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2021年7月13日00時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK281] <しゃべれない首相と口からデマカセの大臣たち>西村康稔 耐えられない軽さと舌先三寸(日刊ゲンダイ)

※2021年7月12日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年7月12日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

「#西村康稔の更迭を要求します」「#西村康稔大臣の議員辞職を求めます」――。SNS上には更迭や辞任を求める声が渦巻いている。

 新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、12日から再開する4度目の緊急事態宣言で、酒類提供停止などの要請に応じない飲食店に対し、取引金融機関から順守を働きかけるよう求めた西村コロナ担当相。仰天発言は、東京都に再び緊急事態宣言を発令することを政府が正式決定した8日の会見で飛び出した。

「情報を金融機関としっかり情報共有しながら、順守を働きかけていく」「関係省庁ともすりあわせている。文書で要請をしてもらうことを考えている」などとドヤ顔で発言したのだ。

 酒類販売業者にも、政府の要請に応じない飲食店との取引を停止するよう依頼。「メディアや広告で(飲食店を)扱う際に、順守状況に留意していただくよう依頼を検討している」とも言っていた。

 言うことを聞かない飲食店は取引先の金融機関や酒類販売業者を使って締め上げる、メディアも政府の手先になって飲食店を監視しろと言っているに等しい。

「一体、何の権限があって言っているのでしょうか。飲食店に融資している金融機関の優越的地位を政府が利用して圧力をかけさせるなんて異常だし、憲法が保障する『営業の自由』をどう考えているのか。官僚出身とは信じられない浅慮、軽佻浮薄にも程があります。当局に逆らえない金融機関も困るだろうし、脅して言うことを聞かせるなんて、マトモな政府のやることではない。緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の繰り返しで、飲食店は疲弊しています。協力金の振り込みも遅れがちというから、背に腹は代えられず、要請に従わずに酒類の提供をする店も出てくる。それぞれ生活がかかっていれば死活問題だからです。要請に応じてもらうためには、まず補償をしっかり迅速に行うことが政府の仕事でしょう。やるべきことをやらず強権を振りかざす西村氏の発言に国民の怒りが沸騰するのは当然です」(政治評論家・本澤二郎氏)

 菅首相は9日午前、記者団から西村の発言について問われると、「どう発言されたかは承知しておりません」とスットボケていたが、知らないはずがない。

上に媚びへつらい弱者をドーカツするチンピラ風情

 内閣官房が8日にHPに掲載した自治体向けの通知には「金融機関等へのご依頼等について」という項目があった。「事務的ミス」だとか言い訳してウヤムヤにしているが、内閣官房の文書まで作られていたのだから、西村の一存のはずがないのだ。菅も了承していただろうに、しらばっくれる。安倍前政権以降、その場しのぎの嘘がすっかり常態化してしまった。

 結局、飲食店への圧力は、世論の猛反発で翌日には撤回に追い込まれたが、自分が矢面に立って親分を守った西村は、組織内で点数を稼いだとでも考えているのではないか。真っ先に自民党の二階幹事長のところにスッ飛んで行って、「すみません」と謝罪したというのだ。謝る相手が違うだろう。ヤクザの鉄砲玉みたいだ。

 3年前の西日本豪雨の際も、安倍前首相らが出席して衆院赤坂宿舎で開かれた宴会「赤坂自民亭」で所属議員が浮かれる写真をツイッターにアップしたのが当時官房副長官だった西村だ。危機意識の欠如に批判が集中し、安倍の責任を問う声も上がると、「大雨の被害が出ている最中に会合をやっているような誤解を与えた」と慌てて謝罪。誰も誤解などしていないのだが、自分の軽率な行動が安倍に迷惑をかけたことを謝っているような態度だった。

 名門の灘高から東大に進んだ西村の先輩にあたる精神科医の和田秀樹氏が言う。

「同窓生ということで、自民党の会報誌のようなもので対談したことがありますが、彼は遅刻してきて謝りもしなかった。先輩であっても、自分より格下と見ると傲慢な態度に出るのです。一方で、上昇志向が強く、自分より上の人間には媚びへつらうタイプだという風評も聞こえてくる。西村氏は経済再生担当でもあるのだから、金融機関に対して、飲食店は厳しい状況だけれど何とか融資を止めないで欲しい、返済を少し猶予してもらえないかとお願いするなら分かります。経済再生の道筋も考えず、自分たちの言うことを聞かない店は潰せというのは、どうかしている。精神科医の立場から見ても、西村氏の振る舞いは常軌を逸しています。どんなに勉強ができても、人の気持ちが分からず想像力も働かない人間が政治をやってはいけない。説明が苦手な菅首相が、スポークスマン役を任せていることが最大の間違いで、西村氏は早く辞任した方が国民のためです」

 弱者に寄り添う姿勢が見られないのは、この政権の特性でもある。国民に自助を強いる菅を筆頭に、自治体にワクチン接種をせかし「あまりに遅いところは1クール飛ばすこともあり得る」と恫喝した河野ワクチン相、請負先業者について「徹底的に干す」「脅しておいた方がいい」などと発言したとされる平井デジタル相、五輪開催に関する専門家の提言を「別の地平」と切り捨てた丸川五輪相……。政権の上から目線、ドーカツ体質がよく表れている。ちょっと脅せば言うことを聞く、勝手に忖度してくれるという驕りだ。

国民の信頼を失った自公政権に政権担当能力はない

「このコロナ禍で政策当局の無能さ、お粗末さが次々と露呈し、国民は怒り、呆れている。金融機関まで使った西村大臣の飲食店ドーカツにしても、『これはできない』『法的に無理だ』と進言する人はいなかったのでしょうか。官邸が決めたことに誰も異議を唱えず、官僚が唯々諾々と従う風潮が安倍長期政権で霞が関全体に行き渡ってしまった。目的のためには憲法も法律も無視して圧力をかける。都合の悪いことは答弁拒否か、その場しのぎの嘘でゴマカす。そういう安倍政治を継承する菅政権で、国民は政府を信用できなくなっている。今回は標的にされたのが飲食業界ですが、状況によっては、いつ自分が理不尽に締め付けられるかも分かりません。なにしろ、国民の命を犠牲にして五輪を開催する政府です。こうなると、自分の身は自分で守るしかないと考えるようになる。国民の信頼を失った自公政権には、もはや政権担当能力がありません。説明を拒否し、嘘でゴマカし、そのくせ強権を振りかざす国民無視の政治を続けさせないためには、秋の総選挙で有権者が意思表示するしかないのです」(本澤二郎氏=前出) 

 世論の高まりに恐れをなしたのか、西村は11日、ツイッターで3回にわけて長文を投稿。

<飲食店の皆様には、新型コロナ対策にご協力頂き感謝申し上げます。この度は、私の発言で、混乱を招き、特に飲食店の皆様に不安を与えることになってしまいました。何とか感染拡大を抑えたい、多くの皆様にご協力頂きたいとの強い思いからではありますが、趣旨を十分に伝えられず反省しております>などと釈明したが、舌先三寸、口からデマカセとしか思えない。

