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2021年11月08日07時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK284] 公明党「18歳以下10万円給付」変な政策が通っても支給時期は来春、選挙前(まるこ姫の独り言)
公明党「18歳以下10万円給付」変な政策が通っても支給時期は来春、選挙前
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/11/post-da01ba.html
2021.11.07 まるこ姫の独り言


公明党はどこを見ているのか。。。

総選挙の公約にコロナ禍で疲弊した人への支援策を「18歳以下10万円給付」で大々的に叫んでいたが、どうして18歳以下なのかさっぱりわからん。

なぜ18歳以下の子どもにだけ10万円? 「“公明案丸のみ”なら驚き」の声
 11/6(土) 19:16配信 FNNプライムオンライン

>新型コロナの感染拡大を受けた支援策を巡り、公明党が衆院選の公約に掲げていた「18歳以下に現金10万円を一律給付する」という案などについて、週明け8 日から政府与党の調整が本格化するが、政府内からも「“公明の公約丸のみ”となれば驚きだ」などの声があがっている。

>「新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、子育て世帯は食費や通信費など出費が増加している」


勿論、今の子育て世帯がコロナの影響受けていることは分かるが、だとしたら18歳以上の大学生も大きな影響を受けているのではないか。

バイト先も無くなった学生も多いし、奨学金を受けている人が多数だろうし。

返済不要ならいいが、自民党政権下ではそういう学生はごく少数だと思うし、多くの学生は有返済、利子付きもあると聞く。

要するにコロナ禍で人生に影響を受けた人は、子育て世帯だけではなくどんな世界にもいるし、本当に生活が困窮して支援を受けたい人は、子育て世帯関係ないと思うが。



どうし「子育て世帯」てと言及して線引きをするのか。

これでは国民同士の分断を生むだけだ。


そもそも、幼稚園生や小学生の場合、親はまず子供に10万円を渡さないだろうし。

結局、親がそれを管理するなり、子供名義で貯金するなり。

子供が10万円を好き放題使うことはまずない。

いみじくも去年麻生が「一律給付金を配っても貯金に回るだけ」といかにもな発言をしていたが、今回こそそれにあたるのではないか。
普通に常識を持っている親なら、自分が勝手に子供の金に手を付けることはしないだろうし。

公明党案では、消費には繋がらないし、これで経済活性化になるとは思えない。

何か、国民視点があるように見せかけているがピントがズレているというか。。。

むしろ、お金に困ってるのは18歳以上の国民だよなあ。

しかもこの公明案の支給は、参院選を控えた「来春」だそうだ。

はあ?

また参議院対策か。。。

公金を使った選挙対策とは恐れ入りました。


岸田は「スピード感を持って」と言っていたが、参議院選挙の前になると急にこの手の政策を「スピード感を持って」やるのだろうか。

自公は選挙しか頭にないな。。。

それに何度も騙される国民。



http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/149.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 安倍政権の公文書改ざんを真正面から描くNetflix版『新聞記者』に米倉涼子、綾野剛、横浜流星など、豪華キャストがずらり(リテラ)
安倍政権の公文書改ざんを真正面から描くNetflix版『新聞記者』に米倉涼子、綾野剛、横浜流星など、豪華キャストがずらり
https://lite-ra.com/2021/11/post-6069.html
2021.11.07 Netflix版『新聞記者』に米倉涼子、綾野剛、横浜流星など、豪華キャストがずらり リテラ

    
    Netflix版『新聞記者』

 下げ幅を微減にとどめたことから、なぜか勝ったことになっている自民党。さっそく、数々の政権不祥事をなかったことにしようとしている。その最たるものが、森友問題をめぐる公文書改ざん事件だ。

 福田達夫・総務会長は4日記者会見で「新しい証拠がないなか説明を求め続けるのが法治国家として正しいのか少々不思議に思う」などと語った。政治家が、しかも安倍元首相という最高権力者が、法的責任だけでなく、政治責任を問われるのは当たり前の話。それを、まるで不倫バッシングにあっている芸能人か不条理なメディアリンチを受けた一般市民かのような言い草で、追及しているほうがおかしいようなことを言い出したのだ。

 すでに、岸田文雄首相や高市早苗・政調会長は選挙前から再調査に否定的で、このままいけば、公文書改ざんという民主主義の根幹を揺るがす事件は闇に葬り去られる可能性が高い、と言わざるをえない。

 だが、そんな空気に抗うように、この公文書改ざんを扱ったNetflixのドラマが大きな話題になっている。

 そのドラマとは、『新聞記者』だ。東京新聞・望月衣塑子記者の著書を原案とし、シム・ウンギョンと松坂桃李のダブル主演で2019年に公開され、日本アカデミー賞を受賞するなど大きな話題になった映画『新聞記者』のドラマ版だ。監督は同じ藤井道人監督をつとめるが、キャストを一新して全6話形式で、来年1月に全世界に配信されることになっている。

 5日、そのNetflix版『新聞記者』の追加キャストが発表され、2分弱の予告編が公開されたのだが、驚いたのは、出演者の豪華な顔ぶれだ。主人公の新聞記者はもともと米倉涼子が演じることが発表されていたが、加えて、綾野剛、横浜流星、吉岡秀隆、寺島しのぶなど、人気俳優や実力俳優がずらり。

 しかも、映画版は、森友公文書改ざん問題や、加計学園問題に絡んだ前川喜平・元文科事務次官に仕掛けられた官邸による謀略、伊藤詩織さんによる性暴力告発など、安倍政権の暗部をモチーフにしたエピソードがいくつも描かれていたが、Netfrix版も負けてはいない。

 予告編を見ると、そのうちの森友問題をめぐる公文書改ざんと近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの自殺の問題を大きくクローズアップし、さらに踏み込んでいる印象を受けた。

