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2021年9月03日07時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] 菅は自分の権力維持しか頭にないが、内閣改造より無能を自覚しろ(まるこ姫の独り言)
菅は自分の権力維持しか頭にないが、内閣改造より無能を自覚しろ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/09/post-4af279.html
2021.09.02 まるこ姫の独り言


菅は自分が無能だと分かっていないのだろうか。

多くの国民は、この1年見てきて菅ではコロナ対策や難事は解決できないと思っているのに、本人だけは権力維持に躍起になって総裁に居座ろうとしている。

もはや、菅自身が害毒のような存在だ。

総裁や総理に色気を示す前に、自分がどの程度の頭か、本当に政治を引っ張っていける人間なのか考えたらどうか。

今ごろ内閣改造したって、すぐに総裁選だろうに。。。

コロナ対策は他人事にしか見えないのに、この総裁選で自分が勝つことに命を賭けているようで、突如の内閣改造で菅政権を浮揚させたいのだろうが、本末転倒だ。

菅首相、河野氏を要職で起用へ 石破氏処遇案も 自民党役員人事
                  9/1(水) 21:14配信 毎日新聞 

>菅義偉首相(自民党総裁)は6日にも党役員人事、その後に内閣改造を実施する方針で、河野太郎行政改革担当相(58)を要職で起用する調整に入った。政調会長が有力で、幹事長や官房長官も取りざたされる。石破茂元幹事長(64)を党要職で処遇する案も浮上した。知名度が高い河野氏らを重用する「目玉人事」で、党総裁選や衆院選前の政権浮揚を狙う。

ありとあらゆる知名度の高い議員を要職につけてアピールするつもりのようだが、小物の悪あがきにしか見えない。

この内閣改造で知名度の高い議員を要職につけても、単なる顔見世の一つと言う話で実績は確認できない。

石破は本来なら総裁選に名乗りを上げるような議員なのに、無能な菅の下に就く。プライドはどうなのか。

総裁選で菅が必ず勝利するとは言えないのに、石破はあえて泥船に乗るのだろうか。

あんな無能な菅に取り込まれたら、今度こそ石破の政治生命が風前の灯火になるような気がする。

菅が唾をつけている議員にしても、史上最低の政権の役職に就きたい気持ちが分からない。。

自民党議員の政治的センスを疑う。

それにしても犬飼多吉さんじゃないが、権力闘争になると菅が生き生きしているように見えるのはなんなのか。

その生き生き感をコロナ対策、アフガン邦人救出などに全精力を注ぐべきだったのだ。

コロナ対策はすべて後手後手で感染拡大させた張本人が、自民党内の権力闘争には生きがいを見せてるかのような言動だが、何度も言うがどこを見て政治をしているのか。

どんな無能でも総理と名が付くからには、自民党内の権力闘争ではなく、国民の命と健康を守るために全精力を注ぐべきだ。

私にはコロナ対策やアフガン邦人救出、毎度の無様な会見等が、行き詰っているからこそ、総裁選にのめり込んでいるとしか思えない。

実弾や、重要ポストなど、なりふり構わずで総裁選を生き抜くつもりのようだが、国民からしたら権力闘争しか頭にないような国民目線がない小男に、総裁選、勝利されても本当にメイワクな話だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/820.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <菅も二階も生き埋め>菅義偉はハメられたのか…?安倍晋三の“再々登板”に向けた「菅おろし」の全内幕(週刊現代)

週刊現代 2021年8月21・28日号 各紙面クリック拡大







【前編】はこちら「安倍晋三「菅おろし」の全内幕…「主人はお芝居がうまいから」と昭恵夫人は笑った

安倍晋三「菅おろし」の全内幕…「主人はお芝居がうまいから」と昭恵夫人は笑った
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86752
2021.09.03 週刊現代 :現代ビジネス

いま永田町の台風の目は、菅でも二階でもない。突然の退陣から一年を待たずして、気力と体力は万全だ。全国民を巻き込んだ、壮大な「死んだふり作戦」—すべては、この秋の決戦のためだったのか。

昭恵夫人の「軽口」

安倍家勃興の地である山口県長門市油谷。丘の上に建つ「安倍家の墓」の前に、約100人の支援者が待つ中、安倍晋三・昭恵夫妻が姿を見せた。昨年11月1日のことだ。

墓前で父・晋太郎や祖父・寛へ辞任報告をする安倍を見て、少なからぬ支援者が違和感を抱いた。

「夏には血を吐いた、介添えがなければ歩けないほど弱った、などと報じられたばかりなのに、やけに足取りが軽い。『元気そうなのはいいけど、なんで辞めたんだろうねえ』と皆、不思議そうでした」(地元後援会関係者)

持病の潰瘍性大腸炎の経過を気づかう声に、「新しい薬が効いているんで、もう大丈夫になりました」と安倍は笑顔で答える。すると、隣の昭恵夫人がこんな軽口を叩いた。

「主人はお芝居がうまいから。アハハ!」



菅政権の支持率が20%台に突入し、危険水域に入った。だがそれを尻目に、安倍は「病み上がり」とは思えないほどに行動を活発化している。昨年の辞任劇は「仮病」だったのではないか—そんな声すら上がり始めた。

安倍の体調不安が相次いで報じられたのは、今からちょうど1年前の'20年8月初旬だった。『週刊現代』の2021年8月7日発売号で、「嘔吐した」との情報をいち早く掲載したが、他誌には「吐血した」「意識を失った」との噂を報じるものもあった。

その後、8月17日に安倍は慶應義塾大学病院で受診。朝の10時半に入ったきり夕方6時まで出ず、「大腸炎ではなく、がんではないか」との憶測まで乱れ飛んだ。そして2週間も経たぬ8月28日、安倍は辞意を表明する。

だが一方で、議員らの間では当時からこんな証言も聞こえていた。

「直前の7月の会食ではコース料理を毎回平らげていたし、酒も飲んでいた。7月22日には二階(俊博)幹事長と、贔屓のステーキ店『銀座ひらやま』にも行っている。8月に入って急に『体調悪化で辞任間近』と言われ始めたのは不自然だ。辞めるほど悪かったとは思えない」(自民党ベテラン議員)

そもそも潰瘍性大腸炎で、嘔吐や吐血といった症状が現れるのだろうか。きよすクリニック院長の伊藤喜亮氏が語る。

「潰瘍性大腸炎は、症状の波が激しい。最近まで元気で食事もたくさん食べていた人が、急に苦しむこともありえます。ただし吐血や嘔吐の原因になることは、あまりないと言っていいでしょう」

ところが、マスコミも国民も安倍の「重病」説を信じた。そればかりか「病人に鞭打つな」との世論まで巻き起こり、それまでの「安倍にはもう、うんざり」という世論は一気に塗り変わったのだ。

もちろん、潰瘍性大腸炎という病気そのものが苦しく、治療も困難な病であることは疑いない。だが、安倍の辞任直前に流布した情報には、真偽不明のものも多かった。

「安倍さんは昨年から点滴薬『レミケード』での治療を始めた。この薬は投与に2時間以上かかり、しかも眠気を引き起こすので、安倍さんが『総理が2時間も動けなくなるのはまずい』と懸念していたのは事実です。

ただ昨夏には、血液をポンプで体外に取り出す『GCAP』という重症患者用の治療を受けているとか、大腸がん、膵臓がんの疑いもある、という噂まで出た。官邸幹部は否定しませんでしたが、ここまでいくと眉唾です」(官邸スタッフ)

総理の体調不良は、国家の一大事でもある。なぜ官邸は、これらの風説をあえて放置したのか。その理由を【後編】「菅義偉はハメられたのか…?安倍晋三“三度目の登板”に向けた「菅おろし」の全内幕」でお伝えする。

『週刊現代』2021年8月21・28日号より





菅義偉はハメられたのか…?安倍晋三の“再々登板”に向けた「菅おろし」の全内幕
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86904
2021.09.03 週刊現代 :現代ビジネス

もはや「影の総理」

コロナ禍に加え、五輪延期を強いられた1年前の安倍政権は、支持率が3割台まで落ち込んでいた。総理を続けていたら、いまごろ国民から総叩きに遭っていたのは菅ではなく安倍だったはずだ。

