★阿修羅♪ > アーカイブ > 2020年12月 > 23日07時50分 〜
 
 
2020年12月23日07時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK278] 英国型強力コロナウィルス上陸 無能な総理に殺される(田中龍作ジャーナル)



英国型強力コロナウィルス上陸 無能な総理に殺される
https://tanakaryusaku.jp/2020/12/00024175
2020年12月22日 18:31 田中龍作ジャーナル


海外からの渡航者は防護服に身を固めていた。日本に対する警戒感は強い。=11月、成田空港 撮影:取材班=

 英国で変異し現行型の1.7倍の感染力を持つ新型コロナウィルス「B.1.1.7」。ヨーロッパ各国は、英国からの空、船、鉄道の乗り入れ禁止措置を取る。

 厳戒のヨーロッパ諸国と比べると能天気なまでに緩いのが日本だ。きょう、国会内で野党が政府からヒアリングした結果、以下の事実が判明した。

 ロンドン—東京間の航空便が週15便もあることを、国土交通省が認めた。一週間(11月29日〜12月6日)で692人の英国滞在者が日本に入国した(コロナ感染検査に基づく)。厚労省が明らかにした。

 1日100人近くが英国から日本に入国していることになる。ところが菅首相は「1日ひとり位です。大丈夫です」(21日、TBS・NEWS23)と言うのだ。


菅義偉首相。写真は官房長官当時。ここまで無能であると誰が予測しただろうか。=撮影:取材班=

 対政府ヒアリングの席上、野党議員からは「菅氏にちゃんとした情報が上がってるのか?」「行政の最高責任者が事実誤認に基づいて・・・大変なことになってゆく」などと懸念の声があがった。

 上記の数字が示すように事務方(官僚)は、情報を上げている。菅首相が現状認識を欠いているのだ。

 新型コロナ感染症対策本部の本部長は、ガースーこと菅義偉首相である。

 1月に武漢で新型コロナ感染症が蔓延した際、日本政府は武漢からの渡航者をすぐに止めなかった。止めたのは翌月になってからだった。習近平を来日させたかったためである。

 感染力の強い変異種のウィルスに対して各国は対策を取っているのに、日本は最高責任者が現状認識すらできていない。

 このままでは無能な総理に殺される。

    〜終わり〜



菅首相 ノーカット単独インタビュー【news23】

※菅首相「1日ひとり位です。大丈夫です」 冒頭から2分ほど、ご覧ください。








http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/148.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 国会で118回も嘘 安倍前首相は「虚偽答弁のホームラン王」(日刊ゲンダイ)
国会で118回も嘘 安倍前首相は「虚偽答弁のホームラン王」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283040
2020/12/23 日刊ゲンダイ


虚偽の答弁を繰り返していた安倍首相(当時/2020年3月撮影)(C)日刊ゲンダイ

 総理大臣がこれだけ「嘘」を重ねていれば国会審議が成り立つはずもない。安倍前首相後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題で、衆院調査局は21日、安倍氏が2019年11月〜20年3月の間、国会で計118回の虚偽答弁をしていたことを明らかにした。

 前夜祭をめぐっては安倍氏側が、実費と会費(1人5000円)の差額を補填しながら、政治資金収支報告書に記載していなかった事実が発覚。立憲民主党がこれまで安倍氏が国会で繰り返し主張していた「事務所の関与はない」「補填はしていない」といった、事実と異なる発言の調査を衆院調査局に依頼したところ、衆参本会議と両予算委の計33件の答弁で118回の「嘘」があったという。

 国権の最高機関で平然と嘘をつき続ける姿勢には呆れるというよりも怒りしか覚えないが、同じく安倍氏が首相時代に関わった森友問題でも虚偽答弁が相次いでいたことが分かっている。

 立憲民主党の川内博史議員が衆院調査局に対し、2017年2月15日から18年7月22日までの間、森友問題をめぐる衆参両院の国会質疑と、財務省の調査報告書や会計検査院が参院予算委に提出した報告内容の異なる答弁の確認調査を依頼。11月24日の衆院財務金融委で調査局が明らかにしたところによると、報告と異なる答弁が51回確認され、計139回の虚偽答弁が判明したという。

 内訳は財務省の佐川宣寿理財局長が108回だったほか、中尾睦理財局次長が12回(ともに肩書は当時)、麻生太郎財務相が3回などだ。佐川氏の虚偽答弁108回も驚きだったが、今回の安倍氏はそれを上回る118回だったから、まさに安倍氏は「虚偽答弁のホームラン王」と言っていいだろう。

 森友、桜問題でこれだけの虚偽答弁が見つかるのであれば、加計学園獣医学部新設をめぐる疑惑や、陸自の南スーダンPKO派遣日報の隠蔽問題、菅政権下での学術会議会員拒否問題などの答弁でも多くの虚偽が見つかるのではないか。

 安倍・菅政権で日本の民主主義は崩壊まっしぐらだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/149.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 安倍国会証人喚問が天の声<本澤二郎の「日本の風景」(3943)<大嘘118回・国権の最高機関汚した売国奴罪で終身刑が相当か>
安倍国会証人喚問が天の声<本澤二郎の「日本の風景」(3943)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/27429945.html
2020年12月23日 jlj0011のblog


<大嘘118回・国権の最高機関汚した売国奴罪で終身刑が相当か>

 国民の多くが怒り狂っている。コロナも医療関係者も。国権の最高機関で、実に118回も嘘をついて7年8か月の長期腐敗政権の主役には、新たに売国奴罪を新設、A級戦犯・岸信介の孫の安倍晋三を終身刑にすべきである。これ天の声であろう。

<菅も共犯者として証人喚問、偽証罪告発が相当>

 安倍の大嘘を容認したばかりではなく、犯罪もみ消しに主役を演じてきた共犯者の菅も、証人喚問すべきだろう。

 そこで偽証の罪を犯すはずだから、偽証罪で刑事告発すればいい。

<林検察も政府の番犬に徹し、罷免に相当>

 さらに、この期に及んでも安倍擁護に徹する法務検察、その頂点の検事総長・林真琴を罷免すべきである。

 上川陽子の政治責任である。

 以上が天の声・民意であろう。安倍と菅の反論を聞きたい。同意するしかないはずだ。ジャーナリズムの本意である。

<狂った自民・国対委員長の森山は主権者軽視の不適格政治屋>

 当然のこととはいえ、瞬く間に菅・自公内閣の屋台骨が傾いてしまった。読売新聞などが懸命に安倍不逮捕論を喧伝して、世論を操作している。国会では鹿児島の自民党国対委員長が、必死で安倍・国会証人喚問を打ち消しているが、余計に安倍喚問に世論は傾斜している。

