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2021年2月13日01時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK279] 森喜朗氏の長女が告白「父が問題を理解するのは年齢的に難しい」(NEWSポストセブン)
森喜朗氏の長女が告白「父が問題を理解するのは年齢的に難しい」
https://www.news-postseven.com/archives/20210212_1635338.html?DETAIL
2021.02.12 16:00 NEWSポストセブン


孫娘から見て森喜朗氏はどんな人?(写真/AFP=時事)

 大騒動の末、森喜朗五輪・パラリンピック組織委員会会長が辞任を表明した。本誌・週刊ポストはこの辞任表明の直前、騒動の際に祖父を叱り、今回の件では「ショックで寝不足となり会社で倒れた」という森氏の孫娘と長女の2人に話を聞くことができた。以下、孫娘との一問一答だ。

――孫娘として今回の件をどう思いますか?

「祖父の発言は本当に不適切だったと家族もみんな思っているんです。もちろん世の中にご迷惑をおかけしたとすごく反省はしています。が、会長である前に私たちの大事な家族なので体を大事にこれ以上無理せずにしてもらいたいです。自分たちの83歳の祖父であり父であるので」

――家族から見て女性蔑視は感じたことはありますか?

「まったくそんなことはないです。女性だけの家族なので。本当にそんなことは自分たちにとってはなくて、女性のことも大切にしているっていうふうに思っています。私たち家族はまた別のところに住んでいて、一緒には住んでないんですけれども、普段から距離はないので。そんな女性蔑視みたいなことを感じたことは自分たちにはありません。

 ごく普通のおじいちゃんであり、お父さんであり、っていう印象しか自分たちにはなくて。みなさんのお父さんやおじいちゃんと同じだと思います。何よりも家族のことを一番大切にしてくれているので」

――世代的に今と価値観が違っていたのではないでしょうか?

「そうですね。たぶん、悪気があったわけではないと思います。もちろん発言は不適切だったんですけれども。現代の日本の、なんていうんですかね、ジェンダーレスのことは確かにそこまですごく理解していたわけではないと思うんです。ただ、決して蔑視する意識がなかったことは家族はみんな分かっています」

――お孫さんから見て森さんはどんな方ですか?

「やっぱり義理をすごく大切にしてるというか。責任感が本当に強い。みんなのためにやりきるぞっていう思いがあった。誤解を与えてしまったとは思うんですけど、やっぱりこう、決めたことをみんなのために、喜ぶ顔が見たいと思ってやっていたことは、私たちしか知らないと思います。

 スポーツ選手のために張り切ってやっているのは、何が何でもやるぞっていうよりもJOCが決めて、日本でやるっていうのが決まったのであればできることはやりたいっていうことなのではないか思います。何が何でもやるっていうのは語弊がありまして、コロナなんか関係ないっていう意味ではなく、いい形でできたらいいよね、そのために自分ができることはやるっていう思いなんじゃないでしょうか」

――もともとおしゃべりが上手ということですか?

「寡黙なほうではないですかね、やっぱり。たぶんみなさん思っている印象と、記者さんが今言ってくださったような、話が好きっていうのは。そうなのかもしれないですね。あんまり言えないので、すいません、失礼致します」

 続いて彼女の母親(森氏の長女)にも話を聞くことができた。家庭では「弱い存在」なのだと明かした。以下、一問一答だ。

――お父さんに今回の件ではどのようなお話をされたのですか?

「本当にご迷惑をおかけしていることは家族は十分わかっていますし、お騒がせしていることも分かっているので、それに関しては特に話していません。

 発言自体は重く受け止めているので、本人もああいう性格ですし、口がああいう風に滑るというか。それもあって混乱してしまうので、またこれ以上何かを言ってしまってはということもあるので。これ以上はごめんなさい」


森喜朗氏は五輪・パラリンピック組織委員会会長の辞任を表明(時事通信フォト)

――世代的にジェンダーレスを100%理解するのは難しいのかどうか、娘さんとしては今どんなお気持ちですか?

「まあ、もちろんあの、おっしゃる通り娘からの視点からいえば今のそういうジェンダーレスの話を100%理解するのは年齢的にも難しいかなって。あくまでも83歳の自分の父という視点でみれば、もちろんそうなんですが、たぶん今の立場とかからは、それは許されないことなんだっていうことは、重々、わかっております。なので私たちからはそれしか言えないんです。今はそういう世の中の流れにもなっていますし」

――「娘に叱られた、孫が倒れた」とか報道が出ていましたが?

「もちろん、精神的にもちょっと私の娘のほうが不安定にはなっているかなと思います。それは本人が叱られるというよりも、(孫娘が倒れたことの方が)ショックではあったと思います」

――これだけ批判されると、ご家族は辛い部分もあるのかと思いますが?

「はい。ただ、無責任なことだけはしない人だとは思っていますので。考えもあるのかもしれないですけど。彼の、父なりにというか、今の会長なりに責任あることは考えているとは思いますけど、私から何かを申し上げるということはありません」

――家族から見て、女性蔑視の部分とか感じられることは?

「もちろんそれは全然ないです。女性のほうが全然人数も多いですし。いつももう私たちのほうがもうしゃべって、しゃべるスキを与えないぐらいなので」

――威張ったりすることはないんですか?

「ないです。そんなのは全然ないです。私のほうが全然強いですから、はは」

 森氏と付き合いの深いジャーナリストの田原総一朗氏は、森夫妻と3人で食事をした時のエピソードをこう語る。

「森家は完全なカカア天下でした。食事をした時、奥さんは『あなたが総理大臣で東京で偉そうな顔をしている時に、私は地元を最敬礼して回っていたんだ』と言っていましたが、森さんはそれに一言も返せなかった」

 家庭での姿勢を外でも貫くことができていたら、こんなことにはなっていなかったのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/144.html

記事 [政治・選挙・NHK279] オリパラ組織委の徹底した秘密主義 辞任の弁もシンキロウ(田中龍作ジャーナル)



オリパラ組織委の徹底した秘密主義 辞任の弁もシンキロウ
https://tanakaryusaku.jp/2021/02/00024452
2021年2月12日 21:21 田中龍作ジャーナル


オリンピックの中止を求めて市民団体(2020オリンピック災害おことわり連絡会)が組織委員会を訪れたが、体よく追い返された。=12日、都内 撮影:田中龍作=

 密室で決まった会長はその座を去る時も、秘密のベールに包まれていた。

 森喜朗会長の女性蔑視発言が国内外の厳しい批判を浴びたことを受けて、オリパラ組織委員会は、きょう午後、都内で臨時会合を開いた。

 代表取材だったのか。臨時会合の冒頭にあった森会長の辞任の弁はテレビ中継されたが、約100人の記者がロビーで待たされた。

 森会長の辞任の挨拶を田中はスマホで視聴した。森会長の話は、ご自分が批判した女性のそれより長かった。

 3時から始まった臨時会合は2時間半あまりに及んだ。

 森会長が入室する姿を撮影しようとしたが、組織委員会のスタッフたちがカメラの前に立ちはだかった。退室する際も同様だった。

 田中は駐車場まで追いかけて行ったが、ここにも組織委員会のスタッフがいて撮影を阻んだ。安倍首相(当時)でさえ、頑張れば撮影できた。

 ところが森会長は蜃気楼(シンキロウ)だけあって、最後までその姿をつかめなかった。


組織委員会のスタッフが通路を塞ぎ森会長を撮影させまいとした。=12日、都内 撮影:田中龍作=

 Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏が、昨日の陽のある時点では、後任に内定していたが、氏はきょうになって辞退を表明した。

 関係者へのぶら下がり取材などによると、昨日、武藤敏郎事務総長から川淵氏のところに3回ほど電話がかかってきた。

 武藤事務総長は露骨に「降りろ」とは言わなかったが、官邸の意向として暗に「受けない方がいい」と仄めかしたそうだ。事務総長は大蔵官僚出身だけあって官邸の雰囲気をよくつかんでいたのだろう。

 ある種の説得を受ける形で川淵氏が辞退を決めたのは昨夜だった、とのことだ。

 理事会を開くこともなく自分の後任を指名するところが、いかにも森氏らしい。

 マスコミ報道によると「社会的に問題を起こした人物が後任を指名できるのか?とスポンサー企業が首を傾げた」というが、まさにその通りだ。

 オリパラ誘致したのも森氏なら、潰すのも森氏ということか。

  〜終わり〜



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/145.html

記事 [政治・選挙・NHK279] IOCのご都合主義また炸裂 “手のひら返し”で森会長バッサリ(日刊ゲンダイ)

※2021年2月12日 日刊ゲンダイ40面 紙面クリック拡大


IOCのご都合主義また炸裂 “手のひら返し”で森会長バッサリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/285116
2021/02/12 日刊ゲンダイ


密月だったはずのバッハIOC会長(左)と森組織委会長(C)日刊ゲンダイ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞任に追い込まれた。決定打のひとつになったのが、国際オリンピック委員会(IOC)の手のひら返しだ。

