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9・11米国事変ペンシルヴェニア墜落機の「依然くすぶる」謎と撃墜説

投稿者 佐藤雅彦 日時 2001 年 12 月 12 日 10:03:52:

●9・11米国事変のときは「11機がハイジャックされて飛び回っている」
とか、ものすごい流言飛語がメディアを通じて世界中に広まったわけ
ですが、あの時に墜ちた3機目の航空機━━ユナイテッド航空93便━━
の墜落の経緯については謎だらけです。
 この怪しい墜落が起きたペンシルヴェニアの知事が「本土安全保障」
“大臣”に急遽抜擢されたというのも、クサイ話なんですよねぇ……。

●あの事件の直後に私は次のような投稿&記事紹介をしました。
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> http://asyura.com/sora/war1/msg/234.html
> 戦争・国際情勢 投稿NO:234 2001/9/14 21:16:47
> 題 名: FBIも「4番目のハイジャック機は軍によって撃墜された」可能性を追認!
>
>  FBIも「4番目のハイジャック機は軍によって撃墜された」可能性を追認!――しかし、あとで屁たれる可能性は大いにある(苦笑)
>
> ●米国の一連の“テロ”騒動で、ペンシルヴェニアに墜落した旅客機は、当初、空軍機によって予防的に撃墜されたと報じられていたのに、その後、内部の“勇気ある乗客”が犯人と格闘して迷走→墜落の悲劇をたどったラシイという、いかにもハリウッドのドタバタ活劇を好む大衆向けファンタジーへと“変更”されてニュース報道されるようになりました。これって全くの憶測にすぎない、空想願望ヒーロー物語なんですけどね。(そのうち「通信記録」や「ブラックボックス」の音声記録が公開されるでしょうが、電子的な音声の改竄が可能になっている現状では、そうした記録さえ信用のおけるものではないでしょう。)
>
> ●米国でも日本でも、こうした「タイタニック」映画的なフザけた妄想願望が、「報道」の名の下にプロパガンダされていますが、米国では墜落前後に謎めいた(標識をつけていない)飛行機が上空を飛んでいたことを目撃した人々がいますし、
> 国防省当局が最初から「軍用機による撃墜」を強く否定しているのに、FBIはそうした可能性も除外できないと公言しているようです。
>
> ●墜落現場で謎の飛行機を目撃した人々のインタビュー画像は、すでにアクセスできなくなったとか……。JFK暗殺事件の時には、オズワルド単独犯行説のシナリオとちがう“現実”を目撃した人々が大量に不審死を遂げていますから、今回もこうした目撃者の先行きが心配です。“Men in Black”(苦笑)の来訪を受けるかもね。
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● ……で、昨日、東京新聞に興味ぶかい記事が載ったので紹介します。
 やっぱり米国政府はあの事故について遺族にまで不当な秘密主義を
続けているそうで、派手な英雄ストーリーの宣伝ぶりとは格差がありすぎる。
隠したいことが何かあるんでしょうか?(笑)

● それとも、下手に情報公開すると、ウサマ・ビン・ラディンの“秘密の
指令”が広がってしまう恐れでもあるのかな?(爆笑)

● 米国政府はウサマ・ビン・ラディン主犯説の証拠をこれまで一度も
きちんと提示することができないまま、アフガニスタンを大量殺戮兵器
で爆撃し、政府を転覆して大量の住民を死の淵に追いやってきたが、
その理由が「秘密の暗号指令が広まる恐れがある」という屁理屈なら、
これは中世の魔女狩りと全く同じ手口であって、政府は魔術的思考に
取り憑かれて“発狂”状態に陥り、国民は集団“ヒステリー”で殺人犯罪
事業を後押ししていることになる。 こういう“ファシズム的狂気”と“文明
破壊行為”を、米国はホワイトハウスを自爆して地球から消滅させなきゃ
ならないんじゃないの。(苦笑) 
 まあ、この事故に関しては情報非公開の理由付けにウサマ・ビン・
ラディンを持ち出すことなんて、ないだろうけどさ。

