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2025年8月09日18時45分 〜
記事 [政治・選挙・NHK297] 退潮の維新また“お家芸”の東西争い…「連立入り」めぐり大阪勢は賛同も、東京勢は値踏み状態(日刊ゲンダイ)
退潮の維新また“お家芸”の東西争い…「連立入り」めぐり大阪勢は賛同も、東京勢は値踏み状態
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/375923
2025/08/08 日刊ゲンダイ


漂う悲壮感(C)共同通信社

 参院選で事実上の敗北を喫し、執行部交代を余儀なくされた日本維新の会が「連立入り」をめぐり、ガチャガチャやっている。創設者の橋下徹弁護士がけしかける自公連立政権への参加について、本拠地の大阪勢はおおむね賛同。国会議員を中心とする東京勢は自民党からのアプローチに相好を崩すものの、値踏み状態だ。どうやら同床異夢。お家芸と化した東西争いも見え隠れする。

 大阪府知事の吉村洋文代表は「お飾りとして温存」(維新関係者)と言われるほど求心力を失ったものの、続投が正式決定。7日、党所属の議員や首長ら特別党員による電子投票で代表選を実施しないことが決まり、信任された。再任を受けた会見で吉村代表は、「連立うんぬんは言うつもりはない」と言葉を濁しているが、どうなるか。

橋下、松井両氏は「GOGO」

 連立入りを猛プッシュしているのは、吉村代表の後ろ盾の橋下氏。「松井一郎前代表もGOサインを出した」(永田町関係者)というからややこしい。橋下氏は参院選投開票翌日に出演した民放番組で、「政策実現が政治家の全てだ。構想を実現するため連立入りすべきだ」と主張。話題にもならなかったが、維新が参院選公約の2番手に掲げた重要政策「副首都構想」が念頭にあるようだ。住民から2度もノーを突き付けられた「大阪都構想」を衣替えした代物である。

 橋下発言に子飼い議員はすぐさま反応。橋下府政時代に知事特別秘書を務めた府議団長の河崎大樹府議が「構想実現の可能性が高まる方がいい」と同調し、副代表の横山大阪市長も「大きな願いがかなうならば、あらゆる選択肢を取るべきだという意見は、出てしかるべきだ」と前のめり。

「参院選の結果は厳しかったが、大阪(改選数4)は2議席を確保。自民党とは勝負がついた。国政での埋没を何とかしないとマズイ」(維新中堅議員)との焦りも聞こえる。

 一方、永田町では間もなく新体制が発足。8日投開票の共同代表選に複数立候補する中、藤田文武前幹事長が本命視されている。支えるのは馬場伸幸前代表や、自民の森山幹事長と近い遠藤敬前国対委員長など、旧執行部のメンバーだ。

「連立入り含みの自維交渉を担っているのは遠藤、藤田両氏。カジノの完全合法化のほか、原点ともいえる憲法改正をやりたいと腕まくりしている。かたや橋下、松井両氏の動きは昵懇の間柄の菅前総理への助け舟。石破政権の後見役を担い、自民党分裂を回避すべく策をめぐらす菅氏の思いをくんで、手勢を回そうというのです」(前出の永田町関係者)

 そんなこんなで退潮に歯止めがかかるんだろうか。

  ◇  ◇  ◇

 維新のドタバタぶりは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/801.html

記事 [政治・選挙・NHK297] 核拡散防止と核兵器禁止(植草一秀の『知られざる真実』)
核拡散防止と核兵器禁止
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-b59ea6.html
2025年8月 6日 植草一秀の『知られざる真実』

日本が批准している核兵器対策の条約はNPT。

NPTは条約の通称

“Non-Proliferation Treaty”

の略称で、正式な条約名は

“Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons”

