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2021年10月09日06時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] この期に及んでまた連合が茶々を入れ野党共闘を妨害する気満々(まるこ姫の独り言)
この期に及んでまた連合が茶々を入れ野党共闘を妨害する気満々
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/10/post-73cf86.html
2021.10.08 まるこ姫の独り言


ホント、連合は何を考えているのか。

共産党に悪意があるとしか思えない、野党共闘妨害。


というか連合は、野党に票を取らせたくない組織なんじゃないか。

選挙前になると必ず、連合がしゃしゃり出てきて野党共闘を妨害する行為に出てくる。



先日の、都民ファと同じだ。 もうあの手この手だな・・・・

それにしても、連合の共産党アレルギーのすさまじさはどうなのか。

立民・共産の閣外協力「あり得ず」 連合新会長が不快感
 10/7(木) 17:52配信 時事通信

>連合の芳野友子新会長は7日、東京都内で記者会見し、衆院選後に立憲民主党中心の政権が樹立された場合、共産党は「限定的な閣外からの協力」をするとした立共党首合意について、「共産の閣外協力はあり得ない。(立民の)連合推薦候補にも共産が両党合意を盾に、共産の政策をねじ込もうという動きがある」と述べ、不快感を示した。

国民民主の玉木も、筋金入りの共産アレルギーだと思ってきたが、この芳野新会長も、玉木に負けず劣らず共産党に対して拒否感がすさまじい。

新会長は、国民民主をやけに贔屓にしているが、討論会を見ていても玉木の思考の柔軟性の無さ、偏屈なさまは、野党共闘の邪魔にはなっても利することにはならない。

立憲は共産党と共闘に関して文書で合意しているのに、今更、何を言っているのか。

都民ファもそうだったが連合も自民党の手先に見えて仕方がない。

わざわざ、公示日が決まった段階でのこの茶々の入れようは、自民党に勝たせたいとしか思えない荒業だ。

どちらを見ているのか、会長の言動でよくわかる。

そもそも連合は一般庶民の味方ではなく昔から、「労働貴族」としての地位にあることから、本当の庶民の暮らしや感情は分かっていないのではないか。

一説によると、連合は大部分が自民党に投票してるとも言われているくらい、上から目線意識が強い。

野党共闘を評価している方としては、今更、いちゃもんをつけてくる連合の方がよほど信用できない。

立憲が共産党と袂を分かったら野党はボロ負けだ。

それくらい素人でも分かる。


組織票のある大きな組織と戦う場合、野党がてんでばらばらに戦っていたら組織表のあるところが勝つと分かるのに、連合新会長は袂を分かてと言っている。

アホっちゃいますか?

共産党は、今の日本の空気を読んで相当譲歩して閣外協力と言っているのに「共産の政策をねじ込もうという動きがある」と相手に対しての疑惑が過ぎる。

例え共産党が、政策をねじ込もうとしていたとしても立憲が拒否したらそれで終わりだ。

自民党体制で壊れた「日本を立て直す」と言っている共産党がそこまでするとはとても思えないし、「合意文書」もその点はきちんとなされているのではないか。

それにしても、選挙の前になるといちゃもんを入れてくる連合は何様なんだ?

野党共闘を妨害するように自民党から指示でも出たのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 連合六産別におもねる枝野幸男氏(植草一秀の『知られざる真実』)
連合六産別におもねる枝野幸男氏
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-dc9064.html
2021年10月 8日 植草一秀の『知られざる真実』


10月14日に衆議院が解散され、衆院総選挙が10月19日公示、10月31日投票の日程で挙行される。

事実上の任期満了選挙。

岸田文雄首相は1年の時間をかけて党首選戦略を描いてきたと考えられる。

他方、野党第一党が頼ってきたのは菅義偉氏。

菅義偉氏の尽力だけが立憲民主党を支えていたと言って過言でない。

8月22日の横浜市長選。

立憲民主党が支援した候補が勝利できたのは菅義偉首相のお陰。

菅義偉氏が小此木八郎候補支援に尽力すればするほど、小此木票が減り、立憲の山中票が増えた。

菅氏の尽力のお陰で山中氏が当選できた。

こう考えると立憲民主党は菅義偉氏を大切に取り扱う必要があったが後の祭り。

菅義偉氏が9月3日に首相辞任の意向を表明して情勢が一変した。

菅義偉氏頼みの一本足打法では一本足の菅義偉氏が退場してしまうと立つ瀬がない。

枝野幸男氏は、菅義偉首相退陣は我々の成果と述べたが、事情を理解していない。

菅義偉首相退陣は枝野立憲を窮地に追い込む最大の決め手だった。

菅首相が退いて立憲には何も残されていない。

政権奪取を考えるなら、敵の戦術を知ることから始めるしかない。

敵の戦術は三つ。

動員、妨害、分断。

動員は自公支持者を必ず投票所に動員すること。

妨害は自公支持者以外の有権者が政治に関心を持つことを妨害すること。

芸能ニュースなどに関心を引き寄せることが行われる。

分断は反自公勢力を二つに割ること。

戦術上はこれが何よりも重要。

反自公勢力を二つに割るにはどうするか。

共産党を誹謗中傷して反自公陣営を

「共産党と共闘する勢力」



「共産党と共闘しない勢力」

に分断する。

この活動をもっとも熱心に展開しているのが「連合六産別」と「国民民主党」

連合の会長が交代した。

新たに連合会長に就任した芳野友子氏。

芳野新会長は10月7日、都内で記者会見し、

「連合はこれまでも共産の閣外協力はあり得ないと主張している」

と述べた。

連合は旧総評系組合と旧同盟系組合などが合流して創設された労働組合連合体。

総評系組合が本来的な意味の労働組合であるのに対し、同盟系組合の多くは大企業御用組合。

水と油の関係。

大企業御用組合系組合が現在の「連合六産別」と表現できる。

連合の組合員数約700万人の約6割に当たる約400万人が6産別所属。

6産別は

UAゼンセン=繊維、化学、食品、流通など(177万)
自動車総連=自動車(79万)
電機連合=電機(57万)
JAM=機械、金属(38万)
基幹労連=鉄鋼、造船、非鉄(27万)
電力総連=電力(21万)

芳野氏が所属するJUKI労組の上部団体がJAM。

旧同盟はCIAが野党分断のために創設した民主社会党(民社党)の支援母体だった。

その延長線上にあるのが国民民主党と連合六産別ということになる。

枝野氏が連合六産別に隷従するなら枝野氏の下で政治刷新を期待することはできないということになる。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 日大背任事件で逮捕の大富豪“アベ友”籔本雅巳容疑者は政界のタニマチ気取り<献金リスト付き>(日刊ゲンダイ)




日大背任事件で逮捕の大富豪“アベ友”籔本雅巳容疑者は政界のタニマチ気取り【献金リスト付き】
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/295773
2021/10/09 日刊ゲンダイ


安倍元首相とは「晋三さん」「ヤブちゃん」と呼び合う仲…(藪本雅巳容疑者=錦秀会のHPから)

 有名力士の後援会長を務めた「好角家」は、政界のタニマチでもあった。日大付属病院の建て替え工事を巡る背任容疑で逮捕された関西の巨大医療グループの元トップは、安倍元首相とゴルフを何度も共にした“アベ友”だ。ひいきの政治家は安倍元首相に限らず幅広い。

 ◇  ◇  ◇

 籔本雅巳容疑者(61)は1995年、父親の後を継ぎ医療法人「錦秀会」(大阪市)の理事長に就任。多角化を進め、大阪府内と神戸市に病院や介護施設など計30施設を持つ巨大グループに成長させた。全体の病床数約6000床は関西屈指。資産家としても知られ、2004年には約3億8400万円の所得税を納め、府内の高額納税者番付3位に名を連ねた。

 池田市にある地下1階、地上3階建ての自宅はまるで要塞。大阪の夜景が一望できる高台に約430坪の土地を持ち、増築を重ねた延べ床面積約1545平方メートルもの大豪邸がそびえ立つ。

「フェラーリ愛好家で、シェパードやドーベルマンなど複数の犬も飼っています。毎日、決まって午前11時には宅配業者が山のようにアマゾンの段ボール箱を届けていました」(近隣住民)

医療つながりで献金


藪本雅巳容疑者は、安倍元首相(写真)と何度もゴルフを共にした“アベ友”(C)日刊ゲンダイ

 趣味はゴルフ。互いの父親同士が昵懇だった縁で安倍氏ともゴルフ仲間となり、2人は「晋三さん」「ヤブちゃん」と呼び合う仲だという。安倍氏が休暇のたび、籔本容疑者は大阪から山梨・河口湖畔にある安倍氏の別荘近くのゴルフ場に馳せ参じるなど、第2次政権中には首相動静に少なくとも十数回、登場していた。

 中山泰秀・前防衛副大臣の有力後援者で仲人を務めたほど。11〜19年に個人献金のほか、錦秀会、兵庫錦秀会名義で献金やパーティー券を購入し、計2278万円を中山氏側に渡した。他の政治家の関連政治団体にもカネが入っている(別表)。

 厚労相を2度経験した田村憲久衆院議員には1度目の退任後に錦秀会名義で献金。国民民主を離党し、参院自民会派入りした桜井充・元厚労副大臣は医師でもあり、医療つながりを感じる。

北新地で「年収はイチロー並み」


藪本容疑者は、中山泰秀・前防衛副大臣(左)の有力後援者(C)日刊ゲンダイ

 籔本容疑者は元横綱・朝青龍の大阪後援会長を務めた後、日大出身の遠藤関の後援会長となり、日大相撲部OBの田中英寿理事長との関係を深めていった。文字通りのタニマチは政治家にも、その感覚で接していたのか。

