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2021年8月06日01時20分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] 倉持医師の正論に国民から大拍手、コロナ中等症「自宅療養」に批判殺到。菅政権の矛盾と隠蔽に公明党すら反旗、早くも方針撤回のグダグダ状態に(まぐまぐニュース)
倉持医師の正論に国民から大拍手、コロナ中等症「自宅療養」に批判殺到。菅政権の矛盾と隠蔽に公明党すら反旗、早くも方針撤回のグダグダ状態に
https://www.mag2.com/p/news/506792
2021.08.04 tututu まぐまぐニュース



新型コロナウイルスの入院対象者を重症者らに絞り込むとした政府方針に対し、波紋が広がっている。2日、政府は重症化リスクの低い中等症患者などを原則、自宅療養とすることを表明。自宅療養を基本とする新たな方針を打ち出した。これに対し、医療の現場からは批判が殺到。与党からも「中等症以下の切り捨てと受け取られかねない」など、厳しい声が上がっている。

倉持先生が大激怒「菅首相は至急辞めた方がよい」

重症化リスクの高い高齢の感染者の減少や、デルタ株の広がりに伴う感染者増を背景に、病床逼迫を避ける狙いがあるが、これまで原則としていた入院や宿泊療養が自宅療養に変更され、事実上の方針転換となる。

ホテルなどでの宿泊療養も「家庭内感染の恐れや事情がある場合に活用」と対象者を絞り込むことになるという。

こうした政府の新たな方針について声を上げたのは、情報番組のコメンテーターとしても活躍する、インターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁氏。

倉持氏は3日、出演した『Nスタ』(TBS系)の中で、コロナ治療の最前線にいる立場から「言っていることがめちゃくちゃ」と今回の方針変更を非難。そのうえで、「中等症2とかで治療に介入していてはもう間に合わない。より早い段階で治療に介入しなければいけないので抗体カクテル療法を承認したはず。その治療は軽症者のうちにしなければならないが、入院しなければ薬は使えない」と語った。

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さらに、菅首相と小池都知事について、「この2人がおっしゃっていることというのは、国民にまっとうな医療体制を供給しませんよというメッセージだと思う。こういう人たちに国を任せては国民の命は守れませんから、2人とも至急お辞めになった方がいい」と強い言葉で非難した。

鬼気迫る勢いで意見した倉持氏の迫力にスタジオは沈黙。キャスターのホラン千秋(32)は「あの…」と言うしかできなかった。

患者の命を守るために戦っている倉持氏の声。国民の命を守るべき立場の菅首相にこの悲痛な叫びは届くのだろうか。

与党内から批判噴出も全ては政府の見通しの甘さが原因

怒っているのは倉持氏だけではない。与野党や自治体からも厳しい声が殺到した。

公明党の山口那津男代表は3日、菅義偉首相と首相官邸で会談し「中等症の方々にも丁寧に医療的ケアが受けられる対応をお願いしたい」と要望。

公明党の石井啓一幹事長は自民党の二階俊博幹事長に対して、「中等症患者は治療してもらえないのではないかと不安を抱く」と懸念を示し、国民への丁寧な説明を求めた。

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一方、立憲民主党の枝野幸男代表は「自宅療養というのは言葉だけで、“自宅放棄”としかいいようがない」と痛烈に批判。全国の自治体からも、「中等症で入院対象から外れる場合の客観的な基準を示してほしい」などとの声が相次いだ。

急な方針転換は政府の見通しが甘ったことに他ならない。

政府は高齢者へのワクチン接種の進展によって、重症者は減るとみていた。しかし、感染力が強いデルタ株への置き換わったことで新規感染者数は増え続けた。

にもかかわらず、政府や与党内ではこれからは重症者や死亡者数を見るべきなどの楽観論が主流となり、病床逼迫に備えていなかったことが最大の原因だとみられる。

菅政権の失政としか思えないようなこの現状。菅首相への国民の不信は募るばかりだが、二階幹事長は3日、「(菅首相に)続投してほしいという声の方が国民の間にも党内にも強いのではないかと判断している」と述べ、菅首相の続投支持を表明した。

また、加藤勝信官房長官は3日午前の記者会見で、新型コロナウイルス対応のための「政府与党連絡会議」は党が主催した会議だとし、「議事録や議事概要を作成することは考えていない」と述べ、“証拠を残さない”ことを明らかにしている。

公明党に怒られた?早くも自宅療養の方針撤回を示唆

こうした事態を受け、4日の衆院厚生労働委員会で田村憲久厚生労働相は、重症化リスクの低い中等症以下の患者は基本的に自宅療養とする方針を見直す可能性に言及。「病床確保のための対応であることを理解してほしい」と強調した上で「もしそうならなければ方針をまた元へ戻し、しっかりと(中等症患者も病院に)入ってもらえばいい」と述べた。時事通信が報じた。

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さらに同委員会では公明党の高木美智代政調会長代理が「酸素吸入が必要な中等症患者を自宅で診るなんてことはあり得ない。撤回も含めて検討し直していただきたい」と主張。与党内で意見がまとまっていない現状が浮き彫りとなった。

Twitterの反応














https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1422548407931924480






※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: 首相官邸



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/386.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 中日・木下雄介投手死去 27歳

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/08/06/kiji/20210806s00001173140000c.html

7月6日の練習中に倒れて救急搬送されていた中日の木下雄介(きのした・ゆうすけ)投手(27)が死去していたことが5日、分かった。関係者によると、3日に亡くなったという。4年目の昨季にプロ初セーブを挙げ、さらなる飛躍を目指した今季は4月に右肩、右肘を手術。懸命にリハビリに励んでいたが、帰らぬ人となった。育成入団からはい上がった苦労人の突然の悲報。チームへの影響が心配される。
 現役選手の突然の訃報。関係者によると木下雄投手は3日に息を引き取ったという。まだ27歳。復帰を目指して必死にリハビリを行っていた中、まだまだ続くと思われたプロ野球人生が、そして愛する家族と歩んでいた人生までも終わりを告げた。

 今季は開幕1軍が目前だった3月21日の日本ハムとのオープン戦で右肩を脱臼。4月に肩、右肘の内側側副じん帯の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を行い「一日でも早く復帰できるように前向きに頑張っていきます」と語っていた。だがリハビリに励んでいた7月6日。ナゴヤ球場で息苦しさを訴えて倒れた。名古屋市内の病院に救急搬送。予断を許さない状況が続き、ここまで懸命な治療が施されてきたが実らなかった。チームは親会社・中日新聞社の職場接種を利用して新型コロナウイルスのワクチン接種を行っており、木下雄投手ら2軍選手は6月28日に1度目の接種を行っているが、今回との因果関係は不明だ。

 不屈の精神を表す男だった。生光学園から駒大進学も右肘の故障で1年で中退。地元・大阪でスポーツジムのインストラクターとなった。たまたま誘われた草野球で久々に硬式球を握ると2年間のブランクがありながら剛速球を連発。野球への情熱が復活した。NPB入りを目指し15年春に四国・徳島に練習生で入団。16年の育成ドラフト1位で中日に入団した。150キロを超す直球と落差のあるフォークを武器に18年に念願の支配下登録。背番号は201から98となった。

 19年7月には「野球をもう一度やると言った時、めちゃくちゃ喜んでくれた」という最愛の父を交通事故で亡くした。開幕1軍が濃厚だった昨年も春季キャンプ終盤に左足を負傷して手術。悲運に見舞われても、そのたびに努力を重ねて乗り越えた。昨年はコロナ禍で開幕が遅れたこともあり1軍で18試合に登板しプロ初セーブも記録。今季も大きな故障に立ち向かっていたが、帰らぬ人となった。

 幾多の困難を乗り越え、周囲に勇気を与えた男の早すぎる死。家族、友人、同僚らの悲しみは計り知れない。

 ◇木下 雄介(きのした・ゆうすけ)1993年(平5)10月10日生まれ、大阪府出身。生光学園では甲子園出場なし。駒大1年時に右肘の故障で中退。15年入団の四国・徳島を経て16年育成ドラフト1位で中日入団。18年3月に支配下登録。今季は3月21日のオープン戦で右肩を脱臼。4月に右肩と右肘の手術を受けた。通算成績は37試合で0勝0敗1セーブ、防御率4・87。1メートル83、80キロ。右投げ右打ち。

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木下投手も因果関係不明で済ませるのだろうか?
超健康体だったはず。
これで目を覚まさない人達ってどうなんだろう。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/387.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 頑固一徹爺さんもとい頑固一徹総理、入院制限撤回せず(まるこ姫の独り言)
頑固一徹爺さんもとい頑固一徹総理、入院制限撤回せず
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/08/post-1e3410.html
2021.08.05 まるこ姫の独り言


皆が反対すればするほど、頑迷になる典型例が菅で今までもその繰り返しだった。

今回も秋の総選挙を見据えて身内の自民党からも撤回せよとの声が聞こえてくるのに頑として受け付けず。

これだけ感染者数が日々増え続けた結果、中等症まで自宅待機と言われたらもはや医療崩壊をしていると考えた方がいい。

今の惨状は中等症まで自宅待機しないとベッド数が足りないのは分かるが、それでもこの対策は昨日今日始まった訳ではないし、1年半もの間、最悪の事態を想定してこなかった政府の無知無能のために国民が犠牲になるという最悪な結果になってきた。

しかも五輪だけは何が何でも開催するという、国民の命より五輪が大事という姿勢は相変わらずだ。

コロナ入院制限方針、撤回しないと首相
      8/4(水) 19:25配信 共同通信

>菅首相は政府による新型コロナウイルス患者の入院制限方針に与党から撤回要求が出ていることについて「撤回しない」とした上で「必要な医療を受けられるための措置だ。説明し理解してもらう」と記者団に述べた。

これだけ感染拡大したら、菅自身も、にっちもさっちもいかない状況に追い詰められているのだろうが、そのツケはすべて国民へ。

それにしても、「国民の命と健康を守るため」に「中等症以下は自宅待機」をしつこく言い募っているが、誰を守っているのか。

「中等症以下は自宅待機」では、コロナ感染した多くの国民は国から命と健康を守って貰えないという事だ。

その他大勢の中等症に認定された人は、苦しくても辛くても、自己責任で生き延びろと言われている気がして、ものすごく嫌な気分になる。

そこまで国が責任放棄をして大丈夫なのかしら。

コロナの早期発見・早期治療がゆくゆくは国を助けるのに、それすら放棄して重症者しかしか見ない国。

軽症者に対して早期治療をすれば重症にならなくて済む割合が高まるのに、自宅で放置はみすみす重症者を増やすようなものだ。

なにこの後手後手感は。

しかし菅は本当に頑固爺さんそのものだ。

批判されるとますます意固地になって殻に閉じこもる。


安倍政治を継承すると言った菅はポンコツ度まで継承してしまったが、もともと総理になる器じゃない人物を総裁にした自民党の罪は大きい。

選挙が無かったら、自民党から撤回を知ろと言う声も聞こえてこなかっただろうし。

そのポンコツ菅を支持すると言った廃車寸前の二階。

粗大ごみ置き場状態の自民党に対して「自民党しか政権を担えない」と言う人達。

どこを見て過大評価しているのか。

自民党政治から脱却しないとこの国の未来はないのに、未だ有権者の古い意識に助けられてきた自民党。

ハア・・・・・だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/388.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 「卓球・伊藤美誠に妨害ライト」は韓国でなく『スッキリ』のクルーだった! ネトウヨや夕刊フジがヘイトデマ拡散も日テレは事実隠し(リテラ)
「卓球・伊藤美誠に妨害ライト」は韓国でなく『スッキリ』のクルーだった! ネトウヨや夕刊フジがヘイトデマ拡散も日テレは事実隠し
https://lite-ra.com/2021/08/post-5977.html
2021.08.05 伊藤美誠に妨害ライトは韓国でなく『スッキリ』!ネトウヨや夕刊フジがデマ リテラ

