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(回答先: 共産党の皆さんへ 投稿者 改善党 日時 2005 年 9 月 05 日 07:29:50)
改善党さんの投稿は、共産党員や共産党支持者への呼びかけとしては意義があると受け止めている。
今回のレスも、改善党さんへの批判ではなく共産党に対する批判でであることをご理解いただきたい。
共産党中央や共産党員のほとんどは、何を言ってもムダな連中だと思っている。
言ってもムダにならない人はすでに共産党から去っている。
（そのなかにも、違う内容のコダワリがあり、その部分では何を言ってもムダという人もいる）
違う価値観や政治判断に耳を傾け考える人たちのなかにも共産党の躍進に一縷の望みを託す人たちもけっこういるはずだから、今回の総選挙の意義を説き、現実主義的な投票行動を求めるのは意味がある。
「確かな野党」とは、反対する政策は実行されることになってしまうけれど、「私たちは反対しました」ということに喜びと意義を見い出せればいいという没政治的で自己満足的な話である。
共産党が掲げる「確かな野党」とは、戦前から侵略戦争に一貫して反対した唯一の政党という話を自慢げに語り誇りにしてきたのと同じ発想から出てくるものである。
共産党には、反対していた「大東亜戦争」を止めることができなかったという視点が極めて希薄である。
３００万を超える日本人が戦禍で死に、アジアで１０００万人ほどが犠牲になり、６年近くも占領支配されるという事態を引き起こした戦争をなぜ止めることができなかったのかを真剣に考えない政治勢力が、人民を領導するとか革命を語るのは冗談を超えた悲劇である。
（止めることができなかった理由を弾圧や強固な支配体制に求めるのなら解党したほうがましである）
このような共産党でも衆議院で１００議席くらいは保持していたほうがいいと思っている。「確かな野党」は、いないよりいたほうがましだからである。
共産党員ならびに共産党支持者は、“反自民党＝反権力”という惰性的発想にそのまま乗り続けるのではなく、今回の総選挙で小泉氏を首相の座から引きずり降ろすために自分の小選挙区での１票をどう活かすのかを真剣に考えていただきたい。
比例区は共産党にどしどし投票すればいいし、比例区での共産党への投票も積極的に呼びかければいい。
（かつての自民党も小泉自民党も同じ悪と考えるのは、それこそ、５５年体制思想に引きずられたものであり、政治情勢をより深く分析していない無思慮のなせるわざである）
※ 参考投稿
『「確かな野党・共産党」に求める決断ではなく、政権を狙う大政党・民主党にこそ決断を求めなければならないテーマ』
（ http://www.asyura2.com/0505/senkyo12/msg/1019.html ）
『得票数を増やすためにいちばんの競合関係にある政党を叩くという共産党の習性』
（ http://www.asyura2.com/0505/senkyo13/msg/253.html ）
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