 そこに降ってわいた二階派事務総長で党選対委員長代理の吉川賄賂事件が発覚、入院手術で逮捕を逃れている。安倍の秘書を略式起訴にして蓋をかける、安倍と法務検察の国民を騙そうとする魂胆が見えてきた。文字通り、菅を支える二階派は、河井事件やカジノ事件の秋元司に次いで、今回の吉川事件で犯罪派閥であることを天下にさらしている。

 二階も議員辞職が相当である。

「桜を見る会」の前日夜の懇親会をめぐる問題で、野党側が安倍前総理大臣の証人喚問などを求めていることについて、自民党の森山国会対策委員長は「証人喚問はなじまない」と述べたうえで、検察の捜査を待って対応を検討する考えを示しました。 (12月20日NHK)

<野党は正月返上で安倍の国会証人喚問実施が不可欠>

 民間の法律専門家も、新たに行動を起こした。

安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補填問題を告発した弁護士らが21日、東京都内で記者会見し、安倍氏側が政治資金収支報告書に記載しなかった額は計約5600万円に上る疑いがあるとする新たな告発状を東京地検に提出したと明らかにした。(通信社記事)

<衆院調査局の名において安倍の桜事件だけで118回の大嘘と断定>

安倍晋三前首相による「桜を見る会」前夜祭に関する疑惑を巡り、衆院調査局は21日、安倍氏が2019年11月〜20年3月に事実と異なる国会答弁を118回していたと明らかにした。延べ33人の質問者に答弁していたことが判明していたが、今回は1人の質問者への「事実と異なる答弁」の回数をすべて足し合わせた。(同)

<日本から嘘発言常習者を追放するしかない>

 知らなかったが、本日A級戦犯などの処刑75周年という。自宅に届いた報告の中には「お寺に行って安倍逮捕を祈念したきた」というものがあった。善良な市民の激しい怒りである。以下に知り合いのメールを添付した。

2020年12月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


----- Original Message -----
お早うございます、仲村です。いつぞや突然に伺っての無礼お許し下さい。
さて、本日のお誘いの件ですが、体調不良につき欠席させていただきます。
竹本先生と同じ年ですが先生も此れからのご発展と皆様の
ご健勝をお祈り申し上げます。 最後になりますが是非上川先生と林真琴氏で安倍の逮捕迄宜しくお願い
申し上げます。今こそ岸田派のチカラの見せ所です。世間が此だけ安倍の不祥事を許さず此のままでは先生達の立場もありません。重ねてお願いします。安倍の逮捕は(真っ当)な事、未来永劫岸田派は
称賛される事でしょう。安倍が非公開でとかニュースでは?逃げれば逃げる程岸田派のチャンスです。 国民の1人としてお願いします。
仲村正昭12/21日



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/150.html

記事 [政治・選挙・NHK278] もっと恐れよう 菅政権の正体はおぞましい「3つの支配欲」 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)



もっと恐れよう 菅政権の正体はおぞましい「3つの支配欲」 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283011
2020/12/23 日刊ゲンダイ


経済対策にデジタル1兆円(C)共同通信社

 朝日新聞が今月19、20の両日に実施した全国世論調査によると、菅義偉政権の支持率は39%。前回11月の調査時より17ポイントも急落した。わずか3カ月前の発足時は65%だったことが嘘のような不人気ぶりである。

 なぜか。

 私見だが、菅政権とは3つのベクトルによって構成されているように思う。ひとつは新型コロナ禍を利用して利権を貪りたい銭ゲバ欲。次にコロナ禍に乗じて中小零細事業の淘汰を進め、市場を巨大資本に独占させたい新自由主義の暴力。そしてコロナで人々の恐怖を煽り、監視社会の完成を容易にしたい、人間支配へのリビドーだ。

 Go Toと自粛要請が“共存”する愚劣さの正体。感染症の災厄を己の損得ずくに利用することだけが大切で、人間の生命ごときは道具でしかない現実が見透かされて、無残な支持率がある。

 安倍晋三前政権も仮想敵をこしらえては利用した。よく使われたのが北朝鮮や韓国で、早い話が差別なので余計に卑劣だが、明治150年の近代化とともに“育まれた”白人コンプレックスと表裏一体の優越意識が、反発するのに必要な人権感覚を上回ってしまっていた。

 安倍氏の悲願は大日本帝国の“夢”よもう一度、だった。戦争というものの意味が、しかしバーチャル化されきった現代の日本では理解されにくい。

 一方で、戦争よりも、ただ“支配したい”人なのが菅氏である。人事権のダンビラを振り回して恥じない独善が証左だが、支配されることの恐ろしさは、大方にもさすがに伝わってきたらしい。

 それでも、なお4割近い支持率とは。警戒はまだまだ足りない。

 菅政権は2023年3月までに、ほぼ全住民に“マイナンバー”カードを保有させたい意向だ。健康保険証や免許証などとの連動、一体化が進められているのはそのためで、今後は民間の利用にも開放されていく。

 平井卓也デジタル改革担当相は「有効に使えることが増えたら、自然と(カードを)持たなければ生きていけない世界になる」と発言している(東京新聞11月22日付朝刊など)。スマホの類いと同じで、要は事実上の携帯義務化だ。かくて個々人の全行動が政府と巨大資本に監視され、操られていくシステムが敷き詰められれば、それは戦時体制の整備にも通じる。政局的にはいろいろあっても、支配層が志向する国家ビジョンに大差はない。

 もっと恐れよう。支配されない自由を勝ち取ろう。



斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/151.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 不満鬱積の自民党内 間隙ついて特捜部は菅政権に向け捜査も(NEWSポストセブン)

※週刊ポスト 2021年1月1・8日号 各紙面クリック拡大






菅首相の独断でGo To一時停止 二階氏との関係修復は容易でない
https://www.news-postseven.com/archives/20201222_1622286.html?DETAIL
2020.12.22 07:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年1月1・8日号