 上から目線でドーカツする趣旨が伝わったからこそ、国民の怒りは収まらず、炎上しているのだ。自分たちの無能無策を棚に上げて、何様のつもりなのか。

 こんなのがコロナ担当では、政府のことなど誰も信用できないのは当然で、西村の発言が決定打になり、緊急事態宣言下でも要請に応じない飲食店が続出するのではないか。それは、国民をバカにするなという意思表示でもある。開いている店で酒を飲むことも躊躇しなくなる。国民の命と生活を守るためではなく、五輪を開催したいがための緊急事態宣言だと感じているからだ。

 11日後には東京五輪の開会式だが、緊急事態宣言の効果は望むべくもなく、コロナ感染拡大は止まらないだろう。その時、誰が責任を取るのか。しゃべれない首相と、口からデマカセの大臣たちに事態の収拾ができるのか。

 この国はいよいよ無政府状態になってきた。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/836.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 「おもてなし」外国選手はとバスツアー 競技が終わったらすぐ帰国させよ(まるこ姫の独り言)
「おもてなし」外国選手はとバスツアー 競技が終わったらすぐ帰国させよ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/07/post-504be0.html
2021.07.12 まるこ姫の独り言


いつまで平時の発想でいるのだろう、五輪村の面々は。

おもてなしのために、外国人選手に対してはとバスツアーの計画があるという。

東京五輪「おもてなし」外国選手はとバスツアー′v画 組織委・橋本会長も検討
              7/12(月) 5:00配信 サンケイスポーツ

>東京五輪の選手村(東京・晴海)から外国選手らを乗せて都内の観光名所を巡るはとバスツアー≠ェ計画されていることが11日、関係者への取材で分かった。選手村の宿泊者は新型コロナウイルス感染防止策で外部との接触が遮断され、観光地などに足を向けられないが、バスの中から景色を眺める分には問題ないと判断。

バスの中から景色を見るだけだったら、何が面白いのかよくわからん。

そこまでして「おもてなし」のためにはとバスツアーを計画する神経もわからない。

やはりツアーと言ったら、行った先々で現地の状況を肌で感じるのがだいご味であるのに、バスの中から景色を見るだけ。

選手本人はそれで満足なのか、面白いのか。

しかもバスの中では会話を極力抑えろと言われるだろうし、本当にただ見てるだけ。。。

「日本の文化に少しでも触れてもらうため」に計画するそうだが、遠くから見てるだけで何が分かるのだろう。

しかも緊急事態宣言が出されても、もう都民は今までのように家に巣ごもりしないだろうし、ゴーストタウン状態と言うのは考えられない。

多分、ある程度街の賑わいはあるのにバスの中は戒厳令状態で一歩もバスの外に出られないでは、不満に思う選手もいるのではないか。。。。

五輪村の考える「おもてなし」の発想が根本から違う。

世界はワクチン接種である程度落ち着いているのに、日本だけ周回遅れでワクチン接種が遅れている。

そういう国が五輪を強行するという、それこそ諸悪の根源で、五輪開催をしたければ1年前から万全の体制を整えておかなければいけなかった。

この国の2回のワクチン接種率が、五輪開催間際で未だ20%程度で、よくも五輪強行と言う暴挙に出られたものだ。

菅は、1回ワクチン接種した人の割合がが40%程度になったら感染率は下がってくると言っていたが、何を根拠に行っているのか。

専門家からは2回接種をしないと効果は上がらないと言われているのに。

コロナ禍での真の「おもてなし」と言うのは、せっかく来日してくれた選手に最大限の安心を与えるという事じゃないのか。

国民のワクチン接種率が、恐ろしいほど低い国が五輪強行と言う事は、国民だって海外の選手やメディアの人達から感染拡大されたくないし、外国の選手やメディアだって日本人から感染されたくないだろうから、ここは、競技や取材が済み次第、即刻、帰国するという事に尽きると思うが。

ドライに解散。即帰国。

これがお互いにとって最善策だと思う。


組織委員会だって、平時の際の五輪じゃない事はわかり切った事だし、選手もリスクはあっても競技をしたくてコロナ禍は承知で来日する訳で、何も気兼ねすることはない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/837.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 聖火お披露目式で五輪の本質表す光景…小池百合子、松岡修造ら来賓はテントで雨をしのいでるのに「手話通訳」は外で濡れながら進行(リテラ)
聖火お披露目式で五輪の本質表す光景…小池百合子、松岡修造ら来賓はテントで雨をしのいでるのに「手話通訳」は外で濡れながら進行
https://lite-ra.com/2021/07/post-5949.html
2021.07.12 07:05 聖火お披露目式で手話通訳が小池百合子らのテントには入れず雨に濡れ リテラ

    
    オリンピック・パラリンピック準備局(YouTubeチャンネル)より

 緊急事態宣言下での五輪開催という常軌を逸した日本政府や東京五輪組織委員会、IOC(国際オリンピック委員会)の決定に対し、「いったい誰のための東京五輪なのか」という疑問があがりつづけている。「平和の祭典」を謳いながら、その実態は国民の命と安全を軽視したものにほかならないからだ。

 そんななか、そうした東京五輪の本質を表す、あるネット記事が話題を集めている。

 それは、「ニュースサイトしらべぇ」が10日に配信した「五輪関連イベント、雨の中「手話通訳」続ける女性に報道陣からも心配の声」という記事。9日に聖火が大会開催都市である東京に到着し、駒沢オリンピック公園総合運動場で「聖火お披露目式」が開催されたが、このとき会場では雨が降っていたにもかかわらず、来賓はテント内に収まる一方、中継用の手話通訳を担当した女性は風雨にさらされ、取材カメラマンからも〈「屋根の下に入れてあげたらいいのに…」「“平和の式典”ってなんなんだろう(笑)」という声まで上がる始末だった〉と伝えたのだ。

 そこで、この「聖火お披露目式」の様子を東京都オリパラ準備局のYouTubeチャンネルの動画で確認してみたが、記事は事実だった。同式典は小池百合子・東京都知事や松岡修造氏、パラリンピックメダリストで聖火リレー公式アンバサダーの田口亜希氏、関係者らが参加し、約40分にわたって聖火の受け渡しや記念撮影がおこなわれたが、運動場に組まれたステージの上には小さなテントがひとつ。来賓者らは登壇するとテント内に入ったが、一方で司会と手話通訳の女性はステージ上のテントの外に立ち、雨合羽も傘もないまま、雨に濡れながら進行と手話をつづけたのだ。

 来賓はテント下で雨風をしのぎ、司会者と手話通訳の女性は服を濡らし、傘を傾けられることもなく黙々と進行をつづける……。この式典を実施したのは東京都だが、司会者と手話通訳者が雨に打たれつづける場に居合わせた小池都知事を筆頭に、区議会議員ら政治家たちは、その光景に疑問を持たなかったのか。

 しかも、この目に余る「不公平」を伝えたのは同記事だけで、新聞でもテレビでも報じられていなかった。そのため、ネット上では記事が拡散され、こんな意見が飛び交ったのだ。

