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2022年4月05日07時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK286] ウクライナとワクチンに見る情報統制(植草一秀の『知られざる真実』)
ウクライナとワクチンに見る情報統制
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/04/post-0906aa.html
2022年4月 5日 植草一秀の『知られざる真実』


『日本経済の黒い霧
 ウクライナ戦乱と資源価格インフレ
 修羅場を迎える国際金融市場』
(ビジネス社、1870円(消費税込み))



https://amzn.to/3tI34WK

は日本の進路を考えるための問題提起である。


「強欲資本主義vs.共生民主主義の闘いがはじまった!」


とのサブタイトルを付したが、すべてのものごとが「強欲資本主義」によって支配される状況が生まれている。


象徴的な事例がワクチンとウクライナ。


4月1日付ブログ記事
「コロナワクチンが危険な理由」
https://bit.ly/3NIBT61

で紹介した高名な免疫学者である荒井央氏による新著


『コロナワクチンが危険な理由
 :免疫学者の警告』(花伝社、1650円)
https://amzn.to/3tSFeHU

にレビューを掲載されているamphibius 氏が、余談として次のように記述されている。


「余談ではあるが、今ロシアのウクライナ侵攻でプーチン大統領が世界的に批判を浴びている。


しかしながら、ウクライナのこれまでの歴史、アメリカの特に民主党政権がこれまでにやってきた他国への介入、2020年の大統領選挙以降、現在までのアメリカ国内の惨状を知ると、ロシアのウクライナ侵攻は実質的にはアメリカが裏で仕掛けた戦争であり、プーチン大統領はロシアから愛をこめて、自国の自衛のためだけでなく、世界の自由と民主主義を守るためにグローバリスト(新・共産主義)と戦っているとの見方も出来る。


マスコミと結託すればフェイクニュースなどいくらでも捏造できるのである。」


紛争の解決に武力を用いることは許されず、ロシアの行動は非難されるべきものであるが、戦乱に至る経緯を詳細に検証すれば、今回の戦乱は米国によって誘導された側面が強いことが判明する。


米国自身が、これまでに侵略的な戦争を何度も遂行してきたことを見落とせない。


ウクライナの被害だけが大きく取り上げられているが、ウクライナの被害とは比べものにならない被害をイラク市民が受けている。


2003年のイラク戦争は米国による侵略戦争だった。


イラクの被害を報道せず、ウクライナの被害だけを報道するメディアに正義は存在しない。


私たちの目の前にある諸問題について、メディアが流布する情報だけで判断しては本質を見誤る。


ウクライナ戦乱の根本原因は、ウクライナが2015年のミンスク合意2を踏みにじり、ロシアとの軍事的対決の方針を鮮明に示し、実際に東部地区に対して武力攻撃を展開したことにある。


この事実を取り上げずに、ロシアだけを非難するのは公正でない


多数のウクライナ国民被害に最大の責任を負っているのがゼレンスキー大統領である点を見落としてはならない。


コロナ感染ではワクチン接種推奨の大合唱が続いてきたが、そのワクチンが重大な災厄をもたらしている。


ワクチン接種後の急死者数、重篤化者数が想像を絶する規模に達している。


本ブログ、メルマガはワクチンリスクに対する警鐘を鳴らし続けてきたが、その危険性を認識する市民がようやく増え始めている。


メディアが流す情報を鵜呑みにしていては我が身を守ることができない。


悪に加担することにもなりかねない。


拙著『日本経済の黒い霧』の構成は以下の通り。


第1章 衰退する日本経済
第2章 迫りくるインフレ経済の恐怖
第3章 米中対立の行方
第4章 反グローバリズムで分裂する世界
第5章 「新しい資本主義」の真実
第6章 格差を生んだ消費税増税という大罪
第7章 勝者と敗者 新型コロナパンデミックの真実
第8章 乱世を生き抜くための資産・生活防衛
第9章 日本と世界はどこに向かうのか


荒川央氏は次のように指摘する。


「ディストピアを作り上げるのは、疑うことを知らず、命令、要請、多数派に従う一人一人の人間です。


世界中で多くの人が自主的に放棄しているのは、自由であり、健康であり、命です。」


私たちに求められているのは「すべてを疑うこと」。


塩野七生氏が


『ルネサンスとは何であったのか』(新潮文庫)
https://amzn.to/3uRfWsW

で指摘したのが、


「ルネサンスとはすべてを疑うこと」


だった。


すべてを疑うことによって、暗黒の中世から脱却することができた。


すべてを疑ってみるために、『日本経済の黒い霧』が紐解く現代社会の断面を吟味賜りたい。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/171.html

