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【竹中半兵衛さん/長壁さん/救国の草莽の志士さんへ】「小泉内閣即時退陣運動」が現在の政治課題なのか
http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/1104.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 13 日 19:25:53:Mo7ApAlflbQ6s
 


ワールド・フォーラム代表幹事/佐宗邦皇さんが投稿された『前駐レバノン大使 天木直人氏 が、小泉内閣即時退陣を要求する緊急提言を全国民に呼び掛けるようワールド・フォーラムに要請』( http://www.asyura2.com/0403/war51/msg/672.html )をめぐる議論である。

それについては、1行レスで、「そんなバカな!事件解決後に、辞任を求めるなり倒閣の運動をすべき:今は、小泉首相をうまく使うしかない(本文なし)」( http://www.asyura2.com/0403/war51/msg/676.html )を書き込み、蓼食う虫さんの問いに答えるかたちで『小泉首相の政治判断や言動を変えられないのなら、新しい首相も“別人の小泉”として動くだけ』( http://www.asyura2.com/0403/war51/msg/697.html )を投稿した。


「イラク人質事件」の書き込みをお読みいただいただければわかるように、小泉首相は、政策云々以前に、内閣総理大臣としての資質がないことをもって、辞任すべきであり、辞任しない場合は不信任決議を通じてやめさせるべきだと思っている。

だから、「小泉内閣即時退陣運動」そのものを批判したいわけではない。
問題は、それが現在の「政治課題」なのかということである。

「イラク人質事件」については、何よりも拘束された3人が殺害されない方策を考えることを第一義にし、それを通じて、日本(国民と政府)の「イラク問題」への認識や対応がかわることになればと思いながら書き込みをしてきた。

小泉首相の行状や言動を取り上げてきたのも、それが、小泉首相(政府)に対する圧力になり、拘束されている3人の解放につながる一助になると考えたからである。

天木氏の提言に対する批判は、救国の草莽の志士さんから直接のかたちで、竹中半兵衛さんからは間接のかたちでいただいたと思っている。
救国の草莽の志士さんへのレスもそのほとんどをここに書くことになるが、不足することについては別投稿にさせていただく。

まず、私は、反戦平和主義者でもないし民主主義者でもなく、テロリズムも否定しない「悪魔崇拝の片割れ」である。
竹中半兵衛さん・長壁さん・救国の草莽の志士さんは、それぞれ政治的立場が違うと判断している。
それゆえ、ここでは政治的立場を取り上げることはせず、とくに竹中半兵衛さんと長壁さんお二人が考えられている目的を達成する手段として現時点で「小泉内閣即時退陣運動」が有効なのかどうかという視点に絞って論じさせていただく。


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竹中半兵衛さん:『天木直人氏の呼びかけについて』( http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/170.html )に対する批判:(竹中さんへ:愛猫がなくなられたことに2匹の猫が家にいるものとして同情を覚えています)


竹中さんの投稿を読ませていただいたが時間がなかったので、竹中さん長壁さんのお二人にというかたちで、「この段階でそれを言うお二人は“革命主義”という「裏返しの小泉」:詳論は夕方頃「議論版」に(本文なし)」( http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/193.html )という1行レスを付けた。

ざっくばらんに言わせてもらえば、竹中さんは、夢想する革命志向者でしかなく、そこで書かれた「小泉内閣即時退陣」(小泉内閣打倒)さえも達成できない人だと断ずる。
別に蒸し返す気はないが、「長壁問題」で持ち出した「地獄への道には善意が敷き詰められている」という言葉を思い起こさせるものである。

竹中さんが現時点で「小泉内閣即時退陣運動」を唱える根拠は、「小泉を倒さねば人質解放はありえない、と誰もが感じていることだろう」に集約されると判断している。

そのように書かれる気持ちはわかるが、「小泉を倒さねば人質解放はありえない」わけでもなければ、「小泉を倒さねば人質解放はありえない、と誰もが感じている」わけでもない。
3人の現状がどのようなものかはここでは言及しないが、この間の推移を考えれば、小泉内閣を倒さなくとも、小泉首相が「イラク問題」で少しでもまっとうな言明をすれば3人が早期に解放されると判断するほうが合理的だ。

国民のなかには3人が殺害されてしまったほうがいいと思っている人さえいると思っているが、3人が無事に解放されることを切に願っている人たちのほうが多いのは確からしいから、「小泉を倒さねば人質解放はありえない、と誰もが感じている」わけではないことは自明に類する現実である。
(無事の解放を願っている人たちも、「解放すると約束したのだから早く解放してよ」というものと「小泉首相は解放を確かにするためにきちんとした対応をして欲しい」というものという二つの考えが多数を占めており、「3人を解放するために小泉首相は辞任せよ」という考えは少数派に見える。「小泉を倒さねば人質解放はありえない、と誰もが感じている」のなら、何とか3人が無事に解放されて欲しいという気持ちを持っている人が多数だから情勢は違うものになっているはずである)

