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如往さんへ 横レスありがとうございます。
http://www.asyura2.com/0510/idletalk16/msg/114.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 11 月 26 日 19:52:03: YdRawkln5F9XQ
 

>Re: 社会主義とは何か?[2nd version]
http://www.asyura2.com/0510/idletalk15/msg/885.html
>投稿者 如往 日時 2005 年 11 月 25 日 01:32:58: yYpAQC0AqSUqI

>(回答先: 社会主義とは何か?(あっしらさんへのレスです。) 投稿者 ワヤクチャ >日時 2005 年 11 月 20 日 23:23:46)


> ワヤクチャさん、こんにちは、横レスにて失礼します。

こんにちは、横レス歓迎です。

> これは下の方のレスに一部字句の訂正と共に加筆・編集し直したもので内容は重複>しますが、ご笑覧ください。尚、あっしらさんには割り込みになりましたことをお詫>びいたします。

> さて、あっしらさんが改良主義者と認定(?)するとき、必ずやその背景には社会>主義の思想的営為に関する考察があると想っています。

それはそうだと思います。
しかし、改良主義というレッテルが必要な改良を行おうとする者に対する過小評価になる恐れは無いのでしょうか?
私は改良闘争が革命闘争に転化すると考えます。
資本主義は生き延びる為に改良闘争も弾圧し始めます。
その時こそが資本主義の本質が露になる時であり、革命の必要性が多くの人の共通認識になる時だと思っております。
つまり「資本主義を追い詰める改良」というものを私は構想しているのです。
革命を言わないから資本主義の延命に手を貸しているなどとは言えないと思うのです。

>それ故、改良主義が結局は体制側(反動)の存続論理に絡めとられていった歴史的経>緯にたいする不信感のようなものが、

改良主義が体制側に絡めとられていったのでしょうか?
そうでは無く、改良と革命の分裂こそが革命勢力を弱体化したと考えます。

>あっしらさんをしてワヤクチャさんのことを>>『あなたは、社会主義者ではなく、>協同組合主義者

マルクスは協同組合を評価しております。
マルクスは間違いなのでしょうか?

>や改良主義者(国家による弱者救済主義者)であり集産主義者だったんですね。

集産主義ではありません。
なるべく小さな地域での自給自足を目指しております。

>(反市場主義・反集産主義を標榜しているものとしては、

市場を越える経済システムとは何でしょうか?
私には分かりません。

>19世紀から20世紀にかけての左翼運動の変節をたどっているようでちょっとがっ>かりしました)』と、言わしめたと推察しています。

19世紀から20世紀にかけての左翼運動は一国社会主義という誤り、
官僚統制型計画経済という誤り
があったと考えます。
私はこれらの誤りを批判する者であり踏襲者ではありません。

> そこで、私はワヤクチャさんにたいし、「イデオローグはもう少し先の展望を準備>して措かなければならないだろうし、

私はイデオローグではありません。
活動家です。
情報収集とコメントを行うダケの人間です。
どのような文章が書けるか?
ダケです。
何か一定の思想体系を作ろうとはしておりません。
無限の文章増殖運動を行っているダケです。

>果たして改良主義的なポリシーで多様且つ広汎な人々の問題意識に対応し、それらを>纏め上げることができるのだろうか」といった疑義を呈しつつ、

改良主義って何ですか?
改良は分かりますが
改良主義という言葉で何を意味するか不明確だと思います。
改良か革命かという二項対立図式は間違いだと思っております。

>あっしらさんの過去の投稿を紹介させていただくのですが、私の注釈を含めてワヤク>チャさんの考察の参考にしていただければ嬉しく思います。

ありがとうございます。

> 【「供給→需要」原理や政策的需要喚起について[オニオンさんへ]>>http://www.asyura2.com/0401/dispute16/msg/496.html投稿者 あっしら 日時 2004 年 >2 月 05 日】
 <引用>
****************************************************************************************************************************   供給が需要をつくるという「供給→ 需要」(供給=需要)原理は、経済問題を考えるときの要だと思っています。これは、セイの法則に通
じるものであり、古典派も基礎にしている考えです。
***************************************************************************************************************************

供給が需要を作るのが現在の生産主導型経済です。
私は消費主導型経済を作ろうと言っているのです。
新しい商品は消費者から生まれると私は思います。
「こんなものが食べたい。」という事から生まれるのです。
消費者が発想したものを横取りして利益を上げているのが現在の生産主導型経済だと思います。
この事によって現在、消費者は「餌付け」されているような情け無い存在になってしまいました。
私はもっと「何を消費すべきか?」を考える消費者を作り、そのような消費者主導の経済を作ろうとしているのです。

> [私見]
> 新商品の開発や流通のためのマーケティングにおいては消費者動向(需要)が供給>の質量にフィードバックされることは重要なポイントです。しかし、既存の商品や生>活基本財は供給ベースで需要が喚起及び規定されているのが実情でしょう。

実情はそうですが、それを反転させようとしているのです。

>生活協同組合は消費者の不特定性を少なからず解消し、消費者オンデマンド[on >demand]を現出させることになると想われますが、ただし産直野菜等の一部の生活基本財>に限られるのではないでしょうか。