記事 [政治・選挙・NHK286] ゲーム脳の無責任安倍「敵基地攻撃中枢にも」煽るしか能が無いのか(まるこ姫の独り言)
ゲーム脳の無責任安倍「敵基地攻撃中枢にも」煽るしか能が無いのか
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/04/post-fe64ba.html
2022.04.04 まるこ姫の独り言


安倍が喋れば喋るほど憲法無視の発言が続く。


こんなゲーム脳の無責任男が、国内を煽り、それを聞いた海外を刺激し、全くいい事なしだ。


敵基地攻撃「中枢にも」 自民・安倍元首相
 4/3(日) 17:14配信 時事通信


>自民党の安倍晋三元首相は3日、山口市内で講演し、岸田文雄首相が能力保有を検討する敵基地攻撃について「基地に限定する必要はない。中枢を攻撃することも含むべきだ」と述べた。
>安倍氏は「日本が守りを専門にして打撃力を米国に任せる構図は大きく変えないとしても、日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確信している」と強調した。


どこまで無責任な放言なのか。


我が国は憲法で専守防衛は認められていても先制攻撃は認められていない。


その憲法を無視して、なにが中枢攻撃だ、なんが打撃力だ。


本来は一番憲法を順守しなければいけない人間が、無責任な放言で国内を煽る。


それに乗る人間がどんどん増えてきて嫌になる。


例えば、いつも日本をミサイルで煽る北朝鮮が、安倍と同じことを考えたらどうなるのか。


北朝鮮には日本のような平和憲法は無いだろうから、先制攻撃やりたい放題だ。


それでも自重はしている。


安倍の過激発言の「基地に限定する必要はない。向こうの中枢を攻撃することも含めるべきだ」


北朝鮮が、安倍のこの発言を口実に先に仕掛けたらどうなるか。


あっという間に日本の中枢の国会議事堂や官邸、原発等々、真っ先に火の海になる。


そして全面戦争へと。。。
安倍の無責任な放言はそういう事だ。


安倍は自国の事しか考えられない人間だから、自分の発言で他国がどう思うかなど全く考えていないが、安倍の発言はそういう危険性を伴うという事を失念している。


しかも国連から「敵国条項」に認定されている国の元総理のこの危ない発言はどうなのか。


ブラックリストに載るのではないか。


安倍は自分のこの軽々しい発言が海外でどう思われるか想像力が働かないのだろうか。


8年も総理をやって来た人間は、外交から何を学んだのか。


バラマクだけが外交と思っているような人間は、どこまで行っても単細胞だ。


本当にこういう時だからこそ口にチャックをするべしだ。


もし、日本が危険になっても自分は素早く逃げられるだろうが、いつも犠牲になるのは一般庶民なんだから。



頼むから一般国民を煽るのは止めてくれ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/172.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 「ウクライナ支援のため、自民党議員の5月歳費から1万円ずつを募金」(茂木自民党幹事長)・・・なんじゃそれ! やるなら個人の金でやれ! それにしてもみみっちい話だ!! 
「ウクライナ支援のため、自民党議員の5月歳費から1万円ずつを募金」(茂木自民党幹事長)・・・なんじゃそれ! やるなら個人の金でやれ! それにしてもみみっちい話だ!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2022/04/post-96309a.html
2022年4月 5日 くろねこの短語


 年金生活者への5000円支給で大顰蹙を買ったあげくに白紙撤回、と赤っ恥さらしたキツネ目の男・茂木君が、また何やらつまらないこと画策してるようだ。なんでも、「ウクライナ支援のため、自民党議員の5月歳費から1万円ずつを募金する方向で検討」してるんだってさ。


自民議員、ウクライナ支援で歳費から1万円の募金検討=茂木幹事長


 小学校の赤い羽根募金じゃあるまいし、こういう寄付行為ってそもそもは個人でやるものじゃないのか。しかも、その額が1万円ってのもなんともみみっちい話なのだ。


 この男は、東大→丸紅→読売→ハーバード→マッキンゼーと絵に描いたようなエリートコースを歩んできたそうだが、パワハラ体質もよく囁かれているように、どこか社会性に欠けてるんだね。でなけりゃ、年金生活者への5000円支給だの、ウクライナ支援の1万円募金だの、的外れな政策をこれみよがしにぶち上げたりはしませんて。


 鳴り物入りで幹事長に就任したものの、提灯メディアが期待したほどの存在感を発揮できていないのは、政治家としてのセンスが決定的に欠如しているからに違いない。パワハラで官僚を締め上げていればどうにかなった大臣とは違って、党の幹事長ともなれば人間味溢れたリーダーシップが問われますからね。もっとも、そうでない土建政治屋もいたけど・・・なんて我が家のドラ猫にエクスキューズしてみる火曜の朝である。


