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2023年6月28日06時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK290] できもしないことを押し付ける無能政府の無責任 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)

できもしないことを押し付ける無能政府の無責任 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/325144
2023/06/27 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


マイナカード他人が利用で会見を開く松本剛明総務相(C)共同通信社

 人は何か仕事を思いついた時、それを自分の実力で成し遂げられるのかどうかを考え、可能と判断してから着手する。できっこないことには、初めから手を染めない。

 深刻きわまる“マイナンバー”トラブルの連続は、わが国政府にとって「当たり前」が当たり前でなかった結果だ。「マイナ保険証」とやらに別人の情報が登録されたり、コンビニで住民票を請求したら、他人のが出てきただなんて、おぞまし過ぎはしないか。

 要は無能なのである。それがまた1億2000万国民をいちいち番号扱いし、監視して、思いのままに操ろうだなどと、変質者ムキ出しの野望を抱くから、こうなった。

 にもかかわらず、“マイナンバー”関連の改正法は成立。「カード」と健康保険証の一体化は予定通りに進められるという。同様の制度を始めても、反省して撤退した国がたくさんあるのに、政府はそんな現実さえ知らぬ顔の半兵衛を決め込む腹だ。

 徹底した無責任でなければなせる業ではない。迷惑したり破滅したりはどうせ一握り、放っときゃジキに泣き寝入りするわサ、てなもんだ。

 断言しよう。“マイナンバー”は下手をすれば未来永劫、私たちを危険にさらし続けていく。

 つい先日、パソコンの「サポート詐欺」に遭いかけた同業者がいる。一心不乱に原稿を書きつつ、必要な情報をネット検索したところ、なぜか突然、画面のすべてがアラームモードに切り替わったとか。回復させるにはサポートセンターに連絡を、と電話番号が表示されて……が、いくらかけても話し中。結局は知り合いの専門家に来てもらってコトなきを得たそうだが、あれで電話が通じてしまった、としたらーー。

 デジタル社会とは、イコール卑劣な詐欺集団の培養土であり、推進エンジンたり得る彼らの跳梁跋扈はむしろ大歓迎の、修羅の世界だ。それでも突っ込んでいく岸田文雄政権の正気を疑う。

 今月の上旬だったか、河野太郎デジタル担当相が、埒もない妄言を口走っていた。「(デジ庁には)トラブルへの対応で、朝の4時まで残業という者もいる」とかなんとか。

 だから何? 働くだけなら詐欺集団だって、暴力団だって、徹夜ぐらい珍しくないだろう。支配欲の塊みたいなシステムをでっち上げておいて、うまくいかないから大変だなんて泣きつかれても困る。国民総背番号体制などという天下の愚挙は、一刻も早く廃絶する以外に、この国の社会に残された道はないと知るべし。


斎藤貴男  ジャーナリスト

1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/824.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <原発の使用年限延長は許されない>地上の潜水艇「タイタン」(植草一秀の『知られざる真実』)
地上の潜水艇「タイタン」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-2e3d08.html
2023年6月27日  植草一秀の『知られざる真実』

英豪華客船タイタニック号の残骸を見るツアー中に潜水艇「タイタン」が損壊した。

「タイタン」に搭乗していた5名が死亡したと報じられている。

ツアー運営会社オーシャンゲートの最高経営責任者(CEO)でタイタンを操縦していたストックトン・ラッシュ氏も死亡したことが伝えられているが、同氏がタイタンの設計仕様に関して第三者機関の認証手続きをしていなかったと指摘されている。