「イラク人質事件」に関するこのような情況を考えれば、3人を無事に解放するためと称して「小泉内閣打倒」を唱えることが、3人の解放を早めることにつながるものではないことがわかるはずだ。

おわかりいただけると思うのであれこれは書かないが、「小泉内閣打倒」に結集できる国民の数より、「3人の解放に向け小泉首相はきちんと対応すべき」に結集できる国民の数のほうが多いということである。
他の政策では小泉首相を支持するが、「イラク人質問題」に対する現在の小泉首相の対応ぶりは認められないという人たちをどう結集していくのかが重要な課題なのである。

はっきり言いたいのは、より易しい「小泉首相は解放を確かにするためにきちんとした対応をして欲しい」というテーマで多数派を形成できないまま、より政治的で困難なテーマである「小泉内閣打倒」で多数派を形成することはできないという政治的現実である。

そして、日というオーダーで事態が動いている「イラク人質問題」を、月オーダー・年オーダーになるであろう政治テーマ「小泉内閣打倒」にリンクするのは愚かな政治的判断だと言える。

もちろん、政治主義的に、「イラク人質問題」を利用して倒閣運動を起こすという考えもある。
但し、それは、3人の命が失われてもそれが達成できればいいと考える人のみ妥当性を持つものである。
なぜなら、拘束されている3人は戦闘状態にありかつその状況が流動的なイラクにいるのだから、犯行グループが危害を与えなくとも、時間が経てば経つほど他の要因で危害が及ぶ可能性に晒されているからである。

いくつかのケースを列挙すると、

● 3人が拘束されている場所が戦闘に巻き込まれる。
● 米軍が3人の拘束場所を特定して襲撃(救出作戦)をかける。
● 反戦平和の強い価値観を持つ3人(うち1人でも)が自分の命を犠牲にしてでも日本政府に政策変更を迫る。

などが考えられる。

「イラク人質問題」は、日本で誘拐されてどこかに監禁されているのとはわけが違い、出きるだけ早く解放される必要がある課題である。

「倒閣運動」は、「イラク人質問題」が解決してから「イラク人質問題」への対処ぶりを中心に据えて行えばいいものである。
その運動では、「自衛隊撤退」や「イラク侵攻支持問題」が主要なテーマになるはずだ。
それらはほぼ自動的に小泉首相の辞任につながるものだから、それらで従来の国策を変更させることができれば結果的に「小泉内閣打倒」も達成できるだろう。
議会主義を嫌うのなら、内閣打倒ではなく、現実の国策を変更させることを優先する策をとったほうがいい。

じっくり時間がかけられる状況でも小泉内閣を倒すことができない結末になったとしたら、切迫した時間限定の「小泉内閣打倒」は夢想でしかなかったことを理解するはずだ。


私には、現時点で「小泉内閣打倒」(「小泉内閣退陣要求」)を唱える人たちは、その空虚さにおいて、「テロには屈しない」という言葉を呪文のように唱えている小泉首相の“裏返し”でしかないように思える。

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長壁さん:『Re: 天木直人氏が首相になればいいのです。』( http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/189.html )に対する批判:

短い内容なので全文を引用する。

「私も大賛成です。
人間失格者に何をいっても無理だと思います。腐った土壌からは何も生まれません。
 民主主義国日本の中で、唯一の効果的な、しかも、日本どころか世界戦争終結への流れが導かれるとおもいます。真の野党(個人)が結束し、天木氏を首相にすることです。」

長壁さんが大賛成するという竹中さんの現時点での「小泉内閣打倒」運動の是非は上述の内容で代えさえてもらう。

竹中さんにもそう感じるのだが、長壁さんは、共産党員でありながら「善悪」や「敵味方」の判断がナイーブ(素朴)過ぎると思っている。

天木氏については、米英のイラク侵攻を国際法違反と指摘し、日本の国益を考えたときそれを支持すべきではないと小泉首相に直言しようとし、その働きをもって外務省を追われることになった行動を高く評価している。

がしかし、天木氏は30年ほどにわたって外務省キャリア官僚として国策に関与してきた人物である。(小林氏が書いている「在外公館時代の天木氏の個人的利益活動」は別として、日本は小泉政権で突然おかしくなったわけではなく、これまでの対外政策の流れを引き継ぐかたちでよりおかしくなったのである)

長壁さんが天木氏を首相にしたいというのなら、「イラク問題」以外に対する見解や政策をきちんと吟味しなければならないはずでる。

私に言わせてもらえば、現時点で「小泉内閣退陣要求」を提示するような人に内閣総理大臣になる資質はない。

天木氏の政治的見識を提示しないまま、「民主主義国日本の中で、唯一の効果的な、しかも、日本どころか世界戦争終結への流れが導かれるとおもいます。真の野党(個人)が結束し、天木氏を首相にすることです」と公言する長壁さんには、ご自身も認めているように「蛙の面にしょんべん」で「茹で蛙論」を吐き続けることともども強い危険性を感じている。


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