菅義偉・首相のGo Toを巡る独断は自民内部にも不評? (時事通信フォト)

 昨日の主は今日の敵――総選挙の年を迎える前に、Go To中止を巡る失政などで菅義偉・首相には強い逆風が吹いているが、最大の敵は自民党の「内部」にいるようだ。総理の座を“禅譲”したはずの安倍晋三・前首相との間に緊張が走り、対立は統一会派の議員を含め399人いる自民党全体に広がっている――。

 菅首相にとってGo Toキャンペーンの一時停止は政権の生命線に関わる重大な方針転換だ。

 コロナの感染拡大の中、菅氏はGo Toキャンペーンを強力に推進することで全国旅行業協会会長を務める「観光業界のドン」二階俊博・幹事長と政策的に強く結びつき、首相に押し上げてもらった。

 新型コロナ対策分科会の尾身茂・会長が何度Go To中止を求めても、首相が「感染拡大の原因だというエビデンスがない」と否定してきたのは、最大の後ろ盾である二階氏をつなぎ止めるために必要だったからだ。

 しかし、首相が独断で一時停止を決めたため、関係にひびが入った。

「二階さんが全国一斉の停止を聞いたのは発表直前。観光業界へ根回しの時間もなく、救済策も固まっていなかった。補正予算でGo Toの予算を増やし、業界に『全面停止はない』と説明していたから完全に面子を潰された。二階さんが一番ガッカリしているのは、菅さんが支持率低下に怖じ気づいて、観光業界を見捨てたことだ」(二階派幹部)

 菅首相は停止発表の日の夜に二階氏らと会食し懐柔を図ったが、関係修復は容易ではなさそうだ。



不満鬱積の自民党内 間隙ついて特捜部は菅政権に向け捜査も
https://www.news-postseven.com/archives/20201223_1622391.html?DETAIL
2020.12.23 11:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年1月1・8日号


安倍氏ら旧主流派に巻き返しのチャンス?(時事通信フォト)

 Go Toトラベル中止を巡る失政などで評価が急落している菅義偉・首相。だが、その最大の敵は自民党の「内部」にいるようだ。菅首相を脅かすのは、かつて官房長官として7年半仕えた安倍晋三・前首相だ。

 菅首相は安倍政権を支えてきた議員を「重用する者」と「干し上げる者」に選別。その干された人々が安倍氏を持ち上げているという。さらに、この対立は統一会派の議員を含め399人いる自民党全体に広がっている。

 また、菅氏を首相に押し上げたとも言える二階俊博・幹事長との関係も悪化している。全国旅行業協会会長を務める「観光業界のドン」二階幹事長から見れば今回のGo To一時停止は「ガッカリ」の一言だろう。首相が独断で決めたため、関係にひびが入ったのだ。

 菅&二階のタッグが危うくなると、安倍氏ら旧主流派には巻き返しのチャンスだ。党内には政権運営に対する不満が鬱積している。

 2021年は総選挙の年だ。二階氏は選挙に向け露骨に派閥を拡大。細田派、麻生派、岸田派の旧主流3派に喧嘩を売ってきた。

 二階派最高幹部の地元・山口3区で岸田派参院議員が鞍替え出馬に動くと、二階氏は軍団を引き連れて乗り込み、「挑んで来るなら、政治行動の全てを擲って受けて立つ」と恫喝した。かと思うと、逆に、静岡5区、新潟2区では公認候補見直しで二階派議員を押し込もうとするなどやりたい放題。菅首相もそれを黙認してきた。今後は旧主流派が巻き返し、各地で公認争いが燃え上がる。

 両陣営はブレーン同士も衝突している。菅首相ブレーンのデービッド・アトキンソン氏が提案する「中小企業再編」に関し、安倍政権の内閣官房参与を務めた本田悦朗・元スイス大使は自民党議員の勉強会で「極めて危険」と酷評した。


菅自民となかまたち「激突」相関図

 菅首相は自身の“お仲間”からも突き上げを受けている。新型コロナ対策分科会の尾身茂・会長をはじめ、菅首相が感染対策のために内閣官房参与に起用した岡部信彦氏(川崎市健康安全研究所所長)、さらに自民党のスポンサーでもある日本医師会の中川俊男・会長らが「このままでは医療崩壊」と声を上げ、知事たちも「科学的知見に欠ける」(佐竹敬久・秋田県知事)と政府の対応を批判している。

 政権が一枚岩でなくなれば、検察は政界捜査にフリーハンドを持てる。特捜部は菅政権側にも捜査を向け、二階派の吉川貴盛・元農水相に鶏卵業者からの現金提供疑惑が浮上、西川公也・元農水相(二階派)も関連して内閣官房参与辞任に追い込まれた。

 自民党内は真っ二つに割れ、あちこちで内乱が広がっている。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/152.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 年末年始“家でコロナ死”加速の恐怖 自宅療養者の仰天推移(日刊ゲンダイ)



年末年始“家でコロナ死”加速の恐怖 自宅療養者の仰天推移
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/283009
2020/12/23 日刊ゲンダイ


北海道は11月に方針転換(鈴木知事と札幌市の秋元市長)/(C)共同通信社

 新型コロナ第3波の勢いが止まらない。医療提供体制が逼迫し、多くの陽性患者は自宅療養を強いられている。自宅療養者数の推移を調べると、目を疑うような実態が浮かび上がった。

  ◇  ◇  ◇

 広島市で感染が確認され、入院待ちしていた60代男性が15日、自宅で容体が急変し、死亡してしまった。医療ケアが行き届かない自宅で急死する新型コロナの怖さを改めて思い知らされた形だ。自宅療養者は爆発的に増えている。

 厚労省は毎週水曜日のコロナ患者の療養状況を公表している。10月21日(水)からの自宅療養者数をグラフにすると急峻な坂道のように伸びている。全国の自宅療養者数は、わずか2カ月で751人から7925人へと10倍超になっている。異常な増え方なのだ。東京は234人から1294人(5倍)へ、大阪は77人から1543人(20倍)に膨れ上がっている。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)は言う。