また、タイタンの材質にカーボンファイバー(炭素繊維)が使われていたことを問題視する指摘もある。

タイタンの設計やメンテナンスを巡っては多くの専門家が危険性を訴えていたことが明らかにされている。

6月14日の「そうだ、選挙に行こう!政策連合大集会」

https://x.gd/hewUH


「私が原発を止めた理由」

の演題で樋口英明元福井地方裁判所裁判長が講演された。

3.11まで原発は絶対安全だとされていた。

しかし、3.11の前に、原発は危ない、原発はいつか重大な事故を引き起こすと主張していた人々がいた。

3.11が起こり、どちらが誠実で賢い人か、どちらが不誠実で愚かな人かが明らかになった。

岸田首相は自分の考えがなく、「人の話を聞く」ことを中心に置いているようだが、岸田氏が「聞く力」を発揮する対象は「不誠実で愚かな人」ということになる。

岸田首相はフクシマ原発事故を経験しながら、原発稼働全面推進の方針を決定した。

日本国民にとって極めて深刻な事態。

樋口英明氏は原発の使用年限を延長したことについても批判した。

岸田首相は老朽化した原発の使用を認めた。

岸田首相は運転を止めている原発の停止期間を耐用年数から除外することを決めたが、使用していなくても設備は老朽化する。

人間も仕事をせずにぼーっとしているだけで老朽化する。

機械が老朽化しないわけがない。

「タイタン」で指摘されているのは深海の強い圧力を受けてタイタンの船体に金属疲労が発生していた可能性。

調査のために潜水艇で33回もタイタニック号を訪れた経験のある米映画「タイタニック」(1997年)のジェームズ・キャメロン監督は、潜水艇の船体の内側にセンサーが設置されており、亀裂が入り始めた時に警告を発したはずだと語っている。

神戸大海洋政策科学部教授の若林伸和氏は金属疲労の可能性を指摘する。

潜水艇はこれまで海底3800メートルまでの往復を繰り返してきた。

船体は380気圧を受け、硬い金属でも海底では縮む。

海面に浮上すれば元に戻って膨らむ。

これが金属疲労になり、強度が極端に落ちる部分が発生する可能性がある。

船体の強度が落ちて金属などの構造体が圧力に耐えられなくなって爆縮(全方向からの圧力で押しつぶされる破壊現象)した可能性を指摘する。

「タイタン」損壊からの類推で想いをいたす最重要の対象は原発だ。

岸田首相は原発の使用年限延長を決めた。

多くの原発は設計時、耐用年数を40年間と想定して造られている。

ところが、岸田内閣は既存原発の「60年超」運転を事実上可能にした。

5月31日の参院本会議で「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」を自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決。

同法が成立した。

3.11を踏まえて定められた「原則40年、最長60年」安全規制を撤廃。

3.11を踏まえて原発の使用を厳しく規制するなら理解できる。

しかし現実は真逆。

「歴史に学ばぬ者は歴史を繰り返す」

と言われる。

3.11の教訓を12年しか経たぬ間に踏みにじった。

そもそも日本の原発は十分な安全性を確保していない。

そして、日本は原発の立地にもっとも不適格な世界最大の地震国。

樋口英明氏が大飯原発運転差止命令を発したのは大飯原発の耐震性能が不足していることが主因だった。

原発稼働を推進すれば陸の上でタイタンの悲劇が引き起こされるだろう。

タイタンの犠牲者は契約書に署名した5名の搭乗者だったが、原発が事故を引き起こして犠牲になるのは無数の一般市民である。

原発の使用年限延長は許されない。

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http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/825.html

記事 [政治・選挙・NHK290] <不要 決定打>「オンライン資格確認」は現行の保険証でも可能 それでもマイナカードと一体化ゴリ押しの愚(日刊ゲンダイ)


「オンライン資格確認」は現行の保険証でも可能 それでもマイナカードと一体化ゴリ押しの愚
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/325200
2023/06/28 日刊ゲンダイ

集中企画・マイナ狂騒(5)


政府の触れ込みは現行の保険証でも可能なシステム(加藤勝信厚労相)/(C)共同通信社

 ナントカのひとつ覚えのように、岸田政権が「国民の不安払拭」と繰り返している。加藤厚労相は27日、マイナカードと保険証を一体化させた「マイナ保険証」への全面移行に向け、自身をトップとする「オンライン資格確認利用推進本部」の設置を発表。そもそも「マイナ保険証」を導入する前提が破綻しているのに、来年秋の健康保険証廃止の方針をかたくなに撤回しようとしないのはオカシイ。

 ◇  ◇  ◇

「一つ一つの課題を洗い出し、具体的な対応策とスケジュールを明確に示し、国民の不安や懸念の払拭を図る」──。加藤は会見で「オンライン資格確認利用推進本部」の役割について、そう強調。「医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めることによって、より良い医療を国民の皆さまに享受していただく」として、「その実現のためにオンライン資格確認の利用をしっかり促進していく必要があります」などと訴えた。

 そもそもオンライン資格確認とは、医療機関や薬局がオンラインで患者の加入している医療保険や自己負担限度額などの資格情報を確認できる仕組みのこと。マイナ保険証で資格確認した場合に限り、患者の薬剤情報や特定健診などの個人情報が閲覧できる。

 この仕組みに基づき、患者と病院が医療情報を共有することで「より良い医療を受けることが可能となり、医療制度の効率化につながる」(岸田首相)というのが、政府の触れ込みだ。もっとも、資格情報は現行の健康保険証に記載されている被保険者番号を病院などの窓口でオンライン入力すれば確認できる。