     
      日本テレビ『スッキリ』番組公式ページより

 東京五輪の開幕によって、案の定、ネトウヨが連日のようにレイシズムをあらわにしている。とくに標的になっているのが韓国で、やれ「わざわざ給食センターをつくって原発事故の風評被害を広めようとしている」だの「選手村に反日横断幕を掲げている」だのと数々の言い掛かりをつけているのだが、そんななか、とりわけネトウヨが「反日行為!」「絶対に許すまじ!」といきり立っていたあの問題について、とんでもない事実が判明した。

 それは、日本の伊藤美誠選手と韓国の田志希選手が対戦した、7月28日の卓球女子シングルス準々決勝でのこと。ネトウヨはこの試合で「韓国メディアがカメラのライトで伊藤選手を妨害した!」と噴き上がっていたのだが、じつは試合中にカメラの照明をつけていたのは日本メディア、日本テレビ『スッキリ』のクルーだったことがわかったのだ。

 まずは経緯を振り返ろう。アクシデントが起こったのは第4ゲームの序盤、伊藤選手が審判に指差しながら何かを訴える場面があった。その際、実況者は「いま映っていたライトが眩しいということで……」と説明。中継映像では照明がついたテレビカメラを構えたクルーが映し出されたのだが、伊藤選手はどうやらその照明について審判に訴えたようだった。

 この試合に伊藤選手は4−0で圧勝したが、ところがSNS上では、中継映像に映し出されたカメラクルーが韓国メディアだと示す証拠は何ひとつないにもかかわらず、対戦相手が韓国選手だったことから“韓国メディアの仕業”だとして、問題のテレビクルーが写った動画や画像とともにすぐさま拡散。翌日7月29日にはネトウヨまとめサイトの「保守速報」も飛びつき、さらには同日、夕刊フジが一面にデカデカと「卓球韓国戦で 美誠に妨害光線」と見出しを掲載。記事で〈ツイッター上では、特定の国のテレビクルーが伊藤を妨害した、とする説明書きが付けられて動画が拡散している〉と伝えた。

 Twitter上での指摘だと断ったり「特定の国」などとぼかしているとはいえ、見出しで「韓国戦」「妨害光線」と掲げていたことからも、夕刊フジはあきらかに韓国メディアによる妨害であるかのように誘導したのだ。

 結果、この問題はさらに拡散され、ネトウヨは大騒ぎ。証拠は何ひとつないというのに、韓国メディアが伊藤選手を妨害するためにしでかしたと声高に叫びはじめたのだ。

〈特亜的な妨害工作はこれからも激化しそう。大声で抗議しなくては!〉

〈姑息な人たちだね 韓国ってさ〉

〈韓国メディアのカメラライトで伊藤美誠選手の目を狙う行為は許せません!!〉

〈自衛隊機にレーダー照射ロックオンした国がまた何かやった、と〉

〈報道してくれたのは夕刊フジだけ〉

〈これ、ガンガン拡散な〉

■新潮の取材に日本テレビが「当該クルーが日本テレビの取材班だったことは事実」と認めた

 さらに、時事通信出身の極右政治評論家・加藤清隆氏も7月31日に以下のように投稿。その投稿には3000件を超えるリツイート、1万件もの「いいね」がついた。

〈卓球女子シングルス準々決勝で伊藤美誠選手に韓国のクルーと見られるカメラのライトが当てられた問題で、同選手への妨害である可能性が出て来た。あれはELGライトと言って、通常は接写する時などに使用される。そもそもスポーツの試合でライトを付けることはない。よく調べた上で、厳重な処分が必要。〉

 また、「証拠映像」として投稿した動画が著作権の問題で削除されると〈著作権を証拠隠滅のために使う姑息なNHKと韓国テレビ局〉だのという陰謀論まで巻き起こる事態となっていた。

 ところが、これらが「完全なデマ」であることが、本日5日になって判明。本日、「デイリー新潮」が「伊藤美誠に“妨害”ライト、韓国メディア犯人説が流布するも、ようやくわかった真相」と題した記事を配信したのだが、記事内では、日本テレビの関係者が「あれは『スッキリ!』のクルー」だと指摘し、「ネットで出回っているNHK中継の画像を見ましたが、右端に森圭介アナ(42)が映っていますし、他にも知った顔が映っています。もちろん彼らに伊藤選手を妨害する意図なんてないでしょう」「スポーツ取材の勝手がわからず、ライトを点けてしまっただけなのではと思います」と証言。

 しかも、この記事が決定的なのは、「デイリー新潮」の取材に対する日本テレビの返答だ。記事では、日本テレビ側も「当該クルーが日本テレビの取材班だったことは事実」と認めているのである。

 じつは、昨日4日の夜、この記事で現場にいたと指摘されている森アナウンサーは自身のTwitterに、〈悔やんでも悔やみきれないことをしてしまった時は、そのこと自体を忘れたくなってしまうけど、もう二度とそんなことをしないように紙に書く。書かずとも胸に刻めばいいと言えるほど、自分を信用してない。書く。忘れないように、書く〉と投稿。これは、「デイリー新潮」に自分たちが問題となっている取材クルーだった事実が出ることを知り、投稿したものなのだろう。

■「韓国の仕業」なるデマが拡散されても『スッキリ』日本テレビは新潮の取材を受けるまで知らんぷり

 さんざんネトウヨや極右論客は“韓国メディアの仕業だ!”と証拠もなく決めつけ、息巻いていたものの、じつのところその“真犯人”は、新型コロナ感染拡大の問題をも放り出し、局をあげて五輪礼賛報道に明け暮れている日本テレビ、しかも「また日本が金メダル!」と朝から大はしゃぎしつづけている『スッキリ』のクルーだったとは──。ようするに、夕刊フジが「妨害光線」としたのは日テレ取材クルーのたんなる不手際であり、ネトウヨや加藤清隆氏が言いふらした「韓国のクルー」というのは根も葉もないデマだったのである。

 証拠もなく「韓国の仕業」「韓国の捏造」「反日韓国」などというデマが平然と垂れ流される状況、そして五輪を“ヘイトを喧伝する格好の舞台”として利用するネトウヨや極右メディアの害悪……。だが、責任は日テレにもある。ネット上でこれだけデマが拡散されていることを日テレや『スッキリ』スタッフが知らなかったはずがない。にもかかわらず、熱狂的な五輪報道でナショナリズムを煽りつづける一方、取材時に不手際があったことには一言も触れず、取材を受けるまでデマを放置してきたからだ。

 いや、問題は日テレだけではない。東京五輪の開会式では選手入場行進に、性的マイノリティへの差別同調や歴史修正主義発言を繰り返している“現役レイシスト”の作曲家・すぎやまこういち氏のゲーム音楽が使用されたが、その問題をしっかり真正面から指摘した国内大手メディアは皆無だった。メディアがレイシズムに対して厳しい姿勢を持たず、それどころか「韓国は反日」などというヘイトを煽るようなニュースに明け暮れる結果、このようにネトウヨによるデマの跋扈を許す一因になっているのである。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/389.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 自民党太田・山口公明派落馬!<本澤二郎の「日本の風景」(4165)<安倍側近の太田ショウコウ・山口が戦争三法突進成功報酬疑惑!?>
自民党太田・山口公明派落馬!<本澤二郎の「日本の風景」(4165)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30045775.html
2021年08月05日 jlj0011のblog


<安倍側近の太田ショウコウ・山口が戦争三法突進成功報酬疑惑!?>

 自民党を自滅党と揶揄した昨日の記事が、ネットでさえブロックされてしまった。言論の自由への規制強化は、腐敗勢力にとって、自滅しても変わらないらしい。そこで本日は、自滅党公明派について論評しなければならなくなった。

 ジャーナリストは、憲法違反の特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪の、いわゆる戦争三法の強行(安倍内閣)に深く加担した公明党創価学会の実績を、決して忘却することは出来ない。これが目下の台湾有事の場面で、鎌首をもたげている。即沖縄有事となる。辺野古基地建設だけではない。馬毛島基地建設疑惑へと突き進んでいる。南西諸島の自衛隊基地拡大も危ない。日中対決を想定した、安倍・自公の国家主義的戦争体制づくりを、容易に印象付けているだろう。

 安倍の「神国・戦争体制」と決めつけてもおかしくないほどである。安倍に続いて、米バイデンの台湾有事策略に菅も深く関与、東アジアは「波高し」の状況だ。日中経済に大きな負荷を与えて、いいことはない。

 想定できない日中関係の激変も、つまるところ自公体制3分の2議席が可能にしたもので、公明党創価学会の安倍貢献は計り知れない。むろん、官邸と自民党から信濃町の金庫と、太田と山口の秘密口座に振り込まれている、莫大な謝礼が届けられている、と政界雀は分析している。

 安倍と太田、安倍と山口の深すぎる関係は、いずれ露呈するだろうが、疑惑はこれに終わらない。

<河井案里当選謝礼1・5億円疑惑>

 誰も口にしないだけであるが、例の広島参院選挙での河井案里当選の決め手は、公明党創価学会票を河井に一本化したことにある。

 現職の溝手は、公明党創価学会に逃げられて、落選したことになる。誰もが知っていることである。謝礼は安倍の1・5億円から支払われているだろう。この大金がどう処理されたのか?安倍の懐には?安倍秘書のポケットには?これらの解明を林検察は怠っている。

 林真琴の捜査責任は、以上の疑惑を解明しないかぎり、河井事件は終わらない。有権者の目は厳しい。市民運動家の追及が止まることはない。公明党創価学会の内部告発を期待するのは、困難と見られているが、果たしてどうだろうか。

<選挙コストゼロで自民党並みの利権アサリの守銭奴>

 昨日発覚した事件も、昨今の公明党の腐敗の深さを露呈して余りあろう。

 例の公明党銀座族の遠山清彦の秘書2人が、金融機関の融資に関係した容疑(貸金業法違反)で、同党2議員の事務所や遠山が代表を務めるコンサルタント会社に対して、東京地検特捜部が家宅捜索した。公明党議員の家宅捜索は、前代未聞で同党のダメージは大きい。

 「遠山も豚箱入りが確実」と関係筋は指摘している。ここから何が見えてくるだろうか。事情通は「公明党議員はコストゼロで当選してバッジをつけている。カネのかからない選挙の典型。公明党候補を応援すれば、ご利益があると信じ込まされている信者が支援して当選する。当選すれば世界一ともいえる血税を報酬として懐に入れている。それでいて自民党腐敗議員並みに金集めをしている。守銭奴も極まっている」と手厳しく判定している。

