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2023年4月18日07時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK290] 独裁カルト国家化する日本 それを後押しする元凶がテレビ局…というあり得ない構図 ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

独裁カルト国家化する日本 それを後押しする元凶がテレビ局…というあり得ない構図 ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/321465
2023/04/13 日刊ゲンダイ


フジテレビ社屋(C)日刊ゲンダイ

 カルト教団や独裁国家かと目を疑う記事を立て続けに目にした。

 元NHKの岩田明子氏が故安倍晋三氏を悼む文章。安倍氏を「光の人」と表現し、「日本史上、類いまれな戦略家で、外交、安全保障、通商分野において歴史を刻んだ首相だった」とつづっている。確かに誰しも生きていればそれなりに歴史を刻むが、北方領土は返らず、拉致問題は何も解決しなかった今の世界とは違うどこかのパラレルワールドの話かと驚く。

 先日の松井一郎氏の最終演説。松井コールが起こり、動画を撮りながら何度も目元を拭う女性や「これが民主主義ですよ!」と興奮気味に叫ぶ男性がいたそうだ。2つの記事はまるでカルト教団が教祖を仰ぐがごとき勢いだ。統一地方選の圧倒的勝利を見ても維新のカルトは都市にとどまらず全国に広がりつつある。いや、維新だけではない。日本は新自由主義と極右が合体した、さらなるカルト国家になろうとしている。

 大阪では放送局が吉本と組んで維新の後押しをしている。昔アラブの放送局が2つあり、一局はナセル大統領ばかり放送し、もう一局は「裏を見ろ」と叫び続けていたというジョークがあるが、まさに同じ状態。全部が維新の応援団だ。その証拠に三重県では維新が全く当選しない。放送的には名古屋と同じで、関西の番組が流れないからだ。

 そして自民党も第2次安倍政権以来その状態が続いている。それこそ今話題の放送法問題だ。おそらくナチの手法を真似たであろうやり方が徐々に功を奏している。

 それを問題提起した小西議員は、オフレコでしゃべったサル発言で鬼の首を取ったように批判され処分された、とくにフジテレビや産経新聞が攻撃した。メディアに政権が介入するのはそれこそメディアにとって最大の危機である。それに抵抗するどころか、味方を背中から撃つとは何事か。

 対する高市大臣は詭弁(きべん)を弄して辞任もせず、ここでもフジの日曜報道で、その日のテーマとは関係ない自己弁護をとうとうと語り出した。司会は止めもせず話が終わったら、そのまま番組は終わった。

 カルトという言葉が一般的になったのは、その昔フジテレビでオタクの重箱の隅的知識を競う「カルトQ」というクイズ番組からだ。皮肉にもそれから30年、フジのカルト化は完成した。

「ひょうきん族」の頃のおおらかなあのフジテレビはもう帰ってはこないのか。独裁カルト国家は完成してしまうのか。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/167.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 岸田首相の理髪店通いに警察関係者やきもき…襲撃事件当日夕方も立ち寄る“こだわり”よう(日刊ゲンダイ)
岸田首相の理髪店通いに警察関係者やきもき…襲撃事件当日夕方も立ち寄る“こだわり”よう
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/321700
2023/04/17 日刊ゲンダイ


岸田首相はいつも通りに(C)日刊ゲンダイ

 15日、和歌山県の雑賀崎漁港付近で爆破事件に遭遇した岸田文雄首相(65)。その後、何事もなかったかのように和歌山市内で応援演説を終え、帰京すると、新浦安駅前、本八幡駅前などで演説に立ち、この日の締めくくりは「いつもの場所」だった。東京・鍛冶町にある理髪店「ヘア モード キクチ神田日銀通り店」だ。

 同日の首相動静によると、午後6時54分に同店に到着し散髪、午後8時25分まで滞在している。

 岸田氏は首相就任以降、この店をほぼ2週間に1回の頻度で来店。「日刊ゲンダイDIGITAL」でも「岸田首相「散髪」半年に14回のナゾ…「息抜きか」「秘密会議?」などとウワサに」と題し、永田町の与野党議員らの間で話題となっていた理髪店に足しげく通う岸田氏の様子について、2022年9月14日の記事で報じている。

