★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年3月 > 21日03時00分 〜
 
 
2021年3月21日03時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK279] 麻生「マスクはいつまでやるの?」定期的に国民の神経を逆なでする副総理(まるこ姫の独り言)
麻生「マスクはいつまでやるの?」定期的に国民の神経を逆なでする副総理
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/03/post-3dfcfa.html
2021.03.20 まるこ姫の独り言


初めに、今日BS12で夜7時から「新聞記者」が放送されます。
見逃した方は、ぜひ見ていただきたい。
私も見ます。


ですから、その間はコメントのお返しができませんのでよろしくお願いいたします。(^^;)

本題に戻って麻生ってどうして、ここまで身も蓋もない事を平気で言うかな。。。

定期的に国民の神経を逆なでする発言が出てくる。

マスクはいつまでやるのかって?

政権の一員である大臣がこの程度の知識がない事に驚くわ。




政府は国民の疑問を解消したり、正しい情報を発信し続けるのが立場だろうに、記者に逆質問してどうする。

アホとしか思えない。

麻生財務相「マスクはいつまでやるの?」 コロナ長期化に愚痴
                3/19(金) 12:04配信 毎日新聞

>「マスクなんて暑くなって口の周りがかゆくなって最近えらい皮膚科がはやっているそうだけど。いつまでやるの?」。

>麻生太郎財務相は19日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルス対策の長期化に、こう愚痴をこぼした。


この記事はおかしい。
愚痴ではなく「無知」と言うべきじゃないか。


動画を見たが、わざと愚痴をこぼしている状態ではなく、本当に知らないからか記者に何度も聞いていた。

記者も面倒くさそうに答えていたが、なぜ「内閣の一員である麻生さんが知らないんですか?」と質問しなかったのか。

それをしない時点で、相当この国のメディアは劣化そのもの。

愚痴だったとしても、麻生が記者に言うべき話じゃない。


自分達の施策で国を動かし国民が動いているのに、その効果が出てこないから今に至っても国民が苦しんでいるのを知らないとしか思えない麻生の発言。

内閣の一員が、記者に弱音を吐いてどうするのか。

麻生は、いい年した高齢の我儘な駄々っ子だ。

国民が政府のお願い「マスク・手洗い・三密を避ける」を守ってきたのに、自分達は三密状態で会食三昧、PCR検査は率先して行われ、感染したら即入院できるし、麻生は国会で鼻マスクが常態化している。

あれだけ国民に自粛を押し付けて来た政府の一員が、いつまでマスクをするのかの最低知識でさえ知らない。

この1年私は、ワクチンを接種してもマスク着用は避けられないと散々聞いてきたが、どうして内閣の1人である麻生が、知らないのか。

しかも、誰もマスクしたくてしてるんじゃない。

政府としての科学的な対策は打たず、ただただ国民に自粛を強要するだけの政府の言いつけを忠実に守っているからではないか。

それでこの程度の感染者数になっているのは国民の手柄と言ってもいいくらいだ。

無能な政府のために、少しもいいことがなくズルズルここまで来たが、それも、そろそろ我慢の限界にきた。




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 組織委は内部崩壊…“ブタ演出案”佐々木氏辞任で脆弱さ露呈(日刊ゲンダイ)





組織委は内部崩壊…“ブタ演出案”佐々木氏辞任で脆弱さ露呈
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/286692
2021/03/19 日刊ゲンダイ


2018年当時の演出チーム(右端が佐々木氏)/(C)日刊ゲンダイ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が18日、開閉会式の演出チームを統括していた元電通社員でクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)の辞任を発表した。

 佐々木氏は式典に出演予定だった女性タレントの渡辺直美をブタに見立てた演出案を提案。容姿を侮辱するアイデアを演出チームのLINEグループに書き込んだことを認めて、「渡辺さんに対する大変な侮辱となる発案、発言。取り返しのつかないこと。心からおわび申し上げます」と謝罪したが、後の祭りだ。森喜朗前組織委会長の女性蔑視発言に続く不祥事で辞任は当然だが、組織委員会の内部ではこんな声が出ているという。

「問題の演出案が佐々木さんから出たのは1年も前。それも、演出チームがLINEグループでアイデアを出し合っていた中での話です。そんな極めて内輪の情報が今頃になって外部に流出した。森前会長の後任を決める際に立ち上げた候補者検討委員会も、メンバーは完全非公表としながら、あっという間に名前が漏れた。職員は『みんなが敵に見える』と疑心暗鬼になっています」(組織委員会関係者)

 近著に「オリンピックの終わりの始まり」(コモンズ)があるスポーツジャーナリストの谷口源太郎氏がこう言う。

森独裁体制の弊害

「約3500人の職員が働く組織委は、自治体や民間企業からの出向者によるいわば『寄せ集め』です。理念や思想といった共通の旗印がなければ組織としてまとまらないものですが、組織委は長く森前会長の独裁体制にあり、その森氏にはなぜ五輪を開催するのか理念や思想が決定的に欠けていた。佐々木氏と森氏の結びつきは強く、安倍首相がマリオに扮した2016年リオ五輪閉会式の演出も森氏の発案を佐々木氏が具現化した。その佐々木氏が同じように女性を侮蔑して辞任に追い込まれたのは偶然ではありません。ともに、五輪を、人を、商品としか見ていない。根本には森氏がつくった理念なき組織の問題があり、その結果が今回の内部情報の流出であり、それによって発覚した不祥事でしょう。良くも悪くも重しになっていた森氏が去り、脆弱だった組織の体質が表面化した。幹部がそれぞれの思惑で醜い主導権争いをしているさまが透けて見える。橋本会長は就任の際、『ワンチームになって信頼回復』と言っていましたが、組織は一枚岩どころか内部崩壊状態です」

 開幕まで4カ月余りというこの時期に開閉会式の演出トップが辞任し、開催準備に影響が出るのは必至。橋本会長は開閉会式に関し、「時間的に一からつくり上げるのは困難。今まで佐々木さんの下でつくったものをベースにする」と言ったが、「今回の問題もまた、すでに海外メディアが報じて世界に広がっている。女性の容姿侮辱の演出家が準備した開閉会式をやるなんてお笑いです。コロナ禍のうえにこれだけ不祥事が続く中で本当に五輪は必要なのか。改めて真剣に考える契機にしなければいけません」と前出の谷口氏。まったくだ。五輪開催を返上すれば、これ以上、恥を上塗りすることもない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 東芝製3号機に潰される日本<本澤二郎の「日本の風景」(4030)<米原子力専門家も天を仰ぐような深刻極まりない東芝製3号機の爆轟> :原発板リンク
東芝製3号機に潰される日本<本澤二郎の「日本の風景」(4030)<米原子力専門家も天を仰ぐような深刻極まりない東芝製3号機の爆轟>

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/393.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 海外だけでなく国内も無観客の可能性!?・・・コロナに負けた証でオリンピック中止だろう!!&「マスクはいつまでやることになってるの」とチンピラまがいの麻生太郎の悪態!!&カス総理、散髪中に地震も、まっすぐご帰宅あらせられましたとさ! 
海外だけでなく国内も無観客の可能性!?・・・コロナに負けた証でオリンピック中止だろう!!&「マスクはいつまでやることになってるの」とチンピラまがいの麻生太郎の悪態!!&カス総理、散髪中に地震も、まっすぐご帰宅あらせられましたとさ!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-57ad64.html
2021年3月21日 くろねこの短語