だが、重病となれば話は百八十度変わる。志半ばにして、病によって再び倒れた悲劇の宰相。そんな印象を国民に残し、拍手で見送られながら舞台を降りられる—。

安倍にとって、「お芝居」を打つ動機は十分すぎるほどにあったというわけだ。

時計の針を現在に戻せば、安倍の残した山のような宿題を押し付けられた菅は、就任からわずか1年も経たないうちに、満身創痍でノックアウト寸前となっている。



一方の安倍はといえば、元気ハツラツだ。

総理官邸から、衆議院第一議員会館12階の狭い事務所へ戻った安倍のもとには、来訪者が引きも切らない。安倍の出身派閥・清和研の自民党議員が話す。

「議連の提言書を確認してもらったり、今はコロナで延期になっていますが(政治資金)パーティーの講師を頼んだり、地元の選挙応援に来てくれるようにお願いしたり。電話一本入れれば気軽に会ってくれるし、暇なのか二つ返事で引き受けてくれる。体調が悪い素振りも全くない。

官僚も、もう来年度予算の概算要求について安倍さんに根回しを始めています。いまや安倍さんが『影の総理』ですよ」

さらに、ある自民党幹部も明かした。

「総選挙に備えて、安倍さんとの二連ポスターを作ったんです。安倍さんは『私で大丈夫ですか?』と言っていたけど、早速地元で貼ってみたら大評判。やっぱり菅さんや河野太郎と一緒のポスターじゃ、こうはいきませんよ。菅さんと違って見た目が明るいしね」

このところ安倍はもっぱら、自派閥の議員たちの選挙対策に奔走している。元農水大臣・吉川貴盛の不祥事で強い逆風が吹く北海道へ3回も入ったほか、野党が強い新潟、保守分裂選挙となる見通しの群馬にも行脚した。

次こそ、俺が決める

さらに新聞などは報じていないが、先月中旬にはお忍びで地元の山口にも入り、自身の選挙区を回っている。自民党山口県連関係者が言う。

「SP付きで、下関の各所でミニ集会を開きました。お寺や漁協の前に人を集めて、ひとつの会場につき60〜70人ほどが来たかな。屋外とはいえ、こんなに密集して大丈夫かとも思いましたが、安倍さんはマイクも使わずに声を張り上げていた」

7月18日、安倍は迎賓館で行われたIOC会長トーマス・バッハの歓迎会に出席する予定だったが、この滞在が長引いて帰りの飛行機に間に合わず、欠席したという。死に体の菅や、嫌われ者のバッハと一緒になってカメラに映れば、国民にどう見られるか—本当の理由は、遅刻だけではなかったのだろう。

大叔父の佐藤栄作が築いた、総理連続在任日数の最長記録。昨年夏にその更新が確定したとき、安倍は「総理を続ける」ことと「辞める」ことのメリットを天秤にかけた。



総理を続ければ、コロナ対策に奔走し、医療崩壊を防ぎ、さらに五輪を成功させて総選挙まで戦わねばならない。しかもこれらの要素は、一つしくじるとドミノ倒しのように連鎖する。待つのは「コロナに敗れた総理」という汚名と、政治的な死である。

対して、ひとまず退けばすべての責任はチャラになる。そのうえ、総理大臣が決して持つことのできない「自由」も手に入る。

ここは名を捨てて実を取り、5年後、10年後も自民党の最高実力者であり続けるための準備に費やすのが得策だ。1年前、安倍はそう結論した。

「総理を退けば、派閥のトップにもなれる。すでに安倍さんは清和研の領袖も同然。9月にも細田派から安倍派に衣替えし、党内最大勢力の96人を意のままに操れるようになる」(自民党中堅議員)

政治における力の源泉は、言うまでもなく「数」だ。清和研=新・安倍派に加えて、盟友・副総理の麻生太郎が率いる志公会53人、目をかけてきた前政調会長・岸田文雄率いる宏池会47人を合わせれば、386名の自民党議員の過半数を超える。

これが意味するのは、安倍が「次の総理」を決める権限をほぼ手中にしているということだ。

総裁選まで1ヵ月あまり、カードも揃ってきた。

「安倍さんのお墨付きを得ようと必死の岸田、嫌われ者だが仕事はできる『隠し球』茂木(敏充外相)、保守派の子分・下村(博文政調会長)、そして元清和研で『安倍ガールズ』の高市(早苗前総務相)。どれも強くはないけれど、派閥をまたがっていることに意味がある」(前出・自民党ベテラン議員)

このうち誰が総理になっても、安倍は構わない。別にリーダーシップを発揮してくれる必要もない。自分の言うことを聞きさえすればいいのだ。

安倍にとって唯一にして最大の不確定要素は、昨年9月、菅を総理に押し上げた張本人の二階が、今回はどう出るかである。



あのとき二階は、菅を「あんたしかいない」と言って担ぎ、流れを作った。途中まで岸田を推していた安倍は、方針転換せざるを得なくなった。いまなお菅の後見人とされる二階のこと、安倍があからさまに「菅おろし」を画策すれば、必ずや邪魔をしてくるだろう。

もっとも現在、あのとき皆がこぞって支持した菅は見る影もない。二階はこの期に及んで「次も菅」と言っているが、それでは党内も国民も納得すまい。

菅も二階も生き埋め

二階の手元に残されたのは、東京都知事・小池百合子というカードだけだ。小池はタイミングよく場に出せば戦局をひっくり返せる「ジョーカー」だが、都合よく機能する確率は低い。小池本人がその気にならなければ、カス札だ。

あとは、来る総選挙でうまく立ち回れば、二階は身動きが取れなくなり、菅は孤立する。

安倍が狙うのは「勝ちすぎず、負けすぎず」だ。

「安倍氏が自ら選挙の顔を買って出て全国を走り回れば、自民党の負け幅は30〜40議席に抑えられる。すると、『安倍さんが頑張ったからなんとか政権を維持できた』『それに比べて菅さん、二階さんは情けない』という空気が醸成されてくる。

そうなれば、選挙の総責任者である二階氏も、小池氏を引っ張り出すなんて大立ち回りはできない。安倍氏は満を持して菅おろし・二階おろしに着手できるわけです」(全国紙政治部デスク)

これ見よがしに、息のかかった総裁候補をちらつかせる安倍の妄動に、二階は怒っている。ある側近に、こう漏らした。

「私は安倍さんを助けてきたんだ。(安倍も)その恩を忘れるはずはない」

安倍政権を支えた菅や二階を潰そうと走り回り、国難の中で政局にかまける安倍を「恩知らず」だと言っているのである。自民党二階派議員が言う。

「6月30日に安倍・二階で会食したときも、二階さんはほとんど安倍さんと口をきかなかった。『お前が辞めたせいで、菅は政治家として死にかけているんだぞ。支えてやらないとは何事だ』と言いたかったのでしょう。

安倍さんと完全に決裂した以上、二階さんは菅さんに内閣改造をさせ先手を打つかもしれません。麻生さんや甘利(明税調会長)さん、茂木さんなど、安倍銘柄の閣僚や幹部を菅さんに片っ端から切らせ、反撃に出る」

五輪が終わり、政局の季節が始まった。菅を挟んで、安倍と二階という新旧のキングメーカーが間もなく雌雄を決する。

(文中一部敬称略)

『週刊現代』2021年8月21・28日号より



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/821.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 党内事情で身分不相応な総理大臣になった菅氏は、次期自民党総裁選では、全国113万人の党員票で敗北しそう!(新ベンチャー革命)
党内事情で身分不相応な総理大臣になった菅氏は、次期自民党総裁選では、全国113万人の党員票で敗北しそう!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11230092.html
新ベンチャー革命2021年9月2日 No.2788


1.今の総理・菅氏は完全に“ハダカの王様”と化しているのに、本人のみが気付いていないのはもう、トンマそのもの

あの菅氏が総理大臣になって、早、1年が経ちました。この9月には、自民党総裁選が予定されていますが、当初、菅氏は、総裁選を後回しにして、先に衆院解散総選挙をやろうと考えていました。そうすれば、自分の地位を確保できると甘い考えを抱いていたのでしょう。

 ところが、全国民を不安に陥れているコロナ禍の対策を最優先しない不評の菅政権下で、衆院総選挙をやったら、自民が大敗北し、場合によっては、過半数割れ(自民下野)が起こると、党内から猛反発が起きたのでしょう。

 その結果、朝令暮改で、菅氏は渋々、既定どおり、9月に自民党総裁選をやることにしたようです。

 要するに、今の菅氏は、国民からの支持はもちろんのこと、自民党内からの支持も失っており、完全に、ハダカの王様に堕しています、にもかかわらず、菅氏本人は、いまだに、自分の真の姿を認めようとしていないのです。

 いずれにしても、この人物は異様に権力欲が強いようです。

2.切羽詰まった菅氏は、総裁選前に、党内人事の改造をやるそうだ:彼はもうアタマがおかしい!