■Netfrix版には、菅官房長官と東京新聞・望月記者のバトルを彷彿とさせるシーンも

 予告編はまず、「ここには都合のよくないものが存在している」というセリフとともに倉庫から出された書類のアップから始まる。

 書類には、「栄新学園理事長が中部財務局へ来所」「本件土地の取得を検討」「議員秘書から中部局へ照会」「栄新学園理事長が中部航空局に来局(財務局同席)」「小学校設置認可」などの活字が並び、ところどころ手書きの赤字で「削除」「変更」など指示が書き込まれている。

 そのあと、「答弁を事実にしないと」と語る佐野史郎、「栄新学園文書問題 毛利前理財局長 証人喚問」とのテロップが入ったテレビの国会中継の画面、「栄新学園」の土地取引をめぐる文書の一部が削除されるパソコン画面、「これは改ざんです」と苦悶の表情で訴える吉岡秀隆、「鎮火作業に移れ、この件はこれで終わりだ」と指示する田中哲司。シュレッダー処理される書類などが次々映し出される。

 さらに、官房長官記者会見らしき会見場で、米倉涼子が「状況から考えて明らかに口利きがあったのではと推測されます。官邸の関与があったのではないですか」と質問するシーン。迷惑そうに米倉を振り返る記者たち。ファミレスで会見中継を見ながら「一記者がこんな攻めたとこでなんも変わんなくない?」とうそぶく横浜流星。

 続いて、米倉が吉岡秀隆や綾野剛に直撃取材をかけるショット。吉岡秀隆が「俺、大変なことしちゃったかもしれない」と妻に打ち明け、泣き崩れる姿。そのあと、黒塗りだらけの書類を手に「なんなの、これ」と憤る寺島しのぶ、「国民のために仕事をしていました」と呻くように語る吉岡、「罪悪感を抱えて生きていくことがどれほどつらいかわからないでしょう」ともらす綾野のカットなどが続く。

「本当のことを話してください」と懇願する寺島の言葉に続いて、「政権がひっくり返るかもしれんぞ」というセリフとともに映し出された新聞の紙面には「国有地安価で売却」「設立に官邸関与か」「金額非公表 売却額10分の1」「名誉校長に首相夫人」の文字。

 そして、「この国は変わらないといけないんです」という米倉のセリフで動画は終わる。

 まだ配信は先でドラマの全貌はわからないが、森友公文書改ざん問題や赤木さんの自殺問題を真正面から描いているのは間違いない。

 吉岡秀隆が改ざんを命じられ抵抗するも追い詰められる財務局の職員。寺島しのぶはその妻。綾野剛は映画版の松坂と同じく内調か財務省で謀略などを命じられて苦悩する若手官僚のようだ。

 しかも、今回は米倉が記者会見で質問する場面もあり、映画版にはなかった菅官房長官と東京新聞・望月記者のバトルを彷彿とさせるシーンなどもありそうだ。

■豪華キャストのNetflix版『新聞記者』配信で、自民党政権の不正追及の機運が再び

 前述のように、岸田首相以下自民党は首相交代や総選挙で空気が変わったとばかりに、公文書改ざん問題を「もう終わったこと」としてしまおうとしている。

 しかし、安倍晋三元首相や麻生太郎前財務相、岸田首相らが「すでに徹底的に調査した」と称する財務省の報告書は、財務省に全ての責任を押し付けただけで官邸の関与については一切解明されておらず、のちに公表された赤木俊夫さんの遺書や手記、ファイルとも齟齬があり、その信頼性は根底から覆されている。また、近畿財務局が安倍昭恵氏と森友学園の関係をはじめて認識した2014年4月28日におこなわれた森友側との面談について近畿財務局が作成したはずの交渉記録をはじめ、改ざんがはじまる直前である2017年2月22日におこなわれた菅義偉官房長官と、財務省の佐川理財局長、中村稔・総務課長、太田充・大臣官房総括審議官(いずれも当時)の面談記録や、財務省本省内のメールややりとりを記した記録など、いまだ開示されていない記録も多数ある。

 何より、意に反して改ざんを強要され自殺に追い込まれた近畿財務局の赤木俊夫さんの妻・雅子さんはいまも政府に真相究明を求め、戦い続けている。

『新聞記者』の予告編が公開されたのと同じ5日、人事院は、赤木雅子さんが開示を求めていた赤木俊夫さんの公務災害(労災)認定の関連文書の不開示決定を取り消した。「業務に支障が出る恐れがある」などとして不開示にしたことを、雅子さんが不服を申し立てていたものが認められたのだ。

 そんな状況での、Netflix版ドラマ『新聞記者』配信である。映画版は松坂桃李というメジャー俳優が出演したことでポピュラリティの獲得につながったが、今回も米倉涼子、綾野剛、横浜流星という、プライム帯の連続ドラマ主演クラスがメインの役どころで出演。映画版以上に大きな注目を集めるはずだ。Netflixで世界に配信されることにも意義がある。

 いまだ解明されていない安倍・菅政権の不正は、公文書改ざんだけでなく、「桜を見る会」問題、河井克之元法相夫妻の選挙買収事件、Dappi問題など、たくさんある。「批判ばかりの野党」論に押されて、国会での追及は今後、弱まることも危惧されるが、こうしたさまざまなメディアの動きがあれば、再び疑惑を追及する機運が盛り上がる可能性は十分あるだろう。

(編集部)



『新聞記者』 予告編 - Netflix


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/150.html
記事 [政治・選挙・NHK284] インボイス・小企業も消費税をトレ!の実質増税です 
インボイス・小企業も消費税をトレ!の実質増税です
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51999526.html
2021年11月08日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


