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[アジアの街角から]様【日本政府が米国に迎合すればするほど, 人種差別的な妄言を欲望する具体例/汚職の連鎖】
http://www.asyura2.com/0311/nihon10/msg/1309.html
投稿者 なるほど 日時 2004 年 2 月 09 日 02:43:18:dfhdU2/i2Qkk2
 

(回答先: [アジアの街角から]様、[軍事情報]を“リベラル”なメールマガジンと紹介 投稿者 なるほど 日時 2004 年 2 月 03 日 19:17:26)

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┃ ☆ 月 曜 版 ☆  ≪ WEB 熱線 第364号 ≫2004/02/09_Mon  ++++ ☆
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┃ ☆ WEB 熱線 ☆    ―― アジアの街角から ――    ++++ ☆
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┃▼▽ あとがき ▽▼

O:ねえ、おばーちゃんが若い頃、昔の日本軍なんて見たことあるんですか?

婆:そりゃありますよ、ウチのほうにもたくさん来ましたよ。

O:ウチのほうって?、、あんな田舎=江蘇省南通政区如皋県車馬湖郷)にも
日本軍が来たんですか!?

婆:来た来た!ホントにたくさん来ましたよ。

O:ふ〜〜ん、それでなんかヒドイことをされましたか?

婆:う〜〜ん、その頃私は"花も恥らう18才"だったんだけど、、特にヒドイ
ことをされたとかはなかったですよ。ただ、どこかの家ではモノを盗られたと
かいう話は聞きましたけれど。

O:国民党軍が略奪していった後でも、まだ盗るものが残ってたんですか!?

婆:そりゃーまあ、みんな生きてかなけりゃなんないからね。
(国民党)軍有略奪(農)民有秘蔵..かな....フォッフォッフォッ。

O:うーーむ、(日本の)戦国時代の農民みたいだなー....。

―― そこでいつもの太々がクチバシをはさんできました。

太:まったく、日本軍の侵略のせいで中国はヒドイ目にあったんだよ。

O:おや?どこかの党の宣伝に染まってるようですね。あの頃の中国がどんな
状態だったのか知ってますか?----gosakuさんの受け売り----

・ロシアは、全満州を占領していたばかりでなく、外モンゴルも勢力下に入れ
内モンゴルに迫る勢いであり、
中央アジアでは、西トルキスタンから東トルキスタンへ牙を向けようとし、
・チベットを勢力下に置いたイギリスと勢力範囲を確定しつつあり。

中国本土でも、19世紀末の露仏独の三国干渉を経て、
・ドイツが山東半島から華北地方へ、
・イギリスは華中からチベットを、
・フランスは華南の広東から雲南省の雲貴高原へと力を伸ばし、
――勢力範囲が確定しつつありました。

△‥という状態だったんだよ。
日本軍がこなかったら、今頃中国なんて国は無くなっていたんじゃないの?

太:そうだねー、そうかもしれない、、だけどヤッパリ日本は悪い事をした!

O:どんな悪い事をしたの?

太:中国を侵略したでしょ....。

O:そりゃ当時の中国にチカラが無かっただけでしょー。
では、今の中国がこんなに広い国土を持ってるのはどうしてなの?
太古の大昔からこんな大きな国だったの?
ヤッパリ近隣を侵略し、征服してきたからじゃーないんですか?

もし当時の中国にチカラがあって日本が負けてたら、中国は日本をも支配した
んじゃーないんですか?現に----正確には中国=漢民族の国ではないけど----
元朝のときには日本を征服しようと攻めて=侵略)来たんじゃないんですか?