 予想通りにオリンピックの海外客受け入れは見送りになった。IOC会長のバッカじゃなかったバッハがどんなにゴリ押ししようと、コロナの脅威には勝てないってことだ。こうなると、「新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして完全な形で開催する」(ペテン師・シンゾー)って喚いていたのはどうなるんだろうねえ。海外客受け入れ見送りって、コロナに負けましたって言ってるのと同じなんだから、いっそのことオリンピック中止にするのが筋ってものだ。

 「東京五輪・パラリンピック開催の是非を海外5カ国で尋ねた世論調査結果」ってのがあるんだが、それによれば「『中止すべきだ』『延期すべきだ』との回答の合計が全ての国で70%を超え」たそうだ。世界も中止を願ってるってことなんだね。

 これで国内の観客も観戦中止なんてことになって、完全無観客になったら、そんなもののために無理して日本までやってくるアスリートがどれほどいるだろうか。早いところオリンピック中止を決断して、インバウンドを期待していた観光業の支援を真剣に考えないとこの国の経済はどん底になりますよ。




 で、どん底の経済の責任者とくればひょっとこ麻生だ。このところおなしくしていたと思ったら、やっぱりスポット浴びたいんだね。すじ者の家系丸出しで、記者に向かってこんな減らず口叩きやがりました。

「マスクなんて暑くなって口の周りがかゆくなって、最近えらい皮膚科がはやっているそうだけど、いつまでやるんだね。まじめに聞いているんだよ。あんたら新聞社だから、それぐらい知ってるだろ。いつまでやるの、これ。マスクはいつまでやることになってるの」

 それを考えるのがお前の役目だろう・・・くらいのことを言ってやりゃあいいのに、こんな口汚い爺さんを前にエヘラエヘラしている記者ってのもなんだかなあ。公職選挙法違反の総務大臣・武田君とひょっとこ麻生は福岡が地盤で、その仲は最悪だそうだ。おそらくすじ者の似た者同士だからなのだろう。そう言えば武田君のチンピラまがいの物言いってのはどこかひょっとこ麻生に通じるものがある。どちらも、「三つ子の魂百まで」ってことか。





「マスクいつまで?」コロナ長期化で麻生大臣ボヤキ(2021年3月19日)

2021/03/19  ANNnewsCH

麻生財務大臣:「マスクなんて暑くなって口の周りがかゆくなって、最近えらい皮膚科がはやっているそうだけど、いつまでやるんだね。まじめに聞いているんだよ。あんたら新聞社だから、それぐらい知ってるだろ。いつまでやるの、これ。マスクはいつまでやることになってるの」

 麻生大臣が長引くコロナ対策にぼやきました。

 緊急事態宣言が21日に解除されることを受けて時短要請に応じた飲食店に対し、「引き続き、きちんと対応していく」としたうえで次々と不満を口にしました。

 麻生財務大臣:「なんとなく景気の『気』の部分がなおらないと、景気はなおらないんですよ、こんなもの。


 最後に、昨日の宮城沖地震の最中に、特高顔のカス総理は散髪中だったってね。でもって、すぐにも官邸に駆け付けるかと思ったら、なんと帰宅しちゃいましたとさ。赤坂自民亭を彷彿とさせる無責任ぶりに、たただただ呆れる日曜の朝である。






http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK279] ジリ貧菅政権は高笑い 4月補選で見えたまさかの「野党3敗」(日刊ゲンダイ)



ジリ貧菅政権は高笑い 4月補選で見えたまさかの「野党3敗」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/286762
2021/03/21 日刊ゲンダイ


4.25補選で息を吹き返すか(C)日刊ゲンダイ

 菅政権で初の国政選挙は告示まで1カ月を切った。衆院北海道2区・参院長野選挙区の補欠選挙と、参院広島選挙区の再選挙が4月25日に投開票される。今秋までに行われる衆院選の行方を占う試金石だが、ジリ貧の菅首相がこの選挙で息を吹き返す可能性が出てきた。

 ◇  ◇  ◇

「定数2の広島は、与野党で議席を分け合う選挙区。すでに野党は1議席持っており、再選挙は自民党候補が勝つとみられます。長野は現職がコロナで亡くなって実弟が出馬する“弔い合戦”だから白旗。候補者擁立を見送った北海道は不戦敗で、与党側は4月補選で『1勝1敗1不戦敗』を想定している。もし、勝って当然の広島まで負けたら、“菅首相では7月の都議選も衆院選も戦えない”と、党内で一気に菅降ろしが始まりかねません」(自民党関係者)

 これが定説で、大メディアも「補選が政権の難関」「3敗なら大打撃」などと、まるで与党が劣勢かのように報じているが、実態はまるで違う。むしろ、追い込まれているのは野党の方だ。

 広島では公選法違反で有罪が確定し辞職した河井案里氏の後継に、自民党は元経産官僚を擁立。事務所開きも済ませ、すでに県内をくまなく回っている。候補者選びが難航した野党は大きく出遅れ挽回は至難の業だ。

 鶏卵汚職で自民の吉川貴盛元農相が議員辞職したことに伴う北海道2区補選は、自民が早々に候補者を立てないと決め、“敵”を見失った野党は共闘の機運がすっかり遠のいてしまった。立憲民主党候補と共産党候補がしのぎを削り、さらには鈴木宗男参院議員主導で日本維新の会が候補を擁立。2区では一定のムネオ票があり、そこへ自公支持層も乗っかる。票が割れる野党は厳しい。

 羽田雄一郎参院議員の死去に伴う長野補選も、当初は野党統一候補が楽勝とみられていた。しかし立憲が地元の共産などの組織と政策協定を結んだことに連合と国民民主党が反発し、推薦見直しに言及するなど野党側はゴタゴタしている。衆院長野3区選出で、2019年の参院選では無所属の立場で雄一郎氏を支援して当選に一役買った井出庸生衆院議員が自民に入党した影響も大きい。

 つまり、野党側が「3敗」もあり得る厳しい状況なのだ。今秋までに必ず解散・総選挙があるのに、野党共闘は一向に進まず、野党同士でいがみ合っているようでは、まったく話にならない。


いがみ合ってる場合か(C)日刊ゲンダイ

このままでは衆院選でも自民圧勝

「4月の補選で菅首相でも勝てることが証明されれば、党内の菅降ろしの風はやむ。実際、国政選挙の結果を左右するのは誰が首相かではなく、野党共闘が実現するかどうかなのです。共闘できなければ、どんなデタラメ政治をしていても自民党が勝つ。それが分かっていながら、分断工作にすぐ引っ掛かり、バラバラで選挙戦に突っ込んでいく野党は、本気で勝つ気があるのでしょうか。それで選挙に負けると『共闘していれば勝てた』などと言いだして、合流協議を始めたりするのがいつものパターン。なぜ選挙前にまとまれないのか。自民党を利するだけの野党に国民は期待しようがない。支持率が伸びないのは当然です」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 今年の衆院選も、野党がバラバラで自民圧勝というおなじみの光景が繰り返されるのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <「息子を売ったのは誰だ!」>孤立深める菅首相 長男接待問題の流出元探しで官邸もピリピリ(NEWSポストセブン)

