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2025年7月26日15時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK297] 前代未聞「#石破辞めるな」デモに500人! 狭まる党内包囲網の裏で描かれる「続投」のシナリオ(日刊ゲンダイ)

前代未聞「#石破辞めるな」デモに500人! 狭まる党内包囲網の裏で描かれる「続投」のシナリオ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/375298
2025/07/26 日刊ゲンダイ


夜の官邸前にギッシリ(C)日刊ゲンダイ

 自民党内で石破首相の退陣を求める動きが強まる中、25日の夜、官邸前で前代未聞のデモが繰り広げられた。「#石破辞めるな」と題した激励集会で、500人ほどが集い、「石破がんばれ」「石破踏ん張れ」「石破粘れ」などとシュプレヒコールを上げた。続投姿勢を崩さない石破首相の後押しになるか。野党の一部からも容認する声が上がる。来週にかけて政治状況は極めて流動的だ。

 昨秋の衆院選、6月の東京都議選、そして先日の参院選と3連敗を喫した石破首相に対する党内包囲網はどんどん狭まっている。青年局のメンバーは25日、「選挙結果の検証、総括を速やかに行った上で、自ら責任を取ることを求める」と明記した申し入れ書を森山幹事長に提出。茨城、栃木、愛媛、神奈川、北海道、埼玉、奈良、新潟、兵庫の9道県連は党本部に石破辞任や執行部刷新を要求すると決め、一部はすでに文書を提出した。山梨と富山の両県連の青年局なども後に続こうとしている。

 政権を支える森山裕幹事長は防戦一方。非公式会合である両院議員懇談会を開いてガス抜きしようとしたことで、さらなる反発を招いた。旧安倍派、旧茂木派、旧二階派、麻生派の中堅や若手を中心に、党大会に次ぐ重要会議の両院議員総会の開催を求める署名集めが加速。その後ろには、ポスト石破の座を狙う高市早苗前経済安保相や茂木敏充前幹事長が見え隠れする。森山幹事長は懇談会を28日に前倒ししたものの、逃げ切れるかは微妙だ。署名集めを主導する旧茂木派の笹川博義農水副大臣によると、必要数に達し、懇談会後に提出を判断するという。

 そこへ、23年ぶりに復党して参院選で滑り込み再選した鈴木宗男氏が本格参戦。25日は裏金議員を批判し、「数千万円をもらっておいて何の罰も受けていないことに国民は怒っていた。裏金をもらった議員が何もなかったように執行部を批判しているが、こういうのを許せば党が持たない」と牽制。石破首相の進退をめぐる攻防は激しさを増す。23日に石破首相が麻生太郎、菅義偉の元首相、岸田文雄前首相と会談した内容もあれこれ報じられている。

「思惑はそれぞれですが、ポスト石破の筆頭格として名前が挙がる高市氏については、新総裁に就くことへの懸念が少なからずある。右に振り切っている参政党と引っ付こうものなら、党が割れかねない。とりわけ菅氏がその点を案じていて、懇談会まで騒ぐだけ騒がせた方がいいと、あえて石破おろしの動きを傍観している。ひとつひとつ片づけて、当面続投で着地させた方が党にとってプラスとの判断のようです」(官邸事情通)

 非難の的になっているのが、ほかならぬ森山幹事長だ。

「消費減税をめぐる発言しかり、石破政権迷走の戦犯は幹事長の森山氏。立憲民主党との大連立を見込んだ交渉役を自任して留任の口実にしていましたが、立憲にしたって勢力は横ばいで組む理屈が見当たらない。選対委員長の木原誠二氏は辞任で腹をくくったわけだし、大敗のケジメとして2人が辞めればいい。空いた幹事長ポストを麻生派がおさえれば、何だかんだで丸く収まる」(与党関係者)

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着、政治とカネ、強烈なインフレ、コメ高騰でハッキリした農政の失敗。延命するなら、自民の膿を出し切らなきゃダメだ。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK297] 玉木代表は会見のらりくらり…国民民主党が“激ヤバ”女性議員の「選挙違反」ウヤムヤ決着を狙うワケ(日刊ゲンダイ)

玉木代表は会見のらりくらり…国民民主党が“激ヤバ”女性議員の「選挙違反」ウヤムヤ決着を狙うワケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/375121
2025/07/23 日刊ゲンダイ


急にスマホをいじり出した(国民民主党のYouTubeチャンネルから)

 参院選で躍進した国民民主党。玉木雄一郎代表は有頂天だが、炎上中の問題がある。千葉選挙区で当選した小林さやか氏を支援していた岡野純子衆院議員が、小林氏とは無関係の比例候補に交付された街宣用の「標旗」を流用していた選挙違反疑惑だ。

