あるインタビュー


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投稿者 SP' 日時 1999 年 2 月 18 日 13:50:55:

回答先: スピッツベルゲン島 投稿者 SP' 日時 1999 年 2 月 18 日 13:47:55:

 私(研究家グレイ・バーカー)が教授(兼SF作家−推理小説家ジョン・ディクスン・カーの弟にあたる
−ロバート・スペンサー・カー博士)と会ったのは、概ね彼が発起人となったシンポジウムに出席した時
だけだったから、彼が精通している筈の問題について話し合う機会は殆どなかった。その問題とは、米南
西部で起きたUFO墜落事件に対する当局の隠蔽工作である。しかもこの事件では、軍が機体と乗員を回収
したと囁かれていた。
 彼が当時(南フロリダ大コミュニケーション学部で教鞭をとっていた)その問題を口にするのを躊躇っ
た理由も、分らない訳ではない。なぜなら定年が一年足らず先に迫っていたので、保守的な大学当局者に
ショックを与えるような事はしたくなかったのだろう。(中略)この大学教授は、非言語的コミュニケー
ションの自他共に認める専門家だったのである。第二次大戦中はウォルトディズニー撮影所に雇われて、
理解を促進し言葉の障害を克服する為に、言語表現ではなく身振りを使う訓練用アニメーション映画を開
発する手伝いをしていた。戦後は幾つかの科学財団とその広報プログラムを扱う会社に勤めた事もある。
 教授がめでたく定年退職した事を知り、私は再び彼に連絡を取った。尤も、その時は電話だったが。彼
はインタビューを記録する事を中々承知してくれなかったが、その後も何度も話し合いを重ねた結果、私
達は次第に親密な関係になった。最近になって私の努力は遂に報われた。彼は会話の録音を許してくれた
ばかりか『UFOレビュー』誌に一部発表する事も認めてくれたのだ。90分間に及ぶインタビューの中には
報告したい事が他にも沢山ある−例えば、ごく最近起きたUFO事件や彼の現在の政府当局との関係等であ
る。だが記録の内でも恐らく最も興味深い部分は、以下(B:バーカー、C:カー)に収録した会話だろう。


B「政府が機器類を回収したというのは…」
C「その通り!」

B「それに、円盤や乗員の死体も…」
C「そうだとも! しかも、少なくとも二百人にも上る学界トップクラスの連中や、数人の医学関係者、
海軍病院職員、ペンタゴンや、それに勿論空軍情報部やCIAの人間達。こういった連中が、当時この事件
に深く首を突っ込んでいた。尤も今では、皆行き詰まって、途方に暮れているがね。連中はあれを金庫室
に鍵を掛けて終い込んでしまった。その内幾つかは、バージニア州ラングレーのCIA本部裏手にある大き
なドーム型の建物に保管されている。尤も、この建物は空中からでなければ見えないがね。墜落した二機
のUFOは、かなり酷い損傷を受けていた。黒焦げになっている上に、腐蝕性の液体が漏れたせいで滅茶滅
茶だったよ。我々はあれを見つけただけだ。撃墜した訳ではない。UFOを調べても大した事は解らなかっ
た。但し一機だけ、キャノピーに拳位の穴が開いている以外には無傷のUFOが、ライトパターソン基地に
まだ置いてあるがね。
 私が第18格納庫について、こうした事実を暴露した時の事を思い出して貰えるかな。そう、百人位の新
聞記者やTV関係者が、基地のゲートに押し寄せたものだ。尤も、軍は丁度片付けたばかりだった。すっか
り空っぽだったよ−何も無かった。床にパイプが二三本転がっているだけだった」

B「ボブ、話を戻して最初から始めましょう。まず、はっきりさせておきたい事が有ります。スカリーが
円盤墜落について発表した時、貴方はニューメキシコに住んでいましたね、それとも住んでなかった?」
C「ニューメキシコ南部に住んでいたよ。小さな農場を持っていた。アズテックで円盤のエンジンが止ま
って、緊急着陸した時にはね−と言うより、乗員が死んだので不時着したと言うべきかな。あれは自動操
縦で着陸したんだ。当時ムロック乾湖空軍基地と呼ばれた基地から最初のヘリ部隊が到着した時には、既
に三脚型の着陸装置を降ろして地上に立っていた」