 健康保険証でもオンライン資格確認が可能ということは、マイナ保険証に限定している薬剤情報などの閲覧に関して、健康保険証でも本人確認や本人同意を可能にすればいい。実際、厚労省保険局は「オンライン資格確認等システムの検討状況」(2018年12月)で、健康保険証でも薬剤情報などが〈本人同意の下〉で閲覧できるシステムを想定していた。

厚労省は「成りすまし件数」を把握せず


マイナンバーカードを他人が利用、その件数も把握していない(C)共同通信社

 ところが、1年後には〈マイナンバーカードにより本人確認と本人から同意を取得した上で〉に条件を厳格化。健康保険証に2次元バーコードをつけて読み取る案も検討部会で出たものの、現在のマイナ保険証によるオンライン資格確認の推進へとつながった。

 現行の保険証でも本人確認ができる仕組みを作れるのに、厚労省はかたくなに“拒否”。先月12日の参院地方創生・デジタル特別委員会で、「薬剤情報、医療情報の提供についてはマイナカードによる電子的かつ確実な本人確認を必要としている」などと答弁していた。

 確かに、機微情報の取り扱いに本人確認が必要なのは当然。しかし、厚労省は「確実な本人確認」と力む割に、他人の健康保険証を使い回す「成りすまし」の件数も把握していない。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。

「そもそもマイナカードの取得自体が任意だったはずが、マイナ保険証か現行保険証かの『選択制』すら消えてしまった。マイナ保険証に納得できるメリットがあるなら、強制しなくても取得率は上がっていくはずですが、返上運動まで出てきています。政府は国民の不安を払拭するどころか、メンツのためにゴリ押ししているからこそ批判を浴びているのです」

 政府がマイナカードの利便性を強調するために、国民に不便を強いる──。国民が感じているのは不安ではなく、怒りだ。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/826.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 自民・石原伸晃氏は“明るい老後”狙い? 2年後の参院選へ出馬意欲表明も待つのはイバラ道(日刊ゲンダイ)

自民・石原伸晃氏は“明るい老後”狙い? 2年後の参院選へ出馬意欲表明も待つのはイバラ道
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/325142
2023/06/28 日刊ゲンダイ


前回2021年衆院選は惨敗だったが(石原伸晃氏)/(C)日刊ゲンダイ

 そんなに議員バッジが欲しいのか。自民党の石原伸晃元幹事長(66)が26日、自身が務める衆院東京8区支部長について、ツイッターで〈後進に譲る〉と投稿。次期衆院選に出馬しない意向を示した。27日、記者会見で正式表明した。

「第2の政治人生を、2年後の参議院選挙に焦点を絞ってですね、できれば東京の地方区で再挑戦させていただきたい」

 会見でこう語った伸晃氏は、当選10回のベテランながら、2021年の衆院選では東京8区で立憲民主党の新人に惨敗。比例復活もできなかった。その後、岸田首相に内閣官房参与に任命されたが「身内優遇」批判が噴出。わずか1週間で辞任に追い込まれたのだった。

 不出馬表明で当然、政界を引退するかと思いきや、本人は2年後の参院選への出馬を模索しているという。ちっとも後進に譲る気なし。

 なぜ、いま参院への鞍替え話が出てきたのか。

「伸晃氏は次期衆院選も当選絶望とみられていた。参院に鞍替えし、定数6の東京選挙区から出馬すれば当選可能と踏んだのでしょう。19年の参院選でトップ当選した丸川珠代元五輪相は改選前に衆院東京7区への鞍替えを決めた。彼女の後釜として出馬する腹積もりだ。解散がなく任期6年が確定する参院議員なら“老後も安泰”という思いもあるのだろう」(自民党関係者)

自民都連は総スカン

 伸晃氏は昨年の参院東京選挙区でも、自民候補として名前が浮上。当時、政界引退を表明していた中川雅治元参院議員の後任として「石原家と親しい森元首相が推した」(自民党関係者)。しかし、自民党都連は難色を示し、自民のもう1人の現職が男性だったのを口実に「2人目は女性でないとNG」と断りを入れたという。

 伸晃氏は参院東京選挙区に“再挑戦”するわけだが、待っているのは“イバラの道”だ。次回の東京は自民2、公明1、立憲2、維新1〜2、共産1の7〜8候補が定数6を争う構図が予想される。過去を振り返ると、公、共は盤石。自、立もそれぞれ1人は当選確実だ。残る2議席を自、立、維の計3〜4人が争う可能性が高い。