 今の菅氏は、追い詰められた権力亡者そのものですが、総裁選の先送りができなくなったので、今度は、総裁選直前に党内人事の改造をやると言い出しました。

 もし、来週、早々、それをやったとしても、今月中下旬には総裁選が行われます。そうなれば、新たに閣僚になった人は、次期総裁選で菅氏が負ければ、自動的に、菅改造内閣の閣僚を辞任させられるので、何のために閣僚になったのかわかりません。

 まともな自民党議員ならば、来週、菅氏から新閣僚ポストをちらつかされても、乗ってこないでしょう。

 その結果、今の菅氏は、すでに引退が決まっている二階氏の幹事長ポストの変更以外は、結局、何もできないまま、今月中下旬の総裁選に臨むことになりそうです。

3.横浜市民が見せた“菅総理NO!”は、全国の自民党員に強い影響を与えるはず

 総理大臣としての菅氏に対する国民の拒否反応は、先日の横浜市長選挙で端的に表れましたが(注1)、次期総裁選でも、横浜市長選の結果は全国の自民党員に強く影響するでしょう。

 今回の自民党総裁選挙では、既定通り、全国の自民党員票が、全体の50%反映されます。現在の自民党員は113万人のようですが、彼らは自民党議員よりも、一般国民の民意に近いので、国民人気のない菅氏にとっては、極めて不利でしょう。

 しかしながら、あの菅氏には、自分を冷静に自己分析(ベンチマーキング)できる能力はない(注2)と思われます。だから彼は自分の置かれた立ち位置が、よくわかっていないのではないでしょうか。

 さて、本ブログでは、菅氏の目つきを“ボラ目”と称していますが(注3)、ボラ目とは、ボラという魚の目であり、死んでいる目を指します。

 ボラ目の菅氏は、身分不相応な地位に就いて、今では、ウツ状態になっているのではないでしょうか。

 このままでは、全国の自民党員票が反映される次期総裁選で、彼が再選される可能性は極めて低いでしょう。


注1:本ブログNo.2786『現総理・菅氏は“ハダカの王様”か:オレサマが応援した小此木氏がなぜ、横浜市長選で大敗したのか理解できているのか』2021年8月23日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11119675.html

注2:本ブログNo.2710『今の菅氏がまともにベンチマーキング(自己採点)をできていたら、そもそも総理になっていないはず:国民から見下されて恥をかくだけだから』2020年11月2日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/8063032.html

注3:本ブログNo.2759『コロナ禍と東京五輪の板挟みとなって、ボラ目の菅総理は完全に行き詰まっている:彼のクビに鈴を付ける人間はいないのか』2021年5月13日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/9948475.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/822.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <速報>菅首相 自民党総裁選に立候補しない意向を固める<菅首相が辞任の意向 関係者が明らかに>









菅首相が辞任の意向 関係者が明らかに
https://www.tokyo-np.co.jp/article/128671
2021年9月3日 11時56分 (共同通信) 東京新聞


 首相官邸に入る菅首相=3日午前

 菅義偉首相は辞任する意向を固めた。関係者が3日、明らかにした。







http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/823.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 「岸田ノートなんて…」菅首相が総裁選出馬を決意も幹事長のなり手が決まらず、四面楚歌〈AERA〉
「岸田ノートなんて…」菅首相が総裁選出馬を決意も幹事長のなり手が決まらず、四面楚歌
https://dot.asahi.com/dot/2021090200062.html
2021.9.3 07:00 AERA dot.


菅義偉首相(C)朝日新聞社


左から小泉環境相、石破氏、河野ワクチン担当相(C)朝日新聞社

 菅義偉首相は9月2日、自民党の二階俊博幹事長と会談し、今月17日に告示される総裁選挙(投開票は29日)に再選を目指して立候補することを伝えた。

「一部には出馬辞退かという憶測が流れましたが、本人はそんな気は全くありません。勝つ気、満々ですよ。『岸田ノートなんてさ…」と小バカにしたように周囲に言ってました」(官邸関係者)

 一時は総裁選を延期し、9月中旬に解散総選挙を打って出て、総裁選を無投票で再選というシナリオが有力視された。

 しかし、「総裁選を先延ばしするのは、菅政権の延命策としか見えない」(自民党の閣僚経験者)と批判が殺到した。

「解散総選挙を先にやるという菅首相の方針に安倍前首相、小泉環境相らが『総裁選から逃げたというイメージになる』とこぞって反対した。菅首相は天下の宝刀の解散権を封じられました」(官邸関係者)

 菅首相は1日朝、わざわざ、官邸でぶら下がり取材に応じて「今のような厳しい状況で解散ができる状況ではない」「総裁選挙の先送りも考えてません」と戦略の修正を余儀なくされた。

 同時に総裁選の目玉とされる二階幹事長を交代させる人事案も進んでいないという。後任には、甘利明元経済産業相、総裁選出馬を断念した下村博文政調会長、石破茂元幹事長、河野太郎ワクチン担当相、小泉進次郎環境相らの名前が浮上した。前出の閣僚経験者がこう指摘する。

「総裁選が9月末に予定通り、行われても菅首相が勝つという保証はどこにもありません。菅首相が負ければ、当然、幹事長は1か月足らずで交代となり、次の政権で干されることは目に見えている。今、幹事長になるというのは火中の栗を拾うようなもの。なり手がなかなか見つからないようです」

 菅首相が目玉としたいのは、人気の高い河野氏と小泉氏。だが、河野氏は麻生太郎副総理兼財務相の麻生派だ。

「麻生氏が今回の総裁選で菅首相支持を明確にしていない上、ワクチン担当相として喫緊の課題が山積していることもあり、引き受けることはないだろう。小泉氏も菅首相と心中する気はないだろう」(自民党幹部)

 今回の総裁選では国会議員だけでなく、党員投票も行われる。

  2012年の総裁選で安倍氏とその座を争った石破氏は、党員投票では安倍氏を上回りトップに立った。だが、国会議員の決戦投票で敗れた。地方に強いことで定評がある石破氏は世論調査の「次の首相」でも必ず上位に名前を連ね人気も高い。

 石破氏が率いる派閥は現在、国会議員は17人。推薦人20人に届かないこともあり、総裁選の出馬も苦しいところ。幹事長は渡りに船かと思いきやそうでもないという。

「石破氏の派閥でも幹事長にと積極的な意見が少ないそうです。実は石破氏は菅首相より、ライバルの岸田氏と良好な関係。話には乗らないのではないか」(岸田派の国会議員)

 河野氏、小泉氏、石破氏と人気者が渋るとなれば、菅首相に残されたカードは安倍氏と麻生氏の支援が取り込める人物という選択になる。安倍氏、麻生氏と並んで「3A」と呼ばれる、甘利氏に白羽の矢が立っているという。

「甘利氏が引き受けてくれれば、安倍氏と麻生氏が派閥をあげて支援してくれる可能性が高い。菅首相からも甘利氏に話をしている。安倍氏と麻生氏にも甘利氏の起用案を伝えているが、返事は芳しくないらしい」(前出の自民党幹部)

 残るは安倍氏の出身派閥、清和会(細田派)に属する下村氏だ。幹事長には適任とみられるが、菅首相が「総裁選に出馬するなら、政調会長は辞めろ」と出馬断念を迫った。下村氏はその後、安倍氏と話し合って断念を決めたこともあり、あまり前向きではないという。

「恫喝した菅首相が窮地になったから助けるというのは、まっぴらという様子ですね。安倍氏が勧めない限り、やる気ゼロじゃないですか」(清和会の国会議員)

 第3の候補として出馬に前向きな高市早苗前総務相はどうか。二階派の国会議員がこう話す。

「若手議員を中心に推薦人20人が確保できたようだ。コロナ対応で後手にまわり党内でも反発が強い菅首相では選挙が戦えないという思いからでしょう。うちの派閥も若手が高市氏支援に回っても止めないんじゃないでしょうか。二階派は菅首相の支援は今回はしないでしょう。二階さんをあんな形で切ったんですから…」(二階派の国会議員)

 肝心な幹事長人事が前に進まず、四面楚歌の菅首相。

「そもそも負ける総選挙を仕切る幹事長なんて泥舟ですから。まだまだ波乱があるんじゃないでしょうか」(自民党幹部)

どう打開を図るのか?(AERAdot.編集部 今西憲之)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/824.html

記事 [政治・選挙・NHK282] いま政局はいらない 今すぐ国会を開いてコロナ感染対策を審議してくれ! ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)



いま政局はいらない 今すぐ国会を開いてコロナ感染対策を審議してくれ! ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/294158
2021/09/02 日刊ゲンダイ


