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12/24 17:00-12/25 17:00 東シナ海に不審船ログ 共同

投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 25 日 18:41:53:

(回答先: 12/23 16:00-12/24 17:00 東シナ海に不審船ログ 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 24 日 18:20:49)

12/25 16:41 「重大事件」でピリピリ 十管、情報管理し入室制限 社会62

 不審船銃撃・沈没事件の捜査本部が置かれている第十管区海上保
安本部(鹿児島)は「重大な事件で慎重な対応が必要」として、情
報管理に神経をとがらせ、捜索現場に展開する巡視船などに指示を
出す運用司令室への入室も厳しく制限している。        
 「関係機関と連絡の取れたこと以外は公表しません」。二十五日
午前、黒木正警備救難部長は記者会見で「申し訳ありませんが…」
を繰り返し、被弾した巡視船の実況見分や、乗組員に対する事情聴
取の有無すら、説明を拒否した。               
 海上保安庁と協議するため二十分間中断した後、実況見分と事情
聴取をしていることは認めたが、内容には一切触れなかった。  
 十管本部は、鹿児島市東郡元町にある八階建ての合同庁舎のうち
、三フロアを使用している。六階の運用司令室への入室は普段から
制限されているが、事件後は、同本部職員でも名札着用が厳命され
る警戒ぶり。                        
 不審船が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船との見方が
強まり、かつてない緊張に包まれている。           
(了)  011225 1641              
[2001-12-25-16:41]

12/25 12:54 外相またもカヤの外 「情報が遅い」と不満  社会34

 田中真紀子外相は二十五日午前の閣議後会見で、不審船銃撃・沈
没事件で不審船が銃撃戦の末に沈没した二十二日に、事務方からほ
とんど情報が入らず、蚊帳の外に置かれていたことを明らかにした
。田中外相は「情報が来るのが遅い」と、事務方に対して不満を漏
らした。                          
 田中外相は「(事件を)初めて聞いたのは二十二日午後二時半」
とし、復活折衝で財務省へ向かうために、大臣室から出て乗り込ん
だエレベーターの中で秘書官から、初めて不審船に関する話を聞い
たとした。さらに「その次は、午後十時半に秘書官室から電話があ
り『(不審船が)沈没している』と聞いた」とメモを見ながら説明
した。                           
 田中外相は「他の省庁から情報をもらっていた」としながら「も
っと緊密に外相に情報を上げてほしいと事務方に強く言った。緊急
事態が起こったときに情報が来るのが遅い」といらだちを見せた。
(了)  011225 1254              
[2001-12-25-12:54]

12/25 12:38 船籍特定に向け漂流物分析 乗組員捜索は大しけで難 社会32

 不審船銃撃・沈没事件で、第十管区海上保安本部(鹿児島)と鹿
児島県警の捜査本部は二十五日も、船籍の特定に向け、銃撃された
巡視船「あまみ」などの船内に残された弾や、現場海上で回収した
約九十点の漂流物を調べた。また、巡視船の実況見分や乗組員の事
情聴取、撮影したビデオ画像の分析も進めている。       
 十管本部によると、現場海域は、巡視船十二隻、航空機十一機が
不審船乗組員の捜索を続行。しかし、曇りで視界が悪いうえ、北西
の風二○メートル、波高五メートルの大しけで、難航している。 
 これまでに回収した漂流物は、木片やビニール袋、救命浮輪など
で、国籍を明らかに示すようなものは見つかっていない。    
 収容した乗組員二人の遺体を検視したが、詳しい死因判明には至
っていないという。ほかに一人の遺体を発見したが、見失っている
。いずれもアジア系の男性とみられ、救命胴衣や所持品にはハング
ルが書かれていた。                     
(了)  011225 1237              
[2001-12-25-12:38]

12/25 10:42 特殊構造、船尾に重要装備 不審船、機関室は前方に 社会10

 東シナ海で銃撃戦の末沈没した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮
)のものとみられる不審船は、通常の船舶と異なり、エンジンルー
ム(機関室)が船体前方に配置され、特殊な構造となっていた可能
性が高いことが二十五日、海上保安庁などの調べで分かった。  
 船舶は、機関室がなるべくスクリューに近くなるよう、操舵(そ
うだ)室の下部や船尾に配置するのが通例。不審船が船尾部分に上
陸用のボートなど重要で特別な装備を搭載できる構造となっていた
とも考えられるという。                   
 また巡視船攻撃に使われたロケット弾について同庁は赤外線映像
を分析。肩に載せて構える形状などから、旧ソ連軍が開発し北朝鮮
でも使用している対戦車用の「RPG―7」の可能性が高いとみら
れる。                           
 海上保安庁などによると、巡視船が二十二日午後、東シナ海で不
審船を赤外線装置で監視したところ、船体中央の操舵(そうだ)室
より前方に、エンジンと思われるかなりの熱を持った部分があるこ
とが判明。                         
 上空や海面への威嚇射撃でも不審船が停止しないため、巡視船「
みずき」が同日午後五時ごろから、熱源を持つ船首部分に向けて射
撃。間もなく出火して、不審船は停止した。          
 消火作業の後、再び走行を始めたが、射撃でエンジンが故障した
可能性が高く、一時は十五ノット(時速約二十八キロ)あった速度
が五ノット(同約九キロ)前後にまで落ちた。         
 不審船の船首部分には、荷物を積み込む船倉と、その開口部の「
ハッチ」の部分が二つ確認されており、海上保安庁などは、その船
倉内に機関室があったのではないかとみている。        
 同庁は、夜間の救難捜索活動に対応するため、高性能の赤外線監
視装置を、各管区海上保安本部の巡視船や航空機に順次搭載してい
る。                            
 RPG―7はアフガニスタンのゲリラ戦でも使われている。大型
の安定翼がついているため強風時の命中率は低いという。    
(了)  011225 1041              
[2001-12-25-10:42]

12/25 08:05 返り討ち恐れ救助慎重に 自爆、巻き添えの危険も  社会03

 不審船銃撃・沈没事件で、不審船の乗組員三人の死体が発見され
たが、残りは行方不明のままになっている。海上保安庁は「救助が
足りなかったとの指摘もあるが、乗員は重武装しており、自爆など
救助に乗じた返り討ちの恐れもあった」と苦渋をにじませている。
 不審船には約十五人が乗っていたとみられ、沈没後に漂流者も目
撃されている。海保側は、赤外線監視装置で確認し救命具を投げた
が、救助用ボートは出しておらず、間もなく見失った。     
 最初の死体が発見されたのは沈没から約十時間後。現場海域の海
水温は約一八度で、漂流中の人間は約七時間で死亡するという。 
 救助ボートを出さなかったことについて同庁は、夜間で現場の海
域が荒れていたことに加え、救助に向かった海上保安官が返り討ち
に合う恐れがあったと指摘する。               
 一九九六年、韓国の東海岸で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
の潜水艦が座礁、乗員が韓国軍との銃撃戦や自決で死亡したが、韓
国側にも死傷者が出た。                   
 同庁は、今回の不審船も北朝鮮の工作船との見方を強めており、
自動小銃やロケット弾のほか、自爆に使える手りゅう弾なども装備
していたとみている。                    
 警備救難部の坂本茂宏管理課長は「漂流者を助けたくないという
海上保安官はいないが、あらゆる可能性を考えて対処した」と話し
ている。                          
(了)  011225 0805              
[2001-12-25-08:05]

