日本も外交暗号を解読 太平洋戦争の開戦直前 共同

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 06 日 20:55:54:

(回答先: 米の外交暗号電文を日本は開戦前に解読? 投稿者 yomiuri 日時 2001 年 12 月 06 日 18:14:43)

12/05 23:49 日本も外交暗号を解読 太平洋戦争の開戦直前 外交 社会269
共同
 神戸大の研究グループが五日、一九四一年十二月八日の太平洋戦
争開戦直前、日本が米国や英国などの外交連絡の暗号解読に成功し
ていたことが外務省の保存史料で確認できた、と発表した。   
 日本側の政策決定過程が米国に一方的に漏れていたとされる通説
への有力な反証。五百旗頭真教授は「日本側が事務的な内容しか解
読できなかったとの通説を覆し、外交の情報戦で互角だったことの
証拠だ」としている。                    
 研究発表したのは同大法学部で日本外交史を専攻する服部聡講師
と簑原俊洋助教授の二人。                  
 史料は同省外交史料館に「特殊情報綴(つづり)」として保存さ
れていた二十八点。四一年五月十八日から十二月三日までの間、米
国のほか英国、中国、カナダが外交連絡に用いた暗号を解読してい
る。                            
 太平洋戦争開戦前に、日本側が最後通牒(つうちょう)と受け止
めた文書「ハル・ノート」以外に、米国が「暫定協定案」とした和
平案を用意していたことを告げる四一年十一月二十八日の国務長官
から大使への連絡も、十二月一日の時点で解読していた。    
 四一年九月二十二日には、日本政府が軍部と日中両国間の和平条
件について協議した内容を入手したグルー駐日米大使が、ハル国務
長官へ連絡。その内容を解読した英文には、欄外に「25/9/4
1」とあり、三日後の二十五日に解読したとみられる。     
 史料の一部には「大臣」「次官」などの押印があり、外務大臣ら
政府首脳が目を通していた。                 
 簑原助教授が今夏、米国の公文書館で「日本が暗号を解読してい
た」とする米中央情報局(CIA)の報告書を見つけ、服部講師が
史料館を調べた。暫定協定案など史料の一部は米国の公文書館にあ
った原文と照らし、正確に解読していることが判明したという。 
(了)  011205 2348              
[2001-12-05-23:49]

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