〈「おもてなし」どころか「おもいやり」のカケラもない〉

〈事前イベントでさえこの通り。大会が始まったとしたらボランティアや現場担当の人々はどんな扱いを受けるのだろう〉

〈もうこれ障害者差別の地繋がりじゃん…酷すぎて愕然とした〉

〈誰1人として傘を持って横に立つ人が居ないとは〉

〈オイラやっぱりあの場であの手話通訳の方に傘を差し掛けられるような人間がたくさんいる社会に住みたいしそういう人間になりたいよ〉

〈手話通訳者に傘をさしてあげるとか屋根のあるところでやってもらうとかの配慮ができない理由が全然分からない〉

 あまりにも当然すぎる意見といっていいだろう。しかも、この一件はけっしてこれだけの問題ではない。なぜなら、権力者や利権関係者たちだけが守られ、手話通訳という役割の人がないがしろにされていたこの風景は、東京五輪の本質を表すものだからだ。

■「利権関係者以外は捨て駒」という事態は、東京五輪のあらゆる場所で起きている

 実際、「利権関係者以外は捨て駒」という事態はあちこちで起きている。たとえば、日本政府は五輪開催までにボランティアへのワクチン接種を完了させるとし、組織委もボランティア7万人の接種を希望する人すべてに対するワクチン確保のめどが立ったと発表したが、ところがワクチン2回目の接種期間は7月31日から8月11日とされ、五輪の開催期間中には間に合わないことが露呈。すると、丸川珠代・五輪担当相は「1回目の接種でまず1次的な免疫をつけてもらう」などと言い出した。1回接種では十分な効果が得られないというのは政府も認め、必ず2回接種を受けるよう求めているというのに、よりにもよって閣僚が非科学的な主張を繰り広げたのである。

 しかも、政府は6日になって、選手らを送迎するバスの運転手などへのワクチン接種が東京五輪開催までには「とても間に合わない」と、自民党の外交部会で説明。11日には聖火リレーでランナーやスタッフを乗せた送迎バスの運転手の感染が確認されたと公表されたばかりだが、大会期間中には全国から6万台ものバスが集まるという。つまり、ここでまたも「バブル方式」が崩れることが判明したと同時に、政府は五輪スタッフが危険に晒されることを事実上、容認したのである。

 かたや、しっかりワクチン接種を完了させて来日したIOCのトーマス・バッハ会長は、「五輪の特例措置」によって原則14日間の隔離期間が免除され、わずか3日間に短縮。しかも滞在先は5つ星ホテルの「The Okura Tokyo」で、1泊数百万円のVIPルームではないかとも噂されている。この特別厚遇には、忖度なしの真っ当すぎる発言をおこなってきた山口香・前JOC理事が「普段は貴族でも、五輪の時だけはビジネスホテルに宿泊して庶民の気持ちを知る。悪くないですよね。日本には温泉付きのビジネスホテルもありますので!」と提言、ネット上では「バッハ会長もアパホテルで14日間隔離すべき!」という声があがった。

 ぼったくり男爵ら五輪貴族たちは厳戒態勢のなかで特例扱いを受け、一方で「バブル方式で安全安心」という説明が大嘘であることが露呈しながら、ワクチン接種も完了しないままボランティアやバスの運転手たちは危険に晒そうとする。いや、それどころか国民には緊急事態宣言の発出によって我慢を強い、大会開催が感染拡大に拍車をかけるという懸念さえ無視されつづけている。人命を蔑ろにするあからさまなこの「不公平」こそ、東京五輪の本質なのだ。

 そう考えれば、司会者や手話通訳の女性が雨に濡れるなか傘のひとつも差し出されないという状況も、五輪主催者側にとっては「異常」でも何でもない「平常運転」なのだろう。まさに欺瞞だらけの「平和の祭典」と言わざるを得ない。

(編集部)



東京都 オリンピック聖火リレー 聖火お披露目式

※19:24〜 再生開始位置設定済み




http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/838.html

記事 [政治・選挙・NHK281] IOCバッハ会長は1泊300万円のVIPルームに滞在 “ぼったくり”ぶりに「ビジホで充分」と抗議増殖!(日刊ゲンダイ)
IOCバッハ会長は1泊300万円のVIPルームに滞在 “ぼったくり”ぶりに「ビジホで充分」と抗議増殖!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/291824
2021/07/13 日刊ゲンダイ


バッハIOC会長宿泊ホテル前で五輪中止デモを行う人たち(C)日刊ゲンダイ

「五輪をやっている場合じゃないぞ!」

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長への抗議行動は、さらに激しさを増しそうだ。

 8日にバッハ会長が来日すると、ツイッターでは「#バッハ帰れ」のハッシュタグとともに怒りの声が拡散された。
 
 バッハ会長の来日当日、東京と沖縄で4回目の緊急事態宣言が発令されることが決定。新型コロナウィルスの感染拡大で市民が不自由な生活を強いられるなか、バッハ会長は都心にある超高級ホテルのVIPルームに滞在している。宿泊費は1泊300万円といわれるが、IOCが支払う上限は400ドル(約4万4000円)と定められているため、差額は組織委、つまり税金で負担するという。こうした“ぼったくり”ぶりに、ネット上には<ビジネスホテルにでも泊っていろ>といった怒りの声がやまない。

開会式当日までに抗議活動が拡大

 五輪開催による感染拡大が懸念されるなか、4年に1度、莫大な利益を享受できるだけに、IOCにとって開催はマストだ。

 開催都市は大会までにさまざまな費用負担を強いられるが、1年延期による負担増、無観客開催による900億円ほどのチケット収入だけでなく、グッズや飲食など会場での物品販売収入、さらに海外からの観戦客による観光需要などが消失。負担ばかりでうまみは少ない。一方、大会が開催されれば、放映権料や企業からのスポンサー料は無傷のため、IOCにとって無観客によるダメージはほとんどないという。

 10日午後、前日深夜にSNSでの呼びかけに集まった30名あまりが都内に集結。バッハ会長が宿泊するThe Okura Tokyo(オークラ東京)に向けて、「帰れ!」「オリンピックより命を守れ」「今からでも五輪を中止しろ!」といった声を挙げるなど、五輪反対の抗議活動を繰り広げた。新型コロナウィルス感染対策の隔離期間を経て、16日広島に訪問予定のため、「広島に来るな!」といった声も。

 反対派は、23日の開会式当日に国立競技場周辺など数カ所で五輪中止デモを予告するなど、こうした抗議行動の輪はさらに広がる見通しだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/839.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 五輪強行なら酒類禁止守れと言えない(植草一秀の『知られざる真実』)
五輪強行なら酒類禁止守れと言えない
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-bb3fe5.html
2021年7月12日 植草一秀の『知られざる真実』


