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2021年10月30日01時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] 東京都で4512人過少集計 コロナ4〜10月公表分 二重計上も(毎日新聞)
東京都で4512人過少集計 コロナ4〜10月公表分 二重計上も
https://mainichi.jp/articles/20211029/k00/00m/040/263000c
毎日新聞 2021/10/29 19:48(最終更新 10/29 22:39)


東京都庁=小川信撮影

 東京都は29日、都内で確認された新型コロナウイルスの感染者数について、今年4月2日〜10月2日の間に計4512人の報告漏れがあったと発表した。これとは別に、感染者の二重計上などで447人を多く計上していた。差し引きすると都内の感染者数の累計は4065人増え、29日時点で38万1610人となる。

 感染者情報は医療機関や保健所が政府の情報把握システム「HER―SYS」(ハーシス)に入力し、保健所の職員がシステム上で「保健所確認済」というボタンを押して、都への報告となる。都によると、感染拡大で保健所が患者対応に追われた影響で、確認済ボタンを押していなかったケースが多々あった。報告漏れの約85%が「第5波」のピークの8月だった。

 この修正により、1日あたりの感染者数の最多は8月13日の5908人になった。感染者が減った9月中旬に都の担当者が誤りに気づき、約1カ月かけて数字を精査した。都の担当者は「日々の数字を正確に伝えられず反省している。今後は保健所に細やかなフォローアップをしていく」としている。【黒川晋史、竹内麻子】

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/819.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 「国政政党は全てワクチン推進。腐った国政に風穴を」と木原功仁哉候補[兵庫1区](高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2044599.html
http:/


 新型コロナワクチン特例承認取消訴訟の主任弁護士で10月31日投開票の衆院選で兵庫1区から立候補している木原功仁哉(きはら・くにや)氏(37)は29日夕、神戸・三宮センター街東口で街頭演説し、「国政政党は全てワクチン推進。与党も野党も現金をばらまけばコロナ対策をやったことにして、ろくな選挙じゃない。腐った国政に、風穴を開けなければ」と述べ、コロナ翼賛会と化した国会に自らを送り込むよう訴えた。



動画URL: https://www.bitchute.com/video/ZkAMA1qB3iSl/


 この日、JR摂津本山駅前やJR神戸駅前を回った木原氏は、午後17時から元町商店街東口での演説後、三宮センター街を練り歩き、同東口であらためてマイクを取った。


 木原氏は冒頭、ワクチン推進派のある中年女性から、ワクチンで亡くなった人よりコロナで亡くなった人の方が多いから進めるべきとの意見をもらったことを明かした。


 「新型コロナの死亡者が1万8000人なのに対し、ワクチン接種後の死亡者が1300人だから、一見正しそう。しかし、PCR検査陽性の方が亡くなったら、『コロナ死』とカウントされている」と、2020年6月18日に厚生労働省が全国の都道府県等に出した事務連絡を紹介した。


 「コロナ死」のうち、新型コロナと因果関係のある死亡とそうでない死亡とを分別した文書を厚労省に開示請求した結果、「不存在」の回答が来たことや、交通事故による死亡者がPCR陽性のため火葬場に直接送られる話を葬儀屋から聞いたことを挙げ、「簡単に言えば、水増し」と問題視した。


 「コロナは怖いものという意識を国民に植え付け、ワクチンが必要との意見に持っていく情報統制が平然とされている。ワクチン推進という目的のため、PCR検査をしましょうと」とやり玉に挙げた。


 「一方、ワクチンによる死亡は、正確な報告かどうか分からない」と提起。大阪市が発表した副反応疑い件数は、2021年2〜7月の間で70件。余りに少ないので尋ねると、各報告は医療機関から一旦国に上がり、再び自治体に下りて来るという。


 「コロナ対策の市の職員に聞いたら、実際に医療機関から国へ上がった報告は140件だった。うち、国が勝手に『因果関係なし』として下りて来たのが70件。つまり、70件が国によってもみ消されている。すると、接種後の死亡者1312人との発表は、本当なのか。氷山の一角ではないかとの疑問が出てくる」と告発した。


 これについても、木原氏は独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に正確な数字を記した行政文書を開示請求したが、「不開示」と回答された。「理由は、国民に混乱が起きたら困るからというもの。これはおかしい。今回は任意接種で、国民がメリットとデメリットを正確に把握した上で、打つかどうかを決めればいいこと。こうした情報を国もマスメディアも出さない。情報統制によって、どんどんワクチン薬害が拡大する」と批判した。


 コロナ対策禍による深刻な景気低迷の中、飲食業を中心にワクチンパスポートを望む意見が出ていることに言及。「導入したら、お酒が提供できるから。これも情報統制。気持ちは分かるが、本来コロナ禍を速やかに収束させなければという議論がなければ」と主張。新型コロナ患者の8割が無症状か軽症で済むことから、治療薬の普及を説いた。


 騒動をどう収束させるかが今選挙の争点にならなければならないのに、その議論がないと指摘。この理由について、「国政政党は全てワクチン推進だから。与党も野党も、現金をばらまけばコロナ対策をやったことにして、ろくな選挙じゃない。腐った国政に、風穴を開けなければ」と述べ、自身を国会に送り込むよう訴えた。


 市内に住む40代の女性は、初めて木原氏の演説を聞いた。「言っていることが正論で、この国の将来を背負っていく覚悟を感じる。本気で戦っている気がびしびし伝わってくる」と感服した様子。小学5年生の母親の立場から、「ワクチンについて子供は選択できず、大人の考えで決まる。来年12歳になるが、このままだと強制になる」と懸念する。「木原さんは、子供を救ってほしい気持ちを代表して立っている」と期待を託していた。


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支援者らと共に、三宮センター街を練り歩く木原氏(2021.10.29筆者撮影)


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元町商店街東口での演説では、後で場所を使う共産党の宣伝車が待機。木原氏は「参議院の小池晃(書記局長)が子宮頸がんワクチンを『公費助成しろ』と散々推奨した結果、前回のワクチン薬害を拡大させてきた責任は重い」と発言すると、そばで聞いていた女性がわめいた。木原氏が「選挙妨害ですよ。やめてくださいね」と諭す。さらに「今、薬害裁判やっているが、共産党のお抱えの弁護士が全部被害者を囲い込んで、訴訟ビジネスをやっている。こんなマッチポンプをやる政党に、日本の保健行政を預けることはできるんですか」と迫った(2021.10.29筆者撮影)


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三宮センター街東口で話を聞く市民(2021.10.29筆者撮影)


■参考情報



■関連記事




http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/820.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 御用TVが伝えない酷すぎる総裁選と総選挙の報道時間の差(まるこ姫の独り言)

※補足 2021年10月29日 朝日新聞33面 紙面クリック拡大


御用TVが伝えない酷すぎる総裁選と総選挙の報道時間の差
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/10/post-2469bd.html
2021.10.29 まるこ姫の独り言


有権者の1%しか投票権の無い自民党総裁選を、いかにもどの人も投票権があるかの如く連日垂れ流していたメディア。

私は地上波はほとんど見なくなって久しいが、特にお昼のワイドショーはまったく見なくなった。

もう静かなものだ。

慣れれば自分の自由に使える時間が増えて良い事ばかり。


しかしネットでYahoo!ニュースを見ていると朝から晩まで総裁選一色で気持ちが悪くなるほどだった。

今回の衆議院選挙へのテレビの向き合い方は、総裁選と比べてどうなのか、すごく知りたかったが、やっぱりな結果だった。

ほとんどの人が投票権が無く蚊帳の外の自民党総裁選と、国の行く末、自分の生活などいろんな面からどの党が自分の考えに合うのかを選択する、1億人以上が投票権のある衆議院総選挙との報道時間の差がこれほどとは。



ワイドショーは、総裁選・総選挙、すさまじいばかりの差が広がっていた。

みなさま。もとい、岸田様のNHKもあれ?と思うほど総選挙に関心が薄いそうだ。

衆院選、ついに主な項目からは圏外扱い



今一番報道で伝えなければいけないのが「衆議院選挙」だろうに。

どう考えてもおかしい。。。

そんなに自民党の総裁候補者に対して政策の違いを知りたがるなら、総選挙ならもっと各党の党首の政策の違いを知りたいのではと思っていたが、総選挙だけ置いてけぼり。

この国の未来を選択するための各党の考えの違いなど、1億人の有権者に情報を与えるのが当然のメディアが、総裁選には血眼になり、総選挙の情報量がやたら少ないのはどういうことか。

余りにも無責任すぎるし、日頃から変だと思っていたメディアの権力者への異常な忖度度は露骨だった。

メディアは与党に対して批判をしていると言う人はいるが、これもガス抜き程度の批判で、肝心なところはやっぱり政権与党に有利な報道しかしない。

やはりメディアも既得権益の塊で、利権の塊の自民党が政権与党にいてくれた方が自分達の権益を侵害されずに済むと思っているのではと勘繰りたくなるほど、自民党命だ。

権益を持っている方は、未来永劫守りたいだろうがそれでこの国はどうなるのか考えたことはあるのだろうか。

やはり古いしがらみがあり、既得権益を大事にしていることで活性しなくなる。

水は澱んで腐ってしまう。

そして時代に合わなくなり国力もどんどん落ちていくだろう。

極東日本のガラパゴス化は健在なりという事だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/821.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <新潟>1区はカオスな状況に…自民&維新「ポンコツ」2人は“討ち死に”が濃厚  国民置き去り総選挙 全289区当落予想



【新潟】1区はカオスな状況に…自民&維新「ポンコツ」2人は“討ち死に”が濃厚  国民置き去り総選挙 全289区当落予想
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296699
2021/10/29 日刊ゲンダイ


ポンコツ2人を尻目に立憲・西村智奈美候補がリード(提供)西村事務所

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。(前)は比例で当選。

 ◇  ◇  ◇

【新潟1区】
▲ 塚田 一郎57自新
△〇西村智奈美54立前
  石崎  徹37維元

 17年前回選挙で自民党から出て当選し、昨年10月に元秘書への暴行罪で罰金20万円の略式命令を受け離党した石崎が、維新から出馬。石崎の後釜は、過去に「忖度」発言が問題視され、19年参院新潟選挙区で落選した塚田。ポンコツが維新に移った穴を、別のポンコツが埋めるというカオスな状況だ。

「維新は少しでも名が知れた石崎を立てることで、比例票の上積みを狙う。石崎は、比例復活で引っかかるわずかな可能性を見据えている。お互いに利害が一致した」(永田町関係者)

 塚田の出馬は「候補者として複数の名前が挙がったが『石崎の後釜はイヤ』と相次いで辞退。最後に残ったのが塚田だった」(県政関係者)。

 ポンコツ2人を尻目に、地元回りをこなす西村が頭一つ抜けている。

【新潟2区】
○○細田 健一57自(前)
  高倉  栄50国新
  平 あや子41共新

 野党系で当選した後に自民入りした鷲尾英一郎が出馬意欲を示していたが、比例代表に転出。保守分裂が解消され、細田がリードしている。

【新潟3区】
▲▲斎藤 洋明44自(前)
△△黒岩 宇洋55立前

 前回は黒岩が50票差で勝利。今回も大激戦。

4区の米山氏は妻のフォローで地元ウケも上々


夫婦揃って地元ウケは上々(米山隆一候補と夫人で作家の室生佑月氏)/(C)日刊ゲンダイ

【新潟4区】
  国定 勇人49自新
○○菊田真紀子52立前

 7選を狙う菊田を、前三条市長の国定が追う展開。

【新潟5区】
▲▲泉田 裕彦59自前
△△米山 隆一54無新
  森  民夫72無新

 新潟県の前知事・米山と元知事・泉田、前長岡市長の森による、首長対決。かつて女性スキャンダルに揺れた米山だが、妻で作家の室井佑月氏のフォローもあり、地元ウケは上々だ。

 むしろ「知事、国会議員時代に特段の実績がない泉田氏の悪評が目立つ」(地元関係者)という。

 泉田と森で保守票を食い合い、米山がリード。

【新潟6区】
▲▲高鳥 修一61自前
△△梅谷  守47立新

 立憲の前参院議員の風間直樹が出馬を模索していたが、15日に断念。野党が梅谷に一本化し、接戦になっている。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/822.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 清和会OBの天皇論<本澤二郎の「日本の風景」(4249)<「根っこは天皇の戦争責任を回避したことにある」と決めつけた!>
清和会OBの天皇論<本澤二郎の「日本の風景」(4249)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30964654.html
2021年10月29日 jlj0011のblog


<大半の国民は眞子結婚騒動に無関心=元自民党後援会青年部長も>

安倍晋三の犯罪を断罪してきた清和会OBが、昭和天皇の政治責任論を展開してきたが、本日、その一部を紹介したい。彼は「宮内庁経費を3分の1に減らせ」とも訴えている。きっかけは秋篠宮家長女の結婚騒動であるが、本日は多少蛇行しながら紹介したい。容赦願いたい。

 コロナ?騒動で2年近く自宅に蟄居していたが、とうとうしびれを切らして、10月27日に小雨降る千葉―鴨川街道を南下した。ここの選挙区は千葉12区らしい。3人が立候補しているはずだが、ポスターは評判のよくない自民候補のみ。それでも無知な公明党創価学会のテコ入れで楽勝らしい。立民と共産の候補者ポスターは全く見えない。完全無風区なのだ。右翼メディアでも「政権交代も」ちらせるが、正直なところ、やくざが跋扈する房総半島ではそうした雰囲気はない。ここでは投票したい政党も候補者もいない。棄権するしかないのか?

