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2021年9月08日07時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] 菅「海外とのビジネス往来再開に意欲」あれ?コロナ対策に専念は?(まるこ姫の独り言)
菅「海外とのビジネス往来再開に意欲」あれ?コロナ対策に専念は?
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/09/post-14b5b6.html
2021.09.07 まるこ姫の独り言


総裁選不出馬の言い訳が「総裁選とコロナ対策の両立はできない、専念する」と言っていた菅。

なんでコロナ対策と違う事に意欲を燃やすのか。。

コロナ対策はどうなったのか。


総裁選不出馬と言う事は、総理を続投できなくなったという事だ。

なのに、なんで今頃、変な色気を見せるんだろう。

どこまでも鈍感力の人だ。


菅首相 海外とのビジネス往来再開に意欲
     9/6(月) 21:01配信 TBS系(JNN)

>菅総理は6日、経団連の十倉会長と面会し、海外とのビジネス往来の再開について「着実にやる」と意欲を示しました。

>菅総理は6日午後、経団連の十倉会長らからコロナ禍での社会経済活動を活性化させるための提言を受けました。その中で菅総理は、ワクチン接種が進んだ段階で海外とのビジネス往来の再開について、「着実にやる」と意欲を示したということです。


もう、ワクチン接種が進んだ段階では、菅は用済みと言う事になると思うが。

次の総理になれない人が、どうやったらビジネス往来の再開を着実にできるのか。

まだ権力者でいるつもりなんだろうか。

しかしこれだけ意欲がある人が、どうして総裁選に出馬しないのか。

これだけ意欲があれば両立できるじゃん。

菅は総理としての命が風前の灯火の今、下手に動かない方が次の政権の為になるとは考えられないのだろうか。

コロナに専念すると言ったのだからいろんな雑事に惑わされず、コロナ対策に没頭したらいいじゃないか。

その為には、最後の仕事として国会を開くと国対に指示すれば国民は好感を持つと思うが、自民党にはそういう国民視点の発想がない。

知らない間に、コロナ対策は置いておいて、強欲経団連の都合の良い「海外とのビジネス往来の再開」は国内の検疫は大丈夫なのか。
それでなくても、どこの国より検疫がいい加減だった国が「海外とのビジネス往来の再開」で厳しい検疫を課すとは思えない。

また緩々になる恐れがある。

この国は、危機管理能力が極端に低く、国民の命や健康を何とも思っていない国で、菅が間に入ったらますます穴の開いたバケツ状態にならないかしら。

コロナ対策に専念すると言った人が国会も開けないようなら、もう最後は静かに蟄居してもいいと思うが。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/895.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 「政治のせいで命失う」正論を口にした野々村真が炎上! 医療体制不備の被害者まで叩く自民党応援団、国民見殺し政治はまだまだ続く(リテラ)
「政治のせいで命失う」正論を口にした野々村真が炎上! 医療体制不備の被害者まで叩く自民党応援団、国民見殺し政治はまだまだ続く
https://lite-ra.com/2021/09/post-6013.html
2021.09.07 「政治のせいで命失う」正論を口にした野々村真が炎上させた自民党応援団! リテラ

    
    『バイキング』で菅首相を批判した野々村

 感染爆発を起こしながら権力闘争に明け暮れ、失脚に追い込まれた挙げ句、「コロナ対策に専念する」と言って退陣を発表した菅義偉首相。だが、私利私欲しかないこの男のせいで医療崩壊を招いたというのに、テレビはすっかり政局一色となり、肝心の責任追及がおこなわれる気配はまるでない。

 その上、そんななかでタレントの野々村真があまりにも真っ当な菅首相批判をおこなったのだが、それが逆に猛攻撃に晒されるという事態まで起こっている。

 野々村といえば、7月30日にコロナ感染が確認され、「自宅療養」中に血中酸素飽和度が90近くに低下して救急車を呼んだものの病院に搬送されず、その後、8月5日にようやく入院。重度の肺炎で人工心肺装置ECMOの使用一歩手前の状況だったというが、同月24日に無事退院した。

 いわば野々村は菅政権の無為無策によって苦しめられた当事者であるわけだが、その野々村は菅首相の退陣発表について、6日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ)にリモート出演しこう語ったのだ。

「僕は本当に申し訳ないですけれど、もっと早く菅首相には辞めていただきたかったなぐらいの思いです。もうこういうような状況にあって『いまかよ!』っていう。さんざんもう、こういう状況になって、コロナ感染がどうしようもない状況になっているときに、ここで、解散総選挙にしろ人事を変えるにしろ、またそういうことで1カ月も2カ月も国会も止まるだろうしというようなことを考えると、何にも進まないじゃないかというふうに思うし」

 いまも呼吸が苦しいのか、息を切らしながらこのように切々と訴えた野々村だが、さらに「それで大物の政治家……安倍さんに麻生さんに、それで二階さん、その人たちの言うことで、やっぱり自分の言いたいことが言えなくなってしまう。一国の総理ですよ。その人がこの状況で何も言えなかったんだなっていうのはもう、つくづく国民は悲しむしかないですね」と言うと、こうつづけた。

「僕なんか生死をさまよった人間として言わせてもらいますけど、本当にいま、いまこの時点でたくさんの方が苦しんでいるんですよ。小泉環境相にも言いたいけど、泣きたいのは、泣きたくても泣けなくて苦しんでいるのは、いま本当にICUに入っている人たち、そして亡くなった人たち、そのご家族。その人こそが、本当にこの政治のおかげで命を失っていることを絶対に忘れないでほしい。それだけです」

■野々村真の主張は全て正論だ! 安倍政権と菅政権の政治姿勢が医療崩壊を起こした

 直球の正論、そしてあまりにも真っ当な怒りだ。菅政権の発足時から国会では医療提供体制の強化は叫ばれてきたというのに菅首相はそれをおろそかにし、むしろ「GoTo」を筆頭とした経済対策を優先させ、第3波は首都圏で、第4波は関西で医療崩壊を起こした。さらにデルタ株による感染拡大を専門家が指摘しても聞く耳も持たず、野党から要求された通常国会の延長も臨時国会の招集も無視し、菅官邸は「重症化しなければ、コロナもただの風邪になる」(朝日新聞6月30日付)などと言い張って東京五輪を強行開催。またも医療崩壊に陥らせ、入院すべき患者が入院できずに自宅で亡くなるという犠牲者を出しておきながら、それでもなおコロナ対策そっちのけで解散カードさえ切ろうとした。つまり、菅首相は一貫して自分の権力維持にばかり躍起になり、国民の命を無下にしつづけてきたのだ。

 しかも、いまだに菅首相は自分の見通しの甘さを反省することもなく、増えつづけている自宅死を食い止めるための対策も自治体に丸投げ。さらには、自宅死が起こったことにかんする謝罪も首長がおこなっている。

 たとえば、杉並区の勤務先で自宅療養を余儀なくされていた男性が亡くなった件では、保健所が電話をしてもつながらなかったことから対応を打ち切っていた問題を受け、杉並区の田中良区長が遺族に直接謝罪。同様に、埼玉県の男性が自宅療養者であると認識されないまま放置された亡くなった件でも、大野元裕知事が謝罪をおこなった。

 これらの大元の責任は言うまでもなく、保健所機能を強化することもせずキャパシティオーバーの感染拡大を引き起こした菅首相にあるというのに、すぐに必要な対応もとらず、謝罪もせず、すべて自治体任せ。その上、菅首相は「コロナ対策に専念する」と言っていたが、その後、菅首相がやったことといえば、経団連・十倉雅和会長との面会で海外とのビジネス往来の再開を「着実にやる」と意欲を示したことくらいだ。

 自宅死がこれだけ起こっていても、いまなお意欲を示すのは経済界優先の政策……。「政治のおかげで命を失っている」という野々村の訴えは、まさしくそのとおりとしか言いようがない。

 医療崩壊の最中、容体が悪化してもすぐに入院できずに命の危険に晒された野々村から発せられた、的を射たこのメッセージ──。これは菅政権のコロナ軽視政策によって置き去りにされた患者やその家族の思いを代弁するものだろう。

