国債格下げ検討こうみる:構造改革の遅れや財政拡大への警告=国際証券 一戸氏(東京6日ロイター)

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 06 日 15:31:43:

回答先: 日本国債のクレディビリティには全く問題がない=ムーディーズ見直しで武藤財務次官[東京6日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 06 日 15:30:21:

今回、ムーディーズが日本国債の格付けを引き下げ方向で見直す、と発表したことは、予想よりもタイミングが少し早い、と感じた。景気対策の議論が本格化し、2001年度補正予算が組まれる10−11月にかけて、こうした発表が行われるのではないか、との見通しも聞かれていただけに、このタイミングでネガティブウォッチに持っていったこと自体には疑問も感じる。
ただ、ムーディーズは、これまでも日本の債務残高が高いことや、構造改革のプロセスがハッキリしないこと、不良債権処理対策が不透明であることを指摘しており、小泉政権による構造改革の進展の遅れや、景気対策に伴う財政の安定性について警告を発した、と見ることもできる。それでも、今後、景気対策が打たれる可能性は高く、その場合は、実際の格下げも考えられる。
しかし、実際に格下げが行われても、国内の資金余剰状態やデフレ、国債保有の外国人投資家のウエートが低いことなどを考慮すれば、金利の急騰というような、トレンドの転換はないだろう。むしろ、今回のムーディーズによる警告を受けて、小泉政権がしっかりと構造改革に取り組めば、プラスに転じる可能性もあると思う。

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