「本来、病床不足の対策は宿泊療養を徹底し、自宅療養は極力避けるべきです。医療従事者がそばにいる病院や宿泊施設と違い、自宅療養では患者の急変に対応できないからです。ただ、ここまで感染者が増えれば、自宅療養もやむを得ない。その場合、一部自治体で行われているように、国が血液中の酸素濃度を測るパルスオキシメーターを患者に無償で貸与し、容体の異変を早期にキャッチできるようにすべきです。今からでもできることです」

 これまで感染者が少なかった地域では、すべての陽性者を入院か宿泊施設に入所させ、早期治療を行ってきた。ところが、第3波は地方にも容赦なく波及。病床が逼迫し、自宅療養に踏み切る自治体が増えている。

 10月21日時点で自宅療養者がゼロで、12月16日時点で「あり」なのは、北海道、山形、茨城、新潟、富山、長野、三重、広島、香川、愛媛、高知、熊本、宮崎、鹿児島の14道県。入院と宿泊療養が原則だった北海道も、病院逼迫により、11月11日に札幌市が自宅療養を容認。12月16日時点で563人が自宅療養だ。感染急拡大の広島は489人、高知は57人に上る。

 ここまで医療ケアの届かない自宅療養者が増えると、亡くなる患者が急増しかねない。


自宅療養者数は急峻な坂道のよう(C)日刊ゲンダイ

グーグルの感染予測は死者2000人超

 精度に定評のあるグーグルの感染予測によると、12月19日から1月15日の28日間の死者数はなんと2015人。これまでの累計死者数は約3000人だから、その3分の2の死者が1カ月弱で出ると予測している。

「年末年始は休業する病院も少なくありません。医療体制が手薄になるタイミングで多くの自宅療養者を抱えるわけです。自宅で容体が悪化したコロナ患者に対して、治療が手遅れになるリスクはますます高まります」(中原英臣氏)

 自宅療養が増え続ければ、正月はコロナ自宅死が相次いでもおかしくない。 



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/153.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 袴田事件 再審認めない決定取り消す 高裁に差し戻し 最高裁(NHK) :日本の事件板リンク 
袴田事件 再審認めない決定取り消す 高裁に差し戻し 最高裁(NHK)

http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/218.html


http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/154.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <それは無能、後手後手首相の妄想ではないか>ワクチン→五輪開催なんて大甘だ(日刊ゲンダイ)

※2020年12月21日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2020年12月21日 日刊ゲンダイ2面




※文字お越し

 新型コロナウイルスの第3波の勢いは一向に衰えない。20日の全国の新規感染者数は2496人。ダイヤモンド・プリンセス号の乗員乗客らを合わせた国内の累計感染者は20万人を突破した。10万人に達するまでの期間が287日間、そこから20万人までに52日間。第1波、第2波とは比べものにならないスピードだ。東京都では日曜日としては最多の556人の新規感染が判明し、そのうち6割が感染経路不明だった。12月に入ってからの感染者数は累計で1万507人に膨らみ、月ごとの感染者数が1万人を超えるのは初めて。直近7日間平均の1日当たりの感染者も600人台に達した。にもかかわらず、観光地や繁華街の人出は減らず、コロナ禍は深刻度を増すばかりである。

 一方、英国や米国では米製薬大手ファイザーなどが開発したワクチン接種が始まった。米食品医薬品局(FDA)は米バイオ企業モデルナなどが開発したワクチンの緊急時使用も許可。いずれも新型コロナの発症を防ぐ効果は95%ほどとされている。ファイザーは製造販売の承認を厚労省に申請。米英などで使用を許可されたことから、手続きを簡略化した「特例承認」の適用を前提に審査は進められ、10月から実施している国内治験のデータがまとまる2月以降に終わる見通しだという。日本政府は来年6月末までにファイザーから6000万人分(1億2000万回分)の供給を受けることで基本合意、モデルナからは来年6月までに5000万回分(2500万人分)の供給を契約している。実現すれば来年7月に延期された東京五輪に滑り込みセーフということになる。

 ワクチン普及への期待からマーケットは経済正常化を急速に織り込み、株高に沸いている。日経平均株価は29年ぶりの2万6000円台をキープ。世界の上場株式時価総額は史上初めて100兆ドルを上回り、コロナ禍前の昨年末から17%増え、過去最高だ。株価の適正基準を測る目安とされる世界のGDPを2割も上回っているという。

4割の医師が拒むワクチンにエビデンスはあるのか

 株式市場もワクチンが効き、コロナ収束を織り込んでいるような動きだが、すべての希望的観測を裏切ってきたのが、このウイルスだ。35万人が1回目のワクチン接種を受けた英国では、感染力が高い新型コロナ変異種が急速に広がっているとして、首都ロンドンなどで3回目のロックダウン(都市封鎖)に突入。

 海を挟んだオランダやドイツ、イタリアは英国からの航空便受け入れを禁止し、ベルギーは航空便のほか、高速鉄道ユーロスターを含む鉄道による渡航も禁止した。懸念された通り、寒さが本格化するにつれ、感染のスケールは段違いに大きくなっている。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)は言う。

「ワクチンは本来、5年から10年をかけて開発されるもの。最低でも2、3年は必要です。非常に短期間で開発された新型コロナワクチンの治験は十分とは言えず、有効性と安全性への疑問は残る。予防効果95%といっても、100人のうち5人が感染しないという意味ではありません。例えば、偽薬とワクチンをそれぞれ1万人ずつ接種した場合に偽薬グループは100人、ワクチングループが5人感染するという文脈ではじき出された数字に過ぎない。安全性の面でも、不安は尽きません。英米ではワクチンを接種した一部の人に深刻なアレルギー反応が起きたと報じられている。医療関係者向けのアンケートで医師の約4割が『接種したくない』と回答したと報じられましたが、全く同感です。私自身、接種するつもりはありません。菅首相にうかがいたい。ワクチン接種の努力義務を国民に課すエビデンスがあるんですか? ワクチン幻想を振りまくのはやめてもらいたい。五輪が控えていなければ、当初からもっとマトモな対策がなされていた可能性を思うと、腹立たしくてなりません」