12/25 08:05 奄美の漁民に不安の声 不審船のうわさに過敏反応  社会04

 不審船銃撃・沈没事件で被弾した巡視船「あまみ」の母港、鹿児
島県奄美大島の名瀬港。銃撃戦による激しい損傷の様子が二十四日
伝えられ、島周辺で漁をする漁業関係者から「これからは大丈夫だ
ろうか」と不安の声も出ている。               
 一九九○年十二月の夜、奄美大島の西約百八十キロの海上でカツ
オ漁船が不審船に約一時間追跡された。元漁労長徳田勝也さん(5
5)はその時の恐怖を「操業を終え、一休みしていた時、二、三マ
イル先にいる無灯火の不審船をレーダーがとらえた。どんどん近づ
いてきたので逃げたら、追い掛けてきた」と振り返る。「エンジン
全速で一時間ほど逃げ、振り切った」。            
 昨年十二月には、名瀬市の隣、龍郷町の一人乗り漁船が「これか
ら帰る」との連絡を最後に消息を絶った。以来「船だけ奪われたの
では」「拉致(らち)されたのでは」とのうわさが漁師の間に広ま
ったという。                        
 名瀬海上保安部の北野順一郎警備救難課長は「水産庁の船を不審
船と間違え通報してきたこともあった。みんな過敏になっていた」
と話す。                          
 名瀬漁協の島袋徳男参事(59)も「沿海を二○トン以下の小型
漁船で操業する人がほとんど。奄美の近海で不審船の目撃はない」
と冷静な対処を呼び掛ける。                 
 今はカツオ漁船団の組合長を務める徳田さんは「海上保安部に監
視を強めてもらうしかない。こちらが機関銃を持つわけにはいかな
いし…」と、具体的な対策が取れない現状にあきらめ顔だ。   
(了)  011225 0805              
[2001-12-25-08:05]

12/25 08:03 船籍特定に向け漂流物分析 2乗組員の死因特定急ぐ 社会05

 不審船銃撃・沈没事件で、第十管区海上保安本部(鹿児島市)と
鹿児島県警の捜査本部は二十五日も、船籍の特定に向け、銃撃され
た「あまみ」など巡視船内に残されていた弾や、海上で発見、収容
した漂流物などを調べるとともに、巡視船「いなさ」「みずき」な
どの実況見分、乗組員の事情聴取や、撮影したビデオ画像の分析を
進める。                          
 これまでの調べで、五十点以上にわたる収容物はほとんど木片や
ビニール袋などで、国籍を明らかに示すようなものは見つかってい
ない。また、乗組員二人の遺体を検視したが詳しい死因判明にも至
っていないという。                     
 現場海域での不審船乗組員の捜索は、巡視船十二隻態勢で続行。
十管本部はこれまでに収容した二遺体のほかに乗組員一人の遺体を
発見したが、見失っている。いずれもアジア系の男性とみられ、救
命胴衣や所持品にはハングルが書かれていた。         
(了)  011225 0803              
[2001-12-25-08:03]

12/25 08:03 特殊構造、船尾に重要装備 不審船、機関室は前方に 社会02

 東シナ海で銃撃戦の末沈没した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮
)のものとみられる不審船は、通常の船舶と異なり、エンジンルー
ム(機関室)が船体前方に配置され、特殊な構造となっていた可能
性が高いことが二十五日、海上保安庁などの調べで分かった。  
 船舶は、機関室がなるべくスクリューに近くなるよう、操舵(そ
うだ)室の下部や船尾に配置するのが普通。不審船が船尾部分に上
陸用のボートなど重要で特別な装備を搭載できる構造となっていた
とも考えられるという。                   
 海上保安庁などによると、巡視船が二十二日午後、東シナ海で不
審船を赤外線装置で監視したところ、船体中央の操舵(そうだ)室
より前方に、エンジンと思われるかなりの熱を持った部分があるこ
とが判明。                         
 上空や海面への威嚇射撃でも不審船が停止しないため、巡視船「
みずき」が同日午後五時ごろから、熱源を持つ船首部分に向けて射
撃。間もなく出火して、不審船は停止した。          
 消火作業の後、再び走行を始めたが、射撃でエンジンが故障した
可能性が高く、一時は十五ノット(時速約二十八キロ)あった速度
が五ノット(同約九キロ)前後にまで落ちた。         
 不審船の船首部分には、荷物を積み込む船倉と、その開口部の「
ハッチ」の部分が二つ確認されており、海上保安庁などは、その船
倉内に機関室があったのではないかとみている。        
 同庁は、夜間の救難捜索活動に対応するため、高性能の赤外線監
視装置を、各管区海上保安本部の巡視船や航空機に順次搭載してい
る。                            
(了)  011225 0802              
[2001-12-25-08:03]

12/25 00:10 やみを走る赤い光 連射音に「かがめ」 銃撃、戦場 社会86

 ロケット弾の赤い光がやみを走る。数百発の弾が飛び交い、爆発
音とともに船は沈んだ。不審船銃撃・沈没事件は二十四日、戦車に
対して使われる強力な武器が使用されたことが判明。「職務の重大
さに身震いした」。巡視船の船長たちが相次いで記者会見、緊張の
表情で振り返る。「ダダダダダ…」。自動小銃の連射に「かがめ」
と怒号が響き、一気に緊迫した冬の東シナ海。戦場さながらの銃撃
戦は不審船の中で起きた爆発で終息、「自沈」の可能性が高まった
。                             
(了)  011225 0009              
[2001-12-25-00:10]

12/24 23:25 沈没前にせん光、爆発か  社会85

 不審船銃撃・沈没事件で第十管区海上保安本部は二十四日夜、不
審船が沈没する一―二分前に船の後部付近で起きたせん光を、海上
保安庁の航空機が撮影していたと発表した。          
 黒木正警備救難部長は会見で(1)せん光が同心円状に広がって
いる(2)中心部の熱源が急速に冷えた(3)少なくとも一回の爆
発らしい発光を赤外線監視装置で確認した―ことなどを根拠に、船
内で爆発があり船底などから海水が浸入、急速に沈没したと推定し
た。                            
(了)  011224 2324              
[2001-12-24-23:25]

12/24 23:12 やみを裂く赤いせん光 連射音に「かがめ」 銃撃、 社会84


 ロケット弾が赤いせん光となってやみを切り裂いた。不審船銃撃
・沈没事件は二十四日、戦車に対して使われる強力な武器が使われ
たことが分かった。「職務の重大さに身震いした」。緊張の表情で
振り返る巡視船の船長たち。「ダダダ…」と自動小銃を連射する銃
声に、「かがめ」と怒号が飛んだ東シナ海。数百発の銃弾が飛び交
い、戦場さながらの銃撃戦の様相が明らかになった。      
(了)  011224 2312              
[2001-12-24-23:12]

12/24 23:08 差し替え 不審船サイド(2)  社会55

 共A3T481社会55S「迫られる巡視船の防弾対策」(2)
完(1)の4―5行目「ロケット弾のようなものを」を「ロケット
弾を」と差し替え、5行目「巡視船に」に続ける。       
(了)  011224 2307              
[2001-12-24-23:08]

12/24 22:56 差し替え 不審船会見詳報(1)  社会66

 共A3T549社会66S「船長会見詳報(1)」(9)完(1
)の5行目「『あまみ』」を「『あまみ』の」と差し替え、5行目
「久留主」に続ける。                    
(了)  011224 2255              
[2001-12-24-22:56]

12/24 22:52 挿入 被害状況一覧  社会75


 揚野豊文首席航海士(43)はまぶた内側に金属片、十日間のけ
が。                            
(了)  011224 2251              
[2001-12-24-22:52]

12/24 22:52 被弾の巡視船が鹿児島入港 実況見分で被害詳細に  社会81

 不審船銃撃・沈没事件で、銃撃を受け乗組員三人が負傷した名瀬
海上保安部(鹿児島県名瀬市)の巡視船「あまみ」や、機関砲で応
戦した長崎海保の「いなさ」など計四隻が二十四日、鹿児島市の谷
山港に入港した。                      
 第十管区海上保安本部と鹿児島県警のそれぞれの捜査本部による
合同の実況見分で、被害の詳細が判明、福岡海保の「みずき」を除
く三隻で、計百六十八発前後の銃弾を受けていたことが分かった。
 撃ち込まれた弾は、つぶれて原形をとどめていないものもあり、
発射した銃の種類や口径などの特定には時間がかかるとしている。
 不審船の右側から接舷しようとした「あまみ」は、百三十二発前
後と最も多く被弾した。船橋のガラスはひび割れ、衛星利用測位シ
ステム(GPS)やレーダーが破損していた。         
 「あまみ」とともに不審船を挟み撃ちにしようとした串木野海保
(鹿児島県串木野市)の「きりしま」には二十一発。不審船から約
三百メートル離れていた「いなさ」にも、機関室などに十五発撃ち
込まれ、三つある主エンジンの一つが使用不能になった。    
 「あまみ」の久留主真佐夫船長ら四人の船長は十管本部で会見し
、激しい銃撃や緊迫した船内の様子を説明した。        
(了)  011224 2251              
[2001-12-24-22:52]