太々の弟々だって、(前の戦争では)中国が日本に勝ったわけじゃない、日本が
アメリカに負けたから結果として(中国は)助かっただけだ、、
そう言ってたじゃーないですか。

太:・・・・・・。



ではまた、ホントに面白い!水曜日号でお会いいたしましょう!(^o^)丿

http://www.melonpan.net/letter/backnumber.php?back_rid=246818



マルク・クレポン著 白石嘉治 編訳 『文明の衝突という欺瞞』
http://www.asyura2.com/0311/lunchbreak2/msg/714.html

件  名 : [新刊案内] マルク・クレポン著 白石嘉治 編訳 『文明の衝突という欺瞞』

差出人 : noriko

送信日時 : 2004/02/02 19:41


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マルク・クレポン著 白石嘉治 編訳 『文明の衝突という欺瞞』
[原著] Marc Crepon L'IMPOSTURE DU CHOC DES CIVILISATIONS
Editions Pleins Feux , 2002
新評論 2004-01 iSBN4-7948-0621-3 \1900+税
http://www.shinhyoron.co.jp/
http://www.shinhyoron.co.jp/books/newb/0621-3.htm

[目次]
日本語版への序文
第1章 文明概念の問題
第2章 恐怖を作り出す文化,敵を作り出す文化
付論 『文明の衝突という欺瞞』を読むために
1 法・歴史・政治 …… 桑田禮彰
2 文化の力の追求 …… 出口雅敏
3 文化と翻訳 …… マルク・クレポン
編訳者あとがきにかえて

講演会[2004-1月 = 終了]案内から転載
http://www.shinhyoron.co.jp/event031225.htm
--
■ マルク・クレポン(Marc Crepon)氏略歴

> 1962年生まれ. フランス国立科学研究所(CNRS)研究員. 専門領域は哲学. とりわけ言語とナショナリズムの関係に焦点をあてた著作活動を展開している. おもな著著として『精神の地理学』(1996), 『言語の悪しき
霊』(2000), 『言葉の約束』(2001)がある.

■ 『文明の衝突という欺瞞』要旨

> 9月11日のテロ攻撃以来, ハンチントンの「文明の衝突」論が再浮上する. それは, 米国の一連の武力報復を暗黙のうちに正当化する. この状況に対して, 著者は「文明の衝突」論が文化本質主義に基づく議論であること
を明快に説く. また文化本質主義を前提するかぎり, われわれの世界が「恐怖と敵を作り出す文化」に蝕まれていくと警鐘を鳴らす.
>
> これまでも学術的なレヴェルでは, ハンチントンの議論の難点が数多く指摘されてきた. だが, クレポン氏のように, 状況に介入しつつ理論的な批判を行う試みはなかった. さらにクレポン氏が日本語版のために書き下
ろした付論「文化と翻訳」では, ベンヤミンの翻訳論を出発点としつつ, カントの永遠平和論への回路が探られる. それは, 同じく付論に収録された桑田禮彰氏「法・歴史・政治」, 出口雅敏氏「文化の力の追求」の論考と
ともに, 今後いっそうの困難が予想される状況への確かな視座を提供するはずである.

■ 文化をめぐる言説のインフレーションに抗して 編訳者・白石嘉治 (しらいし・よしはる)

> 小泉とブッシュが首脳会談で「グレート・リーダー」「ストロング・リーダー」と呼び合う. 自衛隊のイラク派遣を目前に, いわば剥き出しの愚かさが露呈している. 石原についても同様である. 彼は排ガスのように失
言を撒き散らしながら, アニメ, カジノ, 監視カメラに執着する. これらに対する追認と忍従. われわれはどこかで, 批判の回路を見失ってしまったのではないか?
>
> クレポンの『文明の衝突という欺瞞』が指し示しているのは, こうした状況に対する批判の糸口である. 9・11以後に再浮上したハンチントンの「文明の衝突」論によるかぎり, 「西洋」と「イスラム」の戦争は避けられ
ない. 米国の中東地域への愚行がこうして正当化される. それに対して, クレポンは「文明の衝突」論が前提している文化本質主義を批判する. 文化本質主義とは, 文化的特徴を自然の法則のように変わらないとみなす立場
である. そこには, 異質なものを排除する暴力, 「偽装された人種主義」が潜んでいるのである.
>
> われわれにとって, こうしたクレポンの批判の持つ意味は貴重である. なぜなら, 日本文化(ないし日本人)の独自性を強調する本質主義的な言説が, 政治的な対米従属をいわば癒すために要請されているともいえるか
らである. だからこそ, 小泉がブッシュに迎合すればするほど, 人々は「文化人」石原の人種主義的な言動を欲望するのだろう. クレポンの議論は, この悪循環を断ち切る手掛かりとなるはずである.
>
> さらにクレポンは, カントの「永久平和論」を支持し, そのハンチントン批判を「人類の単一性」という語で結ぶ. この素朴さにたじろぐべきではない. カントの「永久平和論」と同様, クレポンの議論は見掛け以上に
したたかである. そのことは, クレポンが日本語版に寄せた論考「文化と翻訳」からも窺える. 彼はそこでベンヤミンの翻訳論を援用しつつ, 文化における普遍的なものを措定する可能性を語る. 「人類の単一性」への信頼
とは, 文化をめぐる言説のインフレーションに抗して, われわれが『文明の衝突という欺瞞』を手掛かりに思考すべきもう一つのことである.

