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Re: 映画『花よりもなほ』と反仇討ち、そして日本のメディア・リンチ
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投稿者 如往 日時 2007 年 10 月 10 日 15:47:24: yYpAQC0AqSUqI
 

(回答先: 映画『花よりもなほ』と反仇討ち、そして日本のメディア・リンチ 投稿者 けたぐれ后王 日時 2007 年 10 月 08 日 16:39:28)


 けたぐれ后王さん、こんにちは、初めまして。
 映画『花よりもなほ』(是枝裕和監督作品)の封切りは見逃してしまいましたが、DVDで観たいと思っています。


 私はけたぐれ后王さんが死刑制度にたいして懐いている怒りや憤りと云ったものに大いに共感を覚えます。確かに相応の罪を犯した事実があるとは謂え、しかし権力によって人知れず抹殺されていくときの死刑囚の面持ちを想像するたびに戦慄を覚えてしまいます。誰しもそうした境遇に陥らないとは限らないのですし、死刑存置論者はそのことを忘れてはならないでしょう。

 死刑制度の歴史を辿ってみますと、庶民同士の諍いを裁断するためというよりはその殆どが支配者による被支配者にたいする見せしめであり、まさしく権力による殺人であったことが判明します。また、応報刑論は統治の安定化を策して世論を誘導するためのものであっても、実体は庶民感情など一滴たりとも汲んだものではありません。しかも、そうした様態は現代も全く変ってはいないと想われます。

 以下のアイデアはブログ“非処罰プロジェクト”に提示されている言説に由るところが大きいのですが、私は「応報刑論の有効性にたいする疑義、冤罪による司法過誤の予防、原因の解明による殺人の予防」の三点に着目することにより、死刑制度を廃止し暫定的な措置として終身刑の導入の法制化を図るべきだと考えています。

 また、会いましょう。


 <参考URL>
 非処罰プロジェクト http://turedure-sisaku.blogzine.jp/sophia/cat2360592/index.html


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