 森会長の女性蔑視発言を受け、IOCは4日に「森会長は謝罪した。問題は決着したと考えている」との声明を発表したが、国内外からの批判が収まる気配を見せないとなるや、態度を一変。9日に「森会長の発言は完全に不適切」と新たな声明を出し、「多様性、男女平等はIOCの基本的な価値観。発言はIOCの公約や(改革指針の)アジェンダ2020に矛盾している」とバッサリ切り捨てたのだ。

「IOCとの強力なパイプを誇示していた森会長からすれば、ハシゴを外された格好。辞任を決断せざるを得なくなった」(組織委関係者)

 朝日新聞によれば、複数の国内の大会関係者から「IOC得意の手のひら返しだ」との恨み節があがったそうだが、気持ちは分からなくはない。

 IOCは昨年3月の理事会で「東京五輪を予定通り開催する」と決議しながら、その5日後に史上初の延期を発表。その前には、マラソン・競歩の会場を開催都市の東京都に事前の相談もなく、一方的に札幌への変更を決めた。それまで、300億円超という巨費を用意した東京都の暑さ対策を手放しで評価していたにもかかわらずだ。

オリンピックの終わりの始まり」(コモンズ)などの著書があるスポーツジャーナリストの谷口源太郎氏がこう言う。

「森発言に対する今回のIOCの対応にしても、メディアからの批判が拡大したというより、米放送局のNBCとトヨタを筆頭とする企業が森会長にNOを突き付けたことが大きい。NBCは2014年のソチ冬季五輪から32年夏季大会までの放映権料を約1兆3000億円で買っているIOCの大スポンサー。トヨタもIOCと10年2000億円超といわれる破格のスポンサー契約を結んでいる。IOCの朝令暮改はつまり、カネのためです。1984年のロサンゼルス五輪以降、商業主義に変質したIOCは金権体質にまみれている。『アスリートファースト』をうたいながら、今夏の東京五輪も7月から8月にかけての酷暑のもとでアスリートを生命の危機にさらしながら行われる。巨額の放映権料を払うNBCの都合を優先するからです。IOCのご都合主義の最たる例ですよ」


頭には巨大な利益を生む五輪の存続しかない(左から、IOCのバッハ会長とコーツ副会長)/(C)日刊ゲンダイ

五輪の理念や理想よりカネ儲け

 森会長の女性蔑視発言はもちろん許されるものではないが、それを断罪する資格がIOCにあるのかという声もある。AP通信は「ジェンダーの平等をアピールしているIOCの15人の理事のうち女性は5人」と報道。副会長で東京五輪の準備状況を監督するジョン・コーツ調整委員長は17年に、自らが会長を務めるオーストラリア五輪委員会の女性職員に対して、「ここは障害者の作業場ではない」と辞職を求めるメールを送信していたことが、地元メディアに暴露されている。女性ががん治療を受けながら働いていたことが世論の批判に拍車をかけ、大問題に発展した。

「コーツ副会長だけではありません。元IOC委員の知人に直接聞いた話では、バッハIOC会長もパーティーなどで夫人に対して傍若無人な振る舞いをすることが珍しくないと言います。そもそも、IOCには100人前後の委員(定員115人)がいますが、彼らがどういう人物でどういう価値観を持った人間なのか、五輪という巨大なスポーツ興行を運営するにふさわしい資質を持っているのか、しっかりと検証されていない。招致に関わる贈収賄が大会ごとに問題になるが、賄賂を出す方ももらう方もIOCの委員です。にもかかわらず、IOCの内部は透明性とは無縁で伏魔殿のごとく存在している。彼らIOC委員、特にその中枢にいるバッハ会長やコーツ副会長は五輪の存続しか頭にない。巨大な利権を生む大会を持続させるために、五輪の原則を無視して分散開催を認めるなど、理念や理想は二の次で拝金主義に邁進している。そんなIOCの金儲けのために、開催都市は振り回され、アスリートは利用されている。東日本大震災からの復興を旗印とする欺瞞から始まり、次から次に問題が噴出している東京五輪はIOCの本性もあぶり出している。五輪とはなんなのか、IOCとはなんなのか。東京五輪を契機に改めて考える必要があります」(谷口氏)

 いっそ、日本の方から三くだり半を突き付けてやった方がせいせいする。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/146.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 菅首相も河野大臣も制御不可能 厚労省「コロナの女帝」の復権(NEWSポストセブン)

※週刊ポスト 2021年2月19日号 各紙面クリック拡大 









菅首相も河野大臣も制御不可能 厚労省「コロナの女帝」の復権
https://www.news-postseven.com/archives/20210209_1633890.html?DETAIL
2021.02.09 11:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年2月19日号


大坪寛子氏がいまや絶大な権勢を握る厚労官僚として政府内にその名を轟かせているという(時事通信フォト)

 河野太郎・ワクチン担当相の登場により、コロナ行政をめぐって政権内に不協和音が生じている。だが、ワクチン接種の実務を仕切る厚生労働省では、“コロナの女帝”と呼ばれる存在により、さらなる混乱が起きていた。新著『菅義偉の正体』が話題を呼ぶノンフィクション作家・森功氏がレポートする。(文中敬称略)

 * * *
「感染拡大が酷いことになっている欧米ではチャレンジするしかないけど、今のコロナワクチンは体内に抗体ができるだけで効果は定まらず、副反応の可能性も払しょくできていない。少なくともコロナ収束の切り札にはならないのは、厚労省はもとより加藤(勝信)官房長官や田村(憲久)厚労大臣など医療行政に通じた与党議員も承知しているから、慎重になっている。

 官邸は接種の遅れを厚労省のせいにしているけど、前のめりになっているのは官邸くらい。そこへ“彼女”や河野太郎が乗り出してきた。どちらも出しゃばりで中身がないから、どうなることやら」

 ある自民党の重鎮はそう嘆くのである。やることなすことうまくいかない菅義偉政権では、唐突に河野太郎をワクチン担当大臣に任命して話題になったが、政府内の注目はむしろ厚労省医系技官の大坪寛子(53)だそうだ。

 近頃では政府内で「ツボ子」、あるいは「ツボ子姐さん」と呼ばれているのだという。

「想像がつくと思いますが、ツボは“おツボネさん”を皮肉った命名、もう一つは女子ゴルフの渋野日向子(シブコ)です」

 ある厚労官僚が苦々しく笑う。大坪は安倍晋三前政権時代からコロナ対策を差配してきた首相補佐官の和泉洋人との男女関係で知られてきた。和泉と“コネクティングルームお泊り”していた海外出張まですっぱ抜かれたのは、ご承知の通りだ。

 スキャンダルに沈んだかに見えたそんなツボ子姐さんが、いまや絶大な権勢を握る厚労官僚として政府内にその名を轟かせているという。「全英女子オープン」を制した渋野がその後スランプに陥ったが、見事昨年12月の「全米女子オープン」で復活(4位)を果たしたことにも引っかけている。

 折しも河野新ワクチン担当大臣にコロナ対策の望みをかける菅政権で、どちらが主導権を握るのか、と関係者たちが当惑しているのである。


首相補佐官の和泉洋人氏と大坪氏は「お泊り海外出張」がすっぱ抜かれた(時事通信フォト)

「私、干されているんです」

 大坪は1992年3月に東京慈恵会医科大学を卒業して医学部で助教を務め、厚生労働省傘下の国立感染症研究所に出向し、2008年に医系技官として入省した。

 厚労省の医系技官には、2017年に事務次官に匹敵する医務技監というポストが設けられた。その下が医政局長を筆頭にした各局長、さらに審議官という格付けとなる。他の省庁と同じく、本来、キャリア官僚の出世は課長級の参事官になるのもひと苦労で、出身大学の学閥が影響する。厚労省では、東大や慶大卒の医系技官が幅を利かせ、出世を競ってきた。

 そんな厳しい出世レースで、慈恵医大出身で中途採用の大坪があっという間に審議官に出世したものだから、評判になるのも無理はない。第二次安倍政権の誕生した2013年、和泉が内閣官房の健康・医療戦略室の室長に就くと、彼女は課長級の参事官として起用され、ほどなく次長に昇格。内閣官房審議官となる。

 異例の出世は、7年8カ月続いた安倍政権でナンバー2の官房長官だった菅の後ろ盾があればこそなのは言うまでもない。菅―和泉というラインに乗り、大坪は不倫騒動が囁かれるさなかにもコロナ対策を担った。コロナの日本上陸当初の昨年2月、豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で、マスクも着用せずに呑気に振る舞う姿が顰蹙を買ったのは既報の通りだ。

 安倍と菅にすきま風が吹いていた折も折、さすがに安倍官邸は和泉や大坪をコロナ対応の第一線から外し、彼女は内閣官房から厚労省に舞い戻った。先の厚労官僚がこう言葉を足す。

「内閣官房にある健康・医療戦略室次長で審議官だった彼女は、感染症対策の危機管理・災害対策者として自由に官邸に出入りできるパスを持っていました。しかし、厚労省に戻ると、それを取り上げられた。7月頃から和泉さんに呼ばれて再び官邸に行くようになったけど、これまでのような立場ではなくなったことが不満だったようです」


大坪氏は杉田和博官房副長官ともかなり懇意に(時事通信フォト)

