NO.204> 米政府、インターネット切断で言論封殺を画策

 
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投稿者 ひま 日時 1999 年 8 月 15 日 19:54:51:

回答先: NO.204> 「誤爆」なんて本当にあるの? 投稿者 ひま 日時 1999 年 8 月 15 日 19:53:57:

NO.204> 米政府、インターネット切断で言論封殺を画策
==== 言論抹殺 (NO.204,99/5/15) ======================================

 ◆米政府、インターネット切断で言論封殺を画策

 ●ユーゴから言論抹殺への怒りのメール

 アメリカ・ノースカロライナ州で「人間の意識を研究している機関」の、ある研究
員の方が、ユーゴスラビア・ベオグラード大学の、ある教員の方とインターネットで
メールの交換を行っており、その研究員の方からユーゴのメールが筆者に転送されて
きた。

 ユーゴの急を告げるメールの要旨は、アメリカ政府がインターネット・トランス
ミッションの衛星会社のオーナーに、ユーゴでインターネットが利用できなくするた
めに、13日までに回線を切断するよう要請したということだった。

 「BeoNET」というウエッブ・サイトが、これに反発して抵抗しており、今のところ
ラインは生きているようだ。「ウエスタン・デモクラシーは言論を重んじるはずでは
なかったのか?国際的な情報のやりとりを封じる卑劣な行為は、彼らが強いからでは
なく、本当のことを知られることが怖いという弱さからではないか?ともかくも、こ
んなことが許されていいのか!」という意味の怒りが書かれている。

 記事の最後には、ニュースが載っていたサイトのアドレス(下記)があり、「ま
だ、接続が維持されていればその他のユーゴ関係の記事が掲載されています」とあっ
た。
      Milan Becejic,
      Editor-in-Chief of "Glas javnosti"
      
http://www.glas-javnosti.co.yu/danasnji-broj/en-latest-news-0512.html

 米政府が最も恐れているのは、「戦争」の真実が暴かれることだ。政権内の深刻な
対立が表面化するほどの亀裂が走った場合(現状はだんだんこれに近づいている)は
違ってくるが、アメリカのメディアなど、何とでも丸め込めることは実証済みであ
る。そんなもの、今更少しも怖くない。厄介なのは「尊いアメリカ人の死」だけだ。

 だが、米政府の“psy op”(心理戦争)が充分浸透しておらず、「洗脳」が終了し
ていない連中(従って価値観を共有させ切れていない相手)の場合はそうはいかな
い。
 その意味では、世界最強の軍事力にとって、ユーゴのちっぽけな言論ほど手強いも
のはない。インターネットなどもってのほかで、完全な言論封殺を企むのは軍事的に
も常套手段である。お題目の「自由」が聞いて呆れる!

 ●“デモクラシーの正体見たり枯れ尾花”

 アメリカが歌い上げる「民主主義」とは、いつでもどうにでも扱える無知で無力な
赤子のような相手の場合にのみ安心して与える“お遊び道具”のことだ。価値観が異
なる相手にそんなものを与えては自滅してしまうことを良く知っている。だから決し
て与えずに、機能を停止させてしまうのだ。公然と堂々真っ向の勝負は決してしな
い。闇で決着がついた後に、晴れ舞台で仕上げをするための不可欠の道具として「民
主主義」利用する。

 201号の「連合国(国連)はトラブルを生む主要因」で見た、イスラエルを建国さ
せるための「パレスティナ決議」はその典型であったが、ジュネーブで現在進行して
いる「WHO事務局長選」もしかりである。闇であらゆる汚い手口を駆使して、アメリ
カに都合良く勝負がつくまで採決を引き延ばす。いつでも、どこでも同じことを繰り
返す。

 一方、イギリスのブレア首相もかなりおかしくなっている。ブレアはこれまで、
「メディアの操作に長けている」ともっぱらの評判であった。ところが、BBC放送が
「空爆はミロシェビッチ政権の基盤を強めた」と伝えるや、ブレアはその記者個人を
すぐさまやり玉に挙げ、個人攻撃をするありさまで、メディアに対してほとんどヒス
テリー状態だ。

 「メディアに対して決して防御の側にまわらないこと」という、ディヴァーが強調
した「戦略の肝心な」点がほころび、完全に「防御の側」にまわってしまっている。
 やはり、ここに来て「正義なき戦争」の無理が祟っている。「タタリ」というのは
本当にあるのだ。

 ブレアの発言もかなり突飛で、「中国大使館ミサイル命中事件」では、「誤爆は遺
憾だ。しかし、コソボを追われた150万人の人々と比較できるだろうか」と、まるで
負け犬のように論理がハチャメチャだ。いい大人が駄々をこねているようで見苦し
い。正々堂々と自らの正当性を自信を持って論理展開する余裕すらすでにない。

 それは、もはや自力でこの戦争を収拾できる見通しがまるで見いだせないことから
も容易に察しがつく。独善的なご都合主義から始めたこの戦争は、今や殺戮だけが目
的となってしまっている。これでは至る所で破綻をきたすのも当然で、おそらくブレ
ア自身、自分で何を言っているのか判断できないほど、追いつめられているのであろ
う。

 ユーゴのmagdalena ivetic さんが「ユーゴスラビア紛争の新
事実」を、多数の人メール配信している。送信先として長々と続いたリストの中に、
ヒラリー夫人やCNN、ワシントンポスト等のメールアドレスが記されている。さら
に、「ユーゴスラビアの真相:Truthabout Yuigoslavia」というのがあり、どちらも
まるでユーゴから悲痛な叫び声が聞こえてくるようで、西側の報道にはなかった
ショッキングな内容だ。これも上記した研究員氏から送られてきた。

 研究員氏は、「遠い他国で惨事が起きているぐらいにしか認識していないのではと
思い、平和に慣れきった多くの日本人に、この深刻な状況を冷静に受け止め、日本人
として何が出来るのか、何をしなければならないのかを問うために」、日本の様々な
メディアあてにメールを転送したという。続いて、「もっとも、あなた以外反応はあ
りませんでした」、とあったのには驚き呆れた。

 アメリカが言う「ならず者国家」に対しては、尻馬に乗ってあることないこと威勢
がいいが、日本のメディアのアメリカ追従は、これからもますます磨きがかかるだろ
う!■






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