【またまだあるぞ気になるニュース】
キーウ州で400人以上の遺体確認 氷山の一角か ロシアの戦争犯罪立証へ検視開始 


中高年の単身女性、困窮 コロナ禍で相次ぐ解雇、雇い止め、休業が追い打ち

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/173.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 全6回連載「新型コロナ騒動を検証する〜その存在証明から目的まで〜」@ 高橋清隆の文書館
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2048631.html
http:/


isf https://isfweb.org/post-915/


 2020年2月からマスコミがその危険性を過剰にあおり立てている新型コロナウイルス(COVID-19)。東京都や大阪府などで講じられていたまん延防止措置は2022年3月21日で解除されたが、市民は依然マスク着用や社会的間隔の確保を求められ、4人以上の会食や大きな声での会話、路上飲酒などを禁じる「新しい生活様式」を課せられている。


 新型コロナウイルスは、国民生活全般に制限をかけなければならないほど恐ろしいものなのか。そもそも、新型コロナウイルスは存在するのか。この騒動の真相を、内外の専門家や独立系ニュース記事などの情報を基にあぶり出す。


第1回 新型コロナウイルスは存在するか?


 この2年の間に、われわれの生活は一変した。「三密」を回避するため、外食は控え、宴会もできず、自宅を出ればマスクを着けて過ごす。テレワークやオンライン授業が推奨され、祭りやスポーツ観戦、各種集会が許されない。こうした「新しい生活様式」の原因をつくったのが、新型コロナウイルス(COVID-19)と呼ばれる感染性の病気である。


 2019年12月、中国・武漢の路上で人がばたばたと倒れる映像が世界に映し出され、数カ月後には米ニューヨークやイタリアのミラノの病院に収容しきれない重症者が大部屋に寝かされている様子が伝えられ、世界は恐怖に包まれた。しかし、新型コロナウイルスは本当に存在するのだろうか。


 このようなことを言うと、「不謹慎な」「亡くなった遺族に謝れ」などの声が聞こえてきそうだが、事実は冷静に見なければならない。


 新型コロナウイルスの存在根拠は、科学雑誌『nature』579号(2020年2月3日オンライン出版)に掲載された論文、ファンウー他『中国のヒト呼吸系疾患に関連する新しいコロナウイルス』(Fan Wu et al.“ A new coronavirus associated with human respiratory disease in China.”
が基になっている。2019年12月26日に武漢の病院に入院した1人の重症肺炎の患者から取り出した液体を材料に、コロナウイルスのゲノム遺伝子構造(SARS-CoV-2)が決定され、WHO(世界保健機関)によりSARS-CoV-2による感染症に対して、COVID-19という病名が命名された。


 PCR検査(ポリメラーゼ連鎖反応)で探しているのはこの遺伝子配列の断片だが、武漢の患者から取り出したウイルスがクローン化(単離)された形跡はない。配列は次世代シークエンスという方法で約3万塩基の長さを持った全ゲノムの塩基配列を決定したとされるが、机の上で書き込むことも可能だ。この発表について、大橋眞・徳島大学名誉教授は次のように疑義を述べる。


 「このゲノムを持ったウイルスがクローン化により、純化されたという報告はない。従って、このゲノムを持ったウイルスが、本当に実在するのかについては不明である。また、このウイルスが武漢での重症肺炎を引き起こす犯人であるのか、あるいは感染していても無症状のまま、ウイルスをまき散らし、他の人に感染させるという、前代未聞の能力を持ったウイルスなのかという実証実験はなされていない。動物への感染実験においても、病変部位から同じウイルスが核酸の塩基配列レベルで確認されたという報告はない」(『コロナパンデミックは、本当か?』スチャリット・バクディ&カリーナ・ライス著、大橋眞監修p.256)


 感染症の病原体を特定するには、ドイツの細菌学者ロベルト・コッホが提唱した「コッホの4原則」を満たす必要がある。すなわち、
@ ある一定の病気には一定の微生物が見いだされること
A その微生物を分離できること
B 分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること
C その病巣部から同じ微生物が分離されること


 新型コロナウイルスはこの4原則を満たさないばかりか、1項目目の「一定の病気に一定の微生物が見いだされる」ことも十分に確認されていないと大橋氏は指摘する。なるほど、コロナが幽霊だと考えれば、満員電車でクラスター感染が発生しないのも合点がいく。コロナ騒動の初期、マスクを切らして2週間ほど過ごしても何事もなく、不思議に思ったのも納得がいく。


 コロナ脅威が喧伝(けんでん)された2020年の死亡者数は、前年比で8338人減っている。最も減少した死因は呼吸系疾患で、17万2727人と2万507人の減。内訳は肺炎が1万7068人、インフルエンザが2619人減った。「新型コロナ」の死亡者3466人を補って余りある(厚労省『人口動態統計』2022年2月25日確定値)。


