中道新党名はシン公明党
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2026年2月22日 植草一秀の『知られざる真実』
政党の体制を構築する最重要のタイミングは選挙の直後。
とりわけ、惨敗した場合、新体制の構築が必須である。
旧立民と旧公明が合流して中道改革連合を創設した。
しかし、結果は大惨敗。
旧公明は議席数を21から28に増大させたが、旧立民は144から21に激減させた。
21議席のなかに自民党からの「おこぼれ議席」が6あるから実態は15議席。
9割の議席を失った。
旧立民玉砕である。
党名が陳腐過ぎた。
党首も陳腐。
中道は1月16日に党名発表会見を開き野田佳彦共同代表、斉藤鉄夫共同代表、安住淳共同幹事長、西田実仁共同幹事長、馬淵澄夫共同選挙対策委員長が並んで記念撮影に応じた。

全員が60〜70歳代の男性。
「5G=5爺」と呼ばれた。
最近の選挙の焦点は若年層と女性の票の獲得にある。
中道の手法はその得票の激減に狙いをつけたものであったと見られる。
最大の問題は政策方針。
原発、安保法制、改憲について新党は容認の方針を示した。
しかし、旧立民から合流した多くの議員は、この三点について容認しない考えを表明した。
「踏み絵方式」を取らずに異なる基本方針を「包摂」した。
小選挙区制の選挙で自民圧勝を阻止するための緊急避難の対応であったから、やむを得ない側面はあった。
しかし、原発・安保法制・改憲容認の方針が基軸とされたために、これまで立民を支持してきた主権者多数が離反した。
結果は既述の通り玉砕に近い惨敗。
「焼け野原」になった。
ここで最重要の事項は「焼け野原」の活用だ。
「中道」は消滅したものとしてゼロベースで道を開拓する必要がある。
その出発点に位置されるべきが基本政策方針の再設定。
「原発・安保法制・改憲容認」で進むのか
「原発・安保法制・改憲否定」で進むのか。
明確にする必要がある。
党首選びだけが強行されて基本政策についての論議が行われていない。
新しい代表に小川淳也氏が選出されたが選挙を支配したのは旧公明と見られている。
旧公明が旧立民の情勢を分析して少数差で小川氏が勝利するように票割りをしたと見られる。
旧公明と連携したのが野田佳彦氏。
野田−斉藤連携の院政になる。
小川体制は傀儡体制である。
小川氏は綱領・基本政策の見直しに触れていない。
新綱領・基本政策決定は完全に旧公明が主導した。
旧公明は自民と連立してきたわけで、創設された新党は「シン公明党」である。
綱領・基本政策が見直されないなら、
「原発・安保法制・改憲否定」の主権者は中道から完全に決別すべきだ。
中道で落選した立民系の元議員も中道にとどまるのか離脱するのかを、この時点で決断する必要がある。
重要なことは
「原発・安保法制・改憲否定」勢力の結集。
共産、社民、れいわを糾合し、ここに旧立民有志が合流する必要がある。
いつも何もせず、選挙が近づくと慌てる。
中道は公明であることを認識して新勢力の結集に全力を挙げるべきだ。
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