消費税は給与所得者狙い撃ち
で輸出超大企業には分け前を配る始末でした

インボイスの狙いは
小企業も貧乏人から消費税を巻き上げろ!
という檄文です 

貧乏人を虐める快感を求める
アコギな役人たちです
太郎氏も説明不足です

****

太郎氏の国債発行・現金発行は
水面に浮く限りすべきなのは真理です 
沈まない・水素風船にならない範囲ですべきです

黒田氏がその手法の張本人です
もう10年です 国際バラマキ 
0金利で好きなだけ使え政策をしたのです


***

自民党政権=超カネモチ政治グループは
貧乏人を苛め抜き黒人並みに給与水準を墜落させ
TPP勝負で生き残る
このスタンスです

合成の誤謬で日本は少子高齢化・賃金冷凍・GDPのび世界最低
なのですが
超カネモチたちはカネがポケットに入りきらず
暗号資産や0税天国に隠匿です


***

貧乏人の牢名主立憲民主には
貧乏人は借金を返せ!論で首輪させ
管理人が 小川・岡田・野田・枝野たちです

菅・野田・安倍・スガと
アホナ政治が行われ 日本は萎びた風船となりました

岸田氏が手に入れた 林外相は者が違います
世界の首脳が敬意を抱く人物オーラがあります


こわいけど期待できるのが現岸田政権
と山本太郎れいわです

貧乏人をガラクタ扱いする維新や
貧乏人はカネに苦しめと叫ぶ 小川・岡田たちの
立憲民主は期待できません
小川立候補とは何ですか 自殺政党です

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/151.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 立憲民主党が ついに認めた 衝撃の事実!  立憲民主党は どうなってしまうのか?  分裂するのか?
   
   
  
■ 立憲民主党が今回の選挙の大敗の原因を共産党と組んだためと認めた
   
驚きの展開です。

立憲民主党は今回の選挙で比例議席が激減し、結果として大敗に終わりました。

私は立憲の大敗の原因は共産党と組んだためと指摘してきました。(下記)

「以上の通り、立憲民主党大敗の最大の原因は比例の獲得議席が大きく減少したことであり、その理由は立憲民主党が共産党と手を組んだことにある。」
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/879.html
   
  
阿修羅の多くの諸君はそんなことはないとガーガーコメントを寄せていました。
  
ところが立憲民主党そのものが、選挙の大敗の原因は共産党と組んだためと認めたのです。(下記)
   
   
・時事通信の記事 
   
「惨敗立民「共産寄り」修正も」

「立民は多くの選挙区で共産党などと候補者を一本化。「政権交代」を訴え、躍進に手応えも感じていたが、逆に公示前勢力の110から96に議席を減らす結果となった。
党への支持がより反映される比例代表は公示前の62から39へ激減した。

 党内では、敗因を共産党との選挙協力に求める意見が大勢だ。ある衆院議員は「共産は世論の拒否感が強い。左に寄り過ぎたから票が離れた」と指摘。
来年に改選を控える参院議員は「無党派層を狙うべきなのに固定票を得る戦術に走った。共闘は失敗だ」と吐き捨てるように語った。

 枝野幸男代表は1日、支援を受ける連合の芳野友子会長を訪ね、結果を報告した。
共産党との共闘に反対する芳野氏は「総括」を要求。この後の記者会見で「戦いづらかった。共闘は有権者に受け入れられなかった」と不満を口にした。」
   
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110101531&g=cyr   
   
   
以上の通り、立憲民主党は選挙の大敗の原因が共産党と組んだためと認めた。
  
数日遅れですが、立憲はやっと私の主張が正しいと認めたわけで、そこは率直に評価してあげましょう。
  
  
  
■ 立憲民主党は共産党派と反共産派で分裂含みになる
  
  
今後立憲民主党は、枝野が進め今後も進めようとする共産党系の派閥と反共産党系派閥に分裂していがみあうこととなります。

党の代表選でその分裂は明らかになり、亀裂は深いものになっていく。
  
浅間山荘の赤軍派を見ればわかる通り、サヨクに内ゲバはつきものです。

立憲民主党も共産党との連携を巡って内ゲバ状態となり、大きな争いとなるでしょう。
立憲民主党は分裂含みになるわけです。



http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/152.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 安倍8万票の価値<本澤二郎の「日本の風景」(4258)<地元でも過去の政治屋、桜事件で刑事被告人>
安倍8万票の価値<本澤二郎の「日本の風景」(4258)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31076286.html
2021年11月08日 jlj0011のblog


<地元でも過去の政治屋、桜事件で刑事被告人>

 8年近い首相在任中の安倍晋三が今回の総選挙で得票数約8万、2万も減らし、その価値が問われている。彼は、後継者の菅義偉の不人気に対して、菅の地位を引きずり降ろすや、長州のライバルで、一端は寝首をかこうとした広島・安芸の宏池会・岸田文雄へと、看板の挿げ替えに狂奔した。

 菅と二階俊博の怨念を背負っている。

 目の前には、桜事件での刑事被告人となることがほぼ確定している。ここ数か月の安倍は、生き残りにかけて死闘を演じてきていたことが分かろう。その成果が8万票だった。このうち鋼鉄のように堅いカルト・公明党創価学会の票数を差し引くと、せいぜい6万前後ということになる。

 5,6万は、神社神道・日本会議や、半島からの統一教会という、いわば祖父・岸信介や叔父の佐藤栄作の田布施票と言えなくもない。郷土史家が暴いた「田布施の明治天皇」がその通りであれば、天皇制にも陰りが見られよう。

 投票率も上がらなかった。総選挙直前に投開票された参院補欠選挙も盛り上がらなかった。当選した田布施出身参院候補も低い投票率で、さしたる話題にならなかった。岸・佐藤と続いた田布施の前途も厳しい。かろうじて防衛大臣に就任している、台湾派の実弟・岸信夫も、右手に杖を持って体を支えている。

 事情通は「明治以来、半島出身者の天皇制とリンクする形での、強力な政治的影響力が落下している」と指摘する。「改憲ともなれば、憲法1条も問われるだろう」と予見する。

 1972年から永田町を見聞してきたが、安倍ほど自身の選挙区のテコ入れにこだわった首相は、他にいなかった。安倍の選挙区入りは、年中行事だったし、地元入りすると、必ず亡くなった後援者の自宅を訪問、そうすることで遺族票を取り逃がさないように、首相として細心の注意を払った。異常な地元テコ入れが、政府の公的行事である「桜を見る会」に地元後援会のメンバーを、公金でサービスに務めた。政治資金規正法と公職選挙法の、明白な違反である。