「大阪・北新地のクラブ街でその豪遊ぶりを知らない人はいないはず。製薬会社関係者や大学病院の医師、政治家ともつるんで飲み歩き、『俺の年収はイチローと同じくらい』と豪語しては、ひと晩で何百万円も使っていましたよ」(籔本容疑者を知る関係者)

 ただ、近年はグループ経営が悪化。資金繰りに窮していたようだ。

「系列病院の大規模改修工事に必要な資金融資をメガバンクに申し込んだところ、条件に『理事長解任』を突きつけられたと聞いています。そこで共に逮捕された日大理事の井ノ口忠男容疑者にすがり、井ノ口容疑者へのキックバック込みで籔本容疑者側にカネが渡るスキームをひねり出したのではないか。皮肉にも事件発覚後の9月17日に籔本容疑者が理事長を辞任すると、融資はトントン拍子で進んだもようです」(別の関係者)

 錦秀会は「取材はお受けいたしかねる」と回答。不正に渡った2億2000万円の一部を籔本容疑者は遊興費など私的に使っていたという。このずぶとさがなければ、政界のタニマチを気取れないのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK283] VAERSへの死亡報告は1万6000名を突破、実数は10倍から100倍と推測されている(櫻井ジャーナル)
VAERSへの死亡報告は1万6000名を突破、実数は10倍から100倍と推測されている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202110090001/
2021.10.09 櫻井ジャーナル

 アメリカのCDC(疾病予防管理センター)とFDA(食品医薬品局)が共同で運用しているVAERS(ワクチン有害事象報告システム)への報告​​によると、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」を接種した後に死亡した人の数は10月1日現在、1週間前より373名増えて1万6310名に達した。





 この数字は自主的な報告に基づくもので、過去の例では全体の1%未満あるいは10%程度という推計がある。実際に「ワクチン」の接種で死亡した人数は数十万人に達している可能性があるということだ。そうしたことになる理由のひとつはVAERSの手続き方法を看護師は教えられていないことが少なくない上、手続きが煩雑、しかも病院で報告を妨害されることもあると言われている。

 一種の情報統制だが、それでも情報は漏れ出てくる。「ワクチン」の接種が本格化する前からADE(抗体依存性感染増強)を懸念する専門家はいたが、接種が始まってから帯状疱疹や⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)が増えると指摘され始め、今年の4月頃から「ワクチン」接種で先行したイスラエルで心筋に炎症を引き起こす若者が目立つと報告されるようになる。

 最も広く使われているmRNA(メッセンジャーRNA)を利用して製造されている「ワクチン」は体内でSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)のスパイク・タンパク質を製造、それによって抗体を作り出すということになっている。

 しかし、このスパイク・タンパク質が病気の原因になっていることが明らかになっている。これが血栓を作り出し、大きな血栓は脳梗塞や心筋梗塞の原因になり、微小血栓は脳、脊髄、心臓、肺のように再生しない細胞にダメージを与える。心筋炎の原因もここにありそうだ。

 また、「mRNAワクチン」で使われているLNP(脂質ナノ粒子)は人体に有害な物質で、それが肝臓、脾臓、副腎、そして卵巣に分布すると報告されている。卵子に影響を与え、不妊になる可能性も否定できない。最近、子宮内膜の癌が増えているとも報告されている。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK283] れいわ山本太郎代表「東京8区」殴り込みの勝算 相手は自民元幹事長・石原伸晃氏(日刊ゲンダイ)



れいわ山本太郎代表「東京8区」殴り込みの勝算 相手は自民元幹事長・石原伸晃氏
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295813
2021/10/09 日刊ゲンダイ


聴衆の反応はビミョー(C)日刊ゲンダイ

 野党共闘はどうなるのか。

 れいわ新選組の山本太郎代表が8日、10.31衆院選に東京8区から立候補すると宣言した。自民党の石原伸晃元幹事長のお膝元で、立憲民主党と共産党も新人の候補者擁立を予定している。

 JR新宿駅南口でマイクを握った山本氏は、「東京8区杉並、東京8区杉並」と連呼。出馬理由について「石原家のご子息のお膝元でございます。東京でも最強、そう言われる人でございます」「2012年、山本太郎が初めて政治に挑んだのが東京8区杉並でした。残念ながらその時の結果は全く届かない、そういう数字になりました。石原さんにリベンジ、もう一度やらせていただく」と主張した。

枝野氏「できれば避けて」はポーズか?

 野党間の候補者調整については「調整済み」と繰り返し強調したが、ハレーションを起こしている。

 街頭演説中に「調整は済んでないぞ!」と何度もヤジを浴びせられた。

 立憲民主党の枝野代表からも「わが党の候補者が長年地道に地域で活動してきたので、避けていただければありがたい」とチクリ。ただ、枝野発言はあくまでポーズとの見方もある。

「山本氏の立候補は立民とは調整済みですが、機関決定前に出馬表明したため、ややこしくなりました。週明け予定の立民の1次公認名簿の発表を待てばよかったのでしょうが、選挙期間が当初の想定より短くなったため、山本氏も焦っている」(野党関係者)

 山本氏がリベンジを誓う伸晃氏はパッとしない男ではあるが、旧東京4区時代から10期連続当選。小選挙区制へ移行後も、ライバルの比例復活を許していない。山本氏に勝算はあるのか。ちなみに、前回17年は立民と共産候補者で計約9万9000票を獲得。伸晃の得票とは約1000票差だった。選挙情勢分析に定評のある政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「山本氏は話題性があり、弁舌への評価も高いが、石原氏もだてに勝ち上がっているわけじゃない。野党共闘の象徴選挙区として注目度が高まれば互角の戦いに持ち込める可能性はありますが、そうなれば石原陣営も相当引き締めに動くでしょう。簡単な勝負じゃありません」

 番狂わせはあるのか。


関連記事
<山本太郎代表が表明>衆院選、東京8区から出馬 石原伸晃氏と対決 野党共闘の象徴目指す 
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/510.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民党員・党友は山口県民の1・3%(コラム狙撃兵・長周新聞)
自民党員・党友は山口県民の1・3%
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/21927
2021年10月6日 コラム狙撃兵 長周新聞

 

 自民党総裁選で山口県内では党員・党友1万8432人のうち1万3902人(投票率75・42%)が投票し、岸田文雄がトップの5565票、高市早苗5032票、河野太郎2947票、野田聖子345票という結果になった。138万人いる山口県民のなかで、自民党員及び党友の占める割合はわずか1・3%にすぎず、それも代議士たちの事務所や末端の議員界隈に至るまでが日頃から党員獲得競争に奔走するなかで、彼らへのおつきあい方々「党員」「党友」になっている人たちだって少なくない。そんな1・3%の自民党コミュニティーのなかで、他県では河野太郎がトップに選ばれるなか、岸田文雄が最高得票を獲得したのだった。

 自民党員・党友は全人口の1・3%と聞いて、山口県民のなかでも「保守王国でそんなものか」と感じる人は少なくないようだ。ただ、かといって野党の組織率はそれ以下なのもあって、県下の全自治体の市長・町長ポストは自民党が総なめにしている現実がある。この1・3%コミュニティーを見てみると、党員・党友になった理由は人それぞれで、なかには思想信条を貫いている人も当然いる。一方で、企業なり病院であれば仕事の邪魔をしてほしくない、あるいは仕事を優遇してほしい、行政との関係で県議や市議、あるいは代議士事務所の後援者として影響力を行使したいという願望から、「核の傘」ならぬ「自民党の傘」の下で庇護にあやかりたいと思っている人も多く存在する。相互依存で利害を温める関係なのだ。JC(青年会議所)の若手だって、要はのし上がっていくための階段くらいにしか思ってないじゃないか――と率直に思う。

 そんな自民党利権にありつけるなら「年間4000円納めればいいんでしょ? 安いもんじゃない」「代議士のパーティー券をいくらか買って可愛がってもらえるなら、それくらい安いもんだ」とあからさまに語る企業経営者だってざらにいる。要はビジネスのため、ガチガチの自民党支配が貫かれた街で生きていく術のようなものでもある。なかには社員・職員まで自民党員として入党させ、点数稼ぎをする企業や病院だって知らない訳ではない。下関で安倍派企業としてのし上がった関門港湾建設なんて、会社内に支部が置かれるくらいの党員数を誇っている事も、自民党下関支部の関係者ならみんな知っていることなのだ。そして、そんな自民党コミュニティーに属する人たちが桜を見る会に呼ばれて東京に押しかけたことも、その後捜査が始まると押し黙ってしまったことも、街のみんなは「アイツら郷土の恥さらしじゃないか…」「なんの功労も功績もない者がはしゃいでみっともない…」と呆れてきたのである。

 ところで、1・3%コミュニティーのなかで争われた党員・党友による総裁選、岸田文雄が山口県において最多得票だったのはいささか意外でもあった。下関で見る限り、期間中に地元で挨拶回りをくり広げていた安倍晋三は「高市をよろしく!」を徹底し、街中に貼り出された自民党の政党ポスターは赤塗りの高市早苗&安倍晋三の二連ポスターに一気に貼り替えられるなど、いかにも高市推しであった。一方で林派の面々には推薦人・林芳正の名で岸田を推すハガキが届くなど、所属派閥によって対応は分かれた。そして、この9年で県知事や代議士の面々はすっかり安倍界隈ばかりに染まっていた折、高市ではなく岸田に軍配が上がったのだった。総裁選が終わって、3区鞍替えを画策する林芳正の仲間たちが、二階降板に大喜びしているのも特徴である。