B「今混線しています。でも聞き取れない程じゃない。それがスカリーの『UFOの内幕』に書いてあった
事故ですか」
C「そうだ。彼が書いたのはこいつの事だ。電子工学の専門家ハーマン・ゲバウアー博士という、オラン
ダ人ながら空軍顧問も務めるお偉方がいたんだ。その人物が、あの本に談話を載せた石油企業家に全部ぶ
ちまけたのさ。この石油王こそコロラド大の教授連と学生達の前で、スピーチした当人という訳だ…」

B「勿論その事はあの本のお蔭で知っています。ところで、他に確証となるものは有りませんか」
C「私が最初の確証を得たのは、ある生物学者からだった。彼は大部な報告書の生物学に関する部分を持
っていた。製本した物から乱暴に毟り取ったので、端がギザギザだったよ。カーボンコピーだったな−当
時はゼロックスが無かったからね。その頃、私はフォート・メイヤーズ・ビーチにある科学調査財団の広
報部長だった。それで、国中の科学者達を訪ねて回ったものだ。これが有名な科学者、ロバート・L・ジ
ェームズ博士率いるジェームズ財団さ」

B「多分貴方は、こうした事を実際に目撃した人達から、直接話をお聞きになったんですね」
C「彼は公式の報告書を持っていたが、検死解剖に立ち会った訳じゃない。ただ報告書を閲覧する許可を
受けていたので、一寸生物学関係の所を破いて拝借しただけさ。他の部分、例えば航空工学関係には興味
が無かったんだ。彼が報告書をそっくり持って来なかったのは、返す返すも残念だね! 計り知れない程
貴重な物となっただろうに。報告書がまだ残存しているのは間違いないがね」

B「すると、引き裂かれた報告書の一部を御覧になった訳ですね」
C「彼は手元から放そうとはしなかったが、中身は読上げてくれたよ」

B「その墜落したUFOは、どこで回収されたのですか」
C「ニューメキシコ州アズテックの北西20kmの地点で回収された。ハートキャニオンの近くさ。ハードキ
ャニオンと言う人もいるが、住民達の呼び名はハートだったよ…」

B「それはライトパターソンに運び込まれたんでしょう、違いますか」
C「否々そうじゃない! 運ばれたのはムロックだよ。検死が済むまでライトパターソンには持ち込まれ
なかったんだ。それに状況全体を何から何までCIAが取り仕切っていたからね。君も覚えているように、
47年から52年にかけては混乱の時代が続いた。新聞はUFOのニュースを第一面で書き立てるし、誰もが好
き放題に喋り捲っていた。その後、CIAがロバートソン査問会を任命して、52年秋に委員会が開かれた訳
だが。あれはワシントンDCで大乱舞事件が起きた後だ。UFOがホワイトハウス上空を三角形の編隊で飛
行した事件のね。
 今でも三角形の編隊が何を意味するのか、我々には分らない。宇宙人の 文化では栄誉ある平和のシンボ
ルみたいなものかもしれないが。我々にはどんな意味があるのか見当もつかない−抑我々は彼らに教えさ
せる機会すら与えなかったのだから! ジェット戦闘機の大群を緊急発進させて、追跡させた上に、四方
八方からレーダー電波を浴びせかけた。これは彼らが忌み嫌うものだった−なぜなら、彼らの電子・重力
的シールドを透過して、機体の計器類を狂わせたからだ。事実アズテックの機体がコントロールを失った
のは、これが原因かもしれない。尤も、機体が何かに衝突したのも事実だが。小人達の死因は減圧のせい
だったからね。
 もう一つの残骸は、その夏、アリゾナの砂漠で偵察飛行中に肉眼で発見された。こちらは黒焦げで、か
なり長いこと砂漠で野晒しになっていた。有機物質が残っていたが、肉食動物と熱気で、乗員の死骸は酷
い状態だった。それでも軍はそれを掻き集めて持って帰った。それから約2年後に、CIAが完全な指揮権を
握った後で…と言うのも、ワシントン事件の後、誰かが責任を引き受ける必要があったからだ。そこで当
時アメリカで最も強力かつ有能で、指揮系統の確りした組織、CIAに出番が回ってきたという訳さ。連中
は大統領の承認を受けて、米国民の為にと引き受けたんだ。
 53年頃、ある物体がアメリカとの国境から程遠からぬメキシコ東海岸の山の中腹に激突した事がある。
CIA要員はメキシコ軍に同行して墜落現場まで登った。私が自分の目で見た訳ではないが、墜落して滅茶
滅茶になっていた円盤は、内部の有機物質諸共CIAに持ち去られ、その収集品に加えられたという事だ」