 気になったのは、毎日新聞記事だ。公明党2議員の名前を秘密にして報道している。相変わらず毎日との深い関係を裏付けていて悲しい。朝日新聞で確認するといい。

<都議選での住所転入疑惑を指摘する専門家>

 先の都議選で23候補が全員当選した公明党であるが、専門家が票を子細に分析すると「学会員の住所の移動があったとしか思えない」と転入転出疑惑が考えられる、というのだ。

 過去に何度も指摘されたことでもある。「公明党が擁立しない自民党候補が軒並み落選している。公明党は候補を立てた選挙区に票を集中させた可能性が強い。落選した自民党候補はカンカンらしい」とも。全員当選しても50万の票を減らしている。

 池田に傾倒して創価学会から除名された市民は「転入疑惑は考えられる」と疑惑について否定しない。

<池田大作の教えを裏切った公明党創価学会の自民党神道化!>

 日本の宗教団体を総覧すると、実に不思議なほど沢山ある。分派分裂が当たり前で、統制が取れていない。宗派がいくつもあって数えきれないほどだ。そんな中で、創価学会のみ多数の信者と莫大な資金集めに成功して、政党を抱え込んでいる。

 池田大作の言論戦略の成果なのであろうが、同時に民意を反映した政治路線を、相当数の有権者が安心したことも大きい。日中不戦・日中友好をライフワークにしてきたジャーナリストは、池田と周恩来の友情を基礎にした日中友好路線から、護憲リベラルを貫く公明党創価学会のはずだと理解したのだが、それを太田と山口が安倍と密約して右翼化戦争党に変質させた。池田が第一線を離れると、安倍の戦争体制(戦争三法)構築に手を貸したことは、もはや疑う余地はない。

 安倍の戦争三法は、戦前の国家神道・教育勅語路線への回帰そのものである。池田健在であれば、真っ向から反対、連立離脱のはずだったが、太田は堂々と安倍路線に与した。この下りを現在、埼玉県知事の大野が参院議員時代追及していた。Youtubeで今も確認できる。

 太田の裏切りが、山口にも伝染して、公明党創価学会はいまや「自滅党公明派」そのものである。

<原発推進の公明党腐敗勢力に期待するものなし>

 第二次安倍内閣が発足すると、安倍はトルコに飛んで、三菱の原発売り込みに突っ走った。すると、安倍に呼応した山口は、インドを訪問してこれまた原発の売り込みに励んだ。

 311の教訓、それ以前の広島と長崎の教訓さえ放棄した公明党創価学会は、安倍や森喜朗の「神の国」神道政治連盟に与したことを意味する。これは反原発の国民的世論に衝撃的な影響を与えた。

 自公の原発再稼働は、天に唾する行為である。悪魔に魅入られた公明党創価学会と断罪できるだろう。

<木更津の戦争遺児・沖縄の野原善正の正義の決断の行方いかん!>

 公明党創価学会の右翼化の分水嶺というと、特定秘密保護法を太田が推進強行した時点の2013年12月のことである。

 まさかの戦争法第一弾の決着にいち早く、怒りの声を上げた学会員がいた。木更津市の戦争遺児K・T子さんである。父親を硫黄島作戦で失った彼女を、母親の未亡人の助産婦が立派に育てた。

 秋田県由利本荘市で3人の子供を育て上げて、実家の木更津市に戻り、老いた戦争未亡人の介護をしながら、君津市の山の手病院で栄養士として働いて、休息の時間をとっていたころだ。近所の元教師Mさんらと平和運動にも携わっていた。

 「太田は裏切り者だ。池田先生は決して許さないッ」と激しく叫んだ。彼女はしかし、4か月後、デーサービス経営のやくざ浜名に強姦殺害されてしまった。一時捜査した木更津署は、昨春捜査をやめてしまった。公明党創価学会の圧力と見られる。この事件は、いずれ政治問題に発展するはずだ。

 今朝ほどの清和会OBは「公明党創価学会のダメージは大きすぎて測りがたい」とうめいた。

2021年8月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(毎日)公明党の元衆院議員遠山清彦氏(52)の元秘書2人が、貸金業の登録を受けずに金融機関の融資に関わった疑いがあることが4日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は同日、貸金業法違反容疑で、関係先として公明党の2議員の東京・永田町の議員会館事務所などを家宅捜索した。

 関係者によると、元秘書2人は貸金業の登録を受けていないのに、民間企業と政府系金融機関の融資を仲介した疑いがある。2人は遠山氏が議員辞職した後、吉田宣弘衆院議員と太田昌孝衆院議員の事務所の秘書となっており、捜索は両議員の事務所に入った。

(毎日)遠山清彦元衆院議員が代表を務めるコンサルタント会社を家宅捜索し、段ボールを車に詰め込む東京地検特捜部の係官ら=東京都千代田区で2021年8月4日午後5時23分




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相、感染激増で「再選どころではない」窮地に 医療方針を転換、次期選挙は自民過半数割れも(東洋経済)
菅首相、感染激増で「再選どころではない」窮地に 医療方針を転換、次期選挙は自民過半数割れも
https://toyokeizai.net/articles/-/446243
2021/08/05 17:00 泉 宏 : 政治ジャーナリスト 東洋経済オンライン


8月4日午後、政府の入院制限方針などの質問に答える菅義偉首相(写真:時事)

東京五輪閉幕が迫る中、政府が突然、東京などコロナ感染爆発の状態に陥りつつある地域を対象に、入院治療は原則的に重症患者などに限定する方針を打ち出したことで、国民の不安や不満が爆発している。

コロナ感染者への医療方針の大転換ともなるだけに、関係者の間でも「政府が医療崩壊を認めた」「まさに後手後手」などの批判が噴出。与党の自民・公明両党も政府の方針撤回を要求する異常事態となっている。

菅義偉首相は急きょ、医療関係者に協力を要請するなど、国民の理解を得ようと躍起になる一方、「今回の措置は必要な治療を受けられるようにするため」と方針を撤回しない考えを表明。ただ、今回の方針転換について政府は専門家に相談せず、与党への事前報告もしなかったことも明らかとなり、批判・不満を増幅させている。

現場から「すでに医療崩壊」の悲鳴

新規感染者は4日、14都府県で過去最多を更新。焦る政府は5日、「桁違いの感染急増で局面が変わった」(西村康稔経済再生担当相)として、まん延防止等重点措置の対象地域に福島、愛知など8県の追加を決定した。都内の自宅療養者は過去最多を更新し続け、現場では「すでに医療崩壊」との悲鳴が相次ぐ。

菅首相は4日のインタビューで「重症化のリスクのある方は入院していただく。悪化したらすぐ入院ができる態勢をつくる」などと国民の理解を求めた。しかし、ネット上では「患者の切り捨てだ」と大炎上し、「菅首相は即時退陣」がトレンド上位となるなど、国民世論が菅政権を窮地に追い込みつつある。

事の発端は政府が2日、感染者が急拡大している地域で、入院は重症患者や重症化リスクの高い人に限定する方針を決めたことだ。これを受けて菅首相は3日、首相官邸で日本医師会の中川俊男会長らと会談し、コロナ感染者の新たな療養方針への協力を要請した。

会談で菅首相は、中等症患者のうち、酸素投与が必要な人や糖尿病などの疾患がある人は入院対象になるとの基準を示した。中川氏は会談後、記者団に「中等症1でも医師の判断で入院させることでいいと確認したので、(国民には)安心していただきたい」と述べ、政府の方針に一定の理解を示した。

しかし、この政府方針に対し、与党や自治体から不満や注文が相次いだ。公明党の山口那津男代表は3日の菅首相との会談で、中等症患者向けの病床や人員の拡充を強く要求。菅首相が期待する「抗体カクテル療法」について、「点滴を行える場所と機会を有効に生かせるようにすべきだ」と指摘した。

同日の自民党の二階俊博幹事長と公明党の石井啓一幹事長の会談では、石井氏が「中等症患者は治療してもらえないのではないかと不安を抱く」と強い懸念を伝え、与党として政府にきちんとした説明を求める方針を確認した。

全国知事会会長の飯泉嘉門徳島県知事も同日、田村憲久厚労相とオンラインで会談。その中で飯泉氏は「中等症で入院対象から外れる場合の客観的な基準を示してほしい」と求め、田村氏は「医師の判断で必要なら入院させて問題ない」と自治体や医師の判断を優先する立場を繰り返した。

こうした状況について、立憲民主党の枝野幸男代表は同日の党会合で、「自宅療養は言葉だけで放棄としか言いようがない。まったく危機対応がなっていない」と厳しく批判。共産党の志位和夫委員長もツイッターに「大きな危険を伴う政策転換だ」と投稿するなど、政府に方針撤回を求めることで足並みをそろえた。

あふれる「患者切り捨て」との批判

コロナ治療の最前線で奮闘する現役医師では「感染者が増えて受け皿がないから入院させないというのは患者の切り捨てだ」などの批判があふれている。連日のようにテレビ情報番組などに出演している医師は、方針転換を決めた菅首相に対し、「無為無策だ。この人に政治を司る資格はない。すぐ辞めるべきだ」などとツイートした。

国会は8月4、5日、衆参両院の厚生労働委員会で閉会中審査を実施。与野党委員とも政府を追及し、田村厚労相は防戦一方となった。政府コロナ対策分科会の尾身茂会長は、「この件(政府の方針転換)に関して相談、議論したことはない」と明らかにし、委員会室は騒然となった。

尾身発言について田村厚労相は「病床のオペレーションの話なので政府で決めた」と説明。「このままでいくと中等症で入らないといけない方が病床に入れずに在宅で対応できないことが起こる。中等症で呼吸管理している重い方々は入院するが、中等症でも軽い方は(病床を空けることで)重い方が来たときに入れるような状況を作る。国民の命を守るために必要な対応だ」と強弁した。

ただ、方針転換を最終決断した菅首相はこの事実を知らなかったとして、「厚労省は(尾身氏に)必要な相談をすべきだった」と厚労省の対応を疑問視した。田村氏は5日の参院厚労委で「反省している」と述べたが、政府内の混乱を露呈した格好だ。

こうした政府の迷走に、4日の閉会中審査で公明党の高木美智代氏が「撤回を含め、検討し直してほしい」と要求。立憲民主党の長妻昭副代表(元厚労相)は「人災だ」と口を極めて批判した。これを受けて立憲民主、共産、国民民主の主要野党3党の国対委員長は同日の会談で、政府に方針撤回と臨時国会の早期召集を求めることで一致した。

菅首相や政府への批判が渦巻く中、自民党の二階幹事長が3日、菅首相の任期満了(9月30日)に伴う自民総裁選について、「再選が当たり前」と発言したことも批判を増幅させた。二階氏は「現職が再選される可能性が極めて高い。菅首相に『続投してほしい』との声が国民の間にも強い」と菅首相続投支持を明言した。

尾身氏は感染者数に悲観的見通し

二階氏はさらに、「総裁選は総裁たりうる人が手を挙げる、そういう人が複数あった場合に選挙になる。今のところ複数の候補になる見通しはない」として、現状では菅首相の無投票再選が当然との見方を示した。

この二階氏発言もネット上で大炎上。「二階氏はボケている」「真夏の怪談で失笑の嵐」「(菅首相と)2人でどこか違う国へ行って永遠にやっていれば良い」などと過激で辛辣なコメントがあふれた。