“proliferation”は拡散という意味。

「核拡散防止条約」と呼ばれる。

第二次大戦後、核兵器の保有は戦勝五か国=P5=”Permanent Five”=国連安全保障理事会常任理事国に限定された。

NPTとはP5以外に核兵器を保有させない条約である。

言い換えると、核兵器を戦勝5ヵ国=P5に独占保有させる条約。

勝者の論理に基づく条約だ。

核兵器の抑止力は「相互確証破壊」の仮説に基づく。

「相互確証破壊」とは、どちらか一方の国が核攻撃を受けた場合、必ず相手国も壊滅的な核攻撃で報復するという状態。

核兵器を使用すれば敵方に壊滅的な打撃を与えるが、必ず同水準の報復を受けて自陣営も壊滅的な打撃を受ける。

したがって、自陣営の壊滅的な打撃を覚悟せずに核攻撃はできない。

この「恐怖の均衡」によって、互いに先制攻撃が思いとどまらされることになるとの考え方。

核兵器の保有は限定され、核保有国は「相互確証破壊」のロジックから核兵器使用を行わない。

このことによって核戦争のリスクを排除しようとするもの。

NPTは、1967年1月1日までに核兵器を製造・爆発させた国を「核兵器国」と定義し、それ以外の国への核兵器の拡散を禁止するもの。

これは、NPTが1968年に発足時加盟国に調印されたことによっている。

だが、既述のとおり、NPTは戦勝5ヵ国だけに核兵器の独占保有を認める条約であり、明確な不平等条約である。

核保有国である戦勝5ヵ国=P5はNPT体制を是認する。

日本は米国の支配下に置かれているから米国が主張するNPT体制に賛成させられている。

しかし、世界にはP5以外に核兵器を保有する国がある。

インド、パキスタン、イスラエル、朝鮮民主主義人民共和国(以下朝鮮)などだ。

これら4ヵ国はNPTに加盟していない。

朝鮮は1993年にNPTから脱退した。

核兵器を持てば軍事的には絶対的な優位を保つことができる。

このために軍事力の優位を求める国は核保有を指向する。

日本は世界唯一の被爆国。

原爆以上に悪質な殺りく兵器は存在しない。

当然のことながら核廃絶が何よりも求められる。

しかし、軍事的優位をもたらす核兵器を核保有国が本当に手放すだろうか。

ここに問題の本質がある。

NPTは核保有をP5に限定するもの。

P5は核兵器の独占保有によって軍事的優位を永遠の特権として保持しようとしている。

しかし、この不平等条約に対抗する国が出現する。

インド、パキスタン、朝鮮。

これらの国はNPT非加盟国で核兵器を保持している。

イスラエルが核保有国であることは公然の秘密。

核開発の疑惑が持たれているのがイランとシリアなど。

米国はイランの核開発疑惑を強く非難するがイスラエルの核保有を放置している。

一言で表現してデタラメなのだ。

こうしたなかで南アフリカはかつて核保有国だったがNPTに加盟して核を廃棄した。

国政が転換して核政策も転換された。

国連では核兵器禁止条約が決議され、多数の国が批准している。

これが世界の新たな流れだが、すでに核を保有している国が足並みを揃えて核廃絶に進む可能性があるのか。

核兵器がなくならないのであるなら、核兵器保有が「相互確証破壊」のロジックによって核戦争を回避する最重要の方策ということになる。

単純に回答を示すことができる問題ではないけれども。

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記事 [政治・選挙・NHK297] 竹内英明元県議の死後も続く誹謗中傷 立花孝志氏の刑事告訴に踏み切った妻の訴え<報道特集>(TBS)
竹内英明元県議の死後も続く誹謗中傷 立花孝志氏の刑事告訴に踏み切った妻の訴え【報道特集】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2101299?display=1
2025年8月9日(土) 20:44 報道特集 TBSテレビ

竹内英明元県議の死後も続く誹謗中傷 立花孝志氏の刑事告訴に踏み切った妻の訴え【報道特集】

2025/08/09 TBS NEWS DIG

相次ぐ誹謗中傷を受け自ら命を絶った兵庫県の竹内英明元県議の妻がNHK党の立花孝志党首を刑事告訴しました。

妻は死後も誹謗中傷が続いていると訴えています。

「夫の尊厳を守りたい」刑事告訴に踏み切った妻の思い

NHK党の立花孝志党首を刑事告訴した、竹内英明元県議の妻。8月8日、初めて公の場で声をあげた。


竹内英明元県議の妻
「立花氏が夫について言っていることは、全てが間違っている」


2025年1月、相次ぐ誹謗中傷やデマに苦しんだ末、自ら命を絶った竹内さん。

妻は、立花氏が「竹内元県議は警察の捜査を受けている」などと繰り返し虚偽を発信し、名誉を傷つけたと訴えている。

竹内英明元県議の妻
「立花氏の発信で『黒幕』とされた夫は、人々の憎悪の対象に、悪意を向ける標的とされました。私は夫の尊厳を守りたい」

7月18日。竹内さんが亡くなって半年の月命日を迎えたこの日、妻は苦しい胸の内を明かした。


竹内英明元県議の妻
「議員という仕事に全てをかけて、それだけでやってきた人生だったので。途中で潰えたというのは無念だっただろうし、そうさせたことに対して、なんとも許しがたいというか。だからこそ、いろんなことから、目を背けずに主人の代わりに見届けたい」

「せめてこれ以上の犠牲は…」死後も続く誹謗中傷に妻は


竹内さんは、兵庫県の斎藤元彦知事によるパワハラの疑いなどを告発した、元県民局長の文書の問題を調べる「百条委員会」の委員だった。


ところが2024年、兵庫県知事選挙に立候補した立花氏は、知事を貶める「主犯格」などとする動画を使って、竹内さんへの攻撃を始めた。斎藤知事の再選後、竹内さんは議員を辞職した。

妻は生前、竹内さんが苦しんでいたという立花氏のこのデマが、特に許せないと話す。


立花孝志氏(2024年12月13日)
「警察の取り調べを受けているのは間違いない。複数の人から聞いていて、彼が取り調べを受けているのは、亡くなった元県民局長の奥さんの遺書を捏造したのではないか」

竹内英明元県議の妻
「何かの犯罪を犯したとか、それで取り調べを受けているという言説に、心理的に追い詰められていったというか。もちろん事実ではないことなんですけど」

立花氏の発信に煽られる形でSNSの誹謗中傷はさらに激しさを増していった。竹内さんは「うつ状態」と診断され、2025年1月18日、自宅で自ら命を絶った。翌19日、立花氏は…


立花孝志氏(立花氏YouTubeより/ 現在は削除)
「竹内元県会議員、どうも明日逮捕される予定だったそうです」

これに対し兵庫県警本部長はすぐに、「全くの事実無根」と全面否定した。しかし、その2か月後には…


立花孝志氏(立花氏YouTubeより)
「政治家が中傷されたぐらいで死ぬなボケ」

今回の刑事告訴について立花氏は....


立花孝志氏
「名誉毀損したことは認めますが、違法性が阻却されて不起訴、あるいは仮に起訴されたとしても、無罪になると確信しています」

竹内さんの死後も誹謗中傷は続いている。変わらない状態に苦しむ妻はSNS上に広がる誹謗中傷の問題に目を向けてほしいと訴える。


竹内英明元県議の妻
「こんなふうに命が扱われるのはやはり我慢できないし、せめてこれ以上の犠牲は出して欲しくない」

http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/803.html

   

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