支離滅裂な菅内閣の政策運営。

コロナと五輪。

キーワードはワクチン。

ワクチンを、国民全員を対象に税金で接種する。

この施策は対象となる感染症が重大なものでなければ正当性を有さない。

菅内閣はワクチン接種に突き進んだ。

しかし、新型コロナの日本での実情は国民全員に公費でワクチンを接種することを正当化するものでない。

公表されている陽性者数とコロナ死者数から計算されるコロナ致死率は1.8%。

コロナ感染率は0.6%。

全人口の99.4%はコロナ陽性になっていない。

全人口のうち、コロナで死亡した人は0.012%。

コロナ死者の大半は70代以上の高齢者。

60代も若干存在するが、50代以下のコロナ死者数は極めて少ない。

厚労省はコロナ死者数の年代別内訳を分かりやすく表示しない。

若年層でコロナ死する人がほとんどいないことが分かってしまうからだ。

他方、ワクチン接種後の急死事例は極めて多い。

7月2日段階で555人もの人がワクチン接種後に急死したことが報告されている。

接種人数は3200万人程度と見られる。

ワクチン接種後急死確率は0.0017%。

ワクチン接種後急死者が極めて多い。

厚労省が公表しているインフルエンザワクチン接種後の急死者データを見ると、2018−19年シーズンのワクチン接種後急死者数はわずかに3人。

接種回数は5250万回。

https://bit.ly/3yLjoWk

5250万回の接種で3人の死亡事例と3200万人接種で555人の接種後急死事例を比較して、新型コロナワクチンのリスクを認識しないわけにはいかない。

新型コロナワクチンはまったく新しい種類のワクチン。

mRNA型ワクチンとウイルスベクター型ワクチンがあるが、長期的な安全性が確認されていない。

極めて深刻な副作用があることが警戒されている。

健常な若年者がコロナ感染で死亡する確率は極めて低い。

このような健常な若年者がワクチンを接種する必然性は存在しない。

しかしながら、菅内閣は国民全員を対象とする税金投入でのワクチン接種に突き進んでいる。

ワクチン接種を血税で国民全員を対象に接種するには、コロナ感染症を極めて重大で深刻なものに位置付けることが必要不可欠。

そのコロナ感染が拡大している。

このことを前提にするなら、五輪開催は正当化されない。

五輪開催は海外からの変異株流入をもたらす。

7万人もの外国人が国内に流入する。

「バブル」と称していたが完全に破れたバブル。

ホテルに入国外国人が滞在して動線もエレベーターも分離されていない。

入国外国人は市民と接触し放題。

人流は拡大し、新規陽性者数は急増し始めている。

コロナ感染症を極めて重大で深刻なものと位置付けるなら、緊急事態宣言下の五輪開催強行は許されない。

しかし、菅内閣は緊急事態宣言を発出しながら東京五輪開催を強行する。

これ以上の矛盾はない。

東京都の飲食店に対しては酒類の提供禁止が通告された。

しかし、通告に従わない事業者が存在する。

通告に従わない事業者は需給バランスから大活況の恩恵を享受する。

支離滅裂な菅内閣の下で日本のコロナ感染第五波は極めて大きなものになることが予想される。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/840.html

記事 [政治・選挙・NHK281] コロナ第5波に深刻な「50代問題」…東京の重症ベッドはアッという間の満床危機(日刊ゲンダイ)



コロナ第5波に深刻な「50代問題」…東京の重症ベッドはアッという間の満床危機
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291793
2021/07/12 日刊ゲンダイ


増床は急務(定例会見をする小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 12日から6週間、東京に4度目の緊急事態宣言が出される。11日の新規感染者数は614人で22日連続、前の週の同じ曜日を上回った。感染拡大の勢いは止まらない。加えて、気がかりなのが、いわゆる「50代問題」、40〜50代の重症者の急増だ。一気に病床が逼迫しかねない。

 ◇  ◇  ◇

 都の独自基準による40〜50代の重症者数は、先月18日には4人だったが、11日は24人と急増し、全体(61人)の約4割を占める。

 国は人工呼吸器やECMOでの管理が必要な人や、集中治療室(ICU)などを使用している患者を重症者としてカウントしているが、都の基準は、人工呼吸器やECMOの管理が必要な人のみとなっている。国基準だと重症者数(10日時点)は521人。年齢構成は分からないが、40〜50代の重症者数も、24人どころの数ではないはずだ。

 小池都知事も「陽性者数も入院患者数も高齢者層から50代に移ってきている。『50代問題』と言っても過言ではない」と、40〜50代の急増に警戒している。

 40〜50代は、糖尿病などの基礎疾患や、メタボ、喫煙と、コロナの重症化リスクを抱えがちな年代だ。また、働き盛りのため、高齢者と違って商談や会食など人との接触機会も多い。

 東京のインド株(デルタ株)はすでに感染者の3割を超え、今月中には7割に達するとされる。英国の研究によると、インド株は英国株(アルファ株)より、入院、重症化リスクが高いという。40〜50代はほとんどワクチンを打っていない。インド株に感染すれば、入院患者や重症者が一気に増えてもおかしくない。


重症治療は患者もきつい(C)共同通信社

都が確保の重症病棟使用率は「ステージ4」に迫る

 40〜50代の重症者が増えれば、高齢者の場合よりも重症病床が短期間に満床になる可能性がある。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「集中治療室や人工呼吸器での治療は体への負担が大きく、体力的に受けるのが困難な高齢者もいます。また、重症治療を自ら望まない高齢者もいるようです。一方、40〜50代の重症者は、重症治療を受けるケースがほとんどでしょう。重症者が重症治療を受けられるのは、命を救える可能性が広がり、歓迎すべきことですが、40〜50代の重症者が増えれば、重症病床はあっという間に埋まる恐れがある。病床確保が十分でなければ、重症治療を希望する患者が重症用ベッドに入れない事態になりかねません」

 都が確保している重症病床(10日時点)は1207床。3度目の緊急宣言直後の4月28日から1床も増えていない。都内の重症者数(国基準)は521人で使用率は43%と、ステージ4(爆発的感染拡大)の50%に迫っている。

 インド株が牽引する第5波は、都内の感染者数最多の2520人(1月7日)を上回るともされ、40〜50代の重症者急増も予想される。小池知事は、さらなる病床確保を急ぐべきだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/841.html

記事 [政治・選挙・NHK281] <政界地獄耳>世耕弘成と折り合いつけば…二階俊博の決断の時も近い(日刊スポーツ)


【政界地獄耳】世耕弘成と折り合いつけば…二階俊博の決断の時も近い
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202107130000062.html
2021年7月13日7時59分 日刊スポーツ


★目前に迫る衆院選を前に現役最年長の元衆院議長・伊吹文明(83歳・京都1区)を筆頭に自民党ベテラン議員の政界引退が相次ぐ。元官房長官・塩崎恭久(70歳・愛媛1区)、党4役の1人、選対委員長・山口泰明(72歳・埼玉10区)、元厚労相・川崎二郎(73歳・比例東海ブロック)、元外務副大臣・三ツ矢憲生(70歳・三重4区)、竹下派会長で元復興相・竹下亘(わたる=74歳・島根2区)ら政権の中枢にいた人たちだ。