12/24 22:50 訂正(社)不審船事件 ●●●●●●●●●●●●● 社会66

 ●●●●●●●●●●●                  
 共A3T557社会66S「船長会見詳報(1)」(9)完(9
)の7行目「銃武装化」を「重武装化」と訂正。        
(了)  011224 2249              
[2001-12-24-22:50]

12/24 22:49 船長会見コンパクト版  社会80

 不審船銃撃・沈没事件に関係した巡視船の船長が記者会見した内
容は次の通り。                       
 ▽「あまみ」の久留主真佐夫船長              
 (概要説明)「きりしま」と挟撃して不審船捕そくの指示を受け
、右舷側に接舷した。不審船の右舷側から約二○度の角度で接近し
接舷した。不審船の反撃に備え、船体を防護盾として監視していた
ところ、銃撃を受けたため、乗組員が一発反撃した。      
 不審船は、船橋に一人、船橋後部に二人。「あまみ」が一回目接
舷を試みたところ、後部の乗組員はたばこを吸っていたのを乗組員
が認めている。再度接舷したところ、船橋にいた者が合図したかの
ように、船橋後部後半にいた二人が発砲したため、全速後進で退い
た。被害状況は、マストと船外構造物三十一発、船橋窓ガラスが計
七枚、約二十発被弾など。                  
 ―銃撃戦の様子は。                    
 みな一致団結してこの業務を遂行すると当たり前のことのように
やっていた。壁に身を隠して業務にあたった。         
 ―攻撃は想定したか。                   
 挟撃で確保する指令だったので、反撃も射撃も少しは想定してい
た。                            
 ―負傷者については。                   
 金城(良武航海長)と長友(良治航海士)がけがをしたと付近に
いた者が言った。長友は船橋の中央でかじについていた。金城はそ
の右横のいすのところに座っていた。             
 ―被弾した時の気持ちは。                 
 極めて危険な作業だったが、警察機関である海上保安庁の使命と
して業務に当たった。                    
 ―銃撃の際の指示は。                   
 「伏せろ」と私やほかの者も言ったと思う。私は方言で「かがめ
」と言った。                        
 ―相手方の銃撃は。                    
 ダダダと撃って休んでまた撃つという感じ。         
 ―当時の状況を振り返って。                
 使命としてできる限りのことをやったと思っている。     
 ―これほどの反撃は想定していなかったか。         
 そのあたりはあるんじゃないかと思う。           
 ▽「きりしま」の堤正己船長                
 (概要説明)「いなさ」に一時間ほど遅れて現場に到着。不審船
との距離は、二―三メートルから五メートル前後まで接近したが、
乗り込むことは想定していなかった。爆竹のような音がしたので、
身を乗り出して見たら、船橋の下の方から戸を開けて発砲していた
。                             
 ―撃たれた時恐怖を感じたか。               
 緊張していたので、まず状況を把握しようとした。      
 ―「あまみ」の船員が撃たれたのを聞き、どう思ったか。   
 日ごろ訓練を一緒にやり、乗組員をよく知っているので「やられ
たか」という感じと、本船のように防弾化されていないことが残念
だった。                          
 ―不審船が沈没した時の様子は。              
 「あまみ」に続き本船が下がった後、すぐさま本船の左舷側から
反撃が始まった。かなりまともに当たっていたので、あっという間
に沈んだという感じだった。通常の海難みたいにゆっくり横転する
ような感じではなかった。                  
 ―海に浮かんでいる乗組員から救助を求めるアクションは。  
 救助を求める人影は一切見ていない。            
 ―浮輪を投げたか。                    
 三個投げた。                       
 ―遺体の状況は?                     
 見た者は、東洋系で、身長が一七○センチぐらい、筋肉質で、鍛
え上げた体であるような感じがすると言っていた。       
 ▽「みずき」の堀井和也船長                
 ―警告は何語で。                     
 英語と中国語。「停船しない場合には射撃する」と。     
 ―沈没後、救助に向かったときの様子は。          
 現場から南に約七千メートルほど離れて、その後午後十時四十五
分ぐらいに現場に戻った。赤外線カメラで確認したが、全く漂流者
を確認できなかった。                    
 ―不審船の火災については。                
 威嚇射撃をして発火したので、原因は威嚇射撃ではないかと思う
。急に出火してびっくりしたという感じだ。          
 ―不審船の消火活動は。                  
 手際がいいなという感じ。                 
 ―五百メートル以上近づくな、という指示はいつ、どのようにあ
ったか。                          
 衛星の船舶電話で指示があった。相手が武器を持っているかも分
からないという話もあった。                 
 ▽「いなさ」の石丸昭船長                 
 ―正当防衛射撃はロケット弾の発射の前か後か。       
 (長い沈黙)分からないです。               
 ―赤い炎を見たのか。                   
 見ました。                        
 ―一発か、二発か。                    
 私が見たのは一発だ。                   
 ―正当防衛射撃の判断は船長、本部どちらが先か。      
 十管本部長です。                     
 ―どういうやりとりがあったのか。             
 「正当防衛射撃をせよ」と言われた。            
 ―その前に「いなさ」からはどういう報告をしたか。     
 「撃たれた」と(報告した)。               
 ―正当防衛射撃をしたときの心境は。            
 当然の職務だ。職務の重大さに身震いがした。        
 ―攻撃を受けたことが救助活動に影響を与えたか。      
 ないと思う。                       
 ―救助活動の内容は。                   
 少し離れたところから赤外線視認装置で確認し、救命浮輪を投げ
入れた。                          
 ―接近はしなかったのか。                 
 どんな物を持っているか分からないし、本庁からの指示もあった
。                             
 ―威嚇射撃でも止まらない不審船を見て、どう感じたか。   
 テロや能登半島沖のようなことの可能性もあると思った。   
(了)  011224 2249              
[2001-12-24-22:49]

12/24 22:42 差し替え 巡視船が鹿児島入港  社会71

 共A3F113社会71S「銃弾の巡視船が鹿児島入港」(2)
完(1)の2行目「二人」を「三人」と差し替え。       
(了)  011224 2241              
[2001-12-24-22:42]

12/24 22:36 差し替え 被弾の巡視船入港  社会71

 共A3F090社会71S「被弾の巡視船が鹿児島入港」(2)
完(1)の15行目「計約百六十八発」を「計百六十八発前後」と
差し替え。また同20行目「約百三十二発」を「百三十二発前後」
と差し替え。                        
(了)  011224 2236              
[2001-12-24-22:36]