緊急事態宣言発令以降も東京を中心に新規感染者は増え続け、一向にピークもみえてこない。感染爆発の象徴ともなる東京の1日当たりの新規感染者数について、4日の閉会中審査で1万人に達する可能性について問われた尾身氏は、「最悪の場合はそういうこともある。来週ぐらいには6000、7000、8000といういくつかの幅のある中で(増えるが)、急に下がることはない」と悲観的見通しを示した。

自宅療養者はすでに1カ月で10倍をはるかに超えて激増が続く。菅首相が期待するワクチン接種も停滞し、抗体投与も入院患者優先となれば劇的な効果は見込めない。まさに「コロナ禍の現状は、戦後経験したことのない国家的危機」(首相経験者)ともみえる。

8日に閉幕する東京五輪は日本選手の史上最多を大幅に更新する金メダルラッシュでお茶の間を熱狂させている。しかし「この熱狂は政治とは別世界の話で、国民の間には最悪の事態を想定せず、根拠なき楽観主義で医療態勢崩壊を招いた菅政権への怨嗟の声が満ち満ちている」(自民長老)のが実態ともみえる。

4日には東京地検特捜部が公明党衆院議員の絡む不正融資仲介事件で強制捜査に着手したことも与党を動揺させている。選挙アナリストの間では「このままなら次期衆院選で自民の単独過半数(233議席)確保は困難」との予測も出ている。与党内では二階氏の続投支持とは裏腹に、「もはや、再選どころではない」(閣僚経験者)との声が勢いを増している。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/391.html

記事 [政治・選挙・NHK282] “異常な市長” 河村たかし、トヨタが異例の抗議声明発表の理由…“メディア露出”政治家の暴走(Business Journal) :経済板リンク 
“異常な市長” 河村たかし、トヨタが異例の抗議声明発表の理由…“メディア露出”政治家の暴走(Business Journal)

http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/469.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/392.html

記事 [政治・選挙・NHK282] この秋の総選挙で政権交代を引き起こす可能性を明示した雑誌メディア 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)



この秋の総選挙で政権交代を引き起こす可能性を明示した雑誌メディア 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292893
2021/08/05 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


自民離れが10%か12%かで、政治的な結果は天と地ほども違ってくる(C)日刊ゲンダイ

 先週発売の「週刊現代」7月31日号の「10・17総選挙 自民、野党転落」の予測記事は、雑誌メディアらしい丁寧な組み立て方をしていて好感が持てた。

 何が丁寧かというと、第1に、与野党の現役議員や選対関係者、各方面の政治記者らへの取材を行った上、各選挙区の最新情勢について独自調査を行ったこと。第2に、それに基づき289の小選挙区と11の比例区の全議席を予測したのだが、その際、浮動票の動きを捉えるために、自民党の前回得票の5%・10%・12%が野党第1党に移った場合のそれぞれを試算した。その上で、さらに念を入れて、全国32の重要選挙区については著名な選挙プロ2人に吟味してもらったという。電話番号を無作為抽出してアルバイトに電話をかけさせるだけの月並みな世論調査だけでは見えないものが見えてくるはずで、雑誌はこういう方法論をいろいろに開発して、予測を競い合ってもらいたいものである。

 それで、その結果はかなり衝撃的だ。自民から10%の票が離れた場合、自民は59減の217議席を得、公明の2減の27と合わせ過半数233を上回る244を確保する。ところが、12%が離れるとなると、自民は78減の198、現職閣僚や与党幹部も続々落選で、自公合わせても225議席と、過半数を割ってしまう。それに対して野党は240。これが「小選挙区制マジック」というもので、自民離れが10%にとどまるか12%に届くかによって、政治的な結果は天と地ほども違ってくるのである。

 もっとも、野党には日本維新の会の17議席が含まれているので、これを引き込んで自公維政権とすれば自民は何とか政権を維持できる。他にも不可測要因があって、私は先の都議選にすでに表れた創価学会女性部の「菅嫌い」が、このズタズタ五輪を見てますます深まって、自公選挙協力の効果はさらに薄くなると予測している。

 他方、12%ケースでは自民198とほぼ拮抗する193まで議席を伸ばすとみられる立憲は、それにふさわしい野党第1党として、共産党はじめ市民派勢力を糾合して政権交代を迫ってもらいたい。このように、小選挙区制は使い方一つでまさかの政権交代を引き起こす可能性を秘めている。この秋の総選挙では、仮にそこまでいかない場合も、与野党が拮抗して、自民のやりたい放題ができない国会状況を生みださなければならない。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/393.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 各マズゴミ中日を含めスポーツ新聞でしか報道しないこの統一感−異常である
深夜に木下投手ご逝去のニュースをスポニチで見てupした。その後、マズゴミも続いて報道するかと思ったが、見事に無視である。但し、各社申し合わせたようにスポーツ紙で報道している。毎日は、スポニチ、読売は報知スポーツ、朝日は日刊スポーツ、産経はサンスポでは報道している。中日新聞はかろうじて、本紙webに中日スポーツの関連記事へのリンクが張ってある。スポーツ紙のないNHKは無視。異様な統一感である。

報道しないのもおかしいが、目立たないように各社統一してスポーツ紙でという申し合わせであろう。しかし、逆効果である。さすがに、その意図は一般人にも見透かされるであろう。

他にも他にも副反応で亡くなられた方は沢山いらっしゃるはずで、マズゴミはそれも全く無視で、コロナにかかったときの苦しさだけ強調している。

カルト版でポスト英米氏も書いているが、脅し、買収の強さを感じる。ここまでしてワクチンを進めたい勢力がおり、それにマスゴミが従っているということが白日の下にさらされた。

ワクチンの是非を事実に即して判断すべきなのにこのような情報操作を一生懸命するシステムはどこか狂っている。人の命がかかっている。

最後に木下投手のご冥福をお祈りしたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/394.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 五輪批判で孤軍奮闘『バイキング』坂上忍に圧力! 出演の春日良一が「プロデューサーから中庸に」の指示に坂上が抵抗したこと明かす(リテラ)
五輪批判で孤軍奮闘『バイキング』坂上忍に圧力! 出演の春日良一が「プロデューサーから中庸に」の指示に坂上が抵抗したこと明かす
https://lite-ra.com/2021/08/post-5978.html
2021.08.06 五輪批判『バイキング』坂上忍に圧力!春日良一が「中庸に」の指示明かす リテラ

    
    番組HPより

 コロナ感染拡大と医療崩壊が深刻化するなか、テレビは相変わらず東京五輪一色で大はしゃぎを繰り広げている。

 そんななか、『バイキングMORE』(フジテレビ)にMCの坂上忍が帰ってきた。

 既報のとおり、坂上は『バイキング』で開催直前まで五輪開催を批判し再延期を訴え、「五輪選手の活躍を伝えて、次のコーナーでコロナの死者を伝えるなんてできない」と繰り返していた。

 ただし、開会式が行われた7月23日の放送を最後に、坂上は先週は夏休みで番組に不在、今週も2日と3日は五輪中継で番組じたいが休止。この間、開会式までは五輪について批判的に報じていた『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)までもが、開催と同時に五輪一色に染まってしまったようなメディア状況だ。久々に『バイキング』に登場した坂上は、コロナと五輪をどう報じるのか。

 そう思って注目していたのだが、結論から言うと、その姿勢はまったくブレていなかった。

 坂上が復帰した4日の『バイキング』は、番組冒頭から1時間以上にわたってコロナを特集し政府のコロナ対応を批判、五輪情報は4分ほどのダイジェストVTRが流されただけでスタジオトークもなし。コロナを申し訳程度にしか報じない、ほかのワイドショーとは真逆の番組構成だった。

 とりわけ坂上は、政府や都のコロナ対応を厳しく批判した。

「菅総理がずっと繰り返していた安全・安心なオリパラ開催っていうのは、僕は、ある意味、医療従事者の方々がお仕事をする合間にテレビを付けるなりして、応援する物理的な時間と、あとは応援する気持ちになるっていうその状態がある意味、安全・安心なオリパラ開催。もはや、この状況でどうしてくれるんだ?っていう気持ちしか僕にはない」

「僕がすごく許せないことは、菅総理も小池都知事もオリパラに直接的な原因がないからといって、でも、間接的な要因であることは間違いないはずなんです。なんだけれど、いまの感染爆発状況とオリパラをまったく結びつけようとしない。あの誠意のない答え方をいつまで続けるんだって。一番腹立たしい」

 感染拡大を報じても五輪の影響については触れない番組がほとんどのなか、坂上は、五輪開催が感染を拡大させているとして、厳しく批判したのだ。

 5日も同じく、コロナ問題を1時間以上特集し、五輪の競技情報は5分足らずのVTRだけでスタジオトークなし。五輪選手に対する誹謗中傷問題についても議論したが、坂上はコロナ下での開催強行がこうした誹謗中傷に拍車をかけているとも指摘していた。

 先週、五輪の開催とともに夏休みに入ったため、一部では「逃げた」などとも揶揄されていた坂上だが、五輪反対の意思は固かったようだ。

■『バイキング』坂上忍に五輪批判封じの圧力があったと元JOC春日良一が暴露

 しかし、実はこの間、『バイキング』MCの坂上忍に圧力がかけられていたことがわかった。元JOC参事の春日良一氏が、ラジオ番組で暴露したものだ。

 春日氏といえば、五輪開催をめぐる議論で『バイキング』に度々ゲスト出演し、臆面もなく五輪至上主義を主張してきた人物。7月上旬に野外音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の中止が伝えられ五輪開催への批判世論が高まるなか、「五輪は特別」と言ってのけ、坂上をキレさせたことも記憶に新しい。

 春日氏は、8月2日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)にゲスト出演したのだが、ヨット太平洋横断挑戦で不在の辛坊の代理でパーソナリティを務める立川志らくと、五輪反対だったメディアの開催後の五輪報道について議論。そのなかで『バイキング』の舞台裏について、こんなことを語った。

「僕は『バイキングMORE』とか結構出てて、いつもみんなに反対されてるじゃないですか。だけど、このまま(反対で)行っても、絶対スポンサーになっているテレビ局がオリンピックを放送しないわけないので、そのときどうするのかなって、逆にすごい心配していたんですよ。
そうしたら、(オリンピックが)始まる一週間くらい前から、ちょっとプロデューサーサイドから、そういうこう、何て言うんだろう、『中庸にしていこう』となったんだけど、僕のライバルである坂上忍さんは、絶対それ諦めなかったんで(笑)。最後まで戦っていて。実際、始まったらどうなるのかなと思ってテレビ見ていたら、坂上さん、夏休みとってて(笑)。さすがこの手があったかと。なかなかいい手がありましたね」

「このまま反対で行ってどうするのかなって心配していた」とか、感染爆発が起きているにもかかわらずメディアが五輪一色になっていることを勝ち誇っているような、春日氏の五輪至上主義目線はひどいが、それ以上に問題なのは『バイキング』プロデューサーの方針だろう。

 『バイキング』のプロデューサーが、坂上に対して、オリンピック開始1週間前くらいに、「五輪開催反対でなく、中庸でいくように」という方針を示していたというのである。

 『バイキング』では結局、坂上が抵抗してこの方針をはねつけたようだが、テレビ各局ではこうやって、五輪開催に疑問を投げかけたり異論を唱えていた番組の内容を、五輪礼賛報道に変えていったということだろう。