※週刊ポスト 2021年4月2日号 紙面クリック拡大


孤立深める菅首相 長男接待問題の流出元探しで官邸もピリピリ
https://www.news-postseven.com/archives/20210319_1644724.html?DETAIL
2021.03.19 07:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年4月2日号


官邸では総理に近づきたくない雰囲気があるという…

 総理大臣の統治能力は、官僚をいかに使いこなすことができるかにかかっている。官房長官時代に官僚人事を掌握していた菅義偉・首相は、政権運営に強い自信を持っていた。しかし、その首相がいまや官邸で孤立を深めている。

「総理はもともと猜疑心が強いほうだが、長男の正剛さんの接待問題が発覚してから疑心暗鬼になっている。杉田和博・官房副長官や滝沢裕昭・内閣情報官を呼んで『誰がリークしたか調べろ』『まだわからないのか』とピリピリしているから官邸では誰も総理に近づきたくない雰囲気がある」(官邸の中堅官僚)

 菅首相の秘密主義がそれに拍車を掛けている。

「総理は正剛さんとの関係がうまくいっていないようで、本音は“息子が余計なことをしやがって”と思っているのではないか。それでも秘書官にも家族のことには立ち入らせない。官邸幹部は『息子さんに直接連絡を取らせてもらえないから事情がわからずに対応策が立てにくい』とこぼしている」(同前)

 総務省の接待問題では首相側近といわれた谷脇康彦・前総務審議官が辞職に追い込まれ、霞が関では「総理の息子のスケープゴートにされた」と囁かれている。

 菅首相の官僚掌握力は「従う者は出世させる」というエコヒイキ人事に依っていただけに、掌握力が弱まると役人は面従腹背を決め込み、サボタージュする悪循環に陥る。

 国民にとって深刻なのは、菅首相の求心力低下がコロナ対応の不手際に直結していることだ。

「これはどういうことなんだ!」

 菅首相が周囲に厚労省への苛立ちをぶつけたのは、1都3県の緊急事態宣言延長の方針を明らかにした3月5日の参院予算委員会の直後だった。

「総理は緊急事態宣言後に日本医師会や日本看護協会、日本病院会など医療関係6団体のトップと会談し、医療崩壊防止のために医療機関への支援増額を約束すると、厚労省に具体的な医療崩壊防止策を持ってくるように指示した。厚労省は病床確保やワクチン接種体制を進めるために医療関係団体の協議会を設置すると報告した」(新型コロナ対策本部関係者)


官僚たちの本来の役目は?(左から総務省の秋本芳徳・前情報流通行政局長、吉田真人・総務審議官、谷脇氏、山田真貴子氏。時事通信フォト)

 その日の参院予算委員会でも、医療崩壊防止策として「協議機関を設置する」と胸を張った。

 ところが、野党議員から厚労省の通達を示され、「協議機関は昨年3月1日に設置されている。これが機能しなかったから医療崩壊を招いた」と厚労省の“サボタージュ”を指摘されて大恥をかいた。

「厚労省に誤魔化されていたことを知った総理は、田村憲久・厚労大臣を厳しく叱責した」(前出・対策本部関係者)

 身内の不祥事が泥縄のコロナ対応を招き、国の危機を一層深めている。




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <このままでは総選挙で戦えない!>自民議員事務所に怪文書 菅首相の首すげ替えて総選挙乗り切る狙いか(NEWSポストセブン)

※週刊ポスト 2021年4月2日号


自民議員事務所に怪文書 菅首相の首すげ替えて総選挙乗り切る狙いか
https://www.news-postseven.com/archives/20210320_1644791.html?DETAIL
2021.03.20 11:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年4月2日号


自民党内でも菅義偉・首相の神経を逆なでするような不穏な動きが…

 燃え広がる一方の長男接待騒動にコロナワクチン接種や緊急事態宣言解除など問題山積の菅政権。安倍政権時代に危機管理を一手に担っていた「女房役」は、自分が主役になると支えてくれる人が誰もいないことに気づいたようだ。安定感を失い、周囲を巻き込む“ご乱心”ぶりを発揮し始めた。

 官邸内が、接待問題の情報をリークした犯人捜しでピリピリする中、自民党内でも菅義偉・首相の神経を逆なでするような不穏な動きが始まった。

 さる3月初旬、議員会館の自民党議員の事務所ポストに1通の文書(A4判1枚)が投げ込まれた。

 受け取った議員からは「政局の幕開け」「菅おろしの序章じゃないか」と波紋が広がっている。

 文書の差出人は〈総選挙前に党則第6条第1項(総裁公選規程)に基づく総裁選挙の実施を求める会〉となっているが、代表者も連絡先も書かれていない。いわゆる怪文書の類いだが、内容は、菅首相を批判するわけでも、総裁公選規程にある「総裁リコール」を呼びかけるものでもない。

〈衆議院議員は、今年の10月21日に任期満了を迎えるため、今年中に総選挙が行われることになります。また、自民党総裁も9月30日で任期満了となります〉

 冒頭に国会議員なら誰もが知っていることが書かれ、9月5日に東京五輪が閉会した後の政治日程案が、

9月7日 自民党総裁選挙告示
9月20日 総裁選挙投開票日(総裁決定)
9月22日 首班指名
9月27日 解散
10月24日 総選挙投票日

 などと表にまとめられている。

 さらに10月21日の衆院の任期満了まで臨時国会を開き、その日に衆院を解散した場合は「11月28日投開票」が〈公職選挙法で認められる最も遅い総選挙の日程〉と指摘されている。

 これがなぜ、“菅おろし”と受け止められているのか。

 自民党内には、支持率低迷中の菅首相による解散・総選挙を恐れる空気が強い。それを物語るのがポスター問題だ。


議員会館にポスティングされた文章

 公選法では、任期満了の半年前になると候補者のポスター掲示が禁止される。そのため、議員は党首との2連ポスターなどに貼り替えるが、自民党は菅首相とのツーショットを敬遠する議員が多い。東京選出議員の地元秘書が語る。

「今回は4月21日までにポスターを貼り替えなければならないが、不人気な菅さんとの2連にしたら票を減らしてしまう」

 そこにこの文書が配られた。自民党中堅議員は、「総選挙を最大11月28日まで引き延ばせるとは知らなかった。それなら、9月の総裁選で新総裁が誕生すれば、首相就任後に国会で所信表明を行なってから解散・総選挙という日程が可能になる」と語る。

 政治ジャーナリスト・藤本順一氏が指摘する。

「文書の意図は、総裁選で菅総理のクビを挿げ替え、新しい看板で総選挙を乗り切ろうということ。それまでは菅首相の解散権を封じ込めなければならない。それを日程表だけでピンポイントで訴えている。総務省の接待問題など政権不祥事が発覚した背景には霞が関の造反があると見られており、それと自民党内のアンチ菅勢力が手を組んで仕掛けているとすれば、根は深いのではないか」

 この文書、内閣情報調査室を通じて官邸にもあげられているという。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/718.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 文春砲で嘘がバレた武田総務相は「飲み会を断らない男」 酒癖の悪さは地元で有名〈週刊朝日〉
文春砲で嘘がバレた武田総務相は「飲み会を断らない男」 酒癖の悪さは地元で有名
https://dot.asahi.com/wa/2021031800016.html
2021.3.18 13:50 週刊朝日オンライン限定記事