12/24 22:36 不審船がロケット弾2発 命中せず、工作船濃厚に  社会79

 東シナ海での不審船銃撃・沈没事件で、不審船は海上保安庁の巡
視船「いなさ」と「あまみ」に向け、肩に担いで撃つロケットラン
チャーで攻撃していたことが二十四日、海上保安庁の調べで分かっ
た。少なくとも二発が発射されたが、命中しなかった。     
 同庁は不審船が複数の武器を装備しロケット弾まで使用したこと
から、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船の可能性がさら
に強まったとみている。                   
 同庁は赤外線映像の分析などから「不審船は船内で大きな爆発が
起きた。船底に大量に水が入り沈没したと推定される。自沈の可能
性は否定できない」との見方を示した。            
 また「あまみ」の首席航海士揚野豊文さん(43)が、銃弾の破
片とみられる金属片で目に十日間のけがをしていたことが分かり、
負傷者は計三人となった。                  
 巡視船四隻は同日、鹿児島市の谷山港に入港。巡視船側の発砲は
計五百九十発と判明、被弾は百六十八発前後とみられる。    
 肩撃ち式のロケットランチャーは戦車などを破壊するために使わ
れ、北朝鮮など旧東側諸国の軍隊で多用されている。海上保安庁は
ロケット弾攻撃の瞬間を赤外線カメラで撮影、映像を公開した。 
 不審船の甲板上にいた約十人のうち二、三人がロケットランチャ
ーを肩に担いでいるのを、「いなさ」の赤外線監視装置が確認。そ
の後、赤い炎が「いなさ」と「あまみ」の真上を通過したという。
ほぼ同時に発射されたとみられ、航空機上からも発射のもようが確
認された。                         
 同庁警備救難部の坂本茂宏管理課長は「海上保安庁の巡視船がロ
ケット弾の攻撃を受けたのは初めて。過去最も危険な任務遂行だっ
た」と述べた。                       
 巡視船が二十二日に威嚇射撃した際、不審船がイカ釣り用ランプ
を装備して船上に掲げていたことも分かり、同庁はイカ釣り漁船を
装っていた可能性があるとみている。             
 同庁は二十四日、巡視船十二隻と航空機十六機で、沈没した不審
船の乗組員の捜索を続行、漂流物四十―五十点を回収した。第十管
区海上保安本部(鹿児島)と鹿児島県警のそれぞれの捜査本部は、
被害のなかった「みずき」を除く三隻を合同で実況見分し、ひび割
れたガラスや穴のあいた船体などを調べた。          
 不審船の乗組員約十五人のうち、これまで三人が遺体で見つかり
、捜査本部は同日、収容した二遺体を検視した。        
(了)  011224 2236              
[2001-12-24-22:36]

12/24 22:23 船長会見詳報(4)  社会69

 ▽「いなさ」の石丸昭船長                 
 二十二日午前二時、長崎海上保安部からの不審船対応出動指令に
より、武器使用も想定して出動した。現場には同日午後一時ごろ、
到着した。不審船は速力約十ノットで走行、十管本部からの指示に
基づき距離約五百メートルまで接近した。           
 午後九時五十三分ごろ、「あまみ」「きりしま」による挟撃を実
施中、不審船の右へ約三百メートルに位置し、待機態勢としたとこ
ろ、突然「あまみ」が銃撃を受け、その直後、本船に対しても銃弾
が当たったことから正当防衛射撃を実施、二十二日午後十時十三分
ごろ、該船は沈没した。                   
 沈没後、七、八人がひとかたまりとなって漂流していたことから
、本船は付近に救命浮環三個を投入するなどしたが、現場は大しけ
で夜間でもあったことから見失った。             
 その後本部からの指示により、二十三日午後二時ごろまで付近海
域の捜索救助活動を行ったが、本船の残燃料が限界となったことか
ら、捜索救助活動を中止し、現場を離れた。          
 被弾時は総員船橋内にいて射撃態勢をとっていた。不審船の動き
は、灯火などが全く見えなかったため目視では確認できず、「あま
み」が被弾した直後、本船に被弾した。本船の銃弾が「あまみ」「
きりしま」に当たらないように後進で下がり、正当防衛のための船
体射撃を実施した。                     
 不審船の沈没直後、沈没海域付近に約十五人の漂流者が見えたの
で、「いなさ」「きりしま」にてただちに救命浮環六個を投入する
など、可能な救助措置を講じた。               
 しかし漂流者から手りゅう弾などの携行武器で攻撃される恐れも
あったため、救助活動は巡視船乗組員の安全を確保しつつ、慎重に
行っていた。                        
 また当時、夜間は北西の風十メートル、波高四メートルと大しけ
の状態で、主にIR(赤外線監視装置)で漂流者の確認を行う状況
だった。漂流者および乗組員の安全を確保しつつ救助作業に当たっ
ていたところ、同日の午後十一時四十五分ごろからIR上の視界か
らロストした。その後IRを使用して発見に努めたが、発見には至
っていない。                        
 数百発以上と思われる巡視船に対する正確な射撃およびロケット
弾と思われる反撃の中でもあったことから海上保安官の生命の防護
のためには、最善を尽くしたと思う。             
 ―正当防衛射撃はロケット弾の発射の前か後か。       
 (長い沈黙)分からないです。               
 ―感覚的には。                      
 夜間だったので…。                    
 ―相前後してか。                     
 そうですね。(長い沈黙)はい。              
 ―赤い炎を見たのか。                   
 見ました。                        
 ―(炎は)どこを飛んで行ったか。             
 本船の右舷前方上空だ。                  
 ―一発か、二発か。                    
 私が見たのは一発だ。                   
 ―正当防衛射撃の判断は船長、本部どちらが先か。      
 十管本部長です。                     
 ―どういうやりとりがあったのか。             
 「正当防衛射撃をせよ」と言われた。            
 ―その前に「いなさ」からはどういう報告をしたか。     
 「撃たれた」と(報告した)。               
 ―正当防衛射撃をしたときの心境は。            
 当然の職務だ。職務の重大さに身震いがした。        
 ―攻撃を受けたことが救助活動に影響を与えたか。      
 ないと思う。                       
 ―救助活動の内容は。                   
 少し離れたところから赤外線視認装置で確認し、救命浮輪を投げ
入れた。                          
 ―接近はしなかったのか。                 
 どんな物を持っているか分からないし、本庁からの指示もあった
。                             
 ―正当防衛射撃をする際、船長として船員に何と呼びかけたか。
 「備えよ」と。記憶にない。                
 ―威嚇射撃でも止まらない不審船を見て、どう感じたか。   
 テロや能登半島沖のようなことの可能性もあると思った。   
 ―いったん不審船が止まりかかった時「解決した」と思ったか。
 「まだ続くな」と思った。「どこまで行くかな」と。     
 ―ロケット弾を発射された時はどう思ったか。        
 びっくりした。しかし持っているという前提で訓練してきたので
…。                            
(了)  011224 2222              
[2001-12-24-22:23]

211 12/24 22:09 挿入 巡視船鹿児島入港  社会71

 撃ち込まれた弾は、つぶれて原形をとどめていないものもあり、
発射した銃の種類や口径などの特定には時間がかかるとしている。
(了)  011224 2208              
[2001-12-24-22:09]

