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3.11調査委員会:ついに「9.11アルカイダ」と「3.11」を結びつける詐欺
http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/1037.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 10 月 26 日 09:32:20:SO0fHq1bYvRzo
 

3.11調査委員会:ついに「9.11アルカイダ」と「3.11」を結びつける詐欺


証人喚問が続いているスペイン国会の3.11調査委員会では、これまでは例によって国家防衛隊(la Guardia Civil)と警察当局の責任逃れ・責任のなすりあいが続いてきたのですが、本日の証人喚問の証人席についた国家警察のアラブ・テロ担当者の証言で、9.11に関連して逮捕・収監されている「アルカイダ」メンバーとされる男が、3.11マドリッド列車爆破事件の「頭脳トップ」つまり計画最高責任者である、と発言しています。

もちろんこれはスペインでのイスラムテロ捜査の中心であるバルタサル・ガルソン判事の筋書きであることは明白ですが、これがどれほど矛盾だらけのデタラメ証言であるのか、を明らかにしていきたいと思います。同時にこの辺からぼちぼち国際謀略の顔が見えてきそうです。

少々長い投稿ですが、どうか最後までお読みください。


まず、10月24日付のエル・ムンド紙(電子版)からです。これは全訳します。


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『警察のアラブ・テロ専門家は「アブ・ダハダハ」が3.11の頭脳トップであると言う』

PALOMA D. SOTERO  MADRID

警察の中央国外情報部(UCIA)の責任者で、20年に渡るアラブ・テロの専門家であるラファエル・ゴメス・メノルは、3.11委員会で、エディン・バラカット・ヤルカス、通称「アブ・ダハダハ('Abu Dahdah')」が頭脳トップである、という認識を示した。さらに彼はスペインでのイスラム過激派の脅威は「現実のものであり増大している」と述べた。

「アブ・ダハダハ」はスペインでのアルカイダの中心人物であり、2001年11月以来刑務所に収監され、バルタサル・ガルソンによって、米国の9.11襲撃に関して、オサマ・ビン・ラディンおよび他の33名と共に、司法手続きが行われている。

「もし我々が、あるグループのすべてを信頼し、あるグループのすべてを準備し、思想的な訓練を施し、アフガニスタンに派遣して軍事的にテロリストとして準備させた頭脳としての人物を考えるならば、その男は疑いも無く『アブ・ダハダハ』である。」UCIAの部長はこのように確信を持って述べた。

彼の論理を支えるものとして、ゴメス・メノルは、スペインにおけるアルカイダ・ネットワークに対する2001年11月でのガルソン判事の報告書を取り上げた。その中で、すでに「アブ・ダハダハ」と3.11の犯人とされる者たち、たとえばジャマル・ゾウガム(逮捕)【注1】や、モラタ・デ・タフーニャの家【注2】の所有者であるアメル・エル・アジズ(指名手配中)【注3】などとの接触が確認された。【注4】同時に、カサブランカ爆破事件の犯人であるムスタファ・マイモウニは「アブ・ダハダハ」の支持者であったことを強調した。

このUCIAの部長は、イスラム・テロリストとの戦いの手段が不足している事を強調し、そして「その脅威は現実のものであり増大しつつある」と主張した。ゴメス・メノルは、アフガニスタンやチェチェンで「ムジャヒディン」として訓練を受けた若い過激派たちがますますスペインに集結しつつあり、彼らに対して「法律は何かの犯罪を犯さない限り逮捕を許していない」と言葉を強めた。【注5】

手段の不足に関して彼は3.11以来アラブ語翻訳家の人数が増えたことを認めたが、しかしまだそれは「不十分」であると主張した。彼の意見によると、必要な翻訳作業のすべてに取り掛かっているが「忙しすぎるためあるべきあらゆる注意を払うことができない」ということである。

この証言の中でゴメス・メノルは、アラブ・テロ専門の特殊任務を帯びた中央情報部が3.11襲撃の日に捜査の作業を始めたが、しかしアルカラー・デ・エレナスにあったバン【注6】からテープが発見されたのはすでに午後になってからだった、と説明した。それ以来、国内テロ専門班が活動していたのだ。

彼が「UCIEはいつも日陰者であり続けている。なぜならほとんどの手段はETAとの戦いに向けられてしまうからだ」と言っているのだが、3.11前に「予測できなかった」ようなことは否定している。このテーマについて彼は、スペインでのイスラム過激派組織に対して様々な作戦を実行してきた、また、あらゆる手段が振り向けられているにも関わらずETAは多くの襲撃を行い続けているではないか、と強調した。

[イスラム過激派とETAとの関係について]

