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Re: 日本の古代史 -その2 オオトシとイカズチとワケイカズチ神 日之出の神の謎
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投稿者 謝寅. 日時 2004 年 12 月 18 日 13:04:29:vaLSO7uEJsNvE
 

(回答先: 日本の古代史 -その1 アマテラスとスサノオ 投稿者 謝寅. 日時 2004 年 12 月 18 日 13:00:51)

*日本の古代史 -その2*

*オオトシとイカズチとワケイカズチ神*
 
 
 
 京都の大原野灰方町にある大歳神社の記録では、当然祭神は大歳神ですが、その由来記には「代々石棺や石才を造っていた古代豪族の石作連(やざこむらじ)が祖神を祀った」とされ、「石作連は火明命の子孫で、火明命は石作連の祖神という」と書かれてある様です。

 ちなみに、石作連については、岐阜県岐南町の石作神社に「石作連は尾張氏と同祖で、天火明命の末裔である」と書かれてある様です。

 前述した、京都の大歳神社で、火明命の伝承が伝わっているわけですが、神社の名前の通りに、大歳神を祀る社です。大歳神の由来に関しては、同じく京都の八坂神社に祀られている、八人の子供の内の一人に、大年神が存在します。

 また、島根県には、大歳を祀る神社が多数存在しますが、そのなかの飯石群三刀屋町にも、大歳神社が存在し、『神国島根/島根神社庁』に「須佐之男の命出雲に於いて大歳を産み給い・・・」という記述がある事からも、大歳神=スサノオノミコトの子供だと、考えられます。

 一方、イカズチ神は福岡県那珂町の高電(注:実際には下の竜の字は龍)神を祀る八龍神社が別名「八雷神社」とも呼ばれ、名古屋市緑区鳴海町の雷神社が別名「須佐之男社」或いは「天王社」とも言われている事からも、イカズチ神=スサノオ命とも考えられます。

 通常、頭に別けが付けば、分霊、或いは分身、という意味で、子供と言う意味で付けられる事があるようですが、別雷(ワケイカズチ)神は、イカズチ神の分身、或いは子供とも考えられます。

 確かに、イカズチ神の本社は、京都の賀茂別雷神社である様です。

 このワケイカズチ神は、兵庫県の御津町の加茂神社では、主祭神は京都の賀茂別雷神社と同じく賀茂別雷神で、共に祀られているのが「建速須佐之男命」です。

 更に、静岡県七間町の別雷神社の記録では、「応神天皇四年の創建。古くは大歳御祖皇大神を祀り、その後大宝三年、この地に発祥した安部の市の守護神となった。明治一七年郷社に列し、同三九年別雷神社と改称」と書かれてある様です。

 これらの伝承からみると、スサノオ命の子供=ニギハヤヒ=オオトシ神という事になるのですが、更に静岡県七間町の別雷神社の伝承では、オオトシ神=大歳御祖皇大神(おおとしみおやすめおおかみ)という事になり、皇大神の名を冠されているのです。ここでもニギハヤヒ=皇祖、つまり記紀でいう天皇の皇祖、天照大神という事になってしまうのです。
 
 
 
*日之出の神の謎*
 
 
 
 日之出の神とは、前述したように、出口清吉氏の生まれ変わり、出口日出麻呂氏ではないのか?という疑問も湧いて来るのですが、義理天上日之出神の神業を受け継いだ、矢野祐太郎氏の研究では、幾つかの段
階でそれぞれ違う働きをもつ様です。以下はそれ等をまとめた物です。
 
 
 
1段階目

 国祖・国常立尊の第三番目の、子供とされて、大龍体を持ち、同じく龍体の龍宮の乙姫を馬にして、諸外国に赴く。龍宮の乙姫は欲深い神であったが、経済組織を作り出した神、月晴別命(高津玉大神)の思念(金銀の概念、運用法)を受け継ぎ、金銀財宝を支配する神と言われていた。

 所が、この龍宮の乙姫もついに改心し、国祖の立て替え・立て直しの神業に参加する事となった。龍宮の乙姫は物資的金銀の守護、そして日之出大神は、ユダヤ民族を霊的に操縦した神で、金融を守護、他に国際連盟等をユダヤを使って作らせた。

 この様な経緯で、外国の立て替え・立て直しの準備をしていたが、月晴別命(高津玉大神)が今度日本にやってきて、日本の経済の立て替え・立て直しを実行し、その後に世界の経済の立て替え・立て直しが始まる。
 
 
 
2段階目

 国祖自身として顕現し、天理・黒住・金光教などの教祖に神懸かりし、最後大本に懸かったとされた。こうして、立て替え・立て直しの準備を進めていった。
 
 
 
3段階目

 『義理天上日之出神』として、直子氏の三女久に懸かった。(この時点で王仁三郎氏の言う所の、日之出の神は、出口清吉氏の生まれ変わり、日出麻呂氏という説と食い違いが起きている訳です。ただ、本当に食い違いが起きているのか、時・所の働きの違いで、大局的には同一の物であるのか、判りません)
  
  
  
4段階目
 
●龍宮乙姫、日之出の神と引き添うてと前々から言われている日之出神は、汝の前に現れた日之出神ではなく、像頭山金毘羅大権現に居られる『日之出生魂大神』である。

 という神示を、祐太郎氏が受け(昭和5年)、昭和8年3月23日、この神霊を迎える為、同氏が金毘羅宮奥宮に参じ鎮奉した所

●いよいよこの度時節参り、待ちに待ちし世が参りました。いよいよ龍宮の乙姫と引き添ふて御神業に参加いたしましてございます。

という神示を受けた。この第四番目の日之出神が、世界の転換期の立て替え・立て直しの総司令官的な役割を担っているという。
 
 
 
大体、上記の様な内容です。

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