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商売としての右翼、趣味としての右翼 投稿者 小川 日時 2002 年 5 月 15 日 12:29:55:

「戦争板」でのビルダーバークさんの意見に触発されて粗雑な論議をします。

http://www.asyura.com/2002/war12/msg/174.html

日本の左翼は、左翼政党、左翼マスコミ、進歩的知識人・大衆などでしょうか?まあ、根本的欠陥があったことに議論の余地はないですね?まあ、木村さんにでも叩いてもらいましょう。
でも、日本の右翼は左翼よりさらに情けないんじゃないの?というのが私の意見です。

日本の右翼(とりあえず戦後の)を趣味としての右翼と商売としての右翼のふたつにカテゴリー分けすることができると思います。
商売としての右翼は幅広く、児玉や笹川などに代表される政商右翼、自民党の主流(岸など)、傍流(中川一郎、石原慎太郎など)の政界右翼、暴力団右翼、それらへ資金注入する大企業右翼とそれら全部に金魚の糞のように連なるなどでしょうか?
趣味としての右翼は、割合単純で、利権をともなわない、ごく一部の右翼趣味人たちだけでしょうか?西尾などは商売としての右翼の金魚の糞だと思われるので、漫画家の小林よしのりなんかのナイーブな右翼でしょうか?

で、考えてみると、商売としての右翼はあくまで商売としてやっている便宜上やっているわけで、何も思想としての独立性を持ち得なかったと思います。反米も反共も、商売のほうが優先する。汚い商売人に徹するなら、それはある種立派だと思われますが、犬であるのに獅子のフリをして金を掠めるわけですから、情けないことこの上ない。
趣味としての右翼は、他国の場合と同様ですが、プア(いろんな意味で)日本人のルサンチマンでしょうか?経済的にプアであることはしかたのないことですが、それゆえに精神がプアになってしまって、欧米に対しても第三世界に対しても攻撃的な態度を取ることは情けないことはなはだしい。

ナイーブな書斎の右翼たちが増えていることは問題だと思いますが、そいつらが街頭へ出てコブシを振り回すようになるのは見たくないですね。各国で見られている現象だと思いますが。

右翼的な考えを持つ人に認識してもらいたいのは、「自虐的な」左翼などよりも、さらにかっこうよく、飾り立て、強そうに見える右翼が実はそれ以上に情けない、負け犬の本性を持っていることですね。

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