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日本の古代史 -その1 アマテラスとスサノオ
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投稿者 謝寅. 日時 2004 年 12 月 18 日 13:00:51:vaLSO7uEJsNvE
 

(回答先: 霊界雑感  -霊主体従について 投稿者 謝寅. 日時 2004 年 12 月 18 日 12:57:18)

*日本の古代史 -その1*

*アマテラスとスサノオ*

 日本の正史と言われる、古事記と日本書紀(いわゆる記紀)には、姉神の天照大神は皇祖であり、また弟神の素盞嗚尊は乱暴な神として、伝えられています。神話の「天の岩戸隠れ」も、素盞嗚尊が暴れまわった為に、天照大神が岩戸にお隠れになった、という事になっています。

 しかし、日本全国には天皇の皇祖である天照大神ではなく、むしろスサノオノミコトを奉る神社がおびただしい数になっています。また岐阜県七宗町「神淵(かんぶち)神社]には別称「弥栄(やえ)天王山」と言い、須佐之男命と、十拳剣神霊が祀られていますが、この神社は天武天皇が、壬申の乱の時に祀られたと記録されています。

 また、一条天皇が天王社(牛頭天王発祥のと言われる神社)の号を贈られる200年も前に、津島神社は弘仁元年(810)正月に、嵯峨天皇が「素尊(すさのおのみこと)は即ち皇国の本主なり、故に日本の総社と崇め給いしなり」と称され「日本総社」の号を奉られました。

 この号を贈られた時期は、記紀はとっくに完成し、暴虐な神スサノオの事と、皇祖である天照大神の事も、天皇であれば当然知っていたはずだと思うのですが、このように何かが不自然なのです。

 また、天照大神の別称は、「大日靈貴(おおひるめむち)尊」(注:実際は靈の字の下は女という字)とも呼ばれていて、東北地方に圧倒的に多いようです(秋田・宮城の大日靈神社等)

 しかし大日靈という字は、霊女(巫女)の意味で用いられた様で、宮崎県高千穂市の祖母嶽神社は「大日霊女貴命」、島根県の志々乃神社は「大日霊女命」と記されているそうです。

 また正式な名は「撞賢木厳御魂天疎向津比売(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ)命」と呼ぶそうです。(鹿児島県財部町の日光神社、福島県保原町の神宮宮他、多数)

 これは一見して、出口直女史の系統、「厳霊」を彷彿とさせます。また、王仁三郎氏の神示の中にも、同じような名の神霊が出てきます。
 
 
 
●天之御中主(あめのみなかぬし)大神の御精霊体の完備せるを、天照皇大神、または撞賢木厳御魂天疎向津媛之神言と称し奉る。これ撞(つき)の大神なり。ツキとは無限絶対、無始無終、過去、現在、未来一貫、至大無外、至小無内の意なり。

-『神霊界』大正7年2月号(太古の神の因縁)より-
 
 
 
 なお、撞(つき)とは、月界守護の月の大神様の言ではない、という事です。
 
 
 
*ニギハヤヒ命の不思議*
 
 
 
 一方、ニギハヤヒ(饒速日)命の場合、「天照国照彦火明命」「天照国照彦天火櫛玉饒速日命」という尾張氏の祖神という伝承が残っています。(愛知県一宮市:真清田神社、同北条市国津比古命神社、福岡県鞍手群宮田町:天照[てんしょう]神社など)むしろ、アマテラス大神よりも、ニギハヤヒ命の方に、「天照」が冠されているのです。

 記紀の方では、天火明命(ニギハヤヒ命の簡略)は、天照大神の長男(天忍穂耳[あめのしほみみ]尊)の子供、という事になっています。ところが、通常では親子、主従、夫婦など、共に祀ってある場合が殆どですが、天忍穂耳と天火明命親子の祀ってある神社は殆ど存在しません。天忍穂耳の本宮といえる、福岡県英彦山神宮にすら、祀られていないのです。

 これまでの伝承では、アマテラス大神(スサノオの姉神)よりも、むしろニギハヤヒ命の方が、アマテラスの様な感じを受けます。更に、久留米市大石町の伊勢天照御祖(いせあまてらすすみおや)神社の祭神は「天火明命」であり、京都府宮津市の籠(この)神社の主祭神は、彦火明命で、相殿が天照大神・豊受大神です。

 天火明命とは、天照国照彦天火櫛玉饒速日(あまてるくにてるひこほあかりくしたまにぎはやひ)命の、短縮したものと目されていますから、伊勢の天照皇大神の祖先の祭神は実はニギハヤヒ命だったということになります。

 こうしてみると、自分は大本の罪状がどうも引っかかるのです。もちろん、警察報道のプロパガンダの可能性も十分あります。しかし、何故現在の皇族の祖先が、ユダヤから来たのが判るのか、知りませんが、もしも、大本の罪状が本当の事であれば、紛れも無く不敬罪に当たります。

 ただ、日月神示にも、天の岩戸隠れ神話に触れている部分があります。
 
 
 
●(前略)次の岩戸閉めは天照大神のときぞ、大神はまだ岩戸の中にましますのぞ。ダマシタ岩戸からはダマシタ神がおでましぞと知らしてあろう。いよいよとなってマコトの天照大神、天照皇大神、日の大神揃ふてお出まし近こうなって来たぞ。

-『日月神示』/岡本天明伝達より-
 
 
 
 上記のなかでは、記紀神話にある天照大神の岩戸開きの神話は、実は偽の神が出現したので、本当の天照大神、天照皇大神、日の大神が、これから出現して来る、と取れます。 もしかすれば、伊都能売神諭に出て来る、王仁三郎氏に懸かっていた神「天照日子命」は、天照国照彦火明命あるいは、日の出の神ではないかという気がします。

 それというのも、神諭中には「日之出の神は変性女史に引き添ふて」という個所も有り、また「竜宮の乙姫と引き添って」という表現も幾つか見受けられます。
 
竜宮の乙姫、とは王仁三郎氏の奥さんの澄(大本二代教祖、直子氏の末っ子)氏の事だと言われていますから、王仁三郎氏と夫婦で活動するという意味とも考えられます。

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