 森友事件では、国有地をタダ同然で払い下げた。発覚すると、財務省の佐川局長に公文書の改ざんを指示、その見返りに前代未聞の国税庁長官が誕生した。その関係で近畿財務局の赤木俊夫さんが自殺した、赤木事件は法廷で審議されている。TBS強姦魔事件も法廷闘争が繰り広げられている。菅が真相を暴くと、そのことで警察庁長官になった中村格も危うい。

 加計孝太郎の事件も奇々怪々だ。「島津レポート」によると、武漢ウイルスの生物兵器に関わった人物が、加計・獣医学部と連携しているという?いずれ発覚しよう。

<日大事件で逮捕された大富豪・藪本とは親子二代のゴルフ仲間>

 新たな疑惑も噴出した。相撲部が牛耳る日大での背任事件で逮捕された藪本雅美巳とは、晋太郎・晋三の親子二代の深い仲。

 今朝ほどの清和会OBの説明では、この事件には、安倍関与のみならず、維新の松井ら幹部との関係も突出していることが分かってきた。「カジノ・万博と外国人の金持ちに特化した医療ツーリズム計画などの、巨大利権がらみの山が捜査の対象となってきた。安倍・松井も怯えている」というのである。

 安倍事件は関西が本場なのだ。山本太郎が出馬したらどうなったか?「極右の薄気味悪いおばあちゃんまで、地元下関に呼んで応援演説をさせていたくらいだから、よほど心臓が激しく振幅していたはず」とも。

<あてつけが仇敵・河村建夫を一撃、杉田水脈支援で長男沈没>

 二階派の幹部だった河村建夫は、二階落馬で政界引退、身代わりに長男を比例区にする計画を頓挫させたのが、安倍の横やりだった。

 「ともかく安倍は高市に限らず、極右の女に目がない。杉田水脈なんて人物を知らないが、安倍は強引に彼女を比例区にして、河村の長男を北関東に飛ばして落選させた」と。

 「次回の総選挙で、安倍の4区と新たに3区の盟主になったなった林芳正が、激突する事態も出てきた。減区で3区の4区が合体する地域が出てくるが、このことでも安倍はイラついている」と清和会OBは、既に次の総選挙での林と安倍の激突を予想している。

<「刑事被告人」になるかもしれない安倍の清和会乗っ取りは疑問>

 今まさに刑事被告人になろうとしているような人物が、最大派閥の清和会を乗っ取ろうとしている。それによって法務検察の恐怖から身を守ろうとしている安倍晋三が、直近の課題となっている。

 岸田体制の不安要因は、安倍と麻生と甘利だが、甘利は選挙区落選で自爆してくれた。残るは安倍と麻生だが、最悪の人物は安倍である。岸田は総裁になる前に幹事長の二階に対して「1・5億円をつぶさに明らかにせよ」と迫った経緯もある。岸田の寝返りを阻止するためにも、清和会をわが手に握ろうとしている。安倍御用評論家を使って、目下のところ仮定の安倍・清和会を喧伝させているという。

 筆者は新聞テレビを見ていないので、御用コメントを知らないが、最近NHKの側近記者を岸田監視にした、という報道をネットで見た。窮地の安倍の執念、それとも田布施の宿命なのか。

 清和会OBは、御用評論家と違って、内部事情に詳しい。「清和会が町村信孝を総裁選に擁立した時、安倍は清和会を飛び出した。彼は閥務をしたこともない。町村系の反発が強い。犬猿の仲の福田康夫系とも深い亀裂が入っている。安倍を重用した小泉純一郎の仲間も反発、今の清和会は四分五裂の状態で、安倍乗っ取りは不可能だ」と。

 総裁派の宏池会も、安倍への衣替えに警戒、むろん、二階も菅も、安倍の台頭に抵抗するだろう。

<「子分は高市・萩生田以外、めぼしい人物不在」と清和会OB>

 政調会長の高市と経産相の萩生田が、いうなれば安倍の側近で、それ以外は見当たらない。「当選3回生以下の雑魚ばかり。反安倍の総務会長の福田の仲間が少なくない」というから、既に役割を終えた、犯罪まみれの安倍を清和会のボスにするのか?清和会OBの分析は厳しい。

 確かに安倍の好材料は少ない。

<閥務ゼロの首相退陣のいわくつき人物がいきなり会長!?>

 派閥の大将は、総裁・首相を担おうとする人物が相場である。総裁候補から落馬した石破派の動向は容易ではない。大将が落選した石原派は分解するしかないが、安倍を背後から支援してきた石原家もまた消えゆく運命にあろう。

 「清和会を飛び出した高市と安倍は、いまだ派閥に戻っていない。閥務ゼロで、いまだ出戻りもしていない安倍が、ハイ会長です、となるはずがない」という説明はよく理解できる。桜の効果は、数々の犯罪で帳消しになっている!

2021年11月8日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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安倍元首相の凋落と不人気ぶりが話題に…地元・山口“お国入り選挙”でも2万票減、焦る本人(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/119.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/153.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 日本でもコロナ再拡大の予兆…水際対策緩和と緊急事態基準「感染者数」外しで大丈夫なのか(日刊ゲンダイ)

※2021年11月8日 日刊ゲンダイ3面 紙面クリック拡大


日本でもコロナ再拡大の予兆…水際対策緩和と緊急事態基準「感染者数」外しで大丈夫なのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297103
2021/11/08 日刊ゲンダイ


逼迫してからでは遅い(C)共同通信社

 世界的に新型コロナウイルスの“冬の流行”が始まった。欧州の感染急拡大を受け、WHO(世界保健機関)は「欧州が再びパンデミックの震源地に戻った」と警戒を強めている。中国や韓国でもリバウンドが起きている。

 日本でも流行の兆しがみられる。東洋経済オンラインが公表している全国の実効再生産数(11月5日時点)は0.83。14道県が「感染拡大」を示す「1」以上。東京でも下げ止まり傾向だ。

