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Re: 国際金融家と日本 投稿者 あっしら 日時 2002 年 3 月 05 日 18:29:56:

(回答先: 国際**が悪いとは限らない? 投稿者 ke 日時 2002 年 3 月 05 日 14:55:20)

keさん、初めまして。


>国際**が悪いとは限らないのでは?

文章の印象でそう受け止められるとは思っていますが、ある“生身の人間”の良い悪いの話にはしたくないと思っています。
生存のための仕組み=システムの善し悪しで論議したいと思っています。
ただし、法に反する行為をしたものは、ある“生身の人間”の良い悪いの問題ですから、法の裁きを受けさせなければなりませんが...

システムという抽象的な説明ではリアルティがないのかなと思って、国際金融家という言葉を使っています。
国際金融家はなかなかお利口で手強い存在だと思っていますが、悪魔だとか話が通じない相手だとは思っていません。

究極的には「騙す人より騙される人のほうがダメ」と考えていますので、騙す人にはなんらかの方法で打ち勝つしかないと考えています。


>第2次大戦前までは、日本は国際**の力にすがって
>大きくなったのだから。
>もし、彼らが日本をサポート(利用)しなかったら、
>明治時代の初期投資ができなかったろうし、
>日露戦争にも金欠で負けただろうし、、、
>その結果、今の日本は無かっただろうし、
>また、今のアジアは無かったでしょう?

近代日本が、国際金融家に近代資本制という枠組みのなかで大きくさせられたことは間違いありません。
ことの是非はおくとして、明治時代の初期投資も、日露戦争も、おっしゃられる通りだと思います。
今の日本やアジアもその通りです。

歴史をやり直すことはできません。

別に近代的機械を打ち壊す必要もありません。国際金融家の“おかげ”で、現代の人たちは、楽で短い労働で生存が維持できる条件を手に入れています。
今必要なことは、与件である現実の諸条件をどう気持ちいい生存活動に活かしていくかということだと思っています。


>#今ごろ、うちらは黄色奴隷です。

今がまさに黄色奴隷です、
そう思わないのも、そう思うのも人それぞれだと考えていますが...


>また、戦後も、
>「旧財閥系銀行が新興企業に金を貸さない」という
>「いやがらせ」を行っていたので、その時、
>国際**が金を貸してくれたので、新興企業が
>日本にできたということもあります。

>もし、そうなっていたら、今ごろ、
>潰れかかった旧財閥系会社だらけになり、
>日本は完全再起不能状態になっていたでしょう。


国際金融家は、直接新興企業に金を貸すという愚挙は行わず、国家の保証とふさわしい政策という担保をとって、日本の銀行を通じて金を貸しました。

端的に言えば、金を借りなければ、競争に耐えられる事業活動ができないシステムにしてきたのが国際金融家であり、近代資本制システムなのです。

金を借りてまで、生存条件の変化を急いで進めることはないのです。
労働力の余剰や生産の余剰物に頼りながら、ゆっくりとよいよい生存条件をつくっていけばいいのです。

国際金融家は、そのように“歴史を先取り”してきたことで自分の首を絞めてきたとも言えます。(近代以降の資源やエネルギー使用量の急拡大を考えればわかることです)
まさか、売るものがないからといって、戦闘機や戦車を一般の商品のように販売するわけにはいかないでしょう。
80年代以降に金融業が全盛になってきたのも、このような近代資本制システムの“行き詰まり”を反映したものです。
収奪対象の空間的な問題でも、アフリカや中南米諸国が、近代資本制システムのなかでよりよい生存条件を回復するということもほぼ困難だと考えています。生存条件が良くならなければ、国際金融家の利益にはそれほど貢献しません。


国際金融家は、世界中を収奪システムに組み込んでしまったことで、自らが収奪できる(利益を上げる)条件を失いつつあります。
彼らもそれに気が付いているからこそ、9・11空爆テロ以降の妄動が始まったと見ています。


>さらにアメリカにおいても、
> 「金がすべて」という思想により、「人種偏見」を
>クリアにしつつあります。色付の社長もシリコンバレーに
>行けば、今では珍しくはありません。
>(昔は珍しかった)人種偏見を根底から潰したのは、
>ケネディでもキング牧師でもありません。「ストック
>オプション」であり、「金」です。

国際金融家は、金儲けだけが目的なので、ときには「人種偏見」ときには「人類平等」と状況によって普及させる価値観を使い分けます。
もともと国際金融家は、いわゆる白人ではありません。

