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木語:尖閣には米関せず=金子秀敏
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/565.html
投稿者 あややの夏 日時 2010 年 9 月 30 日 19:34:38: GkI4VuUIXLRAw
 

<moku−go>

毎日新聞 2010年9月30日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/opinion/kaneko/

 日米外相会談でクリントン米国務長官が「尖閣諸島には日米安保条約5条が適用される」と明言した。さて、これで日本はひと安心か。

 誤解しないほうがいい。5条の対象は「日本国の施政下にある領域」である。つまり、長官は尖閣諸島が日本の施政下にあるという認識を言い換えたので、日本の領土だとは言わなかった。従来の米国の立場を繰り返したまでだ。

 いま、中国の漁業監視船が尖閣沖で日本の巡視船とにらみあっている。中国の公船によって施政権を行使して見せているのである。こんな事態が常態化したら尖閣は安保条約の適用外になる。現に、ロシアや韓国の実効支配する北方四島や竹島に安保条約は適用されていないではないか。

 もし日本の巡視船と中国の監視船が武力衝突したら、在日米軍は出動するか。そう簡単ではない。

 2005年の日米安全保障協議委員会合意によって「島嶼(とうしょ)部への侵略」は、日本が単独で対処することになった。以前、衛星放送BS11の番組で孫崎享・元外務省国際情報局長が力説していた。

 これが日米同盟の現実なのである。米国を過信して単純な強腰外交をやると危うい。落としどころをにらんでの、二枚腰、三枚腰が必要だ。

 尖閣諸島の領有権問題が本格的に浮上したのは沖縄返還協定調印の1971年である。米国が「琉球諸島、大東諸島」の施政権を日本に返還したが、そこに尖閣諸島が含まれていた。

 これに対し中国は(当時の中国とは中華民国であるが)、「釣魚台」(尖閣の台湾名)は琉球の一部ではなく歴史的地理的に台湾の一部であると抗議した。当時、日本と国交のない中華人民共和国も「釣魚島」(尖閣の中国名)は台湾省の一部だから中国の領土だと主張した。日本は「米国から返還される琉球列島の一部」であり、日本の領土だと反論した。

 では、米国の立場はどうだったろう。米国務省は「尖閣を含む施政権を返還する」が「施政権と領有権とは別」で、「もし領有権について対立があるなら、当事国間で解決すべきだ」との見解を日本に伝えていた。(林金茎「戦後の日華関係と国際法」有斐閣)

 この時、米国はキッシンジャー大統領補佐官がひそかに中国と関係改善を進めていた。1972年2月、ニクソン大統領が電撃訪中、5月に沖縄が返還され、沖縄から中国を狙う核ミサイル「メースB」が撤去された。中国への配慮である。尖閣領有権で中立の立場をとったのも中国への配慮だろう。当時から米国は中国に向けた別の顔があるのだ。

(専門編集委員)
 

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コメント
 
01. 2010年9月30日 21:46:31: CRer5rROIE
この投稿者は分ってねえな。(というより知識レベル低すぎ)

「施政下にある領域」っていうのは、当然「領土」はすべて該当する(何故なら、領土は必ず施政下にあるからな)。
そして領土以外にも施政されてる地域(たとえば委任統治領)すべてを指す。

5条の対象が「日本の施政下にある領域」に適用されるってことは、単に「領土」に限定されている場合より、広範囲に及ぶのである。


02. 2010年9月30日 21:57:33: QXVaulDOhs
01>当然「領土」はすべて該当する(何故なら、領土は必ず施政下にあるからな)

それなら、安保条約でアメリカ軍に、北方『領土』からロシア軍を、竹島から韓国軍を追い払ってもらおう。


03. 2010年9月30日 21:58:30: CRer5rROIE
>>01の続き

また、ある地域が日本の施政下にあるかどうかは、日本政府が決定するのである。
アメリカが判断するのではない。(ましてや中国ではない)

日本政府が「尖閣は日本の施政下にある」と言えば、それは自動的に安保5条の適用範囲となる。


04. 2010年9月30日 22:12:13: CRer5rROIE
>>02
北方領土の方は、日本領土として確定はされてないな。(日本は主張してるのみ)
ロシアとの間で“国際紛争”中。

竹島は、当然日本領土と確定。
日本がその気になれば安保が発動できるのみならず、マズ自衛権発動で自衛隊が動くことができる。
ナゼすぐそうしないか?
ま、一つは現時点で“平和国家日本”のイメージを傷つけてまで竹島を奪還するメリットがないからだろうな。(国際社会の反発が恐ろしい)
しかし、中長期でみれば、日本は必ず武力奪還に走るだろう(放っておくと韓国領として既成事実化するからな)。


05. 2010年9月30日 22:41:48: o9J3HoUNd2
>CRer5rROIE

国際政治というものに丸で無知な脳天パーが湧いておるなww
「尖閣」の元凶はアメリカであることを見れば、米軍出動だなんて絶対有り得ないのだぞ!