 SNS上では、岸田氏が爆破事件当日も理髪店に出向いたことに対し、《あえて平常を崩さない姿勢を示したのか。さすがだ》《岸田さんは肝が据わっている》などと高評価する意見もあるようだが、警視庁職員やSPからは「冗談ではない」との声も漏れているという。

理髪店が狙われやすいワケ

「昨年10月に指定暴力団池田組のトップである池田孝志組長が岡山市内の理髪店で襲撃されたのは記憶に新しいでしょう。実は暴力団抗争の襲撃現場で、理髪店というのは度々、出てくるのです。なぜなら、散髪中は椅子に座ったままで長時間動かず、眠くなる上、着衣に髪の毛が付着しないようガウンのようなもので覆われるから身動きがとりづらい。つまり、狙われやすいのです。1954年9月に呉市の理髪店で散髪をしていた暴力団組長が襲われた事件、96年7月に京都府八幡市で五代目山口組の中野太郎若頭補佐(当時)が銃撃された事件も理髪店でした。岸田首相の馴染みの理髪店だというのは分かるが、せめて襲撃された日ぐらいは勘弁して、との声があるようです」(司法ジャーナリスト)

 なるほど、人気漫画家・本宮ひろ志氏が極道の世界を描いた1970年代の話題作「男樹」(小学館)でも、主人公の村田京介の子分が理髪店で銃撃される場面が出てくる。

《足しげく通っている割には代わり映えしないヘアスタイル》

《どこら辺にこだわりがあるの?もみあげ?前髪?分からん》

 ネット上では散髪好きの岸田氏にこんな声が出ているが、どうしても整髪したいのであれば、首相公邸などに理美容師を招くこともできるだろう。岸田首相襲撃事件を受け松野博一官房長官(60)は17日、警察庁に要人警護の徹底を指示したが、首相自身も細心の注意を払うべきではないのか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/168.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 岸田首相襲撃男は選挙制度に強い不満か 参院選に立候補できず提訴も棄却されていた(日刊スポーツ)
岸田首相襲撃男は選挙制度に強い不満か 参院選に立候補できず提訴も棄却されていた
https://www.nikkansports.com/general/news/202304180000189.html
2023年4月18日10時5分 日刊スポーツ

http://img.asyura2.com/up/d14/12957.jpg">
木村隆二容疑者(共同)

岸田文雄首相の選挙応援演説会場で爆発物が投げ込まれた事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された兵庫県川西市の無職木村隆二容疑者(24)とみられる男性が、年齢などを理由に昨年7月の参院選に立候補できなかったのは憲法違反だとして、国に損害賠償などを求めて神戸地裁に提訴し、棄却されていたことが18日、分かった。訴訟記録に記載された住所や氏名などが木村容疑者と同一で、選挙制度に強い不満を持っていたとみられる。

訴訟記録などによると、神戸地裁への提訴は昨年6月で、同7月10日投開票の参院選に立候補しようとしたが、当時23歳で公選法の被選挙権(30歳以上)を満たさず、300万円の供託金も用意できなかったため立候補ができないとし、法の下の平等などを定める憲法に違反すると主張。精神的苦痛を受けたとして10万円の損害賠償を求めた。

訴訟は代理人の弁護士を付けない「本人訴訟」だった。神戸地裁は、公選法の年齢要件や供託金制度は合理性があるとして同11月に請求を棄却した。

また、木村容疑者の家族が「事件当日の午前0時ごろは家にいたが、朝にはいなくなっていた」と話していることも捜査関係者への取材で新たに判明。首相の遊説日程は事件前日に自民党ホームページなどで公表されていた。これらをチェックしていた容疑者が自らの行動圏内に首相が訪れる機会をうかがい、和歌山での襲撃を決断した可能性があり、和歌山県警が事件前の行動を詳しく調べている。