 鴨川に着くと、過去に森美秀・元環境庁長官後援会の青年部長をした地元実力者・米屋やガス販売を手がける「新蔵」会長の斎藤俊夫が、昼飯に誘ってくれた。3年ぶりか。三密どこ吹く風だ。カウンターを前にして4人が好きな料理を選んだ。せっかくの海を前に、刺身定食を楽しんだ。目の前には、まだ開いていない読売新聞とスポーツ新聞を店主が置いた。

 右派メディアを代表してか、小室圭・秋篠宮眞子の写真が浮かんでいるが、誰一人話題にしなかった。関心などないのだ。友人らは「島津レポート」のオウム事件の黒幕や、武漢ウイルスの生物兵器の開発者の話に腰を抜かした。「安い昼飯代」に満足してくれた。

<「森の宿せせらぎ」で新蔵「長狭米」と金目鯛で満腹・ビール1本でダウン>

 旧千葉3区も今は分かれてしまった。元青年部長も、自民党員としての指示に従うだけらしい。評判のよくない候補者の選挙など関心を示さなかった。

 食後親切な斎藤は、内浦山県民の森「森の宿せせらぎ」まで案内してくれた。

初めてのマスク姿の訪問客に、建造物両側の渓谷からの、本物のせせらぎが歓迎してくれた。毎日20人を限度に予約を受け入れているという。安心安全な観光施設だ。

 入浴してビールでの乾杯が、言葉にならないほどおいしかった。鴨川の海でとれたという金目鯛の姿煮もよかった。2年ぶりの贅沢だ。2本目のビールに挑戦しようとしたが、駄目だった。新蔵のおいしい「長狭米」を平らげると、8時前に鼾をかいてしまった。疲れがどっと出てきた。普段は10分ほどのハンドル裁きが、1時間30分に精魂尽きてしまった。家では割安の千葉県産「秋田こまち」で満足しているので、さすが千葉県を代表する「長狭米」の味に感動してしまった。

<秋篠宮長女の結婚騒動が火付け役>

 さて、ここから本題に入る。星島二郎・中野四郎・福田赳夫に仕えた清和会OBは、安倍晋太郎・加藤六月に嫌がらせを受けて、バッジをつける機会を奪われてしまった。その関係で、晋三と勝信にも容赦なく厳しい目を向けてきた。政治・選挙の恨みは骨髄、生涯続くのであろう。

 怖いもの知らずの彼は、この数か月、怒りの矛先が天皇・皇室・宮内庁にも向かった。宮内庁に抗議の電話をしてきた、という話を何度も聞いてきた。国民の税金で養われる一部の人々(皇室)に対して、厳しい目が向かうのは当然のことだが、それらは、たとえばコロナで沢山の死者が出ていることに天皇が弔意を示さないのはおかしい、安倍が166億円かけて誕生させた令和天皇は「象徴としての責任を果たしていない」と真っ向から批判。「何のための天皇か」というのだ。なるほど理屈である。

 21世紀の天皇制は廃止すべき時ではないか、とも。小室家に嫁いだ眞子断罪から、とどのつまりは、戦後の昭和天皇に「問題あり」と断罪した。確かに数百万人もの若者を、赤紙一枚で戦場へと強要、命を投げ出させた罪は重い。100%敗北必至の日米開戦を決断した、天皇責任もだ。それでも責任を回避した。それを許したGHQと、主権者たる日本国民、政治屋と官僚の無様な対応だった。

 誰もがそう思いながら、それを具体的に行動に移さなかった。それに甘んじた昭和天皇だった。

<「根っこは天皇の戦争責任を回避したことにある」と決めつけた!>

 思っても行動しない沈黙の民の日本人である。権力の中枢で生き抜いてきた清和会OBは、いま秋篠宮眞子の結婚を機会に、天皇制そのものに怒りをぶちまけているのだが、翻ってそのことは、多くの国民の声なき声でもあろう。

 731部隊から南京大虐殺と無数の従軍慰安婦の言葉にもならない惨劇の数々、日中侵略戦争からさらに、日米開戦を決断した最高責任者の政治責任は万死に値する。しかも、戦後の民主化したはずの制度のもとでも、問われようとしなかった。この極め付きの不条理を、戦後の日本人は、戦前派に屈して受け入れてしまった。日本民族の死であろう。

 その先頭に立った為政者らを評価できるだろうか。清和会OBは、もう放置・棚上げすることは出来ない、という正義の発露でもあろう。誰か反論できるか。

<「赤紙一枚で散った300万人戦死者と全国民に謝罪していない」とも>

 千葉県警本部長を歴任した渡辺一太郎は、敗戦直後の伊勢神宮を徹底的に洗った。そのうえで「天皇は朝鮮族」と断定。彼はその神社の秘密を筆者に遺言した。安倍晋太郎も「ワシは朝鮮人だ」と明かしている。そう日本列島は、朝鮮・大陸・沖縄・アイヌの混血で成立している国家であろう。日本史は全面的に洗う必要がある。

 「万世一系など嘘だ」「それよりも何よりも、戦争で亡くなった若者やその遺族、日本国民に謝罪する。それをしていない昭和天皇。退位すべきだった」と指摘する清和会OBは、一部の人間しか研究しない昭和天皇と天皇制を、渡辺のように研究していたのである。

 自民党右派の「天皇の政治利用は許せない」とも。頷ける。筆者は166億円の皇位継承費用から、懸念を抱くようになった。秋篠宮が「祭祀費用は、税金から出すのは間違っている」は正論である。政教分離違反だ。

 新聞テレビも正論を吐く時代であろう。歯の浮いたような誤魔化しは、もう効果などない。眞子は、自ら幸せの人生に踏み出したのだ。お目出度いことかも。

<宮内庁費用3分の1に減額せよ」とも>

 宮内庁予算がいくらか知らないが、清和会OBは、現行の3分の1にせよ、と叫んでいる。英国ならこうした声は世論となっているだろう。

 「秋篠宮家改装費用33億円、憲法違反の新嘗祭に22億円。うまいもの食って贅沢三昧。英国王室行事は3000、95歳の女王は300から500の行事をこなしている。日本はたったの88、宮内庁予算を3分の1に減額しても充分である」と。天皇制を含めて主権者・日本国民が判断を示す時が、いまようやく近づいてきている。

 恩師は「もう京都に帰して、自由にさせるべきだ」とも語っていた。

2021年10月29日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(追記)

昨日の午後、鴨川からの帰途、道の駅に寄って店内を見学した。安いものはないので買うものはなかったが、ひとつ素晴らしい野菜を見つけた。サツマイモのツルだ。我が家では毎日食べている。広大な皇居の一角で水田を耕作しているようだが、サツマイモも生産してはどうか。これは筆者の提案である。


安倍晋三元首相は?

昨年11月12日に老衰のため88歳で亡くなった歌舞伎俳優・坂田藤十郎さん(扇千景の夫)を偲ぶ会が28日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で行われた。偲ぶ会には、高円宮妃久子殿下、藤十郎さんの妹で女優の中村玉緒、小泉純一郎氏、森喜朗氏、福田康夫氏ら総理経験者など約1000人が出席した。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/823.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <香川1区>出遅れた平井前デジタル相「映画は宣伝」ネガキャンに透ける小川淳也人気への焦り 2021衆院選 激戦選挙区ルポ(日刊ゲンダイ)



【香川1区】出遅れた平井前デジタル相「映画は宣伝」ネガキャンに透ける小川淳也人気への焦り 2021衆院選 激戦選挙区ルポ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296754
2021/10/30 日刊ゲンダイ


焦りを隠せない平井卓也前デジタル相(C)日刊ゲンダイ

【香川1区】
平井 卓也 63 自前
小川 淳也 50 立(前)
町川 順子 62 維新

 ◇  ◇  ◇

「自分だけ目立って、自分だけ議員になって、自分だけがいつも当選できる状態を恐らく望んでいるんだと思います」――。選挙戦で後れを取った焦りか、知名度を上げた対立候補へのヤッカミか。地元メディアのオーナー一族で3世議員の阿鼻叫喚にしか聞こえなかった。

 27日夕、高松市内の中央公園。前デジタル相の平井卓也氏は声を張り上げ、立憲の小川淳也氏をコキ下ろした。連日の街頭活動で顔は日に焼け黒光り。目もギラギラだ。平日に約300人の聴衆が詰めかけたが、企業を通じた動員なのだろう。背広や作業服のオジサンが目立った。

 この日は甘利幹事長が応援入りしたが、「自己愛」が顔をのぞかせ、甘利幹事長の口をつくのはデジタル庁創設に自分がいかに汗を流したかの“自慢話”ばかり。「平井さんから連絡が来て『1年以内にデジタル庁をつくるから盾になってくれ』と」「文句があるならオレが全部受けるという役割分担だから、1年で(デジタル庁が)できたんです」――と胸を張った。

 高松市の一部や小豆島などが選挙区の「香川1区」は今回、とりわけ注目度が高い。6回に及ぶ平井と小川両氏の直接対決は、うち5回を平井氏が制してきたが、小川氏に密着したドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」が話題を呼び、小川氏の知名度は全国区へと飛躍。出遅れた格好の平井陣営は選挙期間中、「ドキュメンタリーではなく宣伝だ」とネガキャンを繰り返し、焦りを隠さない。

土日は県外からも話を聞きに来る


県外からも見に来る(立憲民主党の小川淳也候補)/(C)日刊ゲンダイ

 対する小川陣営も「地元メディアを牛耳る平井さんこそ、映画を作ったらよろしいやん」(関係者)と火花を散らす。「前回選挙よりも人の集まりがいい」(小川陣営関係者)と感じるほど手応えはバツグンで、小川氏と共に選挙区内を回る妻・明子さんも「土日は県外からも話を聞きに来て下さる人もいます」と驚いた様子だった。

 もっとも、小川氏本人は愚直なままだ。選挙区内を自転車で疾走し、26日に開いたイオン高松東店前での演説会では「庶民の間から芽を生やすように生まれてきた政治を、みんなの力でつくろう」と強調。背広のオジサンだらけだった平井氏の演説会とは違い、約50人の老若男女が耳を傾けていた。

 小川氏支持者の地元住民は「ボンボンと庶民派の対決や。小川が通らんかったら香川県民やめる」と気合十分。一方、「どっちが選挙区で勝っても、どうせ大差がつかんのだから比例復活するやん。ピリッとせんなあ」(地元住民)と冷めた声もある。

 小川氏は平井氏の猛追を逃れられるか。

(取材・文=高月太樹/日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/824.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 山本太郎「自民党より悪質なのが維新」


「私に勝たせてください!」「私を国政に送り出してください!」と言う候補者や、スガみたいに数少ない自分の功績をタラタラ自慢する輩は多いけど、
「あなたが国のオーナー」「この国の政治を国民に取り戻す」など、国民を主軸に展開してる太郎さんの演説は分かりやすくて共感しやすい。


おもろいな太郎w維新追い込めるのは、
れいわしかいないのは確か


淡路島パソナ周辺の公園も民営化されて、昔は無料だった公園が4000円位の入場料を取る様になり、誰でも気軽には入れなくなったそうです。
地元の子供が、人々が、気軽に遊べない公園なんて、存在価値ありますか?! 公共事業、公共施設の民営化には反対です。


力貸すよ。何故なら今の会社までブラックに居た。もう命をたつしかないとまで考えてた。しかし私は今はそんな気持ちすらない位仕事の楽しさ感じてる。YouTubeで山本太郎の演説聞いたから良いところに転職できた。失ったはずのこの命山本太郎についていくよ


太郎さん?きようの演説も胸がイツパイになります。ベッドの上で聞いておりますが、しようりを祈つております。


維新の裏には公的な機関をただ同然で手に入れたがっている資産家達がバックについてるって事だよね。





http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/825.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <真っ黒黒塗りの自公政権を終わらせ、カラフルな政治へ>山本太郎代表(東京比例)×池内さおり(れいわ推薦 東京12区)10月29日 赤羽駅<街宣動画&文字起こし全文>






【街宣動画&文字起こし全文】山本太郎代表(東京比例)×池内さおり(れいわ推薦 東京12区)10月29日 赤羽駅
https://reiwa-shinsengumi.com/activity/10470/
2021年10月29日 れいわ新選組