● 余談ですが、ニール・ヤングが“英雄的な乗客”の機内での反撃の
合図だという「さあやるぞ!」(Let's Roll !)━━もっと直訳調に言えば
「各々がた、いざ出撃!」━━というフレーズで歌を作ってラジオなどで
流れている、とのこと……。 私はまだ聞いたことがないけど、好きな
歌い手なので、ファシズムには吸収されてほしくないんですけどね……。
(ジョージ・ハリスンのバングラデシュ・コンサートに触発されて、その
後10年以上も経って英国のボブ・ゲルドフらが「Band Aid」を行ない、
この大成功を追いかけて米国でも「USA for Africa」コンサートなる偽善
イベントを行なってその時の「We are the World」(笑)が80年代米国バブル
時代を代表するポップ音楽になったわけですが、ニール・ヤングは
レーガン政権の小農家リストラ政策に抗議して「Farm Aid」というコンサート
を行なったんですよね。 つまり良き意味で“ポピュリスト”なのだが、
ポピュリストはファシズムに容易に吸収されてしまう……。それが心配。)

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http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20011211/mng_____tokuho__000.shtml
東京新聞(12月11日) 特報

「なぜ情報公開しない?」『捜査協力できるのに…』
   英雄談の陰で…  不満募らす遺族


■米同時テロ3ヵ月UA93便のナゾ

 米中枢同時テロでペンシルベニア州の山中に墜落したユナイテッド航空93便。乗客らがテロリストに立ち向かった英雄談の陰で、米軍機による撃墜説がくすぶっている(11月8日付特報面で既報)が、乗客の遺族が最近、政府に証拠開示を強く求めているという。

■依然くすぶる撃墜説

 ニューヨークの世界貿易センタービルやワシントン郊外の国防総省に激突したテロ現場と違い、93便の墜落現場はフェンスで隔離され、だれも現場へ近づけない。事件直後に回収されたボイスレコーダーやフライトレコーダーは、FBI(連邦捜査局)が「刑事事件の証拠開示は捜査の障害になる」として公開していない。

 米ABCテレビが十一月中旬、クリーブランド(オハイオ州)の航空管制基地で録音された93便の操縦室の音声をスクープ報道した。しかし、だれかが争う物音や「ここから出て行け」「キャプテンです、座ってください、爆弾が仕掛けられています」という程度の内容だった。

 夫を亡くしたある女性は「最後の瞬間に彼が何を感じ何をしたのか、知りたくて夜も眠れない」と話す。サンフランシスコ・クロニクル紙によると、全米航空災害連盟のゲイル・ダンハム代表は、FBIのテープ非公開について「情報操作の言い訳だ。事件に何か(隠したいこと)があれば公開したくない。一部削除はできても(録音された)四十五分間すべてを削除はできない」と抗議する。

 遺族の一人は「われわれがボイスレコーダーを聞けば、乗客のだれの声か特定できる。捜査協力が可能だ」と主張。別の遺族は、ホワイトハウスに招待された際、ブッシュ大統領にテープ公開を求めた。大統領は「気持ちはよく分かる」と答えたが、約束はなかったという。

 93便の乗客らは、持参の携帯電話や座席備え付けの航空電話で家族や友人にハイジャックを知らせた。その時、先に発生した世界貿易センタービルなどへの自爆テロを聞き、テロリストに次の標的を狙わせないよう反撃する決意をしたという英雄談は、全米に感動の輪を広げている。

 ロック歌手ニール・ヤング氏はこのほど、乗客の一人が携帯電話でテロリストへの反撃開始を伝えたとされる「さあやるぞ(レッツ・ロール)」という言葉に触発され、彼らの勇気をたたえる歌をつくった。すでに全米のラジオ放送で流れているが、「シングルCDにして商売するつもりはない」と言う。

 連邦議会下院は、テロリスト四人を除く乗員乗客四十人に軍人最高の戦功章「名誉勲章」を授与する法案を審議中だ。

 墜落現場のシャンクスビルでは、犠牲者の名前を刻んだ大理石の碑を建立するほか、村内三カ所に設けられた追悼広場にひっきりなしに供えられる人形や写真、詩などのメッセージ、ユナイテッド航空の制服などを集めて展示する記念館の建設構想も持ち上がっている。