事件は15日午前11時25分ごろ発生。岸田首相が地元海産物の試食を終えて演説を始めようとした際に筒状のものが投げ込まれ爆発した。容疑者は聴衆に紛れ込み、首相から約10メートル離れた場所から投げ、首相の約1メートル手前に転がった。自作のパイプ爆弾の可能性がある。(共同)


http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/169.html
記事 [政治・選挙・NHK290] <ワクチン接種者がワクチンについて何も知らない>考えることを放棄し、他人を信用したからです 








http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/170.html
記事 [政治・選挙・NHK290] <政界地獄耳>要人の警護は国民と触れ合う旧態依然の遊説方針を変えるべき(日刊スポーツ)

※2023年4月18日 日刊スポーツ19面 紙面クリック拡大




【政界地獄耳】要人の警護は国民と触れ合う旧態依然の遊説方針を変えるべき
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202304180000081.html
2023年4月18日7時42分 日刊スポーツ

★15日、午前11時半ごろ、衆議院和歌山1区の補欠選挙の応援に訪れていた首相・岸田文雄が遊説先で演説に向かうところ、男が発煙筒のような物を投げ爆発した。翌16日午前、首相は「民主主義の根幹をなす選挙において、こうした暴力的な行為が行われたことは絶対許すことはできない。大切なことは選挙を最後までやり通すことだ」「各党の選挙運動が妨げられることがないよう、警察においては警備、安全について万全を期してもらいたい」とした。

★16日の日曜日。都内の統一地方選挙で閣僚の応援演説が予定されている場所の警官の数は尋常ではなかった。首相の言うように選挙は民主主義の根幹をなす。暴力に屈したくない気持ちもわかる。だが元首相・安倍晋三襲撃以来、警備の強化は1段も2段もレベルアップしている。それでも国民と触れ合いたい政治家の考えを否定する気はないが、

要人の警護は国民と触れ合う旧態依然の遊説方針を変えるべきではないか。握手の数だけ票が増えると思いたいだろうが、そういう選挙を要人はやめるべきだ。

★今年2月、警察庁長官は組織や団体に属さない「ローンオフェンダー(単独の攻撃者)」の対策強化を打ち出した。これ以上、同様の事案を避けたい警察は未然に防ぐために、既に目立たない生活を送り、社会から孤立し社会に憤りや恨みを持つ者をあぶりだすことに注力するだろう。都立大教授・宮台真司襲撃にも見られるように、過去のネットなどの発言を洗い出す捜査は当然だとしても事件を未然に防げないとなれば、政府や社会に不満を持つローンオフェンダーを探すために、事前にSNSでの発言を調べていくことになりかねない。つまり思想調査が始まることになる。政府要人が選挙で国民に触れたがることは民主主義の根幹ではない。ただローンオフェンダー対策が行き過ぎれば民主主義の根幹が揺らぐことは間違いない。解決策は要人の遊説に米国並みの警備体制を敷くか、要人遊説の自粛の取り決めをするかだ。(K)※敬称略

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/171.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 岸田首相襲撃の木村隆二容疑者と、安倍元首相銃撃の山上徹也被告に「これだけの共通点」(日刊ゲンダイ)


岸田首相襲撃の木村隆二容疑者と、安倍元首相銃撃の山上徹也被告に「これだけの共通点」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/321726
2023/04/18 日刊ゲンダイ


ごく普通の青年が“爆弾テロ”を…(取り押さえられた木村隆二容疑者)/(C)共同通信社

 岸田文雄首相襲撃犯は、自身を安倍晋三元首相を殺害した山上徹也被告(42)に重ね合わせていたのか──。

 昨年7月8日、安倍元首相が奈良市で銃撃された時刻とほぼ同じ15日11時半ごろ、岸田首相の選挙応援演説会場となった和歌山市の雑賀崎漁港で事件は起きた。

 威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された兵庫県川西市の無職、木村隆二容疑者(24)は手提げの中に刃渡り13センチの果物ナイフを所持していたことから、現場でナイフを使って襲いかかろうとした可能性もある。自宅からは「鉄パイプ爆弾」の製造に使った火薬や工具類が押収された。