国会答弁する武田総務相(C)朝日新聞社

 武田良太総務相は18日の衆院総務委員会で、NTTの澤田純社長らと会食していたと週刊文春で報道されたことについて「会食に同席したのは事実。ビール2、3杯程度をいただいた後、退席した。1万円を支払った」などと釈明した。

 さらに「出席者から許認可などに関する要望や依頼を受けたことはなく、大臣規範に抵触しない」との認識を示した。

 だが、これまで総務省の接待疑惑問題で、「国民の皆さんから疑念を招くような会食や会合はない」と国会答弁していた武田総務相に対し、自民党内でも厳しい視線が向けられている。二階派の自民党議員がこう苦笑する。

「武田先生は飲み会を断らない男ですよ。大酒飲みという言葉がピッタリですね」

 永田町では武田氏の「飲みっぷりのすごさ」は知られるところだ。
国家公安委員長、総務相と大臣になってからは、少し控え気味になったそうだが、前出の二階派議員がこう続ける。

「大臣になるまでは毎晩、議員宿舎に近い赤坂周辺で2,3軒行くというのが、日課でした。武田先生に話を聞きたい記者もよく行きつけの店で張り込んでいた」

 緊急事態宣言下で会食自粛が広がると、議員宿舎が同じの二階派議員の部屋が「宴会場」になっていたそうだ。

「秘書が待機して、酒やつまみがなくなると買い出しに行っていた」(同前)

 武田総務相は衆院福岡11区の選出。博多や小倉などとは違い、福岡県の山間部が地盤だ。地元の地方議員がこう語る。

「2月終わりから3月にかけて、福岡県の小川洋知事が病気で辞意表明。そこで次の候補は誰にするかと、二階派の議員の部屋が選対みたいになっていたこともありました。地元でも、飲み会を断らない男として有名で、武田先生は飲み会を毎日でも開きたい人。それくらい酒が好きです。飲むのはブランデー、焼酎かな。ブンデーならボトル半分くらいは軽く空けてしまう酒豪。昔はよく地元で飲んだが、大臣になり、えらくなると、博多や小倉に呼び出されることが増えたね。武田先生に取り入りたい町議や市議はホイホイ行くが、断る人もいる」

 総務相として2度目の入閣を果たした武田氏は、福岡を仕切る麻生太郎副総理兼財務相のライバルとも言われる。大物議員なのになぜ、地元で武田総務相との飲み会を断る地方議員がいるのか?前出の議員がこう打ち明ける。

「ようは飲むと上から目線になって、自慢話しかせんとですよ。地元のことなんて、ほとんど聞いてくれないから、意味なかとよ。『オレは総理大臣になる』とか、仲が悪い麻生さんについて『俺が福岡も日本も仕切る』とかね。二階さんのことも『いずれ俺の派閥』なんて言っていた。最初は面白くて聞いていたが、酔うと罵詈雑言みたいになるので、つまらんたい」

 そしてもう一つ嫌われる理由は酒癖だという。武田総務相の支援者がこう話す。

「初入閣、国家公安委員長になった時です。夜11時過ぎに武田先生から電話があって『今までありがとうございました。ついに入閣します』とべろんべろんに酔ぱっらっているのが、はっきりわかる口調で電話をしてきました。前日に入閣を漏らすのは、いけないのですけどね。『おめでとうございます』と言って電話を切りました。するとまた日付がかわって午前1時前くらいに『ついに入閣です』と電話がきた。『先生、さっきも電話をいただきましたよ』というと電話は切れた。べろんべろんに酔っぱらうと、時間がどんなに遅くともあちこちに電話かけまくる。武田先生の深夜の電話には出ないという支援者はけっこういます」
 
 総務省の接待疑惑で国会の追及が続く中、自身の接待も明らかになった武田総務相。どう切り抜けるのか?(本誌取材班)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 国会での偽証に処罰求める請願の非現実性…唯一の処方箋は ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ)



国会での偽証に処罰求める請願の非現実性…唯一の処方箋は ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/286710
2021/03/20 日刊ゲンダイ

「森友ごみ問題を考える会」(加藤弘吉代表)から、国会で虚偽答弁を行い国権の最高機関の権威を汚した者に責任を取らせて再発防止を図る……請願に賛同を求められた。その趣旨には共感できるので署名した。

 しかし、現実の政治の中でその実現性は極めて低いと思う。なぜなら、悪事を行った政権首脳とそれを幇助した高級官僚たちに、国会で、野党の追及に対して「自白」させ……、さらに、後に「文春砲」や「赤旗」によりその嘘がばれた場合には謝罪させ罷免する……という制度を、政権与党が多数を占める国会で創設しろという主張には、本来的に無理がある。

 とはいえ、森友・加計・桜を見る会・東北新社……と際限のないスキャンダルに、主権者国民の苛立ちはピークに達して久しい。だから、前記のような請願が野党の紹介議員を得て国会に提出されたことはうなずける。

 国家権力は、主権者国民大衆の幸福を実現するためのものである。だからこそ、権力は法律に従って公平に執行されるべきで、それが、憲法が保障している法治国家であり法の下の平等である。

 ところが、モリ・カケ・桜・東北新社では、首相と親しい者は法を曲げてまで国家から優遇され、それを高級官僚がお膳立てしていたことが暴露されてしまった。にもかかわらず、その中心にいる首相は一切責任を取らず、悪事の協力者である官僚たちも一部が形式的に左遷されただけでいずれも優雅な天下り先を得て高級官僚人生を驀進中である。

政権交代が唯一の処方箋

 民主主義国家において、こんなに理不尽な権力の私物化がまかり通っていいはずはない。だから思い余って前記のような請願が出されたのだが、それでは「泥棒に縄をなわせる」話になってしまう。

 そこで、唯一有効な方法は政権交代である。まず、うまくいけば関係議員を落選させることができる。それがだめでも、与野党が逆転した国会でけん責決議が行える。そして、不正を行った官僚に対しては、新しい大臣が懲戒処分か人事権に基づく左遷を行える。

 だから今、野党は、小さな政策の違いなどで争うことをせずに、総選挙に向けて大同小異で真剣に共闘を模索すべきである。



小林節 慶応大名誉教授
1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 「いつまでマスクやってんだよ」と吼えた麻生氏は、菅総理の足を強く引っ張っている:ワクチン担当・河野氏は麻生派だった(新ベンチャー革命)
「いつまでマスクやってんだよ」と吼えた麻生氏は、菅総理の足を強く引っ張っている:ワクチン担当・河野氏は麻生派だった
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/9480888.html
新ベンチャー革命2021年3月21日 No.2746


1.ヤクザの親分気取りの、あの麻生氏が、またまたとんでもない暴言を放った

悪夢の安倍政権から、今の菅政権になってもなお、副総理かつ財務大臣を辞めない、あの麻生氏がまたまた、とんでもない暴言を吐きました(注1)。

 彼は官邸記者団に向かって、「いつまでマスクやってんだよ」と吼えたのです。

 彼のこの暴言シーンをテレビニュースで観たとき、筆者個人はムカーとして、すぐにチャンネルを変えました。

 本件、ネットにて批判が殺到しているそうですが、あのテレビニュースを観た国民はみんな怒りを覚えたはずです。

 いずれにしても、“オマエが言うな!”というのが多くの国民の真っ当な反応でしょう。

2.あの麻生氏は、国民の払った税金を自分のモノと勘違いしている

あの麻生氏は、われら国民から搾り取った税金を自分のモノと勘違いしているのでしょう。それにしても、なんと低レベルの人間が8年以上も長きに渡って財務大臣の椅子にしがみついているのでしょうか。