 吉田充春



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <3A亀裂 安倍外し>日大背任事件“アベ友”逮捕が狼煙なのか…自民党「3A」が怯える菅前首相の反撃開始説(日刊ゲンダイ)




日大背任事件“アベ友”逮捕が狼煙なのか…自民党「3A」が怯える菅前首相の反撃開始説
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/295799
2021/10/09 日刊ゲンダイ


官房長官時代の菅前首相(C)日刊ゲンダイ

「これが反撃の狼煙なのか……」

 日本大学医学部付属板橋病院(東京・板橋区)の建設工事をめぐる背任事件を受け、永田町でこんな声が流れている。

 同事件では、東京地検特捜部が7日、同大理事で関連会社役員の井ノ口忠男(64)と医療法人「錦秀会」(大阪市)の籔本雅巳前理事長(61)の両容疑者を背任容疑で逮捕。今後、事件の全容解明に向けた本格的な捜査が始まるとみられるが、永田町が注目しているのは、逮捕された籔本容疑者が安倍晋三元首相(67)と親しい関係にあったことだ。

「籔本容疑者は安倍さんが首相時代の新聞動静にも頻繁に登場し、2人で並んだ写真もネット上でみられる。誰が見ても2人が親しい関係と思うでしょう。良し悪しは別として、これまでの検察であれば、まずは官邸にお伺いを立てていた案件ですが、今回はあっさりと逮捕されてしまったため、与党議員らは『ん?』と。そこで、もしかして『ガースーの反撃開始か』といううわさが流れているのです」(与党担当記者)

「ガースー」とはもちろん、菅義偉前首相(72)のことだ。歴代12番目の短さで首相の座を追われ、支持を明言した河野太郎・前規制改革担当相(58)も総裁選で敗れるなど、今や無役の一兵卒となった。総選挙の当選も難しいのではないかと「引退説」も流れているが、意外なことに本人は意気消沈するどころか元気ハツラツだという。

「無役だから注目されていないということもありますが、『元気』という情報だけで菅さんの詳しい動静が何も伝わってこない。これはかなり不気味ですよ。官房長官時代、森友、加計問題を闇に葬り去り、桜を見る会の疑惑の追及をかわすために奔走した菅さんにとって、第二次安倍政権以降の長期政権を支えたのは『俺のおかげ』と自負しているでしょう。そんな功労者を引きずり下ろした安倍、麻生、甘利の『3A』を苦々しく感じているのは間違いありません。それこそ、これまでの悪事が書かれた岸田ノートならぬ、菅ノートを出したら……。菅さんの性格を考えると、このまま黙って引き下がるとは思えないのです」(前出の与党担当記者)

 福田赳夫元首相の秘書を務めた中原義正氏がこう言う。

「菅ノートの存在はともかく、安倍政権で起きた数多くの悪事については頭の中にすべて叩きこまれているだろう。甘利幹事長のUR(都市再生機構)をめぐる現金授受もそうだし、森友疑惑、桜を見る会の問題も全容を知っているはずだ。岸田首相のおひざ元である広島の参院選をめぐる1.5億円の使途についても、自分が関わっていたのだから言うに及ばず。つまり、『3A』の弱みを握っているのも同然で、今後、その情報をどう効果的に使うか考えていても不思議ではない。二階前幹事長と組んで“逆襲”に出る可能性もあるだろう」

「政界、一寸先は闇」である。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 牧島デジ相 5万円接待報道に「意見交換は大事」と弁明も“開き直り”と批判殺到(女性自身)
牧島デジ相 5万円接待報道に「意見交換は大事」と弁明も“開き直り”と批判殺到
https://jisin.jp/domestic/2025682/
2021/10/08 20:16 女性自身


官邸に入る牧島かれん氏(写真:共同通信)

過去にNTTから1人5万円の高額接待を受けていたことが「文春オンライン」で報じられた牧島かれん新デジタル担当相(44)。8日になって報道を認めた牧島氏だが、その弁明に批判が相次いでいる。

「文春オンライン」によると、’19年6月と’20年6月の2回にわたってNTTの秘書室長から会員制レストランで接待を受けた牧島氏。コース料理を振る舞われ、最も金額の高いコースだったという。

報道翌日の8日、閣議後に行われた記者会見で、牧島氏は今回の接待報道に言及。「文春オンライン」の報道を認めたうえで、「大臣就任前の一議員として政治活動を行ったものだ。一議員として、いろいろと意見交換をするのは、政治活動の中で大事なことだ」と述べた。

デジタル庁と直接関係する企業のNTTから高額の接待を受けたにも関わらず、問題ないとの認識を示した牧島氏。意見交換そのものは否定されるものではないが、「5万円」のコース料理を振る舞われる必要が本当にあったのだろうか?

その開き直りとも思える牧島氏の発言に批判が殺到している。

《苦しい言い訳。意見交換会にどうして一人5万円かける必要があるか説明してみろよ。》

《意見交換は大切はわかるけど会食の席で接待されて意見交換しなくても、公館に呼んで意見交換でよいんでないの?》

《議員になったら意見交換でコース料理をただ食いできるのか?》

《接待受けて、5万円の料理を食わせてもらって『政治活動』って意味不明!完全な開き直り!》

《景気や状況に左右されないように国民は普段から高い議員報酬を払っています》

デジタル担当相が大臣就任前の接待について、開き直りの態度をみせることは初めてではない。今年6月には、牧島氏の前任である平井卓也前デジタル担当相(63)も、デジタル庁の前身にあたる内閣官房IT総合戦略室時代にNTTから高額接待を受けていたと報じられていた。

各メディアによると、6月に行われた記者会見で、平井氏は会食の事実を認め「先方からの請求を受けて事後的に支払った」と釈明していたという。

デジタル担当相に、“開き直り”は必須スキルなのだろうか――。

出典元:WEB女性自身


関連記事
<文春砲!>牧島かれん新デジタル相もNTTから豪華接待を2回受けていた(文春オンライン)
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/508.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK283] またか? “山師”小池百合子と「ファーストの会」の役割、ここぞというときは大嘘をつく それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)



またか? “山師”小池百合子と「ファーストの会」の役割、ここぞというときは大嘘をつく それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295775
2021/10/09 日刊ゲンダイ


「皆さんがなにやら動いておられるということについて、私は関与・関知しておりません」と、小池百合子都知事(C)日刊ゲンダイ

 小池百合子が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の荒木千陽代表が、記者会見を開き、国政政党「ファーストの会」を設立すると発表した。

 次の衆院選で東京を中心に候補者を擁立するという。小池は「都民ファーストの会の皆さんがなにやら動いておられるということについて、わたくしは関与・関知しておりません」と繰り返したが、いつも通りの嘘だろう。

 荒木は、結党に向けて小池と相談し一緒に党名を決めたと言っている。ここで嘘をつく必要もメリットもない。要するに小池は明白に「関与・関知」してきたわけだ。

 2017年にも「(国政進出の)予定はございません」と言い、舌の根も乾かないうちに国政政党「希望の党」を立ち上げた。小池の人生を振り返ってみれば、ここぞというときは必ず大嘘をつく。言葉が軽いというより言葉の価値そのものを認めていないからだ。

 だから原発推進派なのに「脱原発」を打ち出したり、「軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分ありうる」といった過去の発言を公式サイトから削除したりもする。基本的にはその場しのぎ。舌先三寸で世の中をけむに巻き、魑魅魍魎がはびこる政界で生き延びてきた山師である。

 前回の衆院選で野党共闘を潰したのも小池だった。民進党代表(当時)の前原誠司をそそのかし、合流を決断させた後に、民進党出身者の公認に関し「安全保障や憲法観といった根幹部分で一致することが必要最低限だ」「(政策が一致しない場合には)排除する」と発言。結果、民進党は希望、立憲民主、無所属に3分裂した。

 自民党幹部は小池と前原の“工作”を大絶賛。

「小池と前原には足を向けて寝られない。負け戦を勝つことができただけではない。最大野党の民進党を解体して野党連合を破壊し、再び自民党長期政権の道筋をつけてくれた」(「週刊ポスト」17年11月3日号)

 首相補佐官(当時)の衛藤晟一も「小池百合子さんのおかげで、民進党が真っ二つになった」と発言(2017年10月25日)。

 選挙で希望の党は惨敗したが、小池は野党候補の乱立が安倍政権を利したのは「結果として否めない」と発言(同10月22日)。よく言うよ。

 “第三極”を自称する与党の補完勢力には注意が必要だ。



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それでもバカとは戦え」(日刊現代・講談社 1430円)



適菜収 作家

近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/522.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <太郎を潰す、有り得るね 姑息な枝野なら…>山本太郎「東京8区」から野党統一候補で出馬 石原王国倒せるか、大きな賭け(田中龍作ジャーナル)




山本太郎「東京8区」から野党統一候補で出馬 石原王国倒せるか、大きな賭け
https://tanakaryusaku.jp/2021/10/00025845
2021年10月8日 20:43 田中龍作ジャーナル


街頭で東京8区からの出馬を表明する山本太郎。=8日、新宿駅南口 撮影:田中龍作=

 れいわ新選組の山本太郎代表は、9日公示、31日投票の衆院選挙に「野党統一候補」として東京8区から立つ。きょう8日夕方、記者会見して明らかにした。8区は自民党の大物、石原伸晃の金城湯池だ。