「木村は小学校時代、明るい性格で友達も多かったと思います。卒業文集には『将来の夢はパティシエか発明家で、発明家になったらロボットや新しい車を作りたい』とつづっていました。それが中学に入ると何があったのか、急に周囲との関係を絶ち、ふさぎ込むようになってしまった。友達とつるむこともなく、1人でポツンといるような感じでした。教室や図書館でよく本を読んでいて、無口でおとなしかったという印象ですが、突然、同級生を相手にキレることもありました」(小中学校の同級生)

 手製の銃を製造し、安倍元首相を殺害した山上被告も似たような生い立ちで、読書家で機械いじりが好きな少年だった。事件後、山上被告の自宅からは5丁の銃が見つかった。

陽気で活発だった少年が社会から孤立


山上徹也被告も似たような生い立ち(C)日刊ゲンダイ

 山上被告も明るく活発な学生時代を過ごしていたが、母親が旧統一教会に多額の献金をして自己破産に追い込まれたことで、高校時代、一時、ひきこもり状態になった。名門高校を卒業するも、経済的事情で大学進学を断念。

 入隊した自衛隊では自殺未遂を図り、その後も職を転々とする。職場では同僚にキレてトラブルを繰り返し、社会から受け入れられず、孤立を深めていった。安倍元首相襲撃事件の前には、旧統一教会の韓鶴子総裁の殺害計画を立て、自作した火炎瓶やナイフをカバンに忍ばせ、イベント会場を訪れていた。

 木村容疑者は岸田首相の遊説日程を調べ、鉄パイプ爆弾2個とナイフを用意し、電車を乗り継いで現地入りするなど、周到な計画を立てていた。ここ数年は定職に就かず、自宅に閉じこもりがちだったという。父親の不在や複雑な家庭環境も共通している可能性がある。

「隆二君は3人きょうだいの末っ子で、母親と買い物に行ったり、庭の手入れをしたり、家の手伝いはしていたようですが、仕事はしていなかったみたいです。15年ほど前に一家で引っ越してきましたが、近所付き合いはほとんどなく、奥さんとは会えば挨拶を交わす程度です。家族仲は分かりませんが、5、6年ほど前からご主人の姿を見かけなくなった。2台止めてあった車が1台になったので、家から出て行ったのでしょう。ご主人は自営で運送業をやっていたみたいですが、短気なようで夜中に隆二君を怒鳴りつける声が聞こえてきた」(近隣住民)

 山上被告は事件から9カ月経った今も、弁護士と妹以外、接見に応じず、木村容疑者も調べに対し、「弁護士が来てから話す」と雑談にも応じていないという。社会から注目されたかったのだろうか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/172.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <外圧により実験場にされているからです>海外では規制されているにも関わらず日本がAIに肯定的… 



「チャットGPT」現状規制する考えはない 松野官房長官

2023/04/14 ANNnewsCH

 イタリアなどが規制に乗り出している対話型AI(人工知能)「チャットGPT」について、松野官房長官は今の段階では規制しない考えを示しました。

 立憲・中谷議員:「日本では現時点においてチャットGPTの使用禁止をするなどの規制を行う可能性はありますか」

 高市経済安保担当大臣:「科学技術政策を担当する立場からは、現時点において直ちに使用を禁止にするなどの規制を行うつもりはございません」

 立憲・中谷議員:「政府を代表して松野長官もその見解でよろしいですか」

 松野官房長官:「現状、規制する考えはございません」

 松野長官は一方で、チャットGPTなどを政府が使用する場合は「従来の検索サービスとは異なる情報漏洩(ろうえい)のリスクが想定される」と指摘しました。

 高市大臣も「リスクを減らす対策も検討が必要」との考えを示しています。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