調査委員会でのゴメス・メノルの証言は、この日、ETAが3.11襲撃への関与を全面否定し、さらに彼らに罪を擦り付けようとする意図は「嘘であり謀略であり邪悪な意思である」と断言した、という点にまで及んだ。【注7】

ラファエル・ゴメス・メノルは、彼の捜索の間中にはETAとイスラム過激派との関係を示す証拠は全く見つからなかったと繰り返したが、アブデルクリム・ベンスマイル受刑者のポケットの中からETAのメンバーであるエンリ・パロットとアリエト・イラギの名前が書かれた紙が見つかったかどうかを「調査する」必要があることは【注8】、非常に重要なデータになる、ということは認めた。このベレスマイル受刑者は先週バルタサル・ガルソン判事がイスラム過激派組織と関連付けた人物である。

刑務所内でETAとイスラム過激派が接触を持った可能性について質問を受けて、ゴメス・メノルは「神が彼らを作り彼らは結び付けられる」【注9】と答え、「彼らを一緒にしたのはひょっとすると我々に責任があるのかもしれない」と付け加えた。これについてこのUCIE部長は「スペインの刑務のシステムを誰かが変えてくれなければならない」という意見を述べた。

ゴメス・メノルは同時に委員たちの前で、彼の情報部は3.11の以前には、スペインに対するイスラム過激派の重大な襲撃の可能性について、国内外の情報部からはなんらの警告も受けていなかった、と断言した。

このUCIE部長によれば、この3.11襲撃は3つの柱によって成り立った。まず以前からのイスラム原理主義者のリーダー、次に彼らによって引き込まれ思想教育を受けたものたちの集団【注10】、そしてアストリアスの爆薬密売人たち【注11】である。

彼の説明によると、捜査の鍵となる点は、ラバピエスの密会所を明るみに出すきっかけとなった電話のカードである。「ジャマル・ゾウガムにたどり着いた時、我々はホッとした。なぜなら彼は我々にとって周知の分野にいたからだ。」【注12】このようにゴメス・メノルは語った。彼は委員たちの前で、この襲撃の首謀者を発見するために警察によってもたらされた巨大な努力を強調した。

http://www.elmundo.es/elmundo/2004/10/24/espana/1098615836.html
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【注1】ジャマル・ゾウガムについては「田中ニュース:スペイン列車テロの深層  2004年3月30日」の次の部分に詳しい。
http://www.tanakanews.com/e0330madrid.htm

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逮捕されているモロッコ系青年たちのうち主犯格とされているジャマル・ゾガムについても疑問がある。彼はインド人の2人と同様、携帯電話や通話カードを売る店を経営していたが、30歳と若いのに商才があったらしく、すでに4軒も店を持っていた。私が疑問に思うのは、そんなにビジネスで成功している青年実業家なのに、イスラム原理主義に傾注してテロに荷担したとされていることである。(関連記事)
 他の場所で起きているテロを見ると、関与したのは貧しくて失業中の青年が多い。マドリードのテロと同組織がやったとされる昨年5月のカサブランカの自爆テロ事件では、20人ほどの実行犯はいずれも市内のスラム街で育った無職の青年たちだった。イスラム過激派組織が、世の中に対して漠然と不満を持っている失業青年たちを誘い、最初は本性を出さずに親しくなり、時間をかけて青年たちの不満を自爆攻撃によって晴す方向に持っていく。自爆する直前に怖くなって逃げ、すぐに捕まった実行犯が当局に話したところによると、そんな筋書きで事件が起きている。(関連記事)
 ゾガムは、無職の青年ではない。ゾガムのように、自分の商売が繁盛している人は、生きる希望も大きいし、毎日することがたくさんある。そんな青年は、自爆テロに関わろうなどとは思わないのではないか、という疑問がわく。
 ゾガムはモロッコのタンジールという都市の出身で、昨年5月にカサブランカで失業青年たちに自爆テロをやらせたとされるサラフィア・ジハディアが、タンジールでもテロを計画しており、ゾガムは実家に帰省したときに、この組織と連絡をとったとされている。ゾガム自身、裕福な生まれではなく、離婚してマドリードに移住した母親を追ってマドリードに引っ越し、その後ビジネスで成功した経緯がある。
 実家の近くに住む友人の中には、サラフィア・ジハディアと関わりを持つ青年もいたかもしれないが、それだけではゾガムがカサブランカのテロ事件と関与していたとは言えない。スペイン当局は911の直後からゾガムを監視・盗聴していたと報じられているが、だとしたらゾガムが関与したはずの今回の列車テロ事件を事前に察知できなかったのはなぜかという疑問も出てくる。(関連記事)
 もしゾガムや2人のインド人が爆破計画に関与していたのなら、事件直後に不発弾が見つかったと報じられた段階で、通話カードの番号から自分たちの店が取り扱ったことがばれて逮捕されるのは時間の問題だと分かるはずだから、行方をくらますのが妥当な反応だろう。だが、ゾガムらは逃亡もせず、素直に逮捕されている。