 大坪は昨年8月、子ども家庭局の審議官に任命され、従来のコロナ対策の本流から切り離された。もっぱら子育て支援や小中学校の感染対策といった側面支援の役回りだ。

 一方、安倍政権ではアベノマスクをはじめとしたコロナの失政が目立ち、首相自身がやる気を失った。そして彼女にとって菅政権誕生という好機が訪れる。9月に菅政権が発足すると、子ども家庭局の審議官である彼女は、首相肝煎りの不妊治療政策を担う。もっとも、やはり省内の評判は芳しくなかった。政府のある中枢幹部が打ち明ける。

「形の上で彼女は子ども家庭局担当審議官ではありましたが、厚労省内では、これ以上振り回されたくない、という思いが強かったのだと思います。政策に彼女が口を挟むと、和泉までセットでついてくるため、面倒だということです。従来の不妊治療の助成金拡大を進めてきましたが、ほとんど局長と課長だけで仕組みをつくり、彼女を関与させなかった。局長が事務次官や医政局長とともに官邸の菅総理へ報告し、物事を決めていったのです」

 それが彼女はおもしろくない。

「それで彼女が暴れたんです。官邸に『わたし、干されているんです。仕事をしたいんですけど』と直訴したといいます。しかも泣きついた相手は、和泉さんだけではなかったようです」

 先の厚労官僚はこうも付け加えた。

「どうやらツボ子姐さんはかなりのお嬢さん育ちらしい。富岡製糸場の創業者に連なる血筋で、大きな病院の令嬢だったとか。爺キラーで、和泉さんをはじめ政府の要職にある人たちが放っておかないといいます」

 官邸関係者にも聞いた。

「彼女はいつしか事務方トップの杉田(和博)官房副長官ともかなり懇意になりましたね。もうすぐ80歳に手の届く杉田さんは、安倍政権が発足して間もない官房副長官就任早々に倒れてしまい、不整脈の不安を抱えています。彼女はその杉田さんの脈をとり、日常的に健康管理のアドバイスをして“主治医”のような立場になっています」

 こう続ける。

「厚労省内では、『これは和泉補佐官の了承済みのことですよ』と言って、上司に食ってかかる彼女ですが、和泉さんや杉田さんには猫なで声だそうですから。おかげで厚労省の(樽見英樹事務)次官や(福島靖正)医務技監たちは、和泉さんに呼びつけられ、『大坪に仕事をやらせろ』と言われるだけでなく、杉田さんにも気を遣わなければならなくなっていました」


河野太郎・ワクチン担当相(時事通信フォト)

河野大臣も手なずけるのか

 そうしてコロナ政策の蚊帳の外に置かれた大坪は昨年10月、子ども家庭局にいながら、災害対策という担務を手に入れる。

「大坪さんは再び官邸へのフリーパスを手に入れたわけです。そこから官邸に日参するようになり、和泉補佐官や杉田官房副長官だけでなく、坂井(学)官房副長官のもとへも通い始めました」と先の厚労官僚。

 多少のやっかみがあるかもしれないが、官邸に深く入り込んでいるのはたしかだろう。彼女が新たに頼った坂井は、菅を慕う若手無所属議員の集まり「ガネーシャの会」の中心議員だ。官房副長官は官僚上がりの杉田のような事務方と国会議員の政務担当者がいる。なかでも坂井は9月の政権発足後、菅がワクチンをはじめとしたコロナ対策を頼んだ腹心の一人である。

 大坪のいる子ども家庭局では、昨年11月に不妊治療の新たな助成制度を作成し、職務は一段落していた。坂井を味方につけた彼女は一転、コロナ対策に復帰し、災害対策担当としてワクチン政策に携わるようになる。

「それまでワクチンは前任の災害対策担当審議官が扱ってきました。奇しくもその審議官が部下からの突き上げで災害対策担当から外され、そのタイミングで大坪さんがスポッとはまった格好でした。ワクチン担当人事に官邸の意向が働いているのは間違いないでしょう」(官邸関係者)

 結果、彼女は菅、杉田、和泉に加えて坂井まで後ろ盾にし、コロナの女帝として政策を取り仕切っているのだという。

「彼女は1月26日に自民党が立ち上げた『新型コロナウイルスワクチン対策PT』にも8人の厚労幹部を引き連れて登場しました。上司の福島医務技監がいるのにマイクを握って自説を展開していました」(参加者の一人)

 もっとも実のところ、政府内でも医療行政に詳しい関係者は、ワクチンがさほど期待できないことがわかっている。河野新大臣が早くもワクチン接種のスケジュールを巡り、官房副長官の坂井と一戦やらかしたが、それも単なるパフォーマンス合戦にしか思えない。

 さしものコロナの女帝も、“ブロック河野”の異名をとる頑固な変わりダネ大臣を取り込みづらそうだ。片や河野にとっても、大坪は扱いづらい存在だろう。内部分裂状態の菅政権で、ワクチン政策の主導権争いをしているあいだも、感染は広がっていく。


大坪氏は、坂井学官房副長官も味方に(時事通信フォト)


【プロフィール】
森功(もり・いさお)/ノンフィクション作家。1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒。新潮社勤務などを経て2003年よりフリーに。18年、『悪だくみ―「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。近著に『鬼才 伝説の編集人 齋藤十一』『菅義偉の正体』。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/147.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 菅首相長男めぐる疑惑で人事院“調査中で拒否NG”断言の波紋(日刊ゲンダイ)



菅首相長男めぐる疑惑で人事院“調査中で拒否NG”断言の波紋
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285134
2021/02/13 日刊ゲンダイ


菅首相は「他人事のふり」(C)日刊ゲンダイ

 国会では、放送事業会社に勤める菅首相の長男が、許認可権を握る総務省の幹部4人に違法な接待を重ねていた疑惑で新展開だ。

 現在、この問題が国家公務員倫理法に抵触するかどうか、人事院の国家公務員倫理審査会による調査が行われている。それを理由に、総務省幹部らは国会での説明を拒んできた。参考人として呼ばれても、「調査中なので回答は控える」と繰り返してきたのだ。

 ところが、この言い訳が崩れた。10日の衆院予算委員会で、野党から「調査の間は国会に説明してはいけないという規定があるのか。人事院がそう指導しているのか」と質問されると、人事院・国家公務員倫理審査会の事務局長は「対外的に発言することを禁止した規定はないし、審査会が指導したこともない」と明確に否定。役人が「調査中」を盾に回答を拒否してきたのはデタラメで、何の根拠もないことがハッキリしたのだ。これがアリの一穴になり、疑惑解明は進むのか。

「安倍前政権から、調査中や捜査中を理由に説明を拒む事例が続出していますが、国会は憲法が定める国権の最高機関であり、国政調査権を持っている。自身が起訴されているならともかく、行政の調査を盾に説明や資料提出を拒否する正当性はどこにもありません。回答拒否は審議妨害と言っていい。政府・与党と官僚が一緒になって国会の機能を形骸化させ、行政のやりたい放題を許している現状は、民主主義にとって深刻な事態です」(立正大名誉教授の金子勝氏=憲法)

 10日の予算委で、「調査中」が使えなくなると、総務省幹部は「記憶にない」を連発。菅首相に対する忖度なのか、長男との会食回数や放送事業の認定更新が話題になったかなどについて、結局マトモに答えようとしなかった。

本当のことを言うと飛ばされる?

 そうなると、気になるのが人事院の担当者の処遇だ。事務局長はごく当たり前の原則を明示しただけなのだが、それで菅首相の怒りを買い、飛ばされないか心配になる。

 昨年、検察官の定年延長問題で「検察官に国家公務員法の定年制は適用されない」と当たり前の回答をした人事院の松尾恵美子給与局長(当時)は、その後、安倍前首相の答弁に合わせて、「つい言い間違えた」と発言を撤回・修正。そのご褒美なのか、今年1月の人事で女性初の事務総長に昇進している。

 今回も、「調査中の発言は禁止されていない」という人事院の見解が修正されるのかどうか。政治家と官僚の矜持が問われている。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/148.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 密室談合の川淵三郎後任人事は森会長だけの問題ではない 菅首相も安倍前首相も小池百合子都知事も全員が認めていた(リテラ)
密室談合の川淵三郎後任人事は森会長だけの問題ではない 菅首相も安倍前首相も小池百合子都知事も全員が認めていた
https://lite-ra.com/2021/02/post-5793.html
2021.02.13 密室談合の川淵三郎後任人事を菅も安倍も認めていた リテラ

    
    辞任を表明した森氏だが…(東京2020オリンピック公式ウェブサイトより)

 東京五輪組織委員会の森喜朗会長が12日、組織委の評議員と理事による合同懇談会の冒頭で正式に辞任を表明した。しかし、その経緯は醜悪きわまりないものだった。

 辞任表明では、まず、森会長は「私の不適切な発言が原因で大変混乱を致してしまいました」「オリンピックを開催するための諸準備に、私がいることが妨げになるということであってはならない」と述べたが、「思い起こしますと8年前になるわけですけれど」と切り出すと、「安倍マリオという大変大きな国際的に話題を生むセレモニーがあったことも記憶に新しいです」「17年には、いわゆる携帯電話のリサイクルでメダルをつくろうという運動を提唱いたしました」など、ダラダラと時系列で自身の手柄話や思い出話をはじめる始末。これを受け、Twitter上では「話が長い」「話が長いのは女性ではなく森会長では?」というコメントが殺到したのは言うまでもない。