https://twitter.com/nagunagumomo/status/1648087691400192000


おっしゃる通り❗将来に絶望してしまいます。


いつも外圧でしか動きませんね😑


政府自体が意思を持たないAIのようなものだから、少しも気にならないのだろう。


体のいいロボの具現・・KOITSUらがソノ典型的産物なんやからな〜〜


危険ですね。


日本政府は誰かの広報かどこかの広報ということですね。いくら彼らに批判的な意見を述べても彼ら自身に意見を述べる権利がない訳だ、と思えてきました。


原爆落とされて以降ずっと日本は生体実験場にされてきています。
まあ日本軍が中国などの人たちを生体実験していましたからその報いとは考えたくないですがね。


あきらかに医薬品も食品添加物も農薬も海外の方が高濃度です。

AIは日本が優位性を立ちたいために動いている感はある。



http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/173.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <衆院・千葉5区>自民新人候補が絶叫も…“お寒い”岸田首相の街宣に立ち去る聴衆続出 衆参5補選 現地ルポ(日刊ゲンダイ)

【衆院・千葉5区】自民新人候補が絶叫も…“お寒い”岸田首相の街宣に立ち去る聴衆続出 衆参5補選 現地ルポ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/321727
2023/04/18 日刊ゲンダイ


岸田首相は17分ほど長広舌を振るったが…(衆院千葉5区補選、自民党新人・英利アルフィヤ氏=左)/(C)日刊ゲンダイ

【衆院・千葉5区】

 英利アルフィヤ 34 自新
 矢崎 堅太郎  55 立新
 岸野 智康   28 維新
 岡野 純子   44 国新
 斉藤 和子   48 共元
 織田 三江   41 政女新
 星 健太郎   43 無新

 ◇  ◇  ◇

「暴力には絶対に屈しない覚悟で走りぬいてまいります!」──。

 雨が降りしきる15日夕、JR京葉線・新浦安駅近くの屋外ステージで絶叫したのは、自民党新人で、元国連職員の英利アルフィヤ候補だ。

 当日午前、岸田首相を襲う爆発物事件が起きたことを受け、約1000人もの聴衆に「暴力には絶対に絶対に負けない!」と声を張り上げると、「そうだ」「負けるな」という野太い声が上がった。

 政党やメディアの情勢調査で英利氏は、立憲民主党新人で元千葉県議の矢崎堅太郎候補と横一線のため必死の形相。だが、応援に入った岸田首相は妙に淡々としていた。「はい、皆さんこんにちは」と言うと、あとは少子化対策など自身の目玉政策をただただ列挙。17分ほど長広舌を振るったが、悪天候も影響し「寒いから帰ろう」と途中で立ち去る聴衆が続出した。

 爆発物事件を念頭に「岸田いるのかよ。怖ぇ〜」と言いながら通り過ぎる人も。大勢のSPや千葉県警が目を光らせる中、どこか“お寒い”雰囲気が漂っていた。

「政治とカネ」に女性有権者が厳しい視線


「政治とカネ」批判を全面展開、15日は野田元首相が応援入り(衆院千葉5区補選、立憲民主の矢崎堅太郎氏=左)/(C)日刊ゲンダイ

「補選は、自民党の薗浦健太郎前衆院議員が『政治とカネ』の問題で辞職したことに伴い実施された。ただでさえ自民党に逆風が吹いている上、落下傘の英利氏は知名度がイマイチ。陣営の焦りは相当なものです。参院千葉県選出の立憲・小西洋之議員の『サル』発言について、『もっと炎上してほしい』とこぼす自民党関係者もいるほどです」(地元関係者)

 対する矢崎陣営は引き締めに必死だ。

「『矢崎がリード』といった調査結果が出ているが、惑わされるわけにはいかない。相手は自民党。5区では過去、何度も苦杯をなめている」(陣営関係者)