 NHKの世論調査では五輪について「開催すべき」は27%、「中止すべき」が32%、「さらに延期すべき」が31%だった。6割以上が来年の開催に反対しているのに、それでも準備作業は着々と進められている。閣議決定された第3次補正予算案に五輪向け新型コロナ対策などの経費として857億円を計上。コロナ禍で五輪開催経費は約3000億円も増え、1兆6440億円に膨張している。大会組織委員会は22日、詳細を発表するという。

 菅首相は「人類が団結してウイルスに勝った証しとして、来年、東京五輪を開催する」と安倍前首相譲りの決めゼリフを継承し、五輪機運を高めようとしているが、「ワクチン→五輪開催」なんて大甘だ。それは無能、後手後手首相の妄想ではないか。

延命最優先で国民は犠牲

 日本に新型コロナが初上陸してから1年が経とうとしているが、政府の五輪固執が泥縄の新型コロナ対応につながったのは疑いようがない。安倍も菅も「国民の生命と生活を守り抜く」などと繰り返すも、口先だけ。国民は五輪に弄ばれてきた。

 初期段階の水際対策に失敗したのは、安倍が中国の習近平国家主席の国賓来日を実現する政治的思惑に取りつかれていたからだ。習近平への配慮、それにインバウンド旅行者が落とす春節マネーへの誘惑を捨てきれず、ウイルス流入を招いた。五輪開催を控え、感染拡大を恐れた安倍政権はダイヤモンド・プリンセス号を留め置き、海外メディアに「ミニ武漢」と揶揄される船内集団感染を引き起こす。揚げ句、乗客を公共交通機関で帰路に就かせたことで市中感染を広げた。じわじわと感染者が増え始め、欧米がパンデミックに襲われる中、3月に五輪延期が決定。途端に開催都市の小池都知事がロックダウンを言い出し、安倍政権は緊急事態宣言を発令した。それで景気がどーんと落ち込むと、感染が収束しきらないうちに菅肝いりの「Go To トラベル」を前倒し実施。足元の感染再拡大の引き金となったのは言うまでもない。

 安倍は悲願の憲法改正を実現するため、国威発揚に利用しようともくろんだ。菅はお祭りムードを利用して総選挙で圧勝し、来秋の総裁選を無投票再選に持ち込んで長期政権への道を開こうとしている。その魂胆は違えど、安倍も菅も五輪を政治の道具としか見ていない。だから、検査体制は主要国と比べて圧倒的に劣ったまま。感染拡大を無視し、経済最優先の「Go To キャンペーン」で移動や接触を推奨し、海外との往来緩和にも躍起になる。政権浮揚のエンジンとなる五輪を開催するため、国民の生命と生活を犠牲にして経済社会の正常化を演出しようとしているのだ。

 政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「国内の医療体制は逼迫し、ギリギリのところにきている。第3波が徐々に収束に向かったとしても、五輪を強行して外国人観光客を大量に受け入れれば新たな感染の波を呼び起こしかねない。クラスターが同時多発したら、医療機関は持ちこたえられず、目も当てられない事態になるでしょう。国際社会にどう申し開きするというのか。米国のバイデン次期大統領にしても、トランプ大統領の新型コロナ対策の大失敗をテコにして当選した手前、新型コロナ対策には厳しい態度で臨んでいる。何が何でもコロナ退治をしなければならない中で、感染のるつぼ化リスクの高い五輪に選手団を派遣するでしょうか。常識的に考えて来年の五輪開催は不可能です。菅首相が楽観論に傾いているのは、実態を理解できず、本当の怖さが分かっていないからとしか思えません」

 第1波よりも第2波、そして第3波と状況はどんどん悪化している。最悪事態に備えるのが政治なのに、何もできない無責任政治家が根拠なき希望にすがり、「五輪はやる」と息巻く異様さは、神風が吹くと期待していた戦前とどこが違うのか。


菅首相 ノーカット単独インタビュー【news23】

※21:27〜 菅首相「人類が団結してウイルスに勝った証しとして、来年、東京五輪を開催する」 再生開始位置設定済み

感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルス。news23は約20分間、菅首相へのインタビューを行いました。緊急事態宣言やワクチン接種、変異種。さらに桜を見る会や学術会議の問題など多岐にわたって聞きました。

00:00 冒頭
00:12 イギリスで変異種拡大 日本の対策は?
02:08 連日3000人 感染対策 何が不足?
05:24 首相 大人数会食・・・現場の悲鳴届いてる?
08:40 支持率急落 国民に声は届いている?
09:18 緊急事態宣言 出す可能性は?
11:18 ワクチン接種 日本ではいつ?
13:05 桜を見る会 菅首相の責任は?
15:45 学術会議 人事のあり方は?
19:38 解散はいつ?
20:26 "安心感と将来への希望" 国民への言葉

(news23 2020年12月21日放送)



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/155.html

記事 [政治・選挙・NHK278] コロナワクチン、通常なら治験停止レベルの副反応も…接種開始の米英、副反応が多発 :国際板リンク 
コロナワクチン、通常なら治験停止レベルの副反応も…接種開始の米英、副反応が多発(Business Journal)

http://www.asyura2.com/20/kokusai29/msg/804.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/156.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 維新・松井一郎市長「公用車でスパ通い64回」をスルー、嘘と開き直り弁明を許すマスコミ 舛添のときはあんなに批判したのに(リテラ)
維新・松井一郎市長「公用車でスパ通い64回」をスルー、嘘と開き直り弁明を許すマスコミ 舛添のときはあんなに批判したのに
https://lite-ra.com/2020/12/post-5737.html
2020.12.23 松井一郎市長「公用車でスパ通い64回」の嘘弁明を許すマスコミ リテラ

    
     大阪維新の会HPより

 松井一郎・大阪市長が今年1月から11月の間に公用車を使って64回もスパ通いをしていた問題。

 都内在住の男性が情報公開請求により入手した「自動車運行日誌」をもとに、19日に日刊ゲンダイが報じたもの。1月は16回、2月5回、3月2回、5月2回、6月4回、7月9回、8月3回、9月9回、10月6回、11月8回の計64回、公用車を使って天然温泉があるホテルを訪れていた。一方、大阪市HPの市長動静にはこのホテル訪問は一切記されていない。