★伊吹、三ツ矢、竹下以外は長男などに地盤を引き継ぐ計画だ。当選すれば世襲そのものになる。アキタフーズ社からの現金受領で議員辞職した元農水相・吉川貴盛(70歳・北海道2区)も元農水相・西川公也(78歳・栃木2区)も息子に譲るので、不祥事をきっかけに世襲するというわけだ。世襲がなぜダメなのかについては政治家専門の一族が生まれてしまい、普通の候補者が出にくい環境が生まれること、政治資金管理団体の資金が世襲する子供に受け継がれ、非課税相続の温床になることがあげられる。資金管理団体を清算するのならともかく、この手法で資金のロンダリングが可能になる。資金を受け継ぐ世襲は断じて許すべきではない。

★ベテランの引退に政界関係者が言う。「本当の大物の引退もあるのではないか」。二階派会長で自民党幹事長・二階俊博(82歳・和歌山3区)のことだという。「ご多分に漏れず二階も息子に選挙区を譲りたい。だが、和歌山の参院には当選5回のベテラン、参院自民党幹事長・世耕弘成(58歳・和歌山選挙区)がいる。世耕は二階の後、衆院に移りたいという願望があり、世耕に思いとどまるよう腐心しているがめどが立てば引退するのではないか」。さまざまなチャンネルを使い調整をしている話は聞こえてくるが、77歳で幹事長に就任し、最長期間を歴任する二階も自らの去就は難しい。決断の時は近い。(K)※敬称略


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自民党ベテラン議員続々引退も…後継は世襲だらけの“出来レース”でウンザリ(日刊ゲンダイ)
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http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/842.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 酒販業者はカンカン! 国税庁が反社顔負け“越権圧力”継続中のナゼ(日刊ゲンダイ)



酒販業者はカンカン! 国税庁が反社顔負け“越権圧力”継続中のナゼ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291847
2021/07/13 日刊ゲンダイ


ホントに反省しているのか(西村経済再生相)/(C)日刊ゲンダイ

 緊急事態宣言などに伴う政府の要請に応じない飲食店への圧力問題。金融機関を通じた働きかけは、西村経済再生相の発言が炎上し、撤回されたが、酒類販売業者向けはいまだに継続中だ。

 内閣官房コロナ対策推進室と国税庁酒税課は、8日付の事務連絡で「酒類の提供停止を伴う休業要請等に応じない飲食店との酒類の取引停止について(依頼)」と題した文書を「酒類業中央団体連絡協議会各組合」宛てに送付している。

 酒販業者が、要請に応じず酒類提供を行う飲食店を把握した場合、〈新型コロナウイルス感染症の拡大防止の徹底を図る観点から、そうした行為を助長しないよう、都道府県が要請を行っている期間中、当該飲食店と酒類の取引を停止するようお願いします〉とハッキリ「取引停止」を求めているのだ。つまり、飲食店への圧力のために“使われる”酒販業者への圧力にもなっているのである。

 酒販業者にとって、飲食店は「客」「お得意さま」であり、取引停止は死活問題だ。しかも、特措法はおろか、基本的対処方針にも一切、書き込まれていない。突然の事務連絡に業者はカンカンだ。

 事務連絡翌日の9日、全国小売酒販組合中央会は西村大臣らに抗議文を提出。〈注文を拒否することは、長年にわたり培ってきたお客様との信頼関係を棄損する引き金となり得ます〉として、〈注文を断れば他店で購入してしまう〉〈今後一切の取引がなくなる。その責任を政府は取るのか〉〈仕入れた分の補償はあるのか〉と業者の怒りの声を紹介している。

 同会は12日は自民党本部を訪問し、下村政調会長に抗議した。

 だいたい国税庁はいったい、いつから“防疫業務”をするようになったのか。立正大特別研究員(税法)の浦野広明氏が言う。

「行政指導を行えるのは所掌事務の範囲内です。感染防止のため取引停止を依頼するのは、国税庁の所掌ではなく、明らかに越権行為で違法。酒類販売の免許を与える権限を持つことから、求めれば、業者は従うと踏んだのでしょう。法律に基づく行政を破壊する行為であり、税務行政に汚点を残すことにもなる。酒販業者への依頼もすみやかに撤回すべきです」

 反社顔負けの手口を許してはならない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/843.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 気候変動の犯人は原発<本澤二郎の「日本の風景」(4143)<ガソリン車や石炭火力発電だけか?原発温排水による海水温上昇が地球破壊の真犯人> :原発板リンク 
気候変動の犯人は原発<本澤二郎の「日本の風景」(4143)<ガソリン車や石炭火力発電だけか?原発温排水による海水温上昇が地球破壊の真犯人>

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/628.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/844.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 小池都知事の国政復帰作戦ついに発動 二階氏のラブコールは「計画どおり」 小池知事「伏魔殿都政」を嗤う(日刊ゲンダイ)
小池都知事の国政復帰作戦ついに発動 二階氏のラブコールは「計画どおり」 小池知事「伏魔殿都政」を嗤う
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291687
2021/07/10 日刊ゲンダイ


ついに発動か(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 またまた自民党の二階幹事長の「ほのめかし」爆弾が炸裂した。

 東京五輪の5者会談が行われた8日、二階氏はCSのニュース番組で「(小池知事が)国会に戻ってくるのであれば、大いに歓迎」と語った。1都3県で五輪の無観客が決定され、首都圏でのコロナ感染が急増する中、その陣頭指揮に立つ都知事に対して国政復帰を促すとは、どういう神経をしているのかと首をかしげたくなるが、ラブコールを送られた当の小池知事は内心、「計画どおり」とほくそ笑んだことだろう。

 今回の二階発言はいつもの観測気球と言うより、もっと踏み込んだ意味を含んでいる。小池知事の度重なる「二階詣で」で練り上げられた小池国政復帰作戦がついに発動されたとみるべきだ。

 一時は過労による入院で勢いを失いかけた小池知事だったが、都議選の最後2日間で巻き返しを図り、大敗必死だった「都民ファーストの会」(都ファ)を踏みとどまらせた。結果、自民党に迫る31議席を確保した。

 皮肉なことだが、普段は小池知事に批判的な立場の人々からも、さすが選挙に強い小池知事と高く(?)評価する声が相次いだ。かく言う私も「小池知事、恐るべし」と思ったひとりだが、都民には政治家・小池百合子のイメージが実態以上に膨らんで見えたのではないか。

 そうした中、小池知事は、いまだ衰えない自身の人気ぶりと同時に、国政・自民党に対する都民の不信、不満の根深さを感じ取ったことだろう。そして、よし行けると確信したに違いない。

残る障壁はコロナ感染の動向

 4年前、自ら立ち上げた「希望の党」で果たせなかった夢を実現させる時がついに来たのだ。あの時は、都ファ圧勝の都議選から2カ月、国政政党を立ち上げたものの、自身の衆院選出馬はなかった。都知事に初当選して1年余りしか経っていないという制約が小池氏の判断を鈍らせたのだろうが、「もしあの時……」との思いがくすぶっているかも知れない。