【衆院選2021 LIVE】赤羽駅東口 れいわ 山本太郎代表(比例東京ブロック)2021年10月29日

※6:28〜 再生開始位置設定済み

山本太郎:
大きな音を立ててしまい申し訳ございません。赤羽駅前、お邪魔致します。ただ今、マイクを握っている私は、れいわ新選組。なんなんですか? そのふざけた名前は。よく言われます。れいわ新選組は国政政党でございます。たった2議席、たった2議席しかない小さな国政政党、れいわ新選組の代表、山本太郎が赤羽にお邪魔を致しております。ありがとうございます。今回の選挙、山本太郎、立候補してるんですよ、衆議院選挙に。あれ、山本太郎、赤羽から出てたっけ? そう思われた方いらっしゃると思います。いえ、違うんです。山本太郎は選挙区からは出ておりません。じゃ、一体どっから出てんの?って話なんですけれども、比例と呼ばれるものから立候補してるのが、今回の山本太郎でございます。比例とか選挙区とかよくわからないんですけどって方もいらっしゃると思うんですね。なので、簡単に今回の選挙、説明させていただきます。この衆議院選挙のみで考えていただきたいんですけれども、投票用紙、記入していただくのは2枚でございます。1枚目、1枚目は選挙区。あなたのお住まいになっているエリアの代表者を1名決定致します。あなたのご近所、その家の近くにあるポスター掲示板、数々の候補者の顔が貼られている掲示板、このポスターの中からあなたの代表者1名を選んでいただく。個人名でお書きください。そして2枚目。2枚目の比例。そこで山本太郎が立候補してるんですけど、そこで山本太郎と書くと、この投票用紙、ゴミくずになります。無効です。2枚目の投票用紙、比例にはどうか「れいわ」、政党名でしか書けないので「れいわ」とお書きください、ということを申し上げるためにも、ここ赤羽にやって参りました。よろしくお願い致します。よろしくお願い致します。



※6:28〜動画再生開始設定部分

私たち、れいわ新選組の政策、皆さんにどんな国づくりしていきたいのかということを語る前に、2枚目は「れいわ」でお願いしますとお願いしましたが、赤羽の皆さんには1枚目にお願いしたい人がいるんです。この人しかいないでしょう? 誰か知ってますか? 北区にお住まいの皆さん、そして足立区、板橋(区)、豊島(区)の一部の皆さんにお願いしたい。この人、国会に送らなくてどうするんですか? 選挙区で勝たせてください、この人を。1枚目の投票用紙、この人をお願いします。「池内さおり」さんです。池内さん、どうぞ、どうぞ。いきなり、どうぞ、どうぞ。

池内さおり:
いきなり? もう? ありがとうございます。5分? 5分。

山本太郎:
もう好きなように使ってください。

池内さおり:
えー? あ、もう突然マイクが回ってきまして、驚いてます。山本太郎さん、赤羽へようこそおいでいただきました。ありがとうございます。れいわ新選組の皆さん、本当に全国で統一候補作ろうと、お互いにご努力、お互いにご努力? 日本語、間違えました。互いに本当に努力を重ねてきました。全国で野党の統一の候補を勝ち上がらせて、そして、立憲野党でたくさん議席増やしましょう。自民党、公明党の議席を全国でどんどん削って、政権交代。



ここ東京12区は、私、池内さおり、れいわの皆さん、どうかこの大激戦を、東京12区で大きなお力をお貸しください。大激戦となってて、今、互角の戦いになっています。東京12区は、ご存じのように自民党・公明党連立の象徴とされている選挙区です。連日のようにまさにこの大臣がいっぱい入ってきて、先日は内閣総理大臣もこの選挙区に入りました。相手方も必死。全力投球で、この12区の議席を獲得しようと、まさに全力で今、お互いにぶつかり合っているところです。市民と野党の共闘、どうか最後まで拡げていただいて、31日は全く新しい政治の景色を、真っ黒黒塗りの自公政権を終わらせて、皆さんの声が届くカラフルな政治への第一歩、大きく切り拓いていきましょう。よろしくお願いを申し上げます。



そして、この選挙戦で私はすごく大きな希望を感じています。この間、国政選挙のテーマに初めてジェンダーが入りました。ジェンダー平等。各地で訴えていると、ジェンダーのテーマについて、男性たちが真剣に向き合い、また、たくさんのチラシを手に取っていただいて、ともに考え変えていきたいという意思表示をくださってます。これまで正直、ジェンダーのテーマは外で語るのが難しく、「まぁ、女の問題でしょ」、こんな風に受け取られてきたんですが、この選挙戦で多くの男性の皆さんがこのテーマに真剣に向き合ってくださる姿、私も本当に勇気をもらってるんです。

男女の賃金格差が大きくて、平均で240万円。一生涯40年間働けば1億円の格差になる。この格差を是正することを私たち、本当に前に進めたいと思ってるんですが、女性という属性を経済的に弱い立場にとどめおいて、誰かや何かに縋(すが)らなければ生きられない、この状態を作り出してることを性差別と呼びます。女性が自立できず自分の人生を切り拓けない、この現状を変えないといけない。一方で、男性の皆さんは長時間労働に苦しめられて、一家の大黒柱だからと弱音を吐けない夜もあったでしょう。子育てもっと参加したいと、そんな思いを噛み殺した日もあったと思うんです。男らしさのジェンダーロール、女らしさのジェンダーロール。誰も幸せにしないこのジェンダー規範について、私たちしっかり自分自身にも向き合いながらお互いに変化しながら、このジェンダー平等を前に進めていきたい。

私はここ東京12区から選択的(夫婦)別姓そして同性婚の実現、自公政権では逆立ちしたって無理。れいわ(新選組)の皆さん、立憲民主党、社民党、そして日本共産党、私たちだからこそ前に進むことが出来る。どうかどうか最後の最後まで希望ある政治、皆さんの声が届く、性差別も性暴力もない、地球温暖化にもしっかり向き合い、コロナ対策に全力、暮らしと命最優先になる政治をご一緒に切り拓いていきましょう。立憲野党で頑張ろう。私、池内さおりも(東京)12区で全力を尽くすことをお約束します。山本太郎さん、一緒に頑張りましょう。ありがとうございます。





山本太郎:
いや、いい演説だ。絶対この人、国会送るしかないよ。僕住んでる地域違うけど、危うく池内さおりって書きそうになるもんね、これ。絶対(国会に)送ってください。皆さん、ラッキーですよ。入れたい人に入れられる、託したい人がいる。それは素晴らしいことです。東京12区、北区、そして足立区、板橋区、豊島区の一部の皆さん、この人を送らなきゃ話が始まらない。多様性の象徴、池内さおり、池内さおりでございます。1枚目の投票用紙、どうか胸を張って「池内さおり」。隣近所の皆さんにも拡げていただきたい。圧倒的大差でこの人を勝たせてほしい。池内さおりでございました。

いやあ、楽しい。楽しいですね、こうやってコラボやるってね。来たかったんですよ、この街に。はい。本当に。ありがとう。(池内さおり:また来て、飲みに来て。)また来て言うた。飲みに来て? 来たい、もう。あの、しばらく禁酒してるんですよ、僕。1年半くらい。飲んでる場合じゃないなと思って。でも解禁するときは赤羽来ますよ。一緒に飲みましょう。ありがとうございます。ありがとうございます。

れいわ新選組代表山本太郎です。いや本当にね、皆さんのことを心から考えて、そしてこの国をどうしていったらいいのか、それに向き合っている政治家、いないわけじゃないんです、いるんです。そしてこの(東京)12区にもいる。だからこそ1枚目の投票用紙には「池内さおり」と書いていただきたい。間違いないです。損しない。あなたのことをしっかりと見守りながら国会の中でしっかりと戦ってくれる、汗を流してくれる。そんな候補者を皆さん、ご自身の地元に持っているこの誇り。必ず選挙区で勝たせてください。1枚目の投票用紙、「池内さおり」でございます。よろしくお願いします。いやあ、いい候補者の時は熱入るわ。ありがとうございます。

改めまして、れいわ新選組代表山本太郎でございます。れいわ新選組、聞いたことないなって方も大勢いらっしゃると思います。一体れいわ新選組とは何か? ということから簡単にお話していきます。たった2議席しかない国政政党だ。そのように冒頭に申し上げました。元々山本太郎自身、2013年の参議院選挙、東京から国会に送っていただきました。参議院議員の任期は6年間。そのキャリアの中で、小沢一郎さん、小沢一郎さんと行動をともにして参りましたが、1人で最後の1年間、旗揚げをしたのが政治団体れいわ新選組でした。その2019年の夏の参議院選挙で2議席を獲得した。そして国政政党となったのが、れいわ新選組でございます。

2議席のうちのひとつの議席、重度障害者、木村英子。そしてもうひとつの議席をALS難病患者の舩後靖彦。この2名が国会議員を務めているのがれいわ新選組です。「山本太郎さんさ、国会に障害者とか他にも難病患者を送るって、ちょっといい加減にしなきゃダメですよ、あなた。おふざけが過ぎます」、そういうことをいただくこともあります。そういうお言葉、頂戴することもあります。でも一切ふざけておりません。誰しもが寝たきりになるリスクありますよ。高齢化が加速する中、日本の中では誰もが寝たきりというのは自分ごと。高齢化と関係ないにしても、自分自身が何かのアクシデントに巻き込まれて寝たきりという状況、実際にあるかもしれません。でも自分自身が今、この日本という国の中で寝たきりになってしまったら、胸張って生きていける社会、私はまだ存在してないと思うんですね。寝たきりになったとしても、「社会のお荷物になった」「家族に迷惑をかけている」、そんな風に自分を責めながら残りの人生を生きていくなんて地獄ですよね? それを変えられるのは政治しかない。そうであるならばこの日本の中で、高齢化社会については語られど、寝たきりになってからは一切ビジョンがない。そういった国の政治のその先頭に、ある意味、れいわ新選組の寝たきり界のトップランナーのお2人が、その議論の先頭に立つ、これ非常に重要な私たちの役割を果たさなければならないという自負がございます。ありがとうございます。

そのようなれいわ新選組、そこで代表を務めている山本太郎。今回の選挙では比例。2枚目の投票用紙に「れいわ」と書いていただかなければ国会に行けません。どうか山本太郎という、与党からも一部野党からも煙たがられるような存在。空気を読まない、「いい加減にしろ」と言われるような存在。ある意味で国会の中に緊張感を生み出すような存在を、どうか国会に送り返していただきたい。2枚目の投票用紙、比例には、どうか「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」とお書きください、よろしくお願い致します。ありがとうございます。

「なるほど、れいわ新選組とはそういうグループでしたか。ところでれいわ新選組さんは、どのような国をつくりたいんですか? どういう政策を訴えてるんですか?」そのパートに移っていきたいと思います。私たちれいわ新選組が目指している国、それは「何があっても心配するな。あなたには国がついている。」、私たちはそういう国を皆さんと一緒につくっていきたいと考えております。だって不安しかないじゃないですか? 将来に。「バラ色だ、この先、一切問題がない約束がある」って考えてらっしゃる方、どれくらいいらっしゃいます? ほとんど、おそらくいらっしゃらないですね。何かしらかの不安、将来にあるはずです。それどころか不安しかない、そういう方々もどんどん増えていってる。この不安の種を、私は政治によって取り除いていくことが出来る。この国に今までなかったもの、それは何か? 徹底した公助ですよ。たとえ躓(つまづ)いたとしても、躓く前に、逆に言えば国から行政から手を差し伸べてくれる、そういうような国であるならば、生きていることが怖くない。そういう国ならば、一人ひとりが持っている力、ポテンシャルは最大限発揮されるはずですよ。それほど強い国はない。私はそう考えます。だからこそ、私たちがつくっていきたいのは、「何があっても心配するな。」、そのような国をみんなでつくっていきましょう。そういう国づくりを目指しております。



あまりにもひどい政治が続き過ぎてるんですね。これね、もう皆さん重々ご存じのことなので多くは言いません。けれども一番わかりやすいところで言うと、25年不景気が続く国って日本しかないんですよ。25年不況が続く、つまりはデフレから脱却できない。社会にお金が回っておりません。みんなの所得がどんどん減っていきます。生活も地盤沈下しまして、格差が開いていってるんです。それが25年続く国、先進国の中にも一国もありません、日本だけ。つまりは何かというと、どんだけの経済音痴が国、回してるんですか? って話なんですよ。そんなマヌケは一刻も早くクビにしなきゃダメなんですね。そのチャンスがこの衆議院選挙でございます。あまりにもあり得ない。25年、どうしてこの国がこんなに衰退していったのか? 国が衰退するには理由がある。その国に生きる人々の一人ひとりの力が失われていくからこそ国は衰退する、当然のことです。じゃあ、どのようなことをもって皆さんの力が奪われてきたのか? 政治による間違い。ひとつ、税金の取り方を歪め続けたこと。そしてもうひとつ、労働環境を破壊し続けてきたこと。この大きな2つがこの国の衰退、人々の生活が地盤沈下した、私は原因だと考えています。