 8区に決まった理由を山本は「野党間の調整の結果」と明かした。「小選挙区で選挙戦を戦った経験はここしかない」とも語った。

 山本の立候補に地元杉並区民の反応は複雑だ。地元野党議員は「これまで伸晃を本気で倒そうとして来なかった人たちが、いまさら山本太郎?ふざけるな」と厳しい。

 この野党議員は、山本にではなく立憲に怒っているのだ。「田中良区長は民主党(立憲の前身)出身だけど中味は自民党」というのは杉並の常識である。立憲の区議会議員たちのほとんどは自民党と共に田中区長を支える。田中区長は石原と昵懇だ。


山本が初めて選挙に挑戦したのが東京8区だった。ジュリーこと沢田研二も応援に入った。=2012年、荻窪駅前 撮影:取材班=

 野党共闘ということで党本部から指示が出ても地元の立憲議員たちが山本のために動くとは考えにくい。むしろ陰では石原のために票を集めるだろう。石原陣営が危機感を持てば持つほどこの傾向は強くなる。

 元祖「太郎(選挙)ボラ」にして杉並区民の男性は、「太郎ちゃんの出馬で風が吹けば大きいけど失うものも大きい」と分析する。

 山本の出馬により立憲は吉田はるみ候補予定者を降ろすことになる。吉田は前回(2017年)の衆院選挙で7万6,283票を獲得した。山本太郎が2012年に同じく8区で戦った時は7万1,028票。吉田の方が5千票も多く得票しているのである。

 山本が勝てば野党共闘が石原王国を倒したことになるが、負ければ「野党共闘って何だったの?」ということになる。(文中敬称略)

  〜終わり〜



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <山本太郎ピンチ、東京8区出馬の再考も…>立憲・枝野氏も、れいわ・山本氏も「困惑」 東京8区出馬宣言で応酬(朝日新聞)
立憲・枝野氏も、れいわ・山本氏も「困惑」 東京8区出馬宣言で応酬
https://digital.asahi.com/articles/ASPB966W8PB9UTFK009.html
2021年10月9日 19時12分 朝日新聞


記者団の取材に応じる枝野幸男代表=9日、神奈川県相模原市、鬼原民幸撮影


支持者向けの集会にのぞむれいわ新選組の山本太郎代表=2021年10月9日午後、東京都江東区

 立憲民主党の枝野幸男代表は9日、れいわ新選組の山本太郎代表が次期衆院選で東京8区から立候補をすると発表したことに関し、「困惑している」と記者団に語った。同区で擁立していた立憲新顔の吉田晴美氏について「国会で仕事をさせたい」と述べ、候補者の一本化に向けて対応を検討する考えを示した。

山本太郎氏が衆院東京8区から立候補へ 一本化を調整中、野党は困惑

 山本氏は8日夜、東京8区からの立候補を表明。「調整しないとこんなことできない」とし、立憲側と一本化へ向けた調整が進んでいることを強調した。

 これに対し、枝野氏は記者団に、山本氏と吉田氏がこのまま競合すれば「自民党を喜ばせるだけだ」と話した。そのうえで「吉田氏に議員として仕事をさせ、自民に漁夫の利を得させないように何とかいい知恵が出せないか、模索している段階だ」と語った。

 同選挙区では、それぞれ候補者を擁立していた立憲、共産両党の間で、吉田氏で一本化する方向で調整が進んでいた。突然、山本氏が参戦してきたことに地元の支援者らが不信を募らせており、山本氏への一本化に抗議する街頭活動やツイッターの書き込みも広がっている。

 吉田氏を「救済」するには、比例ブロックで名簿上位に掲載する方法が考えられるが、立憲幹部は「他の議員との関係もあり簡単ではない」と苦慮している。

 一方、れいわは9日、東京都江東区で支持者を集めた衆院選の総決起大会を開いた。その中で、山本氏は枝野氏の発言について「『困惑している』って、枝野さんが言っているが、一番困惑しているのは私だ。(立憲の)党内はどうなっているんだという話だ」と批判した。

 山本氏は「事前に話し合っていたにもかかわらず、決定していたにもかかわらず、もめ事として表面化してくる。関わる政党がしっかりと整理できていないのは、党内のコントロールができていないと見るのか、それとも『はしご外し』なのか」と主張した。

 その上で「状況に合わせていきながら、戦い方を変えていくことも考えていかなければならない。最終的な決断が変わっていく可能性があるときに、すぐに伝わるような形でメッセージをしていく」と支援者に説明。他党との調整次第では、東京8区からの出馬について再考することにも含みを持たせた。(鬼原民幸、北見英城)



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記事 [政治・選挙・NHK283] 特集/創価学会の政教一体とカルト性…国会質疑と本部幹部会
宗教と社会のかかわりを考える隔週刊誌FORUM21

特集/創価学会の政教一体とカルト性…国会質疑と本部幹部会

本部幹部会・熾烈な矢野攻撃と池田夫妻礼賛の異常 

本誌編集部

 隠されていた“矢野攻撃”発言

 本年5月12日、公明党の委員長・書記長を20余年にわたって務めた矢野絢也氏が、創価学会から退会するとともに、創価学会の最高幹部らから言論封殺を含む激しい人権侵害行為を受けたとして、創価学会と最高幹部7名を被告として、名誉毀損に基づく損害賠償等請求訴訟を東京地裁に提訴した。
 しかしこの矢野氏の造反・提訴に対して創価学会は、矢野氏の造反直後の5月21日に開いた本部幹部会において、原田会長が矢野氏を「恩知らず」「臆病」「ウソつき」と非難して以後、「聖教新聞」をはじめとする機関紙誌などでの非難・攻撃を控えている。
 本誌の連載「今月の『悪口雑言』――『平和と人権』を看板とする団体の“ホンネ”集」にも明らかなように、創価学会は「聖教新聞」掲載の首脳座談会で、竹入義勝元公明党委員長をはじめとする造反幹部や議員を俎上にあげ、その人権も名誉も無視した口汚い誹謗中傷・罵詈罵倒を繰り返している。
 だが矢野氏の造反・提訴に対して創価学会は、表向き沈黙を守っている。その理由は、先ず第一に、矢野氏が創価学会と創価学会の最高幹部らを被告として名誉毀損に基づく訴訟を提起していることから、「聖教新聞」をはじめとする機関紙誌で口汚い矢野攻撃を繰り広げることは、訴訟戦術上、不都合との判断が働いているからと思われる。
 同時に矢野氏の造反以後、参院で多数を占める野党を中心に創価学会問題を国会で取り上げ、矢野氏や池田氏を国会に招致しようとの動きが続いていることから、機関紙誌等で激しい矢野攻撃を行えば、矢野氏の主張の正当性を裏付けることとなり、国会招致に口実を与えることになると考えたものと思われる。
 だが実際には本部幹部会等で、激しい攻撃を行っていた。しかしその事実を創価学会は「聖教新聞」等の機関紙誌で報道することを控えていたのである。
 本誌は、創価学会が隠していた激しい矢野攻撃を収録した本年7月16日と9月3日開催の第20回と第22回本部幹部会のCDを入手したので、以下に紹介する。そこでは激しい矢野攻撃と、池田大作・香峯子(本名・かね)夫妻の礼賛、そして来るべき総選挙に向けての必勝の檄が飛ばされている。
 自らと対立する人物を激しく誹謗する一方で、創価学会の「永遠の指導者」(会則)である池田大作氏と香峯子夫人に対しなされる異常なまでの礼賛。そして選挙闘争への煽りと、ここには人権侵害と政教一体という矢野氏が指摘した創価学会の問題が、集中的に現れており、極めて興味深い。

1、平成20年7月16日本部幹部会 挨拶・棚野男子部長
 みなさん、こんにちはー!師弟の月7月、池田先生からご提案いただいた、青年部幹部会も第10回。全国各地で、未聞の陣列をもって勝ちあがることができました。先生、奥様、そして壮年・婦人の皆様、ありがとうございましたー!
 男子部結成57周年、7月11日に聖教新聞に報道されたとおり、世界から池田先生に送られた名誉学術称号は、実に240、今全世界が池田先生と創価の師弟を賛嘆しています。まさしく弟子が立ち上がる時だ。頭を上げ、胸を張り、地域、社会へ池田門下の力を満天下に示してまいりたいと思いますが、皆さんいかがでしょうかー!(拍手)
 学会の題目を忘れ、私利私欲に走る輩は、最後は必ず正体を現し、無残な敗北の人生で終わる。国会議員とは、国民に奉仕する立場であるにもかかわらず、議員の立場を悪用し、金儲けと名聞名利に走った男がいる。あの元公明党委員長の矢野であります!
 矢野は昨年末、公明党の議員OB3人に、名誉毀損で訴えられた裁判で、完全敗訴。これで錯乱したのか、矢野は逆に裁判を起こし、またもや雑誌にデタラメな話を垂れ流した。だがそのデマをまたも裁判に訴えられるという無様な姿を晒している。手帳の強奪というのもウソ。脅迫されたというのもウソ。かつてマスコミも野党の富豪・矢野委員長の金、株、家、そしてウソ、虚言症などさんざん書きたて、まったく矢野の人生履歴は、金と大ウソまみれなのであります。
 平成5年2月、あの名電工事件の金銭スキャンダルで、さんざん支持者に迷惑をかけたあげく、矢野は政界を引退。このときも、記者会見で「これからは庶民の1人として、公明党のますますの発展を願い、つつましく生きていきたい」などとしゃあしゃあと言っている。これも、真っ赤なウソ。実際は、地元の大阪をさっさと捨てて、東京に逃亡。その後、矢野が公明党の支援活動に汗を流している姿など、誰も見たことがない! それどころか、自宅に公明党のポスターを貼ることも、露骨に嫌がっていたというから呆れます。
 矢野は朝日新聞に小さく10億円などと書かれ、その後も東京に数億円もする豪邸を2軒も持ち、つい先日も株で約1億円もの大損をしたと報道をされている。これのどこが、庶民の1人として、つつましくなんだ! 贅沢三昧じゃないか! まさに今流行の、満点大笑いであります。

