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2022年9月12日06時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK288] しゃしゃり出ては炎上する自称国際政治学者三浦瑠璃はおバカ枠か(まるこ姫の独り言)
しゃしゃり出ては炎上する自称国際政治学者三浦瑠璃はおバカ枠か
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/09/post-1a8d08.html
2022.09.11 まるこ姫の独り言

この人も、自己顕示欲の塊なのか安倍にそっくりだが、しゃしゃり出ては炎上の繰り返し。

今度は「村八分」の意味も知らずにいかにも知ったかぶりで引用したが、総突っ込みされるという顛末。

三浦瑠麗氏、まさかの「村八分」誤用にツッコミ殺到…「国葬欠席」を批判するツイートが大炎上
 9/10(土) 19:54配信 SmartFLASH

> 国会議員に、安倍晋三元首相の国葬の案内状が届きはじめた。9月9日、辻元清美、蓮舫両参院議員は、案内状をツイッターにアップし、欠席を表明。すると、国際政治学者の三浦瑠麗氏がこんな批判ツイートを投稿した。

>《個人的には、お弔いにも出ないというのは冠婚葬祭からすら関係を切ろうとする「村八分」の論理のように思いますが。客観的にはむしろ警備費用は少なすぎるくらいだし、「在任期間等の具体的基準が示されない」という論理だけで欠席するのは、あまりに評判を落とす気がします》

凄いツッコミどころ満載のツイート。

天敵の野党辻元や蓮舫の「国葬」欠席に対しての嫌みで「村八分」を引用したはいいが、それがまったく使い方を誤っていて、自分の無知を晒すことに。

評判を落としたのは本人だった。

>「『村八分』は、本来、村のルールを守らない者に対し、村民全体が火事と葬式の2つを例外として絶交することを指します。

しかし、あの年になってしかも学者が「村八分」の意味も知らなかったとは。。。。

その地域全体で特定の人間と絶交、断交していても、火急の際の火事と葬式は例外。は別に難しい話ではなく、理にかなっていると言えばかなっているし、意味くらいは分かっていて当然だと思っていたが。。。

その「村八分」を、まさか「国葬」を欠席する人間に当てはめるとは。

引用があまりに突拍子すぎてびっくりだ。

しかも「三浦氏は指摘を受けてすぐに《それは失礼しました。二分ですね》」

これの意味も分からない。

自分がどういう意味の間違いをしたかまるで分かっていないようだ。

〇〇につける薬はないというが、懇切丁寧に間違いを指摘して貰っているのに、まだ「村八分」の意味を理解していないという最悪の事態に。

しかも今回の国葬は、一般人の言う「冠婚葬祭」のレベルではないと思うが。

国を挙げて「故人の数々の業績を評価して死を悼む」イベントを「村八分」で片づけてしまえるこの人の感性はどうなっているのか。

しかも過去何度も日本語の間違いや言い間違いを指摘されている。

ワシントンポストを「ワシントンタイムズ」大喪の礼を「たいものれい」

極めつけは、「熱中症で死亡した乳幼児と安倍さんの命の重さは同じという話があるが全然正しくない」と人としてあり得ない発言までしている。

殺されたも同然の子供や悲しみに暮れる遺族に対しての思いが一片も感じられない。

誰が名づけたのか知らないが「国際政治学者」がいかに一般常識を知らないか、人の気持ちを逆なでするか、どんどん露呈してくるのが三浦瑠璃と言う人物だ。

「おバカ学者枠」 でこの先も行くのかしら。

しかしなんでこんな常識も良識も知らない人間を局は出し続けるのか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/171.html

記事 [政治・選挙・NHK288] <宜野湾市議選 議席獲得・山本太郎代表談話>「来年の統一地方選に向け、多くの地方議員を生み出すべく全力で取り組む」 れいわ新選組 











http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/172.html
記事 [政治・選挙・NHK288] 統一教会問題 自民党は安倍氏「清和会タブー」に触れず強制終了も(FRIDAY)
統一教会問題 自民党は安倍氏「清和会タブー」に触れず強制終了も
https://friday.kodansha.co.jp/article/263895
2022年09月11日 FRIDAYデジタル


統一教会との関係を「点検」し、発表した自民党の茂木幹事長だが…

「結果を重く受け止めている。率直に反省し、今後は旧統一教会と一切関係を持たないことを党内に徹底していく」

9月8日、自民党は所属する議員にアンケートを行い、いわゆる統一教会と接点があった国会議員が179人に上ることを明らかにした。そのうち氏名を公表したのは121名だ。

アンケートは8項目で、最も接点が“濃い”とされる選挙支援を依頼または組織的支援を受けた議員としては、これまで判明していた井上義行参院議員に加え、斎藤洋明衆院議員の名前も公表。

井上氏に関しては統一教会の賛同会員だったが先日、茂木敏充幹事長が“関係を断てない議員を離党させる”と明言したことで慌てて賛同会員を辞めたのだ。斎藤氏に関してはこれまでさほど報じられていなかったが、選挙ボランティアに応援に来てもらい“電話かけ”などをしてもらったという。