B「その情報提供者の名をあげて頂けませんか」
C「否、それはできない。ただ次の事だけは、肝に銘じて欲しい。幾つかのケースでは複数の情報提供者
がいるが、皆が異口同音、同じ事を言っていたということを。中でも一番説得力があったのは−つまり私
にとって決定的に思えたのは、74年から75年にかけて一度だけ講演旅行をした際、起きた出来事だ。あち
こちの大学構内で講演する度に、いつも決まって、ごま塩頭で威厳のある物静かな男達が一人二人必ず姿
を見せ、視線を投げかけて付き纏って来た。私は彼らをただの追っかけだと思ったので、ニッコリ笑って
みせるだけだった。
 ところが、昼食と記者会見の合間に手洗いに入ると、連中の一人がやって来て隣に並んだ。そして話し
かけてきた。“やあ、私は元将校の退役軍人だ。以前北アフリカにいた事がある。君に、言いたい事があ
る。その調子で頑張ってくれ!ってね。私は北アフリカで地上にいるあれを見た。直径27mもある奴だ。
君の説はまだまだ核心からは程遠いぞ、カー。本当の話、君が私と一緒にあのデッキに上がる事ができた
ら良かったんだが! ところで私と会った事は忘れてくれたまえ! じゃあ、さよなら!”とね」

B「彼らは貴方の発表した事実を公式に裏付けてくれたのだと思いますか、或いは何か他の意味でも?」
C「否々そうじゃない。彼らは本音を洩らしただけだ。誰かに打ち明けて、心の重荷を降ろす必要があっ
たのさ。皆、事実を暴露したオハイオの72歳になる元看護婦と同じさ。彼女は外科の主任看護婦として検
死解剖を手伝ったので、秘密厳守を誓わされていたんだがね」

B「それはどこで行われたのですか−ライトパターソン、それともムロック?」
C「ムロックだ。死体がライトパターソンに運ばれた時には急速冷凍されていた。ムロックには保存設備
が無いし、温度も高い。それに機密保持もいいとは言えないしね。
 それなのに、ジェームズ・モズリーとかいう研究家は自著の『ライトフィールドストーリー』で、空襲
警報がライトパターソンで発令されたと書いて、何もかも一緒くたにしてしまった。空襲警報が出された
のはムロックの方だ。と言うのは、UFO内部に小型無線機があって、地球時間で毎時11分頃に、約15秒間
単調なビーという信号を発したからだ。
 基地司令官は軍事上当然の論理的判断を下したんだ。怪物体が所属艦隊の僚機に自動信号を発したから
には、基地が攻撃される恐れがあるという訳さ。尤も、12日程して電源函が切れると、装置はもう信号を
出さなくなったがね。それを空軍技術者の誰かが記念に持って帰ってしまった。機密保持がそれ程杜撰だ
ったとは信じ難い事だ。それに、物体を解体したやり方も実に酷いものだったしね」

B「その人物は、まだそれを持っていると思いますか」
C「多分ね。それが誰なのか突きとめたいものだが。ところで君も知っての通り、ワシントンに宇宙船が
大挙飛来する危険があると分るや、CIAはすぐさま行動に出た。三大通信社の編集者達に、円盤墜落の風
説を差し止めるように説得できるのは、権謀術数と外交手腕に長けたCIAだけだったからね。といっても
彼らは、地方新聞がそうしたニュースを流すのまで邪魔した訳じゃない。例えば君の町の『クラークスバ
ーグテレグラム』みたいな地方紙がトップ記事にしても、連中は気にかけなかったろう。ただ通信社が全
国に流すのが気にくわなかったんだ。
 CIAは軍のお偉方をこの通信社の上の方の連中に接触させて、こう言わせたのさ。「こうしたバカげた
記事を流すのは国益に反する。なぜなら肝心の時に情報回路を妨害しかねないからだ。その機に乗じて、
ソ連が我国を攻撃する可能性もないとは言えない。第二の理由は、おわかりのように、こうした地方の事
件をおたくの編集者が流す度に、政府は次々に頻発するでっちあげや記事に便乗したインチキ話やヒステ
リーじみた目撃事件を追跡調査する為に、途方もない無駄金を使う事になってしまう。もしおたくがUFO
関連記事を流さなければ全てが丸く収まるんだ」ってね。
 連中はブルッキングス研究所を雇って−これは議会記録にも残っている−社会心理学的研究をさせた。
有り体に言えば、この研究所が今も通用している、悪質な学説を生み出した訳だ。かつてオーソン・ウェ
ルズの『宇宙戦争』が放送された夜の米国民の行動から観て、彼らには惑星間レベルのコンタクトの準備
がまだできていないとね。
 私に言わせれば、こいつは米大衆の民度と知性に対する不当極まる侮辱だね! 79年の現在と30年代末
期とは事情が全く違う。アメリカは人間を月面に送り込んだばかりか、ロボット探査機まで火星に着陸さ
せたんだ。宇宙探査機で木星の撮影にも成功した。一世代がそっくり『スタートレック』を見ながら大人
になったんだ。私は退官するその月まで、受持ちの上級クラスの学生達に一人一人尋ねたものだ。空飛ぶ
円盤が今この大学構内に着陸したらどうするかって。彼らの答えはこうだった。“進み出て、花束を渡し
ますよ! それから両手を挙げて歓迎して、 こう言いますね。ようこそ兄弟達、って”」

