、黒川氏は「訓告」で懲戒処分ではない。

 駐屯地内での「賭けマージャン」は緊急事態宣言下で、三密状態の記者宅で行った「賭けマージャン」は「訓告」だという。いや、場所や時期が問題ではなく「賭けマージャン」そのものが問われている、というのなら両者の処分に差があってはならない。

 菅氏は「国家公務員の人事上の処分は、それぞれの所属省庁で個別事案に応じて適切に判断している」と述べたようだが、一次安倍内閣では閣議決定で「賭けマージャン」は博奕と規定している。博奕は日本の法律でご法度となっている。つまり「賭けマージャン」はご法度なのだ。

 自衛官が駐屯地内で「賭けマージャン」をしたのと、東京高検事長が取材相手の記者宅で「賭けマージャン」をしたのとどちらがより悪質か、というと国家公務員の守秘義務に抵触しかねない取材する側と取材される側が一室で長時間「賭けマージャン」をする方が、より危険性が高いといわざるを得ない。

 引用記事に「訓告は法務省の内規に基づくもので、国家公務員法の懲戒処分に当たらない。森雅子法相は黒川氏の処分に際し先例を調べたものの、他省庁の例は把握し切れていなかったと認めた」と、あるのも頂けない。昔からいざ知らず、現代のIT化にあって、過去の事例を調べるのにそれほど時間がかかるとは思えない。

 森法相は過去の事例を法務官僚に命じて調査すらしなかったのだろうか。省庁が異なれば違法行為に対する処分が異なっても良い、とはならないのではないか。検察官の処分が他の省庁の公務員の処分よりも軽くて良いはずがない。検察官の胸のバッジが泣いてないか。



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/861.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 「正邪の区別がつかない味噌糞一緒」の安倍晋三首相は、訪米してトランプ大統領に、どう振る舞うか、見ものである(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1bd4b1952fe05165f75620d2c300ce4f
2020年05月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「天下将(まさ)に乱れんとする時、妖霊星(ヨウレイボシ)と云ふ悪星下って災ひを成すといへり」と『太平記』五に書かれており、妖霊星が現れると「凶兆」だと言われてきた。しかし、それは逆に「吉兆」と読む者もある。吉凶は、見る者の主観にもよる。上皇陛下の側近である吉備太秦はいう、「鎌倉幕府が滅びる時、足利尊氏と赤橋登子の結婚祝いの席の最中に、執権北条高時が伊賀ものを使って長崎円基を暗殺しようとしたとき妖霊星が現れ、その後鎌倉幕府は滅亡した。また、室町幕府も足利義昭が挙兵したとき妖霊星が現れ滅亡した。江戸幕府も、松平容保が井伊直弼に京都守護代就任のあいさつに行った日に妖霊星が現れ、その一週間後に桜田門外の変が起き江戸幕府は滅亡した。今回も妖霊星が現れその時がくるだろう。薩長藩閥政府は滅亡することが始まる。新機軸にそぐわないものは全て滅びる。」

 「新型コロナウイルの蔓延」は、数多くの犠牲者を出すので、それ自体「凶兆」であるのは、間違ないけれど、蔓延が始まったころ、世界人口の3分の1が感染死したスペイン風邪などの歴史を知らない呑気な人々の多くは、「大騒ぎしすぎだ」とうそぶいていた。それでも、身内や親しい者が、亡くなって、火葬にも立ち会えず、荼毘にふして間もなく、まだ火葬し余熱が残る遺骨も見ることができなくなっても、なお「大騒ぎしすぎだ」と言い張ることができるとしたら、それは異常である。というわけで、依然として何千体、何万体もの遺体を火葬にしなければならない状態が続いている米国に出発しようとして準備中の安倍晋三首相の精神状態は、果たして如何ばかりか。ひょっとしたら、在任通算9年の「卒業記念旅行」にするつもりなのかも知れない。「コロナウイルス退治」を安倍晋三政権の「大偉業(レガシー)」にしようと企んでいるのは、よいとしても、「この戦いは、まだ決着していない」ので気が早すぎる。トランプ大統領へのアピールにすぎない。そのトランプ大統領が、WHOから手を引くとか、WHO事務局長が中国・習近平国家主席寄りであることにイチャモンをつけたりしているけれど、それだけではない。もっと大きな「敵」がいることを無視してはならない。それは、「ビル・ゲイツ」である。以下は、上皇陛下の側近である吉備太秦の分析と情勢判断である。「正邪の区別がつかない味噌糞一緒」の安倍晋三首相が、トランプ大統領に対して、どう振る舞うか、見ものである。