政局はいらない(菅首相)/(C)共同通信社

 6月に国会が閉会してから、デルタ株の猛威、医療崩壊、豪雨被害と問題は山積している。野党は国会の召集を要求しているが、政府はそれに応じる気配がない。例年なら9月は臨時国会が開かれる季節だ。

 だいたいこの会期という考え方は日本独自のもので、英国などは会期という概念がなく、国会が必要であればいつでも開かれる。

 憲法では総議員の4分の1以上の要求があれば内閣は召集を決定しなければならないとある。

 記者から憲法違反ではないかとの質問を受けた加藤官房長官は「要求から召集までの期限に関しての記述はない」ことを理由に、すぐに応じなくても問題ないと逃げた。

 しかし、憲法改正をうたう自民党の野党時代の改憲草案には「要求があった日から20日以内に臨時国会が召集されなければならない」と明記されていたのがブーメランとなって皮肉であった。野党時代に作ったから気持ちが野党的になっていたんだね。

 なぜ国会を開かないかと言えば、総裁選、衆院選を前に野党から責められる姿をさらしたくないからであろう。彼らの関心は今や国民よりも自分たちの総裁選、そしてそのあとの総選挙に向いている。コロナ禍で健康面も経済面も青息吐息の国民のことなどお構いなし。その証拠に連日、政局や政治戦略が記事になる。

 直近のニュースでは、ついに菅さんが二階さんの首に鈴をつけるらしい。幹事長辞任を促したのだ。なぜこんなことになったのか。

 そもそもまず先に、総裁選に出ると声を上げた岸田さんが、役員の任期を限定すると公約し二階降ろしを宣言した。二階さんに不快感を抱く若手にアピールする目的か。二階嫌いの麻生さんと何か約束したのかも知れない。ところがおっとどっこい。菅さんが動いた。先に菅さんが辞めさせてしまえば、そこは総裁選の争点にはならないという丁々発止の戦略だ。おそらく二階さんとは後任人事を二階派から出すとか何らかの手打ちはあったに違いない。

 高市氏は無邪気なかませ犬。下村氏はスタコラ逃げ出した。あとは菅VS岸田。どちらも安倍さんと麻生さんを取り込まないと勝てない。まるで暴力団内部のような権力抗争だ。

 菅さんはワクチン頼み、「もうそこに明かりが見えている」と言う。すっかり幻が見えるようになったのか。対する岸田さんは、そんな菅さんでは選挙が戦えないという若手票頼み。どちらにしても、誰も国民のことなど考えていない。

 とにかくすぐに国会を開いて欲しい。そこで感染対策に有効な法律などを検討すべきだ。野党も選挙戦略のための政府への追及合戦はやめていただきたい。終わったことの責任追及は置いておいて、未来に向けた議論をして欲しい。

 政局や戦略はいらない。頼むから国民の方を見てくれ。



ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/825.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相が辞任意向、総裁選も不出馬…最後にすがった“知恵袋”は小泉進次郎氏だったという噴飯(日刊ゲンダイ)



菅首相が辞任意向、総裁選も不出馬…最後にすがった“知恵袋”は小泉進次郎氏だったという噴飯
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294253
2021/09/03 日刊ゲンダイ


官房長官気取り?相変わらず、“人寄せパンダ”(小泉進次郎環境相)/(C)日刊ゲンダイ

 総裁選先送りで解散総選挙に突っ込もうとした菅首相の“錯乱”を見た自民党内では、「泥舟から逃げろ」と一気に菅離れが起き、とうとう菅首相が3日午前、総裁選不出馬を表明した。首相も任期いっぱいで辞任する。

 そんな中、自民党関係者の間では、「菅支持」を明言していた小泉進次郎環境相が頻繁に菅首相と会って“助言”していたことが話題だった。菅首相が総裁選不出馬を決めたことで6日に予定されていた党役員・内閣改造人事もなくなったものの、一時は「要職」就任が囁かれ、「官房長官」気取りだったのである。

 進次郎氏が首相官邸で菅首相と会ったのは、2日で4日連続。会談が1時間近くに及んだ日もある。当然、毎回、官邸詰めの記者に囲まれ、2日は菅首相の考えている衆院選の日程について言及。「いろんな日程が言われていますけど、総裁選挙で選ばれた方が決めるべきだと考えていますよ」と代弁していた。総裁選より前に次期衆院選の日程を閣議決定することには慎重であるべき、と2人で確認したのだという。

 解散情報が流れ、党内が騒然となった際には、すぐに菅首相に連絡、「コロナ最優先と繰り返してきたのに解散なんて大義がない。総裁選を先送りすれば、首相も自民党も終わる」と引き留め、菅首相が思いとどまったと報じられてもいる。1日には、菅首相と面会したその足で、安倍前首相の事務所を訪ねるなど、菅首相の名代のような動きまでしていたのだ。

「進次郎さんはいまや、菅総理の『知恵袋』といわれている。細田派・麻生派・二階派が菅支持を一本化できず、『総理は総裁選に出ても、選対がつくれないんじゃないか』というお寒い状況ですが、進次郎さんが選対本部長を務めるのかもと囁かれていました」(自民党関係者)

 人事刷新で「幹事長」や「官房長官」など当選4回ではあり得ないポストに名前が挙がっていた進次郎氏だが、官邸日参には、菅首相サイドの思惑も透けていた。

「水面下で話すこともできるのに、わざわざ表で会ったことを見せつけるのは、意図的なメディア対策。世論にすがるしかない菅総理は、進次郎との連携をアピールすれば支持率アップにつながると思っていたのでしょう」(政界関係者)

 だが、進次郎氏にかつての輝きはなかった。メッキが剥がれた人寄せパンダ頼みは、菅首相の苦境を物語っていた。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/826.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相の辞任は自業自得。それによって野党は安閑出来ない。野党共闘が正に必須となった。(かっちの言い分)
菅首相の辞任は自業自得。それによって野党は安閑出来ない。野党共闘が正に必須となった。
https://31634308.at.webry.info/202109/article_2.html

菅首相は、完全に墓穴を掘った。こんな惨めな終わり方をしなかったはずである。岸氏公約の二階幹事長を替えるという案を潰しにかかったことが最大の敗因である。二階氏が役員を替える。つまり二階氏を幹事長にしてお置けば、各派閥への重しは確保出来た。少なくとも、総裁選挙では辛勝はしたはずである。

しかし、菅首相は党役員を替えると言い出した。小泉環境相が4回も呼ばれて官邸に行ったというから、きっと小泉氏を幹事長にしようとしたとみている。しかし、岸氏が自分が総裁になれば、役員は全て替えると述べた。これで、一気に新役員のなり手が居なくなった。策に溺れた。今まで犯してきた数々の報いが帰ってきた、こういうのを自業自得という。菅氏のさらに困難は、議員自体から転がり落ちる可能性が出てきたことだ。横浜市長選挙で、子飼いの林前市長を見切ったことだ。小此木氏陣営に見放された。神奈川自民党県連は菅氏を応援しないという話も出ている。横浜市長選挙では選挙区で唯一自民が勝ったのは小此木氏の区だけである。菅氏の区は相当テコ入れしたが野党が勝っている。自分自身が首相からただの人になる可能性がある。そうあってほしい。

総裁選挙では岸氏の他に、河野氏が検討し出した。菅氏が出なければ、麻生派としても天井の重しが取れた訳である。岸氏と河野氏の一騎打ちになるか?石破氏も色気が出て来るのが人情である。テレビは完全に自民党の総裁選挙で占められる。当然、新首相の支持率は上がる。支持率60%
を超えると思われる。

この状態は、野党にとっては危機となる。枝野代表は共産などには頼らず過半数を取るとNO天気な発言をした。高々6-8%の政党支持率で、立憲だけで単独政権が取れる訳がない。共産党に助けてもらわないと野党は自民に勝てないことはわかっている。立憲の中には、誰とは言わないが共産嫌いがいることはわかっている。連合にも遠慮しているかもしれないが、連合推薦の議員の数より共産支持者にも投票してもらって当選する議員の方が多くなると思っている。野党は全く安閑出来ない。野党共闘が正に必須となった。

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/827.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅辞任後テーマは市民主導政権奪還(植草一秀の『知られざる真実』)
菅辞任後テーマは市民主導政権奪還
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-53b21c.html
2021年9月 3日 植草一秀の『知られざる真実』