「次回改選の自民議員は武見敬三さんだから、伸晃さんが丸川さんの後釜で出馬すると、自民候補は2人とも男性になってしまう。選挙時に73歳になる武見さんには引退してもらい、若い女性候補への差し替えもあり得る。すると、女性候補に票が集中し、伸晃さんは当落線上をさまよいかねない。何しろ、伸晃さんを応援する雰囲気が地元の杉並区や都連内で感じられない。衆院選の敗北も情けなかったが、決定的だったのは自民現職が7人も落選した4月の杉並区議選の惨敗です。その責任者であり、“戦犯”の伸晃さんの選挙に熱心な人がどれだけいるのか。落選だってあり得ますよ」(自民都連関係者)

 もう隠居してはどうか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/827.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 岸田総理が6回目のワクチン接種!:高齢者は早死にして欲しいと示唆しているに等しい、くさいパフォーマンスか(新ベンチャー革命):医療板リンク 
岸田総理が6回目のワクチン接種!:高齢者は早死にして欲しいと示唆しているに等しい、くさいパフォーマンスか(新ベンチャー革命)

http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/548.html



http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/828.html
記事 [政治・選挙・NHK290] 福島第1原発処理水の使用前検査 規制委が放出最終確認(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA282900Y3A620C2000000/


日経新聞が報じる。

「処理水には放射性物質のトリチウムが含まれる。現在の技術では除去できず、東電は処理水を大量の海水で希釈してトリチウムを国の基準の40分の1未満に薄めて原発の敷地から1キロほど先の沖合で放出する計画だ。」

しかし、処理水がトリチウム以外の核種も含まれる「放射能汚染水」であることには触れようともしない。
放射性物質のトリチウムは「現在の技術」では除去できないと言うばかり。
他の放射性物質は、完全に除去出来ているかのような誤解を与えることを狙う言い回しだ。

「不都合な真実」は報道しない。・・・そのことは許せない。

「報道の自由」とは、「事実の報道の自由」であり、

報道機関の報道は、「民主主義社会において、国民が国政に関与するにつき、重要な判断の資料を提供し、国民の知る権利に奉仕するもの。」

であればこそ、保障されている「報道の自由」であることを忘れてはならないのではないのか。
事実を報道しないことも、「国民の知る権利」を阻害することになるのであれば、許されるものではない。

そもそも、井戸から汲み上げられずに、高度に放射能に汚染された地下水の存在すら、無いかのような報道姿勢は看過しがたい。

以下に記事の抜粋を記す。

「政府が夏ごろの開始をめざす東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出を巡り、原子力規制委員会は28日、放出設備の使用前検査を始めた。・・・

・・・処理水と海水を混ぜる希釈設備や緊急時の遮断弁などが問題なく動くかどうかを真水を使って確認する。・・・

東電は27日までに設備の試運転を終えて工事を完了した。国際原子力機関(IAEA)は近く包括的な報告書を公表する。放出に向けた準備は整いつつあるが、風評被害を懸念して地元の漁業者らは反対する。

処理水には放射性物質のトリチウムが含まれる。現在の技術では除去できず、東電は処理水を大量の海水で希釈してトリチウムを国の基準の40分の1未満に薄めて原発の敷地から1キロほど先の沖合で放出する計画だ。

記事の抜粋は以上。


TBS NEWSも以下の通り報じている。

今年夏ごろを予定している福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐって、東京電力は株主総会で「廃炉作業を進めるために決して先送りのできないもの」と強調し、株主にも理解を求めました。・・・

株主

「賛成。風評被害はあるかもしれないけど、私なんかは全然問題にならないと思う。十分希釈しているから」

「処理水は絶対反対。流してほしくない。薄めれば良いという問題じゃないと思う」

東電と政府は「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」としていますが、漁業関係者は明確に反対していて、理解を得た上での放出ができるのか不透明な情勢です。

さらに

韓国聯合ニュースによれば、
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230626003700882?input=1345r

韓国の革新系野党「正義党」は26日、ソウルの日本大使館前で、同党所属国会議員の訪日の結果に関する報告会を開き、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出を巡り、日本政府が五つの重大な違反を犯していることを確認したと主張した。

放射性物質の海洋投棄を禁ずる国際法、多核種除去設備(ALPS)で処理した汚染水の処分に関する日本国内法、処理水は敷地内タンクに貯蔵するとした東電の確約文書、汚染水を希釈しないという東電の方針、処理水は海洋放出できないとする日本の原子力安全委員会の計画にそれぞれ違反しているという。