「冬に向け世界で感染が再拡大する中、日本だけがこのまま無風というわけにいかない。スケールがどうなるかはわかりませんが、感染者数が増えていくのは間違いないでしょう」(西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏=感染症学)

 昨年も11月中旬から一気に新規感染者数が急拡大している。

 そうしたタイミングで、8日から入国者に対する水際対策が緩和される。これまで原則認めていなかった外国人のビジネス関係者や留学生、技能実習生らを条件付きで入国を容認し、ワクチン接種済みの日本人の帰国、外国人の再入国などの待機期間も14日間から最短3日間に短縮する。観光目的の入国も年内の再開に向けて検討を進めるという。

 さらに、緊急事態宣言を発令する判断基準についても「感染者数」を外す方向で検討されている。ワクチン接種が進み、治療薬も登場したことから、新規感染者数が増えても、医療体制への影響は比較的小さくなるとみているからだ。

 しかし、重要な指標である感染者数を軽視して大丈夫なのか。

「楽観的過ぎます。海外で感染者数が増えている中での水際緩和は理解に苦しみます。また、これまで、まず感染者が増加し、少し遅れて重症者が増え、医療逼迫につながっています。根っこの感染者数自体を抑えることが、医療体制を維持するための最大の対策です。逼迫してから手を打っても遅いのです。感染者数を判断基準から外し、感染抑制策が甘くなれば、再び、夏の第5波のような医療崩壊が起きてもおかしくありません」(中原英臣氏)

 さすがに「感染者数外し」には一部の自治体から異論が上がっている。コロナを侮ってはいけない。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/154.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 必見!本日18時放送:NHK番組制作者のささやかな抵抗:NHKBS1「感染症に斃れた日本軍兵士・・・」

 中立を装った政府の御用広報機関として「新型コロナ政治的パンデミック」の煽りとワクチン接種促進言動に勤しんでいる万死に値するNHKだが、単発的局所的ながら、それとは気付かれないレベルで「新型コロナの政府・メディア狂騒曲」の渦に棹さす番組も放送している。

 建前は陰謀論批判の番組でも、見た人は陰謀論のほうが“事実”なんではと思ってしまう内容や、支配層やメディアが一般国民を騙し煽りおかしな方向に誘導する現実を批判的に書き対応策を提起した古典的書物であるル・ボンの「群衆心理」を9月の「100分で名著」で取り上げている。

(地球史レベルでの変動を取り上げ「気候変動狂騒曲」に疑念を抱かせる番組も)


※ 日テレも、重症化や死亡を防ぐことを謳い文句に接種を唆しているワクチンに関して、ニュースで新型コロナ関連死亡者に占めるワクチン接種完了者の数を報じるなどの抵抗を見せている。


 今日18時からNHKBS1で放送される「感染症に斃れた日本軍兵士 マラリア知られざる日米の攻防」は、8月22日に初めて放送されて以来、今日放送分を含めてこの2ヶ月半で3回放送されることになる。

 政治的な反応を避けるためか、タイトルも刺激的なものではなく「感染症に斃れた日本軍兵士 マラリア知られざる日米の攻防」と穏便なものとしている。
 内容も、前半は、感染症に苦しめられたアジア太平洋戦争時の日本軍兵士や対応力が不足していた日本軍医療部門の実態を描いたものになっている。

 この番組の見所は、後半で詳細に描かれた満州731部隊の東南アジア出先機関ともいえる南方軍防疫給水部が行った「破傷風ワクチン人体実験」である。

 インドネシア現地人に新しく開発した破傷風ワクチンを接種し400名ほどの死者を生み出す「人体実験」を行ったのみならず、ワクチン接種で大勢の死者の出た原因を当時のインドネシア最高権威と言われていた感染症学者に押しつけ(毒物を注入したとの言いがかり)処刑した事件である。

 処刑された医学者の埋葬地すら明らかにしておらず、遺体は、数年前に米国人と現地人の尽力でようやく掘り起こされきちんと埋葬されたそうだ。

 こう書いているものの、現在なお、日本政府は、大勢のインドネシア人が死んだ破傷風ワクチン接種を「人体実験」だとは認めていないし、インドネシア人医学者の処刑が不当なものだったという認定や謝罪も行っていない。

 番組では、「破傷風ワクチン人体実験」に関して、北里大学の某教授に資料を解読してもらって得た結論を紹介した。
 彼は、ワクチンに使った破傷風菌の不活化が不十分だったのだろうと語ったが、それは事実ではないと考えている。

 日本の南方軍防疫給水部は、開発した破傷風ワクチンの有効性を知るため、破傷風ワクチン接種から一定日数経過後、ワクチン接種者に“本物の破傷風菌”を注射したと確信している。
(生き残りのヒトが、2、3回注射されたと語っていたことからも窺い知れる)

 なぜなら、戦時中という緊急状況で、ワクチン接種者が破傷風に“自然感染”するのを待つような、“時間がかかり追跡に手間暇もかかる愚かな”実験をするはずがないからである。

 番組を見ればわかるが、この「破傷風ワクチン人体実験」に関する取材は、処刑された医学者の遺体捜索部分を除き、10年前には終わっているものだ。

 NHKの幹部は、旧日本軍の“悪行”や戦後日本政府の責任に向き合わない悪弊が暴き出される内容ということで、機会が訪れるまでお蔵入りとし、今回の「騒動」のなか、前半部分と抱き合わせることで放送に踏み切ったと想像している。


[NHKサイトより]

「感染症に斃れた日本軍兵士 マラリア知られざる日米の攻防」

初回放送日: 2021年8月22日

太平洋戦争中、戦場でマラリアなどの感染症対策に尽力した南方軍防疫給水部。新資料から知られざる活動が明らかになった。破傷風などのワクチン開発も進めた実態に迫る。 コロナ禍、感染症と戦争の関わりが注目されている。太平洋戦争で兵士の6割が餓死・戦病死だったという日本軍。感染症対策のため南方軍防疫給水部を組織した。最近その名簿が公開され知られざる活動が明らかになった。マラリア対策では特効薬キニーネを独占し米に優位に立っていた日本は、やがて苦境に追い込まれる。ワクチン開発では多くのインドネシア人が死亡する事件が起きた。南方軍防疫給水部の実態に新資料と証言で迫る。