 そこで矢崎氏は「政治とカネ」批判を全面展開している。矢崎氏は15日昼前、JR市川駅前で街宣。聴衆は100人超で、女性の姿が目立つ。矢崎氏が「自民党が勝てば『政治とカネ』の問題はなかったことになってしまう」と訴えると、ウンウンとうなずく女性が多数。拍手が湧き起こった。応援に駆け付けた野田佳彦元首相の元には、写真撮影を求める聴衆が集まっていた。

「今回、『政治とカネ』に対する女性有権者の目がかなり厳しい。『普段は自民だけど、今回は立憲に入れる』と言う女性有権者も出てきています」(前出の地元関係者)

維新は「後半から巻き返す」

 一方、統一地方選の前半戦で躍進した維新は“蚊帳の外”だ。一般社団法人代表の岸野智康候補は15日昼過ぎ、新浦安駅前に立った。「政治とカネ」批判のみならず、小西氏の「サル」発言について「本当に品のない言葉だ」と批判したが、聴衆は10人程度。陣営スタッフの方が多かった。陣営幹部は「ウチは後半から巻き返すのが常だから」と言っていたが……。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/174.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 一過性の“成長戦略”しかない維新の躍進を許したメディアの大罪 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)

一過性の“成長戦略”しかない維新の躍進を許したメディアの大罪 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/321733
2023/04/18 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


大きな顔をしていられるのは、日本のメディアが原因(日本維新の会)/(C)日刊ゲンダイ

 統一地方選は前半戦が終わり、投票率が低下する中、自民党が過半数を獲得。その補完勢力である「日本維新の会」が議席を倍増させた。岸田政権に批判的な層や、今の日本社会を変えなければいけないと考える勢力は、投票を棄権するか維新に騙されている──、という結果になっている。

 その原因は、メディアが日本経済の危機的状況を正しく伝えていないことにある。状況は深刻なのに、メディアは、ひたすら「インバウンドが増えた」などと表層的な報道ばかり垂れ流している。危機感がないのがまさに危機なのだ。「安倍・高市」による放送事業者への“脅し”が強烈に効いた結果だろう。それが、今回の選挙結果になったのではないか。

 実際、日本経済の状況は相当深刻だ。情報通信産業では4.7兆円、RNA医薬品では4.5兆円の貿易赤字になっている。エネルギー関連では、再生可能エネルギーが進まず、化石燃料のほぼ全量を輸入に依存している状態だ。インバウンド需要が伸びたといっても、貿易収支が最大約4兆円改善する程度で、貿易赤字の膨張は極めて危機的である。

 結局、メディアが日本の産業衰退の原因に深く切り込み、政策転換を促すような報道をしないから、安倍・菅政権で蜜月関係を築いてきた維新が大きな顔をしていられる。いまや政府・日銀は金融政策の柔軟性を失い、アベノミクスの行き詰まりは明白。維新は、破綻した政策を追認しているだけである。

 さらに、維新が掲げる「身を切る改革」は、既に失敗済みの新自由主義そのものだ。維新が牛耳る大阪府市の役所では非正規労働者があふれ、公立病院や保健所も統廃合。結果、人口当たりのコロナ死亡者数が日本一になっている。

 結局、維新の成長戦略はカジノIRと大阪万博というイベント頼り。インバウンド頼みで一過性の“成長戦略”しか持ち合わせていないのだ。

 本来、産業戦略を高め、イノベーションをもたらすような社会を構築するには「人への投資」が不可欠だ。そのためには、教育研究の基盤育成や科学者の独自性と自立性の尊重が肝要で、日本学術会議の解体をもくろむような自民党政治と決別する必要がある。また、モリカケ桜に象徴されるような「縁故主義」を排し、公正なルールを再建しなければならない。

 ところが、維新は自民党の政策を転換できるような勢力とは言えない。メディアが壊れており、野党がよほどしっかりしたオルタナティブ(代案)を出さなければ、日本は衰退を免れないだろう。急がなければ、手遅れになりかねない。