 さて、最近、矢野は自分を正当化しようと、あろうことか、学会批判を展開、政教一致うんぬん、支援活動には問題があるなどと、バカバカしい言いがかりをつけてきた。そもそも矢野は議員時代、なんと言っていたか。政教一致だという誤った見方がある。学会と党の関係は、何人からも批判される筋合のものではない、言明をしていた。まさしく自語相違の二枚舌。だいたい今頃、学会の支援活動に問題があるというのなら、なぜ矢野は30年近くも、その支援を受け続けてきたのか。あるジャーナリストは語ります。仮に矢野が支援団体に問題ありと主張するのなら、その前に、そのような支援によって当選し続け、そうした立場を利用して、自ら得てきた個人的財産を国民に返上してお詫びをするほうが先決ではないのかと。まったくその通りであります。
 このように、さんざん支持者を欺き、国民を騙し続けてきたのが、あの矢野という男の正体であります。ロシアの文豪チェーホフいわく「ウソばかりついてきたので、骨の髄まで腐り果ててしまった」。この言葉を、そっくり矢野に送ってやりたい! そう思いますが皆さんいかがでしょうか!(拍手)
 「ついに滅びざる候はず」のご聖訓通り、結局悪党は、騒げば騒ぐほど自らの卑劣な正体をさらす。社会からバカにされ、ウソと欲得にまみれ、自ら落ちていく。戸田先生は言明された。「皆の支援によって名誉ある議員にさせてもらいながら、信心を失い、退転して恩知らずな行動をとっていく愚者や卑怯者もでるだろう。こいつらは断じて許してはならない」。
 さあ、創価師弟の正義の闘魂燃え滾る7月、青年部がいちだんと鋭く、厳しく正義を語り、忘恩の輩に鉄槌を下そうではありませんか。以上!

 ※「聖教新聞」には一切掲載されなかった棚野発言。その主張に正当性があるというなら、堂々と「聖教新聞」に掲載したらどうか。

2、平成20年9月3日本部幹部会 挨拶・棚野男子部長
 皆さん、こんにちわー。人材拡大の年の本年も、いよいよ下半期。青年部は師弟直結で勝利の突破口を開こうと各地で正義の対話を大きく展開、池田門下の弟子が各界で大活躍をしております。そんな中、大変うれしいお知らせがあります。近年活躍が目覚ましいスポーツ関係者を対象に青年部の人材グループとして、あらたにスポーツ部が結成されることになりました。(拍手)スポーツ部の部長に男子部の笠原局長、総合部長に正木理事長についていただきます。またこのあと、スポーツ部の歌を披露合唱させていただく予定です。大変におめでとうございまーす。(拍手)
 さて先日、学会中傷のデマに、また一つ正義の鉄槌が下りました。住民票異動うんぬんと悪質なデマで騒いだあの民主党の元代議士、永田寿康に対して、罰金30万円の有罪が確定したのであります。(拍手)ことの発端は選挙直前の2005年7月、永田が国会で創価学会が住民票異動うんぬんとまったく事実無根の大嘘を言い放った。ただちに公明党が抗議、青年部の有志も厳重抗議した。すると永田は学会員を傷つけたことは残念などと弁解。民主党も遺憾の意を表明した。ところがその翌月、永田は舌の根の乾かぬうちに同じデマを蒸し返し、学会は永田を刑事告訴。そして今回、裁判所から厳然と刑事罰が下り、永田は30万円の罰金を支払ったのであります。要するに未だに住民異動などと馬鹿げたデマで騒ぐ輩がいれば、場合によっては刑事事件になる。厳しい刑事罰が下される。それがはっきりしたのであります。そもそも国会議員たるものが、国会でデマをわめき散らす。他党の支持団体を一方的に攻撃するなど言語道断であると思いますが皆さん、いかがでしょうか(拍手)。

 デマといえば、あの大嘘つきの矢野も公明党の議員OB3人を中傷するデマを週刊誌に垂れ流し、訴えられた。そして昨年末、裁判で完全敗訴。東京地裁から、雑誌社と連帯して計330万円の支払いと謝罪広告の掲載を命じられたばかりであります。この裁判で矢野はなんと言っていたか。議員OBが自宅に押しかけしつこく強要して手帳を強奪した。自分は強く反対し110番通報しようとしたが、議員OBが私につかみかかり、電話をさせなかったなどと、あたかも真実であるかのようにさんざんウソをならべたてた。ところが、真実はまったくの正反対。手帳は矢野が自ら進んで手渡したもの。その決定的な証拠がある。議員OBは手帳を受け取った日、矢野との会話を全て録音をしていたのであります。そこには矢野が議員OBに来てくれて本当にうれしかった。また自ら進んで手帳を渡す。と言っていたことがはっきりと録音されていたのです。まして110番などしていない。全て嘘の作り話。当然ながら裁判所は矢野の大ウソを一刀両断。強要や脅迫があったとは認められない。強奪したものとは認められない等々、判決で実に10数回にも渡って矢野は嘘をついていると厳しく指弾。まさに「文証も無き妄語を吐き、無量の妄語を構えて」と仰せの通りの大嘘つきであります。
 この裁判は矢野側が控訴して、現在二審の東京高裁で係争中です。さらに矢野はこの敗訴で追い込まれ 今度は言論弾圧を受けたなどといって別の裁判を起こしてきた。だがこれまた笑止千万。事実無根の大嘘、学会側は即座に矢野を提訴した。これら三件の裁判はすべて学会側が必ず勝つ。・・・・・しかも大嘘つきと断罪されたばかりの矢野を、次の臨時国会へ呼んで騒ごうとする動きがある。事実無根のデマで攻撃しようとするのであれば、あの国会を大混乱させた永田メール事件とまったく同じ構図であります。元首相補佐官の飯島勲氏がずばり指摘しています。「私は、矢野氏を国会に招くことには強い疑問を感じる。民事訴訟の片方の当事者に国会で証言を求めることは、単に政治を利用した訴訟戦術だ」。まったくの正論。裁判で争うべきことは裁判所で争って決着をつければいい。それを立法府の国会に持ち出そうなど、あきらかに党利党略。矢野のデマ話など、国民はまったく望んでなんかいない。裁判でも断罪された大嘘つきを呼んで、国会を混乱させるならば、そんな政治家は国民の敵です。ともかく、我々は党利党略の卑劣な宗教弾圧は、断じて許さない。そうあらためて宣言するものですが、みなさん、いかがでございましょうか。(拍手)。
 さあ、勝利勝利への出陣であります。青年部は今こそ、「青年よ心して、政治を監視せよ」との戸田先生の遺訓通り、総立ちとなって正義を体現しようではありませんか。
 青年部のみなさん、戦いましょ〜ぉ・。

 ※矢野氏の国会招致に戦々恐々とする創価学会のメンタリティがよく分かる発言である。同時に、来るべき衆院選を、彼等の言う「宗教弾圧」に抗うための、すなわち創価学会と池田氏を守るための法戦と位置づけ、全力を投入していることが読みとれる。

3、同本部幹部会 挨拶・山下関西婦人部長
 みなさんこんにちは〜。全世界が寿ぐ栄光燦たる8月24日、池田先生ご入信61周年を晴れやかにお元気に迎えられましたこと、これ以上の喜びはございません。先生の命がけの大闘争があったればこそ、私達の幸福と正義の人生がある。ただただ感謝の思いで一杯でございます。先生、奥様、本当にありがとうございま〜す。―中略―
 戸田先生が、芙蓉の花は香峯子だよ、と言われたとおり、先生とともになにがあっても広布のために、ひとすじに毅然と戦い続けてくださった奥様の勝利と栄光のお姿、ご境涯そのものと感動で胸が一杯でございます。
 創立80周年の2010年へ、創価の永遠の勝利を決するには、いかなる試練・逆境にあっても奥様のごとく笑顔を絶やさず、ほがらかに希望の峯、勝利の峯を登攀し、創価学会婦人部ここにあり、との戦いを展開してまいりたいと思いますが、婦人部の皆さ〜ん、いかがでしょうーか。―中略―
 これまで繰り返し語ってくださった昭和31年大阪の戦いは、28歳の若き池田先生の指揮のもと、日本中をあっと言わせたまさかが実現の大勝利でした。まだ幼かった私ですら、候補者であり初代大阪支部長であった父・白木義一郎、婦人部長であった母、そしてともに戦ってくださった同士の晴れ晴れとした笑顔は、いまもわすれることができません。
 母は「あのとき先生がいつ寝なはったんか、いつ食事されたんかわからへんかった」と、よくいっておりました。先生の人知れぬ深夜の唱題。早朝の御書講義。時には学会員がいない山深いところまで足を運ばれ、題目を大阪中にしみこませてくださいました。一人一人を幸福にせずにおくものか、とのみなぎる気迫。皆が信心の歓喜で総立ちとなり勝ち取った勝利でした。
 翌年7月3日。創価の大躍進を妬んだ不当な権力の横暴は、池田先生を無実の罪で逮捕しました。想像を絶する真夏の独房。先生のお体を思い、母たちは必死で祈りました。涙して祈り抜きました。だからこそ私たちは“負けたらあかん”と勝つことに執念を燃やし、・・誰がなんといおうと先生が大好きなんや。先生を守りに守り、常勝の砦を守ることができたのです。これからも常勝を天命とする関西、いまこそ報恩の心を燃やし、先生に仇なす輩は断固、許さないとの一念で、先生、先生、先生と叫び、断じて不可能を可能にする圧倒的拡大、完勝へ戦ってまいります。学会員のみなさ〜ん、戦いましょ〜!!。全国の同士のみなさん、よろしくお願いいたします。