「1969年5月:中華民国当局は付近海域の石油採掘権をアメリカ合衆国のガルフ社に与えると共に、「青天白日旗」を尖閣諸島に掲揚し、世界中の通信社に配信した」

時のニクソン大統領と深い関係にあり、台湾の蒋介石政権にも深く食い入ってた石油メジャーガルフのこの行為は、世界(無論、中国も含めた!)へのサインだったわけ。
日本に沖縄は返還するようになるかも知れないが、アメリカは尖閣が日本に帰属するとは見ていない、とね。
つまり、沖縄を返す一方、石油をアピールすることで、中華民国(台湾)に、引いては中国に、お前等に権利はあるんじゃない?と嗾けたわけね。
そうして、すぐさま台湾は反応して、「青天白日旗」を尖閣諸島に掲揚し、ガルフ社に「石油採掘権」を与えることで領有を主張したのね。 日本に対してばかりじゃなく、中国に対しても挑発したわけ。
我々は中国の正当な政権であるから、日清戦争で喪った領土を取り戻す、と。

そして、否応無く、半年後に、中国も遅れて手を挙げたというわけ。

問題は、中華民国蒋介石政権のこの言い分が正当性が一体あるのかどうか?だ。
何故、本来「施政権」を握っていたアメリカが中立を貫いてるのか?ということもそれには関わって来る。
それは「カイロ宣言」及び「ポツダム宣言」とも関わって来るからだ。

「尖閣諸島が日本の領土なのは単純明快な事実」というなら、先ず「カイロ宣言」を読んでみることだ。
それから、日清戦争前後の状況も調べてみよ。
そして「カイロ宣言」とつき合わせてみるがいい。
何故アメリカが中立なのかが解る。 
絶対「尖閣」に介入しないこともな!

今回の事件の最中、9月16日に、中国と台湾が現場にも近い金門島付近で合同訓練をやった意味を考えてみよ!

アメリカがこの問題で日本を支持することは全世界のチャイナネットワークを敵に回すことになる。
中国共産党政権だけの問題ではないのだぞ!


06. 2010年10月01日 07:07:27: CRer5rROIE
>>05
>国際政治というものに丸で無知な脳天パーが湧いておるなww
>アメリカがこの問題で日本を支持することは全世界のチャイナネットワークを敵に回すことになる

どうも無知で脳天パーはオマエのことのようだなw
チャイナネットワーク? 何だい?それは?w

「世界で最も反中国なのは、世界中に散らばってる中国人である」って言葉知らないようだなw(中国政府のスパイは除く)

「カイロ宣言」?アホ!w
戦後、尖閣が沖縄といっしょにアメリカの施政下に入った時、尖閣は日本領土とアメリカは確定したのだよ。また両中国もそれに対して一切異議をとなえていない。

今、世界中の民主国家は(中国はそうでないようだがw)、アメリカが同盟国に対してどのように防衛努力をするか、この“尖閣問題”で成り行きを見守ってる。
アメリカは日本を含めたすべての民主国家の期待を裏切ることは絶対できないだろう。

それにオマエは、アメリカには「共産主義独裁国家は、時間をかけても必ず消滅さす」っていう“国是”があるのも知らないようだな。

もう少し勉強してモノ言えよw



07. 2010年10月01日 08:50:22: wC1asiDUw6
バカはこれだからね。www

>チャイナネットワーク? 何だい?それは?

華僑のことも知らないなんてwww
「ユダヤ」「華僑」「印僑」の三つが世界的拡がりを持つネットワークを形成して、各々の国にも大きな、乃至隠然とした影響力を持ってることは、この種の問題を論じるに際しての前提だろうにw

>世界で最も反中国なのは、世界中に散らばってる中国人である

ド阿呆! 華僑は「反共」ではあっても、断じて「反中国」ではない!
今の中国が「共産主義」であるかどうかさえ知らないのか?www愚か者め!


>アメリカの施政下に入った時、尖閣は日本領土とアメリカは確定したのだよ

ヴァーカ。
沖縄の施政権返還時に、「尖閣」について、米側が「施政権は移すが、これは領有権の問題とは別」とわざわざ断わりを付けてるのは、では何故だ?