「茂木幹事長が強調していましたが、これは党による“調査”ではなくあくまでも自己申告によるアンケートです。井上氏は選挙の映像も出回っていてバレバレのため、正直に答えるしかなかったと思いますが、斎藤氏は自分からよく正直に言ったなと思いました。信者が選挙ボランティアで支援していた議員なんてもっといますよ。

さらに秘書に信者を使っていた“真っ黒”の議員もいますが、8項目の中にそういった内容が入っていないので答えていない。自民党は本気で解明しようなんて気はない。あくまで自己申告なんでアンケート後に発覚しても自分で責任を取れというスタンスです」(テレビ局報道記者)

細田博之議員は衆院議長という中立的な立場のため、自民党から党籍を離脱しているためアンケートから外された。細田氏は統一教会の関連団体である『世界平和国会議員連合』の名誉会長を務めているほどズブズブな存在だ。これまで何度も記者やマスコミから質問されても、一度も統一教会との関係に回答したことはない。これにはもっと根深い問題があるようだ。

「細田氏が一切口を開かないのは安倍晋三元首相を守るためでしょう。清和会のトップだった安倍氏ですが、その前は細田氏がトップだった。安倍さんが統一教会の組織票を振り分けていたという報道や元議員の証言がたくさん出てきている中、細田さんはその実態を把握しているであろうキーマンです。

組織的に自民党が関わっていたことが明るみに出れば、安倍さんの国葬で国民から反感を買い、自民党にとって大打撃になる。だからこそ“本丸”である清和会に絶対にメスを入れさせないんです」(政治ジャーナリスト)

自民党の茂木幹事長は“統一教会と関われば離党”と言った。それは統一教会が決別しなければならないほど、霊感商法や高額献金が社会問題になっていることを意識しているからだろう。政府としても河野太郎消費者担当相が霊感商法対策を進めているほどだ。

「そんな関わるべきではない教団の関連団体にメッセージを送っていた安倍氏について、政府はどういうスタンスなのか。党として調査をしない、細田氏に証言させない、清和会にメスを入れない。これでは全て安倍氏を守るため、国葬を断行するための”アピール”と言われても仕方ないでしょうね」(同・政治ジャーナリスト)

国葬が終わってしまえば、政府は国民に納得してもらう必要がなくなる。”統一教会問題”は一気にトーンダウンする気がしてならない――。

写真:代表撮影/ロイター/アフロ

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/173.html

記事 [政治・選挙・NHK288] お粗末すぎる「安倍国葬」招待状…元議員にも速達で届き、返信期日は“手書き”修正(日刊ゲンダイ)


お粗末すぎる「安倍国葬」招待状…元議員にも速達で届き、返信期日は“手書き”修正
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/311215
2022/09/12 日刊ゲンダイ


元国会議員に届いた安倍元首相国葬儀の「招待状」の返信ハガキ(C)日刊ゲンダイ

 9.27が2週間後に迫る中、安倍元首相の国葬の「事務」が大混乱しているのではないか。そんな疑念が拭えないのが、元国会議員に届いた「招待状」騒ぎだ。SNSに次々と招待状の写真がアップされているが、なぜか「速達」で届けられているうえ、返信期日が「手書き」で修正されているというお粗末なシロモノなのだ。

  ◇  ◇  ◇

「僕のところにまで招待状が届き、驚きました。よほど欠席者が多いのでしょうか」

 こう話すのは、民主党の衆院議員だった横山北斗氏。2005年から12年まで2期務めた。横山氏によると、今月10日(土)に速達で届いたという。封書の中には出欠の連絡を求める返信ハガキが入っており、返信期日は13日(火)。期日が迫っているため速達にしたのだろうが、通常なら84円か94円で済むのに、速達なら260円が余分にかかる。招待した元議員の人数はどれくらいなのか。安倍元首相の国葬はただでさえ巨額費用が批判されているのに、事務経費をさらに膨らませてどうするのか。

「国葬は平日(火曜日)の午後2時ですよね。2週間前のこの時期に招待状を送られても、元議員は普通に仕事を持っていますから、そう簡単に出席などできませんよ。もちろん僕は出席しませんが、安倍元首相の支持者は『何をモタモタやっているのか』と怒っているでしょうね。国葬の事務局はちゃんと仕切れていないのではないですか」(横山北斗氏)

参列者6000人も集まるのか


内閣・自民党葬にすべきだった(C)日刊ゲンダイ

 招待状は元議員の元に、10日に一斉に速達で届いたようで、水島広子氏(民主党衆院議員・2期・00〜05年)、井戸まさえ氏(民主党衆院議員・1期・09〜12年)、有田芳生氏(立憲民主党参院議員・2期・10〜22年)らがSNSに画像をアップしている。仰天したのは、ナント安倍元首相が国会議員になるはるか以前の1980年代(80〜86年)に参院議員だった中山千夏氏にも招待状が届いていることだ。