金子勝 淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK290] わからないことだらけ この国の防衛 陸自ヘリ墜落 残された超低空飛行の謎(日刊ゲンダイ)

※2023年4月18日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2023年4月18日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


ともにルーツはハト派の宏池会(上、岸田首相と麻生副総裁)、捜索にあたる自衛隊員(C)日刊ゲンダイ

 沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが消息を絶った事故発生から12日。自衛隊や海上保安庁などが懸命の捜索活動を続ける中、17日までに宮古島の西隣にある伊良部島の北約6キロ、水深約106メートルの海底で5人を発見。機体の胴体部分も損壊した状態で見つかった。

 陸自の発表によると、そのうち引き揚げられた2人は巡視船で宮古島の平良港に運ばれ、医官が死亡を確認。3人の引き揚げとともに、不明者の捜索を急いでいる。岸田首相は「痛恨の極みだ。全力で事故原因の解明に努めたい」と言葉少なだったが、「10人が一日も早く家族の元に帰ることができるよう、全力を尽くす」と力を込めた。

 ようやく機体が見つかり、遺体の収容が始まったが、そもそも一団はここで何をしていたのか。事故機には陸自第8師団の坂本雄一師団長(55)ら師団司令部幹部5人、ヘリを運航した師団傘下の第8飛行隊のパイロットと整備士2人ずつ、宮古警備隊の幹部1人の計10人が搭乗していた。

 拠点がある熊本県の高遊原分屯地を4日に発ったヘリは、那覇市を経て6日に宮古島へ移動。6日午後3時46分、宮古島中央部に位置する航空自衛隊宮古島駐屯地を離陸し、海岸線に沿うように北上した後、北端で進路を北西に変更。午後3時56分ごろ、伊良部島の北東約3キロの洋上でレーダーから機影が消えた。

 それまで宮古島空港の管制官と複数回交信。消息を絶つ約2分前には、伊良部島に隣接する下地島空港の管制官からの「下地島の管制圏に入ったら下地島の周波数で連絡ください」との呼びかけに「了解」と応じたという。1時間20分ほどの飛行を終えて午後5時5分に宮古島駐屯地に戻る予定だったが、離陸から10分で「SOS」を全く出さずに行方不明となった。

有事うってつけの立地

 事故機は、周辺の地形を上空から確認するために目視で飛行。こうした場合のヘリの高度は300〜500メートルが一般的とされる。当時の気象状況は、風速7メートルの南よりの風が吹き、視界は10キロ以上、雲の高さはおよそ600メートル。飛行に特に問題はなかったという。レーダーから消失した地点からすると、進行方向の反対側の海底に沈んでいたことから、レーダーで捉えられないほど低空を飛んでいたとの見方が浮上している。どういうことなのか。

 軍事評論家の田岡俊次氏は、ネットメディア「デモクラシータイムス」(12日配信)でこう言っていた。

「もしも中国と戦争になれば、あの島(下地島)を米軍が基地に使いたい。それを守るのに、第8師団があの島(下地島)へ防備に行くということは十分にある話」

「(事故機は)かなり低空で飛んで、写真もじゃんじゃん撮っていたそうですしね」

 下地島は隣の伊良部島と複数の橋でつながっており、伊良部大橋を通じて宮古島まで車で行き来できる。民間パイロット訓練用空港として1979年に設置された下地島空港が島の大半を占める独特の立地だ。下地島空港を管理するのは沖縄県。当時の知事が国と交わした71年の「屋良覚書」と79年の「西銘確認書」によって、使用は航空訓練と民間航空に限定されている。ちなみに、県内の空港で国が管理しているのは那覇空港だけだ。

 田岡氏はこうも言っていた。

「(下地島は)小さい島で、面積は10平方キロないくらい。(下地島空港は)滑走路3000メートルですよ。成田空港とか、羽田空港とか、それくらいのクラスの滑走路がある」