“ITバブル崩壊”や「エンロン破綻詐欺」で見られたように、「ストックオプション」も、「金」も、鼻先にぶらさげられた人参の場合が多く、食べられないことがけっこう多いのです。

そして、米国支配層は、今まさに、鼻先の人参を全部ひったくろうとしています。
これからの1年を見ていれば、よくわかると思います。
国内で投資先を見い出せない日本企業の多くも、その罠に引っかかると思っています。

価値観の問題で言えば、米国建国の“理想”も、キリスト教も、それほど遠くないうちに“破壊”されると見ています。


>もちろん、国際**も、「ビジネス団体」であって、
>「ボランティア団体」ではないので、中にはアコギなことも
>起きているでしょう。
>ただ、「アコギな話・要求」が来たとき、

>1)「しかたない」と、いやいや受け入れる。
>2)「よりおいしい提案をする」〔カウンタープロポーザル)

>どう対応するかですね?
>国際**は「ビジネス団体」であって、「現代日本子供式いじめ集団」ではないので、>「ビジネス的に合理的」であれば、
>カウンタープロポーザルを喜んで検討してくれるでしょう。


日本政府の対応に代表されるように、アコギな話をアコギな話だと思わなくなっているところに、“奴隷性”の浸透がみてとれます。
「ビジネス的に合理的」だということは、現在のシステムでは「国際金融家が儲かること」です。ですから、そのような提案は喜んで受け入れてくれるでしょう。

国際金融家は、「現代日本子供式いじめ集団」とは違って、ずっとスマートでずっと冷徹です。


>多分、明治政府は、「カウンタープロポーザル」がうまくて、
>うまく逃げ回ることに成功したのでしょう。。。

清との抗争、そして、米国市民戦争(南北戦争)や普仏戦争という欧米での動きが、日本に対する軍事的な侵攻を妨げた一つの要因だと考えています。
さらに言えば、日本が、近代的資源にめぐまれていなかったことやスパイスなど植民地にふさわしい自然条件をもっていなかったことも“幸い”でした。
その代わりに、日本をみごと近代資本制システムの枠組みに組み込むことには成功しました。

「太平洋戦争」でも、戦後の日本を植民地化しなかったくらいです。
国際金融家は、きちんと最大利益を考えながら、個別地域での活動目標を決めています。

>そして、今の政府は、それができる人が少ないと。。。

今の政府は、国際金融家の意向にずぶずぶです。
政府中枢に、国際金融家のエージェント(代理人)も少なからずいます。

国際金融家は、戦後日本を「世界の工場」にすることで日本から最大利益をあげてきましたが、その役割を中国にシフトしたことで、日本については、その産業・金融資産を刈り取る対象としています。(理由は簡単で、日本は自前で動ける条件を手に入れたのでウマミがなくなり、新興中国は、資金需要も旺盛でウマミがあるからです。そして、欧米に日本と同等の製品をより安く提供してくれる中国は、欧米の物価上昇を抑えてくれるのでありがたい存在です)

日本を刈り取りたいという意志が、「不良債権処理」・「不況継続による株式の下落」・「破綻銀行の払い下げ」などの要求に現れています。
米国などが日本に突きつけている政策は、どれも「デフレ不況」を悪化させるものです。

もちろん、国際金融家に刈り取られた日本で、今以上の好条件と思える生活が手に入る人も出てきますから、それをめざすのも手だとは思います。
生き方はそれぞれの判断ですから、私はイヤでも、それがお好みだという人がいればお好きにどうぞと言うだけです。

言えることは、そのような好条件を手に入れられる人は極めて少ないということです。


>(北方2島返還のアイディアを出した、外務省のお役人さんが
>飛ばされたのは、非常に悲しいですね。。。カウンタープロポーザルを出す、
>数少ない外交官がとばされるとは。。。)

外交交渉は、一方的な言い分だけを叫び続けてもあまり効果はありません。
一方的な言い分は、最大限の狙いとしては有効ですが、それを見せながら歩み寄れる内容を提示していくという交渉が必要です。

“資源大国”でロシア正教を基盤にしているロシアは、国際金融家の次なる標的の一つでもあります。
日本政府が、日本国民がそこそこまともに生存していける条件を維持したいのなら、ロシアや中国との良好な関係性の構築が必要だと思っています。
たっぷり対外債権を持っている今こそチャンスなんですけどね。


今後ともよろしくお願いします。


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