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エル・ムンドの記事によると、スペイン国家警察の中央国外情報部(UCIA)の責任者であるラファエル・ゴメス・メノルは「アブ・ダハダハ」がジャマル・ゾウガムに「思想的な訓練を施し、アフガニスタンに派遣して軍事的にテロリストとして準備させた」などと言っているが、一体どんな訓練を施した、というのだろうか。商売に熱中し事件を起こしても逃げもせずにみすみす捕まるような訓練が「テロリストとしての準備」だとでも強弁するのだろうか。


【注2】この「モラタ・デ・タフーニャの家」に関しては私の次の投稿を参照してほしい。実にすばらしい「証拠残しまくりの家」なのだ。

http://www.asyura2.com/0403/war49/msg/1349.html
3.11の爆発物の「使い残し?」:アルカイダって本当によく証拠を残してくれるもんだ!
http://www.asyura2.com/0403/war50/msg/896.html
やっぱり似てきた!「3.11」と「9.11」(防げなかった?or防がなかった?)

この家で「爆弾」となる十数個のダイナマイト入りのカバンを製造して、後で触れる「幻の白いバン」で運んで各列車に仕掛けた、というわけだが、この筋書きの無茶苦茶さはすでにスペイン国内でも指摘されている。


【注3】アメル・エル・アジズに関しては次の私の投稿
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/648.html
311「起爆装置発見」の白いバンは発見当時は空っぽだった?!

の中で次のようにお知らせした。

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もちろん3.11を計画して実行させたとされる欧州の「アル・カイダの軍事指導者」アメル・アル・アズィズィ、および「3.11は私の計画だった」と盗聴電話で喋りまくった「エジプト人モハメド」ことラベイ・オスマン・セヤッド・アーメド(これも「アル・カイダ」)が絡んでいる以上、モサドとCIAの働きは見え見えでしょう。
なおこのアズィズィに関しては面白い話があります。エル・ムンド紙によると、スペイン国家警察は3.11の後アズィズィを見張って逮捕寸前までいったのですが、ところがそのとき、突然CNI(スペイン国家中央情報局)の人間が彼の部屋のドアをたたいたのです。それに気付いたアズィズィはあわてて髭を剃って窓からトンズラしてそのまま行方不明になった、というのです。そんなに短時間で長い髭が剃れるものかどうかも怪しいですが、もしこれが本当だとすると、CNIが意図的にアズィズィを逃がしたこともありうるわけです。

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彼は4月3日にマドリッド近郊都市レガネスで爆死したのではないか、と言われていたが、最近「7人目の死体の正体」が発表されて、相変わらずお尋ね者で逃亡中の身ということにされたようだ。


【注4】ここでゴメス・メノルは(というよりバルタサル・ガルソンは)、このゾウガムとアズィズィを「知っていた」ということだけで、「アブ・ダハダハ」つまりアルカイダが3.11の首謀者である、と断定するわけだ。これを強弁、デタラメ、単なる憶測だけによるトンデモ、と言わずに何だというのか。


【注5】ゴメス・メノルは(というよりバルタサル・ガルソンは)『彼らに対して「法律は何かの犯罪を犯さない限り逮捕を許していない」と言葉を強めた』わけだが、つまり何かい。怪しそうだ、と彼らが判断した者は誰でも即刻理由もなしに逮捕・拘禁できるようにせよ、と言いたいわけかい。もうすでにそうしているがね。
(参考)
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/1345.html
ひしひしと近づく「魔女狩りの時代」(バルセロナでの10名の逮捕について)


【注6】この「アルカラー・デ・エレナスにあったバン」が明らかに警察当局の「証拠でっち上げ」であったことは、次の投稿に詳しい。

http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/648.html
311「起爆装置発見」の白いバンは発見当時は空っぽだった?!
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/1023.html
「311に使用のもう1台の車」今になって公表!?【お笑い!ミエミエの証拠捏造!】
http://www.asyura2.com/0406/war57/msg/1040.html
311:2台目の車続報:パレスチナと結び付けようとする意図が!モサドの仕業か?


【注7】この3.11では、ETAは見事に「煙幕」としての働きをしてくれた。「関与していない」どころか、まさに絶妙のコンビネーションであろう。一体誰が「総合指揮者」なのかな?


