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あくまでも参考です。
参考 米国ＩＨＲ内紛等と太田龍氏の見解
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平成５年宝島３０ ４月号
特集 徹底検証 『マルコポーロ』廃刊事件
差別問題表現としての『マルコポーロ』事件
ユダヤ反差別団体の対日戦略 越智道雄
より、、
【歴史修正研究所の「否定派」たち】
一方、ホロコーストを否定する代表的な団体としては、一九七九年に設立され、「修正主義者」の理論的支柱となってきたシンク・タンク歴史修正研究所（ｌＨＲ）がある。資金かのウィリス・カートーは億万長者で、別にリバティ・ロビーという反ユダヤ団体も設立、発行部数十万部の週刊誌『アメリカ・マーキユリー』を発行し、一九八八年には元ＫＫＫ幹部でルイジアナ州知事選で健闘したデーヴィッド・デユークを自分が設立したポピュリスト党の大統領候補に押し立ててもいる。
同研究所が発行する『歴史修正ジャーナル』
（一九八〇年創刊）は発行部数一万二千部。ガス室の存在を実証できれば五万ドルの賞金を出すと広告し、それに挑戦して見事に証明してみせたホロコースト生き残りのメルヴィン・マーメルスティーンに賞金を払わず、マーメルスティーンに訴えられ、一九八五年ロス高裁で賞金の他に慰謝料四万ドルの支払いを命じられた。カートーは、この二つの団体と機関誌でホロコースト否定派の「理論家」たちを養ってきたのである。また宇野や西岡ら日本のホロコースト否定派は、両団体他の刊行物をネタに使い、しかも出典を隠し、あたかも自前の情報のょうに装ってきた。
一九九四年五月十五日付の『ロサンゼルス・タイムズ』によると、発明王エジソンの孫娘が残した遺産四千万ドルをめぐって歴史修正研究所に内紛が起こり、カートーが追放されたという。同誌の記事によれば、エジソンの孫娘ジーンはヨーロッパ、アジア（シンガポール）、アメリカに四つの金庫を残したが、シンガポールの金庫だけは発見できなかった。本部のドアにしがみつくカートーは、造反した部下が呼んだ警官によってドアから引き離されて連行され、実権は部下たちに移ったという。
この事件に対し、アメリカ・ユダヤ委員会 の差別団体専門家ケネス・Ｓ・スターンとサイモン・ウィーゼンソール・センターの上級研究員アーロン・ブライトバートの意見が掲載されているが、冷静な餉ふ（に比べて後者は「同志撃ちをやらせりゃいいんだ」と激しい敵意を示しており、二つの差別抗議団体の性質の違いがここにもほのみえる気がする。
カートー自身は、「内紛はマーメルスティーン、ブナイブリス反差別連盟（ＡＤＬ）、サイエントロジー教会の使嗾によるものだ」と反撃している。
サイエントロジー教会は、ここ数年大手新聞に１ページ大でヒトラーらの写真入りの反ナチス広告を打ち続けている。ブナイブリス反差別連盟は数十年にわたってカートーの行動を逐一モニターしてきた。新聞に掲載されたエジソンの孫娘の遺産の情報も、同連盟からのものである。ここの「事実発掘部」は高度な情報能力を有し、官憲にも貴重な情報提供をしている。
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太田龍氏は、機関誌『マントラ』（宇宙の眞理）1994年10月号の中で、ＩＨＲと『スポットライト』の論争について、この件は、『スポットライト』誌の言い分通り、ＩＨＲ潰しを狙った、ＡＤＬ（ユダヤ名誉毀損防止連盟）の謀略であると述べています。
アメリカの団体、「リバティ・ロビー」の“日本版”は、宇野正美氏の「（株）リバティ情報研究所」、「ＩＨＲ（Institute for Historycal Review,歴史修正研究所）」の日本版であったのは、太田龍氏、藤原源太郎氏、三橋一夫氏らの「歴史修正学会」（太田氏はその後離脱（注））。リバティー・ロビー、ＩＨＲともに、アメリカの反ユダヤの愛国資産家、ウィリス・Ａ・カートー氏が設立したもので、国粋的な主張の団体ですが、カートー氏は1993年10月始めより、ＩＨＲの方の実権を奪われ、リバティー・ロビー発行の『スポットライト』誌と、ＩＨＲ発行の雑誌とが、どちらが本当の“反ユダヤ”か、で論争を繰り広げていたようですが。。現在はどうなのでしょうか。。
注 韋駄天掲示板過去ログ NO.８３６，８３９、８９３、８９４など 陰謀論界の派閥
http://www01.netweb.ne.jp/~kimura/bbslog/b00009.html
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