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大規模集団洗脳の現場報告(4)地下鉄サリン〜9・11〜3・11〜・・・そしてマドリッド日程
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/362.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 14 日 08:04:54: SO0fHq1bYvRzo

大規模集団洗脳の現場報告(4)地下鉄サリン〜9・11〜3・11〜・・・そしてマドリッド日程


今回は、マドリッド3・11事変一周年という名目で行われた「民主主義・テロリズム・安全保障に関する国際会議」を中心に、今後世界規模で展開していくであろう「反テロ戦争体制作り」に関してお送りします。

3・11事変は、おそらく普通に感じられているよりも何十倍も奥の深い、何十倍も大きな意味を持っている事件なのでしょう。マスコミは、隠すことはあっても、決してこの意味を探ろうとはしません。


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大規模集団洗脳の現場報告

(4)地下鉄サリン〜9・11〜3・11〜・・・そしてマドリッド日程


今までの阿修羅への投稿でもお知らせしてきたとおり、3月8〜10日の期間に、米欧ユダヤ支配層の下部機関、マドリッド・クラブおよびバルサフスキー財団が主催したマドリッド「民主主義・テロリズム・安全保障に関する国際会議((International Summit on Democracy, Terrorism and Security))」が開かれた。この会議の主催者は会議用の独自のホームページを作って構成メンバーおよび討議内容、会議の結果について、詳しく我々に見せてくれている。
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http://english.safe-democracy.org/
Safe-Democracy.org (Home)
【参照】
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/288.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 11 日 09:20:55
反テロ・マドリッド会議の内容と出席者総覧(お祭り用の来賓は除く)
[*フォローで詳しい資料(1)〜(5)]
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●このホームページをSafe-Democracy.orgと名付けたからには、この「安全な民主主義」が今からの「対テロ戦争」用プロパガンダのスローガンとなるのだろう。そして会議最終日に、総括として「マドリッド日程(The Madrid Agenda)」が発表された。私はこれが、9・11を頂点として3・11マドリッドへと続いた「テロの恐怖戦略」の成果を集大成した世界大改造計画の具体的な指針になるものと考える。

恐らくそれは1990年代から、ひょっとすると1995年3月20日のオウム真理教による地下鉄サリン事件の前から、目に見えないところで練り上げられてきた戦略の中で最も重大な中継点になっているのかもしれない。

この会議の分科会に関する説明の中に次のようなことが書かれてある。
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東京からマドリッドにいたるまで、以前より多くのテロリスト・グループが宗教を彼らの行動の口実をして使っている。何がこの宗教的な動機のテロリズムの勃興を説明するのだろうか。・・・・
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この会議の主催者は「対テロ戦争」の起源の中に、ちょうど10年前に発生したオウムの地下鉄サリン事件を数えているのだ。そして1998年8月のナイロビ、ダルエスサラーム、2001年9・11、2002年10月バリ島、2003年5月カサブランカ、同年11月イスタンブール、2004年3・11マドリッド、同年9月ベスラン・・・、と「アルカイダ」による大規模な「テロ」が続く。

こうやって冷戦時の「民主主義と共産主義」の似非対決構造に続く次なる偽制作りの下地作りが進行していったわけだが、この10年間の「戦果」の総まとめともいえる「マドリッド日程(The Madrid Agenda)」の内容を検討してみよう。ただしその全部まではスペースの関係上取り上げることが困難なため、重要部分の訳とコメントのみにとどめるが、できたら次の全文(英語)を読んでその全体を確認していただきたい。
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(The Madrid Agendaの全文:英語)
http://english.safe-democracy.org/agenda/the-madrid-agenda.html
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●まずその前半の部分からの抜粋を見ていただきたい。

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【前略、引用開始】

[マドリッド諸原則]

テロリズムは全人類に対する罪である。それは無垢の人々の生活を危険に陥れる。それは憎しみと恐れの雰囲気を作り上げ、民族と宗教の間の対立に油を注ぐ。テロリズムは平和、国際法および人間の尊厳の価値に対する最大の侵害の一つである。

テロリズムは民主主義と人権に対する攻撃である。暴力による脅迫と殺害の行為によって市民と非戦闘員を標的にすることを正当化するいかなる理由も無い。

【引用終り】
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「テロリズムは全人類に対する罪である(Terrorism is a crime against all humanity)」このニュルンベルグ・ペテン裁判での造語が、「テロリズム」が、「ファシズム」「共産主義」に続く似非2項対立構造の一極の役割を果たすものであることを、明らかに示している。ただ今回のものは、後でも述べるが、先の二つとはやや異なる役割を与えられている。