9月1日付メルマガ記事
「国会召集しない菅内閣を粉砕」
https://foomii.com/00050



「菅義偉氏の総裁選からの撤退さえ可能性として浮上する」

と記述した通りの現実が出現した。

菅義偉氏が辞意表明した。

「天網恢々疎にして失わず」

天の網は機能した。

1年間の失政に次ぐ失政を踏まえれば順当な結果。

日経平均株価は菅氏の辞意表明で300円程度上昇した。

ここに枝野幸男氏の立憲民主党代表辞任表明が重なれば日経平均株価が1000円急騰してもおかしくない。

菅義偉氏がコロナ失政の元凶であったことが改めて浮き彫りになった。

メディアは自民党総裁選報道一色になる。

新政権が発足すれば高い支持率でスタートするのが常。

メディアが人為的に支持率を押し上げる。

自公政権崩壊を回避するために菅義偉氏の辞任を誘導した支配者が存在すると見られる。

大事なことは日本の主権者国民が衆院総選挙で正しい選択を示すこと。

そのために何よりも重要なことは野党の適切な行動だ。

自公政治を退場させる。

そのためには、自公に対峙する勢力に国会過半数議席を付与することが必要になる。

共産党の志位和夫委員長は8月28日のオンライン講演会で

「市民と野党の共闘を成功させて政権交代を実現し『野党連合政権』をつくることがどうしても必要だ」

と述べた。

志位氏は「連合政権」について次の説明をしている。

「私が、6年前から「連立政権」と言わずに「連合政権」をつくろうと言っているのは、「連立政権」とは一般に内閣に閣僚を出す「閣内協力」を意味するのに対して、「連合政権」は「閣内協力」だけでなく「閣外協力」も含むからです」

「政策連合」(=オールジャパン平和と共生)

は基本政策を共有する政治勢力が連帯して「政策連合」を樹立して候補者一本化を実現することを提言している。

野党各党ならびに立憲民主党執行部各氏に対して申し入れも行った。

基本政策は

1.平和主義の堅持
2.原発ゼロ
3.共生の経済政策

だ。

日本の支配者は米国を支配する勢力。

敗戦後日本を支配し続けてきた。

この支配勢力は日本政治の基本政策を

1.日本の軍隊を米軍の指揮下に置き、日本を「戦争をする国」にする
2.原発稼働の推進
3.弱肉強食奨励の経済政策

とすることを強要している。

自公政治は米国の命令に服従するもの。

自公政治に対峙する勢力が一つにまとまると日本で政治刷新が生じる恐れが高まる。

そのために、米国の支配者は野党分断戦術を実行している。

その核心は、野党勢力の中に「隠れ自公勢力」を潜伏させて野党勢力を分断すること。

その工作活動を展開しているのが「連合・6産別」と「国民民主党」。

「連合・6産別」とは大企業御用組合連合のこと。

電力、電機、自動車、鉄鋼、その他繊維、機械、金属、流通の大企業御用組合の連合体だ。

労働組合の連合組織である「連合」の主導権を「連合・6産別」が握っている。

問題は野党第一党の立憲民主党代表の枝野幸男氏が「連合・6産別」に支配されてしまっていること。

このために共産党を含む野党共闘構築が実現していない。

総選挙は目前である。

市民運動が野党共闘を妨害する「隠れ自公勢力」排除に動く必要が生じている。

「政策連合」は基本政策を共有する政治勢力による共闘の下に選挙区での候補者一本化に向けて行動を開始する。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/828.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相が自民党総裁選に立候補せず! ネットの声は「さよなら、パンケーキおじさん」(日刊ゲンダイ)
菅首相が自民党総裁選に立候補せず! ネットの声は「さよなら、パンケーキおじさん」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294277
2021/09/03 日刊ゲンダイ


菅首相は総裁選不出馬を表明(3日、午前)/(C)共同通信社

 得意の恫喝、パワハラ人事は通用しなかったようだ。菅首相は3日の自民党臨時役員会で、17日告示、29日に投開票の党総裁選に立候補しないと表明した。

 ◇  ◇  ◇

 二転三転の連続だった。「菅首相が総裁選を先送りし、月内の衆院解散、総選挙に出る」――。こんな観測が永田町で流れたのが8月31日夜。この方針に対し、最大派閥細田派の幹部会は、「あり得ない。菅さんを阻止すべきだ」と怒りの声が続出。すると、一夜明けた9月1日午前、菅首相は報道陣の囲み取材で、あっさりと「月内解散」と総裁選の先送りを否定。一方で、自身の再選については強い意欲を示していた。

 3日午前も党本部の役員会でも、二階幹事長の交代を柱とする内閣改造・党役員人事を週明けに行う方針を説明する―と報じられていたのだが、一転して総裁選辞退の表明となった。

 ネット上では、<さよなら、パンケーキおじさん><令和おじさんという印象よりも、今は緊急事態宣言の連発おじさんかな>といった声が見られるが、これにより、菅首相は9月末で総理大臣の職を退くことになった。


総裁選に出馬表明している岸田文雄前政調会長(C)日刊ゲンダイ

次期総裁有力の岸田文雄氏にも「今さら感」が

 菅首相の総裁選辞退表明に伴い、今のところ、ポスト総理総裁として有力視されているのが岸田文雄前政調会長だ。

 総裁選立候補に当たり、衆院議員会館の会見で、「国民の協力を得る納得感ある説明」と「常に最悪を想定した危機管理」の2つを掲げた岸田氏。2日のTBSのBS番組では、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる公文書改竄問題にも触れ、「調査が十分かどうかは、国民が判断する話だ。国民が足りないと言っているので、さらなる説明をしなければならない課題だ」などと、もっともらしく語っていたが、今さら感は否めない。というのも、岸田氏はこれまで、森友問題や、安倍前首相をめぐる「桜を見る会」の問題の真相解明について決して前向きとは言えなかったからだ。

 例えば、岸田氏は森友問題について「さらなる説明をしなければならない」と言っているが、自身が政調会長だった2018年3月に国会で佐川元国税庁長官の証人喚問が実施された際も、文書改竄問題に関する党の調査プロジェクトチームを活用して問題を検証する―としながら、その後、積極的に動いた形跡は見られなかった。

 昨年9月の総裁選に出馬した際も、森友・加計学園問題について「説明が十分かどうかの判断は、説明を受ける側が納得したかどうかが問われなければいけない」と明言を避け、再調査に踏み込まなかった。

 2019年の参院広島選挙区を舞台にした大規模買収事件についても、岸田氏は広島の党県連会長にもかかわらず、「説明責任を注視したい」などとノラリクラリだったのだ。

 いずれにしても、ポスト菅首相が誰になろうが、国民が望んでいるのは一刻も早いコロナ対策だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/829.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 陽性者を感染者と報じ続けるテレビ 武田総務相が放置を表明(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2043345.html
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 NHKはじめとしたテレビ局がPCR検査陽性者を「感染者」と報じていることについて、武田良太総務相は3日、閣議後の記者会見で「放送事業者の自主・自律により、適切な対応が求められるものと考えている」と述べ、放置する考えを示した。


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                        筆者の大臣への追加質問が遮られる(2021.9.3総務省会見室で筆者撮影)


 テレビ各局は連日、「今日の感染者数です」などと人数を報じている。しかし、これはPCR検査の新規陽性者数にすぎない。厚生労働省の佐原康之統括審議官は国会で「PCR検査の要請判定イコールウイルスの感染性の証明ということではない」と答弁している。


 会見で筆者は、このような虚偽報道は放送法第4条の3が定める「報道は事実をまげないですること」に違反するのではないかと指摘し、放送事業者に対して行政指導や行政処分を行う考えはないかただした。


 武田総務相は「個別の放送番組の内容については、放送事業者の自主・自律により、適切な対応が求められるものと考えている」と答えた。筆者は同省職員からすでにマイクを取り上げられていたが、声を張り上げた。問答は次のように続いた。


筆者:「では、指導があるのはどういう場合か」
大臣:「まさに放送事業者の自主・自律、責任の下で行われるものであって、形としては適切な対応が行われるものと考えている」
筆者:「国民生活や経済がどんなに打撃を受けても、総務省から口出しすることはないとの理解でよいか」
大臣:「適切に判断してまいりたいと思う」

〈職員が立ち上がり、「他の方が手を挙げています」と遮る〉
筆者:「指導する可能性もあるのか」
大臣:「適切に判断していきたい」


 「放送番組編集の自由」を定める放送法第3条を根拠に、静観を決め込んだ。前夜、官僚にたたきこまれ、この単純な語句を1つ覚えたのだろう。例によって夕方、同省の職員から電話で質問内容を尋ねられたから。