■6月以降急速にしぼんでいった「五輪中止論」 メディアも「有観客か無観客か」議論にすり替え

 そもそも6月はじめ頃までは「中止」を主張するメディアやコメントは珍しくなかったが、6月なかば、G7サミットの共同声明に五輪開催支持が組み込まれ、6月21日、5者協議で「上限1万人の有観客開催」が決まると、議論は「開催か中止か」ではなく「有観客か無観客か」「どう安全に開催するか」にすり替えられ、国内マスコミでは「五輪中止論」は急速にしぼんでいき、ほとんどの新聞やテレビは五輪中止に言及することをやめてしまった。そんななかコロナ下での五輪開催に異論を唱え続けたのは、テレビでは『バイキング』、新聞では東京新聞くらいだった。

 時期の違いはあれど、おそらくは他番組でも、「もう開催されることは決まったんだし」「うちの局も五輪中継するから」「反対するのではなく、どう安全に開催するかを建設的に議論すべき」などという意見がまかり通り、反対論が封じられていったのだろう。

 そう考えると、「最後まで絶対諦めず戦った」という坂上の姿勢は大したものだろう。坂上は以前も、『バイキング』での政権批判がフジテレビ上層部から問題視され、批判潰しのためパワハラ告発され降ろされそうになったことがあったが、そのときも徹底抗戦していた。

 春日氏の証言どおり、実際、『バイキング』は開催1週間前も五輪に対する批判姿勢は変わらず、開会式を夜に控えた7月23日放送でも、他番組が試合の始まったサッカーやソフトボールの試合やブルーインパルスに大はしゃぎするなか、小林賢太郎解任問題や五輪関係者の感染、五輪の感染対策の杜撰さなどを批判していた。

 春日氏は「始まったらどうなるのかと思っていたら、坂上さん夏休み。その手があったか」と、坂上を小バカにしていたが、復帰した4日、5日の放送を見れば、その今夏開催反対の姿勢はまったく変わっていないどころか、感染拡大を受けさらに厳しく批判している。

 しかし、『バイキング』や坂上のような姿勢はあくまで例外にすぎない。

■千原ジュニアがコロナ下の五輪報道に疑問、『ゴゴスマ』石塚元彰は宮根の開き直り発言を批判

 5日放送の『ゴゴスマ』(CBCテレビ)で、千原ジュニアが「オープニングで『メダルおめでとう』ってやって、後半コロナで。つなぎのニュースで選手村でクラスターが発生したとか、不思議な時代を生きているという感じがします」と五輪報道をめぐるメディアの矛盾に疑問を呈すると、CBCの石塚元章・特別解説委員が「どこかの放送局のMCさん、裏でやってますけど」「『テレビっていうのはこういうとき、手のひら返すんですよ』と言ったと聞いてますけど、そういうことをメディアの側の人間が冗談でも言うな」と暗に裏番組の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)の宮根誠司を批判。ジュニアが「この世にはいいセイジと悪いセイジがいる」とオチをつける一幕があったが、まさにほとんどのワイドショーでは、手のひら返しの開き直りが当たり前になっている。

 しかも感染状況が過去最大級に悪化している現在も、「選手のがんばりは別」などとエクスキューズをつけながら、コロナは申し訳程度に報じるだけで、その報道姿勢をあらためようとしない。

 現在の感染状況は、東京では1万人以上の人間が自宅で救助を求めているような状況で、災害レベルにある。テレビでも、常時、感染状況や注意喚起を呼びかけ続けてもおかしくない。それが、テレビはほとんどが五輪報道に割かれ、注意喚起がまったくと言っていいほど行われていないどころか、逆に国民に危機的状況を見えなくさせている。

 まだ感染のピークも見えずこれからどれくらい被害が大きくなっていくかまだわからない状況だが、五輪開催強行が感染爆発を引き起こしたことは間違いない。感染の危機を伝えず五輪報道にかまけているメディアの責任は大きい。

(本田コッペ)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/395.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相の「自宅療養方針」は絵に描いた餅、事実上の敗北宣言だ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)



菅首相の「自宅療養方針」は絵に描いた餅、事実上の敗北宣言だ ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/292900
2021/08/05 日刊ゲンダイ


「コロナ中等症も自宅療養で…」(菅首相)/(C)共同通信社

 菅総理が思わず耳を疑うようなことを言いだした。

 いわく「重症患者や重症化リスクの高い方が確実に入院できるよう、必要病床を確保する」。ここまではいい。当然のことだ。驚くのはその次だ。

「それ以外の方は自宅での療養を基本とし」なんだと。つまり今まで入院して治療してきた中等症患者は、自宅にいろということか。

 そのあと「症状が悪くなればすぐに入院できる体制を準備する」と続けたが、医師や看護師がいなくて誰がどうやって症状が悪くなったと判断するのか。一人暮らしならば一人で判断し、連絡するのか。地獄のような状況ではないか。

「パルスオキシメーターを配布し、身近な診療所が、往診やオンラインなどによって丁寧に状況を把握できるようにする」

 そんな体制を誰がどのようにつくるのか、かかりつけの医者には往診などできる余裕はないだろう。

 オンラインとはなんだ。家のパルスオキシメーターを誰がパソコンやスマホに入力し、誰が24時間管理してくれるのか。絶対に無理だ。オンラインと言えば、誰かが魔法のようにやってくれると思っているのか。無知も甚だしい。

 多くの人がこれは「事実上の敗北宣言」だと言っている。

 医療崩壊で病床が足りない現実を、中等症以下の患者を自宅に放置することによって、なかったことにする。ベッドが足りないのを「そもそもベッドは重症者だけのものだ」と王様が宣言して、いかにも国は間違っていないと言い張る。しかも世界からメディアが集まっているこの時期に、傲岸不遜、厚顔無恥も甚だしい。

 中等症というのは、呼吸器こそつけないが肺炎が進行していて、医者の言葉を借りれば「人生で最も苦しい時期」ともいわれている。

 ある主婦はツイートで「夫は中等症だったけど、24時間の酸素吸入、ステロイドとレムデシビルの投与、ステロイドの副作用による血糖値上昇を防ぐインシュリン注射。こんな事が自宅でできるはずが無い。自宅療養なら恐らく助からなかった」と書いている。

 これはもう事実上の「医療崩壊」を国が認めたようなものだ。それなら、総理がやるべきはまず謝罪だろう。「我々が間違っていました」と国民に謝り、すぐに国会を開け。

 連日オリンピックでアスリートたちが、その競技する姿で国民を感動させているではないか。だったら、国会議員の働く姿を見せて国民を感動させろ。正しいことをしていると胸を張っていられるなら、その姿だけで国民に選挙用のアピールができるはずだ。

 最後に俵万智さんのツイートを。

「ちぐはぐな パッチワークを見るように 五輪のニュース、コロナのニュース」

 言い得て妙。“三十一文字”に今の不穏な何か気分のすぐれない空気を見事に表現している。私もその空気のせいで最近具合がよろしくない。



ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/396.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 林検察封じ!!<本澤二郎の「日本の風景」(4166)<安倍・山口に泣きつかれ⁉上川法相を官邸に呼びつけた菅義偉の大罪>
林検察封じ!!<本澤二郎の「日本の風景」(4166)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30057764.html
2021年08月06日 jlj0011のblog


<安倍・山口に泣きつかれ⁉上川法相を官邸に呼びつけた菅義偉の大罪>

(時事の捏造?)首相動静8月5日、午後4時20分から同32分まで、上川陽子法相。

 上記の報道から「怪しい」と直感したのだが、朝日読者の事情通が「時事通信の首相動静は捏造されたものだ」と訂正してくれた。実際は30分以上、密談していた。何のために?安倍・桜事件封じ込めのためであることは、凡人元政治記者でも直感できたが、事情通は「もう一つが公明党のナツオが菅に泣きついたものだ」とも決めつけた。即座に納得してしまった。永田町で人生のすべてを捧げてきた事情通のヨミには、合点するほかなかった。

 菅は事前に麻生太郎とも密談。「まだコロナ予算が30兆円残っている。これを総選挙で、全国民買収費用にしたい」?などと菅が財務相・麻生を説得した可能性が強い。麻生は反対に「菅さん、安倍・桜事件に冷たい」と菅に忠告した?さすがはベテランのヨミに脱帽である。

 昨日の8月5日、コロナ感染は東京で5000人の大台を突破、国民の命を捧げながらの五輪強行を、止めようとしない殺人鬼・菅である。殺人鬼の広島原爆追悼祈念出席に、本日のヒロシマの反応はどうか?

 要は、麻生は「安倍を助けろ」、信濃町からは「公明党の遠山事件を

拡大させるな」の直訴に対して、急遽上川陽子法務大臣を官邸に呼びつけて、林検察による捜査の内情を聞き出し、捜査にブレーキをかけたもの、と想定できるのだが。図星とみたい。

 事情通は「上川を官邸に呼びつけて、それを周知させる点に意味がある。林検察の動きを食い止めるための演技だ」「このような大それた、天を欺く行動が出来る菅という、恐ろしいやくざのような人物を首相に担いだ自民党と公明党は、自滅するほかない。万死に値するだろう」などと怒り狂うように指摘した。ことほど自公は腐りきっているのである。

 桜事件の再捜査については、既に詳しく報道されている。公明党重大事件については、事情通の説明でこれまで以上に納得した。

 「横浜にあるテクノシステムという太陽光発電による22億円詐欺事件発覚で、背後で暗躍していた公明党の悪党の事件が露呈した。公明党きっての銀座族で知られる遠山だ。彼の指示であろう、二人の秘書が詐欺会社の助っ人となって、金融機関からの不正融資を全面的に支えていた。いわば詐欺グループの主役を、遠山と彼の議員事務所が担当していた。遠山について詳しくないが、まずもってこの人物に倫理観がない、犯罪集団の一翼を担っていたわけだ。あろうことか、二人の秘書が今働いていた公明党の議員会館事務所2か所が、東京地検特捜部に家宅捜索された。公明党重大事件は、内外に知れ渡ってしまった。前代未聞の永田町重大事件でもある。この詐欺集団には、小池都知事側近や小泉純一郎らの関与も指摘されている。この犯罪事件は、さらにさらに大きく拡大するため、公明党創価学会にとって危機的なダメージとなる。既にネットの世界にも言論弾圧の動きが出ている。そこで信濃町は、総力をあげてこれの拡大阻止に取り組んでいる。その先頭に立ったナツオが菅に泣きついた。上川陽子が官邸に呼ばれ、首相自ら火消し役を買って出たものだ」

 以上の指摘に異論があれば、大いに歓迎しようと思う。

<全国民は林検察監視と支援を働きかけねばなるまい>

<自滅の自公を叩き潰せば、世の中明るくなる>

2021年8月6日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(追記)田舎は最高!ただし、贅沢な悩みもある。山間から地下水となって噴出してくる水が飲めることが、何よりの幸せの一つだが、このころになると、水量が枯れてちょろちょろ。10L溜め込む間、蚊に刺される。これが辛い。長袖長ズボンの出で立ちで、汗をかきながらの水汲みも、覚悟をすれば大したことなどないのだが。それにしても人間は贅沢にできている動物かもしれないが、詐欺してまでも金儲けする政治屋とその仲間の犯罪を許すわけにはいかない。修身斉家治国平天下の日本にしたい。ナポレオンに侵略されたドイツの哲学者・フィヒテの「ドイツ人に告ぐ」ではないが、やはり根本は教育であろう。せめて言論人くらいは、そうありたいものである。