 確かに現在も、再選を果たして1年余りという状況に変わりはないが、4年前とはちょっと違う。都知事の実績5年に加え、五輪・パラリンピックをつつがなく閉会にまで持って行ければ、開催都市のトップとしての責任は曲がりなりにも果たすことができる。そうなれば、国政復帰へはあと一歩のところまでこぎ着けたと言っていい。

 だが、小池知事の前には最後の障壁が立ちはだかっている。コロナ感染の動向である。この1年半、コロナ対策に当たってきた小池知事は、「緊急事態宣言」も「まん延防止等重点措置」も何ら決定打になり得ないことを痛感している。だからこそ、繰り返し「ゲームチェンジャーのワクチン接種を」と訴えているのだ。

 仮に衆院選の時期が東京での感染拡大と重なってしまえば、さすがの小池知事でもコロナ対策を投げ出して国政に打って出ることはできないだろう。そうであるがゆえ、ここは菅政権と休戦協定を結んででも、とにかくワクチン接種を都民・国民に一刻も早く行き渡らせる必要があるのだ。最近の小池知事の口癖が「国と連携・協力して」であるのは、正にそのせいである。

 二階氏との二人三脚で国政復帰を目論む小池知事の視界には、都民の不安も事業者の窮状も入っていない。目指すべきは自身の政治的な価値の極大化だけである。都民にとっても国民にとっても有益なことはひとつもない。



澤章 東京都環境公社前理事長
1958年、長崎生まれ。一橋大学経済学部卒、1986年、東京都庁入都。総務局人事部人事課長、知事本局計画調整部長、中央卸売市場次長、選挙管理委員会事務局長などを歴任。(公)東京都環境公社前理事長。2020年に『築地と豊洲「市場移転問題」という名のブラックボックスを開封する』(都政新報社)を上梓。YouTubeチャンネル"都庁OB澤章"を開設。最新作に「ハダカの東京都庁」(文藝春秋)、「自治体係長のきほん 係長スイッチ」(公職研)



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/845.html

記事 [政治・選挙・NHK281] ナベツネ氏が先かスガ首相が先か・・支持37不支持53 
ナベツネ氏が先かスガ首相が先か・・支持37不支持53
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51996386.html
2021年07月13日 自民党的政治のパンツを剥ぐ ※タイトル中、「指示」を「支持」に投稿者の責任で修正


主筆ナベツネの読売新聞オンラインより 
菅支持37不支持53です

**

ナベツネ氏の意図した記事が並びます
それが読売=電通=東電です

読売のナベツネさんは「天下のわがまま爺さん」です
もうすぐ天です

ナベツネさんと中曽根さんは 裏表の影響力が逆転していたのですから
そりゃあもお 凄い男です 政界の白鵬です

**

このままでは 子飼いのチンクシャに ナベツネ邸は糞まみれにされます
ナベツネさんは天国にいけず糞死となります

あんまりに可哀そうです ナベツネブランドが
できそこないの総理大臣作って あの人の脳も腐ったか
もういい加減・・
本当にこのまま スガ首相にエサやりしてれば



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/846.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 西村大臣の“預金封鎖”ドーカツ発言 菅首相が「承知していない」は大嘘だった!(日刊ゲンダイ)
西村大臣の“預金封鎖”ドーカツ発言 菅首相が「承知していない」は大嘘だった!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291883
2021/07/13 日刊ゲンダイ


あまりにも無責任だ(C)共同通信社

「承知していない」はやっぱり大嘘だった。

 4度目となる緊急事態宣言の発令直前の会見で、「休業要請に応じていただけない店については、金融機関に対してしっかり情報を共有しながら順守の働きかけを行っていただく」などと発言、飲食店などから批判の声が上がっている西村康稔経済再生担当。西村大臣は13日の閣議後会見で、「私の発言で混乱を招き、不安を与えることになってしまった。趣旨を十分伝え切れず、反省している」などと陳謝していたが、この言葉はさらに火に油を注ぐことになるのではないか。

 なぜなら、飲食店の経営者らが憤っているのは西村大臣が“預金封鎖”をチラつかせながら、何ら法に基づくこともなく高圧的、強権的に飲食店を狙い撃ちしたことだ。内閣官房が銀行などを監督する金融庁や政府系金融機関を所管する財務、経済産業両省に協力を求める文書を出していたことから考えても、政府の意向や「趣旨」は十分伝わっている上、理解もしている。決して「混乱」しているわけではない。飲食店側から見れば西村大臣の説明は謝罪でも何でもないだろう。

 そして、この問題でさらなる怒りの「火ダネ」が飛び出した。西村大臣は会見で、自身の発言について「承知していない」と語っていた菅義偉首相について、関係閣僚会議の会合に出席した菅首相に事務方が説明していた、と明かしたからだ。つまり、菅首相は、飲食店狙い撃ちの“預金封鎖”について事務方から説明を受け、了承していたわけで、それが大きな問題として取り上げられた途端、知らんぷりしたことになる。新型コロナ対策本部の本部長として無責任ではないか。

 菅政権の十八番は「脅しスカシ」とはいえ、あまりに酷い話だ。




http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/847.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 現総理・菅氏はなぜ、安倍氏の後継者になれたのか:菅氏は能力的に安倍氏よりも劣るからか(新ベンチャー革命)
現総理・菅氏はなぜ、安倍氏の後継者になれたのか:菅氏は能力的に安倍氏よりも劣るからか
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/10525571.html
新ベンチャー革命2021年7月10日 No.2773


1.コロナ禍が沈静化せず、再度、緊急事態宣言を発出したのに、なお、五輪強行に突っ走る菅総理の狂気

 7月に入って、ワクチン接種が進んでもなお、コロナ禍が深刻化しています。そして、政府は今、またまた4度目の緊急事態宣言を出さざるを得なくなりました。

にもかかわらず、それでもなお、頑迷に東京五輪を強行しようとする菅総理は、もう、到底、正気の沙汰ではありません。

 さて、本ブログでは以前から、上記のような菅氏は、トップリーダーに必須である「シナリオ思考力」が欠如していると何度か指摘してきました(注1、注2、注3)。

 最近の菅氏の言動から、案の定、彼のシナリオ思考力の欠如が露呈してきました。

 このザマでは、国民は不安になるばかりです。

2.なぜ、トップリーダーとしての資質に欠ける菅氏が総理の座についているのか

 今の菅氏は国家のトップリーダーである総理大臣のポストに不適格な人物であることは、多くのまともな国民のみならず、与党・自民党の議員の多くも、内心、気付いているはずです。

 その菅氏が、まともに自己ベンチマーキング(自己分析)をできていれば、このままでは、国民に迷惑が掛かるので、安倍氏同様、仮病を使って、総理を辞任しているはずです。もっと言えば、そもそも、昨年9月の自民党総裁選に立候補していなかったはずです。