 ところで、昨年の5月、われら国民は全員、一律10万円の公金を支給されていますが、このことに麻生氏は今でも、反対しており、国民に対して、何か根に持っているのでしょう。

 国民から観れば、この10万円は、これまで搾り取られた税金の一部が返済されたに過ぎませんが、あの麻生氏の方は、国民から徴収した税金はすべて自分のモノと勘違いしているのです。

そのような彼の本音では、国民から徴収した税金の一部を特別定額給付金として国民に返済したことをいまだに悔やんでいるのでしょう。

3.穿った見方をすれば、麻生氏の暴言は、確信犯的な自爆行為なのか

 あの麻生氏の暴言のシーンを観て、筆者個人は、麻生氏は故意に国民を怒らせているかもしれないと思いました。

 もしそうなら、何のために、国民を怒らせようとしているのでしょうか。

 ここで浮かんでくるのが、河野太郎氏(現・行革大臣およびコロナワクチン接種担当)です。なぜなら、河野氏は、麻生派のホープの一人だからです。

 そこで穿った見方をすれば、麻生氏は、内心、菅総理を見下しているのではないでしょうか。

 あの麻生氏は、昔ながらの封建的な世襲制を重視しているはずですから、麻生氏から観て、菅総理は間違いなく、単なる“成り上がり者”でしかないのでしょう。

 そのような価値観に囚われる(とらわれる)麻生氏の本音では、成り上がり者・菅氏を早く引き摺り下ろして、麻生派の河野氏を次期総理に据えたいと思っているのではないでしょうか。ちなみに、その河野氏は世襲三世の議員です。

 いずれにしても、今回の麻生氏の暴言は、菅総理の足を強く引っ張ったのは間違いありません。

注1:ニフティニュース“麻生太郎財務大臣が「マスクはいつまで?」発言 副総理にも関わらず「他人事」とも”2021年3月20日
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12268-1005600/



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 事業再構築補助金、事務局をパソナに399億円で委託…計画未達の企業に補助金返還要求 :経済板リンク 
事業再構築補助金、事務局をパソナに399億円で委託…計画未達の企業に補助金返還要求(Business Journal)
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/230.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 黒川元検事長の略式起訴は大甘 退職金も弁護士資格も無傷(日刊ゲンダイ)



黒川元検事長の略式起訴は大甘 退職金も弁護士資格も無傷
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/286717
2021/03/19 日刊ゲンダイ


略式起訴された黒川弘務・元東京高検検事長(C)日刊ゲンダイ

 昨年5月「賭けマージャン」が発覚し、引責辞任した黒川弘務・元東京高検検事長(64)が、18日、賭博罪で略式起訴された。

 東京地検は昨年7月、不起訴処分(起訴猶予)としていたが、検察審査会が12月に「起訴相当」と議決したことを受けて処分を一転させた形だ。

 単純賭博罪の法定刑は、50万円以下の罰金か科料。略式起訴は、公開の法廷で審議されることなく、非公開の書面審理だけで罰金などを求める手続きだ。東京簡易裁判所が略式命令を出し、罰金が納付されれば、手続きは終わる。

 略式起訴したことについて、東京地検は「検察審の議決を真摯に受け止めた」などとコメントしているが、黒川元検事長の“救済”に動いたのは明らかだ。

 もし、東京地検が再び「不起訴」とすれば、検察審は2度目の審査でも「起訴相当」と議決し、黒川元検事長は「強制起訴」され、正式裁判が開かれる可能性があった。「強制起訴で法廷に立たせるより、略式起訴で終わらせた方が得策」と判断したのはミエミエである。

 黒川元検事長を刑事告発した「菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会」の藤田高景代表はこう言う。

「裁判になれば、禁固以上の刑に処せられる可能性があります。禁錮刑以上の刑が確定すれば、黒川氏は弁護士資格を剥奪される。5900万円とされる退職金の返納の義務も生じます。罰金刑なら弁護士資格も退職金も守られる。略式起訴は究極の救済策ですよ」

 国民は納得しない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 1都3県の人出大幅増、緊急事態を解除をすればこうなるのは当然(まるこ姫の独り言)
1都3県の人出大幅増、緊急事態を解除をすればこうなるのは当然
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/03/post-8cd2a3.html
2021.03.21 まるこ姫の独り言


本当に無能無策な政府で嫌になる。

確か緊急事態宣言の解除を、菅は18日の木曜日にも言及していたが、「解除」を総理が言及すれば、待ってましたとばかりに人出が増えるのは当たり前の話じゃないか。

「解除」という言葉だけに反応して、コロナの感染状況が改善されたと勝手に勘違いしている人も多そうだ。

この雨の中でも1都3県の人出大幅増だそうだ。

1都3県の人出 宣言発出直後と比べ大幅増
   3/21(日) 12:07配信 日本テレビ系(NNN)

>21日に緊急事態宣言の延長期限を迎える1都3県の20日の人出は、宣言の発出直後と比べて大幅に増加していました。

>携帯電話の位置情報の解析では、都内の20日午後3時台の人出は1月の緊急事態宣言発出直後の土曜日と比べて、上野駅はプラス42.3%、原宿駅ではプラス76.1%、お台場ではプラス91.3%など


凄い増加率だ。
多いところでは+90%以上。


今まで我慢してきた分、「解除」されたからと、気分は一気に爆発してみんなイケイケドンドンじゃないのかしら。

今日のサンモニで倉持医師がリモート出演をしていて
>緊急事態宣言というのは、その間に有効な策を練ってコロナ対策をしていく時期でもあるが、それを何もせずにただ2週間伸ばしただけの解除となった。この1年国が行ってきたことは事後対策。こういうことが起こったらこうしましょうみたいな事前に予防する策は何も打ってきてない

>諸外国に比べると圧倒的にPCRの検査体制も不十分であったし、遺伝子を調べる体制も5%から10%と非常に少ない。ウィルスの性状を調べるのに感染研のキャパシティーに合わせるのではなく、国がリーダーシップをとって各大学病院や研究所と組んで体制の構築をしていくことが必要


と、表に出る機会が多い人が政府に忖度せず、舌鋒鋭く語っていたが痛快この上なかった。

この人に対策本部長に貰いたい程、理にかなった発言をしている。

まったくその通りで、延長・再延長と宣言したは良いが、政府としての対策がまったく見えてこなかった

政府の対応が、国民への強制自粛で1年過ぎたと言っても過言ではないだろう。

やった振りだけの対策で解除は、あまりに無責任すぎる。

「打つ手が無くなった」なんてことを平気で公言している政府の関係者がいるが、打つ手も何も国民へのお願いがメインだっただけで、政府としての予防策は打ってこなかったじゃないか。