じゃあ今、挙げた2つ。歪めた税金、そして労働環境の破壊、この2つには特徴があります。何か? 資本家や大企業にとってのコストと考えられるものなんですよ。大企業にとってのコストは何ですか? 自分たちで払う税金です。もうひとつあります。働くあなたです。じゃあ、税金が、自分たちが安くなるように政治を動かす。そして働くあなた、あなたを安い労働の部品として使えるように労働環境を破壊する。企業にとっての2つのコストを次々に削減していくことを実現したのが今の政治。それが25年以上続いたら国はどうなるか? 壊れます。どれくらい壊れていたか? コロナ前を見たらわかる。一人暮らしの女性3人に1人が貧困、コロナの前。子どもたちの7人に1人が貧困、これがコロナの前。そこにコロナがやって来た。

でも政治の場で語られることは何か? 「コロナで皆さま、お困りでございましょう? そこにしっかりと私たちは新政策を打って参りたい、そう思っております。」何をのんきなこと言ってんだよって。コロナの前から大変だったって、どこ行っちゃったんですか? 世界広しと言えども、どの国もコロナで困ってることは同じです。日本も一緒。でも日本だけ違う。25年の不景気の中にコロナがやって来た、ダブルパンチ。つまりは徹底した国による財政出動によって、みんなの生活支えていかなきゃダメなんです。それをしなかったらどうなるか? 事業者が倒れます。失業者が生まれます。自殺率上がります。社会が壊れます。リーマンショックのときに経験しましたよね。その100倍。その100倍以上のものが現在であると政治も認めてるならば、徹底的に国がやらなきゃいけないんです。

一方で国はどうしてるか? 2020年度補正予算。1年間の予算がございますけれども、足りないときには補正として継ぎ足していきます。この補正予算30兆円余らせたってことです。30兆円余らせたとはつまり、事業者救えるはずの30兆円使わなかった。人々の生活を底上げし、困ってる人たちを助けるための30兆円使わなかった。血も涙もないですね。一方で世界に目を向けてみたら何が起こってるか? アメリカ600兆円使ってます。600兆円ですよ。徹底的にお金回します。5回の現金給付します。5回。結果どうなった? コロナの前よりも景気良くなった。スタバの時給が1900円になった。お金を社会にしっかりと回していきながら、一人ひとりの賃金も上がっていくっていう状態になってってる。これまともな経済政策ですよ。日本は「補正予算30兆円余らせました。」みたいなドヤ顔してる場合かって話なんですよ。やり方間違ってるってことなんですよ。

この徹底的にお金を出すということはアメリカのみならず先進国、自国通貨、日本で言えば円、アメリカでいえばドル、イギリスでいえばポンド。自国通貨を持つ国々は当然、財源が足らなければお金の量を増やせます。もちろん無限ではない。インフレ率というものを上限にお金を増やしていきながら、社会に回っていないお金をどんどん刷っていく、渡していく。それによって事業者倒さず、失業者生まず、そして絶望を感じて命を絶つ人たちを減らしていくっていう、社会を守るための政策が打たれてる。結果どうなったか? 日本と世界とでは大きく差ができました。何か? 先進国、積極的に財政出動、お金を出しながら人々に希望を与え続けるような国々はどうなってるか? 自殺者がコロナ前よりも減ってる。イギリス、アメリカ、カナダ。日本は? コロナ前より増えちゃってんですよ。国がやる政策、それによって社会が壊れるか、それとも守れるかが決まる。

考えてみて。赤羽でひとつの事業者が倒れました。何が起こりますか? それまで事業者が回してきたお金、仕事、ゼロになりますよ。その事業者が雇っていた従業員、給料を失いますよ。その従業員が地元に帰って、その周辺で使ってたお金もゼロになります。それが赤羽だけではなく、さらにそのエリアが拡がったらどうなりますか? 関東全体、日本全体。当然、社会壊れていきますよ。それを防ぐために各国、大胆にお金を回してってる。社会が壊れてから手当てをしようと思っても莫大な費用がかかる。時間もかかる。そして人の命が失われる。

一番効率がいいのは、一番コストが安く済むのは、徹底的に壊れる前に国がお金を流し込んで、みんなを支えていくこと。当たり前のことじゃないですか。それもやれないような人間たちが今の政治の場にいるならば、これ交代していただくしかないんですよ。25年この国を衰退させた上に、この緊急時においても役に立たない者たち、追い出すしかないんですよ。それができるのが選挙、皆さんがそれを決められるオーナー、この国の最高権力者。でもね、これね、いつも資本家との戦いで負けちゃうんですよ。資本家と呼ばれる方々、自民党のバックボーン。主に言うならば経団連。日本経済団体連合会、経団連。大企業2000社以上連なるような連合体。彼らは事実上、組織票や企業献金で自分たちの子飼いをたくさん作ってる。その人数が議会の中に半分以上になれば何が起こるか? どんなルールも作れてどんなルールだって変えられるって。それによってどうなった? 派遣の幅は拡がり、そしてより改悪は続けられ、非正規が増えて、そればかりでなく海外からの労働者も大量に入れられるような入管法が2017年にも決まってしまう。皆さんのことは目の中に入ってない。より安い労働者を大量に作れと政治に命令をしながら、飼い主たちが議会の中にいる子分たちに命令をしていく。それによって壊されたんですよ、この国。1997年、消費税が5%に上がったときですね。そこから2018年までの間を見てみると、これは財務省の資料ですね、法人企業統計見てみると、企業の売り上げほとんど変わってないんですよ、この間。ほとんど売り上げ変わってない。なのに経常利益3倍なんです。そればかりでなく、株主の配当6倍になってんです。「ちょっと待って、売り上げほとんど変わってないのにさ、どうやって経常利益3倍にして株主配当6倍にするの? 」話は簡単なんですよ。あなたの賃金削り続けてるんです。賃金を削る、えぐるように削りながら、そして未来への投資、設備投資も削って、それを株主に献上し続けるような政治が出来上がっちゃってる。これ変えていかないことには、もうごめんなさい、真っ昼間の赤羽で汚い言葉使います。ケツの毛まで抜かれます、本当に。これなんとかしなきゃいけない。これは政治でなんとかできる。50%の投票を諦めた方々と力を合わせていきながら、この一部の者たちだけにコントロールされる社会、25年の不況。これを作り出した戦犯たち、そしてここにコロナが来てるということも気づけていない、ダブルパンチからみんなをどう救うかという気概もない人間たちには、一刻も早く政治の場から退場していただくしかない。

そのための受け皿あるんですか? よく聞かれますよ。あるよ。今回、野党が共闘しております。立憲民主党、共産党、他にも社民党、私たちれいわ新選組。「そんなの野合じゃないか、考え方が違うのにそんなもの一緒になるなんて、選挙目当てじゃないか」って。自民党、公明党にそんなこと言われたくないですよ。水と油ってあなたたちのことじゃないですか。金と権力だけで繋がってんでしょ? こっちは違うんだよ、人々の命を預かってんだってことですよ。この国の壊れ方に、これにブレーキかけなきゃいけないってことでひとつになったんだ。これが実現すれば一体何が起こるか? コロナがあまりにもひどい対策でした。感染症対策の基本のキもとられない。事実上ノーガード戦法、自己責任でよろしく。それによってどうなった? 医療は崩壊、保健所パンク。そればかりでなく感染者は自宅に放置された、13万5000人。医療にかかれず、命を奪われる。もう完全に壊れちゃってんですよ。こういうことで「第5波をなんとか乗り越えた。」なんとか乗り越えたんじゃないよ、それ。なんとか乗り越えたんじゃない。けれどもこの9月の終わりに行われたコロナ対策本部、政府のやつですね、ここではっきりしたことがある。今後の方針、発表された。取り組みが発表された。今後の取り組みの中には、以前にあった方針が抜け落ちてんですよ。なんだと思います? 検査の拡大、そればかりか、感染拡大の防止。この2本、この2つの項目、その方針消えちゃってんですよ。つまりは何かっつったら、引き続きさらに自己責任拡大なんですよ。感染拡大容認。こんなことされちゃったら、また医療パンクしますよ。医療従事者、ただでさえ、もうこれ以上耐えられる状況にありません。コロナ以外にかかってる人たちも病院かかれないってことが、もう一度、第6波のときにやって来ちゃう。

今、やるべきことは何か? もちろんこの医療従事者に対して、今、資格はあるけど現場にはいないというような方々にお声掛けをしていく、リクルートをしていく。他にも保健所に対してしっかりと予算や人員を拡大していくことも必要ですけど、検査も拡大していかなければならない。全国のどこのコンビニでもタダで検査を受けられる。そういう状態にして、1週間の中で2回でも3回でも、今、自分はかかってませんねってことをみんなが確認できる。その検査結果も、国も行政も把握しているってような状態にしていく。そうすれば誰がコロナにかかってるか、かかってないか、はっきり分けられるんですよね。一番必要なことは何かっつったら、コロナにかかってる、かかってない、これをはっきりと分ける必要があるんです。全人口のうちでひと握りしかいませんよ、感染者。このひと握りをはっきりと捕捉しないために、いつまでもズルズルズルズルこんな状態続けてるんです。であるならば、このひと握りをしっかりと捕捉していく。捕捉したコロナにかかってる人たちは、経済的に保護しながら隔離していく。それ以外の感染してない人たちは経済を生活を送っていく。当たり前の、感染してる、感染してない、まずここを分けられるだけの体制を、今のうち作る必要ありますよね?

自民党のままだったら無理ですよ。自民党のままだったら「どうぞお勝手に」ですから。何言ってんですか? コロナという災害の中で事実上放棄ですよ。これをくいとめる為にも野党側が多数派を占める必要がある。徹底したコロナの対策。そして自民党では行われなかった事業者の手当て、しっかりやっていく。そして生活者への手当、しっかりやっていく。それができるのは野党の固まりしかないでしょ? どうか野党側に力を持たせていただきたい。政権交代起こるような力を貸していただきたい。そして何よりも日本経済考えたときに、消費税5%になるんですからね、これ。大きいですよ。中小企業が息を吹き返す。そのための経済政策も含まれているのが野党の共闘でございます。もちろん、その先の消費税廃止まで、私たちれいわ新選組、力を尽くしていきたいと思います。



ここはひとつ、この国のオーナー、この国の最高権力者の皆さんのお力をぜひ集めていただいて、どうか最後の最後まで諦めず、周りの方に電話をしていただきたい。特に、もう既に政治の話が大好きな方と語り合ったとしても、これなかなか投票先変えてくれたりしません。ある意味で時間の無駄になってしまいます。「全く興味ない」「どうでもいい」、そこにアプローチしていただきたいんですよ。そこにアプローチしていただきたい。1枚目の投票用紙はどうか、東京12区「池内さおり」そう書いていただけるように、さらに拡げていただきたい。そしてできれば、2枚目の投票用紙に「れいわ」と書いていただけると、山本太郎も危ないところでございますので。厄介な人間を1人でも国会に送っていただきたい。緊張感を生み出すためにもどうかお力を貸していただきたい。2枚目の投票用紙は「れいわ」、ひらがなで「れいわ」。「れいわ」はどうも受け付けない、そういう方には2枚目の投票用紙、別の党、「共産(党)」でも結構でございますよ。私たち幅広く、皆さんのお好みに合わせていろんな選択肢があるという、こんなバラエティー富んだものありませんよね? 自民党か公明党かくらいの狭いとこじゃないです、もっと広いんですよ。バラエティーに富んだ選択肢を用意しているのが、野党の共闘でございます。その中でもできれば1枚目の投票用紙には「池内さおり」、2枚目にはひらがな3文字「れいわ」で、どうかよろしくお願い致します。ありがとうございました。

聴衆:
年金問題、言ってないぞ。

山本太郎:
あ、年金の問題? あのね、年金って積立金が結構あるんですよね。だいたい200兆円くらいあるんです。で、これは私、崩していっていいと思うんです。世界で見ていったらこれだけ、ある意味4年分の年金、これ積み立ててる国って日本くらいなんですよ。つまりは、今すぐに年金が少な過ぎて生活立ち行かないって人たちに対しては、ここを崩した上で私は渡していっていいと思うんです。上乗せしていくってこと。で、当然、ここに関してはいろんな議論があると思います。「それ崩したら未来はどうなるんだ?」いろんな話があると思いますけど、私たちの経済政策としては、このコロナ禍、そして25年のデフレという中にいるときには、大胆な国債発行を訴えています。「国債発行っつったらそれ借金が増えるってやつだろう?」っていう誤解がありますけど、テレビ・新聞、本当のこと言いません。これは事実ではありません。「政府の借金は、みんなの借金ですよ」って池上(彰)さんも言ってますね。あれ池上さんも訳わかってません。本当のところは何なのか? っていうと、政府の借金は皆さんの借金ではないんです。その説明、簡単にしますね。