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 安倍官邸vs.稲田検事総長、黒川vs.林の戦いに決着か+黒川の退職金、安倍に誤り+桜問題の告発(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29025637/
2020年 05月 28日

 まず、『「桜を見る会」めぐる首相告発不受理 東京地検」というニュースのタイトルを目にして、先週、出した告発かと思い違いして、「え〜〜〜」って驚いた人、結構いたのではないだろうか。(@@)

  今回、受理されなかったのは、今年1月に憲法学者らが告発したものだという。

『「桜を見る会」めぐる首相告発を不受理 東京地検

 首相主催の「桜を見る会」をめぐり、憲法学者らが1月に安倍晋三首相を背任の疑いで告発した問題で、東京地検が告発を不受理にしていたことが分かった。26日の衆院法務委員会で共産党の藤野保史氏が明らかにした。不受理の通知は1月31日で、「代理人による告発を受理できない」などの理由だったという。

 法務委で藤野氏は「森友問題などでも代理人による告発が行われて受理されているのに、なぜ受理しなかったのか」と質問。法務省の川原隆司刑事局長は「捜査機関の活動内容に関わる事柄なので、答えは差し控える」としつつ、「一般に、告発については刑事訴訟法の規定をもとに代理を認めないと解している」と答弁した。

 「桜を見る会」をめぐっては、首相の後援会が前日に主催した夕食会について、662人の弁護士や学者が今月21日、公職選挙法違反などの疑いで首相らに対する告発状を地検に提出している。(朝日新聞20年5月26日)』

 う〜ん。確かに、刑事訴訟法には代理人による告発の規定はないのだけど。代理人は使わず、告発者本人の名で出せばいいということ?(・・)
 
 今月、弁護士ら660人が出した告発は、しっかり受理されますように。(**)

* * * * *

 思い違いと言えば・・・。黒川氏の退職金の話を。

 安倍首相が25日の会見で「退職金については、訓告に従い、減額されていると承知している」と語っていたのだが。減額の理由が間違っていたようだ。

 森法務大臣は26日の国会で、訓告処分と関係なく「自己都合退職のため、減額される」と説明した。

 訓告で減額されたというのと、自己都合のために減額されたというのとでは、かなり印象が違うと思うんだけどな〜。(-"-)

 安倍首相は、あえて間違えたのか(=ウソを言ってだましたのか)、それとも安易に思い違いをしたのか。いずれにせよ首相の公の場の発言としては、ダメダメでしょ〜。

<あくまで一般的に試算すると、37年勤続の黒川氏の場合、満額で6700万円、減額されると5900万円ぐらいになるそうだ。

 ちなみに、退職金と関係ないけど(チョットあるかな〜?、)黒川さんち、バーニーズマウンテンドッグっていうスゴイ大きいワンちゃん飼ってるんだよね。(・・)>

 次に先日もちらっと書いたのだが。昨日、黒川東京高検検事長(63)の後任に、同期の林真琴氏(62・名古屋高検検事長)が就任することが正式に決まった。(・・)

 林氏と黒川氏は、共に優秀な人材が多いと言われる「花の35期」。同じ期には、東京地検特捜部時代に陸山会事件を担当した佐久間達哉氏、消費者庁長官を経て最高裁判事になった岡村和美氏、そして衆院議員も経験した弁護士・若狭勝氏、ネットでお馴染みの弁護士・郷原信郎氏などがいるそうだ。

 一般に検事総長などを狙うつもりがないor狙えそうにない検察官は、60歳ぐらいまでに退官して、公証人や弁護士その他に転身するとのこと。

 でも、黒川氏と林氏はライバルとして出世コースを争っており、62歳を過ぎてから、35期はこの2人しか残っていなかったという。(・o・)