■正論を口にした野々村真に政権応援団が「コロナ対策しないで政府の責任にするな」と攻撃

 ところが、野々村のこの発言がニュースになると、批判が殺到。たとえば、Yahoo!ニュースのコメント欄では、このようなバッシングが巻き起こった。

〈何でもかんでも政治のせい。違うでしょう?感染したのは自分でしょう。入院できなくて大変な思いしている方は確かに居るでしょうが、全てが菅さんのせいではないでしょう。〉
〈自分がコロナにかかったことを政治に対して八つ当たりしているようにしか見えない 政治の力でコロナが封じ込められるんだったらとっくに感染者はゼロになってるだろ〉
〈そりゃ菅さんももっとやってほしい事はあったけど密とまではいかないけど屋内のスタジオで時には大声出してさぁアナタたちだってもっと注意できたことはあったのでは?〉

 さらに卑劣なのは、こうした攻撃が野々村のYouTubeチャンネルの動画のコメント欄にまで及んでいることだ。実際、8月25日に投稿された、野々村が復帰の報告をおこなった動画のコメント欄では、昨日の『バイキング』放送後から、野々村の発言を批判する以下のようなコメントが溢れている。

〈不十分な対策で罹患したのに首相のせい? まじで頭もう一度診てもらった方がいい〉

〈菅首相をはじめ政府がやるべきことに全力で取り組んでいたからこそ、貴方は生還できたのでは?ワクチンも打たずに出歩いておきながら、何を言っているんでしょう?〉

〈とりあえず、意味わからない発言してすいませんでしたとガースーに謝罪してくれない?〉

〈ご自分でコロナ対策していないで感染して政府の責任にされてもねぇ〉

〈政権批判の前に自分の行動を反省して、自分の経験から反面教師として感染予防を伝えてくださいね〉

〈リモートワークやワクチン接種等、政府の言うことも聞かずに感染したバカが感染したのは政府のせいだとw自分が油断してただけのことを他人のせいにすんなって 見てて虫唾が走るわ〉

〈一生リハビリしてメディアの露出はしないで下さい〉

 ここまで感染が拡大した状態では個人の対策だけでは感染は避けようもないし、テレビ局の感染対策をいちタレントがどうこうできるわけもない。ワクチン接種は国による不安定な供給も影響していまも予約がとりづらい状態の自治体も多いのが実情だ。にもかかわらず、菅首相を批判したというだけで、野々村は「コロナに感染する自分のコロナ対策が万全でなかったくせに政治のせいにするな」「八つ当たりだ」「ガースーに謝罪しろ」と激しい攻撃に晒されているのだ。

■唯一、五輪反対を言い続けたせいでネトウヨと自民党応援団から標的にされた『バイキング』

 まさに菅首相が打ち出した「自助」がここまで幅を利かせていることにはウンザリするが、これほどの攻撃がおこなわれているのは、菅首相の擁護というより、芸能人が政権批判したからだろう。

 自民党応援団やネトウヨ連中は、芸能人や有名人の影響力の大きさを知っているから、少しでも政権批判をしたら、まるでピラニアのように食いついてくる。炎上させることで、口をつぐませようとするのだ。

 しかも、発言媒体が『バイキング』だったことが、さらに拍車をかけた。

 というのも、『バイキング』では政権べったりのフジテレビの番組であるにもかかわらず、安倍政権時からどのワイドショーよりも政権の不祥事を取り上げ、MCの坂上忍も安倍政権の批判を口にしてきたからだ。そのたびにヤフコメでは「芸能人が政権批判するな」勢による坂上の批判が殺到してきたが、とくに最近は、坂上が五輪開催を批判し再延期を訴えたことにより、それが激化。「坂上はロケもやっていたくせに五輪批判するな」「ひな壇に芸人を集めてろくな感染対策もとっていないのに五輪批判か」と反発が強まっていた。

 そんななか、コメンテーターの野々村はいつも毒にも薬にもならないコメントをおこなってきた人物だが、今回、坂上が敵視されてきた『バイキング』で菅首相批判をしたことで、より強い攻撃を受けてしまったのだろう。

『バイキング』では、過去にコメンテーターを務めていた小籔千豊が露骨な政権擁護を繰り広げたり、現在もブラックマヨネーズのふたりが大阪維新に毒されたコロナ対策を軽視する発言をおこなうこともある。

 だが、そうした「政治的発言」は問題視されないのに、それが政権批判だと「芸能人がしたり顔で語るな」と喚き立てるのだ。

 しかし、野々村は菅政権による医療提供体制の不備による被害に遭った当事者なのだ。そんな人物の正論さえ、卑劣な攻撃に晒され、炎上状態になってしまうとは……。こんな状況下では、いくら菅首相が退陣しても、国民軽視の自民党政治は終わることはないだろう。

(伊勢崎馨)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/896.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相 “忠臣ヅラ” 小泉進次郎に刺されたトドメ…孤独すぎる “逃げ恥辞任” 全真相(FLASH)

※週刊FLASH 2021年9月21日号 各紙面クリック拡大





菅首相 “忠臣ヅラ” 小泉進次郎に刺されたトドメ…孤独すぎる “逃げ恥辞任” 全真相
https://smart-flash.jp/sociopolitics/156659
2021.09.07 06:00 FLASH編集部 Smart FLASH


3日正午前、自民党本部で開かれた臨時の役員会で、総裁選への不出馬を明らかにした菅首相。力のない目が疲労を感じさせる

 まさに「青天の霹靂」ともいうべきだった、今回の菅首相の退陣表明。9月2日の時点では、首相は二階俊博幹事長に総裁選出馬の意向を伝えていたが、3日になって突如、不出馬を表明したとされる。



 じつは2日の時点で、自民党内にはすでに「菅辞任」の噂が飛び交っていた。政治部デスクが語る。

【関連記事:菅首相「コロナ最優先」発言に説得力なし「権力にしがみつきたいだけじゃねぇか」

「2日の午後4時に、菅総理が二階幹事長と突然の会談をおこないました。それを受けて『総理が議員会館の自室で辞任表明するのでは』という情報が流れたんです。

 しかし実際は、総理は二階氏に強い言葉で『ここで退くことなど許されない』と、総裁選出馬への意気込みを語ったとのことで、“辞任説” はいったん収まりました。総理が不出馬を決断したのは、2日の夜から朝にかけてです」

 この数カ月で、菅首相の周囲からは明らかに人が離れていく様子が見て取れたという。

「神奈川県選出の河野太郎、小此木八郎、小泉進次郎の3議員は、議員宿舎で同じ神奈川選出の菅総理と夜な夜な集まっていたことから『神奈川三郎』と呼ばれていました。

 しかし新型コロナウイルス感染拡大の歯止めが利かないなかで、まず河野氏が菅首相に距離を置き始めました。さらに小此木氏も、議員を辞職して横浜市長選に出馬しましたが、落選したことで総理との関係が途絶えました」(前出・政治部デスク)

 ニューズレター『インサイドライン』編集長の歳川隆雄氏は、「菅総理は追い詰められていた」と指摘する。

「菅総理は無派閥なので、もともと味方が圧倒的に少なかったんです。そのうえ、相次ぐ選挙の惨敗で、総理を支援する議員グループ『ガネーシャの会』からも『菅さんでいいのか』という声が出てきていたといいます」

 さらに、後ろ盾だった二階幹事長を交代させようとしたことで、二階派の議員からも批判が噴出した。政治アナリストの伊藤惇夫氏が解説する。

「恩義のある二階氏を退陣させてまで、総裁の座を守りたいのか、という反発を招きました。当然、菅総理は二階氏と、なんらかの裏取引をしたはずです。2日の会談は、総裁選出馬の意欲を語ったものではないと私は思います。自身の去就か、党内人事の難航のどちらかについて、菅総理が二階氏に相談に行ったのでしょう」

 伊藤氏によれば、菅首相は当初、総裁選の前の解散総選挙を望んでいたという。

「五輪直後に、国民が盛り上がったところで解散、というシナリオでしたが、コロナ禍でのオリンピック開催への批判で、それは消えました。

 そこで、安倍晋三前総理や麻生太郎副総理の推薦を取りつけ、無投票で総裁選を乗り切ろうとしましたが、安倍氏に近い岸田文雄氏や高市早苗氏が総裁選への意欲を示し、これも立ち消え。もう打つ手がないと、幹事長の人事で急場をしのごうとしたわけです。いわば、菅氏の延命のためだけの人事です」