経済のために緊急事態宣言を解除で、もう目も当てられない状態になるのはすぐそこに来ている。

今までも決して感染者数が劇的に減ってきたわけではなく下げ止まりの傾向にあったのが、この陽気でみんなの気分はどんどん上向いた結果、リバウンドが始まっていた。

それでも「解除」で一気に感染拡大に突き進んでいくのではないか。

田崎史郎や政府は病床数が軽減したから、「解除」と屁理屈を言っていたが、何の策も打たなければ病床数はすぐにひっ迫する。

これで5輪だけはやれると思っているのだから呆れ果てるよなあ。

アベスガの言うように、いつコロナに打ち勝つのか。

証とは何なのか。

安倍の言う、「完全な形での5輪開催」とは何を指し示すのか



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <呪われた五輪、拡大コロナ>菅首相 その存在自体が疫病神(日刊ゲンダイ)

※2021年3月20日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2021年3月20日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加し、感染力の強い変異株も拡大。世論の約6割が延長を望む中、菅首相は「もう打つ手なし」の本音をひた隠し、緊急事態宣言の解除を決めてしまった。

 18日の正式表明会見で、菅は「感染拡大を二度と起こしてはいけない」として、「5つの対策」を打ち出した。その1つ、「安全・迅速なワクチン接種」が早くもガタガタだ。

 きのうの参院予算委員会で、65歳未満の一般向け接種への移行スケジュールを問われた河野ワクチン担当相は、「3月中に自治体が(65歳以上の)接種体制・計画をつくる。まずはそれをしっかり見ていきたい」と明言を避けた。

「安全・迅速」を掲げながら、ワクチン接種体制と計画づくりの責任は自治体に押し付け、スケジュールすら明言できないのである。

 菅政権は6月末までに医療従事者と高齢者の先行接種分を超える約5000万人分を確保したと胸を張るが、実際に接種できるか否かは次元の異なる問題だ。

 来月12日開始の高齢者接種について、みずほ総研は全員が2回の接種を6月末に終えるには、1週間に約785万人が受ける必要があると試算。だが、立ちふさがるのは看護師不足だ。ただでさえ、大都市を中心に看護師の数は需要に追いつかないのに、ワクチン接種に新たな人材を確保するのは困難だ。各自治体とも看護師の手配に悲鳴を上げているが、菅政権は支援の手を差し出そうともせず、ひたすら責任を丸投げしている。

国民7割のワクチン接種完了は来年6月

 その結果、実際の接種は大幅に遅れそうだ。みずほ総研の推定だと、ピーク時でも週300万〜400万人のペースでしか進まない。

 高齢者全員の接種完了は「2021年9〜10月ごろ」、さらに集団免疫獲得の目安とされる全人口の7割が接種を終える時期は「2022年3〜6月ごろ」になる見通しだという。

 この試算も、予定通りワクチンを確保できることが大前提だ。現状は国産ワクチンを持たない上、EUの輸出管理強化も6月末まで延び、安定供給は見込めない。メドをつけた5000万人分も、河野は「100%確保」と断言せず、「EUの承認が前提」と含みを持たせる。EUの都合によって反故にされる恐れもあるのだろう。

 週明け22日には、米ファイザー製ワクチン輸入第6便として約65万人分が届く予定だが、それを加えても確保したのは約204万人分。おかげで接種ペースは世界各国と比較にならないほど出遅れている。

 19日の時点で接種を受けた人は約55万人と、総人口の0・44%に過ぎない。英オックスフォード大研究者らの調査によると、イスラエルは59・5%、イギリス37・2%、米国22%だ。日本の人口当たりの接種率はOECD加盟37カ国中、断トツの最下位である。

 おまけに、政府がファイザーと交わした年内7200万人分の提供契約は「確約」ではなく、「最大限の努力」にとどまる。全国民分の確保の目標時期も「今年前半」「年内」から、いつの間にか「来年2月末まで」と後ズレの連続だ。この調子だと、今後も大幅に後退しかねない。

 いくら菅が「安全・迅速なワクチン接種」と豪語しても信用はできないのだ。「コロナ阻止に5つの対策」は「コロナ拡大放置の無策」の間違いではないのか。

人権重視の覚悟なく逆に人権軽視の恥さらし

 先進国ワーストのワクチン劣等国のトップのくせに、菅はよくぞ「新たなウイルスを克服した証しとして五輪を開催したい」などと妄言を吐けるものだ。聞いている方が赤面してしまう。

 菅が放置しているのは感染拡大だけではない。このところ、長期金利がじわじわ上昇している。長年ゼロ近辺に張り付いていたのに、瞬間的に0・15%を突破。いったんは0・1%台を割り込んでいたが、再び戻っている。

 異次元緩和の開始から間もなく丸8年。すっかり異常な低金利に慣れてしまい、経済活動の前提条件となっている。諸外国と異なり、日本経済は金利上昇リスクに極めて弱い構造なのに、菅は金利上昇に何ら対策を打たず、お手上げ状態だ。

 菅には国民の命や生活、経済を守る責任感はみじんもない。頭の中は来月の訪米でいかに支持率を回復させるかでいっぱいのようだが、露骨な米国すり寄りが日中関係を一触即発状態にしかねない展開となってきた。

 日本時間19日、米アラスカ州アンカレジで開かれたバイデン政権発足後、初となる米中外交トップによる直接会談は、双方が1時間以上も公開の場で激しく罵倒し合う異例の舌戦となった。

 冒頭にジャブを放ったのはブリンケン米国務長官だ。新疆ウイグル自治区の人権侵害や香港の統制強化などを持ち出し、「中国の行動に対する深刻な懸念について議論する」と明言した。

 対する楊潔篪・共産党政治局員も負けていない。15分以上も米国の黒人差別問題をやり玉に挙げ、「多くの米国民は米国流の民主主義を信頼していない。世界に押し付けるのはやめるべきだ」と反論。香港などは「中国の内政問題」と訴え、米国の「内政干渉」を批判したのだ。

 とてもトランプ政権時代に「新冷戦」と呼ばれるほど悪化した対立の妥協点を話し合える雰囲気ではない。

定見や見識ゼロで、あるのは野心だけ

 世界の覇権を競い合う米中両国の主張が平行線をたどれば、その悪影響は間違いなく日本にも及ぶ。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)が言う。

「バイデン政権は人権重視。トランプ政権以上の対中強硬姿勢は予想されましたが、ここまで対立激化が可視化されると、菅首相がバイデン大統領に尻尾を振る日本にも中国の矛先が向きかねません。既にバイデン政権と人権外交で歩調を合わせる豪州は、中国に前触れもなく、木材、銅鉱石、ワイン、ロブスターなど、あらゆる品目の輸出にブレーキをかけられ、大打撃。それでもモリソン豪首相は人権重視の旗印を降ろしませんが、菅首相にそんな覚悟はない。4月訪米も『バイデン大統領が世界の首脳の中で最初に直接会う相手』との“名誉”を切望し、ねじ込んだだけ。その見返りに恭順の意として、どんな“土産”を米国に差し出すのか知れたものではないが、菅首相にすれば支持率回復につながれば万々歳。大義なき朝貢外交のツケで中国にニラまれたら、たまりません。中国は日本にとって最大の貿易相手国であり、日系企業の海外拠点数も第1位。コロナ禍に喘ぐ経済界は『勘弁してくれ』が本音でしょう」

 しょせん菅はコロナ拡大で困窮する国民には目もくれず、政権維持しか考えていないのだ。こんな首相の下で、五輪突入とは神をも畏れぬ蛮行だが、その“たたり”は既に表れている。