 岸田首相は「海外から弔意がたくさん届いた」ことを国葬の理由づけにしたものの、G7首脳の参列予定はカナダのトルドー首相だけ。エリザベス英女王の国葬が19日に決まり、さらに欠席が増えそう。6000人なんて集まるのか。国葬事務局はマッ青だろう。 

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/174.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 笹川利権にかみついた荒舩清十郎<本澤二郎の「日本の風景」(4561)<昔の自民党には少しまともな政治家がいた!今、統一教会に屈し、安倍国葬推進派ばかり>
笹川利権にかみついた荒舩清十郎<本澤二郎の「日本の風景」(4561)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/34104347.html
2022年09月11日 jlj0011のblog

<昔の自民党には少しまともな政治家がいた!今、統一教会に屈し、安倍国葬推進派ばかり>

 敗戦後、戦争責任者として獄につながれながらも、ワシントンの奴隷を約束して娑婆に戻ると、政権を手にしたA級戦犯の岸信介・児玉誉士夫・笹川良一ら満洲人脈の面々が、韓国・文鮮明の統一教会を宗教法人にごり押し、さらに反共政治団体・国際勝共連合を立ち上げた。半世紀後に岸の孫が政権に就くや、笹川のギャンブル一族は、山梨県旧上一色村の広大過ぎる別荘地に、安倍や森喜朗・小泉純一郎・麻生太郎らを呼びつけて、昼はゴルフに夜は宴会にと、豪勢極まりない雰囲気の映像をまき散らした。我が世の春のいまの支配者は倅の陽平。「陽平は天下を盗った気分だろう」という。比例して安倍銃撃事件は、三期目の政権を視野に入れていたはずだから、その衝撃は大きかっただろう。

 別荘地内には、サリン事件のオウム真理教の兵器工場があった。この辺の詳しい様子は、安倍の正妻だけでなく、麻原彰晃らをまとめて大量処刑した法相の上川陽子も知っている、と聞いた。21世紀にも続く戦前の満洲人脈の次なる野望にもあきれて声も出ない。

 そんな笹川の将来を「危ない」と警戒した自民党議員もいた。先日は埼玉県の荒舩清十郎の書生だった人物が連絡をくれた。1970年前後とみられる。  「笹川が国際勝共連合に入らないか、と声をかけてきた。この時の荒舩の怒りを覚えている。笹川を近づけるな、と秘書らに厳命した」という。荒舩は笹川の天敵の一人だった。彼の評価は、資料によると、以下の通りだ。

<決してクリーンではないが気骨ある政治家として知られ、また品性に欠ける嫌いがあったものの愛嬌があり憎めない党人派として国民から親しまれた>

<元運輸相で笹川ギャンブル利権の不正に気付いて勝共連合拒否>

 彼は大野伴睦派から川島正二郎派、ついで椎名悦三郎派に所属した党人派の政治家で、地元の深谷駅に特急電車を止めて有名になった。

 笹川のモーターボート独占利権の不正腐敗に気付いたのは、彼の運輸相時代のはずだ。現在の国交省だから、笹川と公明党創価学会とも関係ありか。いまは建設・運輸・観光とすそ野がべら棒に広い役所である。ここにメスを入れる時も近いだろう。

 国交省を洗うと、不正の温床であることに誰もが気づくだろう。今の役人は全体の奉仕者という当たり前の立場を放棄しているため、余計に腐敗がはびこることになる。

<陽平が糸山英太郎支援要請の時は「塩を撒け」と秘書に厳命>

 以下も目撃証言の一つだ。笹川陽平が知ったら、おそらく卒倒するかもしれない。「笹川一族の糸山英太郎が選挙に出るという時でした。笹川陽平が荒舩の事務所にあいさつにやって来た時でした。陽平が部屋を出ると、荒舩は大声を張り上げて、塩を撒けと厳命した。忘れることはありません。それほど笹川の悪徳を許せなかったんですよ」「今もよく記憶してます。この時の笹川の風体ですが、一般の日本人と違ってました。特に目に付いたのが陽平の靴。エナメル質の靴で、普通の日本人は履きませんから。ギャンブルで暴利を手にする人間は、普通ではありません」と。納得である。

<博打利権にかみついた田中角栄=助けた岸の秘蔵っ子・福田赳夫>

 パチンコは自民党秘書に誘われて一度だけ経験した。彼が無理やり1000円札一枚を握らせた。ものの数分で終わった。それっきりだ。

 パチンコ屋は、不思議と朝鮮半島出身者が経営している。博打好きの日本人づくりか。そこへ警察官僚が天下りしている。確か安倍晋三もパチンコ屋に地元事務所を使わせてもらっていた?ギャンブルで家庭崩壊・信仰で家庭破産は似たような手口であろう。