写真1(COVI

 実際、日本政府も新型コロナウイルスの存在を示せていない。2020年10月、ある市民が厚生労働省に「新型コロナウイルスの存在を証明する科学的根拠、論文等」を情報開示請求したら、1度の延長を経て同年12月、「国立感染症研究所HP」との回答が来た。同研究所のホームページには、同ウイルスの電子顕微鏡写真と称するものが掲載され、数行の説明があるのみ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/virology/9369-2020-virology-s1.html)。同研究所に同じ情報開示請求をしたところ、「不存在」の回答が来た。筆者も後に同じ回答を得ている。


写真2 NCBI

 国立感染症研究所は2020年1月31日、新型コロナウイルスの分離に国内で初めて成功したと発表している。クルーズ船に乗っていた患者から採取したウイルスが中国グループの発表した遺伝子配列と99.9%の相関性があるというデータを、世界ジーンバンクからその後、ひっそりと取り下げている(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nuccore/LC521925.1?report=genbank)。もちろん、マスコミは発表のときに大報道した一方で、取り下げの事実は一切報じない。


写真3

図表1

 新型コロナウイルスは存在しないと主張する医学者は世界中にいる。その1人、アンドリュー・カウフマン(米サウスカロライナ医科大学の元指導医)は、新型コロナウイルスはエクソソームではないかと分析する。彼は「新型コロナウイルスの正体と考えるもの(“What I Think COVID-19 Really Is”)」と題する動画で、形も大きさも、両者がうり二つであることを紹介している。


 “Multivesicular Endosome”(多胞性エンドソーム)は、細胞内にいるときのエクソソームである。エクソソームは細胞が損傷を受けたとき、細胞の外に出てくる。役割は2つ。1つは、損傷の原因となる毒性物質を除去すること。2つ目は、そのために身体中の、異なる部分の細胞間でコミュニケーションを図ること。


 エクソソームの放出は、毒性物質の侵入以外にも、感染やけが、あらゆる種類の免疫反応、放射線や電磁波の被曝時にも見られる。これをPCRが拾って擬陽性を量産している可能性をカウフマンは指摘する。


 科学ジャーナリストのアーサー・ファステンバーグは『見えない虹——電気と生活の歴史』(“The invisible Rainbow: A History of Electricity and Life”未邦訳)で、電磁場の変更とインフルエンザの流行との関係を考察している。それによれば、1918年の「スペイン風邪」は米軍が強力な電波探知機(レーダー)を最初に設置した所で患者が発生している。1968年の「香港風邪」は、放射線を出す衛生システムが運用可能になった数カ月後、世界に吹き荒れた。


 海外の「新型コロナ患者」には肺の酸欠症状が多く見られた。5Gは60GHz(ギガヘルツ)で酸素分子と相互作用し、体と血液が必要な量の酸素を吸収するのを妨げる。中国・武漢と伊ロンバルディア州ミラノは、5Gのモデル都市だった(第2回へ続く)。



http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/174.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 安倍元首相が今度は「中枢攻撃」発言…派内から聞こえる「会長は何を焦っているのか」の声(日刊ゲンダイ)


安倍元首相が今度は「中枢攻撃」発言…派内から聞こえる「会長は何を焦っているのか」の声
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/303473
2022/04/05 日刊ゲンダイ



「中枢攻撃も含むべし」とはずいぶんと勇ましい(安倍元首相=3日、山口市)/(C)共同通信社


 またしても安倍元首相の発言が物議を醸している。


 3日、地元・山口の自民党県連などが主催した憲法改正に向けた「総決起大会」で講演した際、防衛費に関し「2023年度は当初予算で6兆円程度を確保するべきだ」と訴え、さらに、敵基地攻撃能力の保有について「(対象を)基地に限定する必要はない。向こうの中枢を攻撃することも含むべきだ」と言い放ったのだ。「中枢攻撃」とは勇ましい。むしろ日本を危険にさらすことにならないのか。


 この「中枢」発言について政府は困惑気味で、4日の記者会見で松野官房長官は「コメントは差し控える」だった。


 松野氏は安倍派所属。派閥のボスを否定などできないのだろうが、実は安倍派内では、安倍氏が最近、問題発言を繰り返していることに、「会長は何を焦っているのか」と疑問の声が出ているらしい。


「木曜の派閥会合では毎回延々と持論を展開し、勉強会や講演会になれば勇ましいことばかり口にする。あえてマスコミに取り上げられることを狙っているかのよう。一体、何を焦っているのか、焦り方が尋常じゃない、というわけです」(安倍派関係者)


 安倍氏の焦りの背景として2つの見方が語られている。ひとつは「検察に対する牽制」。日大事件で背任罪で起訴された医療法人前理事長の裁判が進行中。前理事長は安倍氏と懇意だった。他にも安倍氏絡みの怪しい疑惑は山ほどある。そんなことから、「マスコミに出て自分がまだ権力を持っていることを検察にアピールしようとしているのでは」(前出の安倍派関係者)という。


「健康問題」も再燃?



