あさひ銀・大和銀、経営統合へ 来年度にも持ち株会社(朝日新聞)

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投稿者 sanetomi 日時 2001 年 9 月 07 日 15:37:26:

あさひ銀・大和銀、経営統合へ 来年度にも持ち株会社


 あさひ銀行と大和銀行は、経営統合に踏み出す方向で本格的な
交渉に入った。早ければ来年度にも両銀行で金融持ち株会社を設立
する考えで、首都圏、関西圏を基盤にする金融機関の連合体として
営業基盤の強化を目指す。来年4月のペイオフ解禁を前に、金融再
編は大詰めを迎えた。

 あさひ銀は旧協和、旧埼玉両行の合併行で首都圏を中心に店舗網
を展開しており、大和銀は大阪を中心とする関西圏が基盤。両行と
も、経営統合により、営業基盤の相互補完が可能になるとみている。

 あさひ銀は00年3月、三和、東海両銀行との経営統合で合意し
たものの戦略の違いなどを理由に同年6月には離脱、独自路線を歩
んできた。しかし、今年9月期からの保有株式の時価評価に向けて
体力不足が指摘され、年2回実施してきた配当のうち今年9月中間
配当を見送る方針を固めている。

 大和銀は8月初め、傘下の近畿大阪銀行、奈良銀行とともに金融
持ち株会社を設立すると発表。03年春までには、持ち株会社の下で、
全国の主要都市に展開する大企業向けの「広域銀行」、関西での個人
・中小企業取引が中心の「地域銀行」の2行と、「信託銀行」に再編
することにしている。

 あさひ銀と大和銀の経営統合が実現すれば、大和の持ち株会社構想
は見直しが迫られる。

 改正商法では、持ち株会社化すれば銀行では取り崩せない法定準備金
(資本準備金、利益準備金)を配当原資に回すことができる。あさひ銀
にとっては将来、配当原資に余裕が出てくる。今後、持ち株会社設立に
向け条件面を両行で詰める。(14:50)

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