<「不祥事徹底解明せよ」と自民青年局の要望も届かず>

(産経) 自民党青年局(牧島かれん局長)は5日、党本部で柴山昌彦幹事長代理と面会し、二階俊博幹事長宛に緊急申し入れを行った。不祥事などが相次ぐ中、一層の危機感を持って党運営を行うことを要望した。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/397.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 2017年、日本政府は、新型コロナ開発に推定405億円を武漢ウイルス研究所に渡していた。人類滅亡阻止の方法は、まだある。
すみません。もう、投稿しないと言っておきながら、口の根も乾かない内に・・・。
 それがね。ず〜っと、ひとつだけピースが見つからなくて、悩んでいたのですが、先日、テレビで大ヒントを聞いたものですから、調べてみたら、解りました。
 見つけた記事は、これです。
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《ニューヨークタイムズの記事_2021年6月15日》
https://www.afpbb.com/articles/-/3351747
※石氏【バットウーマン】ら武漢ウイルス研究所の研究員らは2017年、『人間の細胞内における感染力と複製能力を調べるために、既存の複数のウイルス【その中には、人間への感染がほぼ可能なウイルス少なくとも一つが含まれた】の部分を混ぜたり組み合わせたりし、コウモリのコロナウイルスのハイブリッド型を新たに作った』という実験報告を発表した。
・・・・・(中略)
石氏は、『私の研究室はウイルスの毒性を高めるGOF実験を行ったこともなければ、協力したこともない』と述べた。
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★『これで、この年表が完成しました。あ〜すっきりした。』
◆『これじゃあ、トランプに命令されて諜報機関が調べても解らなかったはずだ!』
◆『あとは、皆さんの想像力を働かせて、ご自由に!』

●●●《 アビガン・Muse細胞・STAP細胞の年表 》●●●
◎2009年8月、小保方さんがハーバード大学で万能性体性幹細胞【後のSTAP細胞】を採取していた頃のものとMuse細胞は、同じものです。
◎2010年4月、上記の採取していた頃の万能細胞と同様の『Muse細胞』を発見。
http://www.stemcells.med.tohoku.ac.jp/outline/index.html
https://www.lsii.co.jp/muse_cells/
◎2014年1月、STAP細胞の論文をネイチャー誌に発表。
・STAP細胞に増殖性を持たせたものを、STAP幹細胞【STAP-SC】と名付け、
・胎盤へ寄与できるものをFI幹細胞【FI-SC】と名付けた。

◎2014年3月、アビガン錠は、『緊急の場合のみ製造可能』と条件付き承認。
・理由は、催奇形性が確認されたため。厚労省が悪魔に魅入られた瞬間です。
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◆ワクチンだって、催奇形性が確認されたら、世界の保険局は承認できないのですよ。でも、20年以上も承認されなかったのですから、催奇形性があったんですよ。
その証拠に、副作用という言葉を、ワザワザ副反応と言うようにしたじゃないですか。
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◎2014年4月8日、『STAP細胞はあります!』発言を、国を挙げて否定。
・この時、Muse細胞関係者は、万能細胞が実在することを何故か沈黙した。

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◎2017年3月30日、アビガン錠を約4万7000人分購入。上限200万人分備蓄。
・理由は、不明。催奇形性の副作用が改善された訳ではありません。
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◆『2017年3月30日に支払ったお金は、いくらで、誰が受け取ったのでしょうか?』
2020年3月27日公開の論文は、武漢大学です。
 アビガン一人分1万円程度として、約205億円ものお金が、日本政府から武漢大学に渡っていたのです。
催奇形性が出た新薬は、世界的には、人体に対する治験は、ご法度です。
ワクチンだって、そうでしょ?催奇形性が出たなんて、ひた隠しに隠していますよね。
でも、中国だけは、お金さえ積めば、死刑囚とかで、やらせてもらえるようですね?
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◎2018年1月、Muse細胞製品の探索的臨床試験を開始【急性心筋梗塞患者】
◎2018年9月、Muse細胞製品の探索的臨床試験を開始【脳梗塞患者】

◎2020年2月、厚労省は、アビガン錠200万人分の在庫を持っていると公表。
◎2020年3月27日公開の論文【武漢大学】:アビガン錠の4つの副作用を確認。
・肝機能検査異常、尿酸値上昇、消化管症状、精神症状の発生率が中国開発のアビドール群【アビガン群、アビドール群、それぞれ120人の治験】より高かった。

◎2020年4月、安倍首相は、アビガン錠を200万人分備蓄すると公表。
・合わせて、400万人分を備蓄したことになります。
じゃあ、さらに、約200億円もの大金を、安倍ちゃん、中国に払いましたね!

・結局、Muse細胞は、採取するに止まり、自己増殖性を持たせたSTAP幹細胞【STAP-SC】等にあたるものは11年経っても作製できなかったということです。

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★『つまり、人類滅亡は、避けられない。ということです。』
◆『でも、私では、出来ませんでしたが、下記ブログの通り方法は、ありますよ。』
◆『ただし、この前回の投稿の通り、浜松市役所の職員のようでは、とてもムリ。』
◆『当該職員のように、国民も、同様に、小学生レベルになっているのですよ。』
『この国が亡びる原因が解りました。菅首相の無感情は、浜松市の口頭意見陳述の模様と同じ。私は、ふる里【黄泉の国】へ帰ります。』_2021.07.30阿修羅投稿
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/289.html

★『これを読んで、洗脳から醒めた人は、行動を起こしてください。』
ブログ名:『陸山会事件の真相布教』
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/
『【第40回:最終回】国民の皆様、これを読んで洗脳から醒めて下さい。』
https://ajari-rikuzankai.at.webry.info/201908/article_1.html?1566530120

★『あ〜。これで、いい死に土産ができました。ありがとうございました。』

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/398.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 8月わずか4日間で8人の異常事態 東京の“自宅死ラッシュ”はすでに始まっていた!(日刊ゲンダイ)





8月わずか4日間で8人の異常事態 東京の“自宅死ラッシュ”はすでに始まっていた!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293000
2021/08/06 日刊ゲンダイ


とうとう5000人を突破(=5日)/(C)日刊ゲンダイ

 東京の新規感染者は5日、とうとう5000人を突破してしまった(5042人)。5日開かれた都のモニタリング会議では、現在の増加ペースが続いた場合、2週間後の今月18日には、1日当たりの人数(直近7日間平均)が1万909人に上るという試算が示され、1万人突破が現実になりつつある。いまから懸念されるのがコロナ患者の自宅死ラッシュだ。

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 5日時点での東京の自宅療養者は1万6913人、入院・療養等調整中は1万543人。計2万7456人だ。患者があふれているこの状況下で、政府が打ち出した「入院制限」を実行に移したら、誰もが恐れる自宅療養中の犠牲者が続出しかねないのだが、それは既に始まっていることが分かった。

 5日にFNNが流した衝撃的なニュース。8月になって都内で自宅療養中の感染者とみられる死亡者が、少なくとも8人いたというのだ。全員男性で、30代1人、40代1人、50代6人。昨年12月から今年7月までの8カ月間で都内で自宅療養中に死亡した感染者は11人だったから、今月のわずか4日間での8人死亡は異常事態である。

 病床逼迫の東京都では、政府方針を踏まえた入院基準の見直しに着手したが、さすがに現場の医師らから「ヤバイ」との声が出たのだろう。5日一転、中等症患者の入院を継続する方針を示した。モニタリング会議メンバーの猪口正孝・都医師会副会長は入院の判断について「単純ないくつかの指標で仕分けすることはできない。医師が患者の全身状態を見て決めていく」と強調した。

 入院制限は間違いなく自宅死を増やすだけだ。現状の2万人を超える自宅療養者にさえ、保健所は対応できていない。


一転して、中等症入院を継続すると発表(小池百合子都知事)/(C)共同通信社

菅政権の入院方針転換でさらなる悲劇必至

 5日の日経新聞で都医師会会長の尾崎治夫氏がこう言っている。

「8月に入って保健所から私のクリニックに『自宅療養者への連絡に3日ほどかかるので、その間は検査した医師が見守ってほしい』と要請があった」

 つまり、保健所がパンクしているということだ。

 今春の第4波で19人の自宅死があった大阪府の吉村知事は、政府の方針転換が発表された翌3日、「正直申し上げて、保健所は全員を見られない」と明言している。

 加えて、コロナ感染の病状悪化は自覚症状がなく進むケースもあり、気づくのが遅れる懸念もある。それに、たとえ病状悪化を訴えても、この感染爆発局面では受け入れ先が見つからない可能性が高い。東京の救急搬送困難事案は、7月26日から今月1日までの1週間だけでも、前週比60%増の533件に上っているのだ。

 今月中に自宅死が何件発生するのか。考えるだけでも恐ろしい。菅首相は一体、どう責任を取るのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/399.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相に異変? 平和記念式典“読み飛ばし”で陳謝 「頭を全く使わずに喋ってることの表れだよ」自民ベテラン議員 



菅首相に異変? 平和記念式典“読み飛ばし”で陳謝
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4331214.html
6日 15時46分 TBS



 広島の平和記念式典では、菅総理が挨拶で「唯一の戦争被爆国」などの文言を読み飛ばし陳謝する一幕がありました。政府・自民党内からは菅総理の疲れを指摘する声が上がっています。

 「先ほどの式典の挨拶の際に一部読み飛ばしてしまいまして、この場をお借りしましてお詫びを申し上げる次第でございます」(菅首相)

 式典後の会見で、こう陳謝した菅総理。当初、式典では「我が国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、『核兵器のない世界』の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要」などと話す予定でした。大事な部分の読み飛ばしに政府関係者は・・・

 「なんでこんなことになってるんだ。話して欲しかったよね」(政府関係者)
 「頭を全く使わずに喋ってることの表れだよ。総理が自分の言葉で話してないから伝わらないし、こういうことが起きる」(自民ベテラン議員)

 菅総理はきのうも・・・

 「テレワーク“不要不急の外出”の徹底」(菅首相)

 不要不急の外出を促すという、正反対の発信をしてしまいました。2日連続で言い間違いや読み飛ばしを続ける菅総理に政権幹部は・・・

 「相当疲れてるよな。もうずっと休んでいないから、1日休んだ方がいいよ」(政権幹部)

 きょう訪れた平和記念資料館では、これまで多くの訪問者が記帳の際に平和へのメッセージを打ち出してきました。アメリカのオバマ元大統領やIOCのバッハ会長らも記帳していますが、きょう、菅総理は、名前と日付だけ記し、会場をあとにしました。

 コロナ対策などに追われる菅総理。自民党内からも疲れの心配や発信力不足を懸念する声が日増しに高まっています。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/400.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 五輪のバブルには穴がある…NYタイムズは「一般庶民の気の緩みを考慮していない」と指摘  海外メディアの目・耳・口(日刊ゲンダイ)



五輪のバブルには穴がある…NYタイムズは「一般庶民の気の緩みを考慮していない」と指摘  海外メディアの目・耳・口
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/292870
2021/08/05 日刊ゲンダイ