自らの体調に神経質に?(C)日刊ゲンダイ


 もうひとつは「健康問題」の再燃。スーツがブカブカだったり、痩せた感じにも見える。健康問題で2度も政権をブン投げただけに、自らの体調に神経質になっていておかしくない、というのだ。


 政治評論家の野上忠興氏が言う。


「もともと気が小さくて神経がこまやかな人ですから、ちょっとしたことで不安になる。桜を見る会の問題でも国会で118回も嘘をついた。うしろめたい気持ちは当然あるでしょう。健康問題については、持病がある以上、常に“爆弾”を抱えているようなものです。その恐怖感を隠そうと、勇ましい発言で強い自分を見せている面もあるのではないでしょうか」


 身勝手な理由で近隣諸国を刺激し、国民を危険にさらすのはやめてもらいたい。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 西山太吉は記者の鏡<本澤二郎の「日本の風景」(4405)<毎日新聞に西山先輩の後継者は一人でもいるのか!>
西山太吉は記者の鏡<本澤二郎の「日本の風景」(4405)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/32502179.html
2022年04月05日 jlj0011のblog


<毎日新聞に西山先輩の後継者は一人でもいるのか!>


 この国も国民もボロボロだ。そろそろ誰もが気づくころではないのか?時事通信が90歳の西山太吉元毎日新聞記者を取り上げた。安倍晋三の父親は、元毎日記者だった。国有地だった毎日本社の不動産払い下げ問題で活躍したことは、知る人ぞ知るだ。ナベツネは読売の本社の国有地を。晋太郎は、戦争犯罪者(東条内閣の商工大臣)の岸信介の娘婿。政界で頭角を現わした理由だった。筆者が政治記者となったころ、安倍を「清和会・福田派のプリンス」などと吹聴する新聞が多かった。「竹下登や金丸信らとの料亭での深夜の賭け麻雀がすい臓を破壊した」とささやかれたものだ。同じ毎日新聞に晋太郎とは対極の、反骨のジャーナリストがいた。時事通信が掲載した西山さんの写真を見ると、まだかくしゃくとしている。後ろめたいことがない人間の強さだろう。


 外務省秘密電文漏洩事件は、安倍の叔父である佐藤栄作内閣の沖縄返還に絡んでの国家犯罪である。アメリカが支払うべき金額を、佐藤内閣は日本政府が肩代わりするという、許しがたい犯罪的密約を、西山記者が暴いたもので、普通の国であれば、記者の鏡と称される大スクープだった。


 いま西山記者レベルの記者が日本にいるだろうか。いない。毎日新聞には間違いなくいない。全国紙の中でいち早く、ジリ貧状態に追い込まれた。読者の目は厳しい。そこから信濃町との疑惑の関係が生まれたものか。岸・佐藤・安倍という戦前派の疑惑の人脈に侵されてしまった新聞だったのか?


<国会内の平河クラブで毎日新聞キャップに隣席から激励?!>


 1972年に政治記者となった筆者は、国会議事堂でさえも、何がどこにあるのか分からず、右往左往しながらはいずり回っていた。沖縄返還を花道に官邸を去る佐藤栄作の後継者問題が、1972年初頭から派閥戦争に火をつけた。


 世田谷の経堂に住まいがある、宏池会(大平派)参謀の鈴木善幸邸の夜回りが、政治記者1年生の1日目の取材だった。夜中の8時ごろ、鈴木邸の門をくぐると、既に共同通信の三喜田恭三先輩が陣取っていた。善幸さんに名刺を差し出すと、彼は自らジョニーウォーカー赤ラベルの水割りを作ってくれた。


 現在は麻生太郎夫人のちかこさんが、甲斐甲斐しく新鮮な刺身を、洋酒のつまみに出してくれた。右も左も分からない政治記者にとって、外務省秘密伝聞事件など知る由もなかった。3か月後の国会で、社会党が電文のコピーをかざす場面で、沖縄の密約事件の新聞の切り抜きを、なにも分からずに国会記者会館の部屋で始めた。


 日本では報道関係者は、何はともあれ記者クラブに所属しないと、記者会見や、記者懇談という発言者を特定しないという不可解な約束事の場に参加することは出来ない。週刊誌や雑誌がいくら文句を言っても、この閉鎖的な新聞の特権的防護服は、双方に便利なため、完璧で壊れない。最近は首相官邸などでは変化が起きているようだが、日本の言論の自由は戦後も危うい。