 しかし、総裁選目前のこの時期、菅氏が総裁に再選されると決まったわけでもないのに、幹事長を引き受ける人物などいなかった。そんななかで、首相が一縷の望みをかけてすがったのが、小泉進次郎環境相だった。

「『神奈川三郎』のなかで、菅総理の近くに残ったのは小泉氏だけでした。9月3日までの5日間、総理は連日、小泉氏と会い、会談しています。しかし最後まで、小泉氏が首を縦に振ることはありませんでした」(前出・政治部デスク)

 3日、小泉氏は涙を流しながら「こんなに仕事をした政権はない」と菅首相の業績をたたえた。それだけ恩義を感じている小泉氏にとっても、幹事長職は “貧乏くじ” に映ったということだろうか。

 かくして突然の辞任へと、孤独に追い込まれていった菅首相だが、政権から逃げ出したと批判が集まるなか、国会議員としての未来はあるのか。

「いまや、永田町でまともな支持基盤も持たない菅総理を顧みる人はいないでしょう。横浜市長選は『菅さんのせいで負けた』という意識が地元に根強く、自民党神奈川県連との関係も終わっています。このままでは、次の衆院選では自身が負けるかもしれません」(前出・政治部デスク)

 政治家として役に立たず、「恥」だけが残った――。そんな首相の逃亡劇だった。

(週刊FLASH 2021年9月21日号)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/897.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 退任表明の菅首相、官房長官時代からの強権人事の成功体験が裏目に トドメを刺した横浜市長選〈AERA〉

   ※AERA 2021年9月13日号 紙面クリック拡大


退任表明の菅首相、官房長官時代からの強権人事の成功体験が裏目に トドメを刺した横浜市長選
https://dot.asahi.com/aera/2021090700037.html
2021.9.8 11:00 中原一歩,福井しほ AERA dot.


総裁選の出馬断念を表明した菅首相。記者の質問が続くなか、無視するように立ち去った/9月3日、首相官邸で (c)朝日新聞社

 政界に激震が走った。菅義偉首相が、自民党総裁選に出馬しない意向を突然表明した。安倍政権から続く官邸「1強」が終わりを告げるのか。AERA2021年9月13日号の記事を紹介する。

*  *  *
 官房長官時代から強権人事を駆使して政界と官界を支配してきた首魁(しゅかい)が、今度は身内から見事に足をすくわれた。

 1年前、菅義偉首相は「派閥を持たない、たたき上げの庶民派」という看板をひっさげてデビューした。発足直後の内閣支持率は65%(朝日新聞調べ)あったが、その実態は派閥の長におんぶに抱っこ。自民党に隠然と続く派閥政治の“神輿(みこし)”に担がれて手に入れた椅子だった。

 凋落(ちょうらく)にトドメを刺したのは、今年8月の横浜市長選挙だ。菅氏は元国家公安委員長の小此木八郎氏を支援するも、立憲民主党が推薦する山中竹春氏に大敗を喫した。しかも、首相の選挙区である衆院神奈川2区でも、小此木氏の得票が山中氏を下回った。小此木氏の父・彦三郎氏は神奈川県選出の大物国会議員。その秘書として仕えていたのが若き日の菅氏だった。

「菅さんは恩人の息子を敗北に追いやっただけでなく、政治生命を絶った。しかも、政権の延命を優先し、情勢調査で不利と分かるや否や、表立った支援を拒否した。恩を(あだ)で返す、自民党では絶対に許されないことを菅さんはやってのけたのです」(自民党神奈川県連関係者)

 市長選直後、いま衆議院を解散したら「最大60議席を失う」という衝撃の内部調査が党内を揺るがした。その後、菅氏は求心力を急速に失ってゆく。

 神奈川県連の土井隆典幹事長は本誌の取材に対し、市長選での大敗が政権崩壊につながったとの見方について、「直結しているとは思わない」としながらも、こう述べた。

「あの勝敗を見たなかで、次の総選挙が心配だと思っている方たちの不安が増大して、それが不満に変わっていくことも考えられます。総裁選になると、党員からいろんな連絡や電話がきます。それぞれの議員が地元で受け止めた声を聞いて(神奈川県連は)やっていきたい」

■市長選大敗で不安増大

 土井氏は菅氏の総裁選不出馬をニュース速報で知ったという。「もっと頑張ってほしかった。でも退陣するというより、任期を全うした勇退です。そういう受け止め方をしています」

 さて、菅氏に引導を渡したのは誰か。関係者によると、菅氏が8月31日に二階俊博幹事長と会談し、総裁選前の解散も選択肢にあるとの考えを伝えた。その晩、安倍晋三前首相が「自民党を道連れにする気か。絶対に許さない」と激高したという。麻生太郎財務大臣も続いた。

 そもそも菅政権の誕生のきっかけは、安倍氏が任期途中で退陣したことだった。総理の神輿に担ぎ上げた2人によって、菅氏は「解散権」を封じられた。

 再選に執着する菅氏は、ならばと「人事権」を駆使する。

 総裁選の対抗馬と目される岸田文雄氏は、公約に「党役員の任期を1期1年、連続3期まで」と掲げた。それを打ち消すため、5年にわたり幹事長を務める二階氏の交代を決断。続けて、総裁選前に党役員人事にも手をつける算段だった。だが誰も引き受け手が現れず、万策が尽きる。最後に幹事長を打診したのは、同じ神奈川県出身で32歳下の小泉進次郎氏だった。

 杉田敦・法政大学教授(政治理論)は、「権力があれば何でも言うことをきかせられる」という菅流のやり方の頓挫だと分析する。「結局、役人は人事を握れば何でも言うことをきかせられる。その成功体験が、落ち目になった途端に、通用しなくなっただけのことです」

 まさに策士、策に溺れるという、あっけない幕引きだった。(編集部・中原一歩、福井しほ)

※AERA 2021年9月13日号



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/898.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <ついに合意!立憲、共産、社民、れいわ>消費税減税、原発ゼロを追求 4野党、衆院選へ共通政策合意(東京新聞)
消費税減税、原発ゼロを追求 4野党、衆院選へ共通政策合意
https://www.tokyo-np.co.jp/article/129603?rct=politics
2021年9月8日 10時35分 (共同通信) 東京新聞


市民連合の提言書を受け取る(左から)れいわ新選組の山本代表、社民党の福島党首、共産党の志位委員長、立憲民主党の枝野代表=8日午前、国会


次期衆院選に向けた事実上の共通政策に合意し、ポーズをとる(左から)社民党の福島党首、共産党の志位委員長、立憲民主党の枝野代表、れいわ新選組の山本代表=8日午前、国会

 立憲民主、共産、社民、れいわ新選組の4野党党首は8日、安全保障関連法廃止を求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き、消費税減税や、原発のない脱炭素社会の追求などを盛り込んだ次期衆院選に向けた事実上の共通政策に合意した。合意後、立民の枝野幸男代表は「次期衆院選で共通の政策を掲げ戦えば、必ず政権交代できる。国民の命と暮らしを守る政権をつくる」と語った。

 共産党の志位和夫委員長も「共通の旗印が立った。選挙に勝利し、政策を実行する政権をつくりたい」と強調した。立民、共産両党は、これを契機に衆院選小選挙区の候補者一本化に向けた調整を加速させる構えだ。



野党4党 衆院選で訴える共通政策 市民グループと締結
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210908/k10013249411000.html
2021年9月8日 11時47分 NHK



立憲民主党など野党4党は8日、衆議院選挙で訴える共通政策を市民グループと締結しました。
新型コロナウイルス対策の強化のほか、消費税の減税や原発のない脱炭素社会を追求することなどを盛り込んでいます。

共通政策は、有識者や市民団体でつくるグループ「市民連合」の呼びかけでまとめられ、立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組の野党4党の党首らと「市民連合」の代表者が8日、国会内で顔を合わせ、締結しました。

共通政策では、政府の新型コロナウイルス対策を通じて医療提供体制のぜい弱さが浮き彫りになったとして、医療費削減の流れにある路線を転換し、病院や保健所などの整備を迅速に進めていくとしています。