 検察庁内では、早い段階から稲田氏が将来の検事総長になるのは、ほぼ決まりであったとのこと。そして、稲田氏は自分の次の総長は林氏にしたいと思い、「法務次官→東京高検検事長→検事総長」という黄金の出世コースに乗せようと考えていた。

 内閣は検察幹部を任命する人事権があるものの、これまで基本的には、検察側が出して来た案をそのまま了承することが多い。

 ところが、黒川氏の方を評価していた安倍官邸は、何とか同氏を総長にしようと、稲田氏の提案を拒み、内閣の権限を用いて、黒川氏を「法務次官→東京高検検事長」の出世コースに乗せたのである。(・o・)

 もう何年も前から、安倍官邸vs.西川・稲田検事総長は火花を散らしていたのだ。(@@)

* * * * *

 Asahi Judiciary「事件記者の目・村山治」より引用

『法務省は林氏を法務事務次官→東京高検検事長という「トップ・コース」に乗せる予定だったが、官邸の介入で異変が起きる。法務事務次官だった稲田氏が16年夏、官房長の黒川氏を地方の検事長に出し、刑事局長の林氏を自らの後任にする人事案を官邸に打診したところ、黒川氏を事務次官とするよう求められ、受け入れた。

 法務省側は1年で林氏と交代させるとの約束をとりつけたと受け止めていたが、翌年、官邸は黒川氏を留任させ、18年1月には、当時の上川陽子法相が林氏を名古屋高検検事長に転出させた。結局、黒川氏は19年1月、東京高検検事長に異動するまで2年半、法務省事務方トップを務めた。

 官邸が、黒川次官を望んだのは、黒川氏が官房審議官、官房長時代に培った野党などへのロビーイング力を必要としたからだった。官邸が、今回、黒川氏を検事総長に起用したい理由は、「官房長、法務事務次官として内閣を支えた黒川氏に対する論功行賞」(官邸に近い政界関係者)との見方もあるが、「政治主導を掲げる官邸が、政治による官僚支配に聖域はないと見せつけるため、あえて検事総長人事に注文を付けたのではないか」と指摘する法曹関係者もいる。』(20年1月31日)

 出世コースで妙な動きがあったものの、稲田検事総長は、20年7月まで仕事を続け、7月に63歳の誕生日を迎える林氏に総長の座を譲ろうと考えていた。黒川氏は、20年2月に63歳の誕生日を迎え、定年退官せざるを得なくなる。

<尚、黒川氏自身は、20年2月に定年退官を迎えることを正面から受け止めており、既に民間企業での仕事も決まっていたとのこと。2月初旬には、黒川氏の送別会を行なう計画も立っていたという。>

『稲田氏は、2020年4月に京都で開く国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)で主催国の検事総長として挨拶するのを花道に、林氏が63歳になる20年7月の前に退官し、林氏に検事総長の椅子を譲る心づもりだったとみられる。

 コングレスは5年ごとに開かれ、日本での開催は1970年以来で50年ぶり。世界約150カ国から法相や検事総長級が集う。

 状況が一変したのは、2019年11月中旬。辻次官が2020年1月上旬発令に向けて、黒川検事長退官の人事案に対する官邸の感触を探ったところ、官邸側は、法務省側の意に反して黒川氏の検事総長昇格を求めていることが分かった。黒川氏を検事総長にするには、稲田氏が退官するしかない。その後、辻次官は何度か官邸の意向を探り、官邸側の「黒川総長」希望が固いことを確認。辻氏は、稲田氏に官邸側の意向を伝えたとみられ、稲田氏は官邸の事実上の退官勧奨を受け入れて退官するか、拒否して続投するか、の二者択一を迫られることになった。』

 稲田氏は結局、官邸からの要請を拒否。このままでは黒川氏は総長になることができない。

 この先は、もう何度も書いたので、ここではざっと流すが・・・。そこで、安倍官邸は法務省の一部と結託して、1月31日に黒川氏の定年を6ヶ月延長する閣議決定を行なった上、妙な法解釈変更を行なったと説明したのだが。これが、野党やメディアから問題視されることに。

