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投稿者 2001年問題観察者 日時 2000 年 12 月 21 日 18:54:37:

回答先: その他の参考資料 投稿者 2001年問題観察者 日時 2000 年 12 月 21 日 18:15:53:

参考資料で紹介した園田さんが国際戦略センター
というページで書いた文章の引用です。
園田さんは金持ちクラブに期待しているようですね。
表の経済政策だけ見てるとお人好しの日本人は
期待してしまうのかもしれません。
でも、彼の資料はとても参考になります。
しかし、ここ一ヶ月ジェンダー論ばかりで他の話が
無いのはなぜだ?

(YSというのが国際戦略での園田さんのハンドル)


YS/1999.12.23

陰謀好きの方々向けタイトルといたしました。新世界秩序=The New
World Orderはブッシュ大統領が湾岸戦争終結後明確に言いはじめた
言葉です。以後外交問題評議会(CFR)発行の機関誌「フォーリン・
アフェアーズ」でも再三登場しています。特に情報通信事業との関
連にて使われるケースが多いようです。

新世界秩序=The New World Orderは21世紀に向けた新パクスアメ
リカーナの根幹となっており、その構築に向けた手段が情報通信覇
権の実現です。その目的は「グローバル・ビレッジ」の形成です。
全世界の人々がリアルタイムで同一の情報を共有することで、グロ
ーバルマーヶットの創出をねらうアメリカの「マンハッタン計画に
匹敵する」壮大な構想です。多国籍企業と国際金融資本も系列を超
えて推進しています。

この構想にあたったメンバーのひとりがロバート・ルービン前財務
長官です。当時ゴールドマンサックスの共同会長であったルービン
氏はマルチメディアグローバル情報ハイウェーが21世紀に向けて
世界のリーダーシップを取り戻すための有効な手段とみなし、敢え
て冷戦派勢力(軍産複合体)影響下にあるブッシュ共和党をさけ、
民主党クリントン支持を打ち出しました。

『インターネット登場!=情報支配領域』

こうしてクリントン政権は「情報スーパーハイウェー戦略」を強力
に推進しその一環としてインターネット民営化計画を打ち出しまし
た。インターネットはペンタゴンの高等技術開発企画局で核戦略用
として開発されたARPANET(1968年実用化)に歴史をたどります。
クリントン政権は軍民両用技術と位置付け全米科学財団、NASA、
MCIコミニュケーションズ、IBM、メリットワークスが開発し
ました。1995年には完全民営移管が決定され、その一部はアメ
リカン・オンライン(AOL)に売却されました。

現在アメリカン・オンライン(AOL)の取締役会にはアレクサン
ダー・M・ヘイグ・Jr元国務長官(現ワールドワイド・アソシエイ
ツ会長)、湾岸戦争のヒーローであるコリン・L・パウエル大佐が
参画しています。

現在アメリカ政府機関は次世代インターネットとして、高速バック
ボーン・ネットワークの開発をMCIワールドコムと共同で行って
います。また衛星を用いた高速データ通信もNASAを中心に進め
ており、アメリカによるリーダーシップはさらに強固なものになる
と予測されます。国際石油資本もNASA、エネルギー省電気通信
各社、国立ジェット推進研究所と共同でACTS衛星ネットワーク
と地上ネットワーク、海洋船団を結んだ石油探査に乗り出していま
す。まさに金融、産業、軍事にまたがる国家安全保障と直結したイ
ンフラストラクチャーと位置付けられています。

MCIワールドコムの取締役会にもアメリカン・オンライン(AO
L)のステファン・M・ケースCEOが名前を列ねている。またブ
ラウン・ブラザース・ハリマンのゼネラルパートナーであるジェラ
ルド・H・タッカー氏も参加しており興味深い。

最近注目の動向としてカジュアル衣料大手で日本でもお馴染みのG
APの取締役会にコンピューター業界の有名人が集合している。
スティーブ・ジョブス(アップル)、ロバート・フィッシャー(サ
ンマイクロシステムズ)など。GAPは先月インターネット販売で
アメリカン・オンライン(AOL)との提携を発表しており今後の
展開に注目が集まっている。


「戦略」ととるか「陰謀」ととるか皆様の勝手ですが、上記情報は
子連れ会社員がいとも簡単に入手できたもので、陰謀とはこの程度
のものでしょうか。私自身は新世界秩序=The New World Orderに
対して一定の評価をしています。むしろ現在途方に暮れている日本
政府ならびにNTTの姿に危機感が募るばかりです。

小林陽太郎氏に期待しましょう。

ゼロックス取締役。フジゼロックス会長。アセア・ブラウン・ボベ
リ、NTT取締役。日米欧三極委員会日本会長。経済同友会会長。
外交問題評議会(CFR)国際諮問委員会メンバー。スタンフォー
ド大学、ペンシルバニア大学、慶応大学、日本国際大学理事。
そして今は亡き盛田昭夫氏(ソニー会長)の後任としてジョージ・
シュルツ元国務長官が会長を勤めるJ・P・モルガン・インターナ
ショナル・カウンシルのメンバーにも選ばれています。孫正義氏、
藤田田氏、宮内義彦氏とこれまで以上に協調しながら明日の日本を
築いて下さい。


『引用文献』
「国際メガメディア資本」ーM&Aの戦略と構造
  奥村晧一著 文眞堂 1999年 ¥3600 お勧めです

「新世界秩序 上/下」ーポスト冷戦から21世紀新時代へー
  高橋靖夫著 総合法令 1999年 各¥1700 






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