逆に言ったら何かっていったら、年金足らない人たち、それでは生活立ち行かないよっていう方々に対しても、積み立てを崩すってやり方もあるけれども。逆に言ったら国債発行で上乗せしていくってこともデフレ下、景気がちゃんとインフレっていうところに踏み込まないまでの間は、それで私はやっていける、そう考えてます。で、話戻りますね。国債イコールみんなの借金じゃないっていう話をしたいと思います。先ほど言いました、日本には円があります。自国通貨です。アメリカにはドルがあり、イギリスにはポンドがある。自分の国の通貨を持つ、しかも変動相場制。固定相場ではなく変動相場制の中にあるそういった自分の国の通貨を持つ、そういう国は財源が足らないというときには自分たちのお金を増やせます。当たり前です。よそから借りてくるわけじゃない、自分たちで増やせるってこと。もちろん無限にはできませんよ。そんなおとぎ話みたいな話ありませんから。その上限は何なんですかっていうと、これはインフレ率です。金額関係ない。「でも1000兆円もの借金、みんなで背負ってるじゃないか。」って方いらっしゃるんですけど、そういう話じゃないんです。簡単に言うと、政府の借金と呼ばれるものの正体は何なのかっていうと、過去に1000兆円という通貨を、お金を、社会に供給致しましたという足跡に過ぎないということ。政府は借金という体(てい)を使って、皆さんに社会にお金を供給する役割がある。ただそれだけ。「政府の借金、それはけしからん。」ということになったら、じゃあ一旦、政府から借金という形で社会にお金を供給するのやめます。多くの方々が言われる「1000兆円の借金けしからん」というんだったら、じゃあこれを全部返すことにしましょうかという話になった場合、何が起こるか? 当然、1000兆円のお金を皆さんから回収するんであるならば、社会からお金消えるんですよ。つまりは何か? この社会にお金がどうやって出現するんですか? って話になるんです。政府が借金という体(てい)を取りながら社会に通貨を供給する、そのための手段が借金という体(てい)。あなたのおうちの借金と国の政府の借金、これ同じように考えちゃダメなんですよ。だって、皆さんのおうちではお金作れませんよね? 作ってる人います? コツコツと。コピー機とか使いながら。いらっしゃらないですね? 一応、建前上は。一方で国はお金作れます。当たり前です。国が作ったお金を皆さん使ってらっしゃる。通貨を使用する側と、通貨を製造する側、全然主体が違いますね? それを同じように語ること自体がおかしいんです。間違ってるんです。で、話戻ります。例えば今の話で言うと、政府の借金とか借金でないとかっていうところの整理を一番簡単にするためには、普通一般社会の中で借金、そう呼ばれるものには資産として持たれてる方いらっしゃいます。誰かの借金は誰かの資産だよね? 誰かの赤字と呼ばれるものは誰かの黒字だよね? 裏表の関係ですよね? ただただ借金がある、そういう話じゃない。それを資産として持ってる者がいる。それだけのことです。で、話戻ると、政府の赤字は誰の黒字ですか? 政府の借金と呼ばれるものは誰の資産ですか? 答えは簡単で、民間の黒字、民間の資産です。一番簡単な例で言います。2020年、現金の給付が行われた。10万円です。13兆円という赤字を国が作り出し、13兆円という黒字が皆さん、こういう関係性。誰かの赤字は誰かの黒字、こういう関係性なんです。逆に言えば政府が赤字を出さないということになったら、社会に流通する、供給されるお金の量、減ってしまいますよ。お金を増やしたり、そして減らしたり、そういう供給したりしなかったり、供給したり徴収したり、世の中にお金を生み出したり消したりということが国の、これ、やれることなんですよね。話戻ると何か? 自国通貨を持つ国々、そういう国は自分たちの財源、必要なときにはそれが増やせる。当たり前です。「でもそんなことやり過ぎたらギリシャみたいになるだろう?」って言われる方は嘘つきか、わかってないかどっちかです。どうしてか? ギリシャは自国通貨持ってない。ドラクマといわれる通貨を持ってたけれども、ユーロに入るときに捨てた。つまり通貨の独自性、それを捨ててユーロに入った。じゃあ今のギリシャがお金を調達する、増やそうと思ったらどうしたらいいか? っていったら、リアルに借金するしかないんですよ。日本やアメリカやそういった国々とは全く違う。2003年に財務省も認めてます。何か? 自国通貨国債のデフォルトはあり得ないっていうこと。自国通貨建て国債のデフォルトはあり得ない。

何か? 自分たちの通貨で、もしもこれが返さなきゃいけないってことだったら刷りゃいいだろって。それだけのことなんですよ。どうやってこれ破綻するんですか? ハイパーインフレ、どうやってなるんですか? って。そういう話を財務省自身が財務省のホームページの中に2003年の、自分たちの記述がしっかり残ってる。つまりは何かっていうと、今、このような状況、コロナ。そして25年のデフレから脱却できず、多くの人々を貧しくしたという状況の中で、財源は税だみたいな話になったら国、壊れます。というよりも人、死にます。今、大胆な手当を。25年奪われ続けてきたものをみんなに還元していきながら、皆さんの生活をしっかりと支えていけるようなことをどんどんしていかなきゃいけない。

で、インフレ率が上限と言いました。政府債務、政府の借金いくらまでしていいんですか? 金額は関係ございません。上限となるものはインフレです。お金が紙くずになったら困るでしょ? だからインフレ率でちゃんとそれは管理されなければならない。日本の中でいうんだったら、インフレ率何%までですか? 日銀と政府が決めた平成25年の共同声明では、インフレ率2%。2%が上限だよ。そういうことなんです。どうしてインフレ2%が上限なんですか? インフレ2%程度に毎年成長していっているのが世界各国。日本は成長どころかマイナス成長、ゼロ成長、25年の不景気ですから。最低限、世界並みに国を成長させていくためには、毎年2%の成長が見込めるだけのお金を増やし、投資をしていこうという話。

じゃ、1年で2%のインフレ、いくらまでお金出せますか? それを参議院調査情報担当室、国の機関ですよ、参議院ですよ。計量シミュレーションでやってもらった。試算を出してもらった。例えばですけれども、1人頭10万円みんなに配りますっていうことをやったら、国は破綻するんですか? ハイパーインフレになるんですか? そういう計算をしてもらった。インフレ率はどこまでいくんでしょうか。赤ちゃんからお年寄りまで生きているということを条件に、毎月10万円配ります。1年間の予算とは全く別にそれをやると、国債発行で年間144兆円かかります。これどうなると思います? 皆さん。破綻するかな? その答えを出してくれたのが参議院の計量シミュレーション。その結果、わかったことがあります。何か? 1年目インフレ率1.2%、2年目インフレ率1.4%、3年目インフレ率1.8%、これが最も高いピーク。翌年はインフレ率1.7%。4年連続でやったとしてもこれは2%さえ超えない。つまりはハイパーインフレなんてならないし、財政破綻なんて話にならない。

つまりはこの国には力がある。供給力がある。それだけのお金を出せる力がまだ日本にはある。今、その力を使うべきときじゃないの? その力があれば何ができる? 数々のことできますよ。これまで25年の不景気で壊されてきた皆さんの生活の地盤をもう一度立て直すことができる。「消費税26兆円? チャラにしたらいいじゃないかよ。」そりゃそうですよ。でもこれは恒久的にやっていかなきゃいけないことですから、当然、先々に法人税、これは累進税化。金持ちに対しても負担を多くしてもらうというような、税の真っ当な取り方っていうものを作る必要がある。けれどもこの緊急的に数年間は私たちは国債発行でやっていけると思ってます。



他にも大学、大学院まで教育費無料。今から4兆円出せばそれができる。それだけじゃない、奨学金。国がやってるサラ金ですよ。580万人が首締まっている。「少子化が問題です」、そう言いながらこういうことをやってるわけだから。そこで9兆円の債務、これは国が買い取ります。それだけじゃない、他にもやることいっぱいある。子ども手当、倍にしようよ。3万円? だって少子化が問題なんでしょ? 3万円にしたらかかる費用、年間で4.5兆円ほど。他にも、介護・保育。この人たちに全産業平均、全産業平均で100万円低いという給料をまともにあげよう。そうすれば1人10万円、これ給料アップしていくためには、年間で3.7兆円ほど。全然やれることまだまだありますよ。家賃補助も出していこう。公共事業も必要です。どうしてか? これだけ災害がある中で、これまで公共事業、数十年の間に予算半分になっちゃったんですよ。それによって何が起こってる? 橋が落ちたり、トンネル崩落したり、災害のときにも手が回らなかったり。公共投資、公共事業に対しても必要な部分は出していこう。

何よりもこの状況の中で、エネルギーの転換していく必要あるわけでしょ? 国が大胆に投資しなくてどうするんですか。だって原発は続けられないですよ。すぐにでもやめなきゃいけない。どうしてか? 大きな地震がやって来るから。政府の予測でも30年の間に8割の確率で大きな地震やって来る。首都圏直下。どれくらいのレベルでやって来る? ってむちゃくちゃでかいものですよ。この首都圏直下がもしも起こった場合に、20年間の経済的損失700兆円っていうんですよ。だからもうほとんど首都壊滅に近い状態、起こるんじゃないの。他にも南海トラフ、南海トラフっつったら、かなりの範囲ですよね? 20年間の経済的損失1400兆円ですよ。原発なんて続けられる?  東電原発の1カ所、福島の1カ所だけで先日は大変なことになってたけど、もしもそういった大きな、大規模な地震が来たときには複数カ所、大きな地震とともに複数カ所の原発がメルトスルー、メルトダウンというような状況になり得るってことです。一刻も早く燃料を抜くしかない。段階的に?  冗談じゃない。人々の生命財産を守るというならば、一刻も早く燃料を抜かなきゃいけない。即時禁止しかないんですね。30年の間に8割の確率でやって来ると言われるけど、その時間軸は1年後かもしれないし、29年後かもわからないっていうような感じなんですよ。だとするなら、一刻も早くするしかない。そのためには原発立地帯に対してしっかりと補助金は継続されるべき。札束で顔をはたかれながら、都会の電力のためにそのリスクを受けてくださった。それを考えるならば、当然、それは継続し続ける必要がある。そして産業の転換、そして数々の国側からの提案も数々していかなければならない、そう思ってます。一刻も早くエネルギーの転換をしていくのであるならば、その他にも国がしっかりと投資をしていく。やらなきゃいけないこといっぱいあるんですよ、この国には。そのためには財源が必要。いいことだけ言ったってしょうがないでしょ。そのためにはお金が必要になる。税収だけではそんなものとてもできる話じゃない。この国の財源として、世界の今、財源として考えられているのは国債発行、通貨発行。ただし上限はある。インフレをしっかりと制御していく、守っていく。この国では2%。その中で考えるならば年間の145兆円、それくらいの投資っていうものは、この国を破綻、ハイパーインフレになったりとか、経済破綻が訪れるっていうことや、なんだろうな、発火するような原因にはならない。当たり前の話なんです。国の試算がそうなってる。だとするならばやるべき。

あまりにもちょっと今まで聞いてたことと全然違うから、戸惑い過ぎてわけわかんないって方もいらっしゃると思います。れいわ新選組のホームページをご覧いただくと「れいわニューディール」、私たちの政策にたどり着きます。ぜひそこでも財源、財源について私たちがわかりやすく説明してますので、そちらのほうも併せてご覧いただければと思います。世界はもう既にやってる、社会が壊れないように、徹底的にお金を出していくこと。躊躇したらダメなんですよ。その間にも人の命は失われる。一刻も早く皆さんのための政治、本当にこの国の未来を見据えた政治が行われるように、資本家たち、ひと握りの人間たちからこの国のコントロール権を、この国のオーナーの皆さんに取り戻していただきたい。その先頭に立つのが立憲野党。その中でもどうかマニアックな方にはれいわ新選組。2枚目の、2枚目の投票用紙には通の方には「れいわ新選組」とお書きいただきたい。ひらがな3文字「れいわ」で結構です。ありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。あっ、1枚目は「池内さおり」ですよ。ありがとうございます。