そんな事はありません。
全ての生活分野において消費者の意見が生産に反映されるようになるでしょう。
レディメイド経済からオーダーメイド経済への転換です。
オーダーメイドの商品を買う事は消費者の夢のハズなのです。
既製品を買う消費者が多いのは貧しいからです。
本来は注文を付けたいハズです。

>結論を急いで申し訳ありませんが、私は供給ベースで需要(市場)をコントロールし>ようとする方が、より現実的であり、供給者(労働者)も意思決定に関わり易いので>はと推察します。

リアルタイムの消費者の要望に応える生産者が今後生き残っていくでしょう。
コンビニの商品の変遷にそれを見る事ができます。
今後は端末から「こんなものないかなあ。」といったファジーな消費者の声に対応する生産者が生まれてくると思います。
市場は消費者によって改革されるのです。
労働者は消費者の真の要望に応えた労働をする事で市場で生き残っていくでしょう。
労働者権力というのは生産主導のバリエーションに過ぎません。
この意味では私は従来の労働者階級主導論に組みするものではありません。
だから従来の社会主義者では無いのでしょうね。

>私はそのためにも経営に参加する条件として“生産手段の所有(領有)”が課題にな>るのではと考えていますし、その実現の方法を探求しています。

生産手段の所有よりも
消費者が欲しいものが手に入る
という事の方が大事です。
生産手段にこだわるのはまだ生産主導型経済の範疇です。
これは「労働者に資本を与えよ。」という資本家に対する嫉妬心から来る中途半端な目標でしかありません。


> 何れにしても、あっしらさん流の経済論理(説明体系)を辿っていくためには[供給>が需要をつくるという「供給→需要」(供給=需要)原理]をおさえておくことが必要>だと思います。

それは現状であり、私はそここそが変えるべきポイントだと思っているのです。
惰性を廃し新たなものを生み出すのが革命です。

> 【今後の世界と日本 − 補足1 − [如往さんへ]>>http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/717.html投稿者 あっしら 日時 2003 年 >12 月 11 日】
 <引用>
***************************************************************************************************************************
 奴隷が別に悪いわけではありません。奴隷であるという自覚がないことが、悪であると同時に救いなのです。(生存維持手段を持たない者は奴隷なのです。そして、一般的には、活動力の対価として生存に必要な物を供与してもらえる者が奴隷だと思われ、活動力の対価として貨幣を供与してもらえる者はそうでないと言われているだけの話です)
***************************************************************************************************************************
 [私見]
> あっしらさんは近代では奴隷とは生産手段を所有しない存在を表象していると喝破>していますし、生存に差し支えなければ奴隷状態に甘んじることもあり得ることと達>観されてもいます。後は我々個々の価値観もしくは決断の問題であるのでしょう。す>なわち、確信犯的に奴隷として生きるか、それとも生産手段を所有し自立して生きよ>うとするか、です。

生産手段を所有しようとする行動は
資本主義社会において小ブルジョア階級になろうとする事であり
依然として資本主義内部の権力闘争でしかありません。
市場のシステムを変える事を私は考えており、権力闘争はかえって資本主義を延命させる事になるでしょう。
ここで私は資本主義と市場システムを区別しております。
資本増殖を自己目的化する事を私は資本主義と呼びます。
市場の中では資本増殖を自己目的化しない活動も多くあるのです。


>私は被雇用者と雇用者の双方の立場にいた経験があり、前者の気楽さを享受し後者の>厳しさをも身に染みています。その上で、一概には言えないとは自覚しつつ、人間ら>しく生きるとは自由に生きることであり、そのためにも生産手段の所有(領有)の生>産関係を構築することは肝要な当為であり、

生産手段を所有しなくても自由である社会を私は目指します。
生産手段が生活協同組合の所有であり個々の組合員は私的に生産手段を所有していなくてもその生産手段を使って生産される商品を消費できるというシステムです。

>生産手段の所有の実感は人をしてより生産活動へのコミットメントを促すものになる>と考えています。

生産活動よりも消費活動の方が肝心の問題です。
消費にこそ焦点を当てなければなりません。

> 以上の観点から、私は極個人的に【社会主義とは人間の奴隷的存在状況の克服とい>う問題解決のために、その要諦とも目される生存の基盤である「自在(性)」(の要>件)を集団的(共同体的)に担保していこうとする当為】と定義しています。

この定義に同意します。

>さらに、【その国の歴史的発展過程に合わせた社会主義的な改革の施策を実施しつ>>つ、世界の社会主義的改革を目指す国々との連帯を模索していくといった永久革命>>論】を如是とし、

国家単位での社会主義に私は懐疑的です。
非国家的な社会主義を構想します。
国家単位の陣取り合戦的な社会主義運動は弊害が多いと思います。

>かかる運動の成否を決する要諦は労働者(生産主体)による生産手段の所有(領有)>にあると考えています。

消費の方が要諦です。
何を消費するか?
の問題の方が大事です。

> そして、それは一頭一頭が無記名な羊の群が一体一体が確かな個である狼の群へと>転化していく道程でもあると思量します。

ちょっとこの意味は分かりません。

> また、会いましょう。

また、会いましょう。

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