シベリア航空機が墜落 米当局は誤射撃墜の見方

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 05 日 21:27:07:

回答先: 結論は時期尚早とロシア大統領 米は「ミサイルが撃墜」 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 05 日 21:26:24:

10/05 13:13 シベリア航空機が墜落 米当局は誤射撃墜の見方 黒 外信74

 【モスクワ4日共同=吉田成之】イスラエル・テルアビブからロ
シア・ノボシビルスクに向かっていたシベリア航空のツポレフ(T
U)154旅客機(乗客乗員七十七人)が四日午後(日本時間同日
夕)、黒海沿岸ソチの南百九十キロの海上に墜落した。     
 カード米大統領首席補佐官は四日、PBS米公共放送のニュース
番組に出演、ウクライナ軍の演習で誤射した地対空ミサイルで撃墜
されたとみていることを明らかにした。また、五日付米紙ワシント
ン・ポスト(電子版)も同機墜落とほぼ同時間帯にミサイルが発射
されていた事実を米国の衛星が確認していたと報じた。     
 これに対し、ロシアのプーチン大統領は四日夜、ミサイル誤射説
に否定的見解を表明。政府調査委員会の結論が出るまではテロによ
る爆発説を含め原因の特定は時期尚早と、慎重な考えを示し、事故
原因の解明は五日以降にずれ込む見通しになった。       
 インタファクス通信などによると、黒海のクリミア半島で行った
ウクライナ軍の演習では対空ミサイル数発が発射されたほか、飛行
する模擬標的を迎撃戦闘機がミサイルで撃ち落とす訓練もしていた
。                             
 しかし、プーチン大統領と同日夜、電話会談をしたクチマ・ウク
ライナ大統領は、演習と墜落は無関係と言明。調査委員長に任命さ
れたルシャイロ安全保障会議書記も誤射の「可能性は小さい」と述
べた。                           
 プーチン大統領は訪ロしたブレア英首相との共同記者会見で、誤
射説について(1)ミサイルの性能からみて墜落機の飛行空域に届
かない(2)ウクライナ軍のミサイル演習について各当局が事前通
告を受けていた―と指摘。誤射を否定する「ウクライナ軍部を信じ
ない理由はない」とも述べた。                
 現場海域では少なくとも十一の遺体を発見。同海域は深さが二千
メートルもあり、ブラックボックスの回収は不可能との見方もある
。                             
 同機の乗客乗員数は計七十七人とされているが、七十八人との説
もある。                          
(了)  011005 1313              

[2001-10-05-13:13]

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