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7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)声明のポイント(全文) (ブルームバーグ)
http://www.asyura2.com/0411/hasan38/msg/727.html
投稿者 乃依 日時 2005 年 2 月 06 日 11:25:43: YTmYN2QYOSlOI
 

7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)声明のポイント(全文) (ブルームバーグ)
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/mn_jbntext.html?id=06bloomberg22a0COr90UOCXo


2005年2月6日(日)04時50分


  2月5日(ブルームバーグ):ロンドンで4、5の両日開かれた7カ国財務
相・中央銀行総裁会議(G7)終了後に日本財務省が発表した声明のポイント(全
文)は次の通り。

1、7カ国財務相・中央銀行総裁はロンドンにおいて会合。われわれは世界経済の
課題と機会に積極的に対応するというわれわれの責任を確認。より一層の、かつ、
より広範な連携が必要であるとの認識のもと、世界経済における主要な国々と非公
式な会合を行い、また、中国当局との生産的な対話を継続。

1、10月の会合以来、景気循環は成熟し、世界の成長は緩やかになったが、05年
も依然として力強いものと期待。依然として世界的不均衡は存在しているが、リス
クはバランスしている。インフレ圧力は依然として抑制。われわれは、長期的に持
続可能な世界の成長を支えるために各国がその役割を果たさねばならないことを認
識。主たる優先課題として、米国は財政健全化、欧州および日本はさらなる構造改
革にコミットしている。

われわれは、金融サービスを含め、ドーハ・ラウンド終結のため世界貿易機
関(WTO)香港閣僚会合における野心的な成果が重要であることに合意。われわ
れは、途上国が貿易の機会から利益を享受することを可能とするインフラ・能力構
築を支援することにコミットするとともに、このことにつき主要な役割を果たすこ
とを国際金融機関に要請。

1、われわれは、中長期的なエネルギー問題および現在の原油価格のリスクを議論。
市場の透明性およびデータの完全性が円滑な市場運営のカギ。われわれは、石油市
場へのデータ供給の改善についての具体的行動を歓迎し、石油埋蔵データを含め関
連国際機関によるさらなる作業を慫慂(しょうよう)。採取産業透明性イニシアチ
ブ(EITI)は、財政の透明性を向上させ得るものであり、石油収入の利用改善
に貢献し得る。われわれは、投資誘引的な環境を確保するため国際機関が産油国と
協働することを要請。中期的エネルギー供給の向上およびエネルギー効率性の重要
性、ならびにエネルギー安全保障を確保するに当たっての技術および技術革新の重
要性を認識。

1、われわれは、為替レートは経済ファンダメンタルズを反映すべきであることを
再確認。為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済成長にとって望ましくな
い。われわれは、引き続き為替市場をよく注視、適切に協力していく。この文脈に
おいて、われわれは、為替レートの柔軟性を欠く主要な国・経済地域にとって、そ
のさらなる柔軟性が、国際金融システムにおいて市場メカニズムに基づき円滑かつ
広範な調整を進めるために望ましいことを強調。

1、各国の経済が効率的な労働市場を伴う柔軟なものであることが、持続的な経済
的成功のためのカギ。世界経済が一層統合されるなか、より多くの者を労働市場に
参入させることは、世界水準を向上させ、また、高齢化のもとで財政の持続可能性
に重要な役割を果たすであろう。われわれは、同分野におけるわれわれの経験をレ
ビューし、さらなる改革を行うことにコミット。

1、われわれは、津波によって直接被害を受けたすべての人々に対して、あらため
て哀悼の意を表明。われわれは、この悲劇的な出来事への対応をレビューし、国際
通貨基金(IMF)と世界銀行による暫定的アセスメントに基づいて復興ニーズを
議論。わわれは要請のあった被災国に対して、(国内法制と整合的な形で)最大
05年末まで、この期間中は金利の支払いを求めずに、例外的に債務の支払いを猶
予すること、およびこのことをパリクラブにおいて促すことに合意。次回会合にお
いて、完全なニーズアセスメントに基づき、さらなる支援の必要性を検討。

1、われわれは、ミレニアム開発目標を達成するという課題、本年における機会を
議論し、別途、結論を公表した。

1、われわれは、次回会合の時に、拡大中東・北アフリカ地域のカウンターパート
と会合することにも合意。

1、国際金融機関は現代の世界経済の課題に対応できるよう適合しなければならな
い。われわれは、戦略的検討につき世界銀行およびIMFのマネジメントを支援す
ることを保証。われわれは、春の会合においてこの問題につきさらに議論すること
を期待。

記事に関する記者への問い合わせ先:
ロンドン 日高正裕 Masahiro Hidaka mhidaka@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
東京 谷合謙三 Kenzo Taniai ktaniai@bloomberg.net
Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net





 G7 声明骨子 (産経新聞)
http://www.asyura2.com/0411/hasan38/msg/725.html

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