12/24 22:00 船長会見詳報(3)  社会68

 ▽「みずき」の堀井和也船長                
 能登半島沖の不審船事案の時、私は海上保安庁の方にいた。よく
やったという記憶というよりも、マスコミや国会から「なんで逃し
たんだ」という論調での非難の方が大きかったように記憶している
。                             
 そういう苦い経験があり、今回最終的に威嚇射撃して不審船を停
船させられたということは、海上保安庁の巡視船乗組員として職務
は全うできて、正直なところほっとしたという気持ちだ。    
 こちらの三隻に被害が出たことや、不審船を捕そくして乗組員を
確保できなかったことも非常に残念。今回の一連の作業につきまし
ても、乗組員の一致団結した動きがあったから、なしえたことと思
う。                            
 ―警告は何語で。                     
 英語と中国語。「停船しない場合には射撃する」と。     
 ―沈没後、救助に向かったときの様子は。          
 現場から南に約七千メートルほど離れて、その後午後十時四十五
分ぐらいに現場に戻った。赤外線カメラで確認したが、全く漂流者
を確認できなかった。                    
 ―どのくらい離れて確認作業を。              
 本部の方から五百メートル以内に近づかないようにとの指示があ
ったので、大体五百メートルぐらいのところで監視していた。  
 ―赤外線カメラなどで確認に適した距離は。         
 可能な距離だと思う。                   
 ―僚船が被弾したと聞いてどう思ったか。          
 ひとまず現場に戻る、ということが頭に浮かんだ。救助になるの
か、射撃の命令が出るのかはちょっと分からなかったが、ひとまず
感じたのは、現場に戻るということだ。            
 ―どれぐらいの火災だったか。               
 普通の、というかオレンジ色の火が出てしばらく続いていた。 
 ―火災の要因は。                     
 威嚇射撃をして発火したので、原因は威嚇射撃ではないかと思う
。                             
 ―乗組員が自分たちで火を付けたという感じではなかったか。 
 乗組員の姿はいなかったので射撃した。乗組員が火を付けたかど
うかは分からない。消火活動も行わなければならなくなるかと思い
、準備に入った。                      
 ―消火作業の命令は。                   
 出ていない。ただ本船の方から「準備をする」と(伝えた)。 
 ―射撃時に出火の想定は。                 
 していなかった。                     
 ―当たり所が悪かった。                  
 分からない。急に出火してびっくりしたという感じだ。    
 ―可燃物に引火した。                   
 そのような感じがした。                  
 ―不審船の消火活動はどのように。             
 出火して、乗組員が出て、風上に向かって後進をかけた。そうす
ると船橋が火をかぶらないで済む。それでバックしながら乗組員が
火を消していた。あとは消火器や毛布のような布をかぶせたりして
いた。                           
 ―それを見て。                      
 手際がいいな、と思いました。               
 ―火災の被害状況は。                   
 若干ただれたような感じで、船橋に火が回っている感じは受けな
かった。                          
 ―不審船で消火していたのは何人ぐらいか。         
 四、五人だったと思う。                  
 ―服装は。                        
 Tシャツなどの軽装で、女性は確認できなかった。      
 ―射撃時の距離は。                    
 約百五十メートル。不審船の右舷側だ。           
 ―撃たれても逃げ続ける不審船に不気味さを感じなかったか。 
 不気味さというより、停船させなければならないという任務のこ
とで頭がいっぱいだった。                  
 ―五百メートル以上近づくな、という指示はいつ、どのようにあ
ったか。                          
 衛星の船舶電話で指示があった。相手が武器を持っているかも分
からないという話もあった。                 
 ―能登半島の事案の時、海上保安庁でどのようなことを。   
 警備第二課で、同様の任務に就いていた。          
 ―消火活動を行った船員の服装は。             
 Tシャツのような上に、下は長ズボンということ以外は分からな
い。髪形はぼうずではなかった。               
 ―アジア系か。                      
 全員見たわけではないが、パッと見だ。           
(了)  011224 2200              
[2001-12-24-22:00]

12/24 21:58 番外18 不審船銃撃・沈没事件で、第十管区海上保 社会

 不審船銃撃・沈没事件で、第十管区海上保安本部の黒木正警備救
難部長は二十四日夜の会見で「不審船は船内で爆発が起き、船底に
大量に水が入り沈没したと推定される。自沈の可能性は否定できな
い。それほど大きな爆発」と述べた。             
(了)  011224 2158              
[2001-12-24-21:58]

12/24 21:44 番外17 不審船銃撃・沈没事件で、第十管区海上保 社会

 不審船銃撃・沈没事件で、第十管区海上保安本部は二十四日、巡
視船「あまみ」の首席航海士が、銃弾の破片とみられる金属片で、
まぶたの内側に十日間のけがをしていたことが分かったと発表した
。                             
(了)  011224 2144              
[2001-12-24-21:44]

12/24 21:36 挿入 不審船ロケット弾本記  社会58

 共A3T524社会58S「不審船がロケット弾2発」(4)完
(1)の22行目「被弾は」の後に「三隻計」を挿入、同「百六十
八発」に続ける。                      
(了)  011224 2135              
[2001-12-24-21:36]

12/24 21:13 海保側の被害状況一覧  社会75

 第十管区海上保安本部によると、被弾した巡視船「あまみ」「き
りしま」「いなさ」の被害状況は次の通り。          
 【あまみ】金城良武航海長(49)は後頭部や右前腕部に金属片
があり、一週間のけが。長友良治航海士(54)は左ひじ内部に金
属片があり、三―四日のけが。                
 マストと船外構造物に三十一発、船橋外板に八十一発、船橋窓ガ
ラスに約二十発被弾。                    
 機関状態表示装置、二号レーダー、後部監視カメラ、気圧計、衛
星利用測位システム(GPS)、時計、左舷翼角指示計、赤外線捜
索監視装置、スピーカー、警備救難情報表示装置、警備救難艇(船
艇後部にある搭載艇)、船尾開閉式扉、ビルジキール(船の横揺れ
を軽減するための板)を破損。                
 【きりしま】船長室に二発、機関室に二発、航海長室に二発、公
室に三発、船橋に三発、マストに二発(一発は擦過痕)、手すりに
一発、十三ミリ台座に一発、防弾板格納箱に二発(擦過痕)、公室
天蓋(船首側)甲板コーミングに二発、機動艇に一発(後部浮体貫
通)被弾。                         
 船橋ガラス一枚にひび。左舷船首部から中央にかけ擦過痕、左舷
防舷帯切損、左舷外板凸損の損傷。              
 【いなさ】機関室四発、公室四発、船長室一発、浴室・便所二発
、居住区二発、船橋二発被弾。                
 船橋ガラス一枚にひび。主機関右舷機使用不可(制御空気ユニッ
ト被弾による)。左舷船首部船帯約三メートルの曲損。左舷ビルジ
キール長さ約一メートル二カ所曲損。右舷手すり折損一本、凸損一
本。                            
(了)  011224 2113              
[2001-12-24-21:13]

12/24 21:11 挿入、追加 被害状況一覧  社会32

 【いなさ】機関室四発、公室四発、船長室一発、浴室・便所二発
、居住区二発、船橋二発被弾。                
 船橋ガラス一枚にひび。主機関右舷機使用不可(制御空気ユニッ
ト被弾による)。左舷船首部船帯約三メートルの曲損。左舷ビルジ
キール長さ約一メートル二カ所曲損。右舷手すり折損一本、凸損一
本。                            
(了)  011224 2110              
[2001-12-24-21:11]

12/24 20:45 船長会見詳報(2)  社会67

 ▽「きりしま」の堤正己船長                
 (概要説明)二十二日午後二時ごろ、先着の巡視船「いなさ」に
一時間ほど遅れて現場に到着。「あまみ」と共に不審船を挟撃した
。「あまみ」が銃撃を受け、引き続き本船も左右の船橋付近から銃
撃を受けた。退避命令に基づき「あまみ」が下がった後、やや遅れ
て本船が後方に下がり、その後間髪を入れず巡視船「いなさ」が反
撃した。                          
 不審船との距離は、二―三メートルから五メートル前後まで接近
したが、乗り込むことは想定していなかった。         
 「パチパチパチパチ」と爆竹のような音がしたので、身を乗り出
して見たら、船橋の下の方から戸を開けて発砲していた。私は乗組
員三人を見た。                       
 ―撃たれた時恐怖を感じたか。               
 緊張していたので、まず「何が起こったんだ」と、状況を把握し
ようとした。                        
 ―「あまみ」の船員が撃たれたのを聞き、どう思ったか。   
 日ごろ訓練を一緒にやり、乗組員をよく知っているので「やられ
たか」という感じと、本船のように防弾化されていないことが残念
だった。                          
 ―「きりしま」からは一発も撃っていないのか。       
 撃っていない。                      
 ―不審船が沈没した時の様子は。              
 「あまみ」に続き本船が下がった後、すぐさま本船の左舷側から
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>反撃が始まった。かなりまともに当たっていたので、あっという間
に沈んだという感じだった。通常の海難みたいにゆっくり横転する
ような感じではなかった。                  
 ―攻撃以外の音は。                    
 船橋で赤外線監視装置を見ていた者が「爆破、爆破」と小声で言
っていたので、「なんだ」と聞いたら「赤外線で見えるものがある
」と答えた。                        
 ―どのへんから見えた。                  
 「いなさ」の発砲で当たった個所からかと思う。       
 ―不審船自体から爆発したような感じを受けたか。      
 肉眼では確認できなかった。                
 ―沈没の様子は?                     
 二、三秒とかではないが、十秒とか秒単位だった。      
 ―「爆破」というのは、いなさの弾が当たったという意味での爆
破か                            
 私の横で赤外線で見ていた船員が「爆破しているような感じがす
る」と言った。                       
 ―沈む直前の話か。                    
 そう。                          
 ―それはなんだったと思うか。               
 ロケット弾の発射の炎だったのか、それとも相手が持っていた弾
薬に引火したのか…。分からない。              
 ―海に浮かんでいる乗組員から救助を求めるアクションは。  
 救助を求める人影は一切見ていない。            
 ―浮輪を投げたか。                    
 三個投げた。                       
 ―遺体の状況は?                     
 見た者は、東洋系で、身長が一七○センチぐらい、筋肉質で、鍛
え上げた体であるような感じがすると言っていた        
 ―武器は?                        
 一切身につけていなかった。                
(了)  011224 2045              
[2001-12-24-20:45]