--

編訳者あとがきにかえて より 抜書き
--
私が本書の翻訳を新評論の山田洋氏に持ちかけたのは, イラク反戦運動が高揚していた2003年の2月末. 米国の中東における愚行がなし崩しに追認されていたが, それは「文明の衝突」の不用意な流通と無関係ではないとい
う直感があった. 実際, 反戦を唱える者たちですら, 米国の戦争を正当化する「文明の衝突」を踏まえた議論をするという奇妙な光景が繰り広げられていた. たとえば, ある者は「文明の衝突」という現実から逃避してはな
らないと説き, またある者は共同主観としての「文明論的反戦」を掲げていた. とはいえ, 翻訳を申し出たときに, イラク侵略戦争を追認する回路の中で「文明の衝突」が果たしている役割について, 私に明確な考えがあっ
たわけではない. ただ, クレポンの書物の翻訳を通じて, 自分を取り巻いている状況を何とか理解したいという気持ちが強かった …… 個人的には, 本書をめぐる議論と翻訳作業を通じて, 日本における文化本質主義的な言
説の編成がより明瞭になった. それは米国に隷属した政策と無関係ではない. つまり, 米国に対する政治的な無力をいわば癒すために, 「文明の衝突」論のような文化の独自性を戯画的に強調する言説が要請されているので
ある. この政治と文化の悪循環の中で, 日本政府が米国に迎合すればするほど, 人々はたとえば「文化人」としての石原都知事の人種差別的な妄言を欲望するのだろう. こうした悪循環を絶ち切るためにも, 文化は批判的な
自立性を取り戻すことを迫られている. 本書がささやかながらも, その一契機となればと願っている. ……

http://www.freeml.com/message/chance-forum@freeml.com/0017485;jsessionid=eqsn44we71


腐食の連鎖 広瀬隆

 今、薬害エイズの問題で大勢の血友病の患者さんが殺されています。そのことについて私たちは理解している。それから水俣病についても学んできました。我々は長い間、水俣病患者の川本輝夫さんたちに教えられて知ってきた。あるいはスモン病で患者さんたちが苦しんできたことも知ってきたわけです。そして今、原発で大災害が起ころうとしている。これらのことは一切関係がないのでしょうか? それぞれ独立した現象でしょうか?  そして特にアジアの皆さんに知っていただきたいのは、水俣病のチッソ、その最大の工場が朝鮮チッソだったという史実です。興南という、今でいうと北朝鮮の領土になりますが、「満州」に隣接する所に工場がありました。実は朝鮮を侵略した最大の企業がチッソだったのです。三井や三菱も足元に及ばないほどの巨大工場です。8月に毎日新聞に小さな記事が載っていました。「戦時中の江南工場で日本が原爆の開発をしていた」という記事です。ビックリしました。それというのも私は江南工場についてずっと調べていたからです。江南という所は人里離れたところで、ほとんど人家のないところにチッソは工場を作っていたのですから、「江南の工場で原爆開発をしていた」のであれば、チッソしかありません。

 今、官僚の問題が注目されていますが、原子力官僚を一人知っておいて下さい。梅澤邦臣という人物です。この男は、1970年代に日本の原発のほとんどを建てた原子力官僚のNo.1です。科技庁の原子力局長を経て事務次官、つまり官僚のトップになった人物です。東海村、敦賀、美浜、福島、大飯、島根、玄海、浜岡などの原発計画の着工時、すべてこの男が関与しています。