 笹川の博打利権の不正に「問題がある」とかみついた人物が、誰あろう田中角栄である。このことをまともに取材するべきだった。反省しても遅い。笹川のギャンブル利権を、岸の後継者である福田・清和会が握っていた。田中と福田の水面下の攻防戦は、福田に軍配が上がり、その後は笹川の賭博利益は天井知らずで、いまも不正腐敗が継続していると見られている。

 この許されざる利権の巣を、公明党創価学会に任せた安倍。見返りが太田ショウコウに、戦争法制を推進させたのではないか。今後も太田監視が不可欠だし、現に彼の秘密口座に注目する関係者も少なくない。創価学会のまじめな婦人らの反発は、いまも強いという。

 トップがこの体たらくだから、配下の議員腐敗は止まらない。清潔と平和の衣は、とうの昔に脱ぎ捨ててしまって話にならない。

<安倍内閣のもとで日本財団・東京財団?なにこれ?>

 笹川良一は船舶振興会を名乗って賭博で荒稼ぎして、その一部を岸・福田派に流し込んできた。最近になって日本財団とか東京財団という名前を聞くようになった。息子の陽平の時代に爆発的な暴利を得ていたのだろう。

 法の下の平等を求める国民は、超格差・貧困時代の日本では、安倍国葬に限らない。国民の怒りは増大するばかりだ。 

 安倍国葬の招待状が速達で配達された。知事は誰が飛び込むか。政治屋は誰か。国民の怒りと監視はますます増大してゆく。

2022年9月11日記(政治評論家)

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 吉村府知事が火だるま! “肩入れ”した大阪ベンチャーのコロナワクチン開発中止で(日刊ゲンダイ) :医療板リンク 
吉村府知事が火だるま! “肩入れ”した大阪ベンチャーのコロナワクチン開発中止で(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/719.html


http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/176.html
記事 [政治・選挙・NHK288] 安倍元首相、国葬の次は「山口県民葬」6300万円で2500人参列報道に「いつまでやるの?」の声(FLASH)
安倍元首相、国葬の次は「山口県民葬」6300万円で2500人参列報道に「いつまでやるの?」の声
https://smart-flash.jp/sociopolitics/200431
2022.09.11 20:25 FLASH編集部 Smart FLASH


増上寺でおこなわれた家族葬(写真:ロイター/アフロ)


安倍元首相の国葬反対の声も多い(写真:Abaca/アフロ)

 9月27日の開催を前に、安倍晋三元首相の国葬案内状が続々と国会議員に届いている。だが、立憲民主党の辻元清美議員や蓮舫議員が欠席を表明するなど、騒動はいまもおさまる気配がない。

 安倍元首相の「家族葬」は7月12日、東京都港区の増上寺でおこなわれており、国葬が2度めの葬儀となる。だが、10月15日にはお膝元の山口県で「県民葬」が予定されている。

 9月9日の朝日新聞によると、山口県は約2500人を招待する準備を進めており、予算は約6300万円と想定しているという。自民党県連などが費用の一部を負担することから、県の負担は半分ほどになるが、現時点で16億6000万円の試算が出ている国葬に加え、この県民葬で改めて税金が投入されることになる。

 この報道を受け、SNSでは、

《山口県民葬? いつまでこの話題を引っ張るのでしょうか?》

《県民葬?意味わからん。こんなの山口県民は受け入れるのか?しかも半分は税金だ。全く理解に苦しむ。》

《国葬やるのに税金使って県民葬までやる必要ある?》

《ホント国葬を含めすべて白紙に戻さない?? もう親族の葬儀は終わってるし、そこにも自衛隊が何故か参列してたし…コレも税金ですよね??もういいでしょ!それだけお金に余裕があるならもっと他に有効に使うところがあると思いますが…》

 と数多くの批判が見られた。

「山口県の県民葬は、これまで佐藤栄作元首相、橋本正之元県知事、岸信介元首相、安倍晋太郎元外相、田中龍太元文相と5回おこなわれていますが、朝日新聞によれば、最も費用がかかった安倍元外相のときでさえ約3100万円だったそう。

 2020年におこなわれた中曽根康弘元首相の『県民・高崎市民合同葬』は約4000万円でしたから、安倍元首相の6300万円はかなり大きい額と言えそうです」(政治部記者)

 ちなみに、中曽根元首相のときも「内閣・自民党合同葬」が別におこなわれているが、このときの費用はおよそ1億9000万円(政府と自民党で折半)。そう考えると、安倍元首相の国葬は、まさにケタ違いの規模になっているのだ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/177.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 鈴木エイト氏が語る旧統一教会と政治家の“ズレ”…本質は「社会の見方が変わっただけ」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)

※2022年9月8日 日刊ゲンダイ8面 紙面クリック拡大


鈴木エイト氏が語る旧統一教会と政治家の“ズレ”…本質は「社会の見方が変わっただけ」 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/311066
2022/09/12 日刊ゲンダイ

鈴木エイトさん(ジャーナリスト)