インフォメーションするの忘れてました、すいません。財源の話してほっとした、すいません。インフォメーションですね、えっとですね、すいません。なかなかテレビ・新聞、私たちれいわ新選組を取り上げてくださいません。で、選挙が始まれば、一応、国政政党ってことでちょっと帳尻合わせに放送とかしてくれるんですけど、1年半ほとんど干されてました。その状況の中で、れいわ新選組と言われてもピンとこない方々多いと思います。もし皆さんのおうちの壁に私たちのポスターを貼っていただければ、知らない人でも「えっ? こんな選択肢あるんだね」ということを知っていただけるかもしれません。なので、ぜひおうちに壁がある方で、そのポスター貼ってあげるよって方いらっしゃいましたら、私の立っている左側、皆さんから見たら逆サイドになるかもしれません。あちらのほうでポスターのほう、お受け取りいただきたいと思います。「そんなポスター貼ったら、隣近所に何言われるかわからんわ」そういう方もいらっしゃると思いますけど、貼られた方からそのようなお話は聞いておりません。このポスターを貼ることによってややこしい訪問販売などの数が減った、そういうような声は聞いております。ありがとうございます。他にもですね、私たちLINEの公式アカウントございます。ぜひ友だち登録のほうをしていただければ幸いです。あともうひとつ、ボランティア登録、もししていただけたら助かります。これは究極はボランティアする、しない、どっちでもいいです。どうして登録をしていただきたいかということなんですけど。この選挙のときの街頭宣伝はあまり違いますが、普段私がやっている街頭宣伝はだいたい1カ所3時間くらい。で、皆さんから質問をいただいたことに対してお答えをしていくというスタイルでやってるんですね、全国回ってます。

なので、ちょっと疑問に思ったなということがあったりすると、直接、物言えるんですよ。「ちょっと待って、物言わして」って。「このことどう思うの?」とか、「これはどうなの?」ってことを直接聞いていただける。そして皆さんとコミュニケーションをしていきながら、私の知らないところは皆さんに教えていただいたりとか。いろんなコミュニケーションしていきながら、私たちの政策に繋がっていくというような全国街宣をずっと行ってる政党がれいわ新選組なんですね。で、このボランティア登録をしていただくと、今度ここで街宣やりますよ、お手伝いいただけませんか? という趣旨の皆さんにお知らせが行くんですが、究極は別に手伝わなくてもいい。その情報をもと元にその街宣の会場で話を聞いてみるとか、逆に質問直接してみようとか、友達を連れて聞いてみようとか、そういう風な情報を得るための道具として、ぜひボランティア登録のほうもよろしくお願い致します。で、私たちボランティアセンターというものも構えております。新宿西口、南口、それぞれ徒歩5分のところにボランティアセンターを置かしていただいております。詳しい場所についてはあちらの机のほうでも受け付けておりますし、他にもれいわ新選組ホームページからも場所を確認いただけます。で、皆さんにお願いがあります。おうちにいながらできることございます。「もしもし。」電話ですね。電話によって、全国どこからでも2枚目の投票用紙はひらがな3文字「れいわ」と書いていただける。その活動を1票でも多く積み上げることによりまして、山本太郎のような空気を読まない人間を、国会の中に緊張感を生み出してしまうような人間を増やしていくことができます。どうかそのような活動、あなたの電話で拡げていただければ幸いです。ありがとうございます。

で、最後になんですけど、皆さんの中でお金持ちいらっしゃらないですか?「もう金が余ってしょうがなくてね」みたいな。そういう方いらっしゃらない? まぁ、あまり聞いたことないですけどね、そういう話は。いらっしゃらない? あ、何が言いたかったかってことなんですけど、1人立候補するだけでも600万円ですよ。これ入場料のみで、選挙に立候補するのに入場料、「出たいのか? じゃあ入場料をまず払ってもらおうか」「おいくらですか? 」「600万です」そういう世界なんです。今回、私たち21人の立候補者がいるんです、山本太郎含めて。いくら掛かりますか?っつったら1億3000万近く掛かる。こんなの普通の人無理ですよ。いくら気持ちはあっても、行動力があったとしても、まずそこでつまずいちゃう。だって入場料だけじゃないもん、掛かるの。入場料を含めて1人当たり1000万〜1500万くらいないと、まともに選挙、形になりませんよ。まともに普通に選挙できません。こんな悪いルール、これは壊していかなければならないんですけど、今のところはこれね、向こう側の土俵に乗っかって戦うしかないんです。で、何が言いたいか? ってことなんですけど、皆さんの中にお金持ちいらっしゃったら、ぜひ私たちに力を貸していただきたいと言おうとしたんですけれども、今のところ、どうやら該当者なしということでですね。すいません。いいんですよ、問題ないんです。そらそうですよ。25年の不況にコロナで大金持ちってそんな、ここ来ませんよ。JR使ってませんから、そういう人。ね? じゃあ、逆に皆さんの中でお金持ちのお友達がいて、やたら財布の紐が緩いんだっていうような話とかは聞いたことないですか? その話もない? わかりました、ありがとうございます。じゃあ、しょうがないです。はい。というわけで終わりたいと思います。あ、違う。そういうことじゃなかった。そういう情報はないけれども、「ワンコインだったらお前を応援してやるよ。なんか活きがいいな、れいわ新選組。」「なんかやらかしそうだなお前たち。お前たちワンコインだったら応援してやるぞ。」というようなですね、方がいらっしゃいましたらぜひお願い致します。ギリギリでヒイヒイ言いながら、私たち戦っております。もしそういうご親切な方いらっしゃいましたら、そちらのほうの机のほうでお願い致します。

で、普段はツーショット写真一緒に撮りませんか? っていうことを呼びかける場面なんですけど、山本太郎のマイクが長過ぎて、その時間が終わってしまいました。なのでこれから山本太郎が順番にですね、こちら側から目線を送るという形をしますので、皆さん勝手に写真撮っていただきたいんです。どうぞご勝手に。どの方でも結構です。山本太郎ほぼ肖像権ございませんので、できれば撮っていただいた写真をネット上に上げていただく、そういうことをしていただくと助かります。で、上げる際にはお願いがあるんですよ。メッセージ添えていただきたいんです。で、メッセージの内容はあなたの思ったままで結構。山本太郎にとってマイナスになるメッセージでも大歓迎です。ええ。これ狙いは何か? っていうと、社会を変えたいのに世間の中では政治の話がしづらい。こういう空気変えていかなきゃどうにもなんないんですね。なので、あなたが何かもう本当に軽い気持ちでいいのでSNS上に投稿をしていただくと、繋がりのある方々が「あれ? 政治ってなんかこんな簡単にものを言っていいものなの? 」みたいなことから空気が少し緩んでいく。そういうことをですね、みんなでやっていけば、世の中が変わっていく速度っていうのにも何かしら変化があるかもしれません。そんなことに使っていただければと思います。

というわけで、皆さんわかってますね? 東京12区、北区にお住まいの皆さん、そして足立区の一部、板橋区の一部、豊島区の一部の皆さんは、東京12区でございます。1枚目の投票用紙、良かったですね。鼻をつまんで投票しなくてもいい。ね、喜び勇んでこの人に投票できる。1枚目の投票用紙は「池内さおり」でどうかよろしくお願い致します。はい、ありがとうございます。そして、既存の政治というものに嫌気がさして、何かしら国会の中にミサイルみたいな奴撃ち込めないかな、弓矢のような奴、なんか撃ち込めないかなと思ってる、そういう通なあなた。どうか2枚目の投票用紙、ひらがな3文字で「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」。あなたが「れいわ」と書いてくださることによって、そして周りのお友達の皆さんが「れいわ」と書いてくださることによって、国会で一番ややこしいと呼ばれる問題児、山本太郎を国会に送ることになります。どうかお力貸してください。ありがとうございました。ありがとうございました。長時間にわたり失礼を致しました。ありがとうございました。










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記事 [政治・選挙・NHK283] 石原兄弟は揃って「討ち死に」も。予測つかぬ衆院選“激戦区”の行方  高野孟(まぐまぐニュース)
石原兄弟は揃って「討ち死に」も。予測つかぬ衆院選“激戦区”の行方
https://www.mag2.com/p/news/516249
2021.10.26 高野孟『高野孟のTHE JOURNAL』 まぐまぐニュース



史上初めて「野党共闘」が現実のものとなり、多くの選挙区で野党候補の一本化が実現した第49回衆議院議員総選挙。31日の投開票を控え全国で激しい戦いが繰り広げられていますが、識者はその行方をどのように読むのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、当選挙の見所を挙げその各々について詳細に解説。さらに「次世代のリーダー」の具体的な名を記しています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年10月25日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

野党共闘の効果で自公は辛うじて過半数維持程度か?/しかし接戦区が多くまだまだ分からない最終盤

公示直前になって立憲民主党と共産党を軸とする5野党共闘態勢がかなり進展したため、289の小選挙区のうち74%に当たる213区で野党の候補者一本化が実現、そのうち142区が与野党2極対決、71区が自公・5野党・維新などの三つ巴という、これまでにない総選挙の様相となった。

バラ付きが大きすぎる各紙誌の予測

そのため、毎日新聞10月21日付の分析では、2極対決の142区のうち33区、三つ巴の71区のうち24区、その他を含めて合計で289小選挙区の2割に当たる63区で「接戦」が演じられている。結果として同紙の20日段階の「推定当選者数」も、

・自民 224〜284
・公明 26〜30
〔与党計〕 230〜314
・立憲 88〜146
・共産 16〜 18
・国民 5〜 9
・社民 1
・れいわ 1〜 2
〔野党共闘計〕111〜176
・維新 30〜 35
・その他 4〜 14

と幅が大きすぎて、余り参考にならない。読売新聞10月21日付や毎日新聞22日付は全選挙区について情勢を短評しているが、これでも多くは「互角」「接戦」「横一線」「激しく競り合う」「デッドヒート」「しのぎ削る」といった表現が繰り返されていて、大きな流れを判断する材料とはなりにくい。

今週の週刊誌も、野党共闘の進展を計算に入れて先週までの各誌よりも与党に厳しい予測を出しているが、それでもバラ付きが大きい。「週刊現代」10月23・30日合併号では、4人のプロ筋の予測とそれらを総合調整した評価を出しているけれども、その4人の間でも自民党の獲得議席予測は40議席も差があるという有様である。

        有馬晴海  松田馨  C氏  D氏  総合

・自民      256     247   213  216  225
・公明       31     30    32   32   31
〔与党計〕  287    277    245  248  256
・立憲     118    128    151  151  144
・共産     17     17    17   18   18
・国民     10     10    9   10   10
・社民      1      1    1   1   1
・れいわ     1      1     0   1   1
〔野党共闘計〕 147     157    178  181  174
・維新     26     27    36   31   30
・その他     5      4     6   5   5

C氏は大手紙政治部デスク、D氏はテレビ局政治部デスクである。

いずれにしても、自民党が最悪の場合、現有に比べて44議席以上を減らして単独過半数233を切る可能性さえあるけれども、その場合も公明党の30議席程度があるので、自公で過半数割れを起こすことはありそうにないというのが大方の見るところである。とすると、野党第1党としての立憲は、

1.今回は150前後、出来れば155=3分の1を超える議席を占めて存在感を示し
2.それが達成できなくとも、せめて共産などと合わせた野党共闘勢力として3分の1以上を占め与野党伯仲に近い状態を作り出して、自民党のやりたい放題に歯止めをかけ
3.攻勢を保って来年参院選に臨み、自公に123の過半数を割らせて衆参のネジレ状態を現出し
4.次の総選挙で本当の政権交代を果たす

――という段取りを目指すのだろう。

以下、選挙戦の見所をいくつか挙げておこう。

野党一本化の効果が端的に出そうな北海道

北海道には12の小選挙区があり、そのうち3区、4区、9区で共産が候補者を下ろし立憲の応援に回ることになったが、5区、7区、12区では調整がつかず共産が独自候補を立てた。

1区と2区は元々立憲が強いのに対して、3区では過去3回にわたり自民の高木宏寿と立憲の荒井聰=元国家戦略相の獲った獲られたが繰り返されてきた。今回荒井が引退し息子の優が後を継いだものの、地盤の弱さが危ぶまれていたが、2〜3万票を持つ共産が応援に回ったことで互角以上の戦いを進めているようで、一本化の効果を計るのに好適な選挙区となる。

同じく共産が引いた9区では、安倍チルドレンの堀井学=元スケート選手と立憲の山岡達丸=元NHK記者が争ってきていて、前回は堀井10万8,747票、山岡8万8,320票、共産2万9,741票だった。単純計算では共産が支持に回った山岡が優位に立つ。

北海道では、前回は12区のうち6区を自民が制した。野党共闘としては今回は一本化効果で自民を2つ減らし8勝4敗にすれば上出来である。

東北では「岸田農政」への期待と不安が交錯

秋田と山形では、いずれも3区あるうちの1区と2区で共産の取下げによる立憲、国民への一本化が実現し、自民との大接戦になっている。秋田1、2区と山形1区では、30〜40歳代の野党が60〜70歳代の自民に挑戦するという形になっていて、世代的な波が押し寄せているのが1つのポイントだが、マスコミ的にはこの要素がほとんど重視されていない。