 全米柔道学生選手権で優勝した乗客の遺族は、子供のスポーツ選手基金を創設。サンフランシスコでは、犠牲となった乗客の名前を公園名にする計画が進んでいる。また、彼らの英雄談を小説やテレビドラマ化する動きもある。

 ロサンゼルス・タイムズ紙によると「午前九時三十一分から同五十三分の間に座席備え付けの航空電話の使用記録は二十三回あった」と言う。しかし、高度九千メートルから持参した携帯電話が通じるのか、FBIはなぜ墜落した機体の写真や現場を公開しないのか――などナゾは多く、真実を知りたい遺族の思いも深まるばかりだ。


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●参考 : 11月8日の東京新聞の「特報」記事

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20011108/mng_____tokuho__000.shtml
特報

テロで墜落UA93便ナゾの「最後の瞬間」
   米政府高官「目標は連邦議事堂」


■『ワシントンを救ったヒーローたち』

 米中枢同時テロから間もなく二カ月。ハイジャックされた航空機三機がニューヨークの世界貿易センターとワシントン郊外の国防総省に激突し、ペンシルベニア州の山中にも一機墜落した。ユナイテッド航空93便だ。当初、米戦闘機による撃墜説が飛び交ったが、乗客らの操縦室奪還作戦で墜落したという英雄物語に変わってきた。最後の瞬間に何が起きたのか確かめようと現場へ向かった。(ペンシルベニア州シャンクスビル・立尾良二、写真も)


■現場周囲半径1キロ 立ち入り禁止で柵も

 ワシントンから北西へ高速道路をひた走る。メリーランド州では名残の紅葉が目に鮮やかだ。ペンシルベニア州に入ると山をいくつも越え、空気が刺すように冷たい。墜落現場に最も近いシャンクスビルの村まで約二百七十キロ、車で三時間ほどだった。

 村の人口は約二百三十人。この村を含むストニィクリーク郡区のグレッグ・ウォーカー郡区長(40)は「主に酪農で生計を立てている」と話す。村の中心の教会から約三キロ山道を登り、起伏のある大草原と山林の境目に墜落現場があった。周囲半径一キロ以上が立ち入り禁止で、柵(さく)まで張り巡らせてある。

 ウォーカーさんは、遺族のために草原の中に追悼広場を造った。一般市民も国旗や人形、花、寄せ書きなどを供えに訪れる。「犠牲者名を刻んだ大理石の碑を近く建てる。寄付も集まった」と言うウォーカーさんは、墜落原因について「乗客が戦う決断をし、テロリストの狙いを阻止した。彼らはビッグヒーローだ」と強調する。

 掲示板にも「シャンクスビルは93便の英雄たちを尊敬します」「神様、ヒーローたちをお守りください」と記されている。撃墜説について、ウォーカーさんは「分からない。ワシントンに到達していたら被害は底知れない。いざとなったら撃墜すべきだという推測も分かる。でも、撃墜ではなく、乗客がテロリストと戦ったと信じたい」。

 現場からさらに約百三十キロ北西へ離れたピッツバーグ在住の軍礼拝堂牧師ジョージ・プリプテンさん(82)も追悼広場を訪問。「米国は開かれた国で自由に出入りできる。常に万全な防御はできない」と言う。撃墜説について「国を守るため、時には仕方のないこともする。倫理的に許せない生物兵器の使用もあり得る。不幸にも緊急の事態に直面したときに何をするかだ」と直言を避ける。


■「ミサイルなら機体バラバラ」

 土ぼこりを上げパトカーが近づいてきた。ピッツバーグの刑務所へ囚人を護送した帰りというデラウェア郡の保安官ジョン・ピサーノさん(52)は「下降してきた機体はワンピース(一個)のまま激突したと聞く。鼻から突っ込んだらしい。戦闘機がミサイルを発射すれば、空中で機体がバラバラになって落ちてくるはずだ」と撃墜説を否定した。

