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カトリックやら緒方貞子やらビルダーバーグ会議やらダビニオン子爵
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/1068.html
投稿者 エンセン 日時 2004 年 6 月 18 日 02:35:18:ieVyGVASbNhvI
 

(回答先: 別角度から芋づる式で疑問−日本財団とカトリック系人脈の繋がりは? 投稿者 Q太郎 日時 2004 年 6 月 18 日 00:27:53)

 
みなさん、的確なフォローありがとうございます。

エイドリアンさんの内容は凄いですねえ。
ここからまだまだ何かが出てきそうな気がします。ただ、さすがに仏語圏の情報を探すのはわたしには無理です。
何か出てきたら、またよろしくです。

Q太郎さんがカトリックの話をされていましたので、日本財団は出てきませんが園田義明さんの著書から、カトリックと緒方貞子に関する記述を以下に抜き出してみました。
ついでにビルダーバーグ会議に関するものも抜き出しておきました。

以下は、最新アメリカの政治地図 園田義明 (著)からの抜粋です。


カトリックを代表する日本の政治家が、日韓海底トンネル構想を推し進める麻生太郎総務大臣である。
カトリックとつながりの深い九州を代表する麻生グループの御曹司である麻生は、自身がカトリックであることを告白しているとのこと(麻生太郎事務所ホームページにて)。

そして「世界の緒方」こと緒方貞子・前国連難民高等弁務官こそが、カトリックを代表する日本のエスタブリッシュメントである。

緒方貞子の曾祖父は犬養毅元首相、祖父が芳沢謙吉元外務大臣、父親は中村豊一元フィンランド大使。
緒方貞子の夫である緒方四十郎(元日銀理事、日本開発銀行副総裁)は、緒方竹虎元自民党総裁の子息であり、富士ゼロックスの非常勤取締役や、世界の選び抜かれた国際経済・国際金融専門家や金融政策当局などが集う国際金融マフィア、グローバル・ビジネス・リアリストの牙城である「グループ・オブ・サーティー(三十人委員会)」のメンバーを務めてきた。
つまり、世界の有力者の誰もが認める日本を代表する国際派エスタブリッシュメント・ファミリーである。

そして、緒方夫婦揃って仲良くメンバーを務めているのが、トライラテラル・コミッション(三極委員会)である。
さらに英ガーディアン紙は1999年4月13日付の記事で、緒方貞子がある秘密会議のシークレット・メンバーであるとする記事を掲載している。これが事実だとすればこの会議に参加した唯一のアジア人ということになる。その会議の名は「ビルダーバーグ会議」である。

ビルダーバーグ会議は54年にヨーゼフ・レティンガーとオランダのベルンハルト殿下によって設立された。会議のメンバーは、厳選された米欧の王侯貴族、政治家、外交官、財界人、学者、ジャーナリストで構成されている。顔ぶれから判断すると、ボヘミアン・クラブやトライラテラル・コミッション(三極委員会)より上位に位置付けられているようだ。ただし、何名かは重複してメンバーとなっていることから、ビルダーバーグ会議の情報はそのメンバーによって下部組織に伝達される仕組みになっていると思われる。

以下は、読売新聞が1991年に連載した「日米関係50年」の特別企画として、同年12月3日付朝刊に掲載した「盛田・ロックフェラー対談」のデビッド・ロックフェラー・チェース・マンハッタン元会長の発言である。


たぶん、米国人にとっては日本よりドイツと関係を回復することの方が難しかったと思います。ヒトラーが、特に強制収容所をめぐる行為によって、皆に恐ろしいイメージを焼きつけたからだと思う。米国人には非常に強いこだわりがあって、心安く感じるようになるまでに長い年月がかかった。私の場合、戦後、大勢のドイツ人と同席した最初の会合は、1954年のビルダーバーグ会議の第一回会合だった。戦後9年たっていても、ある種の緊張感と不快感があった。(中略)
日米欧委員会(注・現トライラテラル・コミッション=三極委員会)の構想は、1972年私が行ったスピーチに基づいている。チェースマンハッタン銀行が開催した欧州各地での産業フォーラムで、私は各国政府は目先の問題を振り払うのに懸命で将来の計画を立てるための十分な時間がないと指摘した。そこで非共産国のオピニオンリーダーが集まってこのような長期的課題に取り組むのは意義深いと考えた。その結果、ズビグニュー・ブレジンスキー(米元大統領補佐官)たちが私に会いにきた。彼らは、日本、北米、欧州間の協力が不可欠だという点を強調した。

03年のビルダーバーグ会議は、5月15日から18日の4日間の日程でパリ郊外のベルサイユで開催された。ポール・ウルフォウィッツ国防副長官やリチャード・パール元国防政策委員会委員長も出席していることからもイラク問題も話し合われた可能性が高い。しかし、表面的にはブッシュ政権とビルダーバーグ会議は対立しているようである。

ビルダーバーグ会議の初代議長を務めた、設立者のひとりであるベルンハルト殿下は、日本も巻き込んだロッキード事件により76年に辞任、その後、英国外相やNATO事務総長を歴任したピーター・キャリントン卿が議長を長く務めてきた。キャリントン卿はホリンガー・インターナショナルのアドバイザーを務めていた。同社の取締役会から追い出されたコンラッド・ブラックも、ブッシュ政権を去ったリチャード・パールも、ビルダーバーグ会議のメンバーであった。この点でホリンガー事件とロッキード事件は共通点が多い。つまりふたりの失脚はビルダーバーグ会議自体の内紛を物語っている可能性がある。

現在のビルダーバーグ会議の議長は、トヨタ・インターナショナル・アドバイザリー・ボードのエティエンヌ・ダビニオン子爵である。レーガン政権時代に商務省の次官補や審議官を務め、対日強硬派でも知られるクライド・プレストウィッツが03年10月22日に行った講演の中でダビニオンの言葉を引用しているので、ここで紹介したい。なおプレストウィッツもビルダーバーグ会議のメンバーであり、03年に発表した『ならずもの国家アメリカ』でブッシュ政権を保守本流の立場から痛烈に批判している。


第二次世界大戦の最後を振り返れば、あなた方アメリカ人は現在よりさらにパワフルでした。あなた方の経済規模は世界全体の半分を占めていました。あなた方は核を独占していました。あなた方が望めば、何でもできたはずです。
ヨーロッパが惹きつけられたのは、他の国との利害関係に関して、非常に大まかにあなた方自身の国益を定義づけたことでした。あなた方はラフな「法の支配」に基づく世界観を描き、NATOや日米安保条約による同盟国に守られて、国連、IMF、GATT、世界銀行を設立しました。あなた方は、パワーをさやに納めて、ある程度の協議とコンセンサスに委ねて、残る世界を安全にしました。
アメリカはそのすべてに背を向けているようにしか見えません。いまや同盟の代わりに、あなた方は自ら進み出る連合を求めています。いまや「戦争阻止」の代わりにあなた方は「先制攻撃」を手にしています。あなた方はマーシャル・プランやドッジ・プランで大規模な国家を築くことに携わってきました。いまや国家を築くことへのより多くの疑いを持っています。ヨーロッパにいるわれわれは、その世界を知っているために非常に心配しています。その世界は、われわれの出身とする場所なのです。それが、われわれがトルーマンやアチソン、それにアイゼンハワーが描いたビジョンを受け入れた理由です。その世界に戻る以外に道はありません(翻訳園田義明)。

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