鈴木エイト氏(C)日刊ゲンダイ

 安倍元首相銃撃事件の発生から2カ月。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と政治、とりわけ自民党との癒着を知らぬ人はいなくなった。ともに火消しに必死だが、底なし沼の様相だ。一連の報道をリードしてきたのがこの人。20年にわたる統一教会との攻防、そして現状について聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 ──モーレツな世間の風当たりに自民党も統一教会も大揺れです。自民党は全国会議員に教団との絶縁を求めてはいますが、いまだ調査に乗り出さず、議員の「点検」の「集約」で幕を引く構えです。

 茂木幹事長名で議員に配布された2枚のペーパーの1枚目で「党として組織的な関係は一切ないことは既に確認済み」とクギを刺し、2枚目にまとめられた質問はたった8項目。「秘書などのスタッフ派遣を受けているか」「便宜を図ったことがあるか」「表に出せない資金提供を受けたことがあるか」「当局の捜査に待ったをかけたことがあるか」──など、聞くべきことが設問にない。自由記述欄もない。質問を超える報告は一切するな、組織性をにおわせることは決して書くな、と枠にはめ込んでいます。

 ──本気度の低さは隠せません。

 統一教会との関わりが浅い議員については、この報告で終わりにしていいとは思います。ですが、関係が深いほど、自分の首を絞めるようなことを言わないし、言えない。欺瞞に満ちています。

 ──積極的な情報公開や後追い報道などにより、自民党国会議員の100人以上が統一教会と関わりを持っていることが判明。参院選で教団の支援を受けた井上義行議員は「賛同会員」をやめたと発表しましたが、スパッといけるものでしょうか。

 萩生田政調会長の対応が典型的です。当初は「適切な対応をしていきたい」などと言葉を濁し、追い込まれて「教団との関係は断つ」と修正し、ゴマカシを重ねている。教祖の妻を「マザームーン」と呼ぶ山本朋広衆院議員、イベント出席でネパールへ飛んだ山際経済再生相にも言えることですが。萩生田氏の場合、現役信者も関係を証言しているのがポイントです。

 ──2003年に衆院議員に初当選する以前の八王子市議時代から「教団と付き合いがある」という証言ですね。

 現役信者は統一教会からある程度コントロールされている。通常、マイナスになることは口外しない。なのに、なぜか? 教団の狙いは体制維持。宗教法人解散命令の請求に発展しないよう取り計らってくださいよ、というメッセージが込められている。さもなければ手持ちのカードを切る、ということでしょう。

 ──萩生田政調会長は文教族の代表格です。カードというのは?

 教団は教会に出入りする萩生田氏の映像なんかも撮っているはずです。関わりを示す証拠として。もっとも、やり過ぎて政治生命を終わらせてしまったら共倒れになる。首根っこを押さえているのが今の状態です。萩生田氏は表では「関係を断つ」と言っていますが、裏で教団側と話し合った上で、カタをつけようとしている形跡があります。

 ──不利な情報が出てこなければ手打ち、出てきたら関係揺らぎのサインということですか?

 そうです。自民党の政調会長は党の政策を取りまとめ、政府に強い影響力を持つ。要職の地位を維持した上で寄与してもらうのが統一教会にとってベスト。本来、疑惑の中心は安倍元首相ですが、亡くなった。今後は元首相におっかぶせて逃げようとする議員が出てくるでしょう。菅前首相は追及されていませんし。

コンビニ感覚で使い、使われてきた

 ──山際大臣や山本議員は菅前首相のお膝元でもある神奈川県が地元です。

 山際氏は09年の落選で後援者が離れて統一教会とつながり、後援会は教団丸抱え、事務所スタッフはほぼ教団関係者だという情報がある。ワイドショーで「山際事務所に統一教会関係者がいるという情報がある」とコメントしたら、クレームをつけてきたようですが、裏付け情報は今後も出てくると思います。山本氏についてもしかりですが、コンビニ感覚で互いに気楽に使い、使われてきた。事件発生まで非難されなかったので関わりが問題なのではなく、社会の見方が変わっただけだと捉えているフシがあります。

 ──ズレはそこですか。

 統一教会がメディアに圧力をかける理屈もそこなんです。反社会的団体とみなさず、普通に扱っていたじゃないか、と。それはそうなんですよね。関連団体が主催する「ピースロード」なんかは地方局が後援した例はザラにある。正体を隠していたのだから仕方ない面はあるし、問題が掘り起こされてから教団を追及することに矛盾はない。統一教会が鬼の首をとったように「関わりを公表する」と大騒ぎするのはお門違い。だいたい、都合が悪くなるとつじつま合わせに走る組織なんです。

 ──というと?