 報道の自由を守るとは聞こえがいいが、マスメディアは国際金融資本が民衆をだますために開発したものであるメディアやジャーナリストこそが、支配システムのゲートキーパーになっている。現に、NHKはビルゲイツが所有する世界保健機関(WHO)の方を向き、民放は外国人株主比率を増やしてビッグファーマそのものに忖度(そんたく)する。


 新型コロナワクチン接種が行われていなかった昨年、新型コロナウイルスを含む肺炎による死亡者は1万3607人減っている。一方、感染症対策を名目にした各種自粛要請が経済を破壊し、自殺者を増やし、出生者をさらに減らしている


 10年間減少していた自殺者数は2020年、増加に転じた。今年7月までに自殺した児童・生徒は270人に上り、年間で過去最多だった昨年の同じ時期を29人上回っている。15〜19歳の3人に1人が「本気で自殺を考えたことがある」状況で、このままでは、今後も自殺が増えていくと予測される。


 これを促しているのが、感染者を調べないPCR検査と虚偽の「感染者数」の報道だ。


 PCR検査は、病原体とされるゲノム遺伝子全体のごく一部だけを調べる検査。物質を数億倍にも増幅して遺伝配列を見る「質的な検査」であることから、開発者でノーベル科学賞を受賞した故キャリー・マリス博士は「PCRは感染症の診断に使ってはならない」と発言していた。


 NHKは累計で152万8877人の感染者がいると発表(9月2日23:59)しているが、分母である2216万932人の検査人数(9月3日0:00、厚生労働省公表)を決して伝えない。7月12日からは民間検査会社によるPCR検査も始まり、実施件数・人数が爆発的に増えている


 累計で1万6000人を超える新型コロナの死亡者も、PCR検査で陽性を示した人が亡くなった場合は全て数に入れている


 デジタル庁が創設され、ワクチンパスポートが控える中、免許権者の総務相が虚偽報道を止められなければ、国民は逃げ場のないおりに追い込まれるばかりだ。



動画URL: https://www.bitchute.com/video/EYYJ9OnGcfQA/


■参考記事




■関連記事





http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/830.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅義偉「限界だった」投げ出し退陣の深層と自民党の危険な兆候 総裁選のドタバタに紛れて大切なことを見失ってはいけない(FRIDAY)
菅義偉「限界だった」投げ出し退陣の深層と自民党の危険な兆候 総裁選のドタバタに紛れて大切なことを見失ってはいけない
https://friday.kodansha.co.jp/article/203132
2021年09月03日 FRIDAYデジタル

菅義偉首相は3日、自民党臨時役員会で総裁選不出馬を表明した。昨年9月16日に発足した菅政権はわずか1年で幕を閉じることになった。


昨年9月「短期リリーフ政権」として発足した菅内閣は、いわば「予定通り」その役目を終えようとしている。これでなにかが解決したわけではない 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

新総裁が決まるまでの間「新型コロナ対策に専念する」ことになる。

前日の2日、夕方4時過ぎに党本部を訪れた菅首相は二階俊博幹事長と会談した。このとき、自身の総裁選不出馬を申し出ていたのだ。

この会談、各メディアには逆に「出馬表明」とリークされていた。

二階から次期衆院選挙での求心力低下が指摘され、菅はついに辞任を受け入れたという。自民党幹部が言う。

「総選挙の議席予測で、この春ごろは『自民党は負けても30議席前後』といわれていた。その後、新型コロナが拡大し第5波となってからは、予測負け幅は『50〜70議席』へと拡大。内閣支持率はぐんぐん下がり、下げ止まる要素が見当たらない。夏には菅首相の人相が変わってしまった。疲労度が増していった。限界でした」

「断ってくれ。出たくない」

菅首相の極度の疲労は、広島、長崎原爆慰霊祭での失態でも明らかになった。総裁選が差し迫るなか、総理周辺はテレビ出演などメディアへの露出を促したが…

「断ってくれ。出たくない」

心身の異変は誰の目にも明らかな状態であった。

二階派の議員たちは2日の夜、奔走した。菅首相不支持を表明した有志が各方面に駆け回り、総裁選に独自候補擁立を模索する議員、また岸田票拡大を要請する議員など、様々な思惑が錯綜していたのである。

総裁候補たちは…

総裁選に立候補を表明している岸田文雄はこう言う。

「総裁選までまだ時間がある。信じられないようなことが起きる。菅首相の不出馬表明は政治家の判断として重く受け止めなければならない」

一方、有力な候補として期待される石破茂は

「政治では、思いがけないことが起きることがあります。今はなにも言い切れることなどありません」

と言って、言葉をのみこんだ。

菅退陣の報を受け、河野太郎はいち早く反応。出馬の意向を示した。しかし党内には「河野だけは勘弁」の声も少なくない。

菅政権とは、なんだったのか

世論の大きなうねり、党内の「菅では選挙を戦えない」という声のなか、菅は退陣を決意した。

新型コロナの対策では、私権制限を極力避け、ワクチンの早期輸入に尽力した菅首相だったが、対策の不手際というよりむしろ、発信力の弱さによって、国民の信頼を得ることができなかった。

菅首相の不出馬、総理辞任という急転に、永田町は虚を突かれた。今、後味の悪い静寂と声なき声による喧噪で、極めて居心地の悪い空気が漂っている。

国民から批判を浴び続けた菅は去ることになった。しかし、新型コロナによる国民の不安、困窮はまだ続くのだ。総裁選は、あくまでも自民党内のできごとに過ぎない。

「騒動に気を取られ、これで、なにかが解決したように感じるのは危険です。これでなにも解決していないし、前進したわけでもありませんから」(自民ベテラン議員)

この国のこれからの政治がどこに向かうのか、我々は、しっかり見極めなければならない。

取材・文:橋本隆写真:代表撮影/ロイター/アフロ



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/831.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <石破氏、出馬を検討>菅首相の不出馬・辞任意向で注目 石破茂元幹事長の動向と自民党総裁選の勝算(日刊ゲンダイ)





菅首相の不出馬・辞任意向で注目 石破茂元幹事長の動向と自民党総裁選の勝算
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294252
2021/09/03 日刊ゲンダイ


派閥の会合でもダンマリ(石破茂元幹事長)/(C)日刊ゲンダイ

 菅首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことで、動向に注目が集まっているのが石破茂元幹事長だ。総裁選に出るのか、出ないのか。9月3日の時点では態度を明確にしていない。世論調査で国民の支持を集める石破氏が出馬すれば、総裁選の構図がガラリと変わる。

*この記事の関連【動画】もご覧いただけます。

 ◇  ◇  ◇

 政界では、石破氏が1日に青木幹雄・元官房長官と面会したことが話題になっている。竹下派に隠然たる影響力を持つ青木氏は、安倍前首相との一騎打ちになった2018年の総裁選で石破を支援した経緯がある。

 報道によれば、石破氏は青木氏に対し「今回は迷惑をかけません」と伝えたという。この発言は「出馬見送り」と党内で受け止められているが、どうなのか。

「国民の期待が高い石破さんのもとには、若手議員や党員から『総裁選に出て欲しい』という声が殺到しているようですが、そう簡単な話ではない。石破さんが出馬すれば、すでに立候補を表明している岸田元外相と票を分け合い、菅総理が有利になるだけだったからです。安倍前政権からずっと非主流派で、冷や飯を食わせてきた石破派メンバーに対して『自分のせいで申し訳ない』という気持ちも強く、負け戦と分かっていて出馬するわけにはいかないでしょう。総裁選前に青木さんと会ったのも、派閥メンバーに活躍の場を与えるため、将来的には竹下派との合併も視野に入れてのことではないか」(自民党ベテラン議員)

 菅首相は6日にも党役員人事と小規模な内閣改造を断行する予定だった。党内で日増しに大きくなる「菅降ろし」の声に対抗するためだ。“選挙の顔”として石破を幹事長などの要職に起用することも検討されていたという。人事の打診を石破が受ければ、総裁選への出馬はなかっただろう。

今はタイミングではない?

