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投稿者 中央日報 日時 2001 年 5 月 11 日 10:44:25:
回答先: 米「北のミサイル発射２年間猶予、肯定的に注目」 投稿者 中央日報 日時 2001 年 5 月 11 日 10:42:46:
アーミテージ副長官、米の新国防政策４原則を説明
by 金珉ソック（キム・ミンソック）、李哲煕
訪韓中の米国務省のアーミテージ副長官は10日、国防部の金東信（キム・ドンシン）長官、統一部の林東源（イム・ドンウォン）長官らに会い、ブッシュ大統領が推進の意向を明らかにした「ミサイル防衛（MD）」など、「戦略的枠組み（strategic framework）」に対する米側の立場を説明、韓国政府に理解を求めた。
アーミテージ副長官は、金国防長官との面談で「ミサイル防衛は、制限的なミサイル攻撃に対する防衛能力を備えるもので、『ならず者国家』らのミサイル開発意志を弱化させ、世界の平和に寄与するだろう」と述べた。
金長官はこれに対し「米国の新しい戦略構想を理解している」とし、「朝米対話が再開され、現在小康状態にある北朝鮮・韓国（南北）対話に弾みがつくことを期待したい」と語った。
特に、アーミテージ副長官は、米国が検討中の新しい国防政策には▽戦略の中心軸をアジアに移動▽海外基地などの前方配置戦力を縮減▽情報力の絶対的優位を維持▽軍事力の機動性の強化および軽量化－－の４原則が盛り込まれていると、金長官に説明した。
これとともに韓米両国は、外交通商部（外交部）の任晟準（イム・ソンジュン）次官補とアーミテージ副長官一行などが出席したなか「円卓会議」を開き、ミサイル防衛（MD）問題について集中的に話し合った。
同会議で、米側は「ロシアはいまや敵ではなく、中国との関係も不確実ではあるが、敵対的な関係を設定しようしているわけではない」として、ミサイル防衛が『ならず者国家』に限られていることを強調ながら韓国側の理解を求めた。
これに対し韓国側は「米国が脱冷戦以降、新しい国際安保脅威に対する対処策として、ミサイル防衛計画を進めていることを理解している」とし、「しかし同盟国および関連国との緊密な協議を経て、世界平和と安全を増進する方向に、同構想を進めていくことを期待する」と明らかにした。
アーミテージ副長官一行は同日夕、１泊２日間の訪韓日程を終え、次の訪問国であるインドに向かった。
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