B「小人の検死に話を戻すと−彼は大雑把に見て、人間に似た所がありましたか」
C「似た所があったかって。否否、彼らは人間そのものだったよ」

B「他の報告では回収された墜落機体の乗員には、人間のような血はなかったそうです。ある種の液体が
あるだけだったという事ですが」
C「彼らの血液はO型だった。彼らは今すぐにでも、君や私に輸血できるよ! 内臓器官は人間と同じ位
置にあった。乗員は健康そのものだった。度胆を抜かれた唯一の肉体的特徴が見つかったのは、脳外科医
が頭蓋骨を切開して、脳を調べた時だ。抑連中の頭は体に比べて少々大きすぎ、巨頭症のようだったな。
 ただそうは言っても、我々人間にだって大頭の小人はいる訳だし。小人には少しばかり頭が大きすぎる
のが沢山いるものだ。もしこの乗員達が子供服を着ていたら、ニューヨークのような大都会なら、どこで
も怪しまれずに通りを歩き回れるだろう。町中の人間が顔見知り同士の、小さな町なら気付かれるだろう
が。ニューヨークでは通りすがりに一瞥される事さえないだろうね。
 まあ頭蓋骨を切開した時の話は、勿論君も知っているだろう」

B「いいえ、聞いた事はありません」
C「医者達が発見したのは、問題の脳がその脳回と溝の複雑さと深さから、数百歳の人間の脳に相当する
という事だった。それなのに彼奴は、人間の年で言えば20代位の強健な若者に見えた。いわばオリンピッ
ク選手だな、尤も背丈は小さいがね」

B「問題の脳ですが…いえ、どうぞ続けて下さい」
C「そう、あの脳だが−そうだ、ほらダーウィンのが、ロンドンの大英医学博物館に保存されているだろ
う。あれはこれまで知られている内で一番複雑な皺が入っている。宇宙人の脳には、今まで見つかったど
んな脳よりも複雑な皺が刻まれていた。だから、現場スタッフ全員は、それを見ようと屈み込んだが、吃
驚仰天して後退ったんだ。彼らの寿命は我々よりも長いに違いない。だからこそ恒星間旅行がやれるんだ
ろうな」

B「という事は、つまりこの生物はわが太陽系外から来たとお考えなのですね」
C「それが最初の“状況報告書”を書いた空軍情報部の連中の大方の意見だった。これは空軍参謀長が提
出を命じた報告書だ。当時の参謀長はネイサン・トワイニング少将だったがね。実際の話、この報告書に
はこう書かれていたんだ。“UFOは実在する。それは金属製である。人類よりも遥かに進んだ推進システ
ムで飛行するところから、わが太陽系外に起源を有する事は確実である。また、これを操る者は知的で人
間に似た生物である”とね」

B「トワイニングはそれを受け取ってどうしましたか」
C「彼はカンカンになったよ。報告書をズタズタに破って、書類の写しを全て焼却しろと命令した。噂で
は二部だけ残っているそうだ。民間のUFO研究家で、その在り処を知っている者がいるとしたら、ドナル
ド・E・キーホー少佐だろうな。私自身はこれまで手を触れた事もないよ」(『第18格納庫の秘密』)



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