 周知のとおり、大阪ではコロナ感染拡大で、医療体制も逼迫。22日も12人もの死亡者が出て、累計死亡者数が502人にも及ぶなど、全国最悪レベルの様相を呈している。

 本サイトでは、この事態は橋下徹氏以来、維新が医療や保健所を削減してきたこと、また感染が再拡大するなかでろくに対策もせず都構想住民投票を強行したこと、つまり維新による人災であると批判してきた。「改革」と称して医療を削りに削り医療従事者たちは過酷な状況に追い込みながら、その反省もなく、まともな改善策を示すこともないばかりか、あげくその最中に自分は公金を使ってスパ通いとは、呆れてものが言えない。

 しかも、松井市長は謝罪するどころか、完全に開き直っている。日刊ゲンダイの取材に対し、大阪市は「公務終了後の移動であり、ホテルがご自宅より近くにあるということも勘案すれば、公用車の使用に問題はない」とコメント。また19日には、この問題を報じた記事をリツイートし批判した米山隆一・前新潟県知事に反論する形で、松井市長自身がツイッターでこう反論した。

〈憧れの知事から転落した米山さんへ、この5流紙で鬼の首取ったように喜んでるけど、公務終了後に自宅より近いジムに送ってもらってリセットして私用車に乗り換えて帰宅して何の問題があるのですかね? 貴殿は女性との交際でリフレッシュ、僕はジムでリフレッシュ、少し違うだけです。〉

 さらに21日の記者会見では「まったく問題ない。公用車の使用規定で利用させていただいています」「公用車使用規定については橋下市長時代に非常に厳しいルールを定めています。そのルールに沿って利用している」「何ら問題があるのなら具体的に言ってもらいたい」などと、逆ギレする始末だった。

■米山前知事に噛み付いた松井市長の姑息な印象操作

 しかし、松井市長がどんなに開き直ろうと、その行為は明らかに公用車の私物化だ。しかも、松井市長は「帰宅経路途中にあるホテルで降りただけ」などと説明しているが、これ、真っ赤な嘘なのである。

「自動車運行日誌」をみると、プライベートのために公用車を往復で使っている日もある。たとえば11月3日は、公用車で14時20分にホテルに到着。公用車はいったん庁舎に戻った後、15時45分に再びホテルに松井市長を迎えに行き、「大阪・光の饗宴2020開宴式」に向かっているのだ。この日の公務日程を確認してもこのホテルに関する記述はなく、公務ではないと思われる。また開示請求した男性がSNSにアップした運行日誌によると、他にもこのホテルを訪れたあと庁舎に戻っているケースもあるようだ。

 だいたい厳しいルールを定めているなどというなら、帰宅経路途中であっても、いったん自宅に帰って自分で出直すか、役所から自分の足でホテルに行くべきだろう。維新がよく言う“普通の会社なら”そうしているだろう。

 しかも、卑劣なのは、その弁明を米山前知事に対する反論として行なっていることだ。

〈貴殿は女性との交際でリフレッシュ、僕はジムでリフレッシュ、少し違うだけです。〉

〈米山元知事へ、貴殿のようなやめ方でも退職金は支給されたんですかね?〉

〈米山さん、下品!?って、僕と貴殿のどちらが下品なのかは有権者に判断してもらいましょう。貴殿はリフレッシュの為に東京へ行かれる時に新幹線の駅までは自家用車だったんですか?〉

 米山前知事の出会い系スキャンダルを持ち出すことで、自身の公用車問題を大したことではないかのように印象操作しようという姑息な意図がミエミエだ。

 しかし、米山氏のスキャンダルと松井市長の公用車私物化問題は、まったく関係のない話。米山前知事のスキャンダルがどんなものであっても、だからといって、松井市長の公用車私物化問題の罪や責任が軽くなるなどということはまったくない。

 だいたい、松井市長自身、これまで他の自治体の首長の公用車問題をさんざん批判してきたではないか。

 たとえば、2016年に堺市の竹山修身市長(当時)が計43回の夏祭り参加を「公務」としていたことが問題になった際、こう噛み付いていた。

〈秘書の超過勤務手当は税金です。2年間で2,000時間、公用車仕様はどうだったのか?公務員の秘書が付いているなら、公用車利用の可能性大です。僕や橋下元市長、吉村市長は公務政務は明確に分けています。これ舛添さんより悪質でしょ。〉(2016年9月8日)

 また、つい最近も、兵庫県が県知事と県議会議長用の公用車をセンチュリーに変更し贅沢と批判を浴びていたとき、維新議員も議会で賛成していたことを棚にあげ、上から目線で「お金を使うところが違う」などと批判。

 さらに、2016年に舛添要一前都知事が公用車で湯河原の別荘に行くなど公私混同が問題になった際は、「僕やったら辞めますね。恥ずかしくて表へ出られない。それこそ湯河原の温泉に行って隠れる」などと吠えていた。

 それが自分のことになった途端、「なんの問題がある?」などと開き直るのだから、開いた口が塞がらない。

■なぜテレビは松井一郎大阪市長の公用車私物化問題を報じないのか

 だいたい、松井氏の公用車私物化が問題になったのは、今回がはじめてのことではない。

 大阪府知事だった2018年10月に、府議会の休憩時間中に公用車で府庁舎周辺を喫煙しながらドライブ。府庁舎が禁煙のため喫煙所代わりに公用車を使用したとして問題になったことがある。このとき松井氏は「休憩に行ったということです。議会で色々なこともあり、考え方を整理するのに外へ出ることもある」などと言い訳。「公用車で短時間、外へ出ることは喫煙スペースとして使っていると思われるかもしれないから、やめます」と渋々あらためる旨を話していた。

 にもかかわらず、また公用車を私物化していたことが発覚していたのだ。他人なら攻撃して、自分なら許されるとは、御都合主義にもほどがあるだろう。しかも、維新といえば「身を切る改革」「無駄をなくす」「既得権益を打破」と叫び続け、実際に医療や保健所を削減した結果、府民の命を危険にさらしている。そんななか自分だけは公用車を私物化するなど、それこそ既得権益そのものだろう。松井市長が舛添氏について言った「僕やったら辞めますね」という言葉にならえば、辞任してもおかしくない。