 ※池田氏とともに香峯子夫人を礼賛する山下関西婦人部長。初代大阪支部長で、池田大作青年部参謀室長が指揮をとった昭和31年の参院選・大阪地方区で当選した白木義一郎氏を父にもつ山下関西婦人部長は、創価学会内で「昭和31年大阪の戦い」と称される、この選挙での池田氏の闘争を引き合いに出して、来るべき総選挙の勝利を呼びかける。
  その目的は「(池田大作)先生に仇をなす輩は断固、許さない」ためだという。すなわち創価学会問題を国会で取り上げ、矢野氏や池田氏の国会招致を求める民主党をはじめとする野党を打倒して、自公政権を守ろうということだ。そのために「不可能を可能にする圧倒的拡大、完勝」をと絶叫する。
  まさに宗教と政治が、池田氏という創価学会に独裁的に君臨する宗教指導者を守るために翻弄されている事実を、この山下発言に見ることができる。
  同時に、この発言は、学会員の政党支持の自由を、宗教的呪縛によって、実質的に阻害していると指摘することが可能だ。
  ちなみにこの山下発言は棚野発言と異なり「聖教新聞」に掲載されているが、「先生に仇なす輩は断固、許さないとの一念で、先生、先生、先生と叫び」という部分は割愛され、掲載されていない。

https://forum21jp.web.fc2.com/200810_4.htm

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 岐路に立つ政教分離――衆院選そして今後の課題
宗教と社会のかかわりを考える隔週刊誌FORUM21

岐路に立つ政教分離――衆院選そして今後の課題

前政権の「膿」を出し切るために不可欠な「池田大作」の国会招致

ジャーナリスト 古川利明

 自公が食い散らかした「残飯整理」から

 「民主圧勝、自公惨敗」の総選挙の結果を受け、民主党代表の鳩山由紀夫を首班とする、民主、社民、国民新の3党連立内閣が9月16日、正式に発足した。これによって、99年10月小渕改造内閣の成立を機に、この10年近くの間、自民党とともに「政権与党」に居座り続けてきた、池田大作が完全にコントロールする公明党(=創価学会)は、下野することとなり、いわば、「家の外」に追い出された格好になった。
 「99年体制」とも呼ばれた、この10年間の自公連立によって、「私たちの国かたち」は、大きく変わってしまった。自公連立(当初は「小沢自由党」をクッションに挟んだ「自自公」だった)が始まるきっかけは、99年春の統一地方選が終わり、それまで野党に軸足を置くフリを見せていた公明党(=創価学会・池田大作)が、突如、自民サイドに寝返ったことにより、新ガイドラインや盗聴、国民総背番号制(=住基ネット)の導入といった、それまでの自民党としては、単独政権ではどうしても国会を通すことのできなかった重要法案が、あたかも、型枠にトコロ天を流し込むように、いとも簡単に成立してしまったことによる。時期としては、99年春から夏にかけてだが、あれをきっかけに日本の政治は大きく変わってしまった。その本質は、極めて全体主義的な体質を持つ「公明党=創価学会・池田大作」が、権力中枢に侵入してしまったことに尽きるが、思うに、あの瞬間、日本という国は、「底が抜けてしまった」のではないだろうか。品のない例えで、本当に申し訳ないが、あのとき、日本の権力中枢は「池田大作=創価学会・公明党」によって、強姦されてしまったのだ。
 その意味では、今度の鳩山新政権の役割とは、この10年間に自公が食い散らかしてきた「残飯整理」から、すべてが始まるだろう。しかし、その作業の中にこそ、「民主主義の実現」へと向かう道しるべがあるように思える。

 「様子見」しかない池田戦略

 総選挙での惨敗にもかかわらず、自民党は、新首相を選出する特別国会の開会まで、前任の麻生太郎が総裁にしがみつく失態を見せていたのとは裏腹に、公明党(=創価学会・池田大作)は、その敗北の責任を取る形で代表だった太田昭宏をただちに更迭し、新代表には、山口那津男を就け、首班指名選挙でも、公明党は、自民党候補ではなく、「山口」に投票した。で、とりあえず、新代表の山口から出てきている言葉は、「この自公連立の10年間を冷静かつ客観的に分析して、今後に生かす」(9月19日の公明党神奈川県本部議員総会でのあいさつ)ということだが、要するに、当面は「模様眺め」である。
 池田大作的には、自公連立が崩壊し、「家(=政権与党)の外」に叩き出されたものの、ここしばらくは、政局が大きく動く情勢ではない。とにかく、重要なのは、来年夏の参院選である。確かに、民主党は今回の総選挙で、308議席獲得という圧倒的勝利を収めたが、参院では「109議席」と、過半数の122に、まだ、13議席足りない。だから、社民、国民新と連立を組み、安定した国会運営に持って行こうとしているのだが、当然、来年の参院選では、「単独過半数の確保」が最大の目標となる。
 これに対し、信濃町としては、何よりも「現有勢力の維持」が最大の目標となるだろう。とにかく、永田町での政治力を温存していくためには、これ以上、議席を減らすことがあってはならないため、参院で現在保有している「21議席」を何としても守り抜くということが、鍵になる。
 そこで、今後の池田大作の戦略だが、おそらく、現時点では、「様子見」ということに尽きるのではないだろうか。もちろん、彼の本音は「永久に政権与党に居座り続ける」であるが、今回の総選挙の結果が出て、既に鳩山新政権がスタートした以上、当面、「野党暮らしをさせられる」のはしょうがない、ということだろう。それゆえ、今後も「自公選挙協力」を続けるのか、それとも、「民主党の懐の中に潜り込んでいく」のかは、これからの展開次第であろう。

 国会の場で「前政権の膿」を出す

 今度の総選挙による政権交代は、1955年の保守合同によって自民党が誕生して以降、ある意味、「本格的な政権交代」といってもいいだろう。
 民主主義においては、「政権交代」が不可欠な要素といわれる。それはなぜかといえば、政権交代によって、「前政権の膿」を摘出することができるからだ。とりわけ、政権与党に長く居座っていればいるほど、その腐敗の根は深い。ざっくりと言うなら、「政権与党であることの旨み」とは、法案を成立させて、予算配分のコントロール権を握ることにあるからだ。で、そうした権限は、国税をはじめ、当然、警察や検察当局にも及ぶことになり、「政権与党」に入り込むことで、結果的に、そうしたところからの、諸々の追及を逃れることができるのである。
 こうした状況を裏付ける形で、元公明党委員長の矢野絢也氏が、『新潮45』10月号に、「公明沈没で『池田大作』名誉会長が怯える国税の大調査??」なる一文を掲載している。
 要するに、「公明党=創価学会・池田大作」が、政権与党入りへ大きく舵を切っていく大きな要因の一つに、89年に起こった、例の「1億7千万円入り金庫放置事件」を機に、国税の調査が創価学会本体に入ったことがあるのだが、その結果、当時、公明党の委員長職を退き、常任顧問だった矢野氏は、副会長で弁護士でもあった八尋頼雄と、いわば、「二人三脚」でこの問題に対応することになったのだという。
 で、その際、「池田大作の秘書集団である第一庶務には、(国税の調査を)入れさせない」をはじめとして、「宗教法人の公益会計部門には絶対に立ち入りさせない」「会員の財務リストは提出しない」「財産目録を提出しない」「池田大作の公私混同問題に立ち入らせない」「学会所有の美術品には触れさせない」といった、国税当局から守るべき「6項目」が八尋から具体的に列挙され、それを実現させるべく、矢野氏は奔走したというのである(ちなみに、それまでに、国税当局に対して、「第一庶務という秘書室にある金庫の中を調べると、裏金がある」「中西(治雄)が裏金の総元締めである。2億円は軽く出てくる」などのタレコミがあった)。
 本来であれば、このように、税務処理において隠蔽であるとか、偽装が疑われた法人に対しては、定期的に調査を実施する「継続管理指定法人」に指定される。で、このとき、創価学会本体に調査のメスが入った際も、「5年に1度、調査を行う『限定循環方式』を採ることが適当」との判断を、国税当局は行っている。ところが、公明党が「自公」で政権与党入りした後の2000年ごろ、こうした「継続管理指定法人」「限定循環方式」を、国税当局はなぜか中止した、というのである。その意味では、「公明党=創価学会・池田大作」は、こうしたところにも、「政権与党入り」したことによる“現世利益”の恩恵を、最大限受けたとみるべきだろう。
 もし、「政権交代の果実」が、「民主主義の実現」ということにあるとするなら、例えば、このような「前政権の膿」を、国会という場で出し切らなければならない。とりわけ、「政教分離」とは、日本国憲法にも記されているように、民主主義を構築していくうえで、最もベースになるべきものだ。
 であれば、この秋の臨時国会においては、矢野氏とともに、池田大作も国会にセットで招致し、こうした「宗教とカネ」の問題に対しても、徹底的にメスを入れるべきである。今後、「消費税率の引き上げ」が取りざたされているだけに、「なぜ、宗教法人には非課税特権が認められているのか?」ということともリンクさせながら、「信教の自由とは、何か」という根源的な問題提起を、こうした国会審議を通じて、広く社会全体に喚起させていくべきだろう。(文中・一部敬称略)