 21年9月に教団のフロント組織「UPF」(天宙平和連合)が主催したイベントに安倍元首相がビデオメッセージを寄せた件をめぐり、1カ月後に統一教会本部で行われた日曜礼拝でUPFジャパンの梶栗正義議長が手柄話を披露したんです。「8年弱の政権下にあって6度の国政選挙において私たちが示した誠意というものも、ちゃんと本人が記憶していた」と。梶栗氏は教団の政治団体「国際勝共連合」の会長も兼務しています。

勝共連合会長に見るゴマカシ体質


教団からは揺さぶられ…(C)日刊ゲンダイ

 ──元首相に依頼し、了承を得たのは梶栗氏だったという裏話。映像と関連記事を文芸春秋デジタルで公開していますね。

 教団のオフィシャル映像を入手して配信したんですが、よほど具合が悪かったのか突然、著作権を主張し始めた。NHK「クローズアップ現代」(8月29日放送)のインタビューで梶栗氏は自分が内諾を得て、上部組織のUPFや関連媒体のワシントン・タイムズを通じて正式依頼したと釈明していましたが。教団との直接的な関わりを隠し、発言と矛盾しないように糊塗したんでしょう。

 ──子供だましです。

 2世信者による正体隠しの街頭勧誘を報じて、統一教会から訴訟を起こされたこともありました。教団側が「家庭連合を名乗り、伝道活動だと明かしていた」と主張したので、未公表の撮影映像と文字起こしを法廷に提出して反論した。すると、「長髪の変な中年男がいきなり割って入ってきたら、本当のことを言うわけがない」とか言うんです。都合が悪くなるとコロコロ変わる。二枚舌、三枚舌の組織なんです。

カルトの滑稽さを取っ掛かりに

 ──俗な反論ですね。

 安保法制に反対する「SEALDs」に対抗し、教団側は大学生の2世信者を中心に「国際勝共連合大学生遊説隊UNITE」を結成。改憲賛成の遊説をしていたんですが、実際には教団側が2世信者に行わせていたにもかかわらず大学生の自主的な活動だと称していました。これには政権の意向や指示があったとみています。実態を暴こうと取材を重ねる中で入手した内部メールには「エイトが来るかもしれない、、、、とのことですので、対策関連の内容です」「UNITEと勝共連合についての関係です。外的には二つの看板を背負っての活動です」などと書いてあった。なぜ2枚の看板が必要なのかという観点から安倍政権との関わりを記事にしたら、UNITEは晴れて勝共連合の傘下団体になった。そうやって取り繕うんです。

 ──身の危険を感じたのは一度二度ではないとか。

 殴られたこともありますが、それほど怖い思いはしてないですけどね。02年に偽装勧誘の実態を報じるテレビ番組を見て、統一教会を追い始めた頃は尾行されましたが、真後ろをつけるので気づきましたし。交番を通り過ぎたあたりで振り返ると、あっちも立ち止まる。取っ捕まえて交番に突き出したら、「統一教会本部から言われてつけました」と白状するんですよ。

 ──一人一人の信者は真面目とは聞きますが……。

 そうなんです。指示を実直に遂行している。だから、こっちもレジャーとしてやっている部分もある。最近はむしろ、政治家絡みの方がおっかない。教団と関わりが深い自民党議員の街頭演説の取材中にマイクを外した議員から「〇〇さん、早く××の家に帰った方がいいよ」と、僕の本名と自宅がある地域を言われたことがありました。自宅周辺を撮影していたり、大きな荷物を抱えて座り込む不審者がいることがあるので、地元の警察署に重点パトロールしてもらっています。鈴木エイトは誰も見向きもしなかったネタをストイックに追い続けてきた孤高のジャーナリスト──みたいな扱いをされるんですが、楽しんでもいるんです。カルト問題には滑稽な部分がある。おどろおどろしい面を強調すると一般の人は取っつきにくいので、ユーモアを交えて伝えているつもりです。カルトを笑い飛ばすことは脱会者のリハビリにもなる。フラッシュバックに苦しむほど恐ろしかった団体は、笑いの対象になるチンケな集団だと見直せる。それで楽になれることもあるんです。

▽鈴木エイト(すずき・えいと)1968年、滋賀県生まれ。日大卒。ニュースサイト「やや日刊カルト新聞」の副代表、主筆を歴任。著書「自民党の統一教会汚染 追跡3000日」(小学館)を今月26日に発売予定。

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/178.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 沖縄県知事選 自民党が惨敗! 内閣不支持率が支持率を逆転も「当たり前」「失政いつまで続くのか」の声(FLASH)
沖縄県知事選 自民党が惨敗! 内閣不支持率が支持率を逆転も「当たり前」「失政いつまで続くのか」の声
https://smart-flash.jp/sociopolitics/200467
2022.09.12 15:35 FLASH編集部 


沖縄県知事選で再選を決めた玉城デニー氏 写真・UPI/アフロ

 7月の参院選後、初の与野党対決の大型地方選挙となった沖縄県知事選。当初は激しく競り合う展開になるとみられたが、岸田文雄政権が推す新人の佐喜真淳氏が、野党勢力が支持する現職の玉城デニー氏に敗れる結果となった。9月11日午後8時ちょうどに、玉城氏の「当選確実」が報じられる、いわゆる「ゼロ打ち」で、与党が推す佐喜真氏は惨敗だった。開票結果は以下のとおり。