 政府与党の暴走原因ともなる。幸運にも筆者は72年からおよそ20年、官邸の永田クラブと自民党の平河クラブに所属、名誉ともいえない記録保持者となったのだが、1年生のころは何も分からなかった。先輩たちは、クラブの中で公然と賭け麻雀をしていた。これまた信じられない新聞記者の慣習として、当局も保護してやり過ごしていた。取材は、もっぱら駆け出しの記者が担当するため、大事な発言や行動を見逃すことが少なくなかったろう。


 この記者クラブは、国会が開会されると、官邸から議事堂内のクラブに、他方、自民党本部から議事堂内に移転する。議事堂内の正面左手に自民党幹事長室、その隣が平河クラブだ。この点は恵まれていた。幹事長室に出入りする要人らをチェックすることが、容易に出来る。


 平河クラブの席が、毎日新聞の隣で、東京タイムズの隣が内外タイムスだった。この西山事件が話題になると、毎日記者たちは緊張していた。毎日記者クラブの責任者・キャップに、何度か無意味な激励をしたものである。思うに、政治部に移り、自民党を担当することになったころは、なんとなく政府自民党に違和感を抱いていた。悪いイメージが常に覆っていた、そのせいでもあった。腐敗した問題議員は、決まって自民党議員だったのだから。


 わが反骨は生まれつきか、さらに言うと、自民党議員でありながら、不正腐敗を追及する、平和軍縮派の宇都宮徳馬さんに惚れこんだ、その結果かもしれない。反骨を抜きにすると、せいぜい小心者の凡人ジャーナリストに過ぎない。


<「ナベツネは西山さんのアカでも煎じて飲め」といいたい>


 それにしても、沖縄返還に絡んでの日米政府の密約は、日本が依然として戦争に負けた敗者のままであることを、見事に裏付けて余りあるが、その証拠を西山記者が世界に発信した。日本人は、反骨のジャーナリストに目を向けてもらいたい。


 だが、敵もさるものである。情報漏洩に関与した外務省の女性事務官と西山記者の男女の関係に絞って、「情を通じて」という卑猥な週刊誌向けにして切り返した。TBS山口強姦魔の警察のやり口を連想させる。


 勝敗云々のレベルではない。勝者は明らかに西山である。有罪になっても「執行猶予」をつけるほかなかった。言論の自由を曲がりなりにも死守できた。その証拠が本人の健在ぶりではないか。


 権力の走狗となった読売のナベツネは、内心、苦虫をかみしめているだろう。彼の最後の仕事は、蓄財したカネの始末のつけ方だという。同じことが、安倍晋三にも言えるのではなかろうか。


2022年4月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(時事)1971年6月の沖縄返還協定をめぐり、外務省の女性事務官から機密公電を違法に入手したとして、元毎日新聞記者の西山太吉さん(90)が国家公務員法違反容疑で逮捕された事件から4日で50年。西山さんが取材に応じ、「私は犠牲者だが勝利者。負けたのは国家だ」と振り返った。


「沖縄密約」半世紀 90歳の西山太吉さんが語ったこと【news深掘り】

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/176.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 入国上限を1万人に緩和も…成田空港でいまだ続く阿鼻叫喚の「検疫地獄」を現場ルポ(日刊ゲンダイ)
入国上限を1万人に緩和も…成田空港でいまだ続く阿鼻叫喚の「検疫地獄」を現場ルポ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/303435
2022/04/05 日刊ゲンダイ



到着客は皆うんざり(提供写真)


 新型コロナウイルスの水際対策について、日本政府は10日から1日当たりの入国上限を1万人に緩和するが、大丈夫か? トップダウンの方針に現場の検疫体制が追いついていない。先月から観光を除く外国人の新規入国が再開されたものの、成田空港では阿鼻叫喚の“検疫地獄”が続いていた。中東ドバイからの帰国便に乗った日本人文筆家の怒りのリポート──。


  ◇  ◇  ◇


「ママ、お水飲みたいよ〜!」


 3月28日午後9時すぎ、成田空港構内に幼女の鳴き声が響いた。アディスアベバ発エチオピア603便は午後6時到着。満席の二百数十人の乗客は、降機から既に3時間以上が経っていた。係員に誘導されて検疫問診票を配布されるまで1時間以上。一人一人への説明、記入から提出まで1時間以上。ようやくPCR検査となる。その間に、給水器もなければ、食事を取る機会もない。