11月8日(月)午後6:00ほか 放送予定へ

https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/K25LQN1LMW/



http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/155.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 立憲民主を再生させる第三の道(植草一秀の『知られざる真実』)
立憲民主を再生させる第三の道
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-b2e9e6.html
2021年11月 8日 植草一秀の『知られざる真実』


立憲民主党が存亡の機に立たされている。

政権刷新の千載一遇のチャンスを潰した責任は重い。

枝野幸男氏は優柔不断な対応で支持を失った。

旗幟を鮮明にせず、八方美人の対応を示せば、誰の支持も得ない。

対立する三つの考え方がある。

第一は第二自公の道。

第二は野党野合の道。

第三は革新の道。

国民民主は第二自公の道を明確にしている。

しかし、徐々に右旋回の本性を示し始めた。

維新とタイアップして自公政権に右から圧力を加える。

これに足並みを揃えるのが「連合」だ。

もはや「連合」は労働者の利害を代表する存在でなくなっている。

一般労働者を切り棄てる大企業の利害を代表する存在。

政権交代を実現するには非自公が束になる必要があるとの考え方もある。

基本政策の共有などということは脇に置く。

右旋回の維新や国民も合わせて非自公連帯を形成する。

しかし、これは「野合」。

第三の道は革新勢力の結集。

基本政策を共有し、党派を超えて連帯する。

「政策連合=オールジャパン平和と共生」が提唱し続ける道だ。

共産党は天皇制、日米安保、自衛隊について、現状を直ちに変更することを求めていない。

他方、共有するべき基本政策は

1.平和主義堅持

2.原発稼働ゼロ

3.共生の経済政策=消費税減税・廃止

である。

この基本政策を共有する政治勢力と市民が連帯する。

共産党を含む共闘体制を構築する。

三つの道のなかからどの道を選ぶか。

これが立憲民主党代表選の焦点。

第一の道を選択するなら国民民主党と立憲民主党が別の政党である理由がなくなる。

両社は合流してひとつの政党になるべきだ。

第二の道の選択は党の崩壊につながるだろう。

今回衆院選での惨敗は、立憲民主党が基本路線を明確にしなかったことが背景。

水と油を強引に同居させても融合しない。

離反を招くだけだ。

第二の道の選択がないことを証明したのが今回総選挙結果であると言える。

立憲民主党が選択するべき道は第三の道しかない。

小川淳也氏が代表選出馬に意欲を示していることが伝えられているが、明確に第三の道を選択することを表明しない限り、強い支持は得られない。

小川淳也氏は明確に第三の道を明示できないのではないかとの意見が多数寄せられている。

小川氏が立憲民主党代表に就任し、日本政治刷新に足跡を残せるとすれば、小川氏が第三の道を明示する場合に限られる。

枝野幸男氏同様に優柔不断な対応を示すなら、主権者多数の支持を得ることはないと考えられる。

泉健太氏は第一の道を主張するだろう。

泉氏が代表に就任するなら、立憲と国民が別の政党であり続ける理由がなくなる。

両者はひとつの政党として合流するべきだ。

立憲民主党が第一の道に進む場合、立憲民主党内の革新派の議員は立憲民主党から離別するのが正当だ。

れいわ新選組、社民党と革新勢力として大きな塊を形成することが望まれる。

共産党とも強固な共闘関係を構築するべきだ。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/156.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 維新が公明党に“攻撃”開始!「18歳以下への一律10万円」案に噛みつき岸田首相にも揺さぶり(日刊ゲンダイ)



維新が公明党に“攻撃”開始!「18歳以下への一律10万円」案に噛みつき岸田首相にも揺さぶり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297100
2021/11/08 日刊ゲンダイ


公明案「18歳以下への一律10万円給付」に苦言を呈した日本維新の会・吉村洋文副代表(右は、公明党の山口那津男代表)/(C)日刊ゲンダイ

 衆院選で議席を4倍に増やし、勢いに乗る日本維新の会が、早速ケンカを仕掛けている。標的は公明党だ。公明党が打ち出した「18歳以下への一律10万円給付」案に噛みついてみせた。目玉政策を痛烈批判された公明党だけでなく、10万円支給を実施すべきか判断を迷っている岸田自民も頭を抱えている。

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 ◇  ◇  ◇

「所得に関係なしに18歳以下だから全員に(10万円を)配るというのは、何を目的としているのか分からない。(子供が3人いる)僕だって30万円もらえる」――。

 維新副代表の吉村洋文大阪府知事は、7日のフジテレビの番組で、18歳以下への一律給付をこう批判した。続けて、「18歳以下全員に配るより、例えば経済的に厳しいひとり親家庭などに優先的に配るべきだ」と、所得制限の必要性を主張してみせた。

「一律給付」案は、公明党が衆院選の公約として掲げた“重要政策”。ただ、世論受けはイマイチだ。ツイッターでは〈コロナ禍で苦しんでるのはこどもたちだけではありません〉〈18歳以下だと貧乏なオイラには支給されない〉〈今年大学入った19歳は対象外なんだろうか〉と異論が噴出している。フジテレビ番組の調査でも、所得制限について「あった方がいい」が41%だったのに対し、「なし」は21%、「給付金そのものが不要」が38%もあった。

 吉村知事は批判的な世論に、うまく乗っかった格好だ。

「吉村さんの発言に一番困っているのは、岸田首相でしょう。もともと、18歳以下への一律10万円支給には疑問の声も多い。コロナ対策なのか、貧困対策なのか、子育て支援なのか、目的がハッキリしない上に、なぜ19歳は対象外なのか、富裕層に支給する必要があるのかといった疑問があるからです。だから、自民党にも反対の声が根強くある。岸田首相も内心、判断に迷っているはずです。公明案を“丸のみ”すれば世論から批判されかねないし、逆に案を突っぱねたら公明党が反発するのは必至だからです。維新の吉村さんは、岸田首相が嫌がるところを突いた。“ケンカ上手”の維新らしい揺さぶりと言えます」(永田町関係者)