 5月にはいって、検察庁改正法案を強引に通そうとした際、改めて黒川氏の定年延長のやり方が問題になって、世間から大きな抗議や反発を受けるに至った。(**)

* * * * *

 稲田検事総長を含め、検察幹部側としては、安倍官邸が、検察の人事に関して、素直に検察側の提案を飲まずにいちいちクチを出して、強引に自分たちの意向を実現しようとする態度に、かなり立腹していただろうし。許しがたいものを感じていただろう。

 まあ、よく言えば、「行政府の都合で検察人事を決めてはいけない」「行政府の恣意で検察官の独立性、中立性を侵すべきではない」ということになるわけだが。それ以上に、安倍官邸のエラそ〜な態度、好き勝手な言動に問題を覚え(ムカつきもし)、意地でも負けるものかという感じになっていたのではないかと察する。(・・)

 一方、「安倍一強」の独裁支配状態に慣れて来た安倍官邸サイドは、相手が検察であれ、何であれ、自分たちの意向に従わないものは許せず。ここまで強引なことをしたのではないかと察する。

 安倍官邸は、その上、先日も書いたように、この黒川氏の件で、稲田検事総長に責任を押し付けて辞職させようとしたものの、稲田氏は辞職表明せず。

 せめて、黒川氏のライバルだった林氏の出世コース入りは阻止したいとして、第三者を候補に挙げてみたものの、結局、林氏の東京高検検事長就任が正式に決まることに。
 メディアの多くは、林氏が検事総長の座につく可能性が強くなったと報じている。(++)

 ・・・というわけで、安倍官邸vs.稲田検事総長の戦いは、稲田総長側がゴール前で差し切って勝利した感じがあるのだけど。<というか、黒川氏がゴール前で落馬したって感じ?>

 稲田検事総長サイドは、河井元法相夫妻の捜査もバックアップしていることから、果たしてその行方はどうなるのか。安倍官邸は、人事面では譲ることで、河井夫妻の捜査で少し配慮してくれるように望むのか。

 その辺りのことも、しっかりウォッチしておく必要があると思うmewなのだった。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK272] 検察が自民党本部関係者を聴取 案里氏側への1.5億円めぐり(日刊ゲンダイ)



検察が自民党本部関係者を聴取 案里氏側への1.5億円めぐり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273793
2020/05/28 日刊ゲンダイ


自民党本部が河井案里氏(中央)サイドに1.5億円を提供(C)日刊ゲンダイ

 自民党の河井案里参院議員(広島選挙区)の陣営による公選法違反事件を巡って、検察当局が党本部関係者を任意聴取したことが27日、分かった。案里氏が初当選した昨夏の参院選の公示前に、党本部が案里氏サイドに提供した1・5億円について、目的や決定者などを確認したとみられている。共同通信の取材で分かった。

 検察当局は、案里氏の夫・克行前法相(自民=衆院広島3区)が地元議員らに現金を配布したとして、公選法違反(買収)の疑いで克行氏を立件する方針を既に固めている。党本部から夫妻の政党支部に渡った計1・5億円を使い、広範囲に買収行為をした疑いがあるとみているという。

 党本部は、昨夏の参院選で案里氏と同じ広島選挙区から出馬し、落選した溝手顕正氏側には1500万円しか入金していなかった。10倍もの開きがあり、党本部が案里氏に肩入れしていた実態が明らかになっている。“官邸の守護神”黒川弘務氏が検察ナンバー2の東京高検検事長を退いた直後のタイミングで発覚した今回の検察の動き。今後の捜査に注目だ。








http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK272] テラハ木村花さんの死を“政権批判封じ”に利用する政治家と安倍応援団…フィフィ、フジ平井文夫らの酷すぎるスリカエ(リテラ)
テラハ木村花さんの死を“政権批判封じ”に利用する政治家と安倍応援団…フィフィ、フジ平井文夫らの酷すぎるスリカエ
https://lite-ra.com/2020/05/post-5443.html
2020.05.28 テラハ木村花さんの死を政権批判封じに利用する政治家と安倍応援団 リテラ