それにしても上の「テロリズム」に対する形容は、数十年来、米国が中南米やベトナム、そしてアフガニスタンやイラクでやってきたこと、イスラエルがパレスチナと現在中東全域で行っていること、そのままなのだが、「テロリスト」の正体が誰なのかが期せずして明らかにされているのだろうか。


●次に中心の部分である。

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【中略、引用開始】

[国際協力]

テロリズムは現在、世界的な脅威である。我々はそれをマドリッドやニューヨークとワシントンばかりでなく、ダルエスサラーム、ナイロビ、テルアビブ、バリ、リヤド、カサブランカ、バグダッド、ボンベイそしてベスランで見てきた。それは世界的な反響を呼んでいる。政府と市民社会は国際的な取り組み、協力そして対話の努力を、再度活性化させなければならない。

[市民と民主主義]

自由と民主主義だけが最終的にテロリズムを打ち破ることができる。他のいかなる政治システムもそれ以上の正当性を主張することはできない。そしてさらに他のいかなるシステムを通しても政治的な不満がより有効に述べられることは不可能である。

市民たちは民主主義を推進し擁護する。我々はあらゆる国での民主的な運動の成長を支援しなければならない。そして連帯、包括性そして文化的多様性への尊重に対する我々の行動を再確認しなければならない。

市民たちは俳優であって観客ではない。彼らは民主主義の原則と価値を体現するものである。力強い市民社会は、各地のコミュニティーを保護し、過激なイデオロギーと戦い、そして政治的暴力を処分する戦略的な役割を演じる。

【引用終り】
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ここで言うところの「市民」「民主主義」とは一体何を指しているのだろうか。また「我々」とは誰のことか。

「市民たち」と訳した原文はCitizensなのだが、このcitizenは元々古代ギリシャ、ローマの「自由市民」を指し、支配階層の元で特権を与えられる文明化された(civilized)帝国の人間たちを指すのであって、決して「各国国民一般」を指すものではないはずだ。「民主主義(democracy)」にしても同様に奴隷制の上に立つ特権市民による合議制のようなものではなかったのか。意味論に詳しい方にフォローをお願いしたい。

そして「我々はあらゆる国での民主的な運動の成長を支援しなければならない(We must support the growth of democratic movements in every nation)」という際の「我々」とは? 直接にはこの会議の主催者と参加者を指すのだろうが、むしろその後ろに控える米欧ユダヤ支配層と見るべきだろう。それが「市民」「我々」という言葉によって、あたかも各国国民一般を指すもののように幻想が与えられる。ここには中南米やアジア、アフリカ、中東などの下層大衆は含まれておらず、彼らは「市民たち(日本人も入っているのかな?)」によって民主主義を指導されなければならないわけである。

そして「自由と民主主義だけが最終的にテロリズムを打ち破ることができる。他のいかなる政治システムもそれ以上正当性を主張することはできない(Only freedom and democracy can ultimately defeat terrorism. No other system of government can claim more legitimacy)」ときた。他の政治形態は認めない、もっと言えばテロリズムを擁護するものとみなす、ということだろう。

つまり「テロリズム」は、強引に世界を「民主主義」に向かわせるための不可欠な役割を与えられていることになる。第1日目の分科会では「テロを根絶するため」の軍事・警察・諜報活動の指針についての報告がなされていた。その意味ではネオコンの戦略とかなり似通っているかもしれない。しかしマドリッド・クラブのメンバーを見てもネオコンの流れの者はいないし、もう一人の主催者バルサフスキー氏にしてもシオニストとは関係が薄そうだ。しかし逆に考えると、ネオコンも決して特殊な「鬼っ子」ではなく、要するにこのマドリッド会議と同じ根っこから出ているのだろう。

おまけに「市民たちは俳優であって観客ではない(Citizens are actors, not spectators)」ときた。Actorsねぇ。(これを例えば「当事者」などという日本語で翻訳する阿呆がいるのではないか、と恐れる。)誰が台本を書くのだろう。その横には「テロリストたちも俳優である。」というようなト書きなどもあるのではないか。


●中心の部分からもう1箇所。

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【中略、引用開始】

[特筆すべき危機の要因]

テロリズムは脅迫、恐れそして憎しみの上に繁栄する。当局者が信仰の自由を含む自由を保証する責任を持つ一方で、その代わりに宗教指導者を含むリーダーたちは憎しみやファナチズムあるいは宗教戦争を奨励し正当化することによる自由の利用をしない責任がある。我々は次のことを提唱する。
・地域の会合、円卓会議、国際的なプログラムの交換を通して文化的・宗教的な対話を組織的に推進すること
・当局者たちとマス・メディアが、テロリストの目的である脅迫と恐れと憎しみを無自覚にそして不均衡な形で鼓舞することの決して無いように、その言葉の使用を常に見直すこと
・学校の教科書の文化的・宗教的な寛容さを見直すと同時に、人種主義的な表現、民族的対立そして宗教的過激主義とメディアにおけるそれらの影響を見張るために、国内的なまた国際的なプログラムを作ること