12/24 20:42 被弾の巡視船が鹿児島入港 実況見分で被害詳細に  社会71

 不審船銃撃・沈没事件で、銃撃を受け乗組員二人が負傷した名瀬
海上保安部(鹿児島県名瀬市)の巡視船「あまみ」や、機関砲で応
戦した長崎海保の「いなさ」など計四隻が二十四日、鹿児島市の谷
山港に入港した。                      
 第十管区海上保安本部と鹿児島県警のそれぞれの捜査本部による
合同の実況見分で、被害の詳細が判明、福岡海保の「みずき」を除
く三隻で、計約百六十八発の銃弾を受けていたことが分かった。 
 不審船の右側から接舷しようとした「あまみ」は、約百三十二発
と最も多く被弾した。船橋のガラスはひび割れ、衛星利用測位シス
テム(GPS)やレーダーが破損していた。          
 「あまみ」とともに不審船を挟み撃ちにしようとした串木野海保
(鹿児島県串木野市)の「きりしま」には二十一発。不審船から約
三百メートル離れていた「いなさ」にも、機関室などに十五発撃ち
込まれ、三つある主エンジンの一つが使用不能になった。    
 「あまみ」の久留主真佐夫船長ら四人の船長は十管本部で会見し
、激しい銃撃や緊迫した船内の様子を説明した。        
(了)  011224 2041              
[2001-12-24-20:42]

12/24 20:42 船長会見詳報(1)  社会66

 不審船銃撃・沈没事件に関係した巡視船の船長が記者会見した内
容は次の通り。                       
 ▽「あまみ」久留主真佐夫船長               
 (概要説明)二十二日午前二時七分ごろ、名瀬海上保安部から指
令があり、現場へ向かった。午後九時四十分ごろ、「きりしま」と
挟撃して不審船捕そくの指示を受け、右舷側に接舷したところ攻撃
を受けた。                         
 被弾時、不審船の右舷側から約二○度の角度で接近し接舷した。
人員配置は、船橋前部に小銃の射撃指揮官一人、射手二人、船橋内
に操船指揮を含めて十四人、船橋後部に最少人員一人を配置。不審
船の反撃に備え、船体を防護盾として監視していたところ、銃撃を
受けたため、乗組員が一発反撃した。             
 不審船は、船橋に一人、船橋後部に二人。「あまみ」が一回目接
舷を試みたところ、後部の乗組員はたばこを吸っていたのを乗組員
が認めている。再度接舷したところ、船橋後部にいた二人は、肩か
ら赤っぽい毛布をかけていた。船橋にいた者が合図したかのように
、船橋後部後半にいた二人が発砲したため、「あまみ」は全速後進
で退いた。                         
 被害状況は、マストと船外構造物三十一発、船橋窓ガラスが計七
枚、約二十発。機関状態表示装置、二号レーダー、後部監視カメラ
、気圧計、GPSなど破損。                 
 ―銃撃はどのくらいの時間か。               
 交戦は二十二日午後十時九分から約一分間前後だと思う。   
 ―船内の様子は。                     
 みな一致団結してこの業務を遂行すると当たり前のことのように
やっていた。                        
 ―逃げたりは。                      
 壁に身を隠して業務にあたった。              
 ―攻撃は想定したか。                   
 挟撃で確保する指令だったので、反撃も射撃も少しは想定してい
た。                            
 ―反撃の様子。悲鳴は。                  
 悲鳴は聞いていない。初めての業務だったので、身を隠して、後
進しかけたときに負傷者が出たと知ったので、下に連れていって手
当てした。                         
 ―船長はどこに。                     
 船橋の左側で操船指揮をしていた。不審船の右舷側に接舷したの
で、左側で操船指揮できる位置にいた。            
 ―負傷者のことはどこで聞いた。              
 やられた者はいないかということで、金城(良武航海長)と長友
(良治航海士)がけがをしたと付近にいた者が言った。     
 ―どんな状況で。                     
 長友は船橋の中央でかじについていた。金城はその右横のいすの
ところに座っていた。                    
 ―船長の近くにいたのか。                 
 操舵(そうだ)室はそう広くないので。           
 ―船長のいたところにも弾は飛んできたか。         
 操舵室は窓ガラスがあるから、穴があいているところを見て、弾
が飛んできたところは見た。                 
 ―その時の気持ちは。                   
 極めて危険な作業だったが、警察機関である海上保安庁の使命と
して業務に当たった。                    
 ―銃撃の際の指示は。                   
 「伏せろ」と私やほかの者も言ったと思う。私は方言で「かがめ
」と言った                         
 ―負傷者の確認をした時、本人が申し立てたのか。      
 はっきり記憶してないが、船橋にいたから周りの者が言ったと思
う。                            
 ―「あまみ」の攻撃は。                  
 一発撃った。現場に射撃の指揮がいるので、撃ってきたから正当
防衛で。                          
 ―何を撃った。                      
 持ち運び式の64式自動小銃。形は猟銃のよう。       
 ―撃たれたとき音や光は。                 
 光は感じた。音も聞いた「パン」とか「プシュ」とか。    
 ―ずっと続いたのか。                   
 ダダダと撃って休んでまた撃つという感じ。光はピカッとする普
通の光。午後十時九分だから、暗やみになる。本船は航海灯と観照
灯をつけて接近したので、操舵室内は夜間航行中真っ暗にしてるの
で。                            
 ―「あまみ」に防護板は                  
 船橋周りに防弾板を常時つけている。            
 ―当時の状況を振り返って。                
 使命としてできる限りのことをやったと思っている。     
 ―これほどの反撃は想定していなかったか。         
 「きりしま」が接舷などをした時には反撃していなかったので、
そのあたりはあるんじゃないかと思う。            
 ―恐怖は全く感じなかったか。               
 使命であると考え、全く感じていない。           
 ―後部ボートはどうやって破損したのか。          
 接舷前に異常は感じてなかったが、離脱後退したときに波が入っ
てなったんじゃないか。現認していない。推測だ。       
 ―退避は連射が一段落してからか。             
 続いている中でだ。                    
 ―負傷した二人の様子は。                 
 「痛い痛い」と叫んだりはしなかった。           
 ―後退の操作をしていた人は、弾をよけるような姿勢をとったの
か。                            
 台にかがんで(アクセルにあたる)レバーを引っ張った。   
 ―「あまみ」左舷の傷は。                 
 接舷時のものと思う。                   
―かなり激しくぶつかったのか。               
 強く当たると相手が沈没する恐れがあるので、スピードを調整し
た。                            
 ―ロケット弾まで持っていたことに対しては。        
 見ていないので、控えさせてもらう。            
 ―撃たれた時の距離は。                  
 四、五メートル。                     
 ―不審船の銃武装化が進んでいるが、今後の業務に対する気持ち
で影響を受けることは。                   
 今後このようなことがあっても、今回の対応を踏まえきちっと対
応していくつもり。                     
 ―現在の装備で対応できるか。               
 え、あの…(沈黙)                    
(了)  011224 2041              
[2001-12-24-20:42]