古川利明(ふるかわ・としあき)1965年生まれ。毎日新聞、東京新聞(中日新聞東京本社)記者を経て、フリージャーナリスト。著書に『システムとしての創価学会=公明党』『シンジケートとしての創価学会=公明党』『カルトとしての創価学会=池田大作』『デジタル・ヘル サイバー化監視社会の闇』『日本の裏金(上、下)』(いずれも第三書館刊)など。

https://forum21jp.web.fc2.com/200910_1.htm

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <アベノミクス批判封印>ヘタレ岸田首相 空っぽ所信表明の腰砕け(日刊ゲンダイ)

※2021年10月9日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年10月9日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

「ピンチをチャンスに変え、我々が子供の頃に夢見た、わくわくする未来社会を創ろうではありませんか」

「明けない夜はありません。国民の皆さんと共に手を取り合い、明日への一歩を踏み出します」

 8日、第100代内閣総理大臣として、初めての所信表明演説に臨んだ岸田首相。頼りない印象を払拭するかのように、早口で声を張り上げていたが、演説の中身はボンヤリしていて具体策ゼロ。こんなんで国民が「わくわくする未来」を思い描けるわけがない。総裁選で掲げ、岸田の売りだったはずの「令和版所得倍増計画」も原稿から消えていた。それで「新しい資本主義」と言うのだが、自身の経済政策について、岸田が真っ先にこう説明したのには耳を疑った。

「最大の目標であるデフレからの脱却を成し遂げます」

「大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の推進に努めます」

 どこかで聞いたようなフレーズ――。安倍元首相の演説原稿とウリ二つではないか。岸田の経済政策は結局、アベノミクスの焼き直しということだ。

「岸田首相は新自由主義からの脱却を訴えていますが、その一方でアベノミクスを評価すると言っているのだから支離滅裂です。格差を拡大させる新自由主義から分配重視に変えるという理念はいいのですが、それなら市場原理主義の大罪や行き過ぎた規制緩和を徹底糾弾し、まずはアベノミクスとの決別を宣言すべきです。

 そうした総括や反省もなく、安倍元首相に気を使うような表現に終始しているようでは先が思いやられる。この調子では、リベラルな宏池会らしさを発揮することもなく、安倍政治の延長に終わりそうです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 ヘタレの岸田は、4日の就任会見で言及していた「金融資産課税の強化」も所信演説では封印。投資家心理への影響を考慮したようだが、そもそもマーケットは岸田政権に何の期待感も持てないでいる。だから、総裁選勝利のご祝儀相場もなく、8日連続で株価が下がり続けたのだ。

また口先だけの政治が続く

 8日の東京株式市場も、前日の米国市場が上昇したことを受けて前場は前日比597円31銭高まで持ち直したものの、午後2時からの所信表明が近づくにつれてズルズル下げ、岸田の演説を受けてもう一段下げて、前日比370円73銭高で引けた。

「経済政策では新自由主義から分配重視に転換する姿勢を強調してはいましたが、それをどうやって実現するかの道筋が分からない。ゼロ成長の日本では、分配するにもパイに限度がある。足りない分は財政出動で賄うのでしょうか。それもさっそく、現職の財務次官が文芸春秋誌で『国庫には無尽蔵にお金があるかのような話ばかりが聞こえてくる』『このままでは国家財政が破綻する』と批判しています。分配の原資がなければ増税ということになりかねません。そこをハッキリさせないと、政策の実現性に乏しい。『成長と分配の好循環』は安倍元首相も唱えていましたが、中小企業はそう簡単に賃金を増やせない。口先だけの政治が安倍政権から続いているように感じます」(経済評論家・斎藤満氏)

 安倍元首相は大企業にベースアップを要請するなど“官製春闘”のプレッシャーまでかけて賃上げを演出していたが、実質賃金は下がり続けている。気づいたら給与水準が欧米の半分程度の貧しい国になっていた。

安倍・菅政治と違う部分を探す方が難しい

 経済政策だけでなく、岸田の所信表明からは安倍・菅路線と違う部分を探す方が難しいくらいだ。

「ミサイル防衛能力など防衛力の強化」「普天間飛行場の一日も早い全面返還を目指し、辺野古沖への移設工事」「条件をつけずに金正恩委員長と向き合う決意」……。なぜ踏襲するのか、どこまで本気で言っているのか、安倍・菅政権を踏襲するだけで岸田の真意が分からない文言が並んだ。

 菅前首相が掲げた「2050年カーボンニュートラル」はむしろ後退だ。菅政権で策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」は「温暖化対策を成長につなげる、クリーンエネルギー戦略」に書き換えられた。濁点があるかないかで大違い。グリーン=再生可能エネルギーではなく、「クリーンエネルギー」とは原発再稼働を進めるという意味だ。

「所信表明では『被爆地広島出身の首相として、核兵器のない世界を目指す』とも言っていた。それなのに原発再稼働だから、本気度を疑わざるを得ないし、東日本大震災の原発事故から何を学んだのかと言いたくなる。しかも、同じ日に発表された自民党の政権公約には、防衛費をGDP1%にこだわらず『2%以上も念頭』と書かれている。安倍元首相と思想が近い高市政調会長の主張を取り入れた形ですが、この公約は岸田総裁も了承しているのです。軍拡路線なのか、平和主義なのか、フラフラしすぎでまったく信念が感じられません。自民党内ではハト派とされる宏池会の岸田首相でもこうなのだから、ハッキリしたのは自民党政権である限り何も変わらないということです。候補者一本化で立ち向かう覚悟もない野党の不甲斐なさに助けられて、巨大与党にあぐらをかき、金権まみれ幹事長でも選挙に勝てるとタカをくくっている。安倍・菅路線が続けば国民生活は苦しくなる一方です」(本澤二郎氏=前出)

本格論戦もないまま衆院選に突入

 岸田政権発足を受け、共同通信が実施した世論調査では、「安倍・菅政権の路線を転換すべきだ」が69・7%に上った。こう回答した人たちは、岸田の所信表明に納得しているのか。岸田政権で何か変わると考えているのだろうか。

 岸田は「国民に納得感を持ってもらえる丁寧な説明」と言うが、言葉を丁寧にすればいいという話ではない。

 所信表明演説を受け、週明けの11日から衆参両院で各党の代表質問が行われる。立憲民主党など野党は、甘利幹事長の現金授受問題など「政治とカネ」問題を徹底追及する構えだが、本格的な論戦もないまま、14日には衆院解散で総選挙になだれ込むことになる。

 岸田政権に対する判断材料は少ない。まだ何もやっていないからだ。ただ、今回の所信表明でキングメーカーの顔色をうかがう岸田の腰砕けはよく分かった。

 表紙をすげ替えるだけで前例踏襲なら自民党政権の首相は人型ロボットの「ペッパーくん」でも十分、務まる。嘘と利権にまみれた自民党政権の安倍・菅路線継承で本当にいいのか。有権者はしっかり判断する必要がある。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/527.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 特集/国民の怒りの前に破綻した創価学会・公明党「天下取り」の野望
宗教と社会のかかわりを考える隔週刊誌FORUM21

特集/国民の怒りの前に破綻した創価学会・公明党「天下取り」の野望

選挙集団と化した創価学会の敗北
自民党を食い潰して自滅の道をたどる

元・NHK記者 川崎 泰資

 日本の政治の失われた10年は、1999年、公明党が自民党との連携を深め、その後自公連立政権に走ったことに始まる。事実上の日米安保の改定に匹敵する「日米ガイドライン関連法」「国歌・国旗法」「通信傍受法」という名の盗聴法など、自民党が単独では押し切れない法案を、平和の党・福祉の党を標榜する公明党が主義主張を棚上げして、すべて賛成して成立させ、自民党の右傾化や暴走を支えた結果の報いである。
 総選挙の結果、民主党が308議席を獲得、自民党が119議席という歴史的惨敗で政権交代が現実のものとなった。だがそれ以上に注目すべきなのが、公明党が小選挙区で8人の議員が全て議席を失い、比例区だけの21議席に転落したことだ。これは選挙での常勝の神話が崩れ、創価学会・公明党を支えてきた「偽りの宣伝」が馬脚を表したことを意味する。事実上、選挙集団と化していた創価学会は選挙での得票を増やすことが布教そのものであるとして、政治と宗教を一体化した活動を長年続けてきた。

 学会・公明の国民への背信

 創価学会・公明党は、この政教一致を批判されることを極端に拒否し、さらに政治だけでなく日本の官界、教育界、警察・検察など各界に学会関係者を増やし、「総体革命」と称して、政治の力と併せて強大な影響力を行使することを目論んできた。
 しかし今年は東京都での自民・公明の勢力による、石原政権支持の暴走があり、民意を無視して東京五輪の開催に賛成、新銀行東京の放埒な経営に加担、築地市場の無謀な移転への賛成など国民に背を向ける政治が、先の都議選でも批判を浴びた。この結果、議員数は変わらなかったものの前回より投票率が上がりながら得票数が減少という退潮傾向を見せたのに、メディアは公明党の勝利と報じ実態を覆い隠して持ち上げた。
 都議選の結果は、投票率が上がり小選挙区では公明党の勝ち目がないことを示していたから、衆院選での小選挙区での公明の全敗は予想されたが、全力を尽くした学会員にとっては大きな衝撃となったはずであり、選挙から宗教への回帰が始まるかもしれない。