     
     三原じゅん子Twitterより

 フジテレビ『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(以下『テラスハウス』)の出演者である女子プロレスラー・木村花さんの死を受けて、政治家たちが一斉に「SNSでの誹謗中傷を規制する」と宣言している。

周知のように、高市早苗総務相は「匿名で人を中傷する行為は卑怯で許しがたい」と述べ、匿名発信者の特定を容易にする「早期の制度変更」の意向を示した。また、自民党「インターネット上の誹謗中傷・人権侵害等の対策PT」座長の三原じゅん子参院議員は〈インターネット上の匿名での誹謗中傷の人権侵害に対して、政治家として動き出します〉(25日Twitter)などとアピールしている。

 だが、本サイトですでに指摘したように、いま、完全に「ネット上の誹謗中傷」だけが責任を追及されているが、本来は、「炎上」「バズ」など話題性を求めて木村さんへの攻撃を煽ったフジテレビの責任が大きい。フジを筆頭とするマスコミはその責任を頰被りして「ネット上での誹謗中傷」に転嫁、いわば不特定多数の匿名カキコミを“スケープゴート”にしているのだ。

 そうした流れのなか、政府や与党の政治家がこぞって「ネット上での誹謗中傷の規制」に乗り出していることは、あまりにも危険としか言いようがないだろう。

 そもそも、何をもって「ネット上の誹謗中傷」とするかは極めて曖昧であり、かつ、その基準をつくるのは、権力者である政府や政治家だ。これまでの安倍政権の姿勢を考えれば、「政治に対する批判」を「誹謗中傷」にこじつけて取り締まるようになるのは、火を見るより明らかだ。

 言っておくが、これは妄想でも決めつけでもない。事実、すでに安倍応援団のタレントやネット右翼たちは、まっとうな「政治批判」を「誹謗中傷」と言い換えて、政権に批判的な声を封じ込めようとしている。

 たとえば、ミュージシャンのきゃりーぱみゅぱみゅが23日、木村さんの死を受けて、Twitterに〈誹謗中傷を気にするななんて難しいよ。芸能人だって1人の人間だよ忘れないで〉と投稿したところ、〈じゃあまず安倍総理に謝るべきですね〉〈きゃりーさんも安倍総理と黒川氏を誹謗中傷しましたよね?〉〈政治家を誹謗中傷するのはOKなんですか?〉〈安倍総理も1人の人間です〉などとのリプライが相次いだ。

 周知のように、先日、きゃりーは「検察庁法改正案」への反対をツイートし、安倍応援団文化人やネトウヨから攻撃の的にされたばかり。ようするに連中は、民主主義国家なら当たり前の「政治批判」を「誹謗中傷」とレッテル貼りして、安倍政権への批判者を潰そうとしているのだ。

 また、安倍政権擁護とリベラル派攻撃でネトウヨから大人気、極右雑誌「月刊WiLL」(ワック)にも寄稿しているタレントのフィフィも、「政治批判」を「誹謗中傷」にこじつけるツイートをしている。

〈ネットの誹謗中傷に対して非難の声があがる中、一方で著名人が政治家を馬鹿にするツイートしまくってる違和感。相手がタレントでも人間!って批判しておきながら、政治家なら平気で罵る。意見を言うのと中傷は違う。ちなみに私人なのに安倍昭恵さんのインスタとか酷いよ。言論の自由って?都合よすぎ。〉(25日)

■フジテレビ解説委員の平井文夫は自局の責任を棚上げして「人が死んでんのに左翼メディアが」

 よくもまあ、恥ずかしげもなくこんな話のスリカエができるものだ。そもそも、政治家とタレントのケースとでは訳が違う。事実、裁判所の判例でも、総理大臣など「公人のなかの公人」と言える人物に関しては「厳しい批判」や「揶揄」も「受忍すべき」という判断を明確に示しているのだ。

 フィフィは「意見と中傷は違う」と言って「政治家を馬鹿にするツイート」を攻撃しているが、そもそも、権力者である政治家に対する言論を「中傷」として規制対象にすることの危険性を何もわかっていない。昭恵夫人を「私人」として擁護するのも同様だ。森友問題など、昭恵夫人の言動がこの国の行政を歪ませてきたことはほとんど明らかにもかかわらず、その批判が「中傷」として封じ込められてしまえば、政権や権力に近い人物が関与する疑惑の追及・解明は不可能になってしまうだろう。