玉城デニー、無所属・現。当選。33万9767票

佐喜真淳、無所属・新。27万4844票

「7月の参院選では、ほぼ無名の自民新人候補が、オール沖縄系の現職に得票率で0.5ポイント差まで迫る“惜敗”でした。それがここまで惨敗したのは、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)をめぐる問題の影響が大きかった。佐喜真氏も旧統一教会との関係性が報じられ、論戦で攻勢に出ることができませんでした。岸田政権に、かつてないほど吹き荒れた逆風の影響を吹き飛ばすことができませんでしたね」(政治部記者)

 7月の参院選で大勝した岸田政権だが、その後は旧統一教会問題、安倍晋三元首相の国葬への反対が強まり、内閣支持率は続落している。

 9月10、11の両日、朝日新聞社が実施した全国世論調査では、岸田内閣の支持率は41%(前回47%)。不支持率は47%と(前回39%)と半数近くに増え、初めて不支持が支持を上回った。前回調査(8月27、28日実施)からたった2週間で、支持率が暴落する結果となった。

 参院選直後の7月調査では、内閣支持率は57%。そこからの2カ月では、16ポイントもの下落となる。さらに、安倍元首相の国葬に対しては、「賛成」38%に対し「反対」56%、国葬に関する首相の説明に納得できるかの質問には、「納得できない」64%に対し、「納得できる」23%と大差がつくなど、岸田政権には厳しい数字となった。

 岸田内閣の支持率41%は、2021年10月の衆院選公示に合わせた調査と並び、過去最低となり、《過去最低》がトレンド入り。SNSでは、「支持率低下は当然」という声が多く上がった。

《岸田内閣支持率低下が止まらないって、何もしない、話は聞くだけ、説明は意味不明、円安放ったらかし、統一教会問題はやってる感だけ、それで国葬だけはやります! 下がって当たり前だよ》

《決断実行その物が本来出来ない宰相であると思わざる得ません。旧統一教会の問題にしても、党の総裁としての当事者意識があるのかと疑問が生じますし、国葬にしても丁寧な説明とは程遠い物で、数々の失政が何時まで続くのか不安になります》

《国民のニーズ、意向を全く無視するのなら、岸田政権の魅力は何一つもなくなったも同然です》

 岸田首相が誇る「聞く力」を疑問視する声が上がっている。9月27日の安倍元首相の国葬まで、内閣支持率の続落に歯止めはかかるのだろうか。

( SmartFLASH )

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/179.html

記事 [政治・選挙・NHK288] <腐り切った自民党支配に一矢>この国でマトモな民意は沖縄だけ(日刊ゲンダイ)

※2022年9月12日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2022年9月12日 日刊ゲンダイ2面


※文字起こし

 午後8時に「当確」の“ゼロ打ち”──。11日、投開票された沖縄県知事選は、野党勢力が支持する現職の玉城デニー氏が圧勝で再選を決めた。

 政府が進める辺野古の新基地建設に反対する玉城は、立憲民主、共産、れいわ新選組、社民、地域政党・沖縄社会大衆が推薦。前回、前々回の知事選と同様に、「オール沖縄」が、前宜野湾市長で自公推薦の佐喜真淳氏と元衆院議員の下地幹郎氏を下し、自公政権が推し進める基地移設に「NO」の民意を突きつける結果となった。

「沖縄に基地負担を押し付ける政府に対する県民の怒りは、投票行動で繰り返し示されてきた。しかし、県民が何度も『基地NO』の意思を示しているのに、政府は聞く耳を持たず、辺野古基地建設を進めてきました。国政選挙に勝てば何をやっても許されるという政権の驕りです。国民を愚弄している。それでも諦めずに『NO』を突きつけるところに沖縄の民主主義の底力を感じます。今回の県知事選の結果で、この国の民主主義も首の皮一枚残りました」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

 基地問題と経済振興は、沖縄の選挙で常に争点になる。基地負担を甘んじて受けてくれる分、振興予算を出すから堪忍してくれというのが、かつての自民党政権の立場だった。それだってカネにものを言わせるアコギなやり方ではあるが、近年の自公政権はさらにひどく、中央政府の言うことを聞かず辺野古基地に反対すれば振興予算を容赦なく減らすという実力行使に出るようになった。

沖縄復興予算を大幅削減のドーカツ

 自民系で2013年に辺野古埋め立てを承認した仲井真弘多知事時代には、沖縄振興予算は当初予算額で3501億円に達したが、辺野古基地に反対するオール沖縄の翁長雄志知事になると減額。翁長知事の後継である玉城県政の今年度は2684億円と、10年ぶりに3000億円を下回った。