 2日に開かれた石破派の会合でも、総裁選への対応について意見が交わされたが、結論は出なかったという。石破氏も自身の思惑や態度について語らず、「派閥として一致団結して総裁選に臨む」ことが確認されただけだった。

「石破氏は当初から『総裁選より臨時国会』と訴えていて、今は総裁選に手を挙げるタイミングではないと考えているのでしょう。もし打診があれば、挙党一致で国難を乗り切るために、党役員や閣僚として菅内閣を支えることを選ぶ可能性は高かった。ただ、誰が次の総裁になっても秋の衆院選は自民党にとって厳しい戦いになります。混乱が続き、本当に窮地に陥った時には、国民人気が高い石破氏の出番だという見方が根強くあるのは事実です」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 今回は出馬を見送り、次のチャンスに備える作戦か。それまでに国会議員の間で支持が広がれば総理総裁の目もあるのだろうが、国民人気だけでは総裁選に勝てないことを誰よりも石破氏が知っているはずだ。






石破茂は終わったのか「人生の本舞台は常に将来に在り」【注目の人直撃インタビュー】

2021/01/01 日刊ゲンダイ

「石破茂は終わった」――自民党総裁選で3位に沈み、そんな声も聞かれた。2021年秋にも再び総裁選が行われる。菅総理がそのまま続投となるのか、それとも……ズバリ、石破氏の本音を探った。(聞き手=日刊ゲンダイ・小塚かおる)【チャンネル登録、よろしくお願いします!】※2020年12月1日収録



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/832.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相辞任も…元凶を作った安倍晋三は何の批判もされずキングメーカーに! 岸田、河野、高市、誰がなっても安倍の言いなり(リテラ)
菅首相辞任も…元凶を作った安倍晋三は何の批判もされずキングメーカーに! 岸田、河野、高市、誰がなっても安倍の言いなり
https://lite-ra.com/2021/09/post-6009.html
2021.09.03 菅首相辞任も…元凶を作った安倍晋三が今度は岸田、河野、高市を操る存在に リテラ

    
    自民党HPより

 本日、菅義偉首相が総裁選の不出馬を党臨時役員会で表明し、今月末の総裁任期満了にともなって総理大臣を退任することとなった。

 無論、これはコロナ対策の失敗や自身の無能さを認めての退任ではなく、打つ手なしの状況に追い詰められた結果でしかない。実際、総裁選を先送りして解散に踏み切る案が封じ込められたあとも、来週におこなう方針だった党役員人事で河野太郎・行革相らを要職で起用することを検討するなど、昨日までは強気の姿勢を崩していなかった。

 ところが、菅離れが加速するなかで目玉だったはずの執行部刷新の人事が難航。一部では「河野氏の処遇をめぐって菅首相と麻生太郎副総理が電話で大喧嘩になった」とも伝えられている。

 さらに、昨夜には菅首相のお膝元である自民党神奈川県連の幹事長までもが「県連としては特に、菅さんを頼むという運動をするつもりは一切ない」と発言。お得意の人事権を振りかざすこともままならないばかりか、「推薦人20人も集められないのではないか」という声さえあがるまで追い込まれてしまったのだ。

 まったく自業自得としか言いようがないが、呆れたのはその捨て台詞だ。菅首相は総裁選への不出馬表明後におこなわれたぶら下がり取材で、不出馬の理由をこのように語った。

「コロナ対策と選挙活動、こうしたことを考えたときに、実際、莫大なエネルギーがこれ必要でありました。そういうなかで、やはり両立はできない。どちらかに選択すべきである」

「コロナ対策と両立困難」って、いまのいままで党利党略ならぬ「個利個略」の権力闘争に明け暮れていたのは一体どこのどいつだ。ようするに、この期に及んでもこの男は、自分の無責任さには頬被りしているのである。

 まあ、それでも、菅首相のやり口は完全に国民にバレている上、総理大臣の座を追われるかたちになったわけだから、まだいい。

 問題は、この国の状況をここまで悪化させた最大の原因をつくった挙げ句、菅首相を生み出した張本人がキングメーカー気取りでチョロチョロ動き、後継候補を操ろうとしていることだ。ほかでもない安倍晋三・前首相のことだ。

■今起きていることの原因はすべて安倍の責任!東京五輪強行、コロナ対策放り出し仮病で辞任

 いや、安倍前首相がやったことは、たんに菅首相を生み出しただけではない。菅首相がおこなったデタラメな政治の大半は安倍前首相に原因と責任がある。

 その代表的なものが東京五輪だ。五輪開催が感染爆発に大きく影響を与えたことは論を俟たないが、世界的パンデミックの最中に東京五輪が強行開催されたのは、もともとは安倍前首相が昨年春に「1年以内の延期」をゴリ押ししたせいだ。

 当時は総理大臣をつづける気が満々だった安倍前首相は、今夏までに東京五輪を成功させ、その勢いを買って自民党総裁任期の延長を宣言、9月の総裁選で4選を果たし10月の総選挙で大勝して一気に改憲に持ち込む──というシナリオを描いていた。この安倍前首相が描いたシナリオを菅首相は自分に置き換えて実行したわけだが、その結果はご覧のとおり、変異株が猛威を振るうなかでの強行開催によってこの国は深刻な医療崩壊にまで至ってしまった。もちろん、安倍前首相が総理大臣をつづけていれば、菅首相と同様、自分の権力維持のためにコロナ対策も投げ出して五輪を強行開催し、いまごろ同じ窮地に立たされていたはずだ。

 だが、安倍前首相は姑息なことに、「アベノマスク」をはじめとするバカ丸出しのコロナ対応に批判が集中すると、昨年8月末にまたも持病を持ち出し、コロナ禍に政権を放り出してしまった。しかも、病気を理由にしたことで内閣支持率を爆上げさせるという花道までつくりあげたのだ。

 これが「仮病」であったことは、辞意表明から1カ月も経たないうちに「新しい薬が効いている。もう大丈夫だ」と言い出し、その後も次々と議員連盟の最高顧問に就任したり、さらには選択的夫婦別姓制度の導入や「LGBT理解増進法案」を子飼いの極右議員を動かして潰しにかかるという“活躍ぶり”からも明らかだ。

 つまり、自身の継承者として菅氏に政権を禅譲して院政を敷き、気に食わない政策は潰し、山積したままの疑惑について何ひとつ責任をとらないまま、いまや総裁選のキングメーカーとして幅を利かせているのである。

■岸田文雄、高市早苗はもちろん、河野太郎も安倍には絶対逆らえない関係

 実際、菅首相が総裁選の不出馬を決めて、さまざまな候補者の名前が浮上しているが、そのほとんどはこの男の息がかかっている。すでに出馬の意向を示してきた岸田文雄や高市早苗はもちろん、菅首相の不出馬を受けて出馬の意向を固めたという河野太郎にしても安倍政権で重要閣僚に引き上げられた関係で、安倍前首相には頭が上がらないと言われている。

 いまのところ、安倍前首相は岸田を押すと見られているが、安倍はとにかく石破茂・元幹事長だけは総理にしたくないと考えており、石破がもし立候補して、岸田では勝てないと見るや、河野に乗り換えるはずだ。

 そもそも、河野は行政改革およびワクチン担当の大臣として菅政権の責任を負う人物であり、その責任に対する総括なくして総裁選に出馬することはあまりにも虫が良すぎる。

 この問題については別稿であらためて触れたいが、ともかく、河野か岸田のどちらが次期総理になっても、安倍前首相が関与してきた森友・加計学園問題や「桜を見る会」問題、河井案里氏の選挙買収問題などの真相究明がおこなわれることは永遠にない。石破茂が総裁選に立たないかぎり、どのみち「第4次安倍政権」が発足するようなものなのだ。

 しかも、コロナ対策でも、すでにワクチンの安定供給に失敗して馬脚を現している河野はもちろん、岸田も高市もまったく期待できない。石破にしても「メディアは恐怖を煽るばかり」などとコロナを軽視しているとしか思えない発言をおこなっている。ようするに、菅首相が退任したところで、安倍自民党が政権をとるかぎり、国民の生活や安全が最優先されることはありえないのだ。

 菅政権の終焉では何も解決しないどころか、安倍前首相が牛耳りつづける国民軽視の政治がつづいていくだけ。いまはその現実を直視すべきだろう。

(水井多賀子)


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記事 [政治・選挙・NHK282] 追い詰められた無能首相 ブン投げ辞任に至るデタラメの数々(日刊ゲンダイ)

※2021年9月3日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年9月3日 日刊ゲンダイ2面


追い詰められた無能首相 ブン投げ辞任に至るデタラメの数々
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294260
2021/09/03 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


連日、官邸に呼び出し(左から、菅首相と小泉環境相)/(C)日刊ゲンダイ

 菅首相がきょう(3日)午前、今月末に予定されている総裁選に出馬しないことを表明した。現職首相が総裁選出馬を諦めるのは異例中の異例。菅は総裁選に備えて、二階幹事長や下村政調会長など党幹部人事の一新を決めていた。この日の臨時総務会で人事一任を取り付ける予定だった。それが直前の“退陣表明”だから、自民党内は騒然、海外メディアも驚きをもって伝えていたが、菅の場合、「やっぱり、そうなったか」と言われている。