 極めつきが、フジテレビの平井文夫・上席解説委員だ。フジの平井氏といえば、これまでも安倍政権擁護的なコメントを放ってきた人物だが、きのう27日放送の『バイキング』では、「ネット上の誹謗中傷に関する制度変更」についてこんな発言をしていた。

「これ、言うのは簡単なんですが、やるのは大変なんですね。いざ始めると、必ず文句つける人がいるんですね。今日の朝日新聞読んでたらこう書いてあるわけ。『企業や公人が乱用する恐れがある』『通信の秘密保護と被害救済のバランスを見極めろ』と書いてあるんですね。人が死んでんのに『バランス』ってなんなんだろうって思いますけども。ただこの表現自由っていうのは、もっとも大事な権利だって言われてるんですね。この表現の自由っていうのを盾に今までいろんなことが妨害されてるわけなんです。今回もおそらく、割と左翼側のメディアを中心に、表現の自由を守れ、規制はもうちょっと弱めにしろ、という動きが必ずでます。だから僕は、いま出たようなとおりに(制度変更が)簡単にいくとは思わない」

 いやはや、『テラスハウス』を制作・放映したフジテレビの解説委員が、自分たちの責任を完全にネグって「人が死んでんのに」と“左翼メディア”に責任転嫁……愕然とせざるをえないが、ようするに、平井氏は「左翼メディアが言う『表現の自由』なんてどうでもいい」と言いたいのだろう。言うまでもなく、権力の監視がメディアの責務であって、それを支えるのが「表現の自由」であるのに、その「表現の自由」をメディア側が敵視する。もとよりこんな人物に権力の監視など求めるべくもないのかもしれないが、いったいどういう神経をしているのか。

■三原じゅん子は政治家への誹謗中傷や「あいちトリエンナーレ」を持ち出し芸術への規制も主張

 実際、自民党が「誹謗中傷」を自分たちに都合よく解釈し、気に食わない言論や表現への弾圧に利用しようという兆候は、すでに見え始めている。

 たとえば、前述の自民党「インターネット上の誹謗中傷・人権侵害等の対策PT」座長である三原じゅん子議員は、〈インターネット上の匿名での誹謗中傷の人権侵害に対して、政治家として動き出します〉という自身のツイートについた〈実名で誹謗中傷する人もいますので。よろしくお願いします。あと芸術だ。と言えば何でもいい。のも論外です。愛知、広島トリエンナーレ。昭和天皇への侮辱な画像とかも〉なるリプライに〈本当ですね〉(25日)と同調をしていた。これは、昨年の「あいちトリエンナーレ」における「表現の不自由展・その後」など、政権に不都合な表現・言論を「誹謗中傷」として扱うことで取り締まろうということではないのか。

 三原議員は、政治評論家の町山智浩氏の〈木村花さんを政治に対する批判封じ込めに利用しないで欲しいです〉というツイートに対して、〈何度も書いていますが、批判と誹謗中傷の違いを皆さんにまず理解して頂く事が大切。まして政治批判とは検討を加え判定・評価する事です。何の問題も無い。ご安心を。〉(26日)と取り繕っていたが、いったい誰が信じられるというのか。事実、三原議員は同じツイートで続けて〈しかし、政治家であれ著名人であれ、批判でなく口汚い言葉での人格否定や人権侵害は許されるものでは無いですよね〉と、ちゃっかり「政治家」への「口汚い言葉での人格否定や人権侵害」は許されないと断言していた。

 繰り返すが、総理大臣など「公人中の公人」である政治権力者は、ときに「口汚い言葉」になるような苛烈な批判も受け入れるべきで、ましてや、その「誹謗中傷」の線引きを政治家自身が線引きするのはもってのほかである。