12/24 19:49 不審船がロケット弾2発 命中せず、工作船濃厚に  社会58

 東シナ海での不審船銃撃・沈没事件で、不審船は海上保安庁の巡
視船「いなさ」と「あまみ」に向け、肩に担いで撃つロケットラン
チャー状の武器で攻撃していたことが二十四日、海上保安庁の調べ
で分かった。少なくとも二発が発射されたが、命中しなかった。 
 同庁は不審船が複数の武器を装備しロケット弾まで使用したこと
から、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船だった可能性が
さらに強まったとみている。                 
 巡視船四隻は同日、鹿児島市の谷山港に入港。巡視船側の発砲は
計五百九十発と判明、被弾は百六十八発とみられ、「あまみ」の久
留主真佐夫船長は「これほどの反撃を受けるとは思わなかった」と
説明した。                         
 肩撃ち式のロケットランチャーは戦車などを破壊するために使わ
れ、北朝鮮など旧東側諸国の軍隊で多用されている。海上保安庁は
ロケット弾攻撃の瞬間を赤外線カメラで撮影、映像を公開した。 
 不審船の甲板上にいた約十人のうち二、三人がロケットランチャ
ーのようなものを肩に担ぐようにして構えるのを「いなさ」の赤外
線監視装置が確認。その後、赤い炎が「いなさ」と「あまみ」の真
上を通過したという。ほぼ同時に発射されたとみられ、航空機上か
らも発射のもようが確認された。               
 同庁警備救難部の坂本茂宏管理課長は「海上保安庁の巡視船がロ
ケット弾の攻撃を受けたのは初めて。過去最も危険な任務遂行だっ
た」と述べた。                       
 一方、第十管区海上保安本部(鹿児島)は、巡視船「いなさ」と
「みずき」が二○ミリ機関砲をそれぞれ三百六十六発と二百二十三
発、「あまみ」も小銃一発を発砲したことを発表した。     
 巡視船が二十二日に威嚇射撃した際、不審船がイカ釣り用ランプ
を装備して船上に掲げていたことも分かり、同庁はイカ釣り漁船を
装っていた可能性があるとみている。             
 同庁は二十四日、巡視船十二隻と航空機十六機で、沈没した不審
船の乗組員や浮遊物の捜索を続行。十管本部と鹿児島県警のそれぞ
れの捜査本部は、被害のなかった「みずき」を除く三隻を合同で実
況見分し、ひび割れたガラスや穴のあいた船体などを調べた。  
 不審船の乗組員約十五人のうち、これまで三人が遺体で見つかり
、捜査本部は同日、収容した二遺体を検視した。        
(了)  011224 1948              
[2001-12-24-19:49]

12/24 19:28 「責務の重大さに身震い」 4船長が緊迫の現場を再 社会62

 「恐怖というより、何が起こっているのか知ろうとした。職業意
識が先に立った」「(正当防衛行為の)重大さに身震いがした」―
。不審船から数メートルの至近距離で銃撃を受けた「あまみ」など
、鹿児島へ帰港した四巡視船の船長が二十四日午後、第十管区海上
保安本部(鹿児島市)で相次いで記者会見、当事者の口から初めて
、銃撃戦の緊迫した様子が生々しく語られた。         
 操舵(そうだ)室を中心に約百三十発被弾した「あまみ」の久留
主真佐夫船長は硬い表情で「先に『きりしま』が接舷していたので
、これほどの反撃を受けるとは思わなかった」と銃撃を受けた感想
を漏らした。                        
 「怖かったですか」との質問には「任務ですから」と繰り返す。
「小型ロケット砲など不審船の重武装化に対応できるのか」と問わ
れると、口を真一文字に結んで黙り込んだ。          
 一方「きりしま」の堤正己船長は「爆竹のような音がしたので不
審船を見ると、ブリッジの引き戸を開けて男が出てきて、自動小銃
を撃ち出した。恐怖というより、緊張しているので、何が起こった
のかを知ろうとした」ときっぱり。              
 二船への銃撃を受けて、不審船へ機関砲を撃ち込んだ「いなさ」
の石丸昭船長は「正確な射撃に、ロケット弾の使用。こちらの生命
の安全のためには、あれが限界だ。職務の重大さに身震いがした」
と慎重に言葉を選びながら正当防衛だったことを強調した。   
 一昨年三月、能登半島沖の不審船事件の際、海上保安庁警備第二
課で対応にあたったという「みずき」の堀井和也船長は「あの時は
、よくやったというより、何で逃がしたという非難が強かった記憶
があるが、今回は危機管理官庁としての職務を全うできてほっとし
た」と疲労の中にも充実感をのぞかせた。           
(了)  011224 1927              
[2001-12-24-19:28]

12/24 19:13 ロケットランチャーとは  社会60

 ロケットランチャー 肩に担いで使う携行式のロケット発射装置
。旧ソ連で開発されたRPG―7が最も有名で、旧東側諸国を中心
に世界中で生産され、正規軍だけでなく各国の特殊部隊や、アフガ
ニスタンでのゲリラ戦などでも広く使用されている。      
 RPG―7は全長約99センチ、口径は85ミリで、有効射程は
500メートル。もともと戦車のような装甲車両に対して使われ、
約30センチの貫通力を持つが、建物や低空のヘリコプターなどへ
の攻撃にも使われることがあるという。            
(了)  011224 1912              
[2001-12-24-19:13]

12/24 18:32 海保側の被害状況一覧  社会32

 第十管区海上保安本部によると、被弾した巡視船「あまみ」「き
りしま」の被害状況は次の通り。               
 【あまみ】金城良武航海長(49)は後頭部や右前腕部に金属片
があり、一週間のけが。長友良治航海士(54)は左ひじ内部に金
属片があり、三―四日のけが。                
 マストと船外構造物に三十一発、船橋外板に八十一発、船橋窓ガ
ラスに約二十発被弾。                    
 機関状態表示装置、二号レーダー、後部監視カメラ、気圧計、衛
星利用測位システム(GPS)、時計、左舷翼角指示計、赤外線捜
索監視装置、スピーカー、警備救難情報表示装置、警備救難艇(船
艇後部にある搭載艇)、船尾開閉式扉、ビルジキール(船の横揺れ
を軽減するための板)を破損。                
 【きりしま】船長室に二発、機関室に二発、航海長室に二発、公
室に三発、船橋に三発、マストに二発(一発は擦過痕)、手すりに
一発、十三ミリ台座に一発、防弾板格納箱に二発(擦過痕)、公室
天蓋(船首側)甲板コーミングに二発、機動艇に一発(後部浮体貫
通)被弾。                         
 船橋ガラス一枚にひび。左舷船首部から中央にかけ擦過痕、左舷
防舷帯切損、左舷外板凸損の損傷。              
(了)  011224 1832              
[2001-12-24-18:32]

12/24 18:18 迫られる巡視船の防弾対策 ロケット弾、数十センチ 社会55

 不審船銃撃・沈没事件で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の
工作船とみられる不審船が、ロケット弾のようなものを巡視船に向
け発射した。対戦車用だったとすれば、数十センチの鉄板を貫通す
る威力があり、海上保安庁は巡視船の一層の防弾対策、機能強化を
迫られることになる。                    
 同庁は、一九九九年三月の北朝鮮の工作船事件を契機に、「つる
ぎ」など高性能の高速特殊警備船三隻を今年三月までに就役させる
一方、従来の巡視船の装備を強化した。            
 夜間に周囲をチェックする従来の赤外線監視装置に加え、操舵(
そうだ)室などに防弾鋼板を装着。              
 揺れる船上でも照準を固定できる自動照準式の二○ミリ機関砲搭
載も進め、「高速小型巡視船」と位置付けて日本海側を中心に配置
した。                           
 今回不審船の周囲を取り囲んだ四隻の巡視船のうち、「みずき」
と「いなさ」はこの高速小型巡視船。自動照準の二○ミリ機関砲で
船体射撃した。                       
 海上保安庁は防弾機能強化策について詳細を明らかにしていない
が、ロケット弾が使われたことについて、同庁警備救難部の坂本茂
宏管理課長は「ブリッジに当たったら、恐らくこっぱみじんだった
」と話している。                      
(了)  011224 1817              
[2001-12-24-18:18]