 しかし、松井市長は謝罪会見も開かず、前述のように、囲みや定例会見で開き直っただけで済ませようとしている。

 こんなことが許されるのは、もちろんメディアの追及があまりに甘すぎるせいだ。とくにひどいのはテレビだ。舛添氏の公用車や政治資金の問題では、ワイドショーが連日袋叩きにし、最終的には辞任にまで追い込んだ。ところが、今回の松井市長の公用車私物化もまったく同じ構造の問題なはずなのに、まったくと言っていいほどこれを報じていないのだ。

  コロナ禍でそれどころじゃないと言うかもしれないが、つい最近も兵庫県のセンチュリー問題だってワイドショーやニュース番組は連日取り上げていたし、それこそ松井市長や吉村洋文・大阪府知事の批判コメントを嬉々として紹介していた。もっと小さい自治体の首長や議員の細かい不祥事だって全国放送でしょっちゅう取り上げている。

 それが、松井市長の公用車私物化問題をまったく取り上げないというのは、いったいどういうことなのか。

 こうしたメディアの維新に対する甘さが、維新の増長を生み、やりたい放題を許してきた。それがいまの大阪の惨状につながっていることを、もう少し自覚すべきではないか。

(編集部)


関連記事
松井一郎大阪市長が公用車で64回…スパが自慢のホテル通い(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/900.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/157.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 補てんを知らなかった・秘書に騙されたと言うなら安倍も相当な間抜け(まるこ姫の独り言)
補てんを知らなかった・秘書に騙されたと言うなら安倍も相当な間抜け
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/12/post-6143f8.html
2020.12.23 まるこ姫の独り言


「桜を見る会」の前夜祭の費用の一部を安倍晋三前首相側が負担していた問題について、安倍の虚偽答弁がようやく認定された。

安倍前首相の「虚偽答弁」118回 衆院調査局 桜を見る会前夜祭
                 12/21(月) 19:31配信 毎日新聞

>衆院調査局は21日、安倍氏が2019年11月〜20年3月に事実と異なる国会答弁を118回していたと明らかにした。

>質問への答弁を精査した結果、衆参両院本会議と予算委員会で見つかった。


2019年の11月から翌年の3月まででも118回。

モリカケ問題や、黒川東京高検検事長定年延長問題やら入れたら、ものすごい数の虚偽答弁になるのではないか?

下手したら1000回ぐらい行くかもしれない(笑)

それほど、安倍の場合、息を吐くようにうそを吐くから、どれが嘘か本当なのかもわからなくなってくる。

東京地検特捜部は21日に安倍に対して事情聴取を行ったようだが、安倍は補てんを「知らなかった」と説明したと言われている。

どう考えてもそんなわけがないが、 今の検察のだらしなさは目を覆うばかりで、自民党議員にだけは及び腰で本気にならない。

知らなかったと言うのも誰も信じないが、百歩譲って知らなかったとしたら、あの安倍の国会での虚偽答弁は何だったのか。

国会では朝から晩まで、ペラペラペラペラ、息を吐くように嘘を吐いてきた。

ホテルの領収書にしても、自分がホテル側に指示して出すように言えばすぐにでも終わっていた問題を、ああでもない、こうでもないと審議を伸ばしに伸ばしてきたのは何処のどいつなのか。

安倍は、時間と莫大な経費が自分のために費やされた事を、国民に悪いと思わないのか。

桜を見る会の前夜祭問題では、1年もの間、安倍の嘘に野党議員は振り回されてきた。

結局、安倍がコンニャク問答のようにのらりくらり交わして誰も核心に踏み込めなかったが、野党の質問力が弱いせいだと言う人が多くてがっかりした覚えがある。

あれだけの嘘を吐くことに恥がない人間がいることさえ驚きなのだが、こういう人間には誰も歯が立たない。

たとえ、どんな優秀な検事が質しても無理だと思う。

オウム真理教の事件に関して、多くの識者たちがオウムの上祐に対して,テレビでありとあらゆる質問をしたが、すべて惨敗だった。

そういう箸にも棒にもかからない、どうしようもない人間はいる。

その人間が一国の総理だったと言う事だ。

安倍は国会でどの場面でも、自信満々に言い切っていたが、それがすべて秘書に騙されたと言うのだったら、騙す秘書は安倍の上行く詐欺師であり、騙された安倍は相当なマヌケと言うことになる。

しかし秘書に騙されたとしたら、秘書に何一つ確かめることなく、国会で軽佻浮薄に言い切った総理はなんなのか。

前代未聞の軽さだ。

よくこんな秘書に騙されるようなトロイ総理に、自民党議員は7年8カ月もの間ひれ伏してきたものだ。

アホの極み(笑)



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/158.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <悪夢のXマス、暗い正月>この政権の支持率はすぐに3割も切るだろう(日刊ゲンダイ)

※2020年12月22日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2020年12月22日 日刊ゲンダイ2面




※文字お越し

 まさにつるべ落としである。

 菅内閣の支持率がまた暴落した。今度は先週末の19、20日に世論調査を実施した朝日新聞とANNだ。朝日は支持が前回11月の56%から今回39%となり、17ポイントの下落。不支持は20%から35%へと15ポイント上昇した。ANNも支持は38・4%で、前回比17・5ポイントの下落。不支持は39・6%で、前回比17・1ポイントの上昇。支持と不支持の逆転現象まで起きた。

 前週の11〜13日に行われたNHKの世論調査で、内閣支持率が14ポイントもの大幅下落となり、慌てた菅首相は14日、突如「Go To トラベル」の今月28日から来月11日までの全国一斉停止に踏み切った。だが、朝日とANNの数字を見る限り、「Go To停止」は政権浮揚に全く効果ナシだった。

 政権内部には「Go To停止」を「英断」なんて持ち上げる声もあったが、世論は冷ややか。「遅すぎた」「もっと早く判断する必要があった」が8割に上っている。大人数でステーキ会食に繰り出す「感覚のズレ」も、国民の怒りの火に油を注いだのは間違いない。

 世論の動向に詳しい明大教授の井田正道氏(計量政治学)はこう言う。

「これまでの高い支持率は、久々の叩き上げ首相へのふわっとしたご祝儀相場なので、何かあれば土台はもろい。学術会議問題や『桜を見る会』問題だけでは、支持率に大きな影響がなかったものの、国民生活に直結するコロナ対応のまずさによって、支持率急落の雪崩を打った形です。『Go To キャンペーン』の対応のブレや判断の遅れを見て、世論は『信念を持った政策ではない』『頼りない』と落胆した。今はコロナ禍の危機的な時期で、国民は『メッセージ性』を求めている。菅首相はそうした国民の期待に応えられず、存在感を発揮できていません」