 だが、絶句させられたのは、話の長さだけではなかった。森会長は再び自身の差別発言に言及した際、こう語ったからだ。

「会長である私が余計なことを申し上げたのか、まあこれは解釈の仕方だと思うんですけれども、そういうとまた悪口を書かれますけれども、私は当時そういうものを言ったわけじゃないんだが、多少、意図的な報道があったんだろうと思いますけれども。まあ女性蔑視だと、そう言われまして」

 森会長の発言は紛うことなき女性差別発言だ。にもかかわらず、辞任表明の場にいたっても何の反省もなく、差別だと声をあげた側の「解釈の仕方」にすぎないと切り捨てたのだ。しかも、この期に及んでも「悪口を書かれる」「意図的な報道」とマスコミ攻撃をおこない、あたかも自分は被害者だと言わんばかりの姿勢を見せたのである。

 いまだに自分の発言の何が悪かったのかを理解しようともしない森会長の態度には呆れるほかない。しかも、もうひとつ見過ごせないのは11日からの「後任人事をめぐるゴタゴタ劇」だろう。

 周知のように、森氏の後任をめぐっては、11日に川淵三郎氏が後任の会長に就任するとの報道が流れ、川淵氏本人も認めていたが、一夜明けた12日になって一転。人事を白紙とし、川淵氏自身も辞退を表明、現在は橋本聖子・五輪担当相の起用が取り沙汰されている。しかし、この裏では、森会長、菅義偉首相、そして政府の差別への無反省が引き起こしたとんでもない騒動が展開されていた。

■「川淵後任」案は菅首相や安倍前首相、小池百合子都知事にも伝えられ全員が認めていた

 騒動のはじまりは、森会長の地元紙・北國新聞の朝刊だった。北國新聞は11日の朝刊で森会長が「私の腹は決まっている。12日に皆さんにしっかり話したい」と語ったことを報道。午後すぎには「辞任の意向を与党幹部に伝達」と一斉に速報が流れ、このとき同時に「後任は川淵三郎氏で調整」と伝えられた。

 そして、川淵氏がメディアの取材に、後任会長就任を受諾したことを認め、自分を指名したのが森会長自身であったことを証言。さらに、打診を受けた際、批判を受けた森会長に「気の毒」「本当につらかっただろうなっていうんで涙がなかなか止められなかった」と「もらい泣き」したこと、森氏に「相談役」就任要請を打診したことなどを明かした。

 すると、この後任人事に対して、メディアやネット上で厳しい批判の声があがったのである。

 当然だろう。そもそも組織委の定款では会長は理事会が理事の互選によって決めることになっており、さらに理事ではない川淵氏が会長に就任するためには評議員会で理事に選ぶ必要がある。それを森会長が勝手に後任を指名するというのは正当なプロセスを無視した暴走行為だ。しかも、差別発言をおこなった張本人が直接後任を指名し、後任の会長を受諾したという人物が、性差別発言をおこなった人物に「気の毒」と「もらい泣き」し、その人物を「相談役」に据えると宣言したのである。これは、森会長が実態としては女性差別の責任をまったくとっておらず、新会長になる川淵氏もまた女性差別を容認していると言っているのも同然ではないか。

 さらに、川淵氏をめぐっては、本サイトでも指摘したようにこれまでの極右・歴史修正主義思想も明らかになった。Twitterなどで、慰安婦や徴用工への強制性を否定する発言や、コロナを「中国の生物兵器」だとするデマを流す青山繁晴氏の言説を支持する発言をしていたことが発覚。仏ルモンド紙は「極右に近い立場を取ることで知られている」と紹介し、米ワシントン・ポスト紙は〈右翼と評され、過去に体罰を支持して物議を醸したこともある人物、しかも森より年上の人物を、特権階級が選んだことに、多くの女性たちが失望の声をあげた。〉と報道した。おそらく、そのまま川淵氏が後任に座っていたら、世界中から批判とボイコットが続出していただろう。

 女性差別発言をした挙げ句、こんなとんでもない事態を密室で進行させるとは、森会長の無反省・傲岸不遜には呆れるほかはないが、しかし、この人事はけっして、森会長と川淵氏の2人が勝手に妄想を語っていたわけではない。

 というのも、川淵氏を後任に据えるプランは、森側から菅義偉首相や安倍晋三・前首相、小池百合子都知事にも伝えられ、全員が一度は「GO」サインを出していたのだ。

■川淵氏も「小池さん、菅総理や安倍さんとも話して『川淵さんならいい』と言われた」と発言

 実際、川淵氏は11日にメディアの取材に応じた際、「外堀が埋まっていて断るような状況じゃなかった」とし、こう語っていた。

「もう、森さん『とにかく後を任せるには川淵さんしかいない』と。で、まあ、たとえば小池さんと話して、菅総理やら安倍さんとか、あと誰だっけ、みんな話して……あと武藤(敏郎)事務総長。『川淵さんならぜひいい』というふうなことで。菅さんあたりは『もうちょっと若い人はいないか』とか、当然の話だよね、それは。そういうことを言わないとおかしいと思うんだけど、『女性がいないか』って話はあったって聞いている」
「手落ちなくいろんな人の意見を聞いて『川淵でいこう』ということを言っていただいたんでね」

 ようするに、安倍前首相はもちろん、菅首相も「若い人」「女性」と提案をしながら、最終的には森会長の人事案を容認していたのである。

 ところが、前述したように、川淵氏が正式発表前に後任会長受諾をマスコミに喋り、国内の世論や海外メディアからも批判の声があがり始めたため、菅首相は慌てて方針を転換。後任人事を白紙にするよう働きかけた。

 実際、御用メディアのフジテレビなども、菅首相や官邸が一旦、川淵後任人事を認めながら、方針転換して白紙撤回した舞台裏をこう報じている。

〈森会長の進退など、組織委員会の人事について、菅首相の周辺は数日前、「これ以上言うと人事介入と言われる」と話すなど、一定の距離を取ってきた。
そうした中で、森会長が辞任して、後任に川淵氏を指名したが、当初は好意的な空気だった。
 しかし、自民党内などから、「もめごとを起こした森会長が、後任の指名にからんではダメだ」、「女性も含め、国際的にも歓迎されるようなプロセスで決めてほしい」という声が高まってきた。
 そして12日午後、菅首相も周囲に対し、「国の内外で批判がある中で、女性の起用や世代交代をしないと変わったという印象を持ってもらえない」と川淵氏の起用を見送りたい意向を示す中、一気に起用白紙の流れになった。〉(FNNオンライン12日付)

 さらに、菅首相の意を受けた加藤勝信官房長官が、組織委の武藤敏郎事務総長に白紙撤回を申し入れたという報道もある。

 グロテスクな「男の絆」に基づいた定款違反の密室禅譲劇が白紙に戻ったことは、あまりにも当然とはいえ、歓迎すべきことだ。しかし、それでも看過してはならないのは、これほどまでにジェンダー平等が遅れていると批判に晒されているなかで、現役首相や前総理、開催都市のトップが「男同士の密室の禅譲劇」を是としていたことである。

 しかも、もし川淵氏がメディアに喋らなければ、この密室談合はそのまま進行し、正式に決まっていた可能性が高い。

 森会長が辞任したところで、問題の根本はまったく変わらない。いや、それどころか「変わろう」ともしていないことが、この後任人事問題で浮き彫りになったと言うべきだろう。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/149.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 「接待疑惑」菅首相長男と総務省幹部の会食12回(日刊スポーツ)
「接待疑惑」菅首相長男と総務省幹部の会食12回
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202102120000840.html
2021年2月12日20時3分 日刊スポーツ


菅義偉首相(2020年9月14日撮影)

菅義偉首相の放送事業会社に勤める長男の放送行政などを所管する総務省幹部に対しての「接待疑惑」が12日の衆院予算委員会でも追及された。

立憲民主党の森山浩行氏から菅首相の長男と会食した回数を問われ、総務省は現時点で「精査中」とした上で幹部4人は、2016年から、計12回だったことを明らかにした。内訳は谷脇康彦総務審議官が19年から計3回、吉田真人総務審議官が20年に2回、秋本芳徳・情報流通行政局局長が16年から計4回、湯本博信官房審議官が18年から計3回だった。

総務省は昨年12月に複数回、行われた会食で全員がタクシーチケットと贈答品を受け取っていたことも明らかにしたが、それ以前については、4人の幹部は大半が「記憶にない」としている。武田良太総務相は「総力を挙げて調査に入っている」と、今後は順次、事実関係を報告するとした。【大上悟】



衆議院 2021年02月12日 予算委員会 #05 森山浩行(立憲民主党・無所属)

※16:01〜 森山浩行議員、総務省違法接待疑惑追及 再生開始位置設定済み



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/150.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 火に油を注いだ森会長には五輪中止まで暴走してほしかった それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)



火に油を注いだ森会長には五輪中止まで暴走してほしかった それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285137
2021/02/13 日刊ゲンダイ