 しかも、政治権力者から見れば、実際に法改正などで匿名発信者の情報開示のハードルを極端に下げたり、重い罰則規定をもうけたりせずとも、きゃりーへの攻撃やフィフィの妄言のように、「政治批判をすれば誹謗中傷として取り締まられるかも」と思わせることができさえすれば、ネット上での批判をどんどん“自粛”させることができる。たとえば、「検察庁法改正案」は反対のハッシュタグなど多くの批判がSNS上で殺到したことで採決見送りになったが、こうしたムーブメントも、政治権力が「ネット上の誹謗中傷の規制」を自分たちに都合のよいやり方で行えば、これほどの盛り上がりは見られなかっただろう。三原議員の言動などを考慮すれば、その狙いはまさに“政権批判の萎縮”をつくり出すことにあるとしか思えないのだ。

 念のため言っておくが、ネット上でいまなお野放しになっている差別煽動(ヘイトスピーチ)などの人権侵害は、当然、許容できるものではない。しかし、差別問題にしても「何が差別に当たるのか」「なぜ差別はよくないのか」という根源的問題は、まさしく言論による議論を積み重ねることで、徐々に合意形成されてきたということを忘れてはならないだろう。

 方や、いま政府や自民党が中心となって乗り出そうとしている「ネット上の誹謗中傷規制」は、その線引きの議論をすっ飛ばす勢いでなされようとしている。歴史を振り返るまでもなく、言論統制はこうした隙をつくかたちで仕組まれてきた。言論それ自体を萎縮させ、政治権力に利用されかねない“規制”には、明確にノーを突きつけなければならない。

(編集部)









http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/865.html

記事 [政治・選挙・NHK272] <おい、小池!>パチンコ組合 もう耐えられない 決死の休業「自主解除」(日刊ゲンダイ)








ステップ3耐えられない パチンコ組合が決死の休業自主解除
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273730
2020/05/27 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による


なぜステップ3?執行部の決死の訴えは小池都知事に響くか(C)日刊ゲンダイ

 もう小池都知事の仕打ちには耐えられない――。26日から都内のパチンコホールが次々と休業の“自主解除”に踏み切っている。

 傘下組合員数1001店舗、都内のほぼ全てのパチンコ店が加盟する「東京都遊技業協同組合(都遊協)」が25日、緊急執行部会を開き、同日付で組合店に文書を発出。これ以上の休業継続の協力要請をせず、「各経営者の判断に委ねる」と表明したためだ。

 理由は3段階で休業要請を緩和する都のロードマップ。パチンコ店は「ステップ3」の対象となった。ちなみに、パチンコ店でクラスターが発生した例はない。隣県の神奈川と埼玉は既にパチンコ店の休業要請を解除。千葉も来月1日には解除する方針である。

「なぜ、都はパチンコ店をステップ3に位置付けたのか。根拠は不明で、いつ解除されるかも分かりません。法的にかないませんでしたが、営業を継続した組合店には『除名』を検討するなど休業要請にも最大限協力してきました。それなのに今後も1カ月ほど継続する可能性もある休業延長には、もう耐えられません」(都遊協関係者)

 都遊協の文書も悲痛な内容だ。

〈十分な補償がないばかりか、いまだ協力金も届かないなかで、既に1カ月半に及ぶ休業を継続し、事業継続のための資金はほとんど枯渇し倒産・廃業寸前であるところ、さらに1カ月が見込まれる休業延長は到底受け入れられない〉

 NHKの報道によると、先月以降、少なくとも全国85のパチンコ店が事実上の倒産・閉店に追い込まれた。うち都内は全国最多11店に上る。これ以上、休業を押しつければ、潰れなくてもいい店がバタバタと潰れてしまうだけだ。

執行部は「けじめ」の総辞職

「都認可の協同組合でありながら、小池都知事の要請に応じられない『けじめ』として、阿部恭久理事長以下、専務理事を除いた執行部全員が総辞職する意向です。営業を再開する店舗には、広告宣伝の自粛やネオンを含む店外照明の減灯、22時までの時短営業、消毒の徹底など『拡大予防ガイドライン』の順守を求めます」(前出の都遊協関係者)

 執行部の決死の訴えは小池都知事にどう響くのか。







関連記事
パチンコ店 全国で85店が倒産や閉店 新型コロナの休業要請 経営悪化  
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/469.html




http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/866.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2020年5月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。