貧困はテロリズムの直接の原因ではない一方で、経済的そして社会的政策は、排他主義や急激な社会経済変化による衝撃――それはしばしばテロリストに付け込まれる不平不満を引き起こすのだが――を鎮めるのに役立つ。我々は次のことを提案する。
・周辺に追いやられたグループが能力をつけることを助け参加を促すような長期的な貿易、援助と投資の政策を採用すること
・集団的な差別を無くすことによって社会の中での構造的な不平等を減らす新たな努力
・女性の教育、雇用と能力開発を促進する目的を持った計画を打ち出すこと
・2015年までにミレニアム開発目標(the Millennium Development Goals;MGCs)【後述:訳者注】を実行に移すこと

テロリストは、解決しない紛争があり政治的な不満を収めるための責任あるシステムがほとんど無い社会で繁茂する。我々は次のことを呼びかける。
・紛争と分裂に特徴付けられた社会のための仲介と平和創出の新たな創意工夫を行うこと。なぜなら民主主義と平和は手を携えていくからである。
・国内と世界のレベルで民主的な制度と透明性を促進し強化する努力を重ねること。民主主義共同体のような工夫はこれらの目標に貢献するかもしれない。

【引用終り】
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前半部は要するに、学校の教科書とマス・メディアに対する世界規模の検閲を強化・実施する、ということだ。この一部はすでに始まっている。
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【参照】
http://www.asyura2.com/0411/dispute20/msg/499.html
投稿者 たけ(tk) 日時 2005 年 2 月 21 日 00:44:04:
2004年のイスラエルの「ホロコースト否定禁止法」
http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/595.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 10 月 17 日 17:28:01
ブッシュ、世界中の反ユダヤ的動きを記録する法律を発布(エル・ムンド)
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また、このマドリッド日程だけではなく、米国の言論界には「テロの原因は貧困ではなく過激な思想である」といった論調があるようだ。この半世紀の中南米やアフリカを見ても分かるとおり、貧困は米国と国際資本による新植民地主義とネオリベラル経済が積極的に作り出しているものだが、要するに「貧乏人どもを焚き付けるヤツが悪い」というわけなのだろう。情報への検閲と取締りを徹底させながら力づくで「民主主義」を植えつけて国際的な武力で縛り、おとなしく搾取される貧乏人を作り出せ、ということか。

上の引用中で「ミレニアム開発目標(the Millennium Development Goals;MGCs)」に関しては次のサイトを参照のこと。
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http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/un/mdgs_gai.html
ミレニアム開発目標: 概要(簡単な説明文と目標和訳)
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まあ「いいことづくめ」で到底実現するとも思えない。いや一つだけ実現可能な道がある。それは、想像したくもないが、2015年までに世界の人口が半分以下に減ることだ。以前からロックフェラー財団あたりがたくらんでいるように。

またこの2015年という年に関しては、次のような興味深い情報もある。

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http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/1019.html
2004 年 1 月 21 日 08:38:57
イベリア半島「百鬼昼行図」 その6:米西同盟の仕掛け人?オプス・デイ
(3)アスナール政権=オプス・デイ政権、「3馬鹿軍団」の裏には?

より引用
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【引用開始、前略】

アスナールはオプス・デイの手先として国外に対しても次の手を打っているようだ。1月14日付けのエル・パイス紙には次のような記事が載っている。

『アスナール、ヨーロッパとアメリカの間に貿易地区の創設を提唱』という見出しで、アスナールが1月14日のワシントンでの米国通商部との会談の席上、2015年にEUとアメリカの間で自由貿易地区を創設する、という提案を打ち出した、というのだ。ただ、少々誇大妄想ぎみのオッサンの言葉だから眉につばをつけておく必要はあるが。

El Pais 14-1-2003
Aznar propone crerar una zona económica entre Europa y EEUU
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040114elpepinac_9&type=Tes&anchor=elpepiesp

まず2010年までに情報通信とデジタル技術、航空輸送、金融サービスの4つの分野でこれを実現して競合関係を調整する、とし、その後2015年までにさまざまな分野に広げていくそうである。さらに彼は、スペインの国内総生産がG8のうちの2国(ロシアとカナダを指す)より大きく、スペインが世界をリードする国々の一つであると主張し、EUと米国を結びつける大きな力となれることを強調したようだ。