【注8】このアブデルクリム・ベンスマイルは、10月23日に逮捕された17名の「イスラム・テロリスト」の一人だが、これに関しては次の投稿を参照してもらいたい。

http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/1001.html
スペイン(欧州)の対イスラム「硬軟両面」

このベンスマイルのポケットの中から2名のETAメンバーの名前が書かれた紙切れが見つかった、という与太話が広まっている。しかしベンスマイルの弁護士によると、逮捕を命じたガルソンは取り調べの中でその点については一言も触れなかった、ということである。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/10/25/espana/1098726497.html

おそらく、何とか強引に3.11を「ETA主犯=社労党黒幕」のトンデモ陰謀論で通したい国民党筋がやらかしたでっち上げだろう。


【注9】これはカトリックの教えで結婚に関していう言葉である。つまり彼はETAとイスラム過激派が刑務所の中で結びついていることを示唆するのである。これは国民党に対するリップサービスと思われる。


【注10】先ほども述べたが、麻薬中毒者、ゼニゲバ、これ見よがしに証拠を残しまくるドジのほかにも、ベラベラと盗聴電話で機密事項をしゃべりまくる、重要任務の前に酒場でピストルをぶっ放す、等々、実にすばらしい「イスラム思想教育を受けた」テロリストたちがいたものである。
(参照)
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/696.html
「エジプト人モハメド」の電話盗聴会話:何だ、この男!見え見えの「S」じゃないか!
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/1295.html
またボロを出した!間抜けなスペイン警察:一方で大新聞は「911&311イスラムテロ」大キャンペーン


【注11】このダイナマイト密売人のスペイン人こそいい面の皮である。ゴメス・メノルの(というよりバルタサル・ガルソンの)筋書きの中で、完全なキーファクターにでっち上げられてしまった。
(参照)
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/782.html
スペイン国内での、3.11新たな逮捕者10名:爆発物を販売、輸送した容疑
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/890.html
「3.11捜査」の鍵を握る16歳の少年:怪しげな「重要証言」(エル・ムンドより)
http://www.asyura2.com/0406/war56/msg/891.html
↑の記事に対する私のコメント


【注12】ここでゴメス・メノルは(というよりバルタサル・ガルソンは)、秘密を半分ばらしたようなものである。つまりジャマル・ゾウガムは3月11日以前からすでに「犯人」として「予約されていた」のだ。

この「捜査の鍵」と言われる「電話のカード」については、ブルーノ・カルデニョサ著「3.11:ある陰謀の鍵」の中で次のように書かれている。(要点のみ翻訳)

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「不発弾」となったカバンの中に起爆タイマーとして使用された携帯電話、およびダイナマイトがあった。その電話カードから足がついて、早速2日後の13日に『主犯格』のモロッコ人ジャマル・ゾウガムを含む5名が逮捕された。またダイナマイトからは18日にスペイン人ホセ・エミリオ・トレスオラス、20日にはモロッコ人ラファー・ゾウヒエルが逮捕された。
それがなぜ「不発弾」となったのか、が問題となった。事件直後に捜査当局が「事件の12時間後に携帯電話のアラームが鳴った、つまりテロリストが時間のセットの際に午前と午後を間違えたのではないか」と説明した。
しかしその電話はamとpmの表示ができない古いタイプの機種だったのだ。当然のことながら疑問が持ち上がった。
ところが4日後の3月15日になって「7時39分を19時39分と間違ってセットしていたので爆発しなかった」と発表され記者団をのけぞらせた。7と19を見間違えるなど、ありうるのか? 再び疑問が渦巻いた。
そして4月6日に「実は携帯電話と爆薬が接続されていなかったためだ」とコロリと話が変わった。(エル・コンフィデンシアル紙4月7日)

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ゴメス・メノルは(というよりバルタサル・ガルソンは)こんないい加減な与太話を「捜査の鍵だ」と強調しているわけである。


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私はこのデタラメをあくまでデタラメ情報で世間をペテンにかけようとするスペイン国家当局に激しい憤りを感じると同時に、こんな与太話を延々と垂れ流して恬として恥じないエル・ムンド、エル・パイス、ABC等々の大新聞、各テレビ局を含めた大マスコミの、プロパガンダ謀略機関の手先としての動きを、告発したいと思います。スペイン国内でもすでにこの悪辣なプロパガンダに気づいている人たちが、少しずつですが、声をあげています。

また、9・11でも、それ以前に「ホロコースト」などでも、こんな種類のプロパガンダに何の疑念も無く引っかかっていく愚かな人たちを哀れむと同時に、知ったかぶりをして垂れ流し当局情報を賛美する「脳みそを破壊された田吾作痴識人」どもには、国家当局やマスコミに対して以上に激しい怒りを感じます。なぜなら、詐欺師を支えているのはカモたちであり、暴虐な国家を支えているのは愚鈍な国民だからです。そしてその愚鈍さを守り固めようとする「脳みそを破壊された田吾作痴識人」たちがいるからなのです。

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