 新幹事長が誰になっても総裁選で菅が負けたら短命で終わる。そんな人事をなぜ、やるのか。明確な説明が求められていたし、そんな状況で新三役の引き受け手がいるのか。人事をやるとぶち上げたはいいが、できなければ、一気に求心力の低下を招く。結局、悪あがきは不発に終わり、総辞職に追い込まれるのではないか。そんな見方もあったからだが、果たして、世紀のポンコツにふさわしい末路となった。

 国民はあらためて、この間の菅政権のデタラメぶり、ポンコツぶり、追い詰められた理由を復習する必要があるだろう。

 まずは国会から逃げ回っていたことだ。6月に通常国会を閉じてから、菅はコロナ禍なのに2カ月半も国会を開いていない。憲法53条は、衆参両院のいずれかで、総議員の4分の1以上の求めがあれば、内閣は臨時国会の召集を決定しなければならないと定めている。この規定に基づき、野党4党が召集の要望書を出したのは7月のことだ。先月26日には立憲民主党の安住淳国会対策委員長が、新型コロナ対策の補正予算を審議するため、9月7〜16日に臨時国会を開くよう改めて求めた。

 ところが、政府・与党は先月31日、召集に応じない考えを正式に伝達。憲法に基づく要求を1カ月半も放置した挙げ句、門前払いを食わせたのである。この振る舞いに野党4党は2日、抗議声明を提出。「明白な憲法違反であり、国権の最高機関としての役割を放棄するに等しい」と批判したのは当然である。

 言うまでもなく、今は新型コロナ感染爆発の真っただ中だ。8月だけで50万人超が感染し、2日発表の全国の重症者数は再び過去最悪を更新。医療体制の逼迫も続く。自宅療養中に無念の死を遂げる悲劇が相次いでも、国会は延々閉じたまま。この間、適切な予算や立法措置で、備えを厚くしておけば救えた命もあったかもしれない。

 菅だって「コロナ対策が最優先」と繰り返し、コロナ病床について「より迅速に確保するため、法整備の必要性を痛切に感じている」(先月17日の記者会見)と言及していた。だったら、サッサと国会を開き、コロナ対応の予算と立法措置を急ぐのが当然だ。大メディアは憲法違反と職場放棄を断罪するのが筋だろう。

とことん「論争回避」で禁じ手の連続

 それなのに、菅の頭の中は総裁選で再選を果たす算段でいっぱいだった。何しろ、アフガニスタンの現地スタッフの退避作戦を巡り、与党議員が意見しても「ほとんど関心がなかった」と報じられるほどだ。そのため、自衛隊機派遣は出遅れ、約500人の現地スタッフは“見殺し”となった。

 他人の命には無関心で、自分の延命にしか興味なし。これが首相の正体で「コロナ対策が最優先」なんて方便としか思えない。

 その総裁選を巡っても、菅周辺の「議論からの逃走」は徹底している。その表れが「解散、総選挙後に総裁選」をベストシナリオとして模索していたことだ。オリパラ強行でお祭りムードのまま、衆院を解散、惜敗で総選挙をしのいで総裁選「無投票再選」にこぎつける――。つまり、ライバルとの論戦で再選を勝ち取る気概はゼロ。苦手な論争を回避し、「不戦勝狙い」だったのである。

 そんなヨコシマな狙いも五輪開催と重なった感染爆発で幻に。五輪ありきのコロナ無策で政権浮揚どころか、支持率はつるべ落とし。とても解散どころではなくなった。それでも菅周辺は論争回避に余念はなく、「菅隠し」の禁じ手の数々を繰り出し続けた。

 菅に近い二階幹事長や森山裕国対委員長らはこぞって総裁選の無投票を画策。告示日を9月17日に設定し、緊急事態宣言明けの13日から「空白の4日間」に解散断行の含みを持たせたのも、総裁選の論争回避の一環だ。

 おかげで今ごろ、この日程だと新総裁・新首相誕生の場合、衆院議員の任期満了(10月21日)まで期間が短すぎて、衆院選が任期満了後にずれ込む可能性が分かり、慌てて総裁選の前倒し案が浮上するドタバタである。

権力維持は「先手」がアダで「死の行軍」

 総裁選に岸田元外相が出馬表明。菅の無投票再選が絶たれたかに見えた後も、小ざかしい悪あがきは止まらなかった。歴代最長の5年以上も幹事長を務める二階を念頭に岸田が党役員任期の制限を掲げると、二階は菅に「自分には遠慮せず人事をやって欲しい」と進言。身を捨ててでも論争のネタを潰しにかかった。

 揚げ句が、9月中旬の不意打ち解散、総裁選先送りの検討である。この「奇手」に菅も一気に傾いたとされるが、どう考えても世論や党内の反発は必至の「悪手」だ。

 頼みの綱の安倍前首相に電話で直接反対され、小泉進次郎環境相にも「踏み切れば首相も自民党も終わる」とクギを刺されて菅は断念。自ら「解散ができる状況ではない」と打ち消したものの、党内で広がった「私利私欲の逃亡解散」への不信感は晴れず、「菅離れ」は加速の一途だったのだ。

 コロナ対策は「後手後手」のクセに、権力維持は「先手先手」がアダとなり、あがけばあがくほど泥沼にはまる“死の行軍”。今や菅が二階と会うたび「辞任意向を伝達する」との臆測が党内に飛び交うありさまだった。

「現職の総理総裁が政策論争から逃げ回り、総裁選先送りのため、解散に傾くなんて前代未聞。言語道断です」と言うのは、政治評論家の森田実氏だ。こう続けた。

「かつての自民党は現職の総理総裁が堂々とライバルの挑戦を受けて立ち、議論を戦わせたものです。現内閣にガンガン批判をぶつけ、世間のガス抜きを図る狡猾さもありました。中選挙区制時代の議員は選挙でディベート力を鍛え上げ、いつも党本部で侃々諤々の議論。マトモに議論できない議員は自然と淘汰されもした。ところが、小選挙区制導入によって党首の人気で当落が左右されるようになり、論戦で選挙を勝ち抜く議員が消えてしまった。その結果、議員の力量は衰退し、政治は劣化。菅首相も中選挙区制を経験していません。一方的な会見しかできないのも鍛錬不足で、彼こそ小選挙区制がもたらした弊害の象徴です」

根拠なき自信で差し出す「毒まんじゅう」

 自分の言葉でしゃべれない、発信しない、何をしたいのか分からない。昨年の総裁選のように「雪深い秋田の農家の長男に生まれ……」だけでは今回は乗り切れない。周囲が危ぶむ気持ちは日増しに強まる一方だったが、自分が見えない菅は「根拠なき自信」にあふれていた。党役員人事などの刷新で事態が変わると思っていたフシがある。

「俺は勝負に強い」「俺には指導力がある」「総裁選をやれば携帯電話料金値下げなど成果を示せる」「誰が俺に勝てるんだ」――。漏れ伝わってくるだけでも、周囲にそう語っていたという。

 まるでお宝鑑定番組で偽物をつかまされたことに気づかず、「自己評価額は1000万円!」と言い張り、恥をかくオジサンと同じだ。

 菅が敗れれば、新総裁の下で人事は改めてやりなおしになる。数週間の短命に終わりかねない「危ない橋」だ。党内のドン引きも意に介さず「皆、俺についてくる」と言わんばかりの錯乱首相と心中するモノ好きが、はたしているのか。メディアは人事の目玉として月曜から4日連続で官邸に呼び出された進次郎、河野ワクチン担当大臣、石破元幹事長らの名を伝えるが、彼らにしても「いい迷惑」だろう。水面下で打診され、断った可能性がある。こうして菅の万策は尽きた可能性がある。

「今なお菅首相が『人事で釣れる』と思っているのが大きな勘違いなんですよ。打診を受けたら、ポスト欲しさに『毒まんじゅう』を食べたと有権者に見なされ、後々まで禍根を残す。最悪、政治生命はオシマイです。総選挙を控え、そんな賭けに出られるのは、よほど選挙に自信があるか、菅首相と同じギャンブラー気質の議員だけでしょう。菅首相の楽観バイアスの極みのような新人事の狂騒曲に、このコロナ禍で党内抗争に入れ揚げている場合か、と国民は冷めた目で見ています」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 国会召集そっちのけで進む世にもバカげた新人事。どうして自民党は菅を羽交い締めにして引きずり降ろさないのか、摩訶不思議だったが、ようやく、菅も諦めた。



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