 また、福島第1原発で東電の関係者と面会し、漁業関係者への補償は日本国内に限定する計画との回答があったと説明した。

さらに、別記事で報じている。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230627001800882?input=1345r

韓国の国会農林畜産食品海洋水産委員会は27日、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出計画の撤回や国際海洋法裁判所への提訴・暫定措置請求を促す決議案を同委の過半数を占める最大野党「共に民主党」が強行採決し、可決した。・・・

決議案は汚染水の海洋放出について国際海洋法裁判所への提訴・暫定措置請求を促すとともに、水産物に対する放射能検査の拡大などを求める内容が盛り込まれた。日本政府に対しては、汚染水の海洋放出計画を撤回するよう要求している。

各メディアの記事は以上。


日本国内の汚染水の海洋放出を阻止する運動は、今一つ全国的な盛り上がりに欠ける。
その原因は、一部を除き、報道機関がこの問題を大きく取り上げてこなかったからだ。
国会での、科学的な知見を基にしての真剣な議論も見られない。

日経新聞の報道だけを見れば、
「風評被害を懸念して地元の漁業者らは反対する。」
と報じるように、
反対しているのは、あたかも、「地元の漁業者のみ」で、しかも反対理由は「風評被害を懸念して」となる。

冷静になって考えれば、大きな疑問が湧く。
海洋に放射能汚染水を放出し、海洋を放射能で汚す事について、福島の地元の漁業者が了解すれば放出を決められると、

「誰が決めたのか。」

 放射能汚染水を海洋に放出することの影響を考慮すれば、国連を巻き込み、もっと「世界的」に、そして「科学的」に論じられ、検証されなければならないはずだ。

大袈裟な言い方をすれば、「人類の存亡」がかかっている。

海洋が、日本の所有物ではなく、地球上の人類、生物の生命の源である以上、韓国が「汚染水海洋放出計画の撤回を求めて国際海洋法裁判所への提訴」することは当然の権利であり、それを止めることは出来ない。
むしろ、その他の国からも同様の非難を浴びることになるのだろう。

日本は、それを無視することはできない。
仮に無視した場合、その後、世界各国から巨額の賠償請求を突き付けられ、日本は国家として破綻することを運命付けられることになる。
世界はそのことを虎視眈々と狙っているかもしれない。

日本政府と東京電力は、放射能汚染水の海洋放出を始めたとして、いつまで続けるつもりなのだろうか。
その事を、誰も答えられない。
そのこと一つをとっても、到底、世界各国の理解を得られるとは思えない。

しかし、未来永劫と言うことはあり得ない。
何故なら、海洋放出を続ければ、何れは、地球上から、あらゆる生命が消滅することになるからだ。。

それでも、福島第一原発の地下に流れる地下水は、燃料デブリに触れ、放射能汚染地下水となって、未来永劫海洋を、地球を汚染し続ける。

皆さんは理解出来ているのだろうか?

放射能汚染水を海洋放出するにあたって、海洋から海水を汲み上げ、バケツの中で希釈し、それを海洋に放出することに、何か科学的意味があるのか?

国家的茶番ではないのか。
はたまた政治家の猿芝居か。

国民をバカにするのも、大概にせい!。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/829.html
記事 [政治・選挙・NHK290] 制度のお粗末さが次々露呈…マイナンバーカードの問題は始原から出直すべきだ 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)

制度のお粗末さが次々露呈…マイナンバーカードの問題は始原から出直すべきだ 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/325206
2023/06/28 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


唐鳳(オードリー・タン)氏はIT天才プログラマーで台湾の政治家でもある(C)ロイター

 マイナンバーカード制度のお粗末さが次々に露呈し、最初は笑って済ませていたのが次第に怒りとなって広がっている。

 私の友人の中にも「こうなったら意地でも取得しないぞ。申請しないと逮捕すると言われるまで頑張る」と息巻く人まで出てきた。私も、個人情報の扱いについて納得いくまで取得しないつもりだが、心配なのは個人の安全性より、むしろこの国のシステム構築・運用能力そのものである。

 河野太郎大臣はじめ政治家や官僚にデジタルのプロがいないのは仕方がないというか当たり前なので、台湾のオードリー・タンのような本物のプログラマーをデジタル担当大臣に抜擢するくらいの思い切りが必要だったのだが、それが出来ないのが日本の組織の硬直性である。