 しかしながら、現在、そうなっていないのは、菅氏には、自己ベンチマーキング能力すらも欠如しているのではないかとみなさざるを得ません。

 このような現状は、日本国民にとって不幸そのものです。

3.なぜ、菅氏は、第二次安倍政権下で8年近くも官房長官を続けられたのか

 この菅氏は、総理になる前、第二次安倍政権下にて8年近くも官房長官を務められたのはなぜ、でしょうか。

 その当時の、内閣の人事権は安倍氏が握っていました。

 その安倍氏は、第二次安倍政権下にて、何回か、内閣人事の改造を行っていますが、官房長官は一貫して、菅氏が務めてきました。

 この事実から、菅氏は、安倍氏からの信頼が厚かったと思われますが、穿った見方をすれば、安倍氏から観て、菅氏は、能力的に自分(安倍氏)を越えることは絶対にない人物とみなされてきたからとも言えます。

 要するに、菅氏の能力は、安倍氏を警戒させることはなかったのでしょう。

 ズバリ言えば、安倍氏から観て、菅氏は自分(安倍氏)より劣る人間と見えていたということです。

 一方、菅氏の方は今日なお、自分が安倍氏より能力的に劣るとはまったく思っていないのではないでしょうか。

 この結果、今の自民党は、人事的には負のスパイラルに入っています。

 いまだに、このような自民党を支持できる国民は、この現実に早く気付くべきです。


注1:本ブログNo.2734『コロナ危機に瀕する今の日本において、国民にとって最大の不幸は、シナリオ発想力が皆無の人物が国家リーダーを務めている点にある』2021年1月17日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/8908527.html

注2:本ブログNo.2738『コロナ禍対策と東京オリンピック強行のジレンマに陥っている菅首相は、絶対に旧日本軍の失敗を繰り返してはならない!』2021年2月5日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/9087962.html

注3:本ブログNo.2747『シナリオ戦略的思考力が欠如している今の菅政権の余命はあと数ヶ月か:コロナ禍第4波襲来にて東京オリンピック開催不能!』2021年3月26日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/9524494.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/848.html

記事 [政治・選挙・NHK281] デーヴィッド・アイクの邦訳本、『答え』を出版 高橋清隆の文書館
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2042125.html
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 私、高橋清隆が邦訳した英国人ジャーナリスト、デーヴィッド・アイクの著作が、ヒカルランドから出版されることになりました。アイクが2020年8月にロンドンで発表した“THE ANSWER”で、邦題は『答え』です。原文は660ページを超える大作で、日本語版でどうにか4分冊に収まる分量です。


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 その第1巻が7月15日、発売されます。[コロナ詐欺編]と銘打ち、「人類奴隷化を一気に進める偽『ウイルス』大流行」の副題が付けられています。原書のうち、新型コロナウイルス騒動を主題にした第15、16章、前書き、後書きを収録しました。約350ページで、表紙は架空の「新型コロナウイルス」をイメージしたシュールな図柄になっています。


 第2巻以降も順次出せるよう、苦闘を続けたいと思います。勉強嫌いでお金にも執着のない私故、皆さまから寄せられる期待だけが筆を進ませてくれます。どうか温かく、優しく、背中を押していただければ幸いです。


 全国書店・インターネット販売で予約を開始しました。2020年に始まり、今なお日常生活を圧迫する新型コロナ騒動が、何のために起こされ、どこにわれわれを連行しようとしているのか、同書で明かされます。ぜひ1度、手に取ってご覧ください。
 

高橋清隆


答え 第1巻[コロナ詐欺編] [ デーヴィッド・アイク ]
答え 第1巻[コロナ詐欺編] [ デーヴィッド・アイク ]




■参考映像

2020年8月29日、ロンドン市内トラファルガー広場の反ロックダウン集会で演説するD.アイク
動画URL:https://www.bitchute.com/video/RIlPbcNBaSeV/


http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 禁酒前の“最後の宴”7.11から2週間後は五輪3日目…都内過去最多感染者2520人超えに現実味(日刊ゲンダイ)



禁酒前の“最後の宴”7.11から2週間後は五輪3日目…都内過去最多感染者2520人超えに現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/291849
2021/07/13 日刊ゲンダイ


もう政府の言うことに耳を傾けやしない(C)日刊ゲンダイ

 やはり人出は増えていた。4回目の緊急事態宣言を控えた先週末、都内の繁華街は大賑わい。11日夜9時台の人出は前週と比べ新橋で31.3%増、渋谷センター街30.3%増、新宿駅20.5%増と軒並み大幅アップ。酒の提供禁止前の“最後の宴”に繰り出したようだ。

「土曜に新宿3丁目を訪れると、もう人だらけ。立ち飲み屋では店に入り切れないほど酔客があふれんばかり。焼き鳥店に入ると午後6時前には満席となり、『90分以内、1グループ2人まで』の規制もお構いなし。閉店時間の午後8時を過ぎても行列は途絶えませんでした」(ある会社員)

 飲み屋にすれば「禁酒」前の稼ぎ時。国や都が押しつけたルールもクソもなく、街全体が「ええじゃないか」ムード。酒の解禁と禁止を繰り返せば“駆け込み宴会”が増えるのも当然である。

 しかし、人出が増えれば即、感染拡大につながるのがコロナ禍の教訓。駆け込み宴会が2週間後に感染爆発を招く可能性は大だ。既に先週の都内の感染者数は8週間ぶりの900人超えを2度記録。都のモニタリング会議が懸念した通り、上昇カーブの描き方も「第3波」を上回ってきた。

 昨年11月末から年末年始の「第3波」で初の感染者900人超えは昨年12月26日(954人)。東洋経済オンラインの算出によると、当時の実効再生産数は1.15。ほぼ同じ感染者数だった今年7月10日(950人)は同1.19で、若干ながら上回っている。

 直近7日間の新規感染者数も昨年12月26日までの5020人に対し、今月10日までは5041人と増加。昨年末は初の900人超えも束の間で大晦日に1353人と、いきなり4ケタに乗せ、たった8日後の1月7日には今なお最多の2520人を記録した。

メダルの朗報と同時に悲報を聞くハメに

 現在はワクチン接種が進んでいるとはいえ、より感染力の強い「インド株」が猛威を振るい、国立感染研の推計だと感染者の約35%まで置き換わっている。禁酒前の人出増加もたたり、「第3波」と同じ轍を踏むのも時間の問題だろう。

 駆け込み宴会の2週間後は、東京五輪の開会式から3日目。競泳・男子400メートル個人で瀬戸大也らにメダルの期待がかかる。その朗報も「都内感染者 過去最多更新」の悲報と同時に聞くハメになるのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK281] <報道特集がスクープ!>五輪組織委の元職員が証言! IOCのラウンジ以外にも贅沢三昧のVIPルーム、電通など広告代理店は物品購入でも15%を上乗せ(リテラ)
五輪組織委の元職員が証言! IOCのラウンジ以外にも贅沢三昧のVIPルーム、電通など広告代理店は物品購入でも15%を上乗せ
https://lite-ra.com/2021/07/post-5950.html
2021.07.13 五輪でIOCラウンジ以外にVIPルーム、広告代理店は物品購入でも15%上乗せ リテラ