「年末年始だけは」の願いかなわず

 年末年始を挟んだ「Go To停止」に飲食店の営業時短。故郷への帰省すらはばかられる。今年は消費者も事業者も、悪夢のようなクリスマスと暗い正月を過ごさざるを得ない。これは誰の責任なのか。新型コロナ対策で何の効果的な手も打ってこなかった菅政権の「人災」に他ならない。

 アジアで最悪の感染状況なのに、「欧米に比べて感染者が少ない。死者が少ない」などと甘くみてきた。ただでさえアクセルとブレーキを同時に踏むなんて無理なのに、実際はGo Toだけのアクセル一本やり。連日連夜、官邸近くの高級ホテルで仲間内と会食するだけでは、感染拡大を恐れる庶民の気持ちなど分かるはずもない。

 で、重症者が急増し、全国で病床が逼迫するのを見て、立ち往生しているのが今の菅政権だ。

 昨夜(21日)、TBS系の「NEWS23」に出演(収録)した菅首相は、世論調査で内閣支持率が急落していることを問われ、「新型コロナ対策で結果を出すことが大事だ。やれることは全てやるという意識で、先頭に立って取り組む」と強調していた。

 だが、そんな口先アピールはもはや通用しない。9月16日の首相就任会見で、「今、取り組むべき最優先の課題は新型コロナウイルス対策です」と豪語していたのに、何もしなかった。コロナ対策そっちのけでやってきたのは、学者パージと安倍隠しだけだ。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。

「安倍政権以上に酷い政権であることを国民に分かりやすく示した3カ月だったと思います。就任早々、日本学術会議の新会員候補6人を任命拒否して、気に入らない人を排除し、強権を振りかざした。そして、排除した理由を説明しないだけでなく、説明する答弁能力もない。トップリーダーとしての能力や資質に疑問符が付きました。一方で、安倍政権から続く、森友問題や桜を見る会の問題については、再調査することなく、フタをする。桜問題に捜査のメスが入っても、当時、官房長官として安倍氏をかばってきたのに、説明責任を果たそうとしない。さらには、コロナ無策の結果、『勝負の3週間』を『敗北の3週間』にして、『書き入れ時の年末年始だけは』という国民の切なる願いを踏みにじった。この首相はダメだという失望が支持率急落に表れています」

メルケル首相と比べ泣けてくる「メッセージ力」のなさ

 この3カ月ではっきり分かったことは、菅政権は、今、何をすべきなのか、国民が何を求めているのかを全く感知していないことだ。政治センスはもちろんのこと、判断力、広報力、説明力と何から何までダメという珍しさ。石破元幹事長と岸田前政調会長と戦った自民党総裁選の際に「国家観がない」「ビジョンがない」と散々だったが、それは首相になっても一切見えず、携帯電話の料金値下げといった各論の政策に終始するだけ。政治家なのに言葉で説明し、説得する能力を持たず、国民に訴えかけるメッセージを出せない。

 コロナ感染拡大を受け、いつも冷静沈着なメルケル独首相が「祖父母と過ごした最後のクリスマスでしたという事態にしないで」と、珍しく感情をあらわにして国民に訴えかけたことがニュースになった。そんなメルケルと、ステーキ会食の「ガースー」を対比して悲しくなった人は少なくないだろう。

「国民の命と生活を守る」が言葉だけで空回りし、Go To固陋で見えたように、自分たちの利権を守ることを優先しているから、国民の姿が目に入らないのだ。

 政治評論家の野上忠興氏がこう話す。

「8年近く安倍前首相をそばで支えてきたので、『自分だって首相をやれる』という甘い考えや変な自負心があったのでしょう。菅氏は官房長官のまま総理大臣をやろうとした。しかし、トップとナンバー2は違う。意識も考え方も変わらなければいけないのに、官房長官のままで、結局失敗し、国民にも『総理の器にあらず』を見抜かれてしまった。今後は、通常国会の行方や東京五輪が本当に開催できるのかどうか、そしてコロナの感染拡大が収束するのかどうか。そういった“変数”はあるものの、資質の問題が根本だけに、支持率がさらに下がることはあっても上がることはないでしょう」

来年度予算成立で「菅降ろし」

 すぐに支持率は3割を切って、「危険水域」に突入することになるだろう。年明けの通常国会もおそらく火だるまだ。

 支持率急落を受けて、自民党内も菅に対する不満が渦巻く。最近、政界で話題になっているのが「菅政権が12年前の麻生政権に似てきた」という見方だ。

 麻生政権も衆議院の残り任期1年というタイミングで発足。50%近い高い支持率もあり、早期の解散総選挙を検討したもののリーマン・ショックが起き、解散を見送った。その後は、経済危機の中で、連夜の高級クラブ通いが批判を浴び、漢字の誤読を連発するなどして支持率が急落。そして、党内で首相退陣を迫る「麻生降ろし」に発展。そのまま居座ったものの任期満了直前の追い込まれ解散となり自民党は大惨敗した。

 当時を知る麻生派関係者は「来年度予算案が成立したら『菅降ろし』が始まるかもしれない」と話している。

 来年度予算案との絡みでは、31年前の竹下内閣の総辞職の再来も囁かれる。リクルート事件で首相自身の疑惑も浮上し、支持率が急落。野党が審議に応じず、国会が空転し、総辞職と引き換えに予算案の成立を求めたのだった。

 そんな古い話が出てくるほど、身内の自民党内が菅政権の先行きを危ぶんでいるのである。

「『菅首相で総選挙を戦うなんて冗談じゃない』というのが、今の自民党内の空気です。逆風がブンブン吹きまくっている。解散できないまま、来年9月の残り任期までのどこかで退陣することになるのか。『Go To停止』の判断が遅れたことが致命傷になりました。二階幹事長に気を使ったのでしょうが、『自分』というものがない首相の末路です。自分で自分の首を絞めたと言えます」(野上忠興氏=前出)

 すべてがトンチンカンで場当たりの「裸の王様」政権に今後の上がり目はない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/159.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2020年12月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。