また安倍政権が数々の嘘の中でも筆頭と言えるTPP加盟をめぐる嘘八百や、竹中平蔵をイデオローグとした規制緩和、既得権益破壊の名の下の農業破壊、農協弾圧政策の傷跡は深く、それだけに岸田文雄首相が総裁選段階で「新自由主義からの転換」「規制改革推進会議改組」などを口にしたことには農業団体から期待が高まった。が、その後は他の目玉政策と同様、ただの口約束として脇に押しやられようとしている。この辺の束の間の期待と早くもそれが裏切られつつある状況を、農民層はどこまで見抜いて投票するかということである。

秋田2区では、前回は自公の金田勝年が7万4,835票に対して「希望」から出た緑川貴士が7万3,163票の僅か1,672票差。その時には1万3,642票を取っていた共産が立憲の緑川を押せばたちまち優勢になるはずだが、その通りになるかどうか。

福島の5選挙区では全てで一本化が達成された。特に海に面した1区と5区では、放射能汚染水の海洋放出を漁民らの反対を蹴散らして強行する政府方針を岸田が踏襲しようとしていることへの反発がどう出るか。

石原伸晃の落選可能性まで囁かれる東京激戦

東京は25の選挙区のうち18で立憲・共産・れいわが一本化し、自公vs野党共闘の図式が際立つかと思いきや、全国化を狙う維新が17人を立てたのでまさに三つ巴の戦いとなった。今のところ、自民の12人が優勢もしくはリードしているのに対し、立憲で優勢なのは7区の長妻昭、9区の山岸一生、18区の菅直人の3人程度にすぎず、残りの10の区では混戦が続き予測がつかない。

注目は8区で、れいわの山本太郎の乱入で立憲と共産の一本化協議が壊れそうになったが、結局山本が引いて、石原伸晃と立憲の吉田晴美の事実上の一騎討ちとなった。前回、吉田は7万6,283票で2万3,600票差で敗れたが、この時はそれ以外の野党系として「希望」が4万1,175票、共産が2万2,399票、無所属の円より子が1万1,997票を得て完全にバラけていたので、一本化の効果を見込めるのではないか。小なりといえども自民党の1派閥を率いる石原が落ちると衝撃は大きい。なお維新も立てているが、撹乱要因となるほどの力を持ちそうにない。

山本太郎はれいわの比例第1位に座ったので、たぶん議席を得ることが出来るだろう。

ちなみに東京3区の石原の実弟=宏高も毎回、立憲の松原仁と激しい競い合いを演じてきたが、今回、野党の一本化が成らず共産も立っているので(それは当然で、いくら共産が物わかりが良くても松原のド右翼路線を担ぐわけにはいかない)その分有利かと思いきや、かなり苦しい戦いになっていて、場合によると石原兄弟揃って討死もあり得る。

静岡では5区が話題で、民主党政権の大臣や党幹事長まで経験しながら今は自民党二階派の客員会員となった変節漢=細野豪志がこのまま優勢に戦い切ることができるのかどうか。対抗するのは自民党公認の岸田派の吉川赳と立憲の新人=小野範和。

維新は大阪ローカル政党を抜け出しせるのか

実は、日本維新の会が現有10に対し20以上、最大で30前後まで議席を伸ばすのではないかというのが、余り話題になってはいないが、今回の見所の1つ。維新は前回は大阪の選挙区で3議席を得、7人が比例復活した。今回は大阪で15人、兵庫で9人、東京で17人をはじめ28都道府県に計94人を立てており、一気に全国政党に脱皮しようとする意欲満々である。

しかし、各種調査では、大阪ではますます強く、19の選挙区のうち12で有利な戦いを進めていて、従って比例でも自民を上回る9議席程度を得るものと見込まれるものの、他ではほとんどトップ争いに絡んでおらず、そうでなければ自公vs野党共闘の2大勢力による政権獲得戦の形に近づいていくというのに、徒らに三つ巴にさせて選挙の争点をボヤケさせる役目を果たしている。

いや、三つ巴でもいいのだが、維新自体が、「大阪都構想」というまるっきり大阪エゴの(であるからして全国的には誰も興味のない)単一争点を突出させるためだけの勢力として政治舞台に登場し、それが霧散した後は、しからば何をするための政党なのか、自公政権と抱き合おうとするのかそれを倒そうとするのかも定かならぬ曖昧な存在でしかない。そのため、2極構図に割り込んで3極化させても、保守層の中の自民党にあきたらない票を削り取って保守分裂的な作用を起こすのか、反自民ではあるが立憲や共産は好きになれないという漠然たる野党的な気分の受け皿となって結果的に自民を助けるのか、その役割が不明で、それが多くの選挙区が無闇やたらに混戦化する要因の1つとなっている。

かつては橋下徹、今は吉村洋文府知事の人気に頼った「何となく改革っぽいことをやってくれそうなイメージ」というだけではない、何をする党なのかを示さないと、せっかく30前後の議席を得ても国民的には何の意味もないのではないか。
次の次あたりの「総理大臣」になれるのは?

山口3区は、参議院から河村建夫元官房長官を押し除けて鞍替えした林芳正が大勝するだろう。前に総裁選に挑んだこともあったが、政界の不思議な村の掟の下では参院議員(や衆議院であっても比例復活)では一人前に扱って貰えない。これで晴れて総裁・総理を目指すことが出来るわけだが、彼によって、宏池会の流れを組みながら安倍=清和会の軍事的タカ派路線と抱合してしまった麻生太郎、「宏池会」の看板を預かりながら安倍=麻生路線に媚を売って今の座に辿り着いた岸田、鳴かず飛ばずの谷垣禎一までをリシャッフルした真正宏池会が蘇るのかどうか。岸田は偽物の宏池会だが、林は本物で、これが力を持つと野党は戦いにくいことこの上ない。

香川1区は、『なぜ君は総理大臣になれないのか』ですっかり有名になった小川淳也が、前デジタル大臣で地元のメディア王一族のプリンスである平井卓也を一歩リードするという展開となっている。私のまったく勝手な予想では、来年の立憲の代表選では辻元清美代表、小川幹事長の体制にチェンジして政権を獲りに行き、それがうまくいくかいかないかはともかく、その次くらいが小川代表の時代になる。そのためには彼はここで選挙区で勝ち上がらなければならない。

林芳正60歳、小川淳也50歳。林は衆議院への鞍替えに約10年間も党内の壁と闘わなければならなかったので、もう還暦になってしまったけれども、岸田の64歳より若い。彼らの時代がすぐに来るだろう。

オール沖縄は4区全勝を達成できるのか

沖縄は、オール沖縄が4区の全部で勝ちたいところである。前回は4区で自民の西銘恒三郎が唯一、小選挙区で勝利したが、その座を死守するために岸田内閣は彼を沖縄・北方・復興担当大臣に据えた。これをひっくり返すのはなかなか大変だが、ここでオール沖縄が頑張らないと来年参院選から秋の玉城デニー知事再選への展望が切り開けない。

考えてみれば、今回衆院選の最大の特徴である共産を含めた「オール野党」(除く維新!)の選挙協力の原型を作ったのは、2014年に故翁長雄志知事を実現した「オール沖縄」だった。それが安倍・菅両政権の官邸ポリスの陰湿な工作もあって足元から掘り崩されようとしている中で、まずは沖縄が全4区で完勝して全国のオール野党を励ますという使命が沖縄にはあるのである。その意味で、沖縄4区は最大の注目ポイントである。

(メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年10月25日号より一部抜粋・文中敬称略)

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高野孟 この著者の記事一覧

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http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/827.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 甘利幹事長まさかの落選危機で錯乱状態!「私がいなくなれば大変なことになる」と絶叫演説(日刊ゲンダイ)



甘利幹事長まさかの落選危機で錯乱状態!「私がいなくなれば大変なことになる」と絶叫演説
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296790
2021/10/30 日刊ゲンダイ


聴衆もまばら(C)日刊ゲンダイ

 まさかの落選危機に周章狼狽のようだ。

 同志の応援に飛び回る立場のはずが、選挙最終盤で神奈川13区に引きこもってしまった甘利幹事長。29日も選挙区内を回って支援を訴えた。

UR口利き疑惑に恨み節

 白ジャンパーに名前入りのタスキをかけ、ビールケースに乗って始まった演説は、URをめぐる“口利きワイロ疑惑”について、「卑劣な誹謗中傷戦。これはもう犯罪です!」と泣き言から始まった。「後ろ指をさされるようなことは何ひとつしていない」「私が知らないところで起こった」というのだ。誹謗中傷は「絶対に許すことはできない」とヒステリックに叫んでいたが、足を止める人はいなかった。

 経済安全保障に話が及ぶと「私は未来を見通せる」と言いだし、「その私がいなくなれば大変なことになる」「未来は変わっちゃう」と訴えた。最後は「私の手の中には日本の未来が入っている」「私の妨害をしたら、これは国家の行く末を妨害しているのと同じことなのであります!」と絶叫。ほとんど錯乱状態だ。

 甘利幹事長がここまで焦っているのは、立憲の太栄志候補の猛追に加え、公明党との関係が良くないため思うように票固めができないからだ。

「“政治とカネ”の問題にシビアな学会女性部に敬遠されている。地元では、日頃の不遜な態度も不評を買っています。弱り切った甘利幹事長は、公明とのパイプが太い菅前首相に『なんとかしてもらえないか』と泣きついたようです。プライドの高い甘利さんが“政敵”に頭を下げなければならないほど追いつめられているのです」(自民党関係者)

「洞察力ある重厚な政治家」

 演説後のぶら下がり取材で、選挙終盤に突然、ポスターを変えた理由について聞かれると、「日本を代表する政治家としてのコンセプト」「洞察力のある重厚な政治家というイメージ」で当初はモノクロにしていたが、「ニコニコ明るい甘利さん、我々の甘利さん」という地元の声があってカラーポスターに直したと説明していた。

 自民党幹事長が落選なんてことになったら大変なことだ。甘利幹事長は自分の未来を見通せているのか。


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焦る甘利幹事長“ナルシスト選挙ポスター”全面張り替え 応援そっちのけで異例の地元ベタ張り(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/816.htm

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/828.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <自民−10Pの衝撃>自民都市部崩壊の危機&野党加速で聞こえる岸田総裁の「悲鳴」(FRIDAY)
自民都市部崩壊の危機&野党加速で聞こえる岸田総裁の「悲鳴」
https://friday.kodansha.co.jp/article/212332
2021年10月29日 FRIDAYデジタル

総選挙も終盤。共闘を決めた野党の存在感が、じわじわと増している。一方、自民党にはある「傾向」が危惧されている。現職大臣、元閣僚、派閥領袖といった知名度、当選回数の多いベテラン議員が、今回は「当落線上」にいるというのだ。


総選挙まであと2日。「政権交代」が現実味を増しつつある。危機感を募らせる自民党に「緊急事態宣言」が

「自民の不調は見込まれているが、想定内の議席減少なのか、想像を超える大敗なのか、まったく見えない。投開票が迫った27日水曜日夜、執行部の幹部に届けられた調査には【自民−10P】という結果が示されていた。『んーーー、支持がまた下がったのか』と麻生副総裁は呆然としていた」(自民党選対)

「政権交代」に傾く民意

「想定内の議席減」なら「政権交代」には至らない。が、しかし。ここにきて都市部を中心に「想定以上の負け」がささやかれ始めたのだ。

甘利幹事長は選挙序盤の21日、自民党内に総選挙「緊急事態宣言」を発した。

「情勢緊迫 1票1票の獲得に全力を」

と題した文書だ。自民党全候補者に急告された内容は、自民過半数割れの危機感に染まっている。

「全国各地で、わが党候補者の多くが当落を争う極めて緊迫した状況にある。コロナ禍によって、組織力が十分に発揮できない現状を憂慮する。この選挙が『自由民主主義政権』か『共産主義政権』かの体制選択選挙であることは鮮明」

こういって、イデオロギー戦略を前面に打ち出そうという構えだ。しかし、党内危機感をいくら煽っても劣勢は払拭できない。

岸田総裁は、ツイッターでついに悲鳴を上げた。

「#衆院選は大変厳しい情勢です。しかしこの国難の中にあって政策を実行していくために、絶対に負けられない選挙です。残り5日間、日本各地での街頭演説や#車座対話を通して、お一人おひとりの声を#岸田ノートに受け止めてまいります。どうかこの岸田に、自民党に、お力を与えてください!」

自民党幹部が首を横に振り、苦しい選挙戦略を漏らした。

「新型コロナ第5波が沈静したこのタイミングで総選挙をやって勝ちたい。そして、11月に超大型経済対策を編成し、岸田政権を盤石にしたいと目論んだ。しかし、どうも風向きが良くならない。総選挙期間中の参院補選で、静岡の敗北は大きな痛手でした。

岸田総裁の遊説先は宏池会の候補者が多く、そこでも有権者に刺さる言葉が出せていない。与野党とも、カネ配りの高を競いあっているのだから、日本という国を、岸田自民党がどのように導こうとしているのか分からないのだと思う」(閣僚経験者)