【中略】

それにしても2010年から2015年とは面白い設定だ。もしかすると、その時期にはユダヤ・シオニズムとプロテスタント原理主義者の力が失われ、オプス・デイ=バチカンがヨーロッパと国連を陰からあやつり、アメリカ保守勢力とアラブ世界を丸め込みながら世界のヘゲモニーをとっていける、という見通しでもできているのかもしれない。ただしこれは憶測に過ぎないが。

【後略、引用終り】
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単なる偶然の一致とは思えない。2015年という年がかなり以前からすでに決定済みの日程ででもあるのだろうか。


●紙面の関係で訳出は省くが、続く[テロとの対決]の項にはおよそ次のようなことが書かれてある。

「テロリストを孤立させること」、そのために「テロ行為あるいは人権の悪用を防ぐため、国内的・国際的な対テロ対策に人権に関する法律を導入する」「対テロ対策と両立する人権法について国連の人権委員会が統括できるようにする」「国家間の情報網の確立と国境を越えて担当する諜報活動を保証」「全地球的なテロ情報データ・ベースと協力体制を作る」「国連安保理が主導するテロ捜査と対策」「テロの財源封じ込めのための国際機関創出」などが書かれており、「反テロ」を目標に世界を一つにまとめていく、国連がその中心任務を果たす、といった方向性が描かれる。


●そして後半の部分から次を訳出・引用しておこう。

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【中略、引用開始】

[市民社会]

テロと暴力に対する防衛策としての民主主義を建設するプロセスは、国際社会と市民の協力を必要とする。我々は提案する。
・世界中から民主主義のための戦いの前線と市民社会のリーダーたちを結び付け、インターネット技術やその他の新しい通信技術の有利さをフルに生かした世界的な市民ネットワークを創出する。
・このネットワークの一部として、抑圧に直面する市民社会グループに対する精神的・物質的な支援のチャンネルを提供すると同時に、地域紛争がエスカレートする前にそれを散らせてしまう「早期警戒システム」を作る。


[マドリッド日程を推し進めること]

マドリッド・クラブは、他の機関と政府と同様に、国連にもチリにおける民主主義共同体の次期閣僚級会議でこのマドリッド日程を提示するだろう。マドリッドク・ラブは、今回の会議の分科会とパネル・ディスカッションによって作られた提案をさらに具体化するために、大学、特別研究機関やシンクタンクと提携するだろう。

【後略、引用終り】
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再度強調しなければならない。「市民(Citizens)」とは決して世界中の人間ではない。主として欧米の中流以上の人間、およびその他の地域のそれに付き従う人間たちを指す。そしてその「市民たち」による大掛かりな『地球隣組制度』を作っていこう、ということなのだ。

現在「対テロ戦争」は、米国とその同盟者、および欧州各国で、それぞれ多少ニュアンスは異なるものの併行して推し進められているのだが、これが次第に国連の手に移り、国連が中心になって、これに従う世界各国をテロ対策の名の元に一つにまとめ上げていこう、というのである。そしてそのために「市民社会は総力を挙げよ」というわけだ。それに逆らう者は「テロリスト」としてパージされることになる。


●現在、米国と欧州、米国と国連の対立が言われているが、私はとんでもない茶番劇だと思う。今回のマドリッド会議の主体はやはり米国なのだ。というよりも、米欧ユダヤ支配層に慎重に選びぬかれたメンバーによる、特に9・11事変の『完結編』としての3・11を存分に利用して企まれた、今までの「テロによる恐怖戦略」の成果をまとめ、次の10年間、2015年までの行動方針を明確にするための一大イベントだったに違いない。これが3・11事変の重大な目的であり、その実行者が誰なのか、も暗示してくれているように思える。

彼らにとってみれば、ブッシュもネオコンもEUも、その手の内にある駒にすぎまい。さらにマドリッドという場所が選ばれた背景には、国王フアン・カルロスとその背後にいる支配者群の一つオプス・デイの意思があるもの、と私は見ている。マドリッドはロンドン、ローマ、ニューヨークと並ぶ魔都の一つなのだ。

この数十年間、世界の人間を、神話作りと教育・マスコミによる洗脳で騙し続け、そして最後に「9・11=3・11=イスラム・テロ」の大嘘で世界を奈落の底に(彼らにとっては天国に)落とし込もうとしている欧米ユダヤ支配層に対しては、世界各国の真実を求める人間たちが協力し合って、隅から隅まで徹底的にその嘘を暴いていく以外に無いだろう。嘘つきほど真実を恐れる。彼らは恐れているのだ。

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