 乗客のうち、日本人は十指にも満たない。アフリカ、中近東、ウズベキスタン、カザフスタンなど中央アジアから技能研修や留学で日本を訪れる若者が大半を占めていた。


 寒の戻りか、空港構内は底冷え。入国旅客はシャツ一枚の軽装。酷寒に打ち震えている。


「イツニナッタラ、ニューコクデキルノデスカ!」


 機中で隣り合わせたウズベキスタンの若者が片言の日本語で筆者に問いかけてきた。空港職員や検疫所職員は構内に多数配置されているが、答えはひとつだけ。


「お待ちください。お待ちください」


 係員たちは、涙声まじり。年齢、服装からアルバイトがほとんどとみえる。問診票提出のカウンターでようやく制服を着た正規職員に巡り合うと筆者の怒りが爆発した。


「一体全体どうなってんだ!」


 検疫所職員は小さな声で、こう答えるだけだった。


「新たな水際対策の規則に従って必死にやっているのです。ご容赦ください、ご容赦ください」


 検査の結果待ちに、さらに1時間以上。出発地の有料陰性証明の上に、さらに空港での陰性証明をもらって急ぎ足で入国審査へ向かえたのは午後10時半を回っていた。入国審査に向かう通路の反対側にはエチオピア便後に到着した2便からの入国者が長蛇の列をなしている。


 午後11時発の東京行きJR最終列車にぎりぎり滑り込むことができた。しかし、その後の到着便からの入国者は何の説明を受けることなく“インパール死の行軍”を余儀なくされる。酷寒の構内では、怒声、泣き声が響き渡る阿鼻叫喚の検疫地獄が続く。


留学生、技能実習生の希望は絶望へ


 留学、技能研修のため大きな希望を抱いて“先進国”日本の地を踏んだ若者たちの希望は、たちまちのうちに粉砕され失望となり、日本に絶望したことは間違いない。


 責任者、出てこい!


(売文家・甘粕代三)



甘粕代三 売文家


1960年東京生まれ。早大在学中に中国政府給費留学生として2年間中国留学。卒業後、新聞、民放台北支局長などを経て現職。時事評論、競馬評論を日本だけでなく中国・台湾・香港などでも展開中。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/177.html

記事 [政治・選挙・NHK286] <これじゃあパフォーマンスにもなりゃしない>聞き間違いじゃないのか 専用機に乗るウクライナ避難民は20人(日刊ゲンダイ)

※2022年4月5日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2022年4月5日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし


 なぜ20人しかいないのか──。林外相らが4日までポーランドを訪問。帰国時にウクライナからの避難民を政府専用機に乗せる準備を進めていたが、搭乗させたのは「20人」とは耳を疑った。


 ポーランドに逃れたウクライナ人は約250万人。すでに日本で300人以上を受け入れたことを考えても少ない。首相官邸のHPによると、政府専用機の乗員は約150人だ。運航の際は予備機が共に飛ぶ。運航中に故障などがあった場合、すぐに乗り換えるようにするためだ。つまり、機内のキャパの問題ではない。


 ウクライナから日本まで約8200キロもの距離があり、ロシア軍が制圧していた首都キーウ周辺全域が解放。避難先から帰国する人が増えているにしても、だ。約413万人余りが今も自国を追われ、隣国モルドバ共和国は約40万人を受け入れた。欧州最貧国とされるモルドバの人口は264万人。実に総人口の1割を超える人々を支援しているのだ。


 わざわざ政府専用機で避難民を迎えに行って、このザマじゃあ、パフォーマンスにもなりゃしない。4日のTBSニュースを見たら、さらに驚いた。


 日本への避難民受け入れの支援を行う長崎県のNPO法人のもとには、約50組の来日希望者から連絡が入っていたという。そのため、どうすれば政府専用機に搭乗できるか何度も外務省に問い合わせたが、情報を得られなかった。


 同法人の小野一馬氏は、TBSの取材に「『まだ調整中ということだった。せめて、どこに問い合わせれば(いいか)ご回答いただければうれしかった」と話し、「なんとか(専用機に)乗せてあげたかった」と肩を落としていた。現地で政府がどれだけ本気になって希望を募ったのかさえ、疑わしくなる。


「当初は数百人くらいが殺到するかと思いましたが、あまりにも搭乗者が少なすぎます。日本政府は現地の人々に情報を周知徹底したのか。搭乗者を絞り込んだのであれば、どんな基準で選んだのか。もっと希望者はいたのに、見捨てたのならヒドイ話です。政府専用機を使って、うわべだけ『ウクライナに寄り添う』という政府側の単なるポーズに過ぎず、本音では避難民の受け入れに消極的な閉鎖性が透けて見えます」(政治評論家・本澤二郎氏)


在留資格がないだけで人権が蹂躙される国


 スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんが、名古屋出入国在留管理局で33歳の若さで死亡が確認されたのは昨年3月6日のこと。この事件でも分かるように、難民や不法滞在者にとって日本は冷酷の極みだ。


「おばあちゃんのこと、よろしくね」


 2017年6月、ウィシュマさんは家族総出で空港へと見送られ、留学のため日本に旅立った。日本で英語教師になるのが夢だった。


 来日当初は熱心に日本語学校に通っていたが、背景は不明ながら学校に通えなくなり、在留資格を失う。


 20年8月、DVを受けていた同居男性から家を追い出され、交番に駆け込んだところ、オーバーステイが発覚。入管に収容された。所持金はたった1350円だった。


「仕事を失う」「トラブルを抱え学校に通えない」「配偶者との離婚」など、生きていれば誰にでも起こり得る生活の変化によって、日本国籍以外の人々はこの国で暮らす資格を失ってしまう。それだけの理由で入管で拘束され、自由を奪われるのだ。