 宗教法人と学会マネー

 宗教法人の非課税の特典をフルに利用した創価学会の政教一致の活動は、その「金権」体質を生み、学会マネーの「金縛り」にあった政党が学会に寛容になり、マスメディアが実態を報道しない「不報」の罪が学会・公明党の暴走を許す結果につながった。
 それだけでなく、今度の衆院選では、宗教法人・幸福の科学が「幸福実現党」を創立して大量の立候補者を出し世間を驚かせた。これは池田大作の支配を容認し政教一致に寛容な政界に、幸福の科学がそれでは我々もと考えたのかもしれない。
 半世紀にわたり日本を支配した自民党の元首相が、「比例は公明」と連呼して選挙カーを走らせたり、自民党の総裁選に立った女性が自分の選挙が危ないとみるや、幸福実現党と手を結ぶに至っては党崩壊の象徴的出来事で、政権政党の矜恃はない。
 選挙に惨敗のあと公明党は自民党の大敗の巻き添えを食ったと言わんばかりだが、事実はそうではない。自民党に寄生するように連立を組み、創価学会の池田大作の国会喚問を阻むことに全勢力をかけ、政教一致問題が脅かされないのなら自民党の言うことは何でも聞く。これが公明党の役割であり、結党時に明らかにした政策に背反しても自民党の主張に応じてきた。5%の得票で得た議員を利用し自公政権をつくり、2年前の参院選で国民の批判を浴びても反省せず、参院で否決されても衆院での3分の2の多数で再議決するという数の暴力を駆使する原動力になったのも公明党であった。小泉政権での市場原理主義、格差の拡大、地方の疲弊、医療・介護・年金と福祉政策の後退に手を貸したのも、福祉の党を標榜した公明党であった。憲法9条に違反する疑いの強いイラク派兵や、洋上給油などに積極的だったのも平和の党を主張する公明党だった。
 これほど国民に対する裏切りはないし、それを裏切りと考えないほど池田大作に傾倒する公明党は宗教団体としても選挙団体としても末期症状というほかない。
 自民党は、麻生首相を選挙の顔として選んだにもかかわらず、失言、暴言、無策の上に傲慢な体質丸出しに国民がソッポを向いても党内でけじめをつけることができず結局、国民の審判でやっと首相の座から去らせることができた。

 政教一致に断を
 一方メディアは学会・公明の広告や印刷の委託等に頼っているため、学会への批判ができず、そればかりか学会・公明が嫌がることは書かない、報道しないことに徹している。大多数の国民はメディアの「不報」の結果、学会・公明の不都合なことは知らない。
 20年近くも公明党の初代委員長を務めた竹入義勝が、池田大作の不興をこうむり、罵詈雑言を浴びせられ、謹慎状態に追い込まれたほか、次の委員長、矢野絢也にも言論活動の禁止を強要し、所持している黒皮の手帖を奪い去り、裁判所の返却命令にも応じない等の言語に絶する仕打ちを行っている。だが、こうした事実は大手のマスメディアでは殆ど報道されることがなく、また公明党自身もこの事実に触れようとしていない。
 池田大作に対する議員の献金や、池田会館の選挙への利用など政教一致に関する数々の問題も伏せられたままで、それを国会で追及されても、メディアがその事実を伝えないため国民の大半は何も知らされないままである。また池田大作に関する情報は極端に管理され外に出ることは殆どないのに、政治的なことになると安倍首相との密談、中国の首脳の来訪時の会談などは密かにセットされる。これでは公明党は、公党とは言えない。
 新政権は、日本での政治の民主主義を確立するため、政教一致に対しては厳しい態度で臨み、宗教の政治入に決着をつけることが極めて重要である。(文中・一部敬称略)

川崎泰資(かわさき・やすし)元NHK記者。1934年生まれ。東京大学文学部社会学科卒。NHK政治部、ボン支局長、放送文化研究所主任研究員、甲府放送局長、会長室審議委員、大谷女子短大教授、椙山女学園大学客員教授を歴任。著書に『NHKと政治―蝕まれた公共放送』(朝日文庫)『組織ジャーナリズムの敗北―続・NHKと朝日新聞』(岩波書店)など。

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記事 [政治・選挙・NHK283] 政教一体を示す 信濃町探偵団&今月の悪口雑言
宗教と社会のかかわりを考える隔週刊誌FORUM21

政教一体を示す 信濃町探偵団&今月の悪口雑言

 本誌今号の特集では、宗教活動に名を借りて政治活動・選挙闘争を繰り広げる創価学会の政教一体の実態を検証した。そうした実態は創価学会の機関紙「聖教新聞」掲載の各種記事からも読み取ることができる。以下にそうした政教一体の事実を示すいくつかの記事を紹介する。

政教一体の実態

・4月4日付「聖教新聞」「寸鉄」「福岡『早良区』『中央区』よ、大執念で駆け上がれ。師弟の九州に栄光歓呼を」「名古屋『中川区』、広島『西区』よ、もう一歩だ。正義の獅子吼で攻め破れ」
・4月6日付「聖教新聞」1面「戦う人は朗らか!大阪・東住吉 堺・岸和田 兵庫・長田 横浜・神奈川 港北 宮城・泉など大会」
 「戦う人は朗らか!猛然と進む友が5日、各地で勝利を決する大会を。千葉・中央総区の壮年大会では、尾崎勝彦総区長が痛快な逆転劇をと訴え、原田会長は最後まで攻め抜くとの闘魂で、真剣勝負の対話拡大をと語った。(中略)福岡・中央区の婦人部大会では、藤田利津子区婦人部長らの後、高柳婦人部長が、創価完勝の花を咲かそうと語った」
・同「寸鉄」「大阪『東住吉区』『堺市』よ、大勇猛で競り勝て!『関西の日』を勝ち飾れ」「『岐阜市』の友、名古屋『中川区』の友、後一歩だ。堅塁中部の逆転劇を」
・4月7日付「聖教新聞」「寸鉄」「福岡の早良区、中央区よ、勇気の炎で断固押し勝て 先駆の大城に万歳よ響け」「大阪の和泉市、岸和田市、京都の左京区、山科区よ、師弟の勝鬨を高らかに!」
・同1面「原田会長 神奈川大和へ 正木理事長は平塚の大会に」
 「神奈川・大和県の大会が6日、大和文化会館で意気軒昂に行われた。(中略)畑総神奈川長は『大逆転の勝利劇を』と強調。長野佳子県婦人部長、綱島俊一県長が、『最後の一瞬まで、全魂の大攻勢を!』と訴えた。原田会長は、勝利の要諦は異体同心の団結と執念であると力説。『敵に倍する勢いで攻め抜き、師弟完勝の暁鐘を乱打しよう!』と呼びかけた」
・4月8日付「聖教新聞」「寸鉄」「全国の同志の激闘に感謝 日本を救う正義の大潮流 『立正安国』の栄光燦然」
・4月9日付「聖教新聞」「寸鉄」「列島に響く歓喜の万歳!君も勝った。我も勝った。偉大な同志の闘争に感謝」
・同社会面「道府県議選 公明党、完勝に迫る勢い 執念の拡大で激戦突破 初当選、議席奪還が相次ぐ」
・4月10日付「聖教新聞」「寸鉄」「全国が大勝利!同志の大闘争に感謝。広宣流布の尊き一念に大福運は厳然」「東京『文京』『中央』『港』『渋谷』よ、勝利を頼む。創価本陣に、栄光大旗を」
・4月11日付「聖教新聞」「寸鉄」「全国の池田門下が圧勝!支部・地区の皆様の熱闘に感謝。生命の栄冠光る」「勝って兜の緒を締めよ!勝利を次の勝利の因とせよ。異体同心で連戦連勝」「東京の世田谷・国立市・国分寺市、完勝を祈り待つ。正義の都を大建設」
・4月12日付「聖教新聞」「寸鉄」「埼玉の和光、千葉の船橋、茨城の日立、群馬の沼田、大関東の完勝へ突き進め」
・同「青年部座談会 新時代を勝ちまくれ!」「統一地方選後半戦迫る 地方が変われば日本が変わる!!公明党よ断じて勝て 常勝関西の奮闘を見よ 異体同心なれば万事を成す」
・4月15日付「北海道の留萌市、小清水町、洞爺湖町、江別市よ正義と勇気で走り勝て!」「福島の喜多方市、会津若松市、山形の米沢市、宮城の利府町、栄光へ攻撃を」
・4月16日付「聖教新聞」「寸鉄」「福岡の久留米・大川・春日 宮崎の小林、長崎の佐世保の友よ、断固攻め勝て」「新潟の長岡、柏崎、小千谷 長野の松本、塩尻、奮闘を勇気の炎で押しまくれ!」

悪口雑言

・4月4日付「聖教新聞」「寸鉄」「横浜の共産党市議候補が『経歴詐称』で謝罪、活動停止。邪党よ出てけ。市民」
・4月6日付「聖教新聞」「寸鉄」「横浜の共産党候補の経歴詐称が全国で大波紋。党の詐欺体質だ――市民憤激」
・4月9日付「聖教新聞」「寸鉄」「民主党の不祥事止まらず8年間で議員辞職30人。虚栄と欲の党体質を正せ」
・4月11日付「聖教新聞」「寸鉄」「共産党の現職がバタバタ落選。デマ宣伝に反発大。地域・社会で総スカン党」
・4月16日付「聖教新聞」「寸鉄」「民主党の落選候補の選対幹部が買収逮捕。『また犯罪か!』市民総スカン」

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