 彼には梅沢純夫、梅沢浜夫という兄弟がいまして、梅沢浜夫は抗生物質のカナマイシンを発見して文化勲章を受けた男です。梅沢純夫は「微生物化学研究会」の会長を務めていました。梅沢浜夫は「微生物化学研究所の所長」をしていました。この2つの「微生物」というのはどういうことかというと、ここの理事を務めていたのが八木澤行正という薬事審議会の委員で、その息子の2人が微生物化学研究所の所員になっている。実を言うと八木澤行正という人物は、石井四郎部隊長ひきいる関東軍731部隊の植物研究班の班長だった男です。これはほんの一例です。すさまじい人間たちが世の中にはいるものです。それから岸信介。彼がそもそも朝鮮チッソに利権を与えた男ですが、もちろん彼は後に戦犯として巣鴨の刑務所に入りました。そのときに一緒に戦犯として入ったのが満州重工業総裁の鮎川義介、それから久原房之介、彼は現在の原子炉メーカー・日立製作所を創業した人物です。こういう関係にあります。ここに書いてあるのは人間の系図、血縁関係です。彼らはすべてごく身近な一族を形成している。こういう話はわりと有名ですが、ただそれだけではない。ここに東急の五島慶太という名前がありますね。その息子の五島昇が後を継ぎましたが、この五島昇の親友が誰かというとエイズ研究班班長の安部英です。なぜかというと、皆、当時の軍人仲間であるからなんです。血友病総合普及治療会はそういった連中の巣窟になっている。そして血友病の患者さんたちが大変な被害を受けてきた。こういう構造ですが、こういう人間たちが日本のエリート社会を形成している。

 もうひとり、宗像英二という人物、当時朝鮮チッソの幹部だった男がいます。彼は戦後どうしたか。水俣病のチッソをつくったのは野口遵という人物ですが、その野口がつくった野口研究所の理事長だったのが宗像英二です。当然のことながらチッソの幹部です。その時代に水俣病が大量発生している。つまり、水俣病をずっと覆い隠そうとしてきた大犯罪者です。この男はその後原子力研究所の理事長になっています。不思議なことではないですか。つまり水俣病の問題を起こした人物と原子力にかかわる人物が過去の犯罪者そのままです。731部隊の残党が全部入っている。これが現在の官僚組織まで引きずってきている。もっといいますと、建設会社まで全部引きずってきているわけです。

 ここに日本チッソ肥料専務、朝鮮チッソ肥料建設部長、久保田豊という名前があります。この男はアジア開発、ODAの問題に取り組んでいる方ならよくご存じの大犯罪者です。「教えられなかった戦争」という映画があってそのフィリピン編の中に出てきますが、戦後ODA開発でアジアに公害輸出をしてきた人物です。あるいは話は変わりますが、ここに石井四郎がいて、ここについ先日逮捕されましたミドリ十字の元社長松下廉蔵がいます。彼らは一族を形成してるんです。これは血縁関係を書いたものなんですが、731部隊とミドリ十字がこういう関係にある。

台湾に原発輸出を行うということで、これは全く許せないことです。今日から環太平洋原子力会議が行われますが、その主催者である原産会議を動かしてきた有沢広巳、学術会議をリードしてきた伏見康二、茅誠司、こういう人物について我々は学者だと思っていますが、そうではなくて、彼らはこういう家系をとりもっている。ほんとに身近な人間関係です。私も調べてみてビックリしました。伏見康二と有沢広巳がこんなに身近な親戚関係だとは知りませんでしたが、彼らの間をとりもっているのが鹿島建設や動燃の副理事長あるいは中部電力の取締役といった人たちです。

今、こんな関係が日本の社会にはありまして、それで六ヶ所村、アジア、そしてドロシーさんが先程いわれたようなすさまじい海外での汚染が進行しています。こういうことを私たちは忘れてはいけないし、この構造がわからないと結局は「何故あの人たちはこういうことをいつまでも続けるんだろう?」という疑問を持つことになります。やはり彼らは尋常な人間ではないのだということを共に認識していきたいと思います。私からの話は以上です。どうもありがとうございました。

http://japan.nonukesasiaforum.org/japanese/pbnc/second/second.html

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