超光速の光信号送りに成功、NEC北米研(読売)

 
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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 7 月 20 日 14:35:18:

回答先: ■特報・パルス光:特殊な条件下で光速の300倍に 投稿者 掲示板マニア 日時 2000 年 7 月 20 日 06:20:27:

【ワシントン19日=館林牧子】
アインシュタインの相対性理論で、なにものも超えることができないとされる光速を上回る超光速のスピードで光信号を送ることにNEC(日本電気)北米研究所のリジュン・ワン研究員たちが成功したという論文が、二十日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表される。世界的に権威のある科学誌に掲載されたことで、実験の持つ物理的意味や超高速の情報通信などへの利用価値を巡る論議が活発化しそうだ。
ワン研究員たちは、長さ六センチのガラスの容器にセシウム原子のガスを満たし、瞬間的に発光させた光の塊を容器に入射した。この光を容器の他端で計測したところ、ガスの状態を巧妙に調整すると、この光の塊が異常な高スピードで容器を通過して出て来る奇妙な現象が確認された。
データをそのまま解釈すると、本来の光速ならば、容器へ入射してから百億分の二秒後に六センチ離れた他端へ達するはずの光が、調整したガスを通すと、そのころにはすでに二十メートル先を走っているという結果になるという。もし、この超高速の光の塊に情報を乗せて送ることができれば、けた違いに速い情報通信が実現することになる。
ただ、入り口と出口の光を厳密に同一と認定してよいか、この光に情報を乗せられるかといった点については、研究者の間でも議論の余地を残している。
アインシュタインが一九〇五年に発表した特殊相対性理論では、どんな高速物体も光速度を超えることはできないとされている。ワン研究員らは論文の中で、「今回の結果は、物体ではなく光の波動としての性質から導かれる結果で、相対性理論を否定するものではない」と説明している。
小林孝嘉・東大大学院理学系研究科教授の話「セシウムガスの状態を上手にコントロールした点がざん新だ。観測した信号が、本当に意味のある現象を反映している結果なのか、詳細に検討する必要がある」



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