 ウィシュマさんは20年12月ごろに支援者との面会を通じて日本残留の意思を示し始めた。すると入管職員の対応が変わった。彼女が「仮放免」を求めても、入管は許可しない。その理由が、事件に関する出入国在留管理庁の「最終報告書」にはこう記されてある。


〈一度、仮放免を不許可にして立場を理解させ、強く帰国説得する必要あり〉


 長期収容によって身体的、精神的苦痛を与え、意思を変えさせることを普通は「拷問」と呼ぶ。さすが入管は戦前の特高警察の外事係にルーツを持つ組織である。


入管では過去15年間で17人が死亡


 彼女は昨年1月以降、吐き気やしびれなど体調不良を訴え、体重は20キロも激減。本人は看守に「救急車を呼んで」と病院での治療を希望し、支援者たちは点滴などの措置を求めたが、最後まで受け入れられなかった。


 そして職員たちは、弱りゆく彼女がコーヒー牛乳をうまく飲み込めず、ハナから出ているのに気づくと、「鼻から牛乳や」と叫び、おかしそうに笑う。亡くなった当日でさえ、反応をほとんど示さない彼女に対し、「ねえ、薬きまっている?」と発言していた。


「人間の尊厳」なんて意識は皆無に等しい。名古屋入管の一連の対応は、介護が必要な人への虐待行為であり、「緩慢な殺人」である。


 それでも政府は最終報告書で死因は「病死と考えられる」としたきり、今も収容との因果関係に踏み込まず、遺族の真相究明の訴えを拒み続ける。名古屋入管の局長を筆頭に職員は誰も懲戒処分を受けず、訓告と厳重注意のみだ。


 この無反省ぶりでは、似たような事件が再び起こる。過去15年間で全国の入管施設で亡くなった外国人はウィシュマさんを含め、17人に上る。うち5人は自殺だ。14年に茨城・牛久の東日本入国管理センターで体調不良を訴え、「死にそうだ」と叫ぶカメルーン人男性を職員が放置し、半日後に死亡する事件が発生。19年には長崎の大村入国管理センターで、40代のナイジェリア人男性が3年以上もの長期収容に対する抗議のハンストで餓死したと報じられた。


 ネット上には「不法滞在だったんでしょ」「すぐ帰ればいいのに」などと誹謗中傷や差別の言葉も飛び交うが、在留資格がない外国人というだけで、人権が蹂躙されていいはずがない。


 入管の被収容者には紛争や戦争により自国に帰れず、保護を求めて難民申請をしている人もいる。日本で結婚し、子供もいるのに強制送還を迫られるケースも少なくない。それでも長期収容が横行し、人権を奪い、時には命すら奪うのだ。


そもそも難民救援施設自体が少ない


 こうした実態に20年には国連人権理事会の「恣意的拘禁作業部会」が「国際法違反」と指摘。以前から国連の「拷問禁止委員会」などの条約機関からも度々勧告を受けてきたが、日本政府は「問題なし」とする態度を貫いてきた。


 外国人政策は国の人権意識を測るものだが、日本政府にとって外国人は一貫して管理、監視、取り締まりの対象でしかない。たとえ、この国で生きたいと願う人々でも追い出すことしか考えていないのだ。


 入管行政に詳しい政治ジャーナリストの藤本順一氏が言う。


「所管の法務省は性悪説に立ち、常に治安や社会環境の変化を考え、外国人の受け入れには抑制的です。偏狭な保守層に支えられた自民党右派もそれを容認。法務官僚も現場を掌握できず、仮放免と強制退去の判断は所長のさじ加減ひとつで決まり、収容期間に関する法的制限もない。職員も外注が多く、マニュアル頼みで所長の判断なしでは動けない。これが難民認定率が1%にも満たない国の現実です。そもそも、国内の難民救援施設自体が少ない。カッコつけて、日本に親族のいないウクライナ『避難民』も受け入れますと言っても、やれることは限られます。決してメディアが持ち上げるような対応ではありません」


 入管行政で国際的に白い目で見られる中、ウクライナだけ特別扱いの矛盾と混乱という日本の対応は逆効果だろう。


「日頃は外国人の閉め出しに必死なのに、米国に追随し都合の良い時だけウクライナに『口だけ』寄り添う国は、世界の不信を買うだけです」(本澤二郎氏=前出)


 避難民パフォーマンスには、薄っぺらさと危うさしか感じられない。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/178.html

   

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