また、格差や貧困を是正するため、最低賃金を引き上げ、消費税の減税と富裕層の負担強化によって公平な税制に改めるとしているほか、原発のない脱炭素社会を追求することや、選択的夫婦別姓の実現なども盛り込まれています。

野党4党は、共通政策を踏まえ、衆議院選挙での野党連携を前進させたい考えです。

一方、8日の締結に国民民主党は加わっていませんが「市民連合」では、より幅広い連携の実現が必要だとして、引き続き、参加を呼びかけていく考えです。

立民 枝野代表「総選挙に向け さらにギアを加速」



立憲民主党の枝野代表は記者団に対し「『市民連合』に尽力いただき、野党4党で共通政策を作れたことは大変よかった。それぞれの党の違いは認め合いながらも『自公政権』の問題点への対応を一致して進めていかなければならない。総選挙に向け、さらにギアを加速し、しっかり結果につなげていきたい」と述べました。


【LIVE】市民連合と野党との政策合意 調印式(2021年9日8日)

※5:22〜 再生開始位置設定済み



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/899.html

記事 [政治・選挙・NHK282] コロナ死者急増はワクチン効果限界の凶兆か 医療、高齢者施設で接種後クラスター続々発生(日刊ゲンダイ)



コロナ死者急増はワクチン効果限界の凶兆か 医療、高齢者施設で接種後クラスター続々発生
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294352
2021/09/07 日刊ゲンダイ


ブレークスルー感染の脅威に加え、重症化、死亡リスクも…(C)共同通信社

 新型コロナワクチンを2回打ち終えても油断は禁物だ。接種後の「ブレークスルー感染」が、医療機関や高齢者施設で表れ始めている。

 兵庫県加東市の精神科病院では先月16日から今月3日までに、入院患者と職員の計46人が感染。うち37人がワクチンの2回接種を終えていた。

 藤田医科大(愛知県)は先月25日、ファイザー製のワクチン接種から3カ月後に血中の抗体量が減ったと発表。同大の20〜70代の教職員209人を対象に接種後の抗体量の増減を調べたところ、1回目の接種から3カ月後の抗体量は2回目接種の2週間後に比べて4分の1に減っていた。

 発症予防にどの程度影響しているかは、さらなる研究が待たれるが、ワクチン効果をあざ笑うかのように、足元では高齢者や医療従事者の間でブレークスルー感染が広がっている。

 都内の1日あたりの新規陽性者のうち65歳以上の高齢者が占める割合は先月10〜16日には3.7%だった。それが同17〜23日は4.3%、同24〜30日は4.9%と週を重ねるごとに上昇。全国のクラスター発生件数のうち高齢者施設が占める割合は5.16%(同9〜15日)から10.27%(16〜22日)に急増した。その後9.06%(23〜29日)に微減したが、2週間前を上回っている。

接種完了後でも重症化、死亡リスクも

 ブレークスルー感染の脅威に加え、接種完了後でも重症化や死亡リスクは否めない。イスラエルメディアによると、同国内の重症患者のうち6割は2回接種済み。日本でも、3日に千葉県内で亡くなった60〜90代のコロナ患者9人のうち4人が2回接種を終えていた。

 英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」によると、日本の100万人あたりのコロナ死者数(7日間平均)は先月5日の0.07人から右肩上がりに増え、現在は0.48人(9月4日時点)だ。1週間あたりの死者数は先月1〜7日の82人から先月29日〜今月4日は420人に急増している。

 やはりワクチン一本ヤリは限界なのか――。死者増加は、その凶兆かもしれない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/900.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 心臓窮余の一策<本澤二郎の「日本の風景」(4198)<清和会を飛び出させた極右女性を総裁選に擁立=安倍犯罪隠し作戦>
心臓窮余の一策<本澤二郎の「日本の風景」(4198)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30407017.html
2021年09月08日 jlj0011のblog


<清和会を飛び出させた極右女性を総裁選に擁立=安倍犯罪隠し作戦>

清和会OBいわく「人間は、昔取った杵柄を、最後の最後まで手放すことはない。安倍を見てると、つくづくそう思う」。刑事被告人となる安倍晋三の最後っ屁のことだという。その理由を、あえて触れないことにする。

 彼は同時に「自分は女性蔑視論者ではない」と断ったうえで、さらに続けた。「自民党に首を突っ込んでくる女性議員で、まともなものは一人もいない」とも断じた。失礼ながら、20年現役の自民党と首相官邸に籍を置いてきた元派閥記者も、彼の指摘におおむね従いたい気分である。

 例外は田中真紀子と森山真弓ぐらいである。山口淑子については、カミソリ後藤田でさえも評価していた。

 ご存知、永田町は男性上位の世界である。男尊女卑も極まっている。昔は国会議事堂に女性のトイレがなかった。田中角栄内閣のころは、誰もが女性のタレント議員を捉まえて「人寄せパンダ」と口走っていた。

 その後に変化は起きているのだろうか。特に安倍内閣においては、安倍事件を擁護するための女性の法務大臣起用が目立った。理由を説明する気もない。

 その理由は「女性は男性に比べて忠誠を尽くす。その分、信頼できる」からで、裏返すと「自立しない、自立出来ない女性議員が少なくない」と言っていい。女性が自立した時にこそ、日本の民主主義は本物になるともいえる。

 男性議員のほとんどは、金庫番に女性を起用してきている。安倍晋三は最後の最後、分身のような女性議員を、日本の宰相にしようという理由もわかる。窮余の一策と見たい。決して格好のいい話ではない。男性側近の下村まで抑え込んでの安倍作戦は、後世の永田町夢物語の一つに加えられるだろう。

<林真琴検察の鬼滅の刃に怯える安倍晋三の日々>

 「安倍は一度たりとも清和会のオーナーになったことがない。閥務をしたことがない。カネを配ったこともない。一回だけ派手に配った。それが宏池会壊滅作戦のための河井1・5億円事件で、これの原資は政党助成金、すなわち血税という重大な犯罪事件を引き起こした首謀者だ。全国民の誰もが知っている。市民の告発は次々と起きて止まらない。林検察も動くしか道がなくなっている」とも清和会OBの指摘は厳しいものだ。

 市民運動家の法務検察への電話攻勢は、止もうとしていない。昨夜もそんな一人が電話してきた。

 怯える安倍の唯一の手段は、公共の電波を悪用することだけである。新聞テレビを使って、自民党総裁選候補に対して「あなたはモリカケや1・5億円事件や桜事件の解明をするのか」という質問攻めである。昨日は本命の岸田文雄が哀れ落馬した。石破茂も前言を覆すことも出来ず、不出馬に追い込まれたようだ。これほど不可解な自民党の総裁選など過去にない。

 新聞テレビの猛攻で、結果、自己の親しい関係にある女性候補を持ち上げている。という事情を永田町の人たちは、十分知っている。これは週刊誌にとって、またとない機会を作っているという。

 安倍の針のむしろの日々は、これからが本番である。総選挙の前に動くはずの鬼滅の刃に、国民の関心は集まっている。

<4兆円五輪賭博+コロナ感染大国=自公時代の終わり?>

 森喜朗・安倍晋三が強行した2020東京五輪の正体を、春秋の筆法をもってすれば、それは4兆円五輪賭博である。311の一大衝撃に蓋をかける「神の国」国家神道派の野望だった。

 結果はどうか。日本は「コロナ感染大国」に格上げされ、そのことで国民は怒り狂っている。安倍とその仲間の神道政治連盟の不始末に、それを支えてきた自民党と公明党は墜落した。

 自民再生はほぼ不可能である。せめて安倍事件の徹底解明を求めることが、主権者に対する責任であるが、誰一人、これを公約する人物がいない。自公時代の終わりを告げているのである。

<林検察のドブさらい=臨時国会前に本人取り調べ不可欠!>

 林検察の出番であろう。全国民の期待が、集まって当然であろう。桜事件では、検察審査会がめずらしく東京地検特捜部捜査にクレームをつけた。

 こうした国民の声が、審査会に反映することはほとんどない。したがって「不起訴は不当である」との審査会の決議は、天の声である。これにケチをつけようがない重い判断である。

 検察は、日本国憲法にしたがって、公人の犯罪に対していい加減な捜査をすることなど許されない。全体の奉仕者としての責任を果たして、国民に「法の下の平等」を示すしかない。

 今がその時である!