今後も「身を切る改革」でガンガン揺さぶり


頭が痛い(岸田首相)/(C)JMPA

 敵をつくってはケンカを売ってきた維新に、各党は恐々としている。衆院選での躍進によって単独で法案提出が可能になった維新は、今後、ガンガン揺さぶりを仕掛けてくる可能性が高い。

「維新は、議員報酬のカットや定数削減といった『身を切る改革』法案を次々と提出してくることが考えられます。これらの法案は、可決しても、否決されても、どちらに転んでも維新が損をすることはない。可決されれば維新の手柄になり、否決されたら『自公も立憲も身を切る改革には後ろ向きだ』と批判することができますからね」(官邸事情通)

 自民党内では、「やっかいな維新を黙らせるには、スキャンダルを探した方が早いんじゃないか」なんて声も上がっている。

「菅政権は維新と密な関係だったが、岸田政権はパイプがない。維新は『是々非々』と言いながら、来夏に参院選を控えガンガン政権批判を展開してくるはずです。『こうなったら維新関係者のスキャンダルを探すべきではないか』なんて声まであります。実際、兵庫4区から出馬し、比例復活した維新新人議員の運動員2人が選挙違反で逮捕されている。当選者の半数以上が新人ですから、探せば何か出てくる可能性はあるでしょう」(自民党関係者)

 ひ弱な岸田首相は維新とどこまでケンカできるのか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/157.html
記事 [政治・選挙・NHK284] お前はもう死んでいるとばかりに…岸田首相が安倍元首相に“嫌がらせ”で関係悪化を 心配する声(デイリー新潮)
お前はもう死んでいるとばかりに…岸田首相が安倍元首相に“嫌がらせ”で関係悪化を 心配する声
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/11081103/
2021年11月8日掲載 デイリー新潮


安倍晋三元首相、岸田文雄首相

 権力の欲望が渦巻く永田町に秋風ならぬ、すきま風が吹いている。舞台の主役は政権与党の頂点に立った岸田文雄首相と、自民党最大派閥の影響力を背景に「令和のキングメーカー」となった安倍晋三元首相だ。主要メディアの予想を覆す勝利を総選挙で手にした岸田自民党だが、2人の最高権力者の間に生じた微妙な距離感に不安を抱く声は少なくない。

「3A」──。9月末の自民党総裁選で岸田氏の勝利に貢献したといわれる安倍氏、麻生太郎元首相、甘利明元経済再生相の3人の「A」は、歴代最長の5年以上も幹事長職に君臨した二階俊博氏にかわる「キングメーカー」として、岸田政権で圧倒的な存在感を放つ。

 実際、岸田氏は自民党第2派閥の麻生派(49人)から麻生氏を党副総裁に、甘利氏は党ナンバー2の幹事長に任命。安倍氏が絶大な影響力を持つ最大派閥・細田派(87人)からは松野博一官房長官、福田達夫党総務会長、高木毅国会対策委員長を起用し、首相自ら率いる岸田派(41人)を含めた主要派閥で政権基盤を安定させる道を選択した。

 だが、政権発足から1カ月も経たず、強固に見えた首相と「3A」との関係に亀裂が生じたという。決定打となったのは、総選挙で敗北(比例復活)した責任をとって幹事長職を辞任した甘利氏の後任人事である。

 自民党担当のテレビ記者が解説する。

「安倍氏ら細田派には党役員・閣僚人事や衆院選の公認調整などで『岸田―甘利体制』に不満がありました。その甘利氏が事実上失脚したので、同派の萩生田光一経済産業相の幹事長起用か、安倍氏に近い高市早苗政調会長の横滑り人事を期待していたわけですが、それも岸田氏に無視されてしまい……。お前はもう死んでいる、とばかりに2度までもコケにされて安倍氏の面子は丸つぶれですよ」

「福田総務会長」をめぐり…


2018年の自民党総裁選では不出馬を表明し、安倍元首相の支持に回った岸田首相

 元々、安倍氏は最側近の萩生田氏を官房長官に、幹事長には高市氏の起用を期待していた。しかし、実際に官房長官に就いた松野氏は細田派であるものの、甘利氏が結成した派閥横断グループ「さいこう日本」のメンバーという「甘利印」でもある。選挙公約などを取り仕切る政調会長に高市氏が就任したが、党内屈指の政策通といわれる甘利氏が幹事長の立場から自民党や政府の施策に口をはさむことが予想された。

 さらに安倍氏の機嫌を損ねたのは、当選3回の福田氏が党3役の総務会長に任命されたことだ。小泉純一郎首相時代の2003年、官房副長官から当選3回で幹事長に抜擢された安倍氏としては、若手からの大胆な抜擢は驚くことではない。福田氏が細田派に所属していることも歓迎すべきことである。だが、福田氏の父は安倍氏と犬猿の仲である福田康夫元首相。小泉政権で上司だった康夫氏とは北朝鮮による日本人拉致問題への対応などをめぐり確執が生まれ、陰に陽に批判をし合ってきた関係にある。

 両者の関係を知る閣僚経験者が語る。

「岸田氏から『福田総務会長』プランを聞かされた安倍氏はおもむろに不機嫌になり、再考するよう求めたそうです。岸田氏とのパイプ役は萩生田氏に任せ、首相経験者としての矜持から露骨にアレコレ言うことは控えていた安倍氏ですが、さすがに『嫌がらせをされているようだ』と怒るのも無理はありませんよ」

 党総裁選の決選投票で、先頭に立って支援した高市氏陣営の勢力を岸田氏に加勢させ、岸田政権誕生の立役者である安倍氏の苛立ちは隠せそうにはない。

友情もあるが勝負は別

 だが、物事には表と裏がある。いずれも岸田氏サイドから見れば、その風景は大きく違う。国民の人気が高い河野太郎前ワクチン担当相への危機感から、総裁選で支援を求めたものの安倍氏には高市氏の全面支援に回られ、1回目の投票結果は高市氏が国会議員票で岸田氏(146票)に次ぐ2位の114票を獲得。