「オリンピックは家で見ましょう」、菅首相がいくら言ったって…(C)日刊ゲンダイ

「東京におけるコロナ感染者数が記録を更新、オリンピックのバブルは大丈夫なのか?」との見出しで、7月31日に東京の感染者が過去最多の4058人を記録したことを受けて五輪を危惧したのが「ニューヨーク・タイムズ紙」(電子版=1日改訂)だ。

「東京における感染者の数が最多を記録するに伴い『安心で安全』なオリンピックの開催継続を危ぶむ声が聞かれる」

「大会主催者はオリンピックのバブルの中とその外側は全く別の世界でお互い接点はないので、どちらかが、どちらかに危害を及ぼすことはないと、その声を打ち消すのに躍起になっている。彼らはオリンピックのアスリートやコーチ、オフィシャルや関係者を世間一般から隔離するバブルはしっかり機能していると言い張る」

 しかし、「その考えには穴がある」と同紙はこう指摘する。

「オリンピックの開催が一般庶民に及ぼす精神的な緩みを考慮していない。つまり、『オリンピックをやっているんだから大丈夫でしょ!』という精神的な気の緩みを生み出してしまっているのだ」

「日本国内からも危惧する声は当然、上がっている。オリンピックを開催することはわかっていたのに、しかも政治的にもその開催に大きな期待をしていた総理大臣がワクチンの接種率を上げられなかったのは理解し難いといった声や、現在の医療逼迫による病床の不足を見るとパラリンピックを開催することは難しいのではないか、と『パラ中止』を推すかのような声も上がっている」

「菅総理は東京を含む各地の緊急事態宣言のさらなる延期を考えており、そんな中で『オリンピックは家で見ましょう』というメッセージは一体誰に届くというのか」

 わたしは、この「メッセージ」に対する答えのような写真を見つけた。

 ワシントン・ポスト紙の東京支局長、Michelle Ye Hee Lee氏のツイートだ。

「緊急事態宣言下でのルールは8時閉店。なのにまだ店内満席。ついさっき席に着いたお客さんもいる。皆、日本対ニュージーランドのサッカーの試合を見ている」との投稿とともに、都内7月31日午後8時の居酒屋の写真を載せている。

(米紙コラムニスト、ビリー・デービス)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/401.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 元国税が指摘する「医療崩壊」のウソ。病院のカネ儲け主義が日本を弱体化させる(まぐまぐニュース)
元国税が指摘する「医療崩壊」のウソ。病院のカネ儲け主義が日本を弱体化させる
https://www.mag2.com/p/news/506564
2021.08.03 大村大次郎『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』 まぐまぐニュース



2020年には100歳以上のお年寄りが初めて8万人を超えたものの、「世界一の寝たきり老人大国」などと揶揄されることも多い我が国。その数200万人とも言われますが、なぜこれほどまでに増加してしまったのでしょうか。今回その原因を解説してくださるのは、元国税調査官として専門家の目線で紹介する「ギリギリまで節税する方法」や「最新の税金情報」等と並び、さまざまな社会問題をシビアな目で分析し考察する記事が人気の大村大次郎さん。大村さんは自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で今回、寝たきり老人を「量産」する日本医療界の闇を白日の下に晒しています。

【関連】命より利権。新型コロナ禍の医療崩壊と精神病院の「意外な関係」
【関連】国民の命より開業医の利権。コロナで物言う日本医師会の正体とは

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』の2021年8月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:大村大次郎(おおむら・おおじろう)
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

国民を幸福にしない日本の医療システム

このメルマガで何度かご紹介しましたが、日本の医療システムというものは非常にいびつです。日本の病床数の約80%は民間病院にあります。国公立病院の病床は約20%しかありません。

これは先進国としては異常なことです。イギリス、ドイツ、フランスなどの先進国ではほとんどが病床の大半は国公立病院なのです。アメリカは国公立病院の病床数はそれほど多くはありませんが、しかし病床の大半は教会や財団などが運営する「非営利病院」です。

そして、新型コロナで日本の医療は、欧米の数分の一、数十分の一しか感染者が出ていないのに、たびたび医療崩壊に瀕しましたが、この要因も「公立病院が少なすぎる」ことなのです。

大阪で医療崩壊が起き、日本で最悪の死者を出したのもこの「公立病院が少なすぎる」ことが大きな要因です。大阪では、公立病院を「独立行政法人化」するなどで削ってきました。「独立行政法人も公的な病院に変わりはない」と反論する方もいます。しかし、それは大きな間違いです。確かに独立行政法人は、公的な補助を受けていますし、一定の公的な義務も負いますし、一定の自治体のチェックも受けます。

【関連】戦犯は「橋下維新」。大阪のコロナ医療崩壊を招いた知事時代の愚策

が、純然たる公立病院と違って、国や自治体が経営全般を担っているわけではありません。原則として病院の経営は「独立行政法人」自身が責任を持つことになるのです。だから「商売にならないことはしない」ようになるのです。むしろ体質としては民間病院に近いものなのです。

自治体の方も、経営の面倒を全部見るとお金がかかるから、「独立行政法人化」をしているわけです。言ってみれば「生活の面倒を全部見る」のをやめて「一定の金額だけ渡すから後は自分でなんとかしろ」ということです。

独立行政法人病院側としても、自治体からもらっている補助金分の義務は果たしますが、それ以上のことはしないわけです。経営優先にならざるを得ないのです。

新型コロナでも、純然たる公立病院であれば、自治体が指示すれば全面的に動きます。しかし独立行政法人の場合は、自治体の命令を聞く義務はありませんから、経営の算段の方が優先されます。新型コロナのようなリスクが高い患者は受け入れたくないのです。

そのため大阪は東京よりもはるかに人口が少ないにも関わらず、病床が不足し、入院できずに亡くなってしまう方が続出したのです。

医療は営利になじまない

ところで、なぜ日本で民間病院が多いのかというと、これも何度かご説明しましたが、日本では最強の圧力団体と言われる「日本医師会」という団体があるからです。この日本医師会は医師の団体ではなく開業医の団体で、開業医の利権を頑強に主張してきて来たために、こうなったのです。

【関連】国民の命より開業医の利権。コロナで物言う日本医師会の正体とは

が、いくら日本医師会の圧力が強いといっても、政治がしっかりしていればこういう異常なシステムにはならなかったはずです。

政府は、この数十年、公立医療を削減し、民間医療を増やすという政策を施してきました。大阪の場合も、この国の方針をまともに実行したという面もあるのです。

国としては、財政赤字を減らすために金のかかる公的医療を減らし、民間の競争原理を導入し、医療費を削減しようというつもりだったのでしょう。

しかし産業の中には、営利を取り入れることによって発展する分野が多々あります。というより、産業の大半は営利を取り入れた方が発展します。しかし、営利を全面的に取り入れると人を幸福にしない方向に行く分野もあります。その代表格が医療なのです。

というのも、医療機関が「儲けること」を第一に考え始めると、非常にヤバいことが起きるのです。

「儲けること」の基本は、原価や労力をいかに少なくし、いかに売上を多くするかです。医療がその方向に向かえば、とんでもないことになります。「楽して儲けられる患者をつくる」ということになるからです。

「治療にそれほど労力はかからないけれど治療費をたくさんもらえる」そういう患者を、医療機関が故意に増やすことになるのです。

だからこそ、欧米では公的医療機関の割合が高いのです。

民間病院の割合が高い日本の医療は、実際にそういうヤバい方向に行っているのです。その最たるものが「寝たきり老人」です。日本の医療機関では寝たきり老人などを増やして入院させ、多額の医療費を稼いでいることが多いのです。

なぜ日本は寝たきり老人が多いのか?

実は先進国の中で日本は寝たきり老人が異常に多いのです。日本では寝たきり老人が、200万人いると推計されています。これほど、寝たきり老人のいる国は、世界中どこにもないのです。というより、欧米の先進国では、医療機関などには「寝たきり老人」はほとんどいないのです。日本が高齢者大国だということを考慮しても、この数値は異常値なのです。

そのカラクリも、せんじ詰めれば「医療の儲けの構造」につながるのです。なぜ、日本にこれほど寝たきり老人がいるのか、というと、日本の医療現場では点滴、胃ろうなどの延命治療が、スタンダードで行われているからです。

自力で食べることができずに、胃に直接、栄養分を流し込む「胃ろう」を受けている人は、現在25万人いると推計されています。

これらの延命治療は、実は誰も幸福にしていないケースも多々あります。寝たきりで話すこともできず、意識もなく、ただ生存しているだけ、という患者も多々いるからです。

親族なども、もう延命は望んでいないという場合であっても、日本の場合、一旦、延命治療を開始すると、それを止めることが法律上なかなか難しいのです。

想像してみてください。自分が、自力で食事も排泄もできず、意識もない状態でただただ体だけは機械で生かされ続けていることを。ほとんどの人は、そういう状況は嫌なはずです。

「自力で生きることができなくなったら無理な延命治療はしない」ということは先進国ではスタンダードとなっています。日本がこの世界標準の方針を採り入れるだけで、医療費は大幅に削減できるはずです。

なぜ日本はそれをしないのでしょうか?先ほども言いましたように、この延命治療が、医療の儲けのシステムの中に組み込まれているからです。日本は民間病院が多いので、楽して高収入を得られる延命治療をしたがります。そして延命治療で儲かっている民間の病院たちが政治家に圧力をかけ、現状の終末医療をなかなか変更させないのです。

新型コロナ禍では、症状が悪化しても入院できなかったり、入院できてもICUなどが不足し高度な治療を断念するケースも多々生じています。新型コロナなどリスクの大きい患者の受け入れなどは、民間病院はなかなかしたがらないからです。その一方で、誰も幸福にしない延命治療が延々と続けられているのです。

日本の医療システムは、本当に助けてほしい時に助けてくれず、助けがいらないときに余計な助けをするのです。この「国民を幸福にしない医療システム」は根本的に改革しないとならないのです。

image by: Shutterstock.com

大村大次郎 この著者の記事一覧

元国税調査官で著書60冊以上の大村大次郎が、ギリギリまで節税する方法を伝授する有料メルマガ。自営業、経営者にオススメ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/402.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相の平和記念式典あいさつ読み飛ばしは退陣の予兆? 第1次安倍政権と状況ソックリに(日刊ゲンダイ)
菅首相の平和記念式典あいさつ読み飛ばしは退陣の予兆? 第1次安倍政権と状況ソックリに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/293039
2021/08/06 日刊ゲンダイ


6日、平和記念式典であいさつをする菅首相(C)共同通信社

「いよいよ終わりが近くなってきた」。永田町で一気にこんな声が広がり始めた。

「終わり」とみられているのは菅首相。6日、広島市で開かれた平和記念式典のあいさつで、事前に用意した原稿の一部を読み飛ばしたからだ。

 菅首相はこの日、「わが国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、『核兵器のない世界』の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要だ」などのくだりを読み忘れ、直後の会見で「おわびを申し上げる」と陳謝したのだが、よりによって最も重要な「核兵器のない世界」を読み飛ばしてはダメだろう。

 NHKの中継を見ていても、菅首相の表情には覇気が感じられず、目はうつろ。そんな状況から、永田町でささやかれ始めたのが、2007年9月に体調不良で突然の退陣を発表した第1次安倍政権のケースだ。