<さすがは鳩山由紀夫元首相「靖国参拝公約」をバッサリ>

 鳩山由紀夫元首相が、筆者の知らないTwitterで、安倍そっくり総裁候補をバッサリと切り捨てた。小気味いい。政教分離違反でもある。台湾有事向けに違いないが、恐ろしい公約の登場に愕然とする。

 神道政治連盟に警戒すべきだろう。

 日中関係は、アジアのみならず日本とっても最重要課題であり、ワシントンなど外からの揺さぶりに応じるなどもってのほかだ。日本の使命は、米中の橋渡しが不可欠である。極右・台湾派任せなど許してはならない。安倍も安倍そっくりさんなど、日本にとって有害無益である。

2021年9月8日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


© スポーツ報知/報知新聞社 鳩山由紀夫氏

 鳩山由紀夫元首相が7日までに自身のツイッターを更新。自民党総裁選(17日告示、29日投開票)出馬の意向を示している高市早苗前総務相をバッサリと切った。

 この日、「高市早苗さんは総裁選の公約として総理として靖国参拝することを挙げているという」と書き始めた鳩山氏。

 「日本の国益は米中対立の中でどちらにもモノを言える立場に立つことだ。中国と断交することではない」と続けると、「A級戦犯の合祀以来靖国参拝を控えておられる天皇陛下に対してツバする人物を総理にしてはならない」と厳しい筆致で続けていた。


立憲民主党の小沢一郎衆院議員が7日、ツイッターに新規投稿。自民党総裁選について、安倍晋三前首相と菅義偉首相は「権力の私物化の証拠を永遠に眠らせてくれそうな人物を支援することだろう」と投稿した。


(共同)立憲民主党の福山哲郎幹事長は7日の記者会見で次期衆院選に向け、共産、社民、れいわ新選組の3党と事実上の共通政策を8日に締結すると表明した。仲介役の「市民連合」の政策提言に署名する形を取る。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/901.html

記事 [政治・選挙・NHK282] モデルナ製接種の男性死亡 自主回収対象ワクチンでの死者は3人に(日刊ゲンダイ)



モデルナ製接種の男性死亡 自主回収対象ワクチンでの死者は3人に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294402
2021/09/07 日刊ゲンダイ


モデルナ製のワクチン(C)共同通信社

 厚生労働省は6日、異物が見つかった米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンと同時期に製造され、自主回収の対象となった製品を接種した男性(49)が死亡したと発表した。

 男性と同じ製造番号の製品を接種した2人が死亡したことが明らかになっており、死者は3人目。男性にはそばアレルギーがあったが、厚労省は「ワクチン接種と死亡の因果関係は不明」とし、専門部会で検討を進める。

 同省によると、男性は8月11日、製造番号「3004734」のワクチンを接種し、翌12日に死亡した。その後の検査で脳出血や心臓などへの異常は確認されなかった。この製造番号の製品からはこれまで異物混入の報告はないという。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/902.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 野党の惨敗にも意味はある(植草一秀の『知られざる真実』)
野党の惨敗にも意味はある
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-fde371.html
2021年9月 7日 植草一秀の『知られざる真実』


決戦の総選挙が近づいているが日本政治刷新の道筋が見えない。

最大の要因は強い健全な野党が存在しないこと。

端的には野党第一党が「連合・6産別」に支配されていること。

このために、自公政治の刷新を求める多数の主権者の声が政治に生かされていない。

「連合・6産別」について本ブログ、メルマガで繰り返し記述してきた。

「連合・6産別」とはざっくり表現すれば「大企業の御用組合連合」。

連合・6産別とは連合傘下の民間労組であるUAゼンセン、自動車総連、電機連合、JAM、基幹労連、電力総連のこと。

組合員数は、

UAゼンセン=繊維、化学、食品、流通など(177万)
自動車総連=自動車(79万)
電機連合=電機(57万)
JAM=機械、金属(38万)
基幹労連=鉄鋼、造船、非鉄(27万)
電力総連=電力(21万)

合計で約400万人。

連合傘下労働組合の組合員数合計は686万人。

連合は日本最大の労働組合連合体だが、それでも組合員数は就業者全体の約1割。

連合の組合員数に占める「6産別」の比率は約6割。

「連合・6産別」組合員の就業者全体に占める比率は約6%。

組合員数が就業者全体の6%に過ぎない大企業御用組合の意向が野党の方向を支配していることが問題の根源。

大企業御用組合の意向を代弁する政党があってもいいだろう。

しかし、その勢力が野党全体の方向を支配することが間違っている。

大企業御用組合の連合体がかつての「同盟」。

「同盟」は1960年に創設された民主社会党=民社党の支援母体。

民社党はCIAが主導して創設した政党。

CIAが民社党を創設したのは、

日本の左派勢力が一枚岩にまとまることを阻止するため。

左派勢力を分断するために民社党が創設された。

米国支配勢力の思惑は彼らによる日本実効支配を維持すること。

米国が目指す日本政治の要件は以下の三つ。

1.対米隷属

2.原発推進

3.市場原理主義の貫徹

米国による日本実効支配を永続させるために左派勢力のなかに米国が直接指揮する勢力を埋め込んだ。

これが「民社党=同盟」であり、「国民民主党=連合・6産別」。

旧民主党・旧民進党の何が問題だったのか。

この勢力のなかに米国支配勢力の先兵が潜伏していたこと。

鳩山内閣を破壊したのがこの勢力である。

この勢力の第一の使命は

「日本の対米隷属」を堅持すること。

鳩山内閣は「日本の対米隷属」を打破しようとした。

そのために、民主党内に潜伏していた米国支配勢力の先兵が鳩山内閣を内部から破壊した。

この対米隷属勢力と日本の市民の意思が一致しない。

旧民進党が分裂して同党が対米隷属勢力と非対米隷属勢力とに分離されることが期待された。

立憲民主党が市民の支持を集めたのは、民主党から対米隷属勢力が除かれ、純粋な革新勢力として活動することが期待されたから。

ところが、この期待が失望に変わっている。

立憲民主党の枝野代表を含む執行部が連合・6産別に振り回されている。

これでは日本政治の刷新を実現することはできない。

結論は「連合・6産別」の影響を受けない市民政党を創設すること。

大企業御用組合の組合員が野党勢力の中心である限り、日本政治の刷新は実現しない。

野党勢力の本格的な再編が必要不可欠である。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/903.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <安倍支配崩壊>河野・石破タッグに安倍・麻生連合が戦々恐々…自民党総裁選“勝利の方程式”崩れ9年支配に終止符(日刊ゲンダイ)





河野・石破タッグに安倍・麻生連合が戦々恐々…自民党総裁選“勝利の方程式”崩れ9年支配に終止符
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294462
2021/09/08 日刊ゲンダイ


9年間に及ぶ”安倍・麻生支配”に党内は不満鬱積(C)日刊ゲンダイ

 安倍前首相の周辺では、「あの2人が連携すれば一気に流れができかねない」と警戒する声が高まっているという。世論調査で常に人気トップを争う河野ワクチン担当相と石破元幹事長が手を組んで自民党総裁選に臨めば、9年間に及ぶ“安倍・麻生支配”が崩壊するというのだ。

 ◇  ◇  ◇

 17日に告示される総裁選は、すでに出馬の意思を表明している河野氏に加え、石破氏の動向に注目が集まっている。7日開かれた石破派の会合でも総裁選への対応を協議。意見が分かれて結論は出なかったが、「出馬を見送って河野支援に回るべきだ」との意見も出たという。

 この展開に戦々恐々としているのが“安倍・麻生連合”だ。

「安倍さんは高市前総務相を支援すると言っているけれど、本気で勝てるとは思っていないだろう。決選投票では細田派と麻生派の票を岸田前政調会長に集中して勝たせる2段階作戦を考えていたはず。でも、河野と石破にタッグを組まれたらシナリオが狂ってしまう」(麻生派関係者)

