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酒鬼薔薇聖斗は少年Aではない…と思う。(6)【真犯人のプロフィール――遺留品から考える】
http://www.asyura2.com/0403/nihon13/msg/761.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 6 月 29 日 09:44:45:0iYhrg5rK5QpI
 

(回答先: 酒鬼薔薇聖斗は少年Aではない…と思う。(5)【真犯人のプロフィール――挑戦状から考える】 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 6 月 29 日 09:40:31)

【真犯人のプロフィール――遺留品から考える】
http://www.sweet-cupcake.com/sakaki_p_goods.html

■淳くんを殺害した真犯人は、いったいどういう人間なのか。何より確かなのは、事件当時、遺留品となったものを持っていたということでしょう。

・ワープロ感熱紙(A4&B5/第一の挑戦状用)
・赤ペン(太&細)
・黒ペン(太)
・集計用紙
・画用紙(第二挑戦状を包んでいたもの)
・茶封筒(薄目)
・製本用赤テープ(幅広のものを1.5cmだけ切って封筒の封をするのに横方向に使用)
・コーティング剤(切手に使用)
・100円切手
・ワープロあるいはパソコン+プリンタ

製本用のテープというのは、何に使うんだろうと思ったら、紙をステープラーなどで留めたあと、背になった部分をそのテープで包むんだそうです。なるほど、そういうことは、幅1.5cmくらいのビニールテープじゃできませんよね。ちなみに少年A宅にあったのは、赤は赤でもただのビニールテープでした。

ワープロないしパソコンは、子どもが犯人の場合は親のものかなとも思いますが、1300文字くらい強い筆圧でガッツリ書くのにはそれなりの時間がかかったでしょうし、その間親には見られていないわけですから、やはり自分専用のものを自室に持っていたのではないかと思います。大人で独身なら自分で持てばいいですし、家族がいる場合にも、やはり自室に機械ありというところですね。

感熱紙は印刷用です。感熱紙は指紋がつきにくいので使ったのではという推測もありますが、私はこれは、ワープロとセットで印刷用紙も持っていただけだと思います。でもって、新規で買ったものではない。「さあ、挑戦状を書くぞ」という気持ちで新たにモノを揃えるのであれば、感熱紙ではなく普通紙を買うと思うのです。どうせ手書きするんですからね。指紋だって、手袋すればいいだけですし。

また、感熱紙のサイズは一種類ではなく、A4とB5の二種類でした。つまり犯人はこれらの感熱紙を一回きりの使用のために購入して、余った分を持っていた、というのではない。おそらく、何度も同じ感熱紙を購入しているはずです。なぜ感熱紙かというと、たぶん熱転写プリンタのインクリボンがもったいないから。感熱紙というのは、普通紙よりは高価だそうですが、インクリボンを使った場合と比べて、ランニングコストは安く上がると思います。

感熱紙を使うあたり、やはり持っていたのはパソコンではなくワープロなんでしょうか。挑戦状の誤字の関係で酒鬼薔薇が愛用してたのはアップル・コンピュータだという話もありますけど、アップルのプリンタってレーザープリンタではないの? アップル+熱転写プリンタだったんですかねえ。詳しくないのでよくわかりませんが。

とにかく真犯人には、プリンタのインクリボンをふんだんに使えるような財力はなかった。それとも、単に始末屋だったか。でも、ランニングコストを気にしてしまうほど、プリントアウトの機会はふんだんにあったわけですね。何をプリントするんですかね。ワープロだったら、テキストだけでしょ? 白黒だけで、しかも製本するくらい? 年に一度の年賀状印刷だけではないですね、これは。

つまり犯人は、やはり文学系の新人賞などに応募したり、あるいは応募はしないまでも、印字した紙を束ねて自分なりの作品集などを作っていたんではないかと思います。こちらでも考えたように、真犯人はキーボードで書くのに慣れた人物である可能性が非常に高いということです。犯人が大人である場合には、そうした趣味の可能性もありますし、またワープロをよく使うような知的な職業に就いている人物かもしれません。

もし真犯人が子どもなら、子どもにワープロないしパソコンを買い与えるくらいですので、親もその子どもに「書くこと」を奨励するような、やはり知的な職業に就いているか、あるいは子どもがねだればパソコンもポンと買ってやる程度の余裕はある家ということになります。子どもには自室があって、親はそこに入ることができない、もしくはそのような機会がない。部屋には入っても、子どものパソコンをわざわざ立ち上げてまで中身を見たりはしないということでしょうか。

なお、製本テープもそうですが、ワープロも感熱紙も、集計用紙も、少年Aの自宅からは見つかっていません。Aの母親は読書家でしたが「書くこと」を志向する家族ではなかったようです。また母親は気軽にAの部屋に入り、嫌がるAを尻目にサッサと片付けなどをしていました。

ところで、ワープロやパソコンが手元にあるにもかかわらず、挑戦状は手書きです。奇妙ですね。赤い文字で書きたかったから? 命の重さ取材してには、第一挑戦状が手書きであることを不審に思う記者さんが出てきます。「今どきなぜワープロでないのか?」と。プリンタからアシのつく可能性と、筆跡でバレる可能性、いったいどっちが高いのか。

で、結論。遺留品から考えられる犯人像は:

1)一人になれる空間にワープロあるいはパソコンを持っている。
2)趣味としての物書き志向、あるいは文章を書く機会の多い職業である可能性。
3)ワープロを持っているのに、犯行声明は手書きにする必要があった。

といったところでしょうかね。特に1)と2)は、少年Aとはずいぶん異なっています。

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