米軍は虎視眈々、政権も前のめり

 事故機に搭乗していた師団長など複数の幹部は、先月着任したばかりだった。隊員5000人の第8師団は全国に9つある師団の中でも重要度が高く、管轄は熊本、宮崎、鹿児島だが、2018年に全国に先駆けて「機動師団」に組織改編されたことで、有事にはいち早く南西諸島に駆けつけることが想定されている。

 10年の防衛大綱で明記された自衛隊の「南西シフト」は着々と実行され、16年に与那国駐屯地、19年に奄美駐屯地と宮古島駐屯地、今年3月には石垣駐屯地が開設された。軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。

「沖縄県は第15旅団の管轄ですが、いざとなれば第8師団がバックアップする。坂本師団長の前任は相馬原駐屯地(群馬県榛東村)に拠点を置く第12旅団長。空中機動に特化したヘリボーン部隊の特性を有する旅団を率いたことから、ヘリの運用にとりわけ熱意があったのかもしれません。

 もっとも、自衛隊が下地島空港に部隊を置く構想は90年代から持ち上がっている。ジェット戦闘機の運用は3000メートル級の滑走路がなければ難しいためで、07年には久間防衛相が『これから先、緊迫してきて(自衛隊機の)スクランブルをかけなければいけない状況が出てきたときは、下地島空港はいい場所にある飛行場だと思っている』と国会答弁しています。12年にJAL、14年にANAが訓練から撤退したことも流れに棹さしています」

 米軍は今年1月、人道支援などの訓練を目的として県に下地島空港の使用届を提出。海兵隊のヘリを普天間基地と行き来させる計画だった。通告すれば日本国内の空港や港をタダで使用できるとする日米地位協定5条をタテに押し込もうとしたが、米軍による民間空港の使用自粛を繰り返し求めてきた県が受け入れず、引っ込めた。

 そういう経緯がありながら、浜田防衛相は自衛隊の下地島空港利用に前のめり。米軍キャンセル直後の会見で、「日ごろから訓練を重ね、柔軟に利用できることが重要だ」「常にあらゆる空港に降りていることが、その空港を利用する際には大変無駄なく、危険を回避しながら対応できると考えている」と主張していた。

 米軍使用に向けた地ならしなのだろう。事故機の超低空飛行は自衛隊のためというよりは、米軍に差し出す情報収集のためで、その過程で何らかのアクシデントに見舞われたのかもしれない。

「存立危機が危なくなる」

 この国の防衛戦略はわからないことだらけだ。国民が知らない間に「戦争準備」が着実に進められている。岸田政権は昨年末に国家安全保障戦略などを改定。防衛費を倍増させ、国是である専守防衛を逸脱する敵基地攻撃能力を保有すると決めたが、岸田は防衛力強化の中身についても、財源についても「手の内を明かすことになる」などとホザいてロクに答えない。ひたすら軍拡に突き進む岸田は一体、何を企んでいるのか。

 その答えは、自民党の麻生副総裁の17日の発言に凝縮されている。地元の福岡県内で開いたセミナーで、台湾有事となれば石垣島など日本の領土も巻き込まれる可能性があるとし、「今までのような状況と違って、戦える自衛隊に変えていかないと、われわれの『存立危機』が危なくなる」と強調。

「存立が危うくなる」と言うべきところを「『存立危機』が危なくなる」とやらかすのが麻生らしいように見えるが、第2次安倍政権が強引にまとめた安保法制に基づけば、米国のような密接な関係国に対する武力攻撃により、日本の存立が脅かされるのが「存立危機事態」だ。

 集団的自衛権の行使を可能とし、国家安保戦略は敵基地攻撃能力を用いて共に反撃できるとした。米軍と一緒に戦える自衛隊にしておかなければ無に帰すと言いたいのか。「間違いなく、岸田首相は安倍元首相にはできなかったことをいずれもやってのけています」──。この統一地方選後半戦、衆参補選で政権に厳しい審判を下さなければ、麻生の言葉通りになりかねない。

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