 玉木代表は22日の会見で、岡野氏と県連幹事長を厳重注意処分としたと明かしたが、どう見ても大甘だ。標旗とは、候補者が街頭演説をする際に必須の選挙の「七つ道具」のひとつ。選挙区で出馬した小林陣営には1枚しか交付されないが、岡野氏が比例候補に6枚交付される標旗の1枚を流用し、事実上の“2馬力選挙”になっていた。公職選挙法違反の疑いが濃厚なのだ。

「岡野さんは21日、SNSで謝罪文を公表。標旗の流用は『錯誤』としましたが『私が正しく公選法を理解していれば防ぐことができた』とも書いており、半ば違法と認めた。『処分が甘すぎる』という声が上がっています」(地元関係者)

 ポイントは、どんなプロセスで流用に至ったかという点だ。そもそも、選挙区と比例の標旗は形状も記載内容も全く違う。錯誤など考え難く、故意と疑われても仕方ない。

 日刊ゲンダイ記者は22日の会見で玉木代表に「どういう経緯で錯誤したのか」と質問したが「選挙区の標旗だと思ったら、比例の標旗だったということ」と要領を得ない。さらに「誰が間違いを犯したのか」と聞いたが、「把握していない」と回答。調査不足を露呈した。

会見中にスマホをいじり、気のない返事

 さらに、日刊ゲンダイがキャッチした新疑惑についても聞いた。岡野氏は選挙期間中、SNSに「錯誤の疑いを党内から指摘され、直ちに(標旗の)使用を取りやめるとともに、SNSからも削除をした」と投稿。確かに岡野氏は12日、不正な標旗を掲げる写真をSNSに上げたが、同日中に削除している。しかし日刊ゲンダイの調べで、陣営は13、14、16日にも同標旗を使っていたことが分かった。つまり、問題把握後も使い続けていた可能性があるわけだ。「錯誤」ではなく「故意」ではないか。

 その点を聞くと、玉木代表は急にスマホをいじり出し「えーとですね……、全体像を必ずしも把握してなくて、ちょっと確認します」と回答。その後、フリーの記者に「(標旗を)間違えるはずがないですよ!」と厳しく指摘されたが、スマホを手にしたまま「はいー」と気のない返事。真剣に調べる気があるのか。

「玉木さんは岡野さんに厳しい処分を下せないのだと思います。彼女は党の支持母体・電力総連の組織内候補ですから。岡野さんにはパワハラ問題もありますが、やはり実態調査が進んでいない。事を荒立てずにウヤムヤにする気でしょう」(国民民主関係者)

「対決より解決」の看板は下げた方がいい。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイが報じた国民民主党の選挙違反疑惑については、関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK297] どうなる? ポスト石破争い…急浮上した「岸田再登板」説が示す自民党の“末期”(日刊ゲンダイ)

どうなる? ポスト石破争い…急浮上した「岸田再登板」説が示す自民党の“末期”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/375200
2025/07/25 日刊ゲンダイ


本人は意欲満々(右から岸田前首相、菅元首相、麻生元首相)/(C)日刊ゲンダイ

 地方の県連を中心に噴出した「石破やめろ」の大合唱。では、誰が「ポスト石破」の有力候補なのか。なんと「岸田再登板説」が浮上しているという。

 岸田前首相のお膝元・広島県連の中本会長代理は「岸田前総理の再登板も最有力の選択」と、地元テレビ局の取材に答え、政治評論家の田崎史郎氏も、テレビ番組で「再登板に意欲をずっと持たれてるんですね」と指摘している。

本人は意欲満々

 実際、念願だった再登板の可能性が出てきたからか、参院選後、岸田前首相はゴキゲンだそうだ。少なくとも、次期首相選びのキーマンになるのは間違いない。

「いま、最強のキングメーカーが岸田さんなのは確かです。石破政権を誕生させたのも岸田さんでした。強みは、結束力のある旧岸田派約40人を束ねていることです。絶頂期100人の勢力を誇った旧安倍派は約50人に半減したうえ、まとまりがない。総理経験者の菅さんも影が薄い。麻生さんも、84歳と高齢のためか、かつての勢いはなく、しかも派内の総裁候補が河野太郎だから、キングメーカーとしては弱い。党内は事実上“岸田1強”状態です」(自民党事情通)

「岸田再登板」が取り沙汰されるのは、党内に衆目が一致する「総理候補」がいないためだ。

 小泉進次郎農相や高市早苗前経済安保相、林芳正官房長官などの名前が挙がっているが、全員「帯に短し、襷に長し」という党内評価だ。

「岸田さんは、高市早苗と林芳正だけは絶対に総理総裁にしたくない。高市さんとはケミストリーが合わない。前回の総裁選も“高市だけはダメだ”というスタンスでした。林さんは、旧岸田派のメンバーですが、もし林さんが総理になると、旧岸田派(宏池会)は、そのまま林派に衣替えしてしまい、岸田さんは一丁上がりにされかねない。高市、林の2人が総理になるくらいだったら、もう一度、自分がやった方がいいと思っているのでしょう」(政界事情通)