「あんたの話は聞きたくない」(謝罪会見での森喜朗組織委会長)/(C)ロイター

 東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗は、かつてフィギュアスケートの浅田真央選手が転倒したことを受け「あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね」と発言。それ、おまえだろ。2014年のソチ五輪から実に8年越しの大ブーメランである。新型コロナウイルスの感染拡大と医療崩壊が進む中、森は台風で運動会が中止になったときの幼児のように「コロナがどういう形であろうと必ずやる」とひっくり返ってわめき散らしていたが、結局、オウンゴールで五輪を中止に追い込んでくれそうな勢いである。こうした森のおバカさ加減は嫌いになれない。

 日本オリンピック委員会(JOC)の女性理事を増やす方針に関し、森は「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言。「女性蔑視だ」との抗議の声が噴出したが、森はさらに火に油を注ぐ。翌日の謝罪会見では、質問をした記者に対し「あんたの話は聞きたくない」と逆ギレ。「オリンピック精神に反する発言をする人が組織委の会長をするのが適任か」と聞かれると「さあ? あなたはどう思いますか」と逆質問。最後は「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」と吐き捨てた。たしかにメディアは面白おかしくしたいのだろうが、それに必要以上に応えるのが森である。

 英ガーディアン紙、米ニューヨーク・タイムズ紙をはじめ、世界中のメディアは一連の発言を報道。現在、日本が置かれている状況を森は見事に発信してくれた。

 周辺も続々と追加燃料を投下。菅義偉と官房長官の加藤勝信は「森会長の発言内容の詳細について承知していない」とすっとぼけたが、これで世論はさらに沸騰。

 東京都知事の小池百合子は「絶句した」などと言っていたが、こいつらは内心ではほっとしていると思う。世間の目が森に向かえば五輪中止により発生する責任問題から自分たちは逃げることができる。

 招致の際に安倍晋三が流した福島原発事故に関する数々のデマ、当初の発表から4倍以上に膨れ上がり3兆円を突破した予算、竹田恒和JOC前会長の贈賄容疑、新国立競技場設計の迷走、エンブレムのパクリ騒動……。当初から一貫して嘘と汚辱にまみれたクソ五輪。森は辞任を拒否し、五輪が中止になるまで暴走を続けてほしかった。



適菜収 作家
1975年生まれ。作家。近著に「国賊論 安倍晋三と仲間たち」、「ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/151.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 透明性確保へ選考委ブラックボックス化?(植草一秀の『知られざる真実』)

※補足 2021年2月13日 日刊スポーツ1面トップ 紙面クリック拡大


透明性確保へ選考委ブラックボックス化?
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-903d73.html
2021年2月13日 植草一秀の『知られざる真実』


極右的言動を示してきた川淵三郎氏の組織委会長起用案が白紙になった。

正当性のない会長人事案が白紙還元されたことは当然だが、その原因になったのが川淵氏の口の軽さだった。

川淵氏の口の軽さは評価に値する。

川淵氏が口の堅い人物であれば密室人事がそのまま実現した可能性が高いからだ。

川淵氏は2月11日に極めて重要な情報を提供した。

以下に列挙する。

「森さんは「いろいろな反響をみて、辞めたい。川淵さんにお願いしたい」と言われた。」

「とにかく「後を任せるには川淵さんしかいない。小池(百合子)さんと話して、菅義偉首相や安倍晋三前首相とか、武藤敏郎事務総長は、川淵さんならぜひいい」と。

その中で菅さんあたりは「もう少し若い人はいないか」。」

「本来は。女性はいないかという話があった」

「森さんは、いきなり「こういうことになったので、何とか後を引き受けてほしい」と単刀直入だった。」

「「それは、森さんのご意向があるならば、僕としてはベストを尽くします」と。」

森喜朗氏は女性蔑視発言の責任を問われて引責辞任に追い込まれた。

その引責辞任する人物が辞意表明の前に後任会長を指名して後継体制を固める段取りを進めていたことが暴露された。

伝聞だが、森氏は後任人事について、小池都知事、安倍前首相、菅首相、武藤組織委事務総長とすり合わせて、川淵氏を就任させることで同意を得ていたことを川淵氏に伝えていた。

川淵氏が記者に対して黙秘を貫いていたら、このまま決着した可能性がある。

森氏は2月3日のJOC評議委員会で

「女性がたくさん入っている理事会、理事会は時間がかかります。」

「女性は競争意識が強い。

誰か1人が手を挙げると、自分もやらなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。」

「数で増やす場合は、時間も規制しないとなかなか終わらないと困る。」

と発言し、女性差別、女性蔑視の姿勢が批判を浴びた。

しかし、問題はそれだけにとどまらない。

五輪組織委の意思決定についても重大な問題が指摘されている。

「スポーツ報知」は次のように報じている。

「「組織委員会」は名ばかりだった「何をお前は言っているんだ」意見一蹴…森会長辞任の舞台裏」
https://bit.ly/379NNlS

「昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東京五輪は開催危機に直面した。日本中が開催の可否に揺れる中、3月24日に1年延期が決まった。その時、ある理事は「臨時理事会を開き、話し合うと思っていたが、そういう連絡はなかった。何のための理事会かと思った」と疑問を持ったという。」

「意思決定機関である理事会では、会議の残り5分くらいで出席者に「何かありませんか?」と声がかけられることが多かったというが、そんな短い時間では議論には至らなかった。

こんな例もある。17年11月、新国立競技場の五輪後の利用として、球技専用への改修案が当時、ほぼ固まりかけていた時だった。理事が「五輪が終わった後も陸上で使うことはできないのか」と発言したが、森会長から一蹴されたという。

現時点ではトラック存続も検討されているが、ある理事は「何をお前は言ってるんだ、と言わんばかりの威圧的な雰囲気でした。その後、理事会で異論を言う人はいなくなったように思う」と振り返った。

「組織委は森会長、武藤事務総長ら一部の方が、ほとんどのことを決めて、理事はその決定事項を会議で聞かされているという流れ。せっかく、様々な分野から集まってきているのだから、もっと意見の交換をすることが必要だと思う」とある理事は指摘した。」

組織委は森喜朗氏が会長、武藤敏郎氏が事務総長。

この二名が合意して決定すれば、それが組織委の決定になる。

これが実態だったのではないか。

森氏の「会議が長くなる」発言は、独裁制に従わない者を毛嫌いするとから発せられたものであると感じられる。

武藤氏は2月12日の会見で

「この7年間、組織委のマネジメント、ガバナンス、コンプライアンスは一番重要な点として、最大限努力してきた」

とカタカナ言葉を羅列してガバナンスの正統性を主張したが、実態はまったく違うようだ。

後任会長の選任について武藤敏郎氏は2月12日の会見で

「国民にとって透明性のあるプロセスでなければならない」

と述べた。

ところが、組織委員会はこれと並行して驚くべきことを決定していた。

後任を絞り込む選考委員会のメンバーを非公表とすることを決定していたのだ。

透明性を高めるために選任プロセスをブラックボックスにすると宣言したわけだ。

もはや組織委員会を解散するべきではないか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/152.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 内閣「不支持」初の4割超え 2カ月連続で「支持」を上回る(日刊ゲンダイ)



内閣「不支持」初の4割超え 2カ月連続で「支持」を上回る
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285182
2021/02/13 日刊ゲンダイ


衆院予算委で答弁する菅首相(中央)/(C)共同通信社

 時事通信が4〜7日に実施した世論調査で、菅内閣の支持率は前月比0・6ポイント増の34・8%、不支持率は3・1ポイント増の42・8%だった。不支持は初めて4割を超え、2カ月連続で支持を上回った。

 内閣を支持しない理由(複数回答)は「リーダーシップがない」24・3%、「期待が持てない」23・4%、「首相を信頼できない」16・0%などの順だった。

 政府の新型コロナ対応をめぐっては、「評価する」が27・8%にとどまったのに対し、「評価しない」は51・2%と過半数に上った。

 今夏に予定される東京五輪・パラリンピックについては「2022年以降に再延期すべきだ」が最多の35・3%で、「中止すべきだ」の25・8%と合わせ、6割超が今夏の開催に反対した。

 昨年12月調査では「再延期」29・9%、「中止」21・1%で合計5割強。今年1月に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が再発令されたことに加え、東京五輪組織委員会の森会長(当時)の女性蔑視発言が2月3日に出たことなどが影響したとみられる。



内閣不支持、初の4割超え ワクチン「期待」82%―時事世論調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021200828&g=pol
2021年02月12日18時35分 時事通信


首相官邸に入る菅義偉首相=12日


図解】内閣支持率の推移


【図解】政党支持率の推移

 時事通信が4〜7日に実施した2月の世論調査で、菅内閣の支持率は前月比0.6ポイント増の34.8%、不支持率は3.1ポイント増の42.8%だった。不支持は初めて4割を超え、2カ月連続で支持を上回った。

 医療従事者向けを手始めに、17日にも始まる新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐっては、「期待する」が82.9%で、「期待しない」の8.1%を大きく上回った。