電光石火の「解散」という大博打に打って出た岸田首相。感染第6波への懸念もあっただろうが、準備不足は否めない。

そんななか、北海道に応援入りした麻生太郎副総裁が、トンデモ発言をしてしまった。

「昔は、北海道のコメは『やっかいどう米』と言われるほどだったんだが、いまの北海道のコメ旨い! これは、農家(の努力)ではなく地球温暖化のおかげなんです」

これには、地元農家だけでなく、地元有権者も怒りを通り越して呆れた。補助金をカットしたい自民党と農協はいま「冷戦状態」にある。麻生発言の波紋は、自民支持者にじわじわと広がっている。

そして27日、山崎拓元副総裁が、なんと大阪10区の立憲民主党・辻元清美候補に応援演説入りし、

「小選挙区は辻元清美、比例は自民党。辻元清美が当選すれば、日本の政治のためになる」

と、「魂の」街宣活動した。この選挙区には、自民党、大隈和英と、日本維新の会新人、池下卓が争っている。

「何が起きているんだ!」

自民党大阪府連は大騒ぎになっている。

岸田首相、甘利幹事長執行部には、自民党が大敗、下野した2009年の恐怖がよぎっているという。

「1989年宇野政権の悪夢さえ思い出しました。当時の社会党の『マドンナブーム』で自民党は敗北、社会党の土井たか子党首が参院で首班指名され、『山が動いた』と言って、国民の大きな支持を得た。

自民が敗北する選挙に共通しているのは、支持団体や友好団体といった組織票が出てこないこと。甘利幹事長はそれを危惧し『どぶ板選挙で票の掘り起しを』とハッパをかけているんですが、はたして間に合うか…」(自民党有力議員)

岸田首相は衆院選を締めくくる街宣場所として、品川区のJR大井町駅前を予定している。自民党の定番となった秋葉原を避けたのは、安倍晋三元首相の影を消したいのか。

攻める野党、防戦する自民。この戦いもあと3日。10月31日、審判が下る。


取材・文:岩城周太郎

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/829.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 自民急失速!大物議員27人落選の現実味、現職3大臣&党役員3人も崖っぷち(日刊ゲンダイ)




自民急失速!大物議員27人落選の現実味、現職3大臣&党役員3人も崖っぷち
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296791
2021/10/30 日刊ゲンダイ


崖っぷちの戦い(29日)/(C)日刊ゲンダイ

 投開票が31日に迫った総選挙は、まったく結果が読めない展開になってきた。289ある小選挙区のうち4割が接戦となっている。野党共闘が奏功し、小選挙区で一騎打ちの戦いになっているのが大きい。落選が現実味を帯びる与党の大物議員も少なくない。

  ◇  ◇  ◇

 読売新聞の最新世論調査(26〜28日)によると、自民は終盤に入り、野党に追い上げられている。自民候補の劣勢は序盤の46人から60人に増え、104人が当落線上だという。

 現職閣僚や党役員、大臣経験者ら自民の大物議員の最新情勢を探ると、27人もが、「劣勢」か「互角」の戦いを繰り広げている〈別表〉。現職大臣3人(若宮健嗣氏、山際大志郎氏、西銘恒三郎氏)と、自民党の執行部3人(甘利明氏、遠藤利明氏、高木毅氏)も大接戦となっている。

「党の顔」であるはずの幹事長の甘利氏は当選に黄信号がともり、全国遊説どころではなくなった。他人の応援をやめ、自分の選挙区に張り付いているありさまだ。野党候補に猛追されている。

初入閣組の3大臣も苦戦


27人もの「大物議員」が劣勢に(C)日刊ゲンダイ

 岸田内閣で初入閣し、“箔”が付いたはずの自民の3大臣も苦戦。山際氏、西銘氏の2人は野党候補に迫られ、若宮氏はややリードされている。

 序盤は「盤石」とされた細田博之氏や高木氏もここへきて野党統一候補の猛追を受け、わからなくなってきている。選挙に強い2人が、ここまで苦しむのは異例のことだ。

 73歳定年制により、比例との重複立候補ができない林幹雄氏、原田義昭氏、山本幸三氏、北村誠吾氏、衛藤征士郎氏は野党候補にリードを許す崖っぷちの戦い。無所属の松本純氏と公明の斉藤鉄夫氏(広島3区)も比例復活はない。松本氏はかなり厳しい戦いだ。

日に日に情勢悪化の石原伸晃氏

 情勢が日に日に悪化しているのが石原伸晃氏だ。幹事長や閣僚を歴任した石原派の領袖。東京8区で、連続10回当選している。れいわの山本太郎氏が同区からの出馬を取りやめ、野党統一候補となった吉田晴美氏(立憲)が勢いを増している。自民党が行ったとされる調査では先々週は石原氏が吉田氏をわずかにリードしていたが、先週は逆に9ポイント近く引き離されている。27日には岸田首相が東京8区入り。派閥領袖が総裁の応援を受けるのは前代未聞のことだ。

 27人のうち、何人が生き残るか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/830.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 野党共闘選挙区で自公大苦戦(植草一秀の『知られざる真実』)

※補足 2021年10月29日 読売新聞3面 紙面クリック拡大


野党共闘選挙区で自公大苦戦
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-d932b0.html
2021年10月30日 植草一秀の『知られざる真実』


衆院総選挙が明日10月31日に投票日を迎える。

議席総数465のうち選挙区が289、比例代表が176。

自公の現有議席は305。

過半数233、安定多数244、絶対安定多数261、3分の2が310議席。

「安定多数」は、すべての常任委員会の委員長ポストを確保し、かつ、各委員会の半数を確保する議席数。

「絶対安定多数」は、すべての常任委員会の委員長ポストを確保し、かつ、各委員会の過半数を確保する議席数。

岸田文雄首相は勝敗ラインを自公で過半数233議席を確保することとした。

現有議席よりも72議席減らすことを勝敗ラインに定めた。

勝敗ラインは無きに等しい。

絶対安定多数の261で44議席減、安定多数の244で61議席減だ。

自公の獲得議席数が絶対安定多数を下回れば執行部の責任問題が噴出することになる。

投票日を目前に控えた選挙情勢は緊迫の度を強めている。

多くの選挙区で激戦になっており、投票日の有権者の行動によって選挙結果は激変する余地を残している。

安倍・菅政治が7年半以上も続き、日本政治が金属疲労を起こしている。

もり・かけ・さくらの三大スキャンダルは自公政治の腐敗を象徴するもの。

安倍・菅政治はコロナ対応でも失敗を積み上げた。

安倍内閣、菅内閣がともに内閣支持率3割割れに直面して退陣に追い込まれた。

菅内閣のまま選挙に突入していれば自公の議席減はさらに大幅なものになったと考えられる。

総選挙を戦えないとの認識から菅首相を交代させる動きが本格化。

菅前首相は自民党党首選への出馬見送りに追い込まれた。

岸田文雄氏は新自由主義経済政策からの決別を掲げ、政策路線を刷新することに期待を抱かせたが、金融所得課税強化の看板をあっさりと下ろして期待が一気に失望に転落してしまった。

また、自民党ナンバー2ポストの幹事長に「政治とカネ」疑惑を払拭していない甘利明氏を起用し、岸田氏の政治姿勢が問われる事態を引き起こした。

この状況下の総選挙であるから、反自公陣営が大同団結すれば政権刷新が可能な状況。

ところが、野党第一党の立憲民主党が野党共闘に煮え切らぬ対応をつづけてきたため、野党候補一本化が不完全なかたちでしか実現しなかった。

それでも289の小選挙区のうち、213の選挙区で候補者を一本化することができた。

この一本化は共産党の譲歩によるところが大きい。

野党共闘を成立させた選挙区を中心に与野党激戦の選挙情勢が生まれている。

日本政治刷新を求める主権者は、明日の投票日に必ず足を運び、野党共闘候補に清き一票を投じるべきだ。

野党共闘が成立しなかった選挙区では、野党共闘を牽引した政党候補者に清き一票を投じることが求められる。

比例代表選挙では支持政党がある者は支持政党に、支持政党を持たない政治刷新を求める者は、野党共闘を牽引した政党に清き一票を投じるべきと考える。

政治刷新を求める多くの主権者が投票に参加すれば自公議席激減の事態も発生し得る状況。

必ず投票所に足を運ぶことが何よりも重要だ。

東京8区では自民の石原伸晃氏を立憲の吉田晴美氏が打ち破る可能性がある。

神奈川13区では自民党幹事長の甘利明氏が大苦戦を強いられている。

島根1区では自民党長老の細田博之氏を立憲の亀井亜紀子氏が打ち破る可能性さえ生まれつつある。

香川1区ではデジタル相を務めてきた平井卓也氏が立憲の小川淳也氏に追いつめられている。

自公政治を刷新するには共産党を含む野党共闘構築が不可欠。

「野党共闘なくして政治刷新なし」を合言葉に衆院選に臨む必要がある。

共産党を含む野党共闘破壊を目論んでいるのは日本の守旧勢力。

敗戦後日本の政治を支配し続けてきた米国支配勢力の最重要戦術が野党分断であり、その先兵として動いているのが、現在の国民民主党と連合六産別であると判断できる。

この判断を銘記し、野党共闘を推進することが日本政治刷新を実現させる道になる。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
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http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/831.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <石井一氏が山本太郎、辻恵を激励!>「かなりええ…かなりええ政治家や!」2枚目の投票用紙は「れいわ」と書いてやってくれ! 














http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/832.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <「比例はれいわ祭!」に大群衆!>山本太郎「やってやろうじゃないかよ !」「変えてやろうじゃないかよ 」






【LIVE】比例はれいわ祭! In 新宿駅南口バスタ前 #衆院選2021(2021年10月30日)

※53:02〜 山本太郎代表、最終演説 再生開始位置設定済み










http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/833.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 衆議院選挙は波乱の兆し、コロナの問題も終息へ
 自民党総裁選挙は、河野・石破連合の予想を覆し、宏池会の岸田が総裁に選ばれた。ワクチンを推奨する河野のバックには厚生労働省と外資系製薬会社、その大株主であるDSが絡んでいる。
 宏池会は旧田中派と近く、現在では反主流派だ。森喜朗総理大臣以来、清和会が主流をなしてきた。その意味で番狂わせだった。しかし、私は今の自民党にはかつての角福戦争の時のような対立軸がないと考える。
 岸田新総理には気の毒だが、今回の選挙は安倍・菅政権への国民の審判である。
 自民党政府は直近では、コロナの流行防止よりもオリンピックを優先し、緊急事態宣言を不必要と思える時に発動し、オリンピック期間にコロナが流行した時には逆に発動しなかった。
 国民は自粛を要求されるが、全国民への現金一律給付は一度だけで、しかも渋々決定した。国民の暮らしを守るどころか利権ファーストの醜態を晒してしまった。
 政府が国民に推奨するファイザーとモデルナのワクチンの副作用はひどく私の周囲の30歳前後の同僚は高熱を出し、中には副作用で未だに苦しんでいる人もいる。
 厚生労働省8月25日発表新型コロナワクチン接種死亡者数はおよそ千人。インフルエンザワクチンよりも遥かに危険性が高く、最大の問題は現在も治験中であることだ。
 安倍前々首相は、早期にアビガンを薬事承認することを国会で答弁したが、未だに臨床試験中である。コロナは予防ではなく治療の方向に向かえば早期に問題は解決する。
 河野(復権する可能性大)がいる自民党では、おそらくワクチンの3回目の接種を含め、来年3月ぐらいまで実施するであろう。
 ワクチンによる死者数は低めに見積もっても、5000人に達するであろう。戦後最大の薬害問題であり、戦争と同じである。
 経済面においても貧富の格差は埋まらず、少子化の問題はまったく改善されない。
 早急に取り組まないといけないのは就職氷河期世代の非正規雇用者への対策である。なぜなら、彼ら・彼女らの多くが生活が困窮し、未婚になっているからである。したがって、子育て支援をいくら手厚くしても人口は増えない。
 日本の景気をよくする明るい材料も見通しもない。
 衆議院総選挙では長期政権を担った自民党は、失政の責任を取るべきだろう。
 昨年のアメリカの大統領選挙では、トランプ大統領が不正選挙を声高に主張した。世界中の人々がバイデンジャンプなる不思議な投票計算を目の当たりにした。
 日本でも、不正選挙が行われないとは限らない。なぜなら、選挙の前のマスコミの予想がほとんど当たるからだ。マスコミの予想は選挙投票率60パーセント前後を想定している。
 選挙投票率が80%になれば、このマスコミの予想は完全に覆り、政権交代さえ起こりえる。
 今回に限っては、マスコミの論調を見ると、はっきりと選挙予測ができていない。DSと反DS、自民党内の対立、野党の攻勢など複雑な様相が絡む。
 私たちの多くが選挙に行くことで、波乱が起こりえる。
 選挙結果次第では、コロナの問題も早期に終息するかもしれない。
 日本人の多くが危機感をもって選挙に行くことを望む。
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/834.html

   

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