 必然、外に丸投げすることになり、この場合は富士通。日本有数のIT大手として行政部門からの発注も多くこなしており、特に軍需部門に強く、世界軍需企業トップ100に、三菱、川崎両重工業と共にランク入りしている3つの日本企業の一つでもある。ということは、日本防衛の基幹システムも笑って済まされないほど危なっかしいのかもしれないと疑ってみるべきだろう。

 こうしてマイナカード問題は奥がなかなか深いが、そのもっと奥には闇の部分がある。というのは、マイナカードは最初、例の「消えた年金」騒動を背景に、旧民主党が政権を取った2009年の総選挙のマニフェストで「税・社会保障共通の番号の導入」を公約に掲げたことから始まった。富裕層も貧困層も税の面から所得を正確に捕捉することで社会保障給付も的確化し、徴税と社会保障給付の両方の不公正・不的確を一気に解消することがその根本目的で、鳩山内閣で検討会の中間まとめが出て、菅直人内閣で「社会保障・税番号要綱」が策定された。

 ところが、野田内閣になるとこれが「行政手続きで特定個人を識別する番号制」に変わってしまい、それを安倍政権が法律化した。当時、変だと思って取材し、野田を後ろで操っている財務省が税の完全把握に踏み込むのを嫌って趣旨をねじ曲げさせたと聞いた。それで、コンビニで住民票が取れるとか、それだけではあまりに魅力が薄いから健康保険証と一緒にするとか、本筋を離れて邪道に走ってきた結果が、この始末なのである。

 この際、一度立ち止まって考え直すべきだとの声も多い。そうならば09年まで戻って始原から出直すべきだろう。


高野孟 ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/830.html

記事 [政治・選挙・NHK290] 村上春樹氏が神宮外苑再開発「強く反対」! 故・坂本龍一氏に続く表明で小池都知事KO寸前(日刊ゲンダイ)

村上春樹氏が神宮外苑再開発「強く反対」! 故・坂本龍一氏に続く表明で小池都知事KO寸前
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/325135
2023/06/27 日刊ゲンダイ


作家の村上春樹氏(C)共同通信社

「僕は神宮外苑の再開発には強く反対しています」──世界のムラカミも参戦だ。作家の村上春樹氏が25日夜、ラジオ番組「村上RADIO」(TOKYO FMなど)で東京・明治神宮外苑の再開発計画に「NO」を突きつけた。

「緑あふれる気持ちの良いあの周回ジョギングコースを、そしてすてきな神宮球場をどうかこのまま残してください。一度壊したものってね、もう元には戻りませんから」

 そう訴えた村上氏は、神宮球場が本拠地のヤクルトスワローズの大ファン。1978年、神宮球場で開幕戦を観戦中に小説執筆を思い立ち、翌79年「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞した。当時は外苑に近い東京・千駄ケ谷でジャズ喫茶を経営。この日の番組で本人が「東京にいる時は神宮球場に歩いて行けるところにずっと住んでいます」「昔はね、ほとんど毎朝、外苑の周りをランニングしていました」と語った通り、外苑界隈は国際的に評価の高い村上文学のルーツであり、“ハルキスト”と呼ばれるファンにとっては「聖地」でもある。

 再開発によって大量の樹木が伐採され、100年近く守られてきた外苑の景観が失われてしまう。何より愛着のある神宮球場の解体、秩父宮ラグビー場と位置を入れ替える全面改築に村上氏も黙っていられなかったのだろう。3月に亡くなった音楽家の坂本龍一さんは闘病中、小池都知事に手紙を送るなどして計画の再考を求めたが、同じく「世界の」と称される著名文化人による反対表明のインパクトは大きい。

高まる批判に都知事は疲労困憊…


再開発事業を認可した小池百合子都知事だが…(C)日刊ゲンダイ

 再開発事業を認可した小池知事も、樹木伐採の責任を事業者に押しつけてばかりでは、もはや高まる批判に耐え切れない。

「小池知事は相当お疲れ気味で、身内の会合に参加しても声に張りがなく、話す内容も中身がない。『〇〇の服はおしゃれだ』みたいな雑談ばかりで、政策論が出てこないのです。すっかり都政への関心が薄れているのかも知れません」(都政関係者)

 世界のサカモトの「遺志」と、世界のムラカミの「意志」に“伐採女帝”はKO寸前。来年の都知事選で3選を狙うなら、外苑再開発の見直しを打ち出す以外に道はない。

http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/831.html

   

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