 政府の新型コロナ対応は、「評価する」が27.8%と前回より9.3ポイント上昇。緊急事態宣言の再発令に伴い、新規感染者数が減少に転じたことなどが、ある程度評価されたとみられる。「評価しない」は51.2%だった。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」が最多の15.2%で、「首相を信頼する」9.2%、「首相の属する党を支持している」5.7%と続いた。支持しない理由(同)は、「リーダーシップがない」24.3%、「期待が持てない」23.4%、「首相を信頼できない」16.0%などの順だった。

 政党支持率は、自民党が25.5%(前回23.7%)、立憲民主党が3.8%(同3.1%)と、いずれも上昇。一方、公明党は2.4%(同3.9%)と減少した。

 以下、日本維新の会2.1%、共産党1.6%、国民民主党0.6%、社民党0.4%、れいわ新選組0.3%、NHK受信料を支払わない方法を教える党(NHK党)0.2%。「支持政党なし」は61.2%だった。

 調査は、全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は61.9%。




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/153.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 「配川はピンピンしてるぞ!」(コラム狙撃兵・長周新聞)
「配川はピンピンしてるぞ!」
https://www.chosyu-journal.jp/column/20173
2021年2月5日 コラム狙撃兵 長周新聞

 

 「配川はピンピンしてるぞ! 〇日前に電話で話したばかりだ。謹慎なんてするわけないじゃないか!」「配川が筆頭秘書を辞めるわけがない。誰が替わりをやるっていうんだ。畑村ではとても無理。続投だよ、続投!」――。下関の安倍派の皆さんったら相変わらず意気軒昂で、桜を見る会を巡って略式起訴(罰金100万円)された安倍代議士の公設第一秘書・配川博之は、どうやら「秘書を辞職」したのではなく、厳密には「公設第一秘書」を辞職したのであって、引き続き地元の安倍事務所の筆頭秘書(私設秘書)として暗躍するのだそうだ。まぁ、山口県政界や4区の事情を考えれば切れるわけもなかろうし、薄々そんな事であろうと地元のみんなはヒソヒソ話題にしてきたけれど、見事にビンゴであった。東京界隈や世間を欺くためなのか、「公設第一秘書は辞めた(が秘書を辞めるとはいっていない=私設秘書として続投する)」をやっているのである。例の如く「ご飯は食べていない(がパンは食べた)」で知られるご飯論法の応用編なのだろう。

 「本人の申し出によって公設第一秘書を辞職し、しばらくの間謹慎する」。この文脈を理解するためには幾つもの注釈が必要なようで、どうやら正確には「本人の申し出によって公設第一秘書を辞職し(たが私設秘書を辞めるわけではなく)、しばらくの間(期間は明確にしない)謹慎する(が謹慎後には筆頭秘書として復帰する)」になるのだそうだ。安倍晋三って、どこまでも安倍晋三だな…とある意味感服したくなるほどの詭弁体質を見せつけられている気がしてならない。嘘をつくことへの躊躇のなさという点において、年季が入っているとでもいおうか、磨き上げられた味わいすら感じるから不思議である。これは何も褒めているわけではなく、唖然とするほかない心境でそう思うのである。だって、日本中のほとんどの人が、「秘書がぜ〜んぶ悪い!」で切り捨てられた配川博之は表舞台から消えたと思い込んでいるだろうし、まさか地元で引き続き筆頭秘書として君臨しているだなんて思っていないだろうからである。まんまと欺いているのだ。

 安倍事務所の体質をご存じない他県の皆様のなかには「トカゲの尻尾切り(口封じ)で秘書が自殺するんじゃないか?」「赤木さん(公文書改ざんで自殺に追い込まれた財務省職員)の二の舞になるのでは…」というような言説までネットで飛び交っていて、それに対して「配川が死ぬわけないじゃないか」と安倍派の皆さんったらおおいにウケていたし、これには安倍派のみならず、林派の皆さんだって笑っていた。要は一連の検察の捜査と幕引きなどすべて出来レースであり、配川がすべて悪いことにして代議士としては露払いをやり、その配川もこれまでと同じように地元家老としてのポジションはそのままというのである。もともと公設第一秘書といっても東京に詰めている訳でもなく、地元を任せられている秘書のトップであり、その地位が公金で養われる第一だろうが第二だろうが、代議士の私費で養われる私設だろうが、握らされている権限が変わらなければ大勢に影響などないのであろう。

 「配川博之はピンピンしている」――。桜を見る会のほとぼりが冷めるのを待って寒い冬をこしたら、また開花しちゃった――みたいな話である。それにしても他に成り代わる者がいないとはいえ、ちょっと開花は早すぎるだろうし、美しさとは対義の意味で、え? 咲き乱れ過ぎてんじゃないか? と思うのである。

吉田充春




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/154.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 川淵三郎氏は官邸にハシゴ外され…“後任指名”1日でパア(日刊ゲンダイ)





川淵三郎氏は官邸にハシゴ外され…“後任指名”1日でパア
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/285170
2021/02/13 日刊ゲンダイ


自業自得…(C)共同通信社

「僕の人生最後の大役ということでベストを尽くしたい」

 東京五輪・パラリンピック組織委会長を辞任した森喜朗から“後継指名”され、新会長就任に意欲マンマンだった川淵三郎・日本サッカー協会相談役。ところが、たった1日で会長人事は白紙となってしまった。本人の知らないところでハシゴをはずされた形だ。

 会長就任が白紙になったことは、本人も寝耳に水だった可能性がある。

 12日午後、自宅前で記者団から「政府が会長起用に難色を示している」と問われると、「あっ本当、ぜんぜん聞いていない」「従わないといけないんじゃないの」と答えていたからだ。

 今回の“人事白紙”は、菅官邸が動いたとみられている。森による後継指名は、読売新聞まで「疑念招く“密室人事”」と1面で批判。川淵新会長を黙って受け入れたら、「密室人事を認めるのか」と、批判の矛先が政府に飛んでくるのは確実だった。官邸周辺には「川淵さんは暴走しかねない」という不安もあったという。

「剛腕と呼ばれる川淵さんは、『独裁力』という著書まである超ワンマンです。ノンコントロールになる恐れがあった。五輪開催についても、官邸とは考え方が違った。官邸は、最悪“観客ゼロ”でも仕方ないという考えに傾いています。でも、川淵さんはツイッターで『無観客の開催は意味がない』と投稿し、11日にも記者団に『観客なくてオリンピック、日本でやる値打ちあるの。海外でやるのと同じ』と、無観客開催を痛烈に批判しています」(政界関係者)

 自民党のなかにはペラペラと“後継指名”の舞台裏を明かす態度を苦々しく思っていた議員もいたという。

「もともと、川淵さんはスポットライトを浴びるのが大好きな人。メディアに注目されてうれしかったのでしょう。『森会長から“後をお任せするのは、川淵さんしかない”と単刀直入な感じだったな』『菅さんは、もっと若い人を、女性はいないか、と言ったそうだ』などと、ペラペラとしゃべっていた。あれでは、自分から“森傀儡です”“密室人事です”と暴露するようなもの。川淵さんが黙っていれば、密室人事という批判が出ることもなかった。人事が白紙になったのは、自業自得です」(自民党事情通)

 12日夜、記者団に「僕の対応が悪かった」「あたかも自分が新会長になったかのような」「報道の皆さんには、できるだけサービスしてしゃべったほうがいいという習性が残っていた」と、反省の弁を口にした川淵相談役。ピエロを演じた格好である。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/155.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 東京五輪森喜朗舌禍事件の意味(田中宇)中国の力添えによって東京五輪を開催する。自民党や官僚など日本の上層部は、中共の傘下に入る傾向をさらに強める。日本は、対米従属から対中従属への転向に拍車がかかる。
女性蔑視と攻撃される舌禍事件を起こした東京五輪の森喜朗委員長が2月12日に
辞任した。私が見るところ、この事件には報じられていない裏の意味・意図があ
る。米欧が中国(や親中国の非米諸国)を敵視して米中分離の新冷戦のを形成し
ている中で、日本を米欧陣営から引き剥がして中国の側に押しやろうとする「隠
れ多極主義」の陰謀があると感じられる。今回、森喜朗を辞任に「追い込んだ」
米欧勢力の中心にカナダの五輪関係者たちがいたが、カナダの五輪関係者たちは、
来年の冬に北京で開催予定の中国冬季五輪をボイコットしようとする米欧勢力の
中心でもある。

http://www.zerohedge.com/geopolitical/china-seriously-sanction-any-boycotters-2022-beijing-winter-olympics
China To "Seriously Sanction" Any Boycotters Of 2022 Beijing Winter Olympics