2007年9月の安倍首相(当時)の所信表明演説(C)日刊ゲンダイ

安倍前首相は読み飛ばしを「(退陣の)決定的な要因のひとつだった」と告白

 当時、安倍前首相は臨時国会の所信表明演説で、原稿を3行読み飛ばす失態を演じ、直後に国会内で会った麻生幹事長(当時)に向かって「もう辞めたい」と話したと報じられていた。

 安倍前首相も2008年1月に月刊誌で、原稿3行分を読み飛ばしたことを振り返りつつ、「このままでは首相の職責を果たすことは不可能と認めざるを得なかった。決定的な要因のひとつだった」と告白していたが、この安倍前首相の状況を振り返れば、今の菅首相には「首相の職責を果たすことは不可能」というわけだ。

 案の定、菅首相の読み飛ばしにネット上では、<菅総理は全広島市民、県民、そして国民に対し土下座するような気持ちでお詫びするべきだろう。><広島でのこの失態はありえない。><早々に辞任が菅総理としての仕事は急務じゃないでしょうか?>などと、コメントが殺到。被爆者団体からも「不勉強だ」などと厳しい批判の声があがっている。

 “Xデー”はそう遠くないのかもしれない。



被爆76年で平和記念式典、広島「原爆の日」首相の“ミス”で波紋

2021/08/06  TBS NEWS

 8月6日は被爆から76年の「原爆の日」です。広島では、鎮魂の祈りとともに平和記念式典が開かれました。こうした中、式典に出席した菅総理の“ミス”が波紋を広げています。

 被爆76年、広島の朝。

 「子どもたちが元気に孫と一緒に育っている。父に一度抱いてもらいたかった」(父が犠牲 生後2か月で被爆〔76〕)

 「なんとも言えない光景を目にして、なんとも言えません」(姉が犠牲 小学5年で入市被爆〔86〕)

 午前8時から、菅総理も出席して平和記念式典が行われました。感染防止のために、出席者の数も去年に続いて大幅に制限されました。

 原爆投下時刻の午前8時15分。今年は核兵器禁止条約が発効しましたが、広島では、条約に消極的な日本政府に対して批准を求める声が高まっています。

 「核兵器のない世界と恒久平和の実現に向けて、力を尽くすことをお誓い申し上げます」(菅首相)

 一方、式典に出席し、こう訴えた菅総理。ところが、この後、式典での発言をめぐり、陳謝する一幕がありました。

 「先ほどの式典の挨拶の際に、一部読み飛ばしてしまいまして、この場をお借りしましてお詫びを申し上げる次第でございます」(菅首相)

 菅総理は当初、式典で「我が国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国」などと話す予定でしたが、これらを読み飛ばしたのです。

 「頭を全く使わずに喋っていることの表れだよ。総理が自分の言葉で話してないから伝わらないし、こういうことが起きる」(自民ベテラン議員)

 菅総理は5日も・・・。

 「テレワーク、“不要不急の外出”の徹底」(菅首相)

 “不要不急の外出を促す”という、正反対の発信をしてしまいました。

 2日連続で言い間違いや読み飛ばしを続ける菅総理に、政権幹部は・・・

 「相当疲れてるよな。もうずっと休んでいないから、1日休んだ方がいいよ」(政権幹部)

 6日、訪れた平和記念資料館では、これまで多くの訪問者が記帳の際に平和へのメッセージを打ち出してきました。アメリカのオバマ元大統領やIOCのバッハ会長らも記帳していますが、6日、菅総理は名前と日付だけ記し、会場をあとにしました。

 疲れや発信力不足が指摘される菅総理。来月には自民党総裁選も予定される中、高市元総務大臣が菅総理の発信力不足を指摘し、政策論争をする必要があるとして、総裁選出馬への意欲を示していることが分かりました。高市氏は10日発売の月刊誌(「文芸春秋」)でこうした意向を表明する予定です。

 新型コロナの収束も見通せず、政府方針をめぐる混乱も相次ぐ中、菅総理は正念場を迎えています。(06日17:08)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/403.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <アベノマスクから進歩なし> 目を覆う 錯乱官邸の独断専行(日刊ゲンダイ)

※2021年8月6日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年8月6日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 政治に命を奪われる。この国で暮らす人はそう覚悟を決めた方がいい。それほど菅政権の新型コロナウイルス対策はデタラメだ。世論の大半が反対し、東京都と沖縄県に緊急事態宣言が発令される中、強行された東京五輪の開会から2週間。感染拡大の第5波は専門家の予測を上回るほどの猛威で、新規感染者数はみるみる増加している。菅首相が政治的思惑で突き進んだ五輪と無関係とは言わせない。

 5日の新規感染者数は東京が5042人に達し、2日連続で過去最多を更新。埼玉、千葉、神奈川、山梨、熊本、沖縄でも最多となり、全国の新規感染者数も2日連続で過去最多を更新し、1万5263人に膨れ上がった。政府はまん延防止等重点措置の適用地域に福島、茨城、栃木、群馬、静岡、愛知、滋賀、熊本の8県の追加を決定し、対象は8日から13道府県に拡大。6都府県に発令中の宣言とともに、期限は今月31日までだ。

 ぶら下がり取材で感染爆発を招いた政治責任を問われた菅は、「65歳以上の方は80%がワクチンを接種されている。一番、重症化しやすいところにまず、しっかりと対策を講じていることは事実だと思っている。ワクチン接種と同時に、感染防止対策をしっかりと講じていきたい」とまた真正面から答えず、取り付く島もない。全国への宣言拡大については「考えてない」と一蹴だ。重点措置から宣言への移行を要請している福岡県について「今回、まん延防止措置の県にした」と言ってみたり、状況を正確に把握しているのか。極めて怪しい。

始まった「命の選別」

「国民の命と健康を守る」というのは口だけ。日本勢のメダルラッシュにあやかって政権を浮揚させ、長期政権の足掛かりをつくることしか頭にないのは隠しようがない。

「感染防止の切り札」「すべてを賭ける」「人口の4割が1回接種したあたりから感染者の減少傾向が明確」などと、異常なほどのワクチン頼み。変異ウイルスを甘く見て感染拡大を許し、「五輪を契機に人出は減少傾向にある」とホラを吹き、病床逼迫を受けていきなり打ち出したのが入院制限だ。東京都医師会会長の尾崎治夫氏(おざき内科循環器科クリニック院長)も日経新聞(5日付朝刊)で、「(政府方針は)唐突だった。国からも東京都からも事前の相談はなかった」と話していた。結果的に医療関係者や与野党の猛反発で修正されたが、「命の選別」は始まっていると言っていい。

 3日付の自治体向け通知の添付資料で「入院は重症や重症化リスクの高い人に重点化」としたため、重症手前の中等症で自宅療養する人が増え、急変を見逃すリスクが増すとして批判が続出。4日に開かれた衆院厚労委員会の閉会中審査に出席した政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は、「特に相談、議論したことはない」と明言し、自民党の新型コロナ対策本部とワクチン対策プロジェクトチームの合同会議では「聞いてない」と不満が噴出。ワクチンPTの古川俊治事務局長も「一切、党の方にも相談はなかった。自治体、医師会にも全く相談なく、官邸で決めたことだ」とぶちまけた。自公与党が撤回を要求しても菅は拒否していたが、さすがに抗しきれず、方針発表から3日で修正に追い込まれた。肺炎などの中等症で酸素吸入が不要でも重症化リスクがあれば入院できると明示したが、高リスクでなければ入院できない。

菅政権以降の新規感染者90万人、死者1.3万人

 党は聞いていないと撤回を求め、学者は「相談ない」と困惑の支離滅裂。生煮えの思い付きをブチ上げ、混乱と現場の疲弊に拍車をかける百害あって一利なしという官邸の恐るべき機能不全である。エープリルフールの冗談かと思ったアベノマスクから進歩なし。

〈首相官邸に「怒鳴り声」が響く頻度が増えている。「(俺が)やれと言ったら、やれぇ!!」 部下の大臣や官僚たちが異論や反論を唱えようものなら、菅義偉総理は大噴火、烈火のごとく怒って怒鳴り散らす〉

 週刊現代(7月31日号)にこう書いてあったが、目を覆う錯乱官邸の独断専行である。朝日新聞には閣僚らが五輪中止を迫るも退けられ、菅の求めに応じて楽観シナリオしか上がらなくなっていると報じられている。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「酒類提供中止要請に応じずにアルコールを出している飲食店に対し、金融機関などを通じて圧力をかけようとした問題もそうですが、菅政権の新型コロナ対策は非常に小さなインナーサークルで決定されている。とんでもない政策だとしても、菅首相に直言する人間が周囲にいないのでしょう。意見した官僚を左遷したと自慢する首相を前に、口を閉ざしていた方が得策だと考えるのも無理はない。人事権を振りかざす恐怖政治に拍車がかかり、もはや独裁政治です」

 全国の新規感染者数は6日にも累計100万人を突破する見通しだ。菅政権が発足した昨年9月16日以降、陽性者の増加は実に90万人に上る。累計の死者数は1480人だったのが、5日までに1万5241人に増加した。従来株より感染力の強いアルファ株(英国型)やデルタ株(インド型)などの変異ウイルスの出現があったとはいえ、第3波を招いたのは菅肝いりの「GoToキャンペーン」。英国で感染爆発を引き起こしたアルファ株を警戒し、欧米各国が入国規制の強化に動く中、五輪開催の地ならし優先で水際対策を怠って第4波を招いた。そして、世界中の懸念の通り、五輪強行で経験したことのない第5波の真っただ中である。

自宅療養に耐えなければ死ぬ

 IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長は選手の85%がワクチン接種を完了し、「コロナのリスクを持ち込むことは絶対にない」と断言していたが、選手村ではクラスターが発生。先月1日から6日までの累計感染者数は353人だ。選手ら大会関係者と外部との接触を遮断する「バブル方式」は、モラルハザードでむざむざと崩壊。隔離期間を過ぎたメディアをはじめとする関係者は続々と街に繰り出している。感染抑止のポイントである人流抑止とは真逆の方向へ向かっている。5日の都のモニタリング会議では、現状の増加ペースが続けば2週間後に新規陽性者の7日間平均が1万人を超える恐れがあるとの予測が示された。

 悪化の一途をたどるこの国のコロナ禍は、菅による人災なのは明らかだ。「誰がやっても同じ」は絶対に違う。ニュージーランドの累計感染者数は2881人、死者26人。デルタ株の抑え込みに成功した台湾も累計感染者数は1万5753人、死者は791人だ(いずれも米ジョンズ・ホプキンス大の集計=5日時点)。防疫の点で圧倒的に有利な島国の立地を生かせば、こうも違うのだ。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「修正されたとはいっても、入院制限は自宅療養に耐えられない国民は死ね、と言っているようなもの。菅首相の自助主義が国民の生命にまで適用されようとしています。専門家の見解にはろくに耳を貸さず、都合のいい部分だけをつまみ食いし、決めたことは誤っていても頑迷に貫くのが菅政権の新型コロナ対策です。あらゆる角度から問題点を検証し、国民にふさわしい方法を選択するのが首相の務めにもかかわらず、憲法も法律も無視して人治主義を強めている。独裁者が国民の命を危機に陥らせている最悪の事態です。辞職を求める声があらゆる方面から出てこなければおかしい」

 菅を延命させれば、国民の命はいよいよ危うい。コロナ禍の処方箋は一刻も早い菅内閣の総辞職にほかならない。



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