結論は時期尚早とロシア大統領 米は「ミサイルが撃墜」

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 05 日 21:26:24:

回答先: ウクライナは4日、黒海でミサイル発射訓練を実施した=目撃者[キエフ4日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 05 日 12:22:56:

10/05 13:05 結論は時期尚早とロ大統領 米は「ミサイルが撃墜」 外信72

 【モスクワ4日共同=吉田成之】イスラエルからノボシビルスク
に向かう途中の黒海で四日起きたシベリア航空機の墜落で、ロシア
のプーチン大統領は同日夜、ウクライナ軍のミサイル誤射が原因と
の説に否定的見解を表明した。同時に政府調査委員会の結論が出る
まではテロによる爆発説を含めて原因の特定は時期尚早との慎重な
考えを示した。                       
 一方、カード米大統領首席補佐官は四日、ウクライナ軍の演習で
誤発射された地対空ミサイルで撃墜されたとみていることを明らか
にした。                          
 五日付米紙ワシントン・ポスト(電子版)も米政府当局者の話と
して、同機が墜落したのとほぼ同時間帯に、ミサイルが発射されて
いた事実を米国の衛星が確認していたと報じた。米メディアはミサ
イルの誤射説を強く打ち出している。             
 インタファクス通信によると、四日夜、プーチン大統領と電話会
談をしたクチマ・ウクライナ大統領は、黒海のクリミア半島で同国
軍が実施したミサイル発射演習は墜落と無関係と言明した。   
 調査委員長に任命されたルシャイロ安全保障会議書記も誤射説の
「可能性は小さい」と指摘。テロ説も含めて「あらゆる説」を調査
すると強調した。                      
 プーチン大統領は訪ロしたブレア英首相との共同記者会見で、ミ
サイル誤射説について(1)ミサイルの性能からみて墜落機の飛行
空域に届かない(2)ウクライナ軍のミサイル演習について各当局
が事前に通告を受けていた―と指摘。さらに誤射を否定する「ウク
ライナ軍部を信じない理由はない」とも述べた。        
 ロシア民間テレビNTVは四日夜、シベリア航空がロシアの治安
機関から同社に対するテロが計画されている可能性があると警告さ
れていたと伝えた。                     
 現場海域では少なくとも十一の遺体が発見された。同海域は深さ
が二千メートルもあり、ブラックボックスの回収は不可能との見方
もある。                          
 墜落した同航空機の乗客・乗員数は計七十七人とされているが七
十八人との説もある。                    
(了)  011005 1304              
[2001-10-05-13:05]

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