 土壇場で組織委員会の森会長が女性蔑視発言で辞めたかと思えば、今度は開閉会式の演出責任者の佐々木宏クリエーティブディレクターが容姿侮蔑アイデアがバレて、辞任に追い込まれた。

 人権後進国として世界に恥をさらし続ける「呪われた五輪」でも、菅はお構いなし。来週25日から聖火リレーを予定通り始めるための宣言解除としか思えない。その狙いもやはり「支持率回復」と「政権維持」だ。

「就任から半年、菅首相は何ひとつ国民に良いことをしていません。コロナ拡大には『風にそよぐ葦』で、定見や見識もなく、フラフラするのみ。息子の問題すら処理できないのに、ひたすら野心をギラつかせています。長く居座るほど国民は不幸になるだけで、その存在自体が、もはや疫病神です」(政治評論家・森田実氏)

 過去6度の国政選挙で自民党を圧勝させ、亡国の首相を選んだ国民は、その報いを受けざるを得ないのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 神社本庁の不正土地取引で東京地裁が最高幹部の「背任」の“真実相当性”を認定! 雑誌「皇室」、自販機利権など神社本庁は疑惑だらけ(リテラ)
神社本庁の不正土地取引で東京地裁が最高幹部の「背任」の“真実相当性”を認定! 雑誌「皇室」、自販機利権など神社本庁は疑惑だらけ
https://lite-ra.com/2021/03/post-5829.html
2021.03.21 神社本庁の不正土地取引で最高幹部の「背任」の“真実相当性”を認定 リテラ

    
    神社本庁公式HPより

 宗教法人「神社本庁」といえば、全国約8万社の神社を統括する一方、日本会議らと連携して、戦前回帰や憲法改正などの極右運動の中心をとなっている組織。3月18日、東京地裁でその神社本庁の不正を認定する注目の判決があった。

 判決があったのは、神社本庁から懲戒解雇などの処分を受けた同庁の元総合研究部長・稲貴夫氏らが処分を不当として地位確認を求めた訴訟。地裁は懲戒処分を無効と判断し、神社本庁側に賃金相当額の支払いを命じた。

 言っておくが、この裁判はただの労務トラブルをめぐるものではない。本サイトでも何度も取り上げてきたが、この訴訟の背景には、神社本庁のトップ・田中恆清総長やその盟友である神道政治連盟の打田文博会長による、不正土地取引の問題がある。

 神社本庁は2015年、所有する土地を関係の深い不動産会社に異常な安値で売却、転売させて大儲けさせているのだが、この土地取引について、稲氏が抗議し、田中総長や内田会長らによる背任行為だとする文書を配布。これに対して、神社本庁が稲氏を懲戒解雇、教化広報部長の瀬尾芳也氏を降格処分としたのである。

 ところが、今回、東京地裁の伊藤由紀子裁判長は、売却価格は相当低かったと指摘。田中総長や打田会長が背任を行ったと信じる相当の理由があったとし、稲氏の行為は「解雇に相当するとは言えない」と結論付け、瀬尾氏への処分も無効と判断した。

 判決を受けて記者会見した稲氏は「主張が全面的に認められた」と話したが、実際、この判決は、神社本庁の土地取引が不正なものであり、背景に田中総長や打田会長による背任行為があったと認めたも同然の判決と言っていいだろう。

 しかし、この土地取引問題は神社本庁とその幹部が抱える闇の氷山の一角でしかない。今回、改めて不正土地取引発覚の経緯と詳細を振り返りながら、神社本庁とその幹部たちの背後にちらつくさまざまな利権、疑惑を検証したい。

 問題の不動産不正取引疑惑は、2015年、神奈川県川崎市にある神社本庁所有の職員用宿舎が、東京都新宿区の不動産会社「ディンプル・インターナショナル」(以下、ディンプル社)へ1億8400万円で売却されたことに端を発するものだ。

 ディンプル社は売買契約日当日に職舎を別の不動産会社A社へ約2億1000万円で転売し、A社も翌年、大手ハウスメーカーB社にさらなる高額で転売。この“不動産転がし”によって職舎は最終的に3億円超の値がついた。つまり、神社本庁からしてみれば、全国の神社や氏子らの“浄財”からなるはずの不動産を、売れる値段のたった6割の値段で手放したわけだ。

■神社本庁の不動産を異常な安値で購入し即日転売した会社と神社本庁の関係

 しかも、この不動産取引をめぐっては、極めて不可解な事実と、きな臭い関係性が浮上した。
疑惑の中枢は、神社本庁の不動産を転売してその差額約3000万円を儲けたとみられるディンプル社の存在だ。

 実は、神社本庁の内規では、「やむを得ない事情」により基本財産を売却する際、原則として3者以上の競争入札に付す必要があるなど、厳しい制約がある。ところが、問題の宿舎は入札にかけられず、ディンプル社に随意契約で売却され、買値を大きく上回る額で即日転売されていたのである。

 また、ディンプル社は過去に神社本庁の別の不動産取引にも関わっており、その際もやはり即日転売で儲けを出していたという情報もあった。

 どう見ても、神社本庁関係者と組んで転売ビジネスをやっていたとしか思えないのだが、調べていくと、案の定、本庁幹部との特別な関係が浮かび上がってきた。

 ディンプル社は新宿の小さな会社で、社長の高橋恒雄氏は、「日本メディア・ミックス」(以下、メディアミックス社)という別会社も経営しており、2社は同じマンションの一室に同居している。メディアミックス社は、神社本庁の外郭団体「日本文化興隆財団」が手がける季刊誌「皇室 Our Imperial Family」の定期購読などを担当。その手数料などで利益を上げていた。

 つまり、神社本庁の不動産取引の中抜きで3000万円の利益を上げた会社は、神社本庁の外郭団体が仕切っている雑誌の販売を請け負っている会社と事実上、一体だったというわけだ。

 さらに調べていくと、この2社の社長である高橋氏は“神社界の大物”と20年来の付き合いがある昵懇の仲であったことがわかった。

 その大物とは、今回の判決文で、神社本庁のトップ・田中恆清総長とともに“背任を行ったと信じる相当の理由があった”とされた、神道政治連盟会長の打田文博氏だった。打田会長は、閣僚や官邸幹部、自民党幹部なとどとも直接面会を重ねており、神社界と政界をつなげるキーマンの一人と目されている人物。現在は本庁の役職に就いていないが、前述の日本文化興隆財団の理事のひとりであり、か つて同財団が所有する渋谷の土地を売却し、ディンプル社を通じて代々木にビルを購入した際にも財団側から関わっていたとされる。

 また、打田氏は「神社本庁総長・田中総長と“一心同体”」「本庁内で多大な影響力を持つ、事実上の2トップ」(神社関係者)といわれているのだが、その田中総長は2010年の就任以降、2期6年で退任するのが通例であるところを異例の4期目に入るなど、長らく実権を握ってきた存在。

 こうしたことから、今回の安値売却も神社本庁の幹部がかかわった意図的な背任行為であり、ディンプル社に流れた巨額の金の一部が、還流しているのではないかという見方が浮上してきたのだ。