 村に住む会社員マイク・ローゼンタールさん(42)も「撃墜の話はウソだ。乗客の英雄談には魂を揺さぶられる。ワシントンを救ったんだ」と話す。自動車修理工場を営むブルース・グラインさん(61)は「あの時、ものすごい音と振動で工場を飛び出したよ。撃墜もあり得ることだ。だってワシントンに向かっていたんだから」。


■FBIは回収品を開示せず

 九月十一日午前八時四十二分(現地時間)、93便は乗員乗客四十五人を乗せ、ニューヨークからサンフランシスコに向かい離陸した。乗客が機内から家族に電話した第一報から、同九時二十分ごろテロリスト四人にハイジャックされたとみられる。

 その乗客は「ナイフで一人刺された。犯人は爆弾も持っている。FBI(連邦捜査局)に知らせて」と話したという。ほかの乗客や乗員も、座席備え付けの機内電話や携帯電話で次々に家族や友人に連絡。世界貿易センターと国防総省への民間機自爆テロを伝え聞いた乗客らは、次第にテロリストと戦う決意を固めたとされる。

 93便はオハイオ州クリーブランド上空で急旋回し、ワシントン方向へ向かった。

 ある連邦政府高官は、「こちら特報部」の取材に対し「国防総省に突入したハイジャック機の当初の目標は、ホワイトハウスだった。しかし、朝日がまぶしく二度目標を見失った揚げ句、巨大な国防総省に目標を変えたことが航跡などから分かった。ペンシルベニアに落ちた飛行機は、連邦議事堂を目標にしていた」と明かす。

 同九時五十分、通過先のピッツバーグ空港の管制塔職員らが避難。断続的に続いた乗客らの電話連絡は悲壮そのものだ。


■「バターナイフ でやってやる」

 「子どもたちに愛していると伝えて」「さよなら、もう一度顔を見たかった」「二人殺された」「みんなで相談して決めた。反撃だ」「やつらがこの飛行機を何かにぶつける計画なら、その前にやるべきことがある」「よしやってやる。朝食のバターナイフが武器だ」

 同十時六分、93便は墜落した。回収されたボイスレコーダーや無線記録の中に、操縦席で争う音や「ここから出て行け」と叫ぶ声が残っているとされる。ウルフォウィッツ米国防副長官はしばらくして、93便を米空軍機が追尾していた事実を認めたが、撃墜説は否定した。

 しかし、現在も墜落現場に近づけず、ボイスレコーダーなど回収品や証拠品は非開示で不明な点も多い。地元紙ピッツバーグ・ポストガゼットは十月二十八日付の特集記事で「最後の瞬間はミステリーだ」と報じた。

 「F16戦闘機三機がバージニア州の空軍基地から緊急発進していた」と指摘する同紙のデニス・ロッディ記者は、ただ「墜落時、戦闘機はミサイルの射程圏内に到達するまで十四分間を要する位置に離れていた。大統領が撃墜命令を出したのは確かだが、作戦遂行前に墜落した」と撃墜説に否定的。しかし「百パーセントないとは言い切れない」とも。

 同記者は「乗客に操縦席から引きずり出されそうになったテロリストが、方向舵(ほうこうだ)のペダルをたたいたため、機体は裏返りながら墜落した」と分析。取材規制については「何度も情報開示を求めているが、FBIが進行中の犯罪捜査の詳細は明かせないと言う」。

 座席備え付けの電話だけでなく、飛行中に携帯電話の通話は可能だろうか。

 ロッディ記者は「レーダーが機影を確認できないほど超低空を飛んでいたので、携帯電話も使えたはず」とみる。エンブリィ・リドル航空大学(アリゾナ州)のリチャード・ブルーム教授は「地上と離陸直後は通話可能」と指摘。

 同教授は、撃墜説について「政府が情報を隠せば、陰謀やうわさ話が必ず出てくる。ハイジャックされたほかの三機と違い、93便の乗客は状況を把握し、何らかの行動を準備する余裕があったとの仮説は立つ」と言いながら「墜落原因は分からない」。

 連邦議会は93便の乗員乗客に対し、軍人に与える最高の戦功章「名誉勲章」授与を検討している。


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