「安倍氏は『河野潰し』で岸田氏を勝たせるために高市氏を担いだとも言われましたが、本気で高市氏を勝たせようと全面支援していた。下手をすれば、岸田氏と順位が逆になっていた可能性もありました。岸田、安倍関係には友情もありますが、勝負はまた別ということでしょう」(自民党中堅)

 との声もあがる。

 振り返れば、岸田氏はたびたび安倍氏に苦汁を飲まされてきた。直近では、昨年の党総裁選をめぐる対応があげられる。2018年の総裁選で立候補を模索した岸田氏は、長期政権を築いていた安倍氏からの「禅譲」を期待して出馬を見送った。「ポスト安倍」の筆頭格として意欲を示し続け、安倍氏や麻生氏と良好な関係を維持してきたのも「次」に両氏の支援を期待してのものだ。

 しかし、2020年8月に安倍氏が体調悪化を理由に首相辞任を表明。岸田氏が当然の流れとして次期総裁選での支援を求めた際、安倍氏は首を縦に振らなかった。安倍路線を継承した菅義偉氏らとの総裁選は、菅氏が377票、岸田氏は68票。一時は「政治生命を絶たれた」といわれるほどの大敗を喫している。
30万円給付で赤っ恥

 他にも苦い記憶がある。新型コロナウイルスの感染拡大で苦しむ国民への支援策として、自民党政調会長だった岸田氏は「困窮世帯への30万円給付」案をとりまとめ、政府に実現を求めた。この案は当時の安倍首相と決めたものだったが、二階幹事長や公明党の反対から急きょ方針転換を余儀なくされ、党内での求心力が急落する「赤っ恥」をかかされている。

「普通に考えれば、あれだけ期待していた『後継指名』を袖にされ、政治家として終わりかける危機を強いられれば、安倍氏に対して良い感情はないでしょう。本音では何度も裏切られたと感じていると思いますよ」

 全国紙政治部デスクは、こう岸田氏の複雑な胸中を探る。党役員・閣僚人事で安倍氏の意向を忖度せず、総選挙の群馬1区の公認争いでは、安倍氏が「公認候補でなくなることはあり得ないと思っている」と公言していた尾身朝子氏(細田派)ではなく、中曽根康隆氏に軍配をあげた。

 成長と分配、新しい資本主義を掲げてアベノミクスからの修正を目指す岸田氏。自民党第3派閥の竹下派で会長代行を務める茂木敏充元外相を新幹事長に迎え、岸田派・麻生派・竹下派という主要3派で政権運営を安定させたいとの思惑も透けて見える。年末に控える来年度予算案の編成や税制改正大綱の策定、国家安全保障戦略の改定などで「岸田カラー」は打ち出せるのか。寒風が訪れる季節、2人の関係がさらに冷え込むことを不安視する向きは多い。

取材・文 小倉健一 ITOMOS研究所所長

デイリー新潮取材班編集

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/158.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 維新・馬場幹事長がBSフジ番組で衆院選大阪選挙区の「野合」を認めていた(日刊ゲンダイ)
維新・馬場幹事長がBSフジ番組で衆院選大阪選挙区の「野合」を認めていた
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297041
2021/11/06 日刊ゲンダイ


維新の馬場伸幸幹事長(C)日刊ゲンダイ

 本当の「野合」は自分たちだった?

 衆院選で議席を公示前の11から4倍の41に増やし、公明党を抜いて第3党に浮上した「日本維新の会」。本拠地である大阪では、候補者を擁立した15選挙区で「全勝」。立憲副代表の辻元清美氏(61)が出馬した10区でも、維新新人の池下卓氏(46)が辻元氏を負かして初当選するなど“維新旋風”が吹き荒れた。

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 維新陣営が選挙期間中、立憲や共産などを批判するのに使った常套句が「野合」だった。10月下旬に自民元副総裁の山崎拓氏(84)が辻元氏の応援演説に立った際も、維新の松井一郎代表(57)は「とにかく野合」と訴え、「まともな政党として、まともな選挙をしていく」と主張していた。

 国語辞典によると、「野合」とは「共通するものもないバラバラの集団が、まとまりなく集まる事」。その意味では、複数の政策課題を共有して選挙を戦った「野党共闘」は「野合」でも何でもないのだが、ただでさえ選挙期間が短かった上、昨今の「ワンフレーズ・ポリティクス」の選挙に慣れてしまった有権者には、「野党共闘」の本質が理解されなかったようだ。

 だが、野合批判を繰り返していた維新はどうなのかと言えば、さらに酷かった。2日夜のBSフジの番組「プライムニュース」で、維新の馬場伸幸幹事長(56)が「野合」だったことを認めるような発言をしていたからだ。

 番組では、男性キャスターが馬場幹事長に向かって、「馬場さん、大阪の全19選挙区のうち維新が立ったのは15で、残り4選挙区は公明が全勝。これは握ってるんでしょう?」と質問。「握っている」とは、候補擁立をめぐり、ライバル党と水面下で「ここはうちが候補者を出すから、そちらは出さないで。その代わり、あちらはどうぞ」のように調整するという意味の隠語だ。つまり、やんわりと「維新と公明も野合だったんでしょ」と水を向けたわけだが、この問いに対して馬場幹事長は当初は、モゴモゴとはぐらかしていたのだが、苦笑いしながらこう口を滑らせたのだ。

「いや、まあ、あの、そういうことなんですけれど」

 馬場幹事長は「党としての次の課題」などとよく分からない発言もしていたが、ネット上では番組を見ていた視聴者などから、<あっさり野合を認めたぞ><政策合意も大義もない。これぞ、野合そのものwww>との声が続出。これでよくもまあ、他党について「野合」などと批判できたものだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/159.html

   

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