■神社本庁幹部の背任行為を告発し、解雇された職員が裁判で立証したこと

 そんななか、事態の深刻さを察知した神社本庁の元総合研究部長・稲貴夫氏が「神社本庁の正常化」を呼びかける檄文を当時の小串和夫副総長や理事に手渡すなど、不正疑惑を正す行動を始めた。そして、2017年6月にはこの不動産不正売却疑惑を「ダイヤモンド・オンライン」がスクープ。2億円近い資産が闇に消えた不可解な事実が明るみに出たのである。

 ところが、これに対する神社本庁の姿勢は不誠実極まりないものだった。神社本庁理事の國分正明・元文部事務次官を委員長とする調査委員会を発足させたのだが、同年7月、“職舎の売却は妥当だった”と結論づける報告書を提出したのだ。

 このすぐ後には、調査委員会の責任者である小串副総長が辞任。小串氏はこの件についてメディアの取材には応じない姿勢とされるが、「田中総長に対する“抗議”としての辞任ではないか」(複数の神社界関係者)との見方も強い。

 しかし、これを受けた田中総長を中心とする役員会は「調査報告書で全てが片付いたと言わんばかり」(神社本庁関係者)に振る舞い、同年8月、疑惑の解明と神社界の信頼回復を訴えた前述の稲氏を「神社界全体の信用を著しく傷つけた」等の理由で懲戒免職に。また、田中総長らからディンプル社と契約するよう圧力をかけられたと主張している瀬尾芳也・元教化広報部長も減給降格に処したのである。

 明らかに内部からの不正追及の動きに対する“報復”だが、稲・瀬尾両氏はこの処分を不服として、2017年10月、神社本庁を相手取り、処分無効を求めて東京地裁へ提訴した。

 裁判のなかで、田中総長と打田会長の周辺が、ディンプル社への職舎売却をゴリ押ししていたことが明かされていく。

 たとえば、瀬尾氏は問題の不動産取引に財務部長として関わっていたのだが、当初、職舎をできる限り高い値段で売ろうとの考えから、大手信託銀行に仲介を頼んで複数の買い手を見つける方針を検討していた。ところが、打田会長の“腹心”とされる当時の総務部長から「銀行や不動産屋が仲介する方法では2、3年先になる。別の方法を考えるように」と指示されていたことを明らかにした。

さらに、瀬尾氏は打田会長の元部下である当時の総務課長からも「ディンプルの高橋社長が怒っている。早くしてくださいよ」と急かされたこと、のちになってこの総務課長は、ディンプル社と契約させようとする発言は打田会長からの伝言であったことを、認めたということも明かされている。

■“黒い人脈”報道の福田富昭レスリング協会会長も神社本庁の利権に関与か

 つまり、今回の東京地裁による神社本庁の全面敗訴判決は、稲氏らが法廷でこうした不正土地取引の実態を証言し、田中総長、内田会長らの背任行為の立証を積み重ねてきた結果なのだ。

 しかし、疑惑解明はこれで終わりではない。というのも、今回の判決はあくまで、稲氏らの不当解雇を無効とする根拠として、「背任行為があったと信じるに足る理由があった」とされただけで、その背任行為の全貌が明らかになったわけではないし、田中総長も打田会長もなんら責任をとっていないからだ。

 実は、田中総長は、稲氏らが訴訟を起こした約10カ月後の2018年9月、神社本庁の役員会で、辞意を表明したと報道されたが、その後、すぐに撤回していまも総長の椅子に居座っている。

 この辞意撤回は、辞任をきっかけに不動産問題だけでなく、数々の疑惑がドミノ式にクローズアップされ、責任が波及していくと周囲に説得されたからではないかといわれている。

 実際、不動産不正取引は神社本庁をめぐる疑惑の氷山の一角でしかない。神社本庁の外郭団体・日本文化興隆財団をめぐる季刊「皇室」の販売利権もその一つ。前述したように、神社本庁の不動産を格安で購入して大儲けしたディンプル社の事務所には、同じ高橋氏が代表者をつとめるメディアミックス社が入っており、同社は、季刊「皇室」の販売を代行していた。販売代行といっても、神社関係への定期購読や直販を担当しているだけで、販売利益の一部がほぼ何の苦労もなく同社に流れる仕組みになっていたのである。

 そして、問題なのは、このメディアミックス社の創業者で大株主だった人物が。2018年の2月まで、「皇室」の事実上の発行元・日本文化興隆財団の理事を務めていたことだった。

 その人物とは、福田富昭氏。パワハラ問題で大揺れに揺れた日本レスリング協会の会長をつとめている“アマレスリング界のドン”として有名な人物で、2018年4月には「週刊文春」(文藝春秋)で山口組元最高幹部との“黒い人脈”を追及された。

 こんな人物が神社本庁の外郭団体の理事を務めていたというだけでも驚きだが、福田氏はしかも、自分の息のかかった会社でその団体の発行する雑誌の直販を独占して利益をえていたのだ。これは、利益相反に当たらないのか。

■外郭団体発行の「皇室」、自動販売機利権、さらには政治家の関与も?

 福田氏の神社ビジネスへの関与疑惑はほかにもある。たとえば、日本文化興隆財団が近年力を入れている事業のひとつに「鎮守の森を守る自動販売機」なるものがあるのだが、財団のホームページで事業協力企業の筆頭に記されているのが、飲料自販機大手のジャパンビバレッジ。ジャパンビバレッジといえば、「クイズに不正解だと有給休暇を与えない」なるブラックパワハラメール問題で世間を騒がせたこともあったが、福田氏はジャパンビバレッジの前身会社時代から一時期まで社長を務めていた。

 また、財団の別の自販機設置事業では、ジャパンビバレッジでなく、メディアミックス社が絡んで利益を上げているケースもあるようだ。

 神社本庁の不動産取引もこうした福田氏と神社本庁の関係がはじまりではないかともいわれている。

「福田さんと、メディアミックス社の現社長で神社本庁の不動産を格安で購入したディンプル社の高橋社長は、日大レスリング部の先輩後輩の関係。高橋社長が神社本庁に食い込めたのも、福田氏がきっかけではないかといわれています」(財団関係者)

 そして、この福田氏もまた、神道政治連盟の打田文博会長と非常に親しい間柄だったといわれているのだ。

「田中総長と打田さん、福田さん、高橋社長の四者は完全に“グループ”として見られていました。打田さんや田中総長に利益が還流していたとは考えたくありませんが、少なくともメディアミックス社やディンプル社のビジネスの後ろ盾になっていたのは間違いないのでは」(前出・財団関係者)

 さらに気になるのは、打田会長の政界人脈だ。打田会長の率いる神道政治連盟の国会議員部門である神道政治連盟国会議員懇談会の会長を安倍晋三・前首相が務めているが、打田会長はほかにも政界に幅広い人脈を持っているとされる。

「財団は2018年の7月に悲願だった公益財団法人の認定を受けたのですが、その後ろ盾となったのが、その年、福田さんの後任として財団の新理事に就任した、元官房副長官の石原信雄さん。その石原さんを財団に引き込んだのが、やはり打田さんだったと言われていて、そこには現役政治家の関与もあったのではないかと噂されています」(前出・財団関係者)

 いずれにしても、神社本庁をめぐる闇はまだまだ深く、疑惑や不正は何一つ解明されていない。今回の判決は評価すべきだが、これで疑惑を幕引きさせてはならない。元幹部職員と神社本庁との裁判の行方も含め、メディアはこの問題を徹底追及していく必要がある。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/726.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年3月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。