 8月31日に発表された来年度の概算要求では、今年度から200億円減の2798億円となり、当初予算ではもっと減らすことも示唆している。

「県知事選の応援に入った自民党幹部は『何でも反対のデニー知事だから減額された』と言って、佐喜真なら振興費3500億円に戻すと訴えていた。沖縄出身の西銘恒三郎がつい最近まで沖縄北方担当相をやっていたのに減額とは、どういうことなのか。自分たちで勝手に振興費を減らしておいて、自民党を勝たせれば増額するなんて、あまりに汚いドーカツじゃないですか。防衛費倍増や、安倍元首相の国葬には気前よく税金を使うのに、沖縄振興予算はバッサリ削るという嫌がらせにも、県民の反発は大きい」(オール沖縄関係者)

 それだけではない。今回の県知事選では、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の問題も選挙戦に大きな影響を与えた。

 実は、今年に入ってから、沖縄の市長選では自民推薦の候補が勝ち越していた。7月の参院選でも、オール沖縄系の現職に無名の自民新人が得票率で0.5ポイント差まで迫った。同時期に行われた世論調査では、玉城と佐喜真の支持率は横並びだったという。自民は8年ぶりの県政奪還を期して、沖縄保守界のエースといわれる佐喜真を立てたのだ。

野党結集で正面から政府を批判して勝った教訓

 ところが、安倍元首相の横死を機に、自民と旧統一教会との癒着に関心が集まると、佐喜真は一気に失速する。

「佐喜真氏は旧統一教会とあまりに親密なのです。自民はなぜ候補者を差し替えなかったのか。世論を甘く見ていたとしか思えません」(地元メディア記者)

 地元紙などの報道によれば、佐喜真は19年から21年までの3年間で8回も旧統一教会や関連団体UPF(天宙平和連合)のイベントなどに参加。19年9月に台湾で行われた“合同結婚式”にも出席し、その画像をSNSに投稿していた。

「旧統一教会との癒着や五輪疑獄が表面化する中で行われた沖縄県知事選は、ただの地方選挙という位置づけを超えて、国政の是非を問う意味がありました。旧統一教会との関係も五輪利権も清和会(安倍派)を中心にした疑惑で、“モリカケ桜”から続く政治と税金の私物化に国民はウンザリしている。先日、自民党が公表した旧統一教会と所属国会議員との関係の“点検”もいい加減で、かえって国民の不信と怒りを加速させました。最も関係が深かった安倍氏の調査をしなければ、反省も縁切りもあったものじゃないでしょう。その安倍氏の国葬を閣議決定で決めてしまった現政権への不満も強く、それが反映されて玉城氏の圧勝につながった。腐りきった自民党支配に一矢を報いる結果になりました。沖縄が示してくれた見本が来春の統一地方選や国政選挙で日本全国に波及すれば、この国の民主主義を取り戻す希望が見えてきます」(政治評論家・本澤二郎氏)

無党派層の62%が玉城に投票

 第2次安倍政権以降、自公政権が好き放題のデタラメを続けてこられたのは、何をやっても国政選挙で負けないからだ。それを支えてきたのが旧統一教会をはじめとする宗教団体の選挙支援や業界団体の利権票だった。つまり、インチキ選挙とふがいない野党の体たらくに助けられてきたのだが、野党が一致団結し、無党派層が覚醒すれば、組織票を凌駕する。それを教えてくれるのが沖縄の選挙なのである。

 共同通信の出口調査によれば、玉城は立憲支持層の89%、共産の95%、社民の91%、れいわの75%を固めたが、自民党支持層でも佐喜真に投票したのは66%にとどまった。公明支持層も61%だった。反日カルト教団とズブズブの自民候補には任せられない。それが有権者の率直な気持ちだろう。無党派層では62%が玉城に投票し、佐喜真は27%だった。

「選挙戦最終日に、県庁前で玉城知事と立憲、共産、社民、れいわ、社大のトップが勢ぞろいした光景は象徴的でした。野党が力を合わせて政権与党の横暴を厳しく批判し、民意に訴える。それで勝利したことが教訓です。沖縄は別格ですが、本土の国民だって、自公政権にさんざん虐げられてきた。その怒りを正面から政府に向けて、全国の選挙で自公政権に『NO』を突きつければ政治を変えることができるのです。もっとも、沖縄は地元紙が権力に屈せず健闘していることが、野党が足場を固める素地になっている。全国的には政府・与党の広報機関に成り下がった大メディアが自公政権をアシストしている面がありますが、今はネットメディアで情報を得る有権者も増えています。今回の沖縄県知事選が、1強多弱の政治状況を終わらせる端緒になる可能性は十分あるでしょう」(五十嵐仁氏=前出)

 来春には統一地方選がある。ニッチもサッチも行かなくなった岸田政権が局面打開の解散総選挙に打って出る可能性もある。その時に、国民がどういう判断をするのか。旧統一教会とズブズブの自民党に国の未来を託して本当にいいのか? 有権者が真面目に考えれば、選挙結果は変わってくるはずだ。今回の沖縄県知事選が分水嶺だったと、振り返ることになるかもしれない。

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