>日本を含めたすべての民主国家の期待を裏切ること

属国視している国の期待なんかどうでもいいの。
かって、西独首相のシュミットは”日本は自分が「民主国家」だと思ってるようだが”と西欧の本音を喋っていたが。

>アメリカには「共産主義独裁国家は、時間をかけても必ず消滅さす」っていう“国是”

思想とかイデオロギーの何たるかを知らないくせして、国際情勢にも無知なくせに、利いた風な口きくなよ。ww


08. 2010年10月01日 18:08:36: CRer5rROIE
>>07
オマエは高校生程度の知識を振り回しているようだなw

華僑=チャイナネットワーク??ww 
オマエ、華僑が何か知ってモノ言ってるのか?
そんな力のあるネットワークが存在すりゃ共産中国はとっくに民主化してるよw

オマエは、単なる華僑の懇親会をネットワークと勘違いしてるんじゃねえだろな?w
そして、今少し小金を貯めた中国人が中国を嫌って怒涛のごとく国外脱出してることも知ってるのか?
この脱出劇は、遡れば共産中国ができるずっと以前から絶えずなされて来た。
そして脱出した中国人は「もう二度と中国に戻らない」ってやつがホトンドだ。
(そこが、必ずまた日本に帰りたいという日本人と違うところだ)
マ、それが世界中に散らばって華僑となったんだがな。

>米側が「施政権は移すが、これは領有権の問題とは別」とわざわざ断わりを付けてるのは、では何故だ?

オマエ、こんな常識的なことも知らないボケなようだなw
沖縄がアメリカの施政下にあった時でも、沖縄は日本の領土だったんだよw
日本全体がGHQの軍政下にあった時でも、日本列島は日本の領土であったのと同じことだろうが。

アメリカは沖縄の施政権だけにタッチして来たのだから領有権についてクチ挟む権限もイワレも全く無いってことだよ。

ま、オマエのアタマのレベルはヨ〜ク分ったW
余り恥じ晒すなよW


09. 2010年10月01日 19:46:20: NxPY986jiM
>08.
>そんな力のあるネットワークが存在すりゃ共産中国はとっくに民主化してるよw

無知だなwww
「民主化」だなんて、そんな意味無い事柄に拘ることあるかい。

「単なる華僑の懇親会」

www 例えばユダヤ人のネットワークが「単なる懇親会」と思っているのか?
華僑だって、同じだぜ。 単に、懇親会レベルでの付き合いではない。
今週の「サンデー毎日」に、宮崎学がチラッと(笑)書いてるから、読んでみればいい。
何も知らないくせしてww

>領有権についてクチ挟む権限もイワレも全く無いってことだよ。

www だったら「アメリカの施政下に入った時、尖閣は日本領土とアメリカは確定した」という駄法螺を吹いた?

オマエは自分が言ったことを否定しているのだぞ!

無理だぜ、オマエwww 程度が低すぎる!www


10. 2010年10月13日 02:35:07: EskKvdRDZ6
04 馬鹿がわいてくるとはこういうことを言うんだな。
北方領土の方は、日本領土として確定はされてないな。(日本は主張してるのみ)
ロシアとの間で“国際紛争”中。だってよ
センズリかいてろ

尖閣だって”日本の領土かどうか明言しないって”アメリカ言ってるじゃないか。
無学な野郎がこぶし振り上げたいいが痛いとこ突かれたら華僑に話をそらしてるだけだ。


11. rakurouneko 2010年11月07日 09:21:59: 0dQ1YiBohhHm6 : JFBvfFqwxc
(1)尖閣諸島は、1895年1月14日に日本が尖閣諸島の領有を宣言した。この時はちょうど日清戦争のまっただ中であったが、清国は日本の尖閣領有宣言に何の反応も示していない。明・清の時代に中国の領有はなかった。中国の古地図に、中国と同じ色が塗られていたとして も、それは国家の領有とは関係がない。

(2)1895年3月20日、日本は清国との戦争で勝利して下関講和条約の交渉が開始された。この条約によって、台湾全島・澎湖列島の割譲を取り決められたが、この講和条約交渉 でも、清国政府は日本の尖閣領有には、異議を唱えなかった。

(3)下関条約は、割譲範囲について、第2条で、台湾全島及其ノ附屬諸島嶼」、「澎湖列島即英國『グリーンウィチ』東經百十九度乃至百二十度及北緯二十三度乃至二十四度ノ 間ニ在 ル諸島嶼」と規定しており、尖閣諸島については一切言及されていない。

(4)日本は敗戦後、ポツダム宣言・サンフランシスコ条約を受け入れて、下関条約で得た台湾全島・澎湖列島などの領土割譲権を放棄したが、その中には、尖閣諸島は含まれていない。

(5)沖縄諸島は、戦後、アメリカが施政権を持ち、租借されていたが、尖閣諸島も琉球府の一部に含まれていることは、中国政府も認めていた。アメリカは、尖閣諸島の一部を 射爆場ににしており、業者に使用料も支払っている。

(6)尖閣領域に地下資源があると発表された以後、台湾政府が領有権を主張し始め、中国政府もそれに便乗してきた。


(7)中国は1972年まで、尖閣諸島が自国の領土でと主張したり、日本の領有に抗議したことは一度もないし、1953年中国共産党中央機関紙「人民日報」は尖閣諸島を日本の領土であると認めている。以上の歴史的経過より、尖閣諸島は日本の領土であることは明らかである。


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