 安倍前首相の出身派閥で党内最大の細田派(96人)と第2派閥の麻生派(53人)が協力すれば、自民党議員の約4割を押さえることができる。この数の力こそが安倍・麻生の力の源泉であり、党内を牛耳ってきた。

 ところが、今回の総裁選は派閥の締め付けが利きそうにない。間近に衆院選を控え、選挙基盤の弱い若手議員は「新総裁が誰なら自分の選挙に有利か」を最優先に考えるからだ。

「いくら安倍さんの頼みでも、派閥を出ていった高市さんでまとまることは難しい状況です。細田派の約3分の1を占める当選3回以下の若手の一部は、“選挙の顔”になる河野さんに流れる。麻生派も、河野さんを推す若手グループと岸田さん支援のベテラン組に割れてグチャグチャです。ドン2人が無理やり号令に従わせようとすれば反乱が起きるだけ。多くの派閥が自主投票になりそうです」(細田派議員)

 河野・石破連合にとっては、またとないチャンスだ。共同通信の世論調査(4〜5日実施)で、「次期総裁にふさわしい政治家」は河野氏がトップで31.9%、2位が石破氏の26.6%だった。国民人気が高い2人が組めば、まず党員票で6〜7割を獲得して他を圧倒する可能性が高い。


2人がタッグを組めば…(C)日刊ゲンダイ

衆院選が間近で“勝ち馬”に雪崩

 さらには、知名度が高く選挙応援に引っ張りだこの小泉進次郎環境相も河野・石破連合に付くとみられている。河野―石破―進次郎の3枚看板は、衆院選に向けて大きなアピールになる。

「石破氏は総裁選への対応は『白紙』と言っていて、週内は情勢を見極めるつもりでしょうが、同じ改革派の河野氏と組むことは有力な選択肢です。河野・石破連合が実現すれば、“勝ち馬”に乗ろうと党内は一気に雪崩を打つ可能性がある。1回目の投票で過半数を超え、決選投票まで行かずに決着がつくことも考えられます」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 河野氏と石破氏のタッグは、安倍前首相にとっては大きな誤算だ。党内には、後継に据えた菅首相を無残にポイ捨てした安倍前首相に対する非難の声もある。岸田氏を使って駆逐しようとした二階幹事長も、安倍・麻生には恨み骨髄だろう。この9年間で積もりに積もった不満が、河野・石破への投票に向かうことも考えられる。

 数の力で党内を掌握する「勝利の方程式」が崩れ、安倍・麻生支配にようやく終止符が打たれるのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/904.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <次期総理は「山本太郎だ」>れいわが野党共闘の枠組みに入った(田中龍作ジャーナル)



れいわが野党共闘の枠組みに入った
https://tanakaryusaku.jp/2021/09/00025691
2021年9月8日 13:39 田中龍作ジャーナル


市民連合が政策協定書を野党党首たちに手渡した。=8日、参院会館 撮影:田中龍作=

 閣僚経験のある議員から田中のもとにDMが届いた。「太郎さんは小沢さんのもとで政権を担うべき人材である」と。菅首相が退陣表明した翌日のことだった。

 歴史に If はないが、山本太郎が師匠のもとを飛び出さず、一定規模の政党に身を置いていたら、今頃、総理候補の一人に列せられていたかもしれない。

 山本が国民に訴え掛けることのできる稀有な政治家だからだ。


福島みずほ党首と山本太郎代表。脱原発、消費税減税などで共通する政策が多い。=8日、参院会館 撮影:田中龍作=

 昨年の都知事選を機に独自路線を強めていた「れいわ」が野党共闘に参加することになった。市民連合の仲介による政策協定の調印式が、きょう8日、国会内であり、代表の山本太郎が署名した。

 政策協定は「原発のない脱炭素社会の追求」「最低賃金の引き上げ」など多岐に及ぶ。れいわが目指す消費税ゼロではないが、『5%』で折り合いがついた。

 調印式の後、囲み会見があった。山本代表は「今のひどい政治を終わらせるためには大きな塊になる必要がある」と妥協の理由を説明した。

 都知事選後、田中はれいわを厳しい調子で批判してきた。それでも、きょうの囲み会見で山本は「龍作さん、何か質問はないですか? カモン」とジェスチャー入りで促してきた。

 都知事選後に構成員が起こした「命の選別発言」トラブル。思うように行かない資金調達。党勢の伸び悩み・・・

 試練が山本太郎を一回り大きくしたようだ。田中は10年近く山本を見つめてきたので、手に取るように分かった。


立憲の共産党外しを心配する向きもあるが、市民連合が間に入っているため、そう易々とは外せまい。=8日、参院会館 撮影:田中龍作=

 大物政治家と小物の分水嶺は、自分を批判してくる記者を、逆に味方につけることができるか、否かだ。包容力の差である。

 山本は大物政治家の仲間入りをしつつあるのかもしれない。

 小物の政治家は一度でも厳しい質問をすると、そのジャーナリストを「敵認定」し拒絶する。誰とは言わないが。

 囲み会見、最後の話題は「次期総理は誰になるか?」となった。当然のように河野、岸田の名前が挙がった。

 山本が「龍作さんは誰がいいと思いますか?」と聞いてきた。

 田中は「山本太郎だ。木内みどりさんが生きていたら、きっとそう言うよ」と答えた。

   (文中・敬称略)

      〜終わり〜



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/905.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 岸田文雄氏が発言修正のヘタレっぷり 森友問題「再調査は考えていない」で安倍前首相にスリ寄り(日刊ゲンダイ)



岸田文雄氏が発言修正のヘタレっぷり 森友問題「再調査は考えていない」で安倍前首相にスリ寄り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294461
2021/09/08 日刊ゲンダイ


今こそ“岸田ノート”の出番じゃないか(岸田文雄前政調会長)/(C)日刊ゲンダイ

「がっかり」「情けない」――。総裁選(29日投開票)に出馬する岸田文雄前政調会長は、こうした“国民の声”もノートに記したらどうか。

 岸田氏は7日、森友問題について「再調査等は考えていない」と発言。安倍前首相におもねり、自身の発言をシレッと修正した。

 森友問題を巡り、岸田氏は2日に「調査が十分かどうかは国民側が判断する話」「国民が納得するまで説明を続ける」と力説していた。「あの安倍前首相の疑惑に正面から切り込んだ」と、岸田氏を評価する声も多かった。

 ところが、7日になって「既に行政において調査が行われ、報告書も出されている」「司法において今、裁判が行われている。そうしたことを踏まえ、必要であれば説明を行う」――と急にトーンダウン。何があったのか。

「安倍さんが触れて欲しくない森友や『桜を見る会』の問題に『説明を続ける』と踏み込み、安倍さんの逆鱗に触れたともっぱらです。岸田さんは安倍さんの支援をアテにしており、慌てて軌道修正したようです。候補者が乱立しそうな総裁選は、1回の投票では決着がつかず、上位2人による決選投票が行われる可能性が高い。すでに安倍さんは高市さん(前総務相)を支援していますが、岸田さんは決選投票を見込み、安倍さんの支持を引き戻したいのでしょう」(自民党関係者)

 決選投票は国会議員票383票と各都道府県連に1票ずつ配分された党員票47票の計430票を争う。たしかに比重の重い国会議員票の獲得が勝負の分かれ目になるが、岸田氏の期待通りにいくのかどうかは疑問だ。

「安倍さんの支持を得られれば、決選投票で最大派閥の細田派の議員票を大幅に獲得できるかもしれません。ところが、細田派は決選投票も自主投票になる見込みです。当然ながら、各議員が次期衆院選で戦える顔を優先することになるので、国民人気の高い河野さん(ワクチン担当相)に票が流れる可能性が高い。逆に岸田氏に一本化しようとすればするほど、選挙経験の浅い若手を中心に不満の声が噴出するでしょう。たとえ、安倍さんにスリ寄っても、岸田さんの思惑通りとはいかない状況です」(政界関係者)

 安倍前首相への配慮について「全くない」と慌てて打ち消した岸田氏。そのヘタレっぷりに呆れる国民の声を、しっかりメモしてもらいたい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/906.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <スクープ速報>野田聖子幹事長代行の夫は元暴力団員 「警察庁文書」に記載(文春オンライン)