12/24 18:10 99年事件受け武装強化か 専門家が指摘  社会53

 東シナ海で銃撃戦の末に沈没した不審船がロケット弾を発射した
ことについて、軍事問題や国際情勢に詳しい専門家からは「日本へ
の潜入を目的とした工作船が、武装強化を進めたのではないか」と
の見方が出ている。                     
 「コリア・レポート」編集長の辺真一さんは「単なる密輸組織の
船なら、ロケットを装備することはないし、装備しても扱えない」
とした上で「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船の可能性
が高まった」と指摘。                    
 北朝鮮情勢に詳しいジン・ネットの高世仁さんは、一九九九年三
月の能登半島沖での不審船事件をきっかけに、日本への工作船が海
上保安庁や海上自衛隊への警戒を強め、「武装を強化した可能性が
高い」と分析する。                     
 二年前の事件では、日本漁船を装った二隻の不審船に対して初の
海上警備行動が発動され、海自の護衛艦が警告発砲した。    
 関係者の間には「威嚇とはいえ武器を向けて激しい追撃を行った
のは画期的。あれ以降、北朝鮮が日本への対応を変えるはずだ」と
の見方が出ているといい、高世さんは「今回の事件で的中した形。
今後は日本へ工作員を潜入させる際にも、韓国への場合と同様、潜
水艦や半潜水艇を使うようになるのではないか」と推測する。  
 一方、前田哲男東京国際大教授(安全保障論)は不審船が装備し
ていたロケット弾の威力について「船の喫水線など当たる場所によ
っては最悪沈没も考えられるが、旧東側諸国は自国生産しており、
いわばもっともありふれた歩兵用の武器だ」と指摘。      
 「海保の装備を安易に軍隊化すると、日本漁船も今後同様の対応
をされる懸念がある」として、こうした武器使用に対する、日本側
の安易な装備強化には警鐘を鳴らしている。          
(了)  011224 1810              
[2001-12-24-18:10]

12/24 17:21 不審船がロケット弾攻撃 巡視船に2発、命中せず  社会42

 東シナ海での不審船銃撃・沈没事件で、不審船は海上保安庁の巡
視船「いなさ」と「あまみ」に向け銃弾だけでなく、肩に担いで撃
つロケットランチャー状の武器で攻撃していたことが二十四日、海
上保安庁の調べで分かった。少なくとも二発発射され、いずれも命
中しなかった。                       
 同庁は不審船がロケット弾まで使用したことから、朝鮮民主主義
人民共和国(北朝鮮)の工作船の可能性がさらに強まったとみてい
る。                            
 銃撃で乗組員二人が負傷した「あまみ」と「きりしま」は同日、
鹿児島市の谷山港に入港。記者会見した「あまみ」の久留主真佐夫
船長は、不審船から浴びた銃弾は約百三十発とし、「これほどの反
撃を受けるとは思わなかった」と当時の状況を説明した。    
 一方、第十管区海上保安本部(鹿児島)は、巡視船からの発砲が
二○ミリ機関砲五百八十九発、小銃一発の計五百九十発だったと発
表した。                          
 肩撃ち式のロケットランチャーは戦車などを破壊するために使わ
れ、北朝鮮など旧東側諸国の軍隊で多用され、同庁が確認を急いで
いる。                           
 同庁によると、不審船の甲板上にいる約十人のうち二、三人がロ
ケットランチャーのようなものを肩に担ぐようにして構えるのを「
いなさ」の赤外線監視装置が確認。その後、赤い炎が「いなさ」と
「あまみ」の真上を通過したという。             
 両巡視船に向けて発射されたのはほぼ同時だったとみられ、航空
機上からも発射のもようが確認された。            
 同庁警備救難部の坂本茂宏管理課長は「海上保安庁の巡視船がロ
ケット弾の攻撃を受けたのは初めて。過去最も危険な任務遂行だっ
た」と述べた。                       
 また巡視船が二十二日に威嚇射撃した際、不審船がイカ釣り用ラ
ンプを装備して船上に掲げていたことが判明。同庁は、不審船がイ
カ釣り漁船を装っていた可能性があるとみている。       
 同庁は二十四日、巡視船十二隻と航空機十六機で、沈没した不審
船の乗組員や浮遊物の捜索を続行した。            
(了)  011224 1721              
[2001-12-24-17:21]

12/24 17:20 「任務だから恐怖感じず」 2船長が緊迫の現場を再 社会49

 「恐怖というより、何が起こっているのか知ろうとした。職業意
識が先に立った」―。不審船から数メートルの至近距離で銃撃を受
けた巡視船「あまみ」「きりしま」の両船長が二十四日午後、第十
管区海上保安本部(鹿児島市)で記者会見、当事者の口から初めて
、銃撃戦の緊迫した様子が淡々と語られた。          
 操舵(そうだ)室を中心に約百三十発被弾した「あまみ」の久留
主真佐夫船長は硬い表情で「先に『きりしま』が接舷していたので
、これほどの反撃を受けるとは思わなかった」と銃撃を受けた感想
を漏らした。                        
 「怖かったですか」との質問には「任務ですから」と繰り返すば
かり。「小型ロケット砲など不審船の重武装化に対応できるのか」
と問われると、口を真一文字に結んで黙り込んだ。       
 また負傷した二人の乗組員を「早くよくなってほしい」と気遣い
、「できる限りのことはした」と事件対応を総括した。     
 一方「きりしま」の堤正己船長は「爆竹のような音がしたので不
審船を見ると、ブリッジの引き戸を開けて男が出てきて、自動小銃
を撃ち出した。恐怖というより、緊張しているので、何が起こった
のかを知ろうとした」ときっぱり。              
 「あまみ」の二人が負傷したと聞いたときは「やられたか、と思
った。『あまみ』は防弾化されていなかったから」と無念さをにじ
ませた。                          
 また不審船沈没の様子は「『いなさ』の砲撃をまともに受けてい
て、あっという間に沈んだ。海難のような普通の沈み方とは違う。
見ていた船員が『爆破しているような感じ』と言った」と説明した
。                             
(了)  011224 1719              
[2001-12-24-17:20]
12/24 17:16 「あまみ」130発被弾 巡視船4隻が鹿児島入港  社会48

 不審船銃撃・沈没事件で銃撃を受けた名瀬海上保安部(鹿児島県
名瀬市)の巡視船「あまみ」や、機関砲で応戦した長崎海保の「い
なさ」など計四隻が二十四日、鹿児島市の谷山港に入港し、船長ら
が第十管区海上保安本部で会見した。             
 乗組員二人が負傷した「あまみ」の久留主真佐夫船長は、不審船
から約百三十発の銃弾を浴び「これほどの反撃を受けるとは思わな
かった」と説明。                      
 串木野海保(同県串木野市)の「きりしま」の堤正己船長は「(
不審船は)船橋の下部から戸を開けて発砲していた」「怖いとの意
識が先に立つ状況ではなかった」と振り返った。        
 十管本部と鹿児島県警のそれぞれの捜査本部は合同で、被害のな
かった「みずき」を除く三隻を実況見分し、ひび割れたガラスや穴
のあいた船体など損傷の状況を調べた。            
 一方、沈没した不審船の乗組員の捜索は同日も続行。これまでに
約十五人のうち三人が遺体で見つかり、捜査本部は収容できた二遺
体をヘリコプターで鹿児島市に運び司法解剖して、詳しい死因など
を調べる。                         
(了)  011224 1715              
[2001-12-24-17:16]





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