 しかし、総理時代、支持率が低迷して退陣に追い込まれた岸田前首相が、キングメーカーとして幅をきかせ、「再登板説」まで浮上するとは、自民党も末期的だ。

  ◇  ◇  ◇

 石破首相は23日、改めて続投を表明。8月の参院選総括後に退陣するとの見方も出ているが、続投への“追い風”が吹いている。●関連記事【もっと読む】『自民党を待ち受ける大混乱…石破首相は“針のムシロ”のはずが、SNSでは〈#やめるな〉が急拡大』で詳報している。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/744.html

記事 [政治・選挙・NHK297] 石破やめるなデモの違和感(植草一秀の『知られざる真実』)
石破やめるなデモの違和感
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-bafa40.html
2025年7月26日 植草一秀の『知られざる真実』

官邸前で「石破やめるな」デモが開催されたと報じられた。

石破首相が退陣すると高市早苗氏が新たな首相に就任するかも知れない。

それは勘弁してほしい、との気持ちからデモが開催されたと伝えられている。

たしかに高市早苗首相は最悪の事態。

しかし、だからと言って「石破やめるな」は参院選で示された民意とはかけ離れている。

参院選で示された民意は次の三つ。

1.石破内閣への不信任

2.石破内閣の減税封殺路線へのNO

3.安倍内閣以来のインフレ誘導政策へのNO

自民党内では極右の旧安倍派を中心に石破首相辞任論が強く叫ばれている。

極右旧安倍派は自民党大敗の主因であると言え、石破首相に退陣を求めるのはお門違い。

しかし、石破首相は125議席を争う参院選での勝敗ラインを自公で50議席という超低水準に設定。

その選挙で50議席を確保できなかったのであるから、責任を問われるのは当然。

また、主権者国民は石破内閣に退場通告を行った。

この民意を尊重する必要がある。

石破首相が主権者の信任を受けなかった最大の要因は石破氏が財務省洗脳状態にあることだ。

国会質疑で石破首相も日本の財政事情が悪化していることについてギリシャとの比較を上げた。

取り上げたのは政府債務のGDP比。

日本の政府債務は財務省資料では2024年3月末の国の債務は1474兆円、国債発行残高が1163兆円。


内閣府公表の一般政府貸借対照表では2023年末の政府債務が1442兆円。


2023年度の日本の名目GDPは595兆円。

日本の政府債務は財務省統計、内閣府統計でいずれもGDP比200%かそれ以上。

財政危機に陥った2009年時点のギリシャの政府債務残高GDP比は129%。

このことから、「日本財政は政府債務危機に陥ったギリシャより深刻」という話が都市伝説のように語られてきた。

石破首相も財務省の想定問答を読んでのことと思われるが日本財政が深刻な状況にあると主張した。

その上で「減税はできない」と主張してきた経緯がある。

しかし、財務状況を借金の多寡で判定するのは誤り。

「初歩の誤り」だ。

『財務省と日銀 日本を衰退させたカルトの正体』


http://x.gd/nvmU9

に日本財政の問題点を詳述した。

石破内閣がザイム真理教信者となり、間違った政策運営をすれば、この内閣は短命に終わる。

この認識から私はある人物に対して石破首相へのレクチャーをする考えがあることを述べた。

直接面会して、適切な財政政策運営を示してもらうよう説明する考えを提示した。

会合設営は困難であると想定した通り、会合は設営されずに今日に至っている。

私は小泉純一郎氏が首相に就任する1年半ほど前に日経新聞専務の杉田亮毅氏からの依頼で小泉氏に対するレクチャーを行った経験を有する。

小泉氏が財政再建を重視していることは熟知した上で、本当に財政再建を目指すには経済の安定軌道への誘導を優先することが重要であることを説いた。

「財政あっての経済」ではなく「経済あっての財政」であり、財政健全化を追求するには経済の健全化を確保する必要があると説いた。

しかし、小泉氏は私の説明を遮り、自説の主張に終始した。

2001年4月に小泉内閣が発足したとき、私はテレビ番組で、小泉氏が主張する政策が遂行されるなら、日本経済は間違いなく史上最悪の状況に陥ることになると明言した。

そして、その警告は現実のものになった。

石破内閣が窮地に追い込まれている最大の原因は財政政策運営の誤りにある。

この点を見落として「石破がんばれ」との主張には説得力がない。

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「財務省解体と消費税ゼロを問う」シンポジウムが7月27日(日)に東京湯島家電会館で開催されます。

https://isfweb.org/post-58186/

日本財政の闇に光を当てて、取られるべき施策を検証する必要があります。

シンポへのお早目の参加申し込みお願いいたします。

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『ザイム真理教』(森永卓郎著)の神髄を深堀り、最重要政策争点財務省・消費税問題を徹底解説する新著が公刊されました。

『財務省と日銀 日本を衰退させたカルトの正体』
(ビジネス社)


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