野田聖子幹事長代行の夫は元暴力団員 「警察庁文書」に記載
https://bunshun.jp/articles/-/48499
9/8(水) 16:12 「週刊文春」編集部 文春オンライン 週刊文春 2021年9月16日号

 自民党総裁選への出馬に意欲を見せる野田聖子・幹事長代行(61)。その野田氏の夫・文信氏(54)は、元暴力団員だったことを一貫して否定してきたが、警察庁のデータベース上に過去に暴力団に所属していたと記録されていることが、「週刊文春」の取材でわかった。「暴力団個人ファイル」と題された文書を入手した。

 「週刊文春」2018年8月2日号では、文信氏が「会津小鉄会」傘下の「昌山組」に所属する元暴力団員だったことなどを報じた。文信氏は元暴力団員だった事実はないなどとして、東京地方裁判所に発行元の文藝春秋を提訴。今年3月、東京地裁は、元暴力団員だった点について、真実相当性があるとする判決を下している。文信氏はこれを不服として控訴、文藝春秋も判決の一部を不服として控訴している。


野田氏 ©共同通信社

 野田氏が文信氏と結婚したのは、2011年1月のこと。以降、園遊会など公の場にも野田氏は夫を同席させてきた。

 今回の出馬にあたっても、野田氏は文信氏に相談していたことを、「AERA」9月13日号のインタビューで明かしている。

〈改めて「家族に負担をかけることになるな」と思い、夫に「立候補していい?」と聞いた。夫は何の躊躇も無く「もちろん!」と答えてくれました。その言葉を聞いて、必ずやり遂げるぞとの思いが強まりました〉


野田氏と7歳年下の夫・文信氏(12年頃) ©JMPA

警察庁の「暴力団個人ファイル」に文信氏の経歴が

 一方、1992年に暴力団対策法が施行されて以降、厳罰化の方向で改正が重ねられてきた。2011年には全都道府県で暴力団排除条例が定められ、暴力団と頻繁に交際を行う密接交際者も取り締まりの対象となっている。

 そうした中、暴力団への所属の有無が直接的に確認できるデータベースが、警察庁の「暴力団個人ファイル」だ。文信氏の経歴について、以下のように記載されている。

 <氏名 木村文信><登録責任府県 京都><個人種別 暴力団>

 木村は、文信氏の旧姓だ。会津小鉄会は京都市左京区に本部を置いている。さらに、生年月日や本籍地、住所、電話番号などの個人情報が続く。

 そして、最後にこう記載されているのだ。

 <元会津小鉄会昌山組幹事。昌山組組織消滅。>

 昌山組の元組長によれば、「木村の最初の肩書は『幹事』だった」。昌山組は1999年に組内部の人間関係を巡る殺人事件が発生し、2000年3月に解散。それ以前に、文信氏も組を抜けたという。


警察庁の「暴力団個人ファイル」

「夫を信じております」

 野田氏に警察庁内で文信氏が元暴力団員であるという情報が共有されていることなどについて、見解を尋ねたところ、以下のように回答した。

「引き続き夫を信じております」


野田氏 ©共同通信社

 森友問題における安倍昭恵夫人の例からも明らかなように、最高権力者の配偶者は国政に大きな影響を与え得る立場だ。他方で、元暴力団員などへの厳しい監視は、野田氏ら国会議員が可決した暴力団対策法に基づき、政府が強く推し進めてきた。野田氏の夫である文信氏は、一貫して元暴力団員だったことを否定しているが、こうした政府内の文書の存在を踏まえて、次期首相を目指す野田氏が夫とどう向き合い、国民に対して説明するのか、注目される。また、野田氏が総理になった場合、こうした夫の情報がどのように取り扱われるのか、注視する必要がある。

 9月8日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び9月9日(木)発売の「週刊文春」では、野田氏の夫・文信氏が所属していた昌山組元組長の詳しい証言、河野太郎ワクチン相を待ち受ける「三つの落とし穴」、高市早苗前総務相が所属していた清和会から十分な支持を得られない背景、岸田文雄前政調会長が掲げたコロナ対策の問題点、石破茂元幹事長と二階俊博幹事長の蜜月関係など、各氏への直撃取材なども交え、「『次の総理』の正体」と題した5ページにわたる特集を組んでいる。














http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/907.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 市民連合の仲立ちで立憲、共産、社民、れいわが共通政策で共闘する(かっちの言い分)
市民連合の仲立ちで立憲、共産、社民、れいわが共通政策で共闘する
https://31634308.at.webry.info/202109/article_3.html?1631106215



今、どこのテレビ番組も自民の総裁選挙のことでいっぱいである。河野、岸田、高市などもううんざりである。ただ、どの派閥がだれを支援する、しないという話ばかりである。そこには、日本をどうしたい、どうするかという話は聞かない。岸田に至っては、当初森本も、河井夫婦の選挙資金について解明すると述べていたが、安倍に脅されて(?)でそんなことは一言も言っていないと日和ってしまった。


こんな食傷気味の状況の中、朗報が走った。少し前まで、立憲の単独政権を狙うと、空気読まない立憲の態度に失望していた。この朗報は、市民連合の仲立ちで「立憲、共産、社民、れいわ」4党が共通政策で共闘するものである。これは、菅が顔の選挙では楽勝と考えていた立憲の考えがガラリと変えたせいと思っている。菅が顔でなくなれば、また元の木阿弥状態になると危機を抱いたからだ。それが無ければ、この共闘も無かったかもしれない。


その共通政策の中に、「消費税減税」、「脱原発」を挙げたことだ。特に消費減税は立憲の中でも反対する議員が多い。例えば野田元首相はそうだと言われている。党内の異論を抑えた訳である。この減税政策に共産も前向きであったが、これによって「れいわ」が参加する出来ることになった。れいわの山本氏は減税が共通政策なら、選挙区の調整に乗ると述べていた。れいわが表舞台に出てきた。


国民民主は参加出来なかったのは、「原発ゼロ」だろう。電力労連の議員は原発ゼロには賛成できない。しかし、会社の都合で原発ゼロに反対するとは情けない。原発の廃棄物プルトニュウムの放射能の半減期は2.4万年である。誰がこの廃棄物を管理するというのだ。その管理コストは気が遠くなる程大きい。経営者も2万年先のことなど責任が持てる訳がない。つまり、今だけ益を享受すればいいという超無責任な態度である。


これら選挙区の候補者の調整などが行われる。この取り組みを、心あるマスコミがどんどん取り上げてくれればいい。我々もTWと言う武器に、この運動横にアメーバーのように広げなければならない。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/908.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 「まがりなりにも収束」だけじゃない! 麻生太郎氏のコロナ発言は間違いだらけ(日刊ゲンダイ)
「まがりなりにも収束」だけじゃない! 麻生太郎氏のコロナ発言は間違いだらけ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294447
2021/09/08 日刊ゲンダイ


麻生副総理兼財務相(C)日刊ゲンダイ

 国民、有権者は、こういう発言を平然と行う政治家が長く要職に就いている政党が自民党だということを忘れてはならないだろう。菅首相が自民党総裁選に不出馬表明したことの感想を問われ、「(新型)コロナ(ウイルス感染拡大)はまがりなりにも収束した」などと答え、ネット上などで怒りの声が広がっている麻生副総理兼財務相(80)のことだ。

 麻生氏は7日の閣議後会見で、東京都の新規コロナ感染者数が減少しつつある状況に触れ、「コロナはまがりなりにも収束して国際社会の中の評価は極めて高い」などと発言。だが、これに対し、一部メディアやネット上では、<どんな科学的知見から収束と言っているのか><病床ひっ迫状態は変わらないのに、大臣として不謹慎な発言ではないか>と問題視する意見が続出した。

 これまでも新型コロナに対して“誤った持論”を展開してきた麻生氏。

 昨年5月の参院財政金融委では、新型コロナについて「どのみち私はちょっと偏見があるので恐縮だが、これは風邪だから、はやり病だから」と言い、続けて、「7月になったら、だいたい止まっている」「この種の話は6月に何となく収まるのかなと思わないでもない」と自信たっぷりに答えていたが、この予想は見事に大外れ。「何となく収まる」どころか感染拡大の一途をたどったのは周知の通り。

