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東国原氏ブログより:国の「口蹄疫対策検証委員会報告」及び「疫学調査に係る中間取りまとめ」について・
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/824.html
投稿者 taked4700 日時 2010 年 12 月 01 日 02:59:52: 9XFNe/BiX575U
 

(回答先: 〈検証Y〉宮崎口蹄疫:国県検証委員会合同会議により真実は解明されるのか:「はたともこ」ブログ 投稿者 taked4700 日時 2010 年 12 月 01 日 02:38:23)

http://ameblo.jp/higashi-blog/entry-10718740386.htmlよりコピー:

2010-11-26
国の「口蹄疫対策検証委員会報告」及び「疫学調査に係る中間取りまとめ」について・・・・・・


 @口蹄疫対策検証委員会報告

 全体としては、国の検証委員会においては、本県の関係者へのヒアリングも含めて精力的に調査や意見交換等を行われ、今回の口蹄疫の対応に関する様々な課題について、本県に関する問題点は勿論、国の対応に関する点等についても多面的な検証を行われるとともに、今後の改善方向についての提言を行って頂いたところであり、心から感謝を申し上げる次第です。


 ※報告書の中の下記の指摘等については、特に私としても重要だと認識しており、今後の防疫対策に活かしていくべきであると考えております。

 ・口蹄疫は「多様性」が特徴であることから、従来の知識・経験だけにとらわれず、最新の状況を把握し、警戒と準備を怠らないことが重要であること。

 ・国や県、市町村の対策本部の役割分担や連携が十分ではなかったこと。

 ・あらかじめ定めた防疫方針に基づく初動対応では感染拡大を阻止出来なかった場合の、新たな対策(ワクチン接種)の判断が遅かったこと。

 ・畜産農家段階において「飼養衛生管理基準」が遵守されていなかった、県の基準の遵守に関する指導も不十分であった、更に基準そのものが具体性や実効性に欠けていたこと。

 ・異常畜を発見した場合は、原則として直ちに検査機関に検体を送付すべきであること。

 ・県は農場の状況(畜種・飼養頭数等)を日常的に把握しておくべきこと。

 ・埋却地の確保について農家に対して十分に指導するとともに、埋却以外の方法についても検討を進めるべきであること。

 ・早期発見・早期通報のために、早期通報者が社会から評価されるようにしていくことが必要であること。

 ・飼養規模・飼養密度などを含めた畜産経営のあり方について一定のルールを定めたり、法令整備も検討すべきであること。

 ・特に大規模経営については早期発見・早期通報が確実に行われるルール作りが必要であること。


 ※下記の事項については、事実関係や今後の対応等について、県として検証・検討が必要であると考えております。

 ・「防疫指針を中心とする防疫体制が確実に実行されず、十分に機能しなかった」とされているが、県としては基本的に、国と協議をしながら防疫指針に基づいて対策を講じたと認識しており、どいこに具体的な問題点があるのかを確認していく必要がある。また、問題はむしろ防疫指針を超える対応が取れなかったことにあるのではないかと考えている。

 ・家畜防疫員の数等にも言及されているが、今後どのような対策がとれるか、民間獣医師との連携等も含めて検討する必要がある。

 ・異常畜の通報があったのに検体を送付しなかったことについて、「宮崎県のダメージを懸念して送付しなかった」とされているが、現場の家畜防疫員は純粋に「口蹄疫ではない」との判断に基づいて検体の送付を行わなかったと認識している。

 ・ワクチン接種家畜について「6月25日に口蹄疫の症状があったのではないか」との指摘があるが、家畜防疫員が「口蹄疫ではない」と判断したものであると認識している。

 ・種雄牛等についても特例的な取り扱いを認めるべきではないと指摘しているが、国においては、今回の件を踏まえて、また、畜種の重要性等を含めて、家伝法上に特例規定を置く等の検討が必要ではないか。


 A疫学調査に係る中間取りまとめ

 ・我が国への侵入経路、感染原因について、結果として不明との結論であり、極めて残念である。今後の防疫対策の充実のためにも、今回は中間報告ということであるので、是非、解明をお願いしたい。

 ・残っているデータ等から見ると、6例目が初発であるとの結論になっている。もう少し突っ込んだ調査ができないかという思いもある。

 県の検証委員会の中間的論点整理では、「6例目以前に感染した農場がなかったという証拠はない」との指摘がされているところである。県の検証委員会としても、中々難しい作業ではあるが、感染原因・感染経路の解明に大変重要であるので、出来る限りの調査を行うこととしている。


 ※5月13日における事業団肥育牛の発熱事例の事実確認について

 5月13日に肥育牛に発熱があった事実については、自分は報告は受けていない。事業団としては、通常の発熱と判断して報告はしなかったと聞いている。13日は種雄牛の移動日であり、慎重を期すという意味では報告があってしかるべきだと考えるが、今回は下記の通りの経緯であったと聞いている。

 ・この件については、5月15日に国が事業団に立ち入りし、当日の作業日誌等で発熱情報を聴取している。

 ・さらに、9月下旬に疫学調査を行っている。

 ・その結果、国の疫学調査チームの中間取りまとめでは、「農林水産省は、事業団へ担当者を派遣し、発生前2週間の牛の健康チェック表や業務日誌を確認するとともに、事業団に対する聞き取り調査を行ったところ、種雄牛、検定用肥育牛ともに、14日の前には口蹄疫が疑われるような異常は見られなかったことを確認」と表記しており、隠蔽等がないことは、国においても確認されているのではないかと考えている。

 ・尚、当日、事業団職員が発熱を確認したのは朝ではなく、午前11時30分であり、種雄牛の積み込みは午前11時から開始し、昼12時15分に出発していることから、検証委員会が述べている「牛の移動を優先したと思われかねないケース」には当たらないと考える。

                                        以上

 

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コメント
 
01. taked4700 2010年12月01日 03:25:06: 9XFNe/BiX575U : dSJBAyHwj2
「・異常畜の通報があったのに検体を送付しなかったことについて、『宮崎県のダメージを懸念して送付しなかった』とされているが、現場の家畜防疫員は純粋に『口蹄疫ではない』との判断に基づいて検体の送付を行わなかったと認識している。」としているが、これは現実がどうだったかの検証をまったくしていない。現実にどういう症状を家畜が呈していたのかを検証しないで、単にそういう判断だったとしたら、なんでもそれで通ってしまう。

 そもそも、口蹄疫対策検証委員会報告書には次のように記されている。

「1例目のケースでは、4月7日に流涎など初期の症状を示し、9
日には獣医師が口蹄疫の可能性が否定できないと判断し、家畜保健
衛生所に通報した。しかし、家畜保健衛生所は、口蹄疫の検査は行
わず、経過観察が適当と判断した。宮崎県が国の検査機関に検体を
送ったのは、10日後の19日であった。」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/kensyo_hokoku_sho.pdfの16ページより

 結果的に考えても、実際に口蹄疫を見逃していたわけで、東国原氏の言い分は現実をごまかしていると言えるだろう。


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