    
        東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイトより

 緊急事態宣言下での東京五輪開幕まで、あと10日。バブル方式の破綻などデタラメなコロナ感染防止対策の実態が次々と明らかになっているが、もうひとつ忘れてはならないのは、東京五輪の金の問題だ。

 そもそも、東京五輪の招致時には「コンパクト五輪」「世界一お金がかからない五輪」などと喧伝し、大会経費は7300億円としていたにもかかわらず、2019年末の段階で1兆3500億円、新型コロナによる延期で1兆6440億円と、完全に倍増。さらに関連経費をくわえると、大会経費は3兆円を超える。そして、この膨れ上がった大会経費の赤字の尻拭いを背負わされるのは国民だ。

 しかも、その大会経費は、不正と言ってもいいような金の使われ方がされている。10日放送の『報道特集』(TBS)でも、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の元職員が、国際スポーツ団体のためのありえない無駄遣いと、大手広告代理店の新たなピンハネが横行していることを告発した。

 まず、組織委の元職員が証言したのが、国際競技連盟の専用ラウンジ「IFラウンジ」の問題だった。

 五輪では、各競技会場に「オリンピックファミリーラウンジ」というIOC委員らのためのVIP用ラウンジが設置され、ここでIOC委員らがワインやシャンパンを片手に観戦するのが慣例になっている。そして、東京五輪では「オリンピックファミリーラウンジ」の家具や什器、備品の調達にかんする競争入札が1億413万2116円で落札されていたことがすでに明らかになっている。

 しかし、じつは東京五輪の競技会場には「オリンピックファミリーラウンジ」とは別にもうひとつ、「IFラウンジ」なるVIPルームが設置されている。IFというのは、各国の競技団体を統括する国際競技連盟の略称。「IFラウンジ」は国際競技連盟の関係者を接待するための部屋なのだが、これが贅沢三昧だというのだ。

■「オリンピックファミリーラウンジ」とは別に、国際競技連盟用「IFラウンジ」で贅沢三昧

 国際競技連盟のための「IFラウンジ」について、組織委の元職員は番組でこう告発していた。

「『お酒はこうだ』『食事はこうだ』といろいろと言われるわけなんですけども、(IF側が)言ったものがすべて購入される。しかもそれが非常にハイスペックで。たかだか1時間、2時間しかいない部屋に、非常に高価な調度品がそのためだけに準備されて、お茶を淹れる専属の人がついて」

 じつはこの「IFラウンジ」、2017年には「オリンピックファミリーラウンジ」と合体するという提案も出ていた。しかも、昨年9月に組織委とIOCが大会の簡素化について合意したなかには、この「IFラウンジの簡素化」も挙げられていた。

 にもかかわらず、組織委作成の資料(「飲食提供に係る基本戦略とは」)を見ると、競技会場には「IFラウンジ」と「オリンピックファミリーラウンジ」がそれぞれ設置されることが書かれており、さらには「簡素」とは程遠い豪華な調度品が揃えられていたのだ。そして、専属のお茶を淹れる係まで……。スポーツ大会を社交界か何かと勘違いしているとしか思えない。

 組織委がIOCへの言いなりに金を出しまくっている事実については、再三、指摘されてきたが、オリンピックでやりたい放題な団体は、IOCだけではなかったのだ。

 実際、IFは競技で使う物品についても自分たちの利権にしており、それがオリンピックの経費が膨大に膨らむ原因になっているという。

 組織委元職員は、競技に使う物品をどのメーカーから購入するかはIFの意向が絶対であるとしたうえで、日本で購入すれば1000万円程度で済む物品を、IFから「絶対この会社を使え」とドイツの会社を指定されたと証言。輸送費や関税などで倍の金額がかかったとし、こう述べた。

「こういうことをやっているから、どんどんオリンピックの経費ってかさんでいくんだな、というのが私はわかりました」

 しかし、組織委元職員が告発したのは、利権をむさぼる五輪貴族らのわがままのための無駄遣いだけではなかった。国内で、五輪の利権を牛耳る広告代理店などがなんと、物品購入の際にも自分たちのピンハネ分を上乗せしていたことを暴露したのだ。

■運営の業務委託だけでなく、物品の購入にも広告代理店が15%の取り分を上乗せ

 電通をはじめとする広告代理店などが組織委から委託されている大会会場の運営業務を「中抜き」している問題は、これまでもしばしば指摘されてきた。

 たとえば、予算規模がもっとも大きいオリンピックスタジアムでは運営業務の委託先に約35億円が支払われるというが、電通などの元請け業者は実際は何もやらず下請け会社に再委託するだけ。にもかかわらず、「管理費」という名目で10%を中抜きしている。つまり、業務は下請けに再委託するだけだというのに、3億5000万円あまりが広告代理店などに渡る計算だ。

 だが、「管理費」という名のぼったくりは、大会会場の運営業務だけのものではなかった。この日の『報道特集』で証言をおこなった組織委元職員によると、会場とは別に設置される仮設施設や、大会で使用される物品などにも「管理費」が上乗せされている、というのだ。

「(物品購入にも)一般管理費がつくので、15%ぐらいが広告代理店の利益として見積書に出てくるものなんですけど。下請けの会社の方にコンタクトして『これっていくらぐらいなんですかね?』という話を訊くと、当然(下請けは)『言えません』と」
「(広告代理店が組織委に請求している金額を下請けに伝えたところ)『え、そんなにですか?』と言うようなことが多々ありますね」(組織委元職員)

 つまり、1000万円の物品購入がおこなわれた場合、代金とは別になんと150万円もの金額が加算され、それが電通などの利益になっているというのだ。もはや滅茶苦茶としか言いようがないだろう。

 さらに、会場運営費用に詳しい別の組織委元職員は、費用が膨らむ要因として、組織委から業務委託された電通などの広告代理店などが業務を下請けに再委託し、さらにその下請けも再々委託に出す構造があると証言。再委託によって中抜きが繰り返され、費用が膨れ上がる。つまり、東京五輪の大会経費が膨れ上がった大きな原因のひとつは、やはり電通による中抜きが問題となった「持続化給付金」の業務委託問題と同じ構造によるものだということだ。

 IOCのトーマス・バッハ会長は「ぼったくり男爵」と呼ばれているが、ぼったくりを繰り広げているのは業務委託先の電通などや東京五輪の人材派遣を担うパソナグループも同じ。ようするに、本来は1円でも多く困窮する人に振り分けられるべきコロナ支援金の事務業務で焼け太りした挙げ句、東京五輪でもそうしたごく一部の利害関係者が丸儲けし、大会費用は膨れ上がってしまったのだ。そして、その赤字を埋めるために公金が支出されるのである。

 東京五輪の開催によって命と安全が危険に晒されるだけではなく、公金の負担まで強いられる国民。こんな状況で「盛り上がれ」と言うほうがどうかしているだろう。

(編集部)



「組織委元職員が語る五輪とカネ」報道特集 2021年7月10日より

※削除される恐れがあります。早めにご覧ください。




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