 昨年7月には政治資金パーティーの講演で、「コロナで全員、死に絶えるような煽った新聞記事も拝見するが、日本の場合、10万人当たり12〜13人亡くなっている。人口比では、先進国の中で最もうまくいっている」と言っていたが、これまた的外れの発言となり、「最もうまくいく」どころか、一時は先進国の中でも最低に近い感染状況の時もあった。

 米疾病対策センター(CDC)がワクチン接種後も感染予防のためのマスク着用を呼び掛ける中、「マスクなんていつまでやるのか」と発言して物議を醸したこともあった麻生氏。年を重ねると、自分が思ったことは口にしないと気が済まない――という意固地なタイプもみられるが、傘寿の麻生氏はその典型だろう。

 そろそろ一線を退き、大好きなマンガを読む余生を送ったらどうか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/909.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <株式市場でそれは「ゲーム化」>自民党総裁選 さながら鉄火場(日刊ゲンダイ)

※2021年9月8日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年9月8日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 野党の再びの臨時国会召集要求をガン無視して、自民党が“お祭り騒ぎ”をエスカレートさせている。

 総裁選(17日告示、29日投開票)は立候補者の対決構図が依然固まらず、党内は誰を推すかで派閥の統制が崩れて大揺れ。安倍前首相の支援を受ける高市前総務相は8日出馬会見。河野行革担当相は正式表明「未定」。石破元幹事長は出馬するのか、しないのか、「白紙」状態が続く。

 テレビもそれらを逐一報じ、大狂乱なのだが、総裁選をめぐって異様な沸騰状態は株式市場も同じ。さながら鉄火場の様相を呈してきた。

 8日、日経平均株価は一時、4月9日以来約5カ月ぶりに3万円の大台を回復。終値も約5カ月ぶりの高値となる前日比256円25銭高の2万9916円14銭を付けた。

 株価は7日連続で続伸。菅首相が退陣の意向を表明した今月3日以降は、3営業日続けて大幅高となり、上げ幅は実に1400円近くに達している。東証1部全体の株価の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も、バブル以来約31年ぶりの高値を2日連続して付けるという沸きっぷりである。

 市場関係者は株価急騰の背景について、「菅さんという重しがとれたのが大きい」「次期政権の経済政策への期待感」などと解説。連想ゲームで、総裁選への出馬が取り沙汰されている候補者絡みの銘柄までもが急騰するほどだ。

「河野氏が政界入り前に勤務していたのが『富士ゼロックス』だということで、6日は富士フイルムHDが上場来高値まで買われ、7日はさらに高値を更新した」(大手証券関係者)

 東京のコロナの新規感染者数が前週比を下回る傾向が顕著になったことも好材料とされ、欧米株に比べ出遅れ感のあった日本株に火がつき、イケイケドンドンなのである。

 コロナ禍からの経済回復とセットで「年内3万6000円」とのアナリスト予測も出てきている。

ヘッジファンドが大喜びで買い増し

 牽引役は外国人投資家らしい。市場では「投機的な売買を繰り返すヘッジファンドなどが、高速コンピューター取引で資金を大量投入している」との情勢分析も出ている。

 菅首相のまま衆院選に突入すれば、自民単独過半数割れどころか自公過半数にも黄信号がともるとの予想すらあった。それが菅の退陣表明で、マーケットの受け止めは一変。「自公連立政権が維持される可能性が高まり、外国人投資家が戻ってきた」「衆院選では自民党の最悪60議席減もあると予想されていたが、これで30〜40減程度で済みそう」といった“安堵”の声が上がっている。

 総裁選の国民だましが奏功し、総選挙で自民の負けが少なくなることが“買い”だというのである。

 経済評論家の斎藤満氏が言う。

「実際は、海外のヘッジファンドに自民党総裁選の現実など見えていません。彼らは、ただ儲かりそうな市場へ資金を投入しているだけです。中国株で儲けようとしていたところに、中国政府がIT系の成長産業に規制をかけたため、やけどしてしまった。やむなく日本株に振り替えたところ、ちょうど日本の選挙相場に乗っかった。菅首相の退陣表明と重なり、さらに相場は上昇。味をしめたヘッジファンドは大喜びで買い増している、というわけです」

 まともな民主主義を阻害する外国人投資家の鉄火場遊びの倒錯。たとえ戦争だって、株価にとって好材料だと歓迎する拝金主義者たちにとっては、日本の総裁選も「ゲーム」でしかないのだろう。

景気底這いなのに、「選挙」だけで株価が急騰する異様

 マーケットは「次期政権の経済政策への期待感」なんて言うが、名前の挙がっている候補者たちが、果たして日本経済を上昇気流に乗せられるのだろうか。

 すでに出馬表明した岸田前政調会長は、総裁選向けの政策を発表しているが、「少なくとも数十兆円単位と申し上げている」と、国債発行を想定した巨額の経済対策に言及した。

 要は自民党お得意のバラマキだ。

 河野ならデジタル化の推進や再生可能エネルギーの普及拡大、高市なら安倍継承の「ニュー・アベノミクス」をアピールすることになるのだろうが、こんなのにだまされちゃいけない。「アベノミクス」がインチキだったことを思い出した方がいい。

 アベノミクスでも確かに株価は上昇したが、それで日本経済が良くなったのか。国民生活が豊かになったのか。

「大胆な金融政策」「機動的な財政出動」「民間投資を喚起する成長戦略」という「3本の矢」を掲げたが、実際にやったのは1本目の金融政策頼み。それでも、黒田日銀総裁肝いりの「異次元緩和」は9年目に突入しても、「デフレ脱却」のための2%の物価上昇目標を一度も達成できていない。

 黒田は「必要なら躊躇なく追加緩和」と繰り返し言ってきたが、禁じ手政策はもはや手詰まり。行き過ぎた緩和の副作用で、金利の引き上げも、追加資産の買い入れも難しい状況に追いやられている。

 出口戦略が描けず、泥沼化の日本に対し、米国は、テーパリング(資産購入縮小)が視野に入る。FRB(米連邦準備制度理事会)は、コロナ禍で導入したゼロ金利を2023年中に解除し、2回利上げする見通しを示している。

「黒田日銀は、『躊躇なく』といつでも追加緩和するようなことを言いながら、実はこのところ国債やETF(上場投資信託)をなるべく買わないようにするなど、目に見えない形でこっそり金融緩和を縮小しています。そういう意味でも、日本の金融政策は破綻しているのですが、一方で世界的な原油高や資源価格の上昇により、日本でも物価がジワジワ上昇している。そんな金融政策の成果ではないインフレに日銀はシメシメという状況。しかし、国民にとっては全くうれしくないインフレです。コロナ感染の不安が抑えられず、インフレに対応できるような所得補填や支援金がない中で、個人消費が回復するわけがありません。景気が底這い状態の日本で、ただ選挙があるからと、株価が根拠なく急騰するなんて、普通じゃありません」(斎藤満氏=前出)

誰が首相でも自民党では変わらない

 アベノミクスでトリクルダウンが起きなかったように、実態のともなわない株高は、庶民にとってはむしろ不幸だ。安倍・菅政権期間に賃金はダダ下がり。2015年を100とした実質賃金指数は、昨年は98・6にまで低下している。世界と比べても、日本の平均給与は、OECD35カ国中20位(2019年)。ちなみに1997年には3位だった。

 経済学者で同志社大学大学院教授の浜矩子氏が言う。

「米国は物価上昇と人手不足により賃金が上がっており、まともな経済力学が働いています。しかし日本は賃金が全く上昇しない。企業が内部留保をため込み、労働分配率を上げないからです。アホノミクスの出発点は『日本を企業が一番活動しやすい国にする』でした。自民党の論理で動く人が総理総裁であるかぎり、誰であっても日本経済は良くなりません。今の日本経済の本質的な問題がどこにあるのか、自民党は誰も分かっていないからです。メスを入れなければならないのは、分配問題であり、豊かさの中の貧困、富の偏在の問題。そこに焦点をあてて経済対策を転換しない限り、日本経済の閉塞した状況は全く変わりません」

 自民党総裁選なんて、しょせん、サル山のボス争い。「菅退陣相場」の沸騰には冷静な目が必要だ。自民党を退場させ、膿を出さない限り、この国は決して良くならない。



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