カナダの五輪関係者やリベラル(左翼)政治家たちは「新疆のウイグル人を『虐
殺』する人権侵害をやっている中国には五輪開催の資格がないので、中国から開
催権を剥奪し、自国カナダで来年の冬季五輪をやるべきだ」と言っている。今年
初め、米国のトランプ前政権が「中共はウイグル人を虐殺している」と宣言し、
ウイグル問題に対する認識をそれまでの「弾圧」から「虐殺」に引き上げて中国
非難を強め、バイデン新政権がそれを踏襲した。その前後にカナダの五輪関係者
や議会が、中国からの五輪剥奪の主張を一気に強めた。そのさなかに森喜朗が
(飛んで火に入る夏の虫的に)問題の発言を行った。カナダの五輪関係者
(Hayley Wickenheiser)は、森を追い込むと宣言した。舌禍事件は「女性を
差別して人権侵害する日本に五輪の開催資格があるのか。そういえば日本は南京
大虐殺もやったな」的な雰囲気になり、日本と中国を十把一絡げにして人権侵害
を非難する感じになった。

http://nationalpost.com/news/canada/canada-should-consider-hosting-2022-winter-olympics-says-green-leader-annamie-paul
Canada should host 2022 Winter Olympics due to China's persecution of Uighur Muslims: Green leader

http://www.fortsaskatchewanrecord.com/news/politics/trudeau-government-passes-decision-on-participation-in-beijing-games-to-canadas-olympic-committee
Trudeau government passes decision on participation in Beijing Games to Canada's Olympic Committee

森喜朗は「追い込まれ」て(原爆投下後みたいに)屈辱の中で辞任し、カナダの
左翼たちは「極悪な日本のあいつは辞めて当然だ。ざまあみろ」と戦勝に湧いた。
だが、敗戦国の日本と対照的に、中国はカナダを許さず「北京五輪をボイコット
しようとする大規模な動きがあった場合、徹底的に報復する」と徹底抗戦を宣言
している。

コロナ危機が今後も延々と続くことが(医学的でなく国際政治的に)ほぼ確定し
ているなか、今夏の東京五輪、来冬の北京五輪の開催が、人権問題だけでなくコ
ロナ危機的にも危ぶまれている。だが、中共は絶対に来冬の北京五輪を開催する
という強い姿勢を見せている。コロナ危機を国際管理しているWHOなど国連は、
すでに中国の傘下にある。米欧などが、WHOの調査団を武漢に差し向けて
「中国がウイルスを武漢P4ラボから漏洩させた」とする説を公式論にしようと
したが、中国はそれを阻止して、WHOに「新型コロナの発生源は(武漢ラボで
なく)動物からヒトへの感染だ」という結論を出させた。WHO上層部での米欧
と中国の権力闘争は、中国の勝ちになっている(バイデンも武漢ラボ説を採った
ので中国に負けている)。米欧でなく中国がWHOの主たる支配者だ。となれば
中国は、WHOを操るなど、巨大化した国際政治力を使って、コロナ危機の中で
も例外的に来冬の北京五輪の開催を確定させられる。

http://www.zerohedge.com/markets/who-concludes-coronavirus-came-animal-not-wuhan-lab
WHO Concludes That Coronavirus "Came From Animal," Not Wuhan Lab

http://tanakanews.com/210121reset.htm
大リセットで欧米人の怒りを扇動しポピュリズムを勃興、覇権を壊す

国際政治力を増している中国は、コロナ問題だけでなく人権問題でも、カナダな
ど米欧の反対を乗り越えて北京の冬季五輪を開催するだろう。カナダが中国から
開催権を奪い取って自国で五輪をやることにはならない。今の国際政治バランス
から考えて、アングロサクソン諸国はカナダを支持するかもしれないが、それ以
外のほぼすべての諸国は中国の開催で良いと言うだろう。

http://tanakanews.com/210205davos.htm
中国主導の多極型世界を示したダボス会議

来冬の北京五輪は確定したとして、今夏の東京五輪はどうだろう。もし今回の舌
禍事件によって、森喜朗の辞任だけでなく、今夏の東京五輪が開催されなくなっ
た場合、東京五輪はやらないけど半年後の北京五輪はやるという、耐えがたいち
ぐはぐさになる。これは中共にとって認められない。北京五輪を絶対に開催する
と考えている中共は、東京五輪も開催してもらいたいはずだ。カナダなど米欧の
意見が東京五輪の中止に傾いたとしても、中国だけは、日本に東京五輪をやって
もらいたい。カナダなどは森喜朗の日本側をさんざん攻撃し屈辱を与えたが、カ
ナダなどが日本側を攻撃するほど、中共は日本側に対して「応援してますから舌
禍事件を何とか乗り越えて東京五輪を開催してください。いっしょに頑張りまし
ょう」と非公式に励ましているはずだ。

自民党など日本の上層部は、何とか東京五輪を開催したいが、舌禍事件でカナダ
など米欧から攻撃されて無条件降伏し、屈辱的な昭和20年の状態に引き戻されて
いる。そんな落胆と狼狽の中で、中共が日本の上層部を励まし、こっそり味方に
なってくれて、東京五輪の開催を応援してくれる。これは自民党などにとって感
涙ものだ。御恩は一生忘れません的な気持ちになっている。現時点で、東京五輪
は無観客などの方法で予定通り開催する構想が有力だが、このように開催できる
状態になっていることの裏に、国際政治力を増した中国の力添えがあると考えら
れる。米欧の中に東京での開催を渋る動きがあっても、中国がそれに対抗して日
本を守ってくれる(日本自身は今回も降伏した敗戦国を再演しており無力だ)。
日本は、中国の力添えによって東京五輪を開催する。中国が日本のメンツを立て
てくれた。自民党や官僚など日本の上層部は、中共の傘下に入る傾向をさらに強
める。日本は、対米従属から対中従属への転向に拍車がかかる。

http://tanakanews.com/200919japan.htm
安倍から菅への交代の意味

台頭する中国を米欧が脅威と考え、中国包囲網や米中新冷戦の戦略によって中国
を封じ込め、無力化しようとするなら、中国沖の不沈空母でもある日本を米欧の
側に引きつけておく必要がある。戦後の日本はもともと喜んで米欧の傀儡であり
続けていた。だが今回の舌禍事件は、米欧側が日本側を攻撃している間に、中国
が日本を取り込んで漁夫の利を得る結果を生んでしまった。森喜朗を辞任に追い
込み、保守反動・男尊女卑なオヤジばかりの日本の上層部に国際的な屈辱を与え
たのは、人権的に大成功かもしれない。だが、地政学的・覇権的には、米欧側だ
った日本を中国側に追いやってしまい、大失敗である。すでに経済面では、中国
が世界で最も経済成長している大国になった半面、米欧はコロナの都市閉鎖の愚
策で経済的に自滅し、日本(や韓国や豪州やASEAN)が経済的に米欧を見限
って中国への依存を高める不可逆的な流れを生んでいる。そして今回の舌禍事件
は、政治面で日本の中国依存を強めてしまった。米欧の中国包囲網・米中新冷戦
の策は失敗している。

http://tanakanews.com/201024japan.htm
中国覇権下に移る日韓

カナダなど米欧の上層部にいる左翼リベラルは、地政学的に大失敗になると自覚
しつつ、日本側に屈辱を与えたのか。多分そうではない。カナダの左翼リベラル
は、米国の民主党の左翼リベラルとつながっているが、米民主党の左翼リベラル
は、今回の対日舌禍事件と同様の手口で、トランプら米国の共和党勢力を攻撃し、
米国内の対立構造を修復不能に悪化させ、米国が覇権を維持するために必要だっ
た2大政党制(2党独裁制)を不可逆的に破壊し、米国の覇権喪失と世界の多極
化を加速している。米国の左翼リベラルは、もっと上にいる黒幕的な隠れ多極主
義の勢力にあやつられて無自覚的に覇権喪失につながる動きをやっている。
カナダの左翼リベラルも同様だろう。

http://tanakanews.com/210115trump.htm
米議事堂乱入事件とトランプ弾劾の意味

http://patriotrising.com/alexandria-ocasio-cortez-wants-congress-to-stamp-out-first-amendment-to-stop-false-information-from-spreading/
Alexandria Ocasio-Cortez wants Congress to stamp out First Amendment to stop “false information” from spreading

カナダや米国の左翼リベラル政権は、コロナ対策として超愚策な都市閉鎖をやり、
自国民の人権をひどく侵害している。日本の自民党政権は、リベラル様たちから
見ると時代遅れかもしれないが、コロナ対策の超愚策をできるだけやらないよう
にして、日本人の生活と人権を守っている。コロナ危機のインチキな構図を間抜
けに軽信して人類を不幸にしているのはリベラル様たちの方だ。中露イランなど
に対する人権上の攻撃も、多くは地元の事情を軽視して米国の強権的な覇権を維
持するための間違った政策なのに、リベラル様たちはそれにも気づかず軍産の一
部に成り下がっている。人類にとって害悪なのはリベラル様たちの方であるが、
彼らはマスコミや権威筋を牛耳り、中共よりも隠然なだけに悪質な世界的な独裁
体制を敷いているため、批判すら許されない。言論の自由を守るといって実は壊
しているのもリベラル様たちである。

http://tanakanews.com/210122biden.php
民主や人権の模範でなくなる米国の失墜

この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/210213olympic.htm

http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/156.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 東京5輪「招致4人組 猪瀬、竹田、安倍、森」とうとう誰もいなくなった(まるこ姫の独り言)
東京5輪「招致4人組 猪瀬、竹田、安倍、森」とうとう誰もいなくなった
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/02/post-1cd65c.html
2021.02.13 まるこ姫の独り言


すごい画像を見つけてしまった

ろくでもないメンバー




>竹田氏、招致を巡る不正疑惑で退任。
>猪瀬氏、裏金資金提供疑惑で辞職
>安倍氏、持病(違法・虚偽答弁118回)で辞任。
>森喜朗、女性蔑視発言で。


とうとう、誰もいなくなった。。。。

「呪われているのか」 東京オリンピック「招致4人衆」去る
               2/12(金) 19:36配信 毎日新聞

>喜朗会長(83)は辞任すると表明した。森氏の辞任で東京オリンピックの招致の「顔」だった4人が、いずれも不本意な形で表舞台から去った。2013年9月の招致決定当時、東京都知事だった猪瀬直樹氏(74)、日本オリンピック委員会(JOC)会長だった竹田恒和氏(73)、首相だった安倍晋三氏(66)、そして招致委員会評議会議長だった森氏だ。JOC関係者は「やはり、東京五輪は呪われているのだろうか」と表情を曇らせた。

呪われたかどうか知らないが、身から出た錆であることは間違いない。

猪瀬や竹田はコロナに関係なく金問題で失脚。

安倍はコロナ禍で二進も三進もいかなくなり辞任


何百億円も使って役に立たないアベノマスク配布、そして星野源との勝手なコラボなど、目を疑うような愚策ばかりで政権運営が前に進まなくなったら途端に、持病の悪化でさっさと政権放り投げ。

後を引き継いだ菅も、科学的な対策が打てないままの、GOTOキャンペーンがコロナ感染拡大に繋がってしまい、あとはワクチン頼み

菅政権は唯一の頼りがワクチンで、コロナ禍での再度の五輪が本当にできるのかどうか、そんなときの森女性蔑視発言で国内で大揺れ。

森は組織委会での女性蔑視発言、その後の謝罪発言で火に油を注ぎ、とうとう辞任に追い込まれる

そして、当初は森発言に介入する権限はないと言っていた政府がいきなり介入するなど、収拾がつかない程シッチャカメッチャカ状態に陥ってしまった。

どうもIOC組織そのものが、私たち国民が考えていた「純粋にスポーツを推進していく組織」はまったくの綺麗ごとに過ぎなかったと言う事だ

むしろ金儲けと利権、エゴの塊の組織だと言う事が、少しずつ見えてきているし、このコロナ禍で、そして時代遅れのリーダーたちの実態を見て、素直に5輪開催を楽しむ雰囲気ではない事だけは確かだ。

誰が次のリーダーになっても、世界に取り繕う事しかできない人選では、5輪に対しての盛り上がり感は、ますます無くなってしまうのではないか

しかし本当に五輪が開催できるのだろうか。。。




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/157.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 「密室人事」オープンにして菅首相に嫌われた川淵三郎氏 森会長辞任で東京五輪開催は絶望的〈週刊朝日〉
「密室人事」オープンにして菅首相に嫌われた川淵三郎氏 森会長辞任で東京五輪開催は絶望的
https://dot.asahi.com/wa/2021021300023.html
2021.2.13 19:58 上田耕司 週刊朝日オンライン限定記事


会長辞任を表明した森喜朗元首相=代表撮影(C)朝日新聞社

 コロナ禍で今夏開催が危ぶまれる東京五輪・パラリンピックがさらに揺れている。女性蔑視発言の責任を取り、大会組織委員会会長の森喜朗元首相(83)が2月12日の組織委臨時合同懇談会で辞任を表明。その森氏が前日に後継指名した川淵三郎・日本サッカー協会相談役(84)も、「密室人事」の批判を受けて辞退表明に追い込まれた。川淵氏は懇談会後、ドタバタ劇の内幕の一端を明かした。

「森さんに対して、あんまりいろんなことを言いたくない。森さんを傷つけたくないから。僕が(会長に)ならなくて良かったね。大失敗は(11日に)マスコミがいっぺんに僕の家に押しかけてきた時。僕が『何も言われてないよ』と家に入れば正解だった。全て僕が悪い。こうやってしゃべることが良くないんだよ」

 今後は組織委内に設置された候補者検討委員会で会長候補を選出し、理事会で決める。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏が説明する。

「川淵さんは『森さんが組織委の相談役として残る』とか、ペラペラしゃべり過ぎました。菅義偉首相や安倍晋三元首相、小池百合子都知事には了解してもらったとか、菅首相からは『もうちょっと若い人はいないか』『女性がいないか』という話があったとか、密約をやったみたいな説明を報道陣の前でしてしまい、人事がウリの菅首相から見たら、ちょっとこれはどうにかしなければと思ったことでしょう」

 密室人事をオープンにした川淵氏の“透明性”に官邸側が難色を示した形だ。

 与党内からは早くても、後任候補として橋本聖子五輪相(56)、丸川珠代元五輪相(50)、初代スポーツ庁長官で1988年ソウル五輪競泳金メダリストの鈴木大地氏(53)らの名が上がっているという。橋本、丸川両氏は森氏の出身派閥・清和政策研究会((細田派)に所属。鈴木氏は森氏の反対で千葉県知事選への出馬を断念した過去がある。こうした森氏の「子分」が次期会長に収まっても、透明性のある人事と言えるのだろうか。

 スポーツジャーナリストの谷口源太郎さんは、疑問を呈する。

「森さんは組織委の中で子分を集め、ワンマン体制を築き、権力を振るってきたんです。政財界にも顔が利き、IOC(国際オリンピック委員会)にも太いパイプがある。これからも黒幕として存在し続けるでしょう」

 元東京都職員で、東京五輪招致推進担当課長だった鈴木知幸氏(国士館大学客員教授)も、あきれてこう語る。

「森さんは辞任ですが、『懲戒』に相当する辞任だと思います。組織から完全にいなくなってほしい。何らかの名誉職として残り、五輪の開会式にでも出ようものなら、海外の選手たちの間で開会式のボイコットが起きたり、『反省して』などと書いた紙や旗が乱舞したりする可能性があります。世界の報道機関が見ている前で、そんなことになったら日本の立場がなくなりますよ」

 朝日新聞によると、国内では森氏の発言後、12日までに約970人が大会関連のボランティアを辞退した。聖火ランナーの辞退申し出も4人いるという。

 組織委の武藤敏郎事務総長は12日の会見で、記者が森氏の今後の処遇について尋ねると、こう答えた。

「森会長は招致の段階から非常に多くの貢献をされたというのは事実だと思います。IOCにも、森会長から引き続きご支援をいただくことが望ましいと言っている方がおられます。今後のことはそういうことを検討しながら、適切な結論が出るのだろうと思います」

 森氏が組織委に関わり続けることを否定しなかった。

 組織委によれば、森氏は辞意を表明したものの、新たな会長が決まるまでは会長職を続けるのだという。

 開催への懐疑論も強まっている。鈴木氏が最大のポイントとして挙げるのは、報道各社の世論調査だ。例えば、1月23、24日の朝日新聞の世論調査では、再延期か中止と答えた人は86%に上った。鈴木氏は、こう訴える。

「『開催すべき』が3割を超えないと、五輪をやっちゃダメですよ。1割台で開催したら、史上初の祝賀ムードのない、メチャクチャな五輪になります」

 谷口氏は、今は新型コロナウイルスの感染拡大を抑えることに集中すべきだと指摘する。五輪開催に必要な医療スタッフは1万人程度とされるが、医療体制の逼迫(ひっぱく)から実現を危ぶむ声が医療関係者から出ている。

「それなのに、五輪開催なんて寝言をいまだ言い続けている。五輪がコロナとの闘いを妨害している。日本は一刻も早く、東京五輪の中止を表明すべきです」(谷口氏)

 1年延期で新たに必要になった経費は2940億円で、開催経費の総額は3兆円を超える(招致時の計画では総額7340億円)。しかも、無観客開催なら900億円を見込むチケット収入がなくなり、税金で補う可能性がある。

 それでも、菅首相は今夏開催の姿勢を崩していない。政界では大会後の衆院解散戦略もささやかれる。「アスリートファースト」ではなく、利権まみれの五輪になることが危惧されている。

 さらに大会後、激震が走る可能性があるという。2年前、招致委理事長が大会招致をめぐって180万ユーロ(約2億3千万円)の贈賄に関わっていた疑惑が浮上、フランス司法当局が捜査に動いていることがわかった。本人は疑惑を一貫して否定している。ただ、鈴木氏は言う。

「前回大会のリオデジャネイロ大会の招致をめぐっても、ブラジル五輪委員会の会長が、大会終了後に逮捕されています。東京五輪もリオ五輪とまったく同じ構図なので、IOCのメンバーが大会終了までフランス当局の捜査を待ってほしいとストップをかけている、東京五輪後に動くのではないか、と聞いています」

 3月10〜12日にIOC総会が開かれ、バッハ会長の再選が決まる。3月25日には福島県から聖火リレーが始まる。世界各地で、五輪に出場する選手・チームを選ぶ予選大会も開かないといけない。谷口氏は指摘する。

「開催か中止かの決断が、もうギリギリのタイミングに来ています」

 次期会